JP2007030843A - 自動車用シート - Google Patents

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靖 江成
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Abstract

【課題】大人である乗員を子供と誤って判断することを防止した自動車用シートの提供。
【解決手段】コントロールユニット19は、リフターセンサ17F、17R及び高さ検出センサ18から送られたシートクッションの前後部位にかかる送信された荷重データ及び高さデータに基づいて、所定値以上の荷重が検出された場合に、乗員が大人であると判断する。乗員がシートクッション着座後に、シートクッションが低くなったときに、コントロールユニット19は、乗員の誤判防止処理を行う。コントロールユニット19は、乗員の誤判防止処理においてシートクッションの高さを低くすることにより、リフターセンサ17F、17Rの検出する荷重が低減した分大きく補正して荷重データを維持し、着座した大人の乗員を途中で子供であると誤判する可能性を少なくする。
【選択図】 図1

Description

本発明は自動車用シートに関するものであり、特に、乗員の判別機能を備えた自動車用シートに関するものである。
従来の自動車用シートに係わるものであって乗員の判別機能を備えた自動車用シートとしては、例えば、特許文献1に開示されるものがある。この自動車用シートの着座乗員検知装置及び検知方法は、「車両シートの座面の前部に作用する荷重を検出する第1の荷重検出手段と、前記座面の後部に作用する荷重を検出する第2の荷重検出手段と」を備えたものであり、更に、「前記第1及び第2の荷重検出手段による検出値の和が第1のしきい値以上である場合に着座乗員が大人であると判定する第1の判定手段と、前記第1の荷重検出手段による検出値が第2のしきい値以上であり、かつ、第2の荷重検出手段による検出値が第3のしきい値以上である場合に着座乗員が前記車両シートのシートバックを後方に傾けた状態で着座する大人であると判定する第2の判定手段とを備える」ものである。
特許3480382号公報
上記の自動車用シートでは、シートクッションに設けた複数個の荷重検出手段の検出値の和が所定値以上であるときに、乗員は大人であると判別する構成となっている。ところが、シートリフタを下方に作動させた場合には、足先から足下のフロアにかかる荷重が大きくなる分だけ、シートクッションにかかる荷重が減少する。このため、従来の自動車用シートではシート着座乗員が大人か子供か即ち乗員の身体的な大小を誤判定する可能性が高くなるという問題がある。
本発明は、このような課題に着目してなされたものであり、乗員の身体の大小を誤判定する可能性を少なくできる自動車用シートを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の自動車用シートは、シートクッションに乗員の荷重を計測する荷重センサを設けた自動車用シートであって、前記シートクッションの高さを低くしたときに、前記荷重センサの検出値を、前記シートクッションの高さを低くする前よりも大きくなるように補正する補正手段を備えていることを特徴とする。
本発明の自動車用シートによれば、シートクッションに乗員が着座すると、シートクッションに加わる荷重により荷重センサが乗員の身体の大小を判別できる。乗員が着座後にシートクッションを低くすると、フロア側に荷重が分散するためシートクッションにかかる荷重が少なくなるが、荷重センサの検出値を大きくなるように補正するので、着座乗員の身体の大小を誤判定する可能性が少なくなる。
以下、本発明の最良の形態にかかる自動車用シートを説明する。図1は本発明の自動車用シートのシートフレーム1を示したものであり、このシートフレーム1は助手席の自動車用シートのものを示す。シートフレーム1は、フロア2に固定されて車体前後方向に向かって延びる一対の固定レール部3と、固定レール部3の上にスライド可能に設置されたスライドレール4とを備えている。
一対のスライドレール4の車体前部側にはリンク5Fの下端部を支持する軸受板6Fが突設して固定されており、一対のスライドレール4の車体後部側にはリンク5Rの下端部を支持する軸受板6Rが突設して固定されている。
左右のリンク5F、5Rの上端部にはシートクッションを支えるためのシートパン7R、7Lが取り付けられており、シートパン7R、7Lは、リンク5F、5Rの上下方向への回動によって高さ調節可能とされている。左右のシートパン7R、7Lの前側の端部は、シャフト8により連結されており、シャフト8の両端部はシートパン7R、7Lの前端部の取付穴に回動自在に保持されている。
シートパン7R、7Lの前端部にはシートクッションの前端部を上下動させるリフターユニット9が設けられている。このリフターユニット9の近傍には、支点10Aを中心として回動可能なレバー10が設けられている。レバー10の支点10Aは前側の片方の軸受板6Fの突出部に支持されている。レバー10の一端部はシャフト8の片方の端部に連結され、レバー10の回動によってシャフト8が上下動し、シャフト8を保持するシートパン7R、7Lが上下動可能とされている。レバー10の他方の端部にはリンク11が回動可能に軸止されている。
リンク11はギアボックス12から延びるスクリュー12Aに連結されている。スクリュー12Aはギアボックス12内の図示しないナットに螺合している。当該ナットは、スクリュー12Aの軸方向には移動不能とされるものの、減速ギアによってスクリュー12Aの軸を中心に回転可能とされている。減速ギアはモーター13により回転制御され、スクリュー12Aを軸方向に伸長させたり、収縮させることができるようになっている。
このスクリュー12Aの軸方向への伸長・収縮によってレバー10が支点10Aを中心に回動し、シートパン7R、7Lの前端部が上下動する。シートパン7R、7Lの後端部にも同様な機構が設けられているが、その説明は前述のモーター13、ギアボックス12、スクリュー12A、リンク11、レバー10の機構と同様であるので、その説明を援用する。
左右のシートパン7R、7Lの後端部は、シャフト14によって連結されており、シャフト14の両端部はシートパン7R、7Lの前端部の取付穴に回動自在に保持されている。シートパン7R、7Lの後端部には、シートバックフレーム15が車体の前後方向に角度調整可能に取り付けられている。
スライドレール4にはスライドレール4を車体の前後方向に移動してシートパン7R、7Lの車体前後方向の位置を定めるモーター16と図示しないギアボックスが設けられており、この図示しないギアボックスの減速ギアは、固定レール部3の図示しないギアに噛み合っている。モーター16の回転によってスライドレール4は前後方向に移動できるようになっている。
また、スライドレール4の前部にはシートクッションの前部にかかる荷重を検出するためのリフターセンサ17F(乗員の荷重センサ)が設けられ、スライドレール4の後部にはシートクッションの後部にかかる荷重を検出するためのリフターセンサ17R(乗員の荷重センサ)が設けられている。また、スライドレー4とシートパン7R、7Lの間には、シートパン7R、7Lの高さを計測する高さ検出センサ18が設けられている。
リフターセンサ17F、17Rと高さ検出センサ18及びモーター13は、シートパン7Lの内側に設けたコントロールユニット19に接続されている。コントロールユニット19は、AD・DA変換を行ったり、マイクロコンピュータの出力信号によってモーター13の駆動電流の制御を行ったりするインターフェース回路と、周辺回路と、マイクロコンピュータとを備えている。
リフターセンサ17F、17Rは一例として歪みセンサ等を用いたものである。高さ検出センサ18は、一例として磁石とコイルからなるものであり、シートパン7R、7L側にコイルを設け、スライドレール4側に永久磁石を設けたものであり、永久磁石の発生する磁束の粗密によってコイルに流れる電流のインダクタンスに基づいて距離を検出する。
リフターセンサ17F、17Rはシートクッションの前部或いは後部にかかる荷重信号を検出し、信号線L1、L2を介してコントロールユニット19に送信する。また、高さ検出センサ18はシートパン7R、7Lとスライドレール4との間の離間距離を表す信号を、信号線L3を経由してコントロールユニット19に送信する。コントロールユニット19は所定時間毎にリフターセンサ17F、17R及び高さ検出センサ18に検出命令を送信し、リフターセンサ17F、17R及び高さ検出センサ18からの検出結果から荷重や高さを検出し、荷重変動や高さの変動等を管理する。コントロールユニット19の入出力端子にはその他のセンサやモーター13その他のモーター等の制御用信号線が接続されている。
コントロールユニット19は、キースイッチがオンし、乗員がシートクッションに着座すると、シートクッションの荷重及び高さを計測するように、リフターセンサ17F、17R及び高さ検出センサ18に計測命令を送信する。
乗員がシートの側部等に設けられた図示しないコントロールボタン等を操作することによって、コントロールユニット19にシートの姿勢を制御する命令が送信されると、先ず、コントロールユニット19は、リフターセンサ17F、17R及び高さ検出センサ18のそれぞれに計測命令を出力し、リフターセンサ17F、17R及び高さ検出センサ18は、シートクッションの前後部位にかかる荷重及びシートクッションの高さの検出動作を行い、検出データを信号線L1〜L3を経由してコントロールユニット19に送信する。
コントロールユニット19では、リフターセンサ17F、17R及び高さ検出センサ18から送られたシートクッションの前後部位にかかる送信された荷重データ及び高さデータに基づいて、所定値以上の荷重が検出された場合に、乗員が大人であると判断する。
乗員がシートクッションに着座した後に、シートクッションを下げるように、図示しないコントロールボタンを操作すると、コントロールユニット19は、図示しないリレーを介してバッテリーの電源をリフターユニット9のモーター13に接続し、シートパン7R、7Lを下方に移動させるようにモーター13を回転させる。
前述のように乗員着座直後に計測したリフターセンサ17F、17Rの荷重計測結果が大人と判断されているので、この状態下でモーター13が駆動してシートクッションが低くなったときに、コントロールユニット19は、乗員の誤判定防止処理を行う。
この乗員の誤判定防止処理は、着座後にリフターユニット9のモーター13を回転させてシートクッションを低くした後に行われる。そして、シートクッションの高さが低くなると、高さ検出センサ18がこれを検知してコントロールユニット19に送信すると共に、リフターセンサ17F、17Rが再度荷重を計測する。
シートクッションの高さを低くすると、フロア側への乗員の体重移動によって、リフターセンサ17F、17Rの検知する荷重が軽くなるため、乗員が子供であると誤判定される可能性がある。しかし、シートクッションに着座した乗員は変更されておらず、既に大人であると判断されている。このため、この乗員の誤判定防止処理では、乗員が大人であるとの判断を維持できるように、コントロールユニット19は、リフターセンサ17F、17Rの検出する荷重が低減した分大きく補正して、荷重データを維持している。これによって、このコントロールユニット19は着座した大人の乗員が子供であると誤判定する可能性を少なくしている。
また、この自動車用シートでは、リフターセンサ17Fの他にシートクッションの後部にリフターセンサ17Rを設け、コントロールユニット19は、大人の乗員がシートクッションに着座した後に、シートクッションの高さを低くしたときに、シートクッションの前部の荷重はあまり変わらずにシートクッションの後部にかかる荷重が軽くなる場合がある。しかし、このような場合でも、コントロールユニット19がリフターセンサ17Rの検出値が大きくなるように補正することによって、乗員は子供であるとコントロールユニット19が誤判定する可能性が低くなる。
更に、このコントロールユニット19は、モーター13の回転によって、シートパン7R、7Lが下にゆくに従って、リフターセンサ17F、17Rが計測する重量データが、コントロールユニット19において水増しして計算するようにプログラムする。これによって、シートクッションの高さを低くしても、乗員が子供であると誤判定する可能性が低くなる。
以上、本願の自動車用シートの実施の形態について説明したが、本願の自動車用シートは上記実施の形態に限るものでなく、本願発明の構成要素を満たすものは本願発明の自動車用シートに含まれる。
本発明にかかる自動車用シートの主要構成を示す斜視図である。
符号の説明
1 自動車用シート
7R、7L シートパン
9 リフターユニット
13 モーター
17F、17R リフターセンサ
18 高さ検出センサ
19 コントロールユニット

Claims (3)

  1. シートクッションに乗員の荷重を計測する荷重センサを設けた自動車用シートであって、
    前記シートクッションの高さを低くしたときに、前記荷重センサの検出値を、前記シートクッションの高さを低くする前よりも大きくなるように補正する補正手段を備えていることを特徴とする自動車用シート。
  2. 請求項1の自動車用シートにおいて、
    前記荷重センサは、前記シートクッションの後部に設けられていることを特徴とする自動車用シート。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の自動車用シートにおいて、
    前記補正手段は、前記シートクッションの高さが低いほど、前記補正する値を大きくするように補正することを特徴とする自動車用シート。
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