JP2010074425A - 画像処理装置、プログラム、および画像処理方法 - Google Patents

画像処理装置、プログラム、および画像処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが意図する処理内容の処理を行うことができる画像処理装置、プログラム、および画像処理方法を提供する。
【解決手段】原稿が含む加筆が表す処理内容の候補を選出し、選出した処理内容の候補から所望の処理内容の選択を指示する選択指示を記入する指示書を出力し、選択指示を記入した指示書の指示書画像情報を読み取り、読み取った指示書画像情報を解析して指示書へ記入した選択指示が指示する処理内容を選択し、選択した処理内容の画像処理を元原稿画像情報に対して施すことにより、所望の処理内容の選択指示をユーザに求めることができるので、ユーザが意図する処理内容の画像処理を施した出力結果を得ることができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、画像処理装置、プログラム、および画像処理方法に関するものである。
パーソナルコンピュータ等の情報処理装置で作成した電子文書の校正やレイアウトのチェックを行う場合、ユーザは、通常、チェックした内容に関する修正を電子文書に反映させながら作業を進める。しかし、電子文書全体の構成やレイアウトをチェックする場合、電子文書は、全体を見通しながらチェックを行うことが困難なため、電子文書全体をチェックする間に電子文書に対する修正が何度も繰り返され、その度に紙に印刷される場合がある。そのため、電子文書全体の校正やレイアウトをチェックする場合には、電子文書をプリンタにより紙に印刷出力し、紙文書上で電子文書の校正やレイアウトをチェックすることも多い。これは、紙文書が文書全体を通したチェックに便利だからである。
ところで、紙文書上で電子文書の校正やレイアウトをチェックする場合、チェックした内容に関する修正は、紙文書に対して行われる。そのため、ユーザは、紙文書上で電子文書の校正やレイアウトをチェックした後、紙文書に記録した修正を参照しながら、元の電子文書に対してその修正を手作業で反映させなければならず、その途中の作業が面倒である。
そこで、このような問題を解決するために、電子文書に対する処理内容(例えば、画像処理方法や画像処理を施す処理範囲など)を表す加筆を含む紙文書をスキャナで読み取り、読み取った当該紙文書上の加筆が表す処理内容に基づいて、電子文書に対する処理を行う技術が提案されている(特許文献1参照)。
特開2006−020144号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された技術によれば、加筆が表す処理内容を正確に認識することができず、当該加筆が表す処理内容の候補が複数選出された場合に、当該複数の処理内容の候補からユーザが意図した処理内容が選択されず、ユーザが意図した処理内容の処理が電子文書に対して行われない場合がある、という問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ユーザが意図する処理内容の処理を行うことができる画像処理装置、プログラム、および画像処理方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、元原稿画像情報に施す画像処理の処理内容を表す加筆を含む原稿の原稿画像情報を読み取る原稿読取手段と、読み取った前記原稿画像情報から前記加筆の加筆画像情報を抽出する加筆抽出手段と、抽出した前記加筆画像情報を解析して前記加筆が表す前記処理内容の候補を選出する候補選出手段と、選出した前記処理内容の候補から所望の前記処理内容の選択を指示する選択指示を記入する指示書を出力する指示書出力手段と、前記選択指示を記入した前記指示書の指示書画像情報を読み取る指示書読取手段と、読み取った前記指示書画像情報を解析して前記指示書へ記入した前記選択指示が指示する前記処理内容を選択する内容選択手段と、選択した前記処理内容の画像処理を前記元原稿画像情報に対して施す画像処理制御手段と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項2にかかる発明は、請求項1にかかる発明において、前記指示書出力手段は、前記選択指示を記入するチェック欄を含む前記指示書を出力することを特徴とする。
また、請求項3にかかる発明は、請求項1または2にかかる発明において、前記処理内容は、前記元原稿画像情報の中の画像処理を施す処理範囲および前記処理範囲に施す画像処理の画像処理方法であり、前記指示書出力手段は、前記各処理範囲の候補を示す画像および前記各画像処理方法の候補のリストを含む前記指示書を出力することを特徴とする。
また、請求項4にかかる発明は、請求項3にかかる発明において、前記指示書出力手段は、前記各処理範囲の候補を示す枠線が描かれた画像と、前記各枠線に付加された前記選択指示を記入するチェック欄と、を含む前記指示書を出力することを特徴とする。
また、請求項5にかかる発明は、請求項1から4のいずれか一にかかる発明において、前記指示書出力手段は、当該複数の処理内容の候補を表す前記加筆の例をさらに含む前記指示書を出力することを特徴とする。
また、請求項6にかかる発明は、請求項1から5のいずれか一にかかる発明において、前記元原稿画像情報と当該元原稿画像情報を識別するための識別情報とを対応付けて記憶する記憶手段をさらに備え、前記指示書出力手段は、前記識別情報をさらに含む前記指示書を出力し、前記画像処理制御手段は、前記指示書に含まれる前記識別情報と対応付けて記憶した前記元原稿画像情報に対して、決定した前記処理内容の画像処理を施すことを特徴とする。
また、請求項7にかかる発明は、コンピュータを、元原稿画像情報に施す画像処理の処理内容を表す加筆を含む原稿の原稿画像情報を読み取る原稿読取手段と、読み取った前記原稿画像情報から前記加筆の加筆画像情報を抽出する加筆抽出手段と、抽出した前記加筆画像情報を解析して前記加筆が表す前記処理内容の候補を選出する候補選出手段と、選出した前記処理内容の候補から所望の前記処理内容の選択を指示する選択指示を記入する指示書を出力する指示書出力手段と、前記選択指示を記入した前記指示書の指示書画像情報を読み取る指示書読取手段と、読み取った前記指示書画像情報を解析して前記指示書へ記入した前記選択指示が指示する前記処理内容を選択する内容選択手段と、選択した前記処理内容の画像処理を前記元原稿画像情報に対して施す画像処理制御手段と、として機能させるためのものである。
また、請求項8にかかる発明は、請求項7にかかる発明において、前記指示書出力手段は、前記選択指示を記入するチェック欄を含む前記指示書を出力することを特徴とする。
また、請求項9にかかる発明は、請求項7または8にかかる発明において、前記処理内容は、前記元原稿画像情報の中の画像処理を施す処理範囲および前記処理範囲に施す画像処理の画像処理方法であり、前記指示書出力手段は、前記各処理範囲の候補を示す画像および前記各画像処理方法の候補のリストを含む前記指示書を出力することを特徴とする。
また、請求項10にかかる発明は、請求項9にかかる発明において、前記指示書出力手段は、前記各処理範囲の候補を示す枠線が描かれた画像と、前記各枠線に付加された前記選択指示を記入するチェック欄と、を含む前記指示書を出力することを特徴とする。
また、請求項11にかかる発明は、請求項7から10のいずれか一にかかる発明において、前記指示書出力手段は、当該複数の処理内容の候補を表す前記加筆の例をさらに含む前記指示書を出力することを特徴とする。
また、請求項12にかかる発明は、請求項7から11のいずれか一にかかる発明において、前記コンピュータを、さらに、前記元原稿画像情報と当該元原稿画像情報を識別するための識別情報とを対応付けて記憶する記憶手段として機能させるためのものであり、前記指示書出力手段は、前記識別情報をさらに含む前記指示書を出力し、前記画像処理制御手段は、前記指示書に含まれる前記識別情報と対応付けて記憶した前記元原稿画像情報に対して、決定した前記処理内容の画像処理を施すことを特徴とする。
また、請求項13にかかる発明は、原稿読取手段が、元原稿画像情報に施す画像処理の処理内容を表す加筆を含む原稿の原稿画像情報を読み取る原稿読取工程と、加筆抽出手段が、読み取った前記原稿画像情報から前記加筆の加筆画像情報を抽出する加筆抽出工程と、候補選出手段が、抽出した前記加筆画像情報を解析して前記加筆が表す前記処理内容の候補を選出する候補選出工程と、指示書出力手段が、選出した前記処理内容の候補から所望の前記処理内容の選択を指示する選択指示を記入する指示書を出力する指示書出力工程と、指示書読取手段が、前記選択指示を記入した前記指示書の指示書画像情報を読み取る指示書読取工程と、内容選択手段が、読み取った前記指示書画像情報を解析して前記指示書へ記入した前記選択指示が指示する前記処理内容を選択する内容選択工程と、画像処理制御手段が、選択した前記処理内容の画像処理を前記元原稿画像情報に対して施す画像処理制御工程と、を有することを特徴とする。
また、請求項14にかかる発明は、請求項13にかかる発明において、前記指示書出力工程は、前記選択指示を記入するチェック欄を含む前記指示書を出力することを特徴とする。
また、請求項15にかかる発明は、請求項13または14にかかる発明において、前記処理内容は、前記元原稿画像情報の中の画像処理を施す処理範囲および前記処理範囲に施す画像処理の画像処理方法であり、前記指示書出力工程は、前記各処理範囲の候補を示す画像および前記各画像処理方法の候補のリストを含む前記指示書を出力することを特徴とする。
また、請求項16にかかる発明は、請求項15にかかる発明において、前記指示書出力工程は、前記各処理範囲の候補を示す枠線が描かれた画像と、前記各枠線に付加された前記選択指示を記入するチェック欄と、を含む前記指示書を出力することを特徴とする。
また、請求項17にかかる発明は、請求項13から16のいずれか一にかかる発明において、前記指示書出力工程は、当該複数の処理内容の候補を表す前記加筆の例をさらに含む前記指示書を出力することを特徴とする。
また、請求項18にかかる発明は、請求項13から17のいずれか一にかかる発明において、記憶手段が、前記元原稿画像情報と当該元原稿画像情報を識別するための識別情報とを対応付けて記憶する記憶工程をさらに有し、前記指示書出力工程は、前記識別情報をさらに含む前記指示書を出力し、前記画像処理制御工程は、前記指示書に含まれる前記識別情報と対応付けて記憶した前記元原稿画像情報に対して、決定した前記処理内容の画像処理を施すことを特徴とする。
本発明によれば、複数の処理内容の候補の中から加筆が表す処理内容の選択指示をユーザに求めることができるので、ユーザが意図する処理内容の処理を行うことができる、という効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる画像処理装置、プログラム、および画像処理方法の最良な実施の形態を詳細に説明する。なお、本実施の形態では、コピー機能、ファクシミリ機能、プリント機能、スキャナ機能、画像データ等を配信する通信機能等を複合したカラーデジタル複合機(MFP:Multi Function Peripheral)に本発明の画像処理装置、プログラム、および画像処理方法を適用した例について説明する。但し複合機に限られず、プリンタ、ファクシミリ、コピー機等の画像形成装置などにも本発明を適用することができる。
(第1実施の形態)
図1は、本実施の形態にかかるカラーデジタル複合機を概略的に示す構成図である。本実施の形態にかかるカラーデジタル複合機1000は、後処理装置であるフィニッシャ100と、画像読取装置であるスキャナ部200と、画像印刷装置であるプリンタ部300と、を備えて構成されている。
本実施の形態にかかるカラーデジタル複合機1000は、ドキュメントボックス機能、複写機能、プリンタ機能、およびファクシミリ機能を順次に切り替えて選択することが可能となっている。ここでは、複写機能が選択された場合における画像形成の流れを例に挙げ、図1を参照して説明する。
まず、カラーデジタル複合機1000のスキャナ部200について説明する。スキャナ部200は、概略的には、自動原稿送り装置(以下、ADF:Auto Document Feederとする)1と読み取りユニット50とで構成されている。
ADF1の原稿台2に原稿の画像面を上にして置かれた原稿束は、操作表示部400上のプリントキー(図示せず)が押下されると、一番下の原稿から給送ローラ3、給送ベルト4によってコンタクトガラス6上の所定の位置に給送される。なお、カラーデジタル複合機1000は、1枚の原稿をコンタクトガラス6上の所定の位置に給送完了する毎に原稿枚数をカウントアップするカウント機能を有している。
コンタクトガラス6上の所定の位置に給送された原稿は、読み取りユニット50によって原稿画像データを読み取られる。
ここで、読み取りユニット50について詳述する。読み取りユニット50は、原稿を載置するコンタクトガラス6と光学走査系で構成されている。光学走査系は、照明手段である露光ランプ51、第1ミラー52、レンズ53、CCDイメージセンサ54等で構成されている。露光ランプ51および第1ミラー52は、図示しない第1キャリッジ上に固定され、第2ミラー55および第3ミラー56は、図示しない第1キャリッジ上に固定されている。この光学走査系は、スキャナ駆動モータにて駆動される。本実施の読み取りユニット50は、コンタクトガラス6上に原稿が搭載された場合に、露光ランプ51を点灯し、走行体である第1キャリッジおよび第2キャリッジをスキャナ駆動モータにより右方向に移動走査して原稿を読み取る読み取り方式と、露光ランプ51を点灯し、第1キャリッジおよび第2キャリッジは停止した状態のまま、ADF1によって搬送される原稿を読み取る読み取り方式が選択可能である。第1キャリッジおよび第2キャリッジをスキャナ駆動モータにより右方向に移動走査して原稿を読み取る読み取り方式の場合には、原稿像を読み取るときには、光路長が変わらないように、第1キャリッジと第2キャリッジとが2対1の相対速度で副走査方向に機械的に走査される。原稿は、CCDイメージセンサ54によって読み取られ、電気信号に変換されて出力される。CCDイメージセンサ54からの出力信号は、ADコンバータによりデジタルデータ(原稿画像データ)に変換される。
デジタルデータに変換された原稿画像データは、例えばプリンタ部300に送られてプリント出力として出力される場合や、あるいは記憶装置に送られて記憶される場合等、種々あり、スキャナ部200の情報として使用されている。記憶装置に記憶された原稿画像データは、再出力などが可能になっている。なお、本実施の形態では、原稿画像データは、当該原稿画像データを識別する識別情報(例えば、ファイル名やページ番号等)と対応付けて記憶装置に記憶されているものとする。
読み取りユニット50によって原稿画像データの読み取りが終了した原稿は、給送ベルト4および排送ローラ5によって排出される。
さらに、原稿セット検知センサ7にて原稿台2に次の原稿が有ることを検知した場合、前原稿と同様に、次の原稿がコンタクトガラス6上に給送される。
上述した給送ローラ3、給送ベルト4、排送ローラ5は、それぞれ搬送モータによって駆動される。
次に、カラーデジタル複合機1000のプリンタ部300について説明する。プリンタ部300は、概略的には、作像ステーション70と定着ユニット17と給紙部80と両面給紙ユニット111とで構成されている。
作像ステーション70は、電子写真方式で作像するものであり、書き込みユニット57と、タンデム方式の4つのドラム状の感光体15と、感光体15毎に設けられていてシアン(C)、マゼンダ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の各色に対応した現像ユニット19と、各感光体15上に形成された画像がそれぞれの転写位置で転写紙P上に順次転写されるように用紙を搬送するベルト状の搬送ベルト16とを主体として構成されている。
給紙部80は、第1トレイ8と第2トレイ9と第3トレイ10と第1給紙装置11と第2給紙装置12と第3給紙装置13と縦搬送ユニット14とにより構成されている。第1トレイ8、第2トレイ9、第3トレイ10に積載された転写紙Pは、各々第1給紙装置11、第2給紙装置12、第3給紙装置13によって給紙され、縦搬送ユニット14によって搬送方向上流側に位置する感光体15に当接する位置まで搬送される。
読み取りユニット50にて読み取られた原稿画像データは、書き込みユニット57から出力されるレーザビームによって各感光体15に書き込まれ、各現像ユニット19を通過することによってトナー像が形成される。書き込みユニット57は、レーザ出力ユニット58、結像レンズ59、ミラー(図示しない)で構成され、レーザ出力ユニット58の内部には、レーザ光源であるレーザダイオードおよびモータによって高速で定速回転する多角形ミラー(ポリゴンミラー)が備わっている。なお、特に図示しないが、各感光体15の一端近傍のレーザビームを照射される位置に、主走査同期信号を発生するビームセンサが配置されている。
各感光体15上の各トナー像は、各感光体15の回転と等速で搬送ベルト16によって搬送される転写紙P上に転写されることにより、転写紙P上にカラー画像に形成される。その後、定着ユニット17に搬送されて画像を定着された転写紙Pは、排紙ユニット18によって後処理装置であるフィニッシャ100に排出される。
後処理装置のフィニシャ100は、排紙ユニット18の排紙ローラ18aによって搬送された転写紙Pを、通常排紙ローラ102方向とステープル処理部方向へと切り替えて導くことができる。より詳細には、後処理装置であるフィニシャ100は、切り替え板101を上に切り替えることにより、搬送ローラ103を経由して通常の排紙トレイ104側に転写紙Pを排紙することができ、切り替え板101を下方向に切り替えることで、搬送ローラ105、107を経由して、ステープル台108に転写紙Pを搬送することができる。
ステープル台108に積載された転写紙Pは、一枚排紙されるごとに紙揃え用のジョガー109によって、紙端面が揃えられ、一部のコピー完了と共にステープラ106によって綴じられる。ステープラ106で綴じられた転写紙P群は、自重によってステープル完了排紙トレイ110に収納される。
一方、フィニシャ100の通常の排紙トレイ104は、前後に移動可能な排紙トレイである。前後に移動可能な排紙トレイ104は、原稿毎、あるいは、画像メモリによってソーティングされたコピー部毎に、前後に移動し、簡易的に排出されてくるコピー紙を仕分けるものである。
本実施の形態にかかるカラーデジタル複合機1000は、転写紙Pの両面に画像を作像可能である。転写紙Pの両面に画像を作像する場合は、各給紙トレイ8〜10から給紙され作像された転写紙Pを排紙トレイ104側に導かないで、排紙ユニット18の経路切り替えの為の分岐爪112を上側にセットすることで、一旦両面給紙ユニット111にストックする。その後、両面給紙ユニット111にストックされた転写紙Pは、再び感光体15に作像されたトナー画像を転写するために、反転された状態で両面給紙ユニット111から再給紙され、下側にセットされた分岐爪112を介して排紙トレイ104に導かれる。このように、転写紙Pの両面に画像を作成する場合に両面給紙ユニット111は使用される。また、画像の載った転写紙Pの裏面に印字を行なう際にも両面給紙ユニット111を用いて転写紙Pの裏表を変えることができる。
図2は、カラーデジタル複合機のハードウェア構成を示すブロック図である。図2に示すように、このカラーデジタル複合機1000は、コントローラ1101とプリンタ部300及びスキャナ部200とをPCI(Peripheral Component Interconnect)バスで接続した構成となる。コントローラ1101は、カラーデジタル複合機1000全体の制御と描画、通信、操作表示部400からの入力を制御するコントローラである。なお、プリンタ部300又はスキャナ部200には、誤差拡散やガンマ変換などの画像処理部が含まれる。
操作表示部400は、スキャナ部200で読み取られた原稿の原稿画像データ等を表示するタッチパネル400aと、タッチパネル400aにペンの先端を接触させることによって、マウスのボタンを押したのと同様の操作を行うことができる筆跡入力手段としてのスタイラスペン400cと、キーの打鍵による使用者の文字入力や編集操作等を受け付けるキー操作部400bとを有する。なお、スタイラスペン400cを用いずに、ユーザの指示などにより、タッチパネル400aに対して直接操作するようにしてもよい。
コントローラ1101は、コンピュータの主要部であるCPU(Central Processing Unit)1111と、システムメモリ(MEM−P)1112と、ノースブリッジ(NB)1113と、サウスブリッジ(SB)1114と、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)1116と、ローカルメモリ(MEM−C)1117と、ハードディスクドライブ(HDD)1118とを有し、NB1113とASIC1116との間をAGP(Accelerated Graphics Port)バス1115で接続した構成となる。また、MEM−P1112は、ROM(Read Only Memory)1112aと、RAM(Random Access Memory)1112bとをさらに有する。
CPU1111は、カラーデジタル複合機1000の全体制御を行うものであり、NB1113、MEM−P1112およびSB1114からなるチップセットを有し、このチップセットを介して他の機器と接続される。
NB1113は、CPU1111とMEM−P1112、SB1114、AGPバス1115とを接続するためのブリッジであり、MEM−P1112に対する読み書きなどを制御するメモリコントローラと、PCIマスタおよびAGPターゲットとを有する。
MEM−P1112は、プログラムやデータの格納用メモリ、プログラムやデータの展開用メモリ、プリンタの描画用メモリなどとして用いるシステムメモリであり、ROM1112aとRAM1112bとからなる。ROM1112aは、CPU1111の動作を制御するプログラムやデータの格納用メモリとして用いる読み出し専用のメモリであり、RAM1112bは、プログラムやデータの展開用メモリ、プリンタの描画用メモリなどとして用いる書き込みおよび読み出し可能なメモリである。
SB1114は、NB1113とPCIデバイス、周辺デバイスとを接続するためのブリッジである。このSB1114は、PCIバスを介してNB1113と接続されており、このPCIバスには、ネットワークインタフェース(I/F)部1104なども接続される。
ASIC1116は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのIC(Integrated Circuit)であり、AGPバス1115、PCIバス、HDD1118およびMEM−C1117をそれぞれ接続するブリッジの役割を有する。このASIC1116は、PCIターゲットおよびAGPマスタと、ASIC1116の中核をなすアービタ(ARB)と、MEM−C1117を制御するメモリコントローラと、ハードウェアロジックなどにより画像データの回転などを行う複数のDMAC(Direct Memory Access Controller)と、プリンタ部300やスキャナ部200との間でPCIバスを介したデータ転送を行うPCIユニットとからなる。このASIC1116には、PCIバスを介してFCU(Fax Control Unit)1121、USB(Universal Serial Bus)1122、IEEE1394(the Institute of Electrical and Electronics Engineers 1394)インタフェース1123が接続される。
MEM−C1117は、コピー用画像バッファ、符号バッファとして用いるローカルメモリであり、HDD1118は、上述した記憶装置として機能するものであり、原稿画像データ等の蓄積、CPU1111の動作を制御するプログラムの蓄積、フォントデータの蓄積、フォームの蓄積を行うためのストレージである。
AGPバス1115は、グラフィック処理を高速化するために提案されたグラフィックスアクセラレータカード用のバスインタフェースであり、MEM−P1112に高スループットで直接アクセスすることにより、グラフィックスアクセラレータカードを高速にするものである。
次に、図3および図4を用いて、本実施の形態のカラーデジタル複合機1000のコントローラ1101がプログラムに従って実現する画像処理にかかる特徴的な機能について説明する。図3は、画像処理にかかる機能構成を示すブロック図である。図4は、画像処理の手順を示すフローチャートである。
図3に示すように、カラーデジタル複合機1000は、CPU1111がプログラムに従うことにより、原稿読取部301、加筆抽出部302、候補選出部303、指示書出力部304、指示書読取部305、内容選択部306、および画像処理制御部307を実現する。
原稿読取部301は、スキャナ部200を制御して、元原稿画像データに施す画像処理の処理内容を表す加筆を含む原稿の原稿画像データを読み取る(ステップS401)。ここで、元原稿画像データとは、読み取った原稿画像データのオリジナルの原稿画像データであり、例えば、HDD1118に記憶されている原稿画像データである。また、画像処理の処理内容とは、元原稿画像データに施す画像処理に関する情報であって、例えば、元原稿画像データに施す画像処理の画像処理方法、元原稿画像データ中の画像処理を施す対象範囲(処理範囲)である。また、画像処理の処理内容を表す加筆とは、“○”,“×”に代表される図形、線分、閉曲線などであり、元原稿画像データに施す画像処理のためのコマンド(命令記号)である。
図5は、命令記号が表す処理内容の候補の一覧である処理内容候補テーブルの一例を示す図である。本実施の形態では、命令記号のパターン画像と、当該命令記号が表す処理内容の候補と、を対応付けた処理内容候補テーブルがHDD1118に予め記憶されているものとする。例えば、原稿の上部に表記された命令記号:“↓”は、対象範囲がページの一部またはページの全体であることを表している。そして、対象範囲がページの一部である場合、原稿の上部に表記された命令記号:“↓”は、当該対象範囲に施す画像処理の画像処理方法が移動、変倍、または分割であることを表している。一方、対象範囲がページの全体である場合、原稿の上部に表記された命令記号“↓”は、当該対象範囲に施す画像処理の画像処理方法が縮小であることを表している。
図6は、加筆(命令記号)を含む原稿の一例を示す図である。図6に示すように、原稿600は、絵601、絵601の表示番号602、および絵601の説明文603の画像部分があるものとする。この原稿600のレイアウトを変更する場合、ユーザは、原稿600内の画像部分に対して命令記号を表記する。例えば、絵601、表示番号602および説明文603を原稿600の下方に移動させたい場合、ユーザは、絵601、表示番号602および説明文603を囲む命令記号:閉曲線604を原稿600に表記し、さらに、閉曲線604に付属して当該閉曲線604で囲まれた画像部分の移動方向を指示する命令記号:“↓”605を原稿600に表記する。
加筆抽出部302は、原稿読取部301で読み取った原稿画像データから加筆の加筆画像データを抽出する(ステップS402)。本実施の形態では、加筆抽出部302は、原稿読取部601で読み取った原稿画像データの識別情報と対応付けてHDD1118に記憶されている元原稿画像データと、原稿読取部601で読み取った原稿画像データと、の差分を取得し、取得した差分を加筆画像データとして抽出する。なお、加筆抽出部302は、原稿600に含まれる2次元バーコード(図示しない)が示す原稿画像データの識別情報に基づいて、HDD1118から元原稿画像データを読み込むものとする。また、加筆抽出部302は、抽出した加筆画像データを、原稿600に表示された加筆箇所(n=1,2,3,...)毎にRAM1112bに格納する。
候補選出部303は、加筆抽出部302によって抽出した加筆画像データを解析して加筆が表す処理内容の候補を選出する(ステップS403)。ここで、図7を用いて、加筆が表す処理内容の候補を選出する処理について詳細に説明する。図7は、処理内容の候補を選出する処理の手順を示すフローチャートである。
まず、候補選出部303は、加筆抽出部302によってHDD1118から読み込んだ元原稿画像データの内容を解析する(ステップS701)。具体的には、候補選出部303は、元原稿画像データの画像構成を定義する画像構成ブロックを求める。ここで、画像構成ブロックとは、元原稿画像データ上の文字、形態素、文、段落、図、写真などである。図8は、元原稿画像データの画像構成を定義する画像構成ブロックの説明図である。候補選出部303は、段落801、写真802、および文803,804からなる元原稿画像データ800の画像構成ブロックを求める。
次に、候補選出部303は、RAM1112bから加筆箇所毎に加筆画像データを読み込む(ステップS702)。例えば、図6に示す原稿600の加筆画像データを読み込む場合、候補選出部303は、命令記号:閉曲線604および当該閉曲線604に付属して表記された命令記号:“↓”605を読み込むものとする。
その際、候補選出部303は、加筆が表す処理内容の候補を記録する範囲リストおよび候補リストをリセットする(ステップS703)。ここで、範囲リストは、画像処理を施す対象範囲の候補を記録するリストである。また、候補リストは、範囲リストに記録された対象範囲に施す画像処理の画像処理方法の候補を記録するリストである。本実施の形態では、範囲リストおよび候補リストは、RAM1112bに格納されているものとする。候補選出部303は、対象範囲の候補および画像処理方法の候補を選出される毎に、RAM1112bに格納されている範囲リストおよび候補リストに追加するものとする。なお、候補選出部303は、原稿読取部301によって新たに読み取った原稿の加筆画像データを読み込んだ場合にのみ、範囲リストおよび候補リストをリセットするものとする。
次に、候補選出部303は、読み込んだ加筆画像データとマッチングする命令記号(パターン画像)を図5に示す処理内容候補テーブルから探索し、探索した命令記号と対応付けられた対象範囲の候補および画像処理方法の候補を選出し、範囲リストおよび候補リストに追加する(ステップS704)。
例えば、図6に示す原稿600が読み取られた場合、候補選出部303は、図5に示す処理内容候補テーブルから、命令記号:“↓”605と対応付けられた移動、変倍、分割、および縮小を画像処理方法の候補として選出する。なお、命令記号:“↓”605が命令記号:閉曲線604に付属して表記されていなかった場合、候補選出部303は、画像処理方法の候補と共に、命令記号:“↓”605と対応付けられたページの一部およびページの全体を対象範囲の候補として選出するものとする。
また、命令記号と対応付けられた画像処理方法の候補が移動や変倍等の場合、その移動量や変倍率等の属性値を命令記号のみから判断するのは困難である。そこで、候補選出部303は、移動や変倍等の画像処理方法の候補と共に、移動量(例えば、中央、下端、任意)の候補や変倍率(例えば、少し大きめ、少し小さめ、任意)等の属性値の候補を選出してもよい。その場合、図示しないが、属性値の候補も図5に示す処理内容候補テーブルに含まれているものとする。
さらに、候補選出部303は、読み込んだ加筆画像データとマッチングする命令記号が対象範囲を詳細に表すものである場合、当該読み込んだ加筆画像データの原稿画像データ内における位置情報と、ステップS403において求めた画像構成ブロックと、を比較して、対象範囲の候補をさらに選出し、範囲リストに追加する(ステップS705)。
例えば、図6に示す原稿600が読み取られた場合、候補選出部303は、命令記号:“↓”605が対象範囲を表す命令記号:閉曲線604に付属して表記されているため、図6に示す原稿600に含まれる命令記号:閉曲線604と、図7に示す画像構成ブロックと、を比較する。そして、候補選出部303は、写真802のみからなる対象範囲の候補、写真802および文803からなる対象範囲の候補、写真802、文803および文804からなる対象範囲の候補、以上3つの対象範囲の候補を選出する。
次に、候補選出部303は、候補リストおよび範囲リストに追加した処理内容の候補である画像処理方法の候補および対象範囲の候補の選択を指示する選択指示を記入可能なチェック欄を有する指示書の画像データを作成し、RAM1112bに展開する(ステップS706)。なお、RAM1112bに複数の加筆箇所の加筆画像データが格納されている場合、候補選出部303は、上記のステップS702〜ステップS706の処理を繰返し、新たに候補リストおよび範囲リストに追加された画像処理方法の候補および対象範囲の候補の選択指示を記入するチェック欄をRAM1112bに展開されている画像データに追加するものとする。
図9は、RAMに展開された指示書の画像データの一例を示す図である。本実施の形態では、候補選出部303は、図9に示すように、範囲リストに追加された対象範囲の候補を示す画像データ(例えば、サムネイル画像)(901、902、903)、当該対象範囲の候補を選択するためのチェック欄の画像データ(901a、902a、903a)、候補リストに追加された画像処理方法の候補リストおよび属性値の候補を示す文字列(904、905)、および当該画像処理方法の候補および当該属性値の候補を選択するためのチェック欄の画像(904a、905a)を含む指示書900の画像データをRAM1112bに展開するものとする。図9に示す指示書900を出力することにより、画像処理の処理内容をユーザに分かり易く伝えることができる。
図4に戻り、指示書出力部304は、RAM1112bに展開されている指示書の画像データであって、候補選出部303により選出した処理内容の候補から所望の処理内容の選択を指示する選択指示を記入可能な指示書を出力する(ステップS404)。本実施の形態では、指示書出力部304は、プリンタ部300を制御して、RAM1112bに展開されている指示書の画像データを用紙に印刷して出力する。
指示書読取部305は、スキャナ部200を制御して、チェック欄への選択指示が記入された指示書の指示書画像データを読み取る(ステップS405)。
さらに、本実施の形態では、指示書読取部305は、スキャナ部200を制御して、再度、元原稿画像データに施す画像処理の処理内容を表す加筆を含む原稿の原稿画像データを読み取る(ステップS405)。そして、本実施の形態では、加筆抽出部302、および候補選出部303は、上述したステップS402およびステップS403と同様にして、再度読み込んだ原稿画像データを用いて指示書の画像データをRAM1112bに展開する。
内容選択部306は、指示書読取部305により読み取った指示書画像データを解析して指示書のチェック欄に記入した選択指示が指示する処理内容を選択する(ステップS406)。本実施の形態では、内容選択部306は、指示書読取部305により読み取った指示書画像データと、再度読み取った原稿画像データを用いてRAM1112bに展開した指示書の画像データと、を比較して、チェック欄への選択指示の記入を抽出する。そして、内容選択部306は、チェック欄への選択指示の記入に基づいて、RAM1112bに格納されている候補リストおよび範囲リストから、対象範囲、画像処理方法、属性値を選択する。
画像処理制御部307は、プリンタ部300またはスキャナ部200に含まれる画像処理部を制御して、内容選択部306により選択した処理内容の画像処理を元原稿画像データに対して施す(ステップS407)。本実施の形態では、画像処理制御部307は、まず、原稿読取部301により再度読み取った原稿画像データから、加筆抽出部302により抽出した加筆画像データを消去して元原稿画像データを生成する。そして、画像処理制御部307は、生成した元原稿画像データに対して、内容選択部306によって選択した処理内容の画像処理を施すものとする。
なお、本実施の形態では、画像処理制御部307は、原稿読取部301により再度読み取った原稿画像データから元原稿画像データを生成しているが、これに限定するものではない。例えば、原稿から読み取った2次元バーコード等が示す識別情報に対応付けてHDD1118等の記憶装置に元原稿画像データが記憶されている場合には、画像処理制御部307は、HDD1118から元原稿画像データを取得してもよい。これにより、原稿読取部301により同じ原稿を2度読み込む処理を省略することができる。
そして、画像処理制御部307は、プリンタ部300を制御して、画像処理を施した元原稿画像データを用紙に印刷して出力する(ステップS408)。
図10は、本実施の形態にかかるカラーデジタル複写機による画像処理の一例を示す説明図である。図10に示すように、本実施の形態にかかるカラーデジタル複合機1000によれば、編集や修正にかかる画像処理の処理内容を表す加筆を含む原稿600を読み取り、当該加筆から複数の処理内容の候補を選出できる場合に、指示書900を出力して、所望の処理内容の選択指示をユーザに求めることができるので、ユーザが意図する処理内容の画像処理を施した出力結果1001を得ることができる。
(第2実施の形態)
本実施の形態にかかるカラーデジタル複写機1000は、対象範囲の候補を示す枠線が描かれた画像と、当該各枠線に付加された選択指示を記入するチェック欄と、を含む指示書を出力するものである。なお、カラーデジタル複写機1000の構成については、第1実施の形態とほぼ同様であるため、第1実施の形態と異なる部分の処理のみを説明する。
図11は、本実施の形態にかかる指示書出力部により出力された指示書の一例を示す図である。指示書出力部304は、図11に示すように、候補選出部303により選出した各対象範囲の候補を示す枠線1130〜1132が描かれた画像1133と、当該各枠線1130〜1132に付加されたチェック欄(1130a、1131a、1132a)と、を含む指示書1100を出力するものである。これにより、候補選出部303により選出した各対象範囲の候補の画像を別々に出力する必要がなくなる。
なお、指示書出力部304は、枠線を対象範囲毎に異なる線種(例えば、点線、破線、鎖線)または色で描くことにより、選出した対象範囲の区別を容易にすることができる。また、ユーザに対して、対象範囲を正確に表すための加筆:閉曲線の描き方の例示にも利用することができる。
(変形例)
本変形例にかかるカラーデジタル複写機1000は、原稿の文字列上に二重線等が描かれていた場合に、対象範囲の候補を示す文字列を含む指示書を出力するものである。なお、カラーデジタル複写機1000の構成については、第1実施の形態とほぼ同様であるため、第1実施の形態と異なる部分の処理のみを説明する。
図12は、本変形例にかかる原稿読取部により読み取った原稿の一例を示す図である。図12に示す原稿1200は、文字列である「文書例」上に命令記号(加筆):二重線が描かれた例である。この場合、候補選出部303は、読み込んだ加筆画像データの原稿画像データ内における位置情報と、文字単位の画像構成ブロックと、を比較して対象範囲の候補を選出する。例えば、図12に示す原稿1200が読み取られた場合、候補選出部303は、「文章例」、「文章」、「章例」、および「章」の以上4つの対象範囲の候補を選出し、範囲リストに追加する。
そして、指示書出力部304は、対象範囲の候補を示す文字列を含む指示書を出力するものである。図13は、本変形例にかかる指示書出力部が出力した指示書の一例を示す図である。図13に示すように、指示書出力部304は、図12に示す原稿1200が読み取られた場合、対象範囲の候補である文字列(「文章例」、「文章」、「章例」、「章」)1301と、対象範囲の候補の選択指示を記入するチェック欄の画像1301aと、画像処理方法の候補リストを示す文字列(「削除」、「取消線」、「二重下線」)1302、および当該画像処理方法の候補を選択するためのチェック欄の画像1302aを含む指示書1300を出力する。
なお、指示書出力部304は、当該複数の処理内容の候補を表す命令記号(加筆)の表記例をさらに含む指示書を出力することもできる。図14は、命令記号の表記例を含む指示書の一例を示す図である。例えば、指示書出力部304は、画像処理方法の候補リストを示す文字列(「削除」、「取消線」、「二重下線」)1302を含む指示書1400を出力する場合、各画像処理方法を表す命令記号の表記例1401を含む指示書1400を出力する。また、指示書出力部304は、各対象範囲の候補を示す枠線が描かれた画像1402をさらに含む指示書1400を出力することも可能である。これにより、命令記号の表記例を指示書に含めることにより、正確な命令記号の表記の仕方をユーザに知らせることができる。
第1実施の形態にかかるカラーデジタル複合機を概略的に示す構成図である。 カラーデジタル複合機のハードウェア構成を示すブロック図である。 画像処理にかかる機能構成を示すブロック図である。 画像処理の手順を示すフローチャートである。 命令記号が表す処理内容の候補の一覧である処理内容候補テーブルの一例を示す図である。 加筆(命令記号)を含む原稿の一例を示す図である。 処理内容の候補を選出する処理の手順を示すフローチャートである。 元原稿画像データの画像構成を定義する画像構成ブロックの説明図である。 RAMに展開された指示書の画像データの一例を示す図である。 第1実施の形態にかかるカラーデジタル複写機による画像処理の一例を示す説明図である。 第2実施の形態にかかる指示書出力部により出力された指示書の一例を示す図である。 変形例にかかる原稿読取部により読み取った原稿の一例を示す図である。 変形例にかかる指示書出力部が出力した指示書の一例を示す図である。 命令記号の表記例を含む指示書の一例を示す図である。
符号の説明
1 ADF
2 原稿台
3 給紙ローラ
4 給送ベルト
5 排送ローラ
6 コンタクトガラス
7 原稿セット検知センサ
8 第1トレイ
9 第2トレイ
10 第3トレイ
11 第1給紙装置
12 第2給紙装置
13 第3給紙装置
14 縦搬送ユニット
15 感光体
16 搬送ベルト
17 定着ユニット
18 排紙ユニット
18a 排紙ローラ
50 読み取りユニット
51 露光ランプ
52 第1ミラー
53 レンズ
54 CCDイメージセンサ
55 第2ミラー
56 第3ミラー
57 書き込みユニット
58 レーザ出力ユニット
59 結像レンズ
70 作像ステーション
80 給紙部
100 フィニッシャ
101 切り替え板
102 通常排紙ローラ
103,105,107 搬送ローラ
104 排紙トレイ
106 ステープラ
108 ステープル台
109 ジョガー
110 ステープル完了排紙トレイ
111 両面給紙ユニット
112 分岐爪
200 スキャナ部
300 プリンタ部
301 原稿読取部
302 加筆抽出部
303 候補選出部
304 指示書出力部
305 指示書読取部
306 内容選択部
307 画像処理制御部
400 操作表示部
400a タッチパネル
400b キー操作部
400c スタイラスペン
1000 カラーデジタル複合機
1101 コントローラ
1104 ネットワークI/F
1111 CPU
1112 MEM−P
1112a ROM
1112b RAM
1113 NB
1114 SB
1115 AGP
1116 ASIC
1117 MEM−C
1118 HDD
1121 FCU
1122 USB
1123 IEEE1394
P 転写紙

Claims (18)

  1. 元原稿画像情報に施す画像処理の処理内容を表す加筆を含む原稿の原稿画像情報を読み取る原稿読取手段と、
    読み取った前記原稿画像情報から前記加筆の加筆画像情報を抽出する加筆抽出手段と、
    抽出した前記加筆画像情報を解析して前記加筆が表す前記処理内容の候補を選出する候補選出手段と、
    選出した前記処理内容の候補から所望の前記処理内容の選択を指示する選択指示を記入する指示書を出力する指示書出力手段と、
    前記選択指示を記入した前記指示書の指示書画像情報を読み取る指示書読取手段と、
    読み取った前記指示書画像情報を解析して前記指示書へ記入した前記選択指示が指示する前記処理内容を選択する内容選択手段と、
    選択した前記処理内容の画像処理を前記元原稿画像情報に対して施す画像処理制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記指示書出力手段は、前記選択指示を記入するチェック欄を含む前記指示書を出力することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記処理内容は、前記元原稿画像情報の中の画像処理を施す処理範囲および前記処理範囲に施す画像処理の画像処理方法であり、
    前記指示書出力手段は、前記各処理範囲の候補を示す画像および前記各画像処理方法の候補のリストを含む前記指示書を出力することを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 前記指示書出力手段は、前記各処理範囲の候補を示す枠線が描かれた画像と、前記各枠線に付加された前記選択指示を記入するチェック欄と、を含む前記指示書を出力することを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記指示書出力手段は、当該複数の処理内容の候補を表す前記加筆の例をさらに含む前記指示書を出力することを特徴とする請求項1から4のいずれか一に記載の画像処理装置。
  6. 前記元原稿画像情報と当該元原稿画像情報を識別するための識別情報とを対応付けて記憶する記憶手段をさらに備え、
    前記指示書出力手段は、前記識別情報をさらに含む前記指示書を出力し、
    前記画像処理制御手段は、前記指示書に含まれる前記識別情報と対応付けて記憶した前記元原稿画像情報に対して、決定した前記処理内容の画像処理を施すことを特徴とする請求項1から5のいずれか一に記載の画像処理装置。
  7. コンピュータを、
    元原稿画像情報に施す画像処理の処理内容を表す加筆を含む原稿の原稿画像情報を読み取る原稿読取手段と、
    読み取った前記原稿画像情報から前記加筆の加筆画像情報を抽出する加筆抽出手段と、
    抽出した前記加筆画像情報を解析して前記加筆が表す前記処理内容の候補を選出する候補選出手段と、
    選出した前記処理内容の候補から所望の前記処理内容の選択を指示する選択指示を記入する指示書を出力する指示書出力手段と、
    前記選択指示を記入した前記指示書の指示書画像情報を読み取る指示書読取手段と、
    読み取った前記指示書画像情報を解析して前記指示書へ記入した前記選択指示が指示する前記処理内容を選択する内容選択手段と、
    選択した前記処理内容の画像処理を前記元原稿画像情報に対して施す画像処理制御手段と、
    として機能させるためのプログラム。
  8. 前記指示書出力手段は、前記選択指示を記入するチェック欄を含む前記指示書を出力することを特徴とする請求項7に記載のプログラム。
  9. 前記処理内容は、前記元原稿画像情報の中の画像処理を施す処理範囲および前記処理範囲に施す画像処理の画像処理方法であり、
    前記指示書出力手段は、前記各処理範囲の候補を示す画像および前記各画像処理方法の候補のリストを含む前記指示書を出力することを特徴とする請求項7または8に記載のプログラム。
  10. 前記指示書出力手段は、前記各処理範囲の候補を示す枠線が描かれた画像と、前記各枠線に付加された前記選択指示を記入するチェック欄と、を含む前記指示書を出力することを特徴とする請求項9に記載のプログラム。
  11. 前記指示書出力手段は、当該複数の処理内容の候補を表す前記加筆の例をさらに含む前記指示書を出力することを特徴とする請求項7から10のいずれか一に記載のプログラム。
  12. 前記コンピュータを、さらに、
    前記元原稿画像情報と当該元原稿画像情報を識別するための識別情報とを対応付けて記憶する記憶手段として機能させ、
    前記指示書出力手段は、前記識別情報をさらに含む前記指示書を出力し、
    前記画像処理制御手段は、前記指示書に含まれる前記識別情報と対応付けて記憶した前記元原稿画像情報に対して、決定した前記処理内容の画像処理を施すことを特徴とする請求項7から11のいずれか一に記載のプログラム。
  13. 原稿読取手段が、元原稿画像情報に施す画像処理の処理内容を表す加筆を含む原稿の原稿画像情報を読み取る原稿読取工程と、
    加筆抽出手段が、読み取った前記原稿画像情報から前記加筆の加筆画像情報を抽出する加筆抽出工程と、
    候補選出手段が、抽出した前記加筆画像情報を解析して前記加筆が表す前記処理内容の候補を選出する候補選出工程と、
    指示書出力手段が、選出した前記処理内容の候補から所望の前記処理内容の選択を指示する選択指示を記入する指示書を出力する指示書出力工程と、
    指示書読取手段が、前記選択指示を記入した前記指示書の指示書画像情報を読み取る指示書読取工程と、
    内容選択手段が、読み取った前記指示書画像情報を解析して前記指示書へ記入した前記選択指示が指示する前記処理内容を選択する内容選択工程と、
    画像処理制御手段が、選択した前記処理内容の画像処理を前記元原稿画像情報に対して施す画像処理制御工程と、
    を有することを特徴とする画像処理方法。
  14. 前記指示書出力工程は、前記選択指示を記入するチェック欄を含む前記指示書を出力することを特徴とする請求項13に記載の画像処理方法。
  15. 前記処理内容は、前記元原稿画像情報の中の画像処理を施す処理範囲および前記処理範囲に施す画像処理の画像処理方法であり、
    前記指示書出力工程は、前記各処理範囲の候補を示す画像および前記各画像処理方法の候補のリストを含む前記指示書を出力することを特徴とする請求項13または14に記載の画像処理方法。
  16. 前記指示書出力工程は、前記各処理範囲の候補を示す枠線が描かれた画像と、前記各枠線に付加された前記選択指示を記入するチェック欄と、を含む前記指示書を出力することを特徴とする請求項15に記載の画像処理方法。
  17. 前記指示書出力工程は、当該複数の処理内容の候補を表す前記加筆の例をさらに含む前記指示書を出力することを特徴とする請求項13から16のいずれか一に記載の画像処理方法。
  18. 記憶手段が、前記元原稿画像情報と当該元原稿画像情報を識別するための識別情報とを対応付けて記憶する記憶工程をさらに有し、
    前記指示書出力手工程は、前記識別情報をさらに含む前記指示書を出力し、
    前記画像処理制御工程は、前記指示書に含まれる前記識別情報と対応付けて記憶した前記元原稿画像情報に対して、決定した前記処理内容の画像処理を施すことを特徴とする請求項13から17のいずれか一に記載の画像処理方法。
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