JP2010074876A - 交流直流変換装置、圧縮機駆動装置、空気調和機及び異常検知装置 - Google Patents

交流直流変換装置、圧縮機駆動装置、空気調和機及び異常検知装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010074876A
JP2010074876A JP2008236294A JP2008236294A JP2010074876A JP 2010074876 A JP2010074876 A JP 2010074876A JP 2008236294 A JP2008236294 A JP 2008236294A JP 2008236294 A JP2008236294 A JP 2008236294A JP 2010074876 A JP2010074876 A JP 2010074876A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
converter
frequency
abnormality
vibration
abnormality detection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008236294A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4926145B2 (ja
Inventor
Hideki Takahara
英樹 高原
Kazunori Hatakeyama
和徳 畠山
Kazunori Sakanobe
和憲 坂廼邊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2008236294A priority Critical patent/JP4926145B2/ja
Publication of JP2010074876A publication Critical patent/JP2010074876A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4926145B2 publication Critical patent/JP4926145B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】特殊なリアクタを用いずにリアクタや整流器、スイッチ等のコンバータ内の素子の異常(故障および経年劣化)の検知が可能な交流直流変換装置等を提供する。
【解決手段】交流電源2からの交流電圧を直流電圧に整流するコンバータ3と、コンバータ3に直列に接続されたリアクタ4と、リアクタ4の振動を計測する振動計測手段5と、振動計測手段5で計測した振動を解析して振動データを取得する振動取得手段10と、振動取得手段10で取得した振動データに基づいてリアクタ4又はコンバータ3の異常を検知する異常検知手段11と、を備えたものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、直流電圧を制御する交流直流変換装置であって、特に、内部素子の故障や劣化等の異常を検知する手段を備えた交流電流変換装置、この交流電流変換装置を備えた圧縮機駆動装置、空気調和機、交流電流変換装置の内部素子の異常を検知する異常検知装置に関するものである。
従来、この種の電圧変換装置として、リアクタの内部温度を検出し、検出した温度が予め設定した値を超えた場合、故障と判断するようにした電圧変換装置がある(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−285113号公報(第3−5頁、図1)
従来の電圧変換装置では、リアクタの故障のみ検知可能であり、電圧変換装置内の他の素子の故障や経年劣化等の異常を検知することはできなかった。また、リアクタの内部温度を検出するためにリアクタに温度センサを設ける必要があり、特殊なリアクタが必要であった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、第1の目的は特殊なリアクタを用いずにリアクタや整流器、スイッチ等の素子の異常(故障および経年劣化)の検知が可能な交流直流変換装置、この交流直流変換装置を備えた圧縮機駆動装置及び空気調和機を得るものである。
また、第2の目的は特殊なリアクタを用いずに交流直流変換装置の異常(故障および経年劣化)を検知できる異常検知装置を得るものである。
本発明に係る交流直流変換装置は、交流電源からの交流電圧を直流電圧に変換するコンバータと、コンバータに直列に接続されたリアクタと、リアクタの振動を計測する振動計測手段と、振動計測手段で計測した振動を解析して振動データを取得する振動取得手段と、振動取得手段で取得した振動データに基づいてリアクタ又はコンバータの異常を検知する異常検知手段と、を備えたものである。ここで、本発明でいう異常とは、故障あるいは経年劣化を含むものとする。
また、本発明に係る異常検知装置は、交流電源からの交流電圧を直流電圧に変換するコンバータと、コンバータに直列に接続されたリアクタとを有する交流直流変換装置におけるリアクタの振動を計測する振動計測手段と、振動計測手段で計測した振動を解析して振動データを取得する振動取得手段と、振動取得手段で取得した振動データを用いて、リアクタ又はコンバータの異常を検知する異常検知手段と、を備えたものである。
本発明の交流直流変換装置及び異常検知装置は、振動計測手段を用いてリアクタの振動を計測し、振動を解析した結果に基づきリアクタ又はコンバータの異常を検知するようにしたので、特殊なリアクタを用いずにリアクタ又はコンバータの異常を検知することが可能となる。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1の交流直流変換装置の構成を示すブロック図である。
図1に示した交流直流変換装置1は、交流電源2からの交流電圧を直流電圧に変換するコンバータ3と、交流電源2とコンバータ3との間に直列に接続されたリアクタ4と、リアクタ4の振動を計測する振動計測手段5(例えば加速度センサ)と、制御手段6とを備えている。
制御手段6は、振動計測手段5で計測した振動を周波数解析して振動データ(周波数スペクトル)を出力する振動取得手段10と、振動取得手段10から出力された振動データに基づいて異常を検知する異常検知手段11とを備えている。また更に、異常検知手段11が異常を検知した場合に音や光などを用いて異常を報知する異常報知手段12と、コンバータ3及び直流負荷7に対する動作信号を生成し、各部位へ動作信号を出力する動作信号生成部13とを備えている。このように構成された制御手段6は、例えばマイコンなどのコンピュータで構成され、内部にCPU、RAM及びROMを備えており、CPUがRAM及びROMに記憶されているプログラムに従って動作し、上記各手段を機能的に構成している。
異常検知手段11は、後述の各種閾値を予め記憶する記憶手段を備えており、振動データと閾値との比較結果に基づいて異常検知を行う。ここで、本発明でいう異常とは、故障あるいは経年劣化を含むものとする。異常検知手段11における異常検知のアルゴリズムについては以下に詳述する。
このように構成された交流直流変換装置1のコンバータ3の出力端子には直流負荷7が接続され、交流直流変換装置1で変換された直流電圧が直流負荷7に供給される。なお、図1にはリレー8が記載されているが、以下の交流直流変換装置1の動作説明では、まずは無いものとして扱い、その後の必要箇所で説明することとする。
ここで、交流直流変換装置1の動作を説明するに先立ち、コンバータ3の構成及び動作について説明しておく。
図2は、図1のコンバータの具体例を示す回路ブロック図である。図2において図1と同一部分には同一符号を付す。
コンバータ3は、交流電源2からの交流電圧を直流にし、電源力率の改善、高調波の低減、直流電圧の制御を行うもので、短絡経路形成用のスイッチ手段20と、交流を直流に整流する整流器21と、直流電圧用の電源を作成する平滑コンデンサ22とを備えている。このコンバータ3は、スイッチ手段20をオンオフ制御し、電源電流の導通期間を拡大し、力率改善と高調波低減とを共に図るものである。なお、スイッチ手段20は、動作信号生成部13に接続されており動作信号生成部13からの信号によってオンオフ制御される。
本発明は、コンバータ3の動作(例えば平滑用のコンデンサの容量低下やスイッチ手段20の短絡や解放)がリアクタ4の振動に影響を与えることを利用したものであり、リアクタ4自身やコンバータ3に異常が発生すると、リアクタ4の振動は、通常動作時に比べて大きく変化する。本発明では、この振動の変化を利用して異常検出を行うものである。
以下、交流直流変換装置1の動作を説明する。
交流直流変換装置1は、交流電源2から出力された交流をコンバータ3の整流器21により直流に整流し、更にコンバータ3内の平滑コンデンサ22で平滑して直流電圧を生成する。直流電圧は、直流負荷7の電源として用いられる。振動計測手段5はリアクタ4の振動を計測しており、計測結果を振動取得手段10に送る。振動取得手段10は、振動計測手段5からの振動計測結果に対して周波数解析等を実施して振動データ(周波数スペクトル)を取得し、異常検知手段11へ送る。異常検知手段11は周波数スペクトルに基づいて経年劣化や故障(以下、これらをまとめて単に「異常」という)の発生の有無を判断し、異常があると判断した場合、異常報知手段12に異常信号を送る。異常報知手段12は、異常信号を受信した場合、異常を知らせる報知を出力する。
以下、異常検知手段11における異常検出のアルゴリズムについて説明する。ここでは、(1)〜(5)の5通りのアルゴリズムを説明する。図3は、周波数スペクトルを示す図である。以下のアルゴリズムの説明において、適宜、図3を参照されたい。なお、図3において横軸は周波数、縦軸は振動レベルを示している。
(1)リアクタ4の振動の周波数スペクトルのピーク値Aが、このアルゴリズム(1)対応の所定の振動レベル範囲を外れた場合(すなわち上限振動レベル閾値を超えた場合、又は下限振動レベル閾値を下回った場合)、リアクタ4やコンバータ3内の素子の異常と判断する。
(2)周波数スペクトルの各周波数成分のピーク値を合計したオーバーオール値が、このアルゴリズム(2)対応の所定の振動レベル範囲を外れた場合、異常と判断する。
なお、回路が短絡した場合などは振動が小さくなる方向に動作することもあるため、ピーク値やオーバーオール値が著しく上昇した場合だけでなく、著しく下がった場合も異常と判断するようにしている。
(3)周波数スペクトルは、図3に示すようにスイッチ手段20のスイッチング周波数fの整数倍(1倍(図3のf)、2倍(図3の2f)、3倍(図3の3f)、・・・)の周波数における振動レベルが、その前後の周波数に対する振動レベルよりも大きい値(極大値)を持つような形をとる。このため、スイッチ手段20のスイッチング周波数の整数倍の周波数のうち、少なくとも1つの周波数におけるピーク値が、このアルゴリズム(3)対応の所定の振動レベル範囲を外れた場合、異常と判断する。
(4)通常動作時の振動を周波数解析して得られる周波数スペクトルのピーク値の周波数と、異常時の周波数スペクトルのピーク値の周波数は異なる周波数となる。そのため、通常動作時の周波数スペクトルのピーク値の周波数を中心として前後に下限周波数閾値及び上限周波数閾値を設定し、その範囲を外れた場合に異常と判断する(例えば、周波数スペクトルのピーク値をとる周波数が10kHzだった場合、上下1kHzの範囲つまり9kHz〜11kHzの範囲を外れた場合に異常と判断する)。
(5)周波数スペクトルの各周波数成分のうち、スイッチ手段20のスイッチング周波数の整数倍(1倍、2倍、3倍、4倍・・・)の周波数も、通常動作時と異常時とは異なるため、スイッチング周波数の整数倍の周波数の少なくとも1つの周波数を基準として、その周波数を中心として前後に下限周波数閾値及び上限周波数閾値を設定し、極大値を持つ周波数が、その周波数範囲を外れた場合に異常と判断する。
このように本実施の形態1によれば、リアクタ4の振動を検出し、その振動を解析した振動データに基づいてリアクタ4やコンバータ3の異常を検知するようにしたので、従来のような特殊なリアクタ4を用いることなく、リアクタ4やコンバータ3内の各素子の異常を検知することが可能となる。
また、本例では、異常検知手段11が、予め記憶した閾値に基づいて異常検知を行う場合を説明したが、交流直流変換装置1を実際に動作させて動的に閾値を決定し、その閾値に基づいて異常検知を行うようにしてもよい。上記(4)のアルゴリズムの場合を例に説明すると、交流直流変換装置1の例えば初期動作時等、異常が発生していないと思われる段階において、周波数スペクトルのピーク値の周波数をまず取得する。そして、その周波数に対し、予め設定した値(1kHz等 )をプラスマイナスして上限周波数閾値及び下限周波数閾値として決定するものである。周波数スペクトルのピーク値の周波数には、製品自体の個体差や、製品の設置場所の電源事情による影響が加味される。このため、所定の周波数範囲(上限周波数閾値及び下限周波数閾値)を予め決定しておくのに代えて、実際の設置環境で交流直流変換装置1を実際に動作させて得た値を用いて所定周波数範囲(上限閾値及び下限閾値)を決定することで、製品や設置場所の電源事情による個体差を吸収した異常検知が可能となる。なお、ここでは上記(4)のアルゴリズムの例で説明したが、他のアルゴリズムでも同様な方法で対応することが可能である。
また、本例では、コンバータ3が、一つのスイッチ手段20と、交流を直流に整流する整流器21と、一つの平滑コンデンサ22で構成される回路の例を示したが、図4に示した回路としてもよい。図4の回路は、整流器21の入力端子に一方が接続される第1のスイッチ手段20aと、整流器21の他方の入力端子に一方が接続される第2のスイッチ手段20bと、第1のスイッチ手段20a及び第2のスイッチ手段20bのそれぞれの他端と、第1の平滑コンデンサ22a及び第2の平滑コンデンサ22bの接続点とを接続した回路である。この場合も同様に故障や経年劣化を検知することが可能となり、同様の効果が得られる。
また、図2、図4に示した回路以外でもスイッチ素子と整流器、平滑コンデンサを用いたコンバータであれば同様の効果が得られることは言うまでもない。
尚、異常報知手段12は、交流直流変換装置1の使用者または管理者等に異常の有無が分かる方法ならば、音や光、リモコンへの表示、直流負荷7側に接続される表示器への表示等、どのような方法でも良い。
また、振動計測手段5として加速度センサを用いて計測しているが、振動が計測可能なセンサであればどのようなものでも良い。または、振動と同様な傾向を示すリアクタ4の音を計測するセンサでも良い。
また、リアクタ4やコンバータ3、直流負荷7の保護という観点から、異常検知手段11が異常を検知した場合に、動作信号生成部13がコンバータ3や直流負荷7へ停止命令を出力するようにしても良い。また、コンバータ3と直流負荷7との間に、直流負荷への電源供給路を開閉する開閉手段としてのリレー8(図1参照)を設け、異常検知手段11が異常を検知した場合に、動作信号生成部13がそのリレー8に経路の断命令を出力するようにしてもよい。このようにすることで、リアクタ4及びコンバータ3内の素子並びに直流負荷7の2次破壊を抑制することが可能となる。
実施の形態2.
実施の形態2は、実施の形態1の交流直流変換装置を適用した空気調和機に関するものである。
図5は、実施の形態1の交流直流変換装置1を備えた圧縮機駆動装置により駆動される圧縮機を備えた空気調和機の構成を示す図である。図5において図1と同一部分には同一符号を付す。
空気調和機100は、圧縮機101、室内熱交換器102、室内膨張弁103及び室外熱交換器104を備え、これらを順次連結して冷媒を循環させる冷凍サイクルを形成している。圧縮機101は、内部に永久磁石電動機101aを備え、永久磁石電動機101aの回転に応じて冷媒の吸入、圧縮、吐出を行う。永久磁石電動機101aは、実施の形態1の交流直流変換装置1と、交流直流変換装置1で変換された直流を交流に変換するインバータ105とを備えた圧縮機駆動装置106により駆動される。
このように、実施の形態1の交流直流変換装置1を、空気調和機100の圧縮機駆動装置106の電源装置として適用することが可能である。
ここでは、空気調和機100の圧縮機101を駆動する圧縮機駆動装置106に本発明の交流直流変換装置1を適用した場合を例に挙げたが、これに限られたものではなく、直流で電力消費を行う直流負荷向けの電源装置に適用可能である。つまり、直流交流変換装置であるインバータの電源装置として利用でき、永久磁石電動機を駆動する際に適用可能である。また、永久磁石電動機を用いる圧縮機や空気調和機、冷凍機、洗濯乾燥機、冷蔵庫、除湿器、ヒートポンプ式給湯機、ショーケース、掃除機など家電製品全般に適用可能であり、ファンモータや換気扇、手乾燥機などへの適用も可能である。
実施の形態3.
図6は、本発明の実施の形態3の異常検知装置の構成例を示すブロック図である。図6において図1と同一部分には同一符号を付す。
実施の形態3の異常検知装置200は、実施の形態1の交流直流変換装置1において異常検出に係る処理を行っていた処理部分を、交流直流変換装置1から独立させて異常検知装置200として構成したものである。
異常検知装置200は、交流直流変換装置1のリアクタ4の振動を計測する振動計測手段5と、振動計測手段5で計測した振動を周波数解析して振動データ(周波数スペクトル)を出力する振動取得手段10と、振動取得手段10から出力された振動データに基づいて異常を検知する異常検知手段11と、異常検知手段11が異常を検知した場合に音や光などの報知出力手段(図示せず)から異常を報知させる異常報知手段12とを備えている。異常検知装置200は、例えばマイコンなどのコンピュータを備えており、内部にCPU、RAM及びROMを有し、CPUがRAM及びROMに記憶されているプログラムに従って動作し、上記各手段を機能的に構成している。
異常検知手段11による異常検知のアルゴリズムは上記実施の形態1で説明した(1)〜(5)のアルゴリズムをそのまま適用する。
更に、予め異常検知手段11にて通常動作時のリアクタ4の振動周波数成分のピーク値やオーバーオール値、スイッチング周波数の定数倍の周波数成分の少なくとも1つを計測し、その後定期検査の時に、通常動作時の値を元に経年劣化や故障と判断するための範囲を決定する方法もある。このようにすると、製品や設置場所の電源事情による個体差を吸収しつつ、同様の効果が得られる。
尚、異常報知手段12は、交流直流変換装置1の異常検知装置の使用者に異常の有無、内容が分かる方法ならば、音や光、異常検知装置200の表示機への表示等、どのような方法でも良い。
また、振動計測手段5として加速度センサを用いて計測しているが、振動が計測可能なセンサであればどのようなものでも良い。または、振動と同様な傾向を示すリアクタ4の音を計測するセンサでも良い。
このように構成された異常検知装置200は、リアクタ4を用いる交流直流変換装置1の異常検知が可能である。
本発明の実施の形態1の交流直流変換装置を示すブロック図である。 図1のコンバータの具体例を示す回路ブロック図である。 周波数スペクトルの一例を示す図である。 図1のコンバータの他の構成例を示す回路ブロック図である。 実施の形態1の交流直流変換装置を備えた圧縮機駆動装置により駆動される圧縮機を備えた空気調和機の構成を示す図である。 本発明の実施の形態3の異常検知装置の構成例を示すブロック図である。
符号の説明
1 交流直流変換装置、2 交流電源、3 コンバータ、4 リアクタ、5 振動計測手段、6 制御手段、7 直流負荷、8 リレー、10 振動取得手段、11 異常検知手段、12 異常報知手段、13 動作信号生成部、20 スイッチ手段、20a スイッチ手段、20b スイッチ手段、21 整流器、22 平滑コンデンサ、22a 平滑コンデンサ、22b 平滑コンデンサ、100 空気調和機、101 圧縮機、101a 永久磁石電動機、102 室内熱交換器、103 室内膨張弁、104 室外熱交換器、105 インバータ、106 圧縮機駆動装置、200 異常検知装置。

Claims (25)

  1. 交流電源からの交流電圧を直流電圧に変換するコンバータと、
    前記交流電源と前記コンバータとの間に直列に接続されたリアクタと、
    該リアクタの振動を計測する振動計測手段と、
    該振動計測手段で計測した振動を解析して振動データを取得する振動取得手段と、
    前記振動取得手段で取得した振動データに基づいて前記リアクタ又は前記コンバータの異常を検知する異常検知手段と、
    を備えることを特徴とする交流直流変換装置。
  2. 前記振動取得手段は、前記振動計測手段で計測した振動を周波数解析して周波数スペクトルを取得することを特徴とする請求項1記載の交流直流変換装置。
  3. 前記異常検知手段は、前記周波数スペクトルのピーク値、又は前記周波数スペクトルの各周波数成分のピーク値を合計したオーバーオール値のうち、少なくとも一方の値に基づいて異常検知を行うことを特徴とする請求項2記載の交流直流変換装置。
  4. 前記コンバータは、前記交流電源を前記リアクタを介して短絡するスイッチ手段を備え、
    前記異常検知手段は、前記周波数スペクトルから前記スイッチ手段のスイッチング周波数の整数倍の各周波数成分のうち、少なくとも1つの周波数成分に基づいて異常を検知することを特徴とする請求項2記載の交流直流変換装置。
  5. 前記異常検知手段は、
    前記周波数スペクトルのピーク値、
    前記周波数スペクトルの各周波数成分のピーク値を合計したオーバーオール値、
    前記周波数スペクトル中の前記スイッチ手段のスイッチング周波数の整数倍の各周波数成分のうち、少なくとも1つの周波数成分のピーク値、
    のうち、少なくとも1つの値が、それぞれの値対応の所定の振動レベル範囲を外れた場合に、異常と検知することを特徴とする請求項2乃至請求項4の何れかに記載の交流直流変換装置。
  6. 前記異常検知手段は、前記周波数スペクトルのピーク値に対応する周波数が所定の周波数範囲を外れた場合に異常と検知することを特徴とする請求項2又は請求項3記載の交流直流変換装置。
  7. 前記異常検知手段は、前記周波数スペクトルにおける、前記スイッチ手段のスイッチング周波数の整数倍の各周波数成分のうち、少なくとも1つの周波数成分の周波数を中心とした所定の周波数範囲から、極大値を持つ周波数が外れた場合に、異常と検知することを特徴とする請求項4記載の交流直流変換装置。
  8. 前記コンバータを動作させて正常動作時の振動の周波数スペクトルを取得し、該周波数スペクトルに基づいて前記所定の範囲を決定することを特徴とする請求項5記載の交流直流変換装置。
  9. 前記コンバータを動作させて正常動作時の振動の周波数スペクトルを取得し、該周波数スペクトルに基づいて前記所定の周波数範囲を決定することを特徴とする請求項6又は請求項7記載の交流直流変換装置。
  10. 前記異常検知手段で異常が検知された場合に、異常を報知する異常報知手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項9の何れかに記載の交流直流変換装置。
  11. 前記異常検知手段で異常が検知された場合に、前記コンバータに、該コンバータの動作を停止させる動作停止命令を出力するコンバータ動作停止手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項10の何れかに記載の交流直流変換装置。
  12. 前記異常検知手段で異常が検知された場合に、前記コンバータに接続される直流負荷に、該直流負荷の動作を停止させる動作停止命令を出力する直流負荷動作停止手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項10の何れかに記載の交流直流変換装置。
  13. 前記コンバータと該コンバータに接続される直流負荷との間に設けられ、前記直流負荷への電源供給路を開閉する開閉手段と、前記異常検知手段で異常が検知された場合に、前記直流負荷への電源供給路を断つ命令を前記開閉手段に出力する手段とを備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項10の何れかに記載の交流直流変換装置。
  14. 請求項1乃至請求項13の何れかに記載の交流直流変換装置と、該交流直流変換装置で変換された直流を交流に変換して圧縮機駆動電動機に供給するインバータとを備えたことを特徴とする圧縮機駆動装置。
  15. 請求項14記載の圧縮機駆動装置と、該圧縮機駆動装置により駆動される圧縮機とを備えたことを特徴とする空気調和機。
  16. 交流電源からの交流電圧を直流電圧に変換するコンバータと、前記交流電源と前記コンバータとの間に直列に接続されたリアクタとを有する交流直流変換装置における前記リアクタの振動を検出する振動計測手段と、
    該振動計測手段で計測した振動を解析して振動データを取得する振動取得手段と、
    前記振動取得手段で取得した振動データを用いて、前記リアクタ又は前記コンバータの異常を検知する異常検知手段と、
    を備えたことを特徴とする異常検知装置。
  17. 前記振動取得手段は、前記振動計測手段で計測した振動を周波数解析して周波数スペクトルを取得することを特徴とする請求項16記載の異常検知装置。
  18. 前記異常検知手段は、前記周波数スペクトルのピーク値、又は前記周波数スペクトルの各周波数成分のピーク値を合計したオーバーオール値のうち、少なくとも一方の値に基づいて異常検知を行うことを特徴とする請求項17記載の異常検知装置。
  19. 前記コンバータは、前記交流電源を前記リアクタを介して短絡するスイッチ手段を備え、
    前記異常検知手段は、前記周波数スペクトルから前記スイッチ手段のスイッチング周波数の整数倍の各周波数成分のうち、少なくとも1つの周波数成分に基づいて異常を検知することを特徴とする請求項17記載の異常検知装置。
  20. 前記異常検知手段は、
    前記周波数スペクトルのピーク値、
    前記周波数スペクトルの各周波数成分のピーク値を合計したオーバーオール値、
    前記周波数スペクトル中の前記スイッチ手段のスイッチング周波数の整数倍の各周波数成分のうち、少なくとも1つの周波数成分のピーク値、
    のうち、少なくとも1つの値が、それぞれの値対応の所定の振動レベル範囲を外れた場合に、異常と検知することを特徴とする請求項17乃至請求項19の何れかに記載の異常検知装置。
  21. 前記異常検知手段は、前記周波数スペクトルのピーク値に対応する周波数が所定の周波数範囲を外れた場合に異常と検知することを特徴とする請求項17又は請求項18記載の異常検知装置。
  22. 前記異常検知手段は、前記周波数スペクトルにおける、前記スイッチ手段のスイッチング周波数の整数倍の各周波数成分のうち、少なくとも1つの周波数成分の周波数を中心とした所定の周波数範囲から、極大値を持つ周波数が外れた場合に、異常と検知することを特徴とする請求項19記載の異常検知装置。
  23. 前記コンバータを動作させて正常動作時の振動の周波数スペクトルを取得し、該周波数スペクトルに基づいて前記所定の振動レベル範囲を決定することを特徴とする請求項20記載の異常検知装置。
  24. 前記コンバータを動作させて正常動作時の振動の周波数スペクトルを取得し、該周波数スペクトルに基づいて前記所定の周波数範囲を決定することを特徴とする請求項21又は請求項22記載の異常検知装置。
  25. 前記異常検知手段で異常が検知された場合に、異常を報知する異常報知手段を備えたことを特徴とする請求項16乃至請求項24の何れかに記載の異常検知装置。
JP2008236294A 2008-09-16 2008-09-16 交流直流変換装置、圧縮機駆動装置、空気調和機及び異常検知装置 Expired - Fee Related JP4926145B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008236294A JP4926145B2 (ja) 2008-09-16 2008-09-16 交流直流変換装置、圧縮機駆動装置、空気調和機及び異常検知装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008236294A JP4926145B2 (ja) 2008-09-16 2008-09-16 交流直流変換装置、圧縮機駆動装置、空気調和機及び異常検知装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010074876A true JP2010074876A (ja) 2010-04-02
JP4926145B2 JP4926145B2 (ja) 2012-05-09

Family

ID=42206145

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008236294A Expired - Fee Related JP4926145B2 (ja) 2008-09-16 2008-09-16 交流直流変換装置、圧縮機駆動装置、空気調和機及び異常検知装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4926145B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012175794A (ja) * 2011-02-21 2012-09-10 Jfe Steel Corp 電力変換器の故障診断方法、及び故障診断装置
JP2017060333A (ja) * 2015-09-17 2017-03-23 一般財団法人電力中央研究所 半導体電力変換装置の異常診断方法、異常診断装置、及び異常診断プログラム、並びに、異常診断機能を備える半導体電力変換装置
JP2021526250A (ja) * 2018-05-07 2021-09-30 ストロング フォース アイオーティ ポートフォリオ 2016,エルエルシー 産業用のモノのインターネットを利用した解析及びメンテナンスのための機械信号のデータ収集、学習、ストリーミングのための方法並びにシステム

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59107535A (ja) * 1982-11-29 1984-06-21 Yokogawa Hewlett Packard Ltd 半導体装置の製造方法
JPH03257332A (ja) * 1990-03-08 1991-11-15 Nippon Steel Corp 振動検出機構の診断方法
JPH05130766A (ja) * 1991-10-31 1993-05-25 Kawasaki Steel Corp 点弧回路の診断方法
JPH09285113A (ja) * 1996-04-10 1997-10-31 Tohoku Ricoh Co Ltd Dc−dcコンバータ
JPH10178780A (ja) * 1996-12-20 1998-06-30 Toshiba Corp 直流電源装置及びこの直流電源装置を用いた空気調和機
JP2003156547A (ja) * 2001-11-26 2003-05-30 Ko Gijutsu Kenkyusho:Kk 電気機器の異常及び劣化診断装置
JP2005160214A (ja) * 2003-11-26 2005-06-16 Daikin Ind Ltd 電力変換装置
JP2007020320A (ja) * 2005-07-08 2007-01-25 Yaskawa Electric Corp Pwmインバータ装置とその制御方法
JP2007221999A (ja) * 2007-06-04 2007-08-30 Hitachi Ltd 交流電動機の制御装置及び制御方法

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59107535A (ja) * 1982-11-29 1984-06-21 Yokogawa Hewlett Packard Ltd 半導体装置の製造方法
JPH03257332A (ja) * 1990-03-08 1991-11-15 Nippon Steel Corp 振動検出機構の診断方法
JPH05130766A (ja) * 1991-10-31 1993-05-25 Kawasaki Steel Corp 点弧回路の診断方法
JPH09285113A (ja) * 1996-04-10 1997-10-31 Tohoku Ricoh Co Ltd Dc−dcコンバータ
JPH10178780A (ja) * 1996-12-20 1998-06-30 Toshiba Corp 直流電源装置及びこの直流電源装置を用いた空気調和機
JP2003156547A (ja) * 2001-11-26 2003-05-30 Ko Gijutsu Kenkyusho:Kk 電気機器の異常及び劣化診断装置
JP2005160214A (ja) * 2003-11-26 2005-06-16 Daikin Ind Ltd 電力変換装置
JP2007020320A (ja) * 2005-07-08 2007-01-25 Yaskawa Electric Corp Pwmインバータ装置とその制御方法
JP2007221999A (ja) * 2007-06-04 2007-08-30 Hitachi Ltd 交流電動機の制御装置及び制御方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012175794A (ja) * 2011-02-21 2012-09-10 Jfe Steel Corp 電力変換器の故障診断方法、及び故障診断装置
JP2017060333A (ja) * 2015-09-17 2017-03-23 一般財団法人電力中央研究所 半導体電力変換装置の異常診断方法、異常診断装置、及び異常診断プログラム、並びに、異常診断機能を備える半導体電力変換装置
JP2021526250A (ja) * 2018-05-07 2021-09-30 ストロング フォース アイオーティ ポートフォリオ 2016,エルエルシー 産業用のモノのインターネットを利用した解析及びメンテナンスのための機械信号のデータ収集、学習、ストリーミングのための方法並びにシステム
JP7445928B2 (ja) 2018-05-07 2024-03-08 ストロング フォース アイオーティ ポートフォリオ 2016,エルエルシー 産業用のモノのインターネットを利用した解析及びメンテナンスのための機械信号のデータ収集、学習、ストリーミングのための方法並びにシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JP4926145B2 (ja) 2012-05-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8234879B2 (en) Method for controlling motor of air conditioner and motor controller of the same
KR101395890B1 (ko) 공기조화기의 전동기 제어장치 및 그 제어 방법
US11788752B2 (en) Power source quality management system and air conditioning apparatus
KR20090039485A (ko) 전동기 제어장치 및 그 제어방법
KR101423682B1 (ko) 공기조화기의 전동기 제어장치
JP4926145B2 (ja) 交流直流変換装置、圧縮機駆動装置、空気調和機及び異常検知装置
KR20100012077A (ko) 공기조화기의 전동기 제어장치
JP2007267545A (ja) 制御装置
JP2009268201A (ja) 交流直流変換装置、並びにこの交流直流変換装置を用いた圧縮機駆動装置、圧縮機及び空気調和機
KR20090039486A (ko) 공기조화기의 전동기 제어장치
KR20090039482A (ko) 공기조화기의 전동기 제어장치
CN105298817A (zh) 密闭型压缩机驱动装置
KR100940097B1 (ko) 공기조화기의 전동기 제어장치
JP2016111080A (ja) コンデンサ劣化診断装置、インバータ装置、及び家電機器
KR20090031074A (ko) 공기조화기의 전동기 제어장치
US10784798B2 (en) Power converting apparatus and home appliance including the same
WO2016139795A1 (ja) 空気調和装置
JP4670825B2 (ja) 圧縮機内部状態推定装置及び空気調和装置
JP2004023878A (ja) 電源欠相検出回路付コンバータ
JP7285969B2 (ja) モータ制御装置および空気調和装置
JP2007159263A (ja) インバータ制御装置
KR20110001001A (ko) 공기조화기의 전동기 제어장치
KR20050014287A (ko) 공기 조화기의 소음 방지장치 및 그 방법
KR101878039B1 (ko) 공기 조화기 및 공기 조화기의 역률 보상 회로의 열화 검출 방법 및 장치
WO2015033427A1 (ja) 空気調和装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110502

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110524

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110720

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120110

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120207

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150217

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees