JP2010075819A - 除湿装置及びその運転制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】吸着材の再生効率を向上させるとともに、吸着材を再生する再生空気の低温化を図り、かつリスクの低減及びコストの低減を図る。
【解決手段】給気路Sと排気路Eとに跨って、吸着材を内蔵する回転式の除湿ロータ2を配置し、前記除湿ロータ2が、少なくとも、給気路Sに介在し吸着材が水分を吸着する機能を有する処理領域21と、排気路Eに介在し吸着材が水分を脱着する機能を有する再生領域22とに画成され、排気路Eの除湿ロータ2の前段に、流通空気を加熱する加熱装置6を配置する。前記除湿ロータ2を通過した外気の全部を前記排気路Eに導入し、前記再生領域21の吸着材を再生させる吸着材の乾燥運転モードと、前記除湿ロータ2を通過した外気の一部を室内へ供給するとともに、他の一部を前記排気路Eに供給する定常運転モードとを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、吸着材を内蔵する除湿ロータを備えた除湿装置において、運転開始時に、予め、前記吸着材を所定の水分量まで乾燥させる乾燥運転を行うことにより、吸着材の再生効率を向上させた除湿装置及びその運転制御方法に関する。
従来より、外気を供給する給気路と空気を排気する排気路とに跨って、吸着材を内蔵する回転式の除湿ロータを配置し、前記除湿ロータが、給気流路に介在して前記吸着材が水分を吸着する機能を有する処理領域と、前記排気路に介在して前記吸着材が水分を脱着する機能を有する再生領域とに画成された除湿装置が知られている。ここで、前記再生領域での水分脱着を確実に機能させるため、排気路の除湿ロータの前段には、流通空気を加熱するための加熱装置が備えられている。
前記除湿装置では、給気流路を通過した処理空気が所定の風量、露点温度及び絶対湿度となるように、除湿ロータの回転数や風量、加熱装置による加熱温度などの各種運転条件が決定されている。また、露点温度−50℃以下の処理空気が要求される施設に用いられる除湿装置では、高度な除湿が必要とされている。
このような除湿装置として、下記特許文献1では、再生空気温度、回転式ハニカムロータの回転数、再生空気の風量を調整可能な除湿材再生能力調整手段を設けることにより、回転式ハニカムロータの除湿材再生能力を調整し、除湿空気露点を調整可能とした乾式除湿機が開示されている。
下記特許文献2では、ロータの側面側に位置する空気の通過域が、減湿区域と再生区域とパージ区域とに仕切られて、ロータの回転によって再生区域から減湿区域に移行する前にパージ区域が位置するようにこれら各区域が配置され、減湿区域に対する再生区域の通過風量の比を所定の範囲に設定して運転する乾式減湿装置の運転方法が開示されている。
また下記特許文献3では、除湿ロータの処理領域の入口において処理側空気の絶対湿度を測定する湿度センサと、その測定値から最適運転状態を演算する運転状態演算器を備え、運転状態演算器によって算出された演算結果になるように再生側送風機の送風機制御部及び再生用加熱器の加熱器制御部を制御する除湿装置が開示されている。
特開平6−63344号公報 特開平11−523号公報 特開2007−260506号公報
しかしながら、通常、除湿装置の運転開始前において、除湿ロータに内蔵された吸着材は、外部空気の温度湿度状態と平衡状態となっている。すなわち、運転開始前の吸着材には、装置定常運転時に導入される外気の絶対湿度と同量或いはそれ以上の水分が吸着されている。このような状態で通常の除湿運転を開始すると、吸着材には処理領域で吸着した水分量より多くの水分が吸着されているため、再生領域に供給される空気の熱エネルギーはこの余分に吸着している水分の昇温にも作用し、吸着材の水分脱着が十分に行われず、結果的に再生効率が低下するという問題があった。
一方、露点温度が−50℃以下の処理空気を得る除湿装置では、吸着材の高度な再生が必要不可欠である。このため、上記特許文献1〜3記載の除湿装置では、吸着材の脱着効率を向上させる手段の一つとして、加熱装置による再生空気の加熱温度を120〜140℃程度の高温とすることとしている。
このように再生空気温度を120〜140℃と高く設定すると、再生領域に導入される除湿ロータの温度5〜30℃と比較して100℃程度の温度差を生じるため、除湿ロータの構成部材を介した熱伝導による熱損失が発生しやすい。この点においても、従来の除湿装置では、再生空気のエネルギーが吸着材の昇温に有効活用されず、再生効率が低下する要因となっていた。
また、再生空気温度を高く設定すると、当然のことながら、加熱のためのエネルギー消費が増加する問題があった。さらに、高温の空気を取り扱うことにより、火災等のリスクの増加、断熱処理や耐熱素材の使用によるコストの増加などの問題も生じていた。
そこで本発明の主たる課題は、吸着材の再生効率を向上するとともに、吸着材を再生する再生空気の低温化を図り、かつリスクの低減及びコストの低減を図ることにある。
前記課題を解決するために請求項1に係る本発明として、外気を供給する給気路と空気を排気する排気路とに跨って、吸着材を内蔵する回転式の除湿ロータを配置し、前記除湿ロータが、少なくとも、前記給気路に介在し前記吸着材が水分を吸着する機能を有する処理領域と、前記排気路に介在し前記吸着材が水分を脱着する機能を有する再生領域とに画成された除湿装置であって、
前記排気路における除湿ロータの前段に、流通空気を加熱する加熱装置が配置され、
前記除湿ロータを通過した外気の全部を前記排気路に導入し、前記再生領域の吸着材を再生させる吸着材の乾燥運転モードと、
前記除湿ロータを通過した外気の一部を室内へ供給するとともに、他の一部を前記排気路に供給する定常運転モードとを有することを特徴とする除湿装置が提供される。
上記請求項1記載の発明では、運転開始時に、前記除湿ロータを通過した外気の全部を前記排気路に導入して、前記再生領域の吸着材を再生させる乾燥運転モードにより吸着材に吸着されている外気の水分を脱着することができる。
したがって、この乾燥運転モードの後、前記除湿ロータを通過した外気の一部を室内へ供給するとともに、他の一部を前記排気路に供給する定常運転モードに切り替えることにより、再生領域に移行する吸着材には処理領域で吸着した水分量しか含まれていないため、再生領域に供給される空気の熱は、この水分の脱着にのみ作用し、効率的な吸着材の再生ができるようになる。
また、定常運転モード時に、再生領域に供給するための加熱装置で加熱する再生空気の温度は、吸着材に余分な水分が吸着されていないため、処理領域で吸着した水分量を脱着できるだけの必要最低限の温度でよく、従来の除湿装置より低温化することができる。例えば、上記特許文献1〜3記載の除湿装置では、再生空気温度を120〜140℃と高く設定しているのに対して、本発明では、80〜100℃としても同等の除湿能力を発揮できることが実証されている。
このように再生空気の温度を低温化することにより、加熱に要するエネルギー消費が低減できる。さらに、取り扱う空気を低温下することにより、火災等のリスク低減、断熱処理や耐熱素材の簡素化によるコスト削減などの点でも有効である。
一方、処理領域出口の空気の露点温度が−50℃以下のような高度な除湿を必要とする除湿装置においては、乾燥運転モードの後の定常運転モードにおいて、除湿ロータを通過した外気の一部を排気路に供給することにより、再生領域に高度に乾燥した空気を供給することができ、再生領域での吸着材の再生効率を向上させることができるようになる。
請求項2に係る本発明として、前記給気路及び排気路にそれぞれ、温湿度測定器及び風量測定器を配置し、
前記給気路に配置した温湿度測定器及び風量測定器の測定値から算出した流通空気の水分量と、前記排気路に配置した温湿度測定器及び風量測定器の測定値から算出した流通空気の水分量とが略同等となった時点で、前記乾燥運転モードから定常運転モードに切り替える運転切替手段が備えられている請求項1記載の除湿装置が提供される。
上記請求項2記載の発明は、上述の乾燥運転モードから定常運転モードに切り替える切替時期について規定したものであり、具体的には、給気路及び排気路にそれぞれ配置した温湿度測定器及び風量測定器の測定値から、給気路と排気路との流通空気の水分量を算出し、それぞれの水分量が略同等となった時点で定常運転モードに切り替えるようにする。給気路と排気路との流通空気の水分量が略同等となったということは、吸着材には処理領域で吸着した水分量以外の水分が吸着されていないということであり、この時点をもって運転開始前に吸着材に吸着していた余分な水分が脱着されたものとすることができる。
請求項3に係る本発明として、前記給気路の除湿ロータの前段に、流通空気を冷却する冷却装置が配置されている請求項1、2いずれかに記載の除湿装置が提供される。
上記請求項3記載の発明では、前記給気路の除湿ロータの前段に、流通空気を冷却する冷却装置を配置することにより、除湿ロータの処理領域での吸着効果を高めている。
請求項4に係る本発明として、前記除湿ロータには、前記再生領域から処理領域に移行する前に、低温の空気を通過させて除湿ロータを冷却するパージ領域が画成されるとともに、
前記冷却装置によって冷却された空気が、前記パージ領域を通過した後、前記排気路の前記加熱装置の前段に供給される流路が形成されている請求項3記載の除湿装置が提供される。
上記請求項4記載の発明では、再生領域で加熱された吸着材が高温のまま処理領域に移行された場合に吸着材の除湿効果が低減することを回避するため、除湿ロータに、再生領域から処理領域に移行する前に低温の空気を通過させて除湿ロータを冷却するパージ領域を画成するとともに、前記冷却装置によって冷却された空気が前記パージ領域を通過した後、前記排気路の前記加熱装置の前段に供給される流路を形成するようにした。
請求項5に係る本発明として、前記処理領域を通過した空気の一部を前記処理領域の前段に戻す循環流路が形成されている請求項1〜4いずれかに記載の除湿装置が提供される。
上記請求項5記載の発明では、処理領域を通過した空気の一部を前記処理領域の前段に戻す循環流路を形成することにより、低露点温度の空気が外気と混合されて処理領域に導入され、外気の湿度を予め低減しておき、処理領域の出口の露点温度をさらに低下できるようになっている。
請求項6に係る本発明として、前記除湿ロータが流路に沿って複数段設けられている請求項1〜5いずれかに記載の除湿装置が提供される。
上記請求項6記載の発明では、除湿ロータを流路に沿って複数段設けることにより、さらに処理領域出口の空気の露点温度を低下させることができるようになる。
請求項7に係る本発明として、上記請求項1〜6いずれかに記載の除湿装置の運転制御方法であって、
運転開始時に、前記除湿ロータを通過した外気の全部を前記排気路に導入して、前記再生領域の吸着材を乾燥させる乾燥運転モードを行い、
前記乾燥運転モードの後、前記除湿ロータを通過した外気の一部を室内に供給するとともに、他の一部を前記排気路に供給する定常運転モードに移行することを特徴とする除湿装置の運転制御方法が提供される。
請求項8に係る本発明として、前記給気路及び排気路にそれぞれ、温湿度測定器及び風量測定器を配置し、
前記乾燥運転モードから定常運転モードへの切り替えを、前記給気路に配置された温湿度測定器及び風量測定器の測定値から算出した流通空気の水分量と、前記排気路に配置された温湿度測定器及び風量測定器の測定値から算出した流通空気の水分量とが略同等となった時点で行う請求項7記載の除湿装置の運転制御方法が提供される。
請求項9に係る本発明として、前記乾燥運転モードにおいて、定常運転モード時の風量よりも少なく、前記吸着材の再生に必要な空気量に設定してある請求項7,8記載の除湿装置の運転制御方法が提供される。
上記請求項7〜9記載の発明は、上記請求項1〜6記載の除湿装置の運転制御方法について規定したものである。
以上詳説のとおり本発明によれば、吸着材の再生効率を向上させるとともに、吸着材を再生する再生空気の低温化を図ることが可能となる。また、リスクの低減及びコストの低減を図ることができるようになる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳述する。
〔第1形態例〕
(除湿装置1Aの構成)
本発明の第1形態例に係る除湿装置1Aの構成について、図1に基づいて詳述する。図1は、除湿装置1Aのシステム構成図である。
除湿装置1Aには、外気OAを供給する給気路Sと、空気を排気する排気路Eとが形成され、これら給気路Sと排気路Eとに跨って、吸着材(デシカント)を内蔵した回転式の除湿ロータ2が配置されている。
また、前記給気路Sの除湿ロータ2の前段には、流通空気を冷却する冷却装置5が配置され、前記排気路Sの除湿ロータ2の前段には、流通空気を加熱する加熱装置6が配置されている。
前記給気路Sは、導入された外気OAを前記吸着材などによって空気処理し、給気SAとして室内に供給する流路である。前記排気路Eは、前記給気路Sで吸着材によって処理された空気の一部を取り込む流路が形成されるとともに、この空気によって前記吸着材を再生した後、排気EAとして排出する流路である。
前記除湿ロータ2は、回転ドラム状に形成されたケーシングの両側面に網目状、ハニカム状、スリット状などの通気構造が備えられ、前記ケーシングの内部には、水分の吸脱着性能に優れた従来より公知のシリカゲル、ゼオライト、酸化アルミナなどの吸着材が内蔵されている。各流路S、Eの空気は、ケーシングの前記通気構造を通って除湿ロータ2の内部を通過でき、その際に内蔵する吸着材の水分の吸着・脱着の作用によって湿度調整が行われている。この除湿ロータ2は、ケーシングの両側面の中心部に流路方向に沿って設けられた回転軸によって回転自在に支持され、回転軸を所定の回転速度で回転させることにより、吸着材の吸着・脱着の作用が連続的に切り替わるようになっている。
前記除湿ロータ2は、少なくとも、前記給気路Sに介在し、内蔵する吸着材が空気中の水分を吸着して通過する空気を除湿する機能を有する処理領域21と、前記排気路Eに介在し、内蔵する吸着材が吸着した水分を脱着して通過する空気を加湿する機能を有する再生領域22とに画成されている。
また、前記除湿ロータ2には、再生領域22から処理領域21に移行する前に、低温の空気を通過させて除湿ロータ2、特に内蔵する吸着材を冷却するパージ領域23が画成されている。前記パージ領域23は、再生領域22で加熱された吸着材が高温のまま処理領域21に導入されると、吸着材の除湿効果が低下する場合があるので、処理領域21に移行する前の吸着材を冷却することを目的として設けられるものである。
前記パージ領域23に低温空気を供給するための流路として、前記給気路Sの冷却装置5によって冷却された空気を前記パージ領域23に供給し、このパージ領域23を通過した空気を前記排気路Eの加熱装置6の前段に送るパージ給気路Pが形成されている。
また、前記給気路Sには、除湿ロータ2の前段に給気ファン3が配設されるとともに、前記排気路Eには、除湿ロータ2の後段に排気ファン4が配設されている。
前記冷却装置5は、一般的な空調用熱源装置によって冷却された一般的な空気冷却コイルである。前記熱源装置として、圧縮式、吸収式などの冷凍機、ターボ冷凍機、吸収冷凍機又はスクリュー冷凍機や、あるいはヒートポンプ、熱交換器又は蓄熱槽などの冷熱源を利用した冷却装置を使用することができる。
前記加熱装置6は、一般的な、電気ヒータなどの加熱器や温水コイル、蒸気コイル、冷媒コイル又は電熱コイルなどの空気加熱コイルなどを使用することができる。
一方、各流路S、E、Pには、空気の流量を調整するためのダンパが備えられている。給気路Sには、導入路近傍及び室内への給気路近傍に、それぞれ、ダンパD1、D2が設けられている。また、排気路Eには、給気路Sからの導入路近傍及び室外への排気路近傍に、それぞれ、ダンパD3、D4が設けられている。さらに、パージ給気路Pには、パージ領域23の出口近傍にダンパD5が設けられている。
給気路Sには、前記冷却装置5を通過した空気の風量及び温湿度を測定するための風量測定器7及び温湿度測定器8が配置されるとともに、前記処理領域21を通過した空気の露点温度を測定するための露点温度測定器9が配置されている。また、排気路Eには、前記加熱装置6に導入される空気の風量を測定するための風量測定器10が配置されるとともに、前記再生領域22を通過した空気の温湿度を測定するための温湿度測定器11が配置されている。さらに、パージ給気路Pには、パージ領域23を通過した空気の風量を測定するための風量測定器12が配置されている。
前記風量測定器7、10、12は、公知の風速計、例えば熱線風速計、ベーン式風速計、ピトー管式風速計などの各種の風速計を使用することができる。
前記温湿度測定器8、11は、以下のような温度計及び湿度計から構成されるものを使用することができる。
前記温度計は、公知の温度計、例えば熱電対式温度センサ、電気抵抗式温度センサまたはバイメタル式などの機械式温度センサなど各種の温度計を使用することができる。
前記湿度計は、公知の湿度計、例えば湿度に応じて電気抵抗が変化する電気抵抗式湿度センサ、多孔質の高分子材料やセラミック材料からなる誘電体に吸着した水分に応じて電気容量が変化する電気容量式湿度センサまたはサーミスタの電気抵抗変化から湿度を測定するサーミスタ式湿度センサなど各種の湿度計を使用することができる。
前記露点温度測定器9は、流路に配置した反射鏡の曇りの程度を検出する鏡面冷却式露点計、塩化リチウムの吸湿特性を利用した塩化リチウム露点計、アルミニウムなどの導体からなる基盤上に多数の細孔が設けられた酸化アルミニウムなどの不導体と金などの導体の積層体を形成し、この積層体の細孔に入り込んだ水分子による静電容量の大きさを検出する静電容量式露点計などを使用することができる。
(除湿装置1Aの運転状態)
〈乾燥運転モード〉
次に、上記第1形態例に係る除湿装置1Aの運転状態について詳述する。
除湿装置1Aは、運転開始時に、前記除湿ロータ2を通過した外気の全部を排気路Eに導入して、前記再生領域22の吸着材を乾燥させる乾燥運転を行う。具体的には、運転開始時に、ダンパD2を全閉とし、ダンパD1、D3、D4、D5を全開として再生領域22の吸着材を乾燥させることのみを目的とした乾燥運転を行う。
この乾燥運転は、給気路Sに配置した温湿度測定器8及び風量測定器7の測定値から算出した外気の水分量と、排気路Eに配置した温湿度測定器11及び風量測定器10の測定値から算出した流通空気の水分量とが略同等となるまで行われる。すなわち、給気路S及びパージ給気路Pを通って除湿ロータ2に供給される空気に含まれる水分量と、排気路Eを通って除湿ロータ2で吸着材を再生した後の空気に含まれる水分量とが略同等となった時点で、吸着材は、処理領域21で吸着された外気に含まれる水分量以外の余分な水分を吸着していない状態となっている。この際の風量は、後述の定常運転モード時の風量よりも少なく、前記吸着材の再生に必要な空気量だけに設定するのが望ましい。これにより運転時のエネルギー消費を低減できるようになる。
この乾燥運転により、運転開始前に外気との平衡状態によって吸着材に吸着している初期の水分が短時間のうちに効率的に除去されるようになる。
〈定常運転モード〉
この乾燥運転の後、給気路Sを通って除湿ロータ2の処理領域21を通過した空気の一部を給気SAとして室内に供給するとともに、他の一部を排気路Eに供給する定常運転を行う。具体的には、乾燥運転の後、ダンパD2を開いて給気SAを室内に供給するとともに、ダンパD3、D5の開度を調整して排気路Eに供給される空気量を制御しながら定常運転を行う。前記排気路Eに供給する空気量は、給気路Sに配置した温湿度測定器8及び風量測定器7の測定値から算出した外気の水分量から処理領域21で吸着された水分量に見合うだけの空気量に制御される。また、再生領域22での吸着材の再生(水分の脱着)が適切に行われるように、加熱装置6による再生空気の加熱温度、除湿ロータ2の回転数なども制御しながら定常運転が行われる。
図2(A)は、本発明に係る除湿装置の運転制御方法を使用した場合の露点温度の経時変化を示したグラフである。図2(B)は、その積算運転エネルギー量の経時変化を示したグラフである。図2中、「従来方式1」とは、過剰な再生エネルギーを投入している従来方式、「従来方式2」とは、除湿ロータに既に十分な水分が吸着している状態で、本発明による運転制御方法で最終的に与える再生エネルギーを運転開始当初から投入する従来方式である。
図2(A)に示されるように、本発明では、除湿装置の運転開始時に乾燥運転を行うため、乾燥運転の後に定常運転を開始して室内に給気SAの供給開始当初から、目標露点温度に近い状態の給気SAが供給でき、その後の定常運転でも、吸着材に外気に含まれる水分量以外の水分量が吸着していないため、給気SAを目標露点温度に近い状態に制御することが容易となる。
これに対して、従来方式1では、目標露点温度より低い露点温度が得られるが、当初から過剰な再生エネルギーが投入された結果であって、エネルギー効率は悪い。また、従来方式2では、運転開始当初から吸着材には処理領域で吸着した水分量より多くの水分量が吸着しているため、再生領域で脱着すべき水分以外に再生エネルギーが分散し、再生効率が悪化したまま定常運転が続けられるため、目標露点温度には到達せず、それより高い露点温度で一定となってしまう。
さらに、図2(B)に示されるように、本発明では、運転開始時の乾燥運転においては、室内への給気を停止して、除湿ロータ2を通過した外気OAの全部を排気路Eに導入するため、定常運転時よりも比較的少ない運転エネルギーで短時間に吸着材の乾燥が行われる。また、その後の定常運転においても、吸着材に余分な水分が吸着していないため、外気から吸着した水分を脱着するだけの最低限の再生エネルギーを供給すればよく、従来方式に比べて大幅に運転エネルギーを削減できる。
これに対して、従来方式1では、過剰な運転エネルギーを消費する。また従来方式2では、本発明の定常運転とほぼ同等の運転エネルギーを消費するが、上述の通り、目標露点温度には到達しない。
ところで、従来方式では、運転開始当初から吸着材に余分な水分が吸着されており、この余分な水分の昇温に熱エネルギーが消費されるため、例えば露点温度−50℃以下の給気SAを得るために除湿ロータの再生領域に供給される再生空気の温度は、加熱装置によって120〜140℃程度まで加熱する必要があった。これに対して、本発明では、運転開始時の乾燥運転によって吸着材に吸着されている余分な水分が脱着されるため、定常運転時に、再生空気の温度を80〜100℃程度としても、給気SAを低い露点温度(例えば露点温度−50℃以下)とすることができる。
このように、本発明では再生空気の温度を低く抑えることにより、次のような利点がある。まず第1に、熱伝導による熱損失を低減できるということが挙げられる。冷却装置5によって約5〜7℃程度に冷却された外気OAが除湿ロータ2の処理領域21に送られると、この処理領域21における除湿ロータ2の温度は、約5〜30℃となる。この領域が排気路Eの再生領域22に移行すると、従来方式の除湿装置では再生空気が120〜140℃程度であるため、両者の温度差が100℃程度にもなり、除湿ロータ2の吸着材やケーシングなどの構成部材を介した熱伝導などによる熱損失が常に発生することとなる。これに対して本発明では、再生空気の温度を低く抑えることにより、このような熱伝導による熱損失が低減でき、エネルギーの有効活用ができるという利点がある。
第2に、排気流路Eや再生領域22周辺の断熱処理や耐熱素材の使用によるコストを低減できる点が挙げられる。再生空気の温度が140℃程度になると、グラスウール等の断熱材の厚みを大きく取る、或いはさらに耐熱の高い断熱材を使用する必要があり、またガスケットやパッキン類も耐熱温度の高いものを使用する必要がある。これに対して本発明では、再生空気の温度を低く抑えることにより、断熱処理や耐熱素材の使用によるコストの増加を抑えることができるという利点がある。
第3に、火災等のリスク増加を抑えることができる点が挙げられる。すなわち、取り扱う温度の低減により、火災や事故などのリスク発生が低減でき、安全性が向上するという利点がある。
第4に、熱源として廃熱利用が可能となる点が挙げられる。すなわち、加熱装置6による加熱後の温度が80〜100℃程度であれば、外部設備やプラントの排熱等を熱源として利用した加熱装置6とすることができ、除湿装置1Aの運転エネルギーをさらに低減できるようになる。
(第1形態例の変形例)
上記第1形態例に係る除湿装置1Aの変形例として、図3に示されるように、除湿ロータ2の処理領域21を通過した空気の一部を、処理領域21の前段に戻す循環流路Rを形成するようにしてもよい。図示例では、処理領域21を出てダンパD2に至るまでの給気路Sの空気の一部を導入し、前記冷却装置5と外気取入口近傍のダンパD1との間に戻す循環流路Rが形成されている。循環流路Rの入口近傍には、循環流路Rに流入する空気量を調整するダンパD6が設けられている。
かかる循環流路Rが形成された除湿装置1A’では、低露点温度の空気が外気OAと混合されることにより、処理領域21に導入される空気の水分量を予め低減することができ、処理領域21の出口の露点温度を前記除湿装置1Aに比べて低減することができるようになる。このため、本除湿装置1A’は、目標露点温度が除湿装置1Aに比べて低く設定され、かつ室内への給気風量が少ない場合に適用される。
この除湿装置1A’の運転制御方法は、運転開始時には、ダンパD2、D6を全閉として乾燥運転を行い、その後の定常運転で、ダンパD2、D6の開度を適宜調整し、目標露点温度の給気SAとする。
〔第2形態例〕
(除湿装置1Bの構成及び運転状態)
本発明の第2形態例に係る除湿装置1Bは、図4に示されるように、複数段の、図示例では2段の除湿ロータ2a、2bが設けられたものである。除湿ロータを2段設けたことにより、各除湿ロータ2a、2bに対応する各機器も同様に2段設けられ、図4中、第1段目の除湿ロータ2aに対応する機器として各符号に小文字の「a」が付されており、第2段目の除湿ロータ2bに対応する機器として各符号に小文字の「b」が付されている。
この除湿装置1Bは、前記除湿装置1Aより低い露点温度(例えば露点温度−70℃以下)の給気SAを製造するのに好適である。
(第2形態例の変形例)
上記第2形態例に係る除湿装置1Bにおいても変形例として、図5に示されるように、除湿ロータの処理領域を通過した空気の一部を前記処理領域の前段に戻す循環流路Rを形成するようにしてもよい。図示例では、第1段目の除湿ロータ2aの処理領域21aの出口近傍の空気の一部を導入し、第1段目の冷却装置5aの前段に戻す循環流路Rが形成されている。
前記循環流路Rは、第2段目の除湿ロータ2bにも形成してもよい。すなわち、第2段目の除湿ロータ2bの処理領域21aの出口近傍の空気の一部を導入し、第2段目の冷却装置5bの前段に戻す循環流路としてもよい。前記循環流路Rは、第2段目の除湿ロータ2bだけに形成してもよいし、各除湿ロータ2a、2bにそれぞれ形成してもよい。
また、前記循環流路Rは、複数段の除湿ロータ2a、2bを跨いで循環する流路としてもよい。すなわち、第2段目の除湿ロータ2bの処理領域21bの出口近傍の空気の一部を導入し、第1段目の冷却装置5aの前段に戻す循環流路としてもよい。
〔第3形態例〕
本発明の第3形態例に係る除湿装置1Cは、図6に示されるように、給気SAの露点温度が−50℃以上の除湿装置や一般空調に用いられる汎用的な除湿装置に適用した場合の形態例である。具体的には、外気を室内へ供給する給気路Sと、室内空気を室外へ排出する排気路Eとが形成され、これら給気路Sと排気路Eとに跨って、吸着材を内蔵する回転式の除湿ロータ30を配置し、前記除湿ロータ30が、前記給気路Sに介在し吸着材が水分を吸着する機能を有する処理領域31と、前記排気路Eに介在し吸着材が水分を脱着する機能を有する再生領域32とに画成されて構成されている。
また、前記排気路Eの除湿ロータ30の前段には、流通空気を加熱する加熱装置6が配置されている。一方、図示例では、給気路Sには冷却装置が配置されていないが、上記第1形態例と同様に冷却装置を給気路Sの除湿ロータ30の前段に配置してもよい。
前記給気路Sと排気路Eとの間には、処理領域31を通過した空気を前記加熱装置6の前段に供給するためのバイパス路Yが形成されている。
前記給気路Sの出入口にそれぞれダンパD1、D2が備えられるとともに、排気路Eの出入口にもそれぞれダンパD7、D4が備えられている。また、前記バイパス路Yの中間にはダンパD3が備えられている。
かかる除湿装置1Cの運転制御方法は、運転開始時に、ダンパD2、D7を全閉として、室内への給気及び還気を停止する。一方、ダンパD1、D3、D4を全開として、除湿ロータ30の乾燥運転を行う。この乾燥運転の後、ダンパD2、D7を開くとともに、各ダンパの開度を調整して室内への給気SA及び室内からの還気RAを行う定常運転に切り替える。ここで、定常運転時に、バイパス路YのダンパD3は、開度を調整して、処理領域31を通過した空気の一部を排気路Eの加熱装置6の前段に供給するようにすることが好ましいが、高度な除湿を必要としない場合には、定常運転時にダンパD3を全閉としてもよい。
〔第4形態例〕
本発明の第4形態例に係る除湿装置1Dは、図7に示されるように、上記第3形態例に係る除湿装置1Cを応用したものである。具体的には、上記第3形態例に係る除湿装置1Cと比較して、室内側近傍の給気路Sと排気路Eとの間で顕熱交換を行う顕熱交換器33が設けられるとともに、この顕熱交換器33を通過した給気路Sの空気の一部を除湿ロータ30の処理領域31の前段に戻す循環流路Rが形成されている点で相違する。
前記顕熱交換器33は、定常運転時に、比較的低温の還気RAと比較的高温の処理領域31を通過した空気との間で熱交換を行うためのものである。前記顕熱熱交換器33は、空気同士の熱交換を行う公知の熱交換器を使用でき、例えば、アルミニウム等の蓄熱性能に優れた材料で構成される回転式の熱交換ロータを使用することができる。
第4形態例に係る除湿装置1Dは、上記第3形態例に係る除湿装置1Cに比べて目標露点温度が低く設定され、かつ室内への給気風量が少ない場合に好適である。
本発明の第1形態例に係る除湿装置1Aのシステム構成図である。 (A)、(B)は、本発明と従来方式との運転制御方法を比較したグラフである。 第1形態例の変形例を示す除湿装置1A’のシステム構成図である。 第2形態例に係る除湿装置1Bのシステム構成図である。 第2形態例の変形例を示す除湿装置1B’のシステム構成図である。 第3形態例に係る除湿装置1Cのシステム構成図である。 第4形態例に係る除湿装置1Dのシステム構成図である。
符号の説明
1A・1A’・1B・1B’・1C・1D…除湿装置、2・2a・2b・30…除湿ロータ、3…給気ファン、4…排気ファン、5…冷却装置、6…加熱装置、7・10・12…風量測定器、8・11…温湿度測定器、9…露点温度測定器、21・21a・21b・31…処理領域、22・22a・22b・32…再生領域、23・23a・23b…パージ領域、D1〜D7…ダンパ、E…排気路、P…パージ給気路、S…給気路

Claims (9)

  1. 外気を供給する給気路と空気を排気する排気路とに跨って、吸着材を内蔵する回転式の除湿ロータを配置し、前記除湿ロータが、少なくとも、前記給気路に介在し前記吸着材が水分を吸着する機能を有する処理領域と、前記排気路に介在し前記吸着材が水分を脱着する機能を有する再生領域とに画成された除湿装置であって、
    前記排気路における除湿ロータの前段に、流通空気を加熱する加熱装置が配置され、
    前記除湿ロータを通過した外気の全部を前記排気路に導入し、前記再生領域の吸着材を再生させる吸着材の乾燥運転モードと、
    前記除湿ロータを通過した外気の一部を室内へ供給するとともに、他の一部を前記排気路に供給する定常運転モードとを有することを特徴とする除湿装置。
  2. 前記給気路及び排気路にそれぞれ、温湿度測定器及び風量測定器を配置し、
    前記給気路に配置した温湿度測定器及び風量測定器の測定値から算出した流通空気の水分量と、前記排気路に配置した温湿度測定器及び風量測定器の測定値から算出した流通空気の水分量とが略同等となった時点で、前記乾燥運転モードから定常運転モードに切り替える運転切替手段が備えられている請求項1記載の除湿装置。
  3. 前記給気路の除湿ロータの前段に、流通空気を冷却する冷却装置が配置されている請求項1、2いずれかに記載の除湿装置。
  4. 前記除湿ロータには、前記再生領域から処理領域に移行する前に、低温の空気を通過させて除湿ロータを冷却するパージ領域が画成されるとともに、
    前記冷却装置によって冷却された空気が、前記パージ領域を通過した後、前記排気路の前記加熱装置の前段に供給される流路が形成されている請求項3記載の除湿装置。
  5. 前記処理領域を通過した空気の一部を前記処理領域の前段に戻す循環流路が形成されている請求項1〜4いずれかに記載の除湿装置。
  6. 前記除湿ロータが流路に沿って複数段設けられている請求項1〜5いずれかに記載の除湿装置。
  7. 上記請求項1〜6いずれかに記載の除湿装置の運転制御方法であって、
    運転開始時に、前記除湿ロータを通過した外気の全部を前記排気路に導入して、前記再生領域の吸着材を乾燥させる乾燥運転モードを行い、
    前記乾燥運転モードの後、前記除湿ロータを通過した外気の一部を室内に供給するとともに、他の一部を前記排気路に供給する定常運転モードに移行することを特徴とする除湿装置の運転制御方法。
  8. 前記給気路及び排気路にそれぞれ、温湿度測定器及び風量測定器を配置し、
    前記乾燥運転モードから定常運転モードへの切り替えを、前記給気路に配置された温湿度測定器及び風量測定器の測定値から算出した流通空気の水分量と、前記排気路に配置された温湿度測定器及び風量測定器の測定値から算出した流通空気の水分量とが略同等となった時点で行う請求項7記載の除湿装置の運転制御方法。
  9. 前記乾燥運転モードにおいて、定常運転モード時の風量よりも少なく、前記吸着材の再生に必要な空気量に設定してある請求項7,8記載の除湿装置の運転制御方法。
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