JP2010076056A - ロボット - Google Patents
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Abstract
【課題】ロボットアームに支柱を介してカメラを取付けるようにしたものにあって、カメラが障害物に衝突した場合における、カメラの破損等の不具合を極力防止する。
【解決手段】ロボットアームの第6アーム10の先端のフランジ面に、円柱状の支柱11を介してカメラ4を取付ける。支柱11の伸長方向の途中部分(上下方向中間部よりもやや上部寄り部位)に、支柱11の軸方向と交差(直交)する方向に延びる切欠き溝11bを設ける。支柱11に、切欠き溝11bを上下に跨ぐようにして、落下防止用のチェーン16を、緩みを有した状態で取付ける。チェーン16の長さ寸法は、カメラ4が宙吊り状態となっても、カメラ4のケーブル(コネクタまでの部分の長さ)が依然として緩みを有しているような寸法とされている。
【選択図】図1
【解決手段】ロボットアームの第6アーム10の先端のフランジ面に、円柱状の支柱11を介してカメラ4を取付ける。支柱11の伸長方向の途中部分(上下方向中間部よりもやや上部寄り部位)に、支柱11の軸方向と交差(直交)する方向に延びる切欠き溝11bを設ける。支柱11に、切欠き溝11bを上下に跨ぐようにして、落下防止用のチェーン16を、緩みを有した状態で取付ける。チェーン16の長さ寸法は、カメラ4が宙吊り状態となっても、カメラ4のケーブル(コネクタまでの部分の長さ)が依然として緩みを有しているような寸法とされている。
【選択図】図1
Description
本発明は、ロボットアームに支柱を介してカメラを取付けるようにしたロボットに関する。
例えば自動車用部品等のワークに対して、組付けが正しく行われているかどうか等を検査するために、ロボットアームの先端にカメラを取付けてなる視覚検査用のロボットが用いられている(例えば特許文献1参照)。この視覚検査用のロボットは、ロボットアームの先端(フランジ)に例えば円柱状の支柱を介してカメラを取付け、所定の検査位置に搬送され停止されたワークに対し、前記ロボットアームを制御することによって複数の検査点に前記カメラを順に移動させながら撮影を行い、その撮影画像を画像処理装置によって処理することに基づいて、ワークの各部の外観検査を行うようになっている。
ところで、上記ロボットは、通常時においては、カメラ(ロボットアーム)が設備やワーク等の障害物に衝突しないように、予めティーチングされた動作を行うので、衝突などが発生することはない。ところが、異常事態が生じて、何らかの障害物がロボットアームの動作領域に侵入した場合など、カメラが障害物に衝突してしまうことが起こり得る。また、作業者が例えば手動操作により検査点のティーチングを行っている際に、操作ミスによってカメラを他の物体に衝突させてしまうことも考えられる。しかも、その際に、カメラが障害物に衝突する方向は、衝突前には判らない。
この場合、上記ロボットにおいては、ロボットアームの手先部に、支柱の一端側を複数個所でボルト締めし、支柱の他端側をカメラに対し複数個所でボルト締めするという剛支持構造が採用されているので、カメラが障害物に衝突した際は、カメラ(あるいは相手側)が破損してしまう虞がある。
尚、特許文献2には、道路と歩道との境界部に設けられる防護柵用の支柱において、車両の衝突による衝撃力の吸収が可能な構造が開示されている。このものでは、中空状の支柱の車道と反対側の下方部位に、切欠き形状の開口部を形成し、その開口部に補強プレートを取付ける構成が採用されている。これにより、支柱の下方部位が先行して座屈することによって、車両の衝突による衝撃力を吸収するようになっている。
特開平8−313225号公報
特開2005−188031号公報
そこで、前記特許文献2の考え方を、上記した視覚検査用のロボットに適用することを考えると、カメラをロボットアームに対して取付けている支柱に、切欠きを形成しておき、その切欠き部分にて支柱を座屈変形させることによって、カメラが障害物に衝突した際の衝撃を吸収させる構成が想像される。
しかし、カメラが障害物に衝突する方向によっては、支柱の座屈変形に止まらず、支柱の折れが発生する虞がある。このような支柱の切断が発生したときには、支柱の切断部分からカメラが落下してしまうことになる。そのため、カメラが障害物にぶつかった衝撃ではなく、落ちた衝撃によってカメラ自体が破損することが起こり、また、落ちたカメラが設備やワーク等の他の物体にぶつかって破壊させたりすることも考えられる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、ロボットアームに支柱を介してカメラを取付けるようにしたものにあって、カメラが障害物に衝突した場合における、カメラの破損等の不具合を極力防止することができるロボットを提供するにある。
上記目的を達成するために、本発明のロボットは、ロボットアームに支柱を介してカメラを取付けるようにしたものであって、前記支柱には、その一部に破損しやすい部位を設けるために、該支柱の伸長方向の途中部分に、該伸長方向と交差する方向に延びる切欠き溝が形成されていると共に、両端部が前記ロボットアーム側及びカメラ側に夫々固定された落下防止用のチェーンが、前記支柱の切欠き溝を跨ぐように、緩みを有した状態で設けられている構成に特徴を有する(請求項1の発明)。
上記構成によれば、カメラをロボットアームに取付けている支柱に切欠き溝が形成されているので、異常事態等でカメラと障害物との衝突が発生した場合であっても、支柱のうち切込み溝の形成部分が、折れたり或いは変形したりすることにより、衝撃を吸収することができる。これにより、衝突時のカメラやロボットアームに作用する衝撃を小さくすることができる。
そして、落下防止用のチェーンが設けられていることにより、支柱が切断した場合でも、カメラ側とロボットアーム側とがチェーンによってつながっているので、カメラ側の落下を防止することができる。このとき、仮に、チェーンがピンと張った状態に設けられている場合には、支柱の切断と共に切れてしまう虞があるが、チェーンは緩みを有した状態で設けられているので、支柱の切断時において過大な引張り力を受けることなく、チェーンが切れてしまうことが未然に防止される。
この結果、本発明によれば、カメラが障害物に衝突した場合における、カメラの破損等の不具合を極力防止することができるものである。尚、特許請求の範囲では、便宜上、チェーンという文言を使用しているが、厳密に鎖に限定されるものではなく、カメラの落下を防止するという所期の機能を果たすものであれば、例えば、ワイヤロープ、針金、繊維製や革製のひもや縄など、各種の線状の部材を採用することができる。チェーンとは、それら全体を含んだ意味で使用されており、それらも本発明の技術的範囲に含まれることは勿論である。
本発明においては、カメラから導出されるケーブルを、ロボットアームの一部に固定し、カメラからその固定部までの部分が該ロボットアームの外側においてフレキシブルな状態となるように配置することができるのであるが、このとき、前記チェーンの長さを、前記支柱の破損によりカメラが該チェーンによって宙吊り状態となっても、前記ケーブルのうちカメラから固定部までの部分が依然として緩みを有しているような寸法となるように構成することができる(請求項2の発明)。これによれば、支柱の切断に伴いカメラがチェーンによって宙吊り状態となった際に、ケーブルが引張られて切断してしまうといった不具合を未然に防止することができる。
また、本発明においては、前記切欠き溝を、支柱のうちカメラよりもロボットアームにより近い側に位置して形成することが好ましい(請求項3の発明)。これによれば、切欠き溝を支柱のうちカメラの方に近い側に形成した場合と比較して、カメラが障害物と衝突した際の応力が、支柱のうち切欠き溝の形成部分により集中しやすくなるので、衝撃を吸収する効果により優れたものとなる。
以下、本発明を、例えば視覚検査用の垂直多関節型(6軸型)ロボットに適用した一実施例について、図面を参照しながら説明する。まず、図4は、本実施例に係るロボット1(本体部)の外観構成を概略的に示している。このロボット1は、ベース2上に多関節(6軸)型のロボットアーム3を備え、そのロボットアーム3の先端に視覚検査用のカメラ4を取付けて構成される。
ここで、前記ロボットアーム3の構成について簡単に述べる。即ち、例えば検査設備に固定的に設置されるベース2上には、第1アーム5が、垂直方向に延びる軸J1を中心に回転(旋回)されるように連結されている。前記第1アーム5の先端には、第2アーム6が、水平方向に延びる軸J2を中心として回転(旋回)されるように連結されている。前記第2アーム6の先端には、第3アーム7が、水平方向に延びる軸J3を中心として回転(旋回)されるように連結されている。
前記第3アーム7の先端には、第4アーム8が、軸J4を中心に同軸回転されるように連結されている。前記第4アーム8の先端の二又状部分には、第5アーム9が、軸J5を中心に回転(旋回)されるように連結されている。前記第5アーム9の先端には、第6アーム10が、軸J6を中心に同軸回転されるように連結されている。図示はしないが、ロボットアーム3内には、前記各アーム5〜10を夫々駆動するための、サーボモータなどが組込まれている。
詳しくは後述するように、前記第6アーム10の先端のフランジ面(図で下向きとなっている面)には、支柱11を介してカメラ4が取付けられるようになっている。このとき、本実施例では、前記第4アーム8の外壁部には、コネクタ12が設けられており、前記カメラ4から導出されたフレキシブルなケーブル13が、ロボットアーム3の外側において前記コネクタ12に接続されるようになっている。従って、このコネクタ12部分が、ケーブル13の固定部となっている。
尚、図示はしないが、ロボットアーム3内においては、ベース部2内から第1〜第4のアーム5〜8をケーブル束が順に通され、前記コネクタ12や各サーボモータ等に接続されるようになっている。そして、上記したロボット1(ベース2)には、マイコン等から構成される図示しないロボットコントローラが接続され、このロボットコントローラにより、前記各サーボモータやカメラ4等が通電制御されるようになっている。また、このロボットコントローラには、カメラ4の撮影画像データを処理する画像処理装置や、撮影画像を表示するモニタ装置なども接続される。
次に、前記カメラ4の取付構造について、図1〜図3も参照して述べる。まず、本実施例では、前記カメラ4は、図1に示すように、一側面(これを正面とする)が開放されたほぼ矩形箱状をなす金属製のフレーム4a内に、例えば2個(2種類)の撮像装置14,14を組込んで構成されている。それら撮像装置14,14は、レンズ側をフレーム4aの正面(開放面)側を向けて設けられている。また、前記フレーム4aの正面開口部の周囲(四辺部)に位置して、照明装置15が設けられている。
そして、図1〜図3に示すように、前記カメラ4をロボットアーム3に取付けるための支柱11は、例えばアルミ、鉄などの金属から、図1〜図4で上下方向に延びる円柱状をなしていると共に、図2に示すように、その両端部に、円板状の取付フランジ部11a,11aを一体に有して構成されている。支柱11は、その一端(上端)の取付フランジ部11aが、前記第6アーム10のフランジ面に対し、複数個所(例えば4箇所)のボルト締めにより取付けられる。また、他端(下端)の取付フランジ部11aが、前記カメラ4のフレーム4aの上面に、やはり複数個所(例えば4箇所)のボルト締めにより取付けられる。
これにより、カメラ4を、ロボットアーム3の手先部に支柱11を介して取付けることができ、該カメラ4をロボットアーム3により自在に移動させることができる。この場合、詳しく図示はしないが、視覚検査用のロボット1は、所定の検査位置に搬送され停止されたワークに対し、ロボットアーム3を制御することによって複数の検査点にカメラ4を順に移動させながら撮影を行い、それら撮影画像を画像処理装置によって処理することに基づいて、ワークの各部の外観検査を行うようになっている。
さて、前記支柱11には、その一部に破損しやすい部位を設けるために、該支柱11の伸長方向(軸方向)の途中部分に、切欠き溝11bが支柱11の軸方向と交差(直交)する方向に延びて形成されている。このとき、図2、図3に示すように、切欠き溝11bは、支柱11のうちカメラ4よりもロボットアーム3(第6アーム10)により近い側、つまり、図1〜図3で上下方向中間部よりもやや上部寄り部位に、正面側(カメラ4の正面側を向く側)に位置して、側方から見て断面コ字状をなすように形成されている。
さらに、支柱11には、前記切欠き溝11bを上下に跨ぐようにして、落下防止用のチェーン16が、緩みを有した状態で取付けられている。このチェーン16は、例えば金属製の鎖からなり、その一端部が、支柱11の正面を向く側のロボットアーム3側つまり切欠き溝11bよりも上方に固定され、他端部が、支柱11の正面を向く側のカメラ4側つまり切欠き溝11bよりも下方に固定されて設けられている。このとき、後の作用説明にて述べるが、このチェーン16は、支柱11が折れた(切断した)ときに、前記カメラ4を宙吊り状態に支えるものであり(図3(c)参照)、カメラ4の落下の際の衝撃によって切れたりすることのないような強度(取付強度)とされていることは勿論である。
尚、詳しく図示はしないが、チェーン16を取付けるにあたっては、支柱11の外面部にねじ穴を予め形成しておき、チェーン16の端部に通されたボルトを、そのねじ穴にねじ込むといった方法を採用することができる。支柱11に、アイボルトやフックボルトを取付けておき、それにチェーン16を引掛けて固定するようにしても良い。また、詳しく図示はしないが、チェーン16の長さは、前記支柱11の破損によりカメラ4が該チェーン16によって宙吊り状態(図3(c)参照)となっても、カメラ4のケーブル13(カメラ4からコネクタ12(固定部)までの部分の長さ)が依然として緩みを有しているような寸法とされている。
次に、上記構成の作用、効果について述べる。上記構成のロボット1においては、視覚検査の作業を行うにあたり、カメラ4やロボットアーム3が設備やワーク等の障害物に衝突しないような軌道で動作するよう、予めティーチングされる。従って、通常の動作時においては、衝突などが発生することはない。ところが、異常事態が生じて、何らかの障害物がロボットアーム3の動作領域に侵入した場合など、カメラ4が障害物に衝突してしまうことが起こり得る。また、作業者が例えば手動操作により検査点のティーチングを行っている際に、操作ミスによってカメラ4を他の物体に衝突させてしまうことも考えられる。しかも、その際に、カメラ4が障害物に衝突する方向は、衝突前には判らない。
このように、もしカメラ4が障害物に衝突した場合には、カメラ4(あるいは相手側)が破損してしまったり、支柱11の折れが発生し支柱11の切断部分からカメラ4が落下してしまい、ひいては、カメラ4が落ちた衝撃によって破損したり、落ちたカメラ4が設備やワーク等の他の物体にぶつかって破壊させたりする虞がある。
しかしながら、本実施例では、カメラ4をロボットアーム3に取付けている支柱11に切欠き溝11bが形成されているので、柱11のうち切込み溝11bの形成部分が他の部分に比べて脆弱となり、異常事態等でカメラ4と障害物との衝突が発生した場合であっても、支柱11の切欠き溝11b形成部分が変形したり、あるいは折れたりすることにより、その衝撃を吸収することができる。具体的には、図3(b)に示すように、切込み溝11bの底部から破断方向に延びるようにひびCが発生し、更には、図3(c)に示すように、支柱11が折れることが発生する。
これにより、衝突時のカメラ4やロボットアーム3に作用する衝撃を小さくすることができる。このとき、特に本実施例では、切欠き溝11bが、支柱11のうちカメラ4よりもロボットアーム3により近い側に位置して形成されているので、切欠き溝を支柱11のうちカメラ4の方に近い側に形成した場合と比較して、カメラ4が障害物と衝突した際の応力が、支柱11のうち切欠き溝11bの形成部分により集中しやすくなる(モーメントが大きくなる)。その応力集中によって、支柱11の切欠き溝11b形成部分が曲ることにより応力を吸収して、カメラ4側に作用する力を小さくすることができるので、衝撃を吸収する効果により優れたものとなる。
そして、図3(c)に示すように、支柱11が切断した場合でも、落下防止用のチェーン16が設けられ、支柱11のカメラ4側とロボットアーム3側とがチェーン16によってつながっているので、カメラ4の落下を防止することができる。この結果、本実施例では、カメラ4が障害物に衝突した場合における、カメラ4の破損等の不具合を極力防止することができるものである。
またこのとき、仮に、チェーン16が支柱11にピンと張った状態に固定されている場合には、支柱11の切断と共にチェーン16も切れてしまう虞があるが、チェーン16は予め緩みを有した状態で設けられているので、チェーン16が切れてしまうといったことが未然に防止されるのである。しかもその際のチェーン16の長さが、支柱11の切断によりカメラ4が該チェーン16によって宙吊り状態となっても、カメラ4から導出されるケーブル13が依然として緩みを有しているような寸法とされているので、カメラ4がチェーン16によって宙吊り状態となっても、ケーブル13が引張られて切断してしまうといった不具合を未然に防止することができる。
尚、上記実施例では、チェーン16として鎖を採用するようにしたが、本発明にいう「チェーン」とは、厳密に鎖に限定されるものではなく、カメラの落下を防止するという所期の機能を果たすものであれば、例えば、ワイヤロープ、針金、繊維製や革製のひもや縄など、各種の線状の部材を採用することができる。特許請求の範囲における、「チェーン」とは、それら全体を含んだ意味で使用されており、それらも本発明の技術的範囲に含まれることは勿論である。
また、チェーン16の一端部を支柱11ではなくロボットアーム3(第6アーム10)に固定(連結)する構成としても良く、チェーン16の他端部を支柱11ではなくカメラ4(フレーム4a)に固定(連結)しても良い。上記実施例では、支柱11として、円柱状のものを採用したが、角柱状のものや、さらには筒状(中空状)のものであっても良い。そして、支柱に形成される切込み溝についても、断面V字状など様々な形状が考えられ、また、切込み溝を、支柱の軸方向に対して直交する方向から少し傾斜した方向に延びるように形成しても良い。
上記実施例では、本発明を垂直多関節型のロボット1に適用するようにしたが、水平多関節型のロボット、吊下げ型のロボットなど、本発明は各種のロボットに適用することができる。カメラ4の構成についても様々な変形が可能である。その他、カメラ4から導出されるケーブル13の固定構造についても、コネクタ12に接続されるものに限らず、ケーブル13の途中部の数ヶ所を、ロボットアーム3の外壁部に保持部材によって保持させながら外部(コントローラ)まで導くといった構成としても良いなど、本発明は要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得るものである。
図面中、1はロボット、3はロボットアーム、4はカメラ、10は第6アーム、11は支柱、11bは切込み溝、12はコネクタ、13はケーブル、16はチェーンを示す。
Claims (3)
- ロボットアームに支柱を介してカメラを取付けるようにしたロボットであって、
前記支柱には、その一部に破損しやすい部位を設けるために、該支柱の伸長方向の途中部分に、該伸長方向と交差する方向に延びる切欠き溝が形成されていると共に、
両端部が前記ロボットアーム側及びカメラ側に夫々固定された落下防止用のチェーンが、前記支柱の切欠き溝を跨ぐように、緩みを有した状態で設けられていることを特徴とするロボット。 - 前記カメラから導出されるケーブルは、前記ロボットアームの一部に固定されると共に、前記カメラからその固定部までの部分が該ロボットアームの外側においてフレキシブルな状態に配置され、
前記チェーンの長さは、前記支柱の破損により前記カメラが該チェーンによって宙吊り状態となっても、前記ケーブルのうち前記カメラから前記固定部までの部分が依然として緩みを有しているような寸法とされていることを特徴とする請求項1記載のロボット。 - 前記切欠き溝は、前記支柱のうち前記カメラよりも前記ロボットアームにより近い側に位置して形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載のロボット。
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