JP5119104B2 - 画像処理装置、プログラムおよび画像加工方法 - Google Patents

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Description

本発明は、画像処理装置、プログラムおよび画像加工方法に関する。
近年、原稿画像を読み取るスキャナ、スキャナで読み取った原稿画像を印刷する複写機、外部機器から入力された画像データを印刷するプリンタやファクシミリ装置、あるいは、これらの機能を兼ね備えたいわゆるMFP(Multi Function Peripheral)と称される複合機が用いられている。
この種の複合機にあっては、読み取ったコピーやファクシミリの原稿および外部機器から入力された画像データをHDD(Hard Disk Drive)に蓄積しておき、必要に応じて再出力や再送信することができるドキュメントボックス機能を搭載しているものがある。このようなドキュメントボックス機能によれば、作業効率を大幅に向上することができるとともに、ペーパーレスを実現することができる。
ところで、複合機のドキュメントボックス機能において原稿の校正を行なう場合には、原稿校正のためにHDD内の画像データを紙に出力し、そこに校正内容を手書きで加筆する、という手順を経ることになる。この場合、紙上で加筆した校正内容は、元の画像データに対して手作業で反映させることになる。紙に印刷された情報と電子データとして保存されている情報とでは、その使い勝手が異なるものとなっている。紙に書かれている情報は、紙と筆記用具があれば、利用場所の制限が少なく、多くの場所で参照や追加修正作業をおこなうことができる。しかし、電子データの場合は、それを扱うための電子装置が必要である。また、場合によっては電源が必要な場合もあり、使用場所が制限される場合がある。しかしながら、修正や編集という機能は優れている。ただし、使用する電子機器に精通していないと複雑な編集は難しい場合もある。
そこで、このような問題を解決するために、紙原稿への加筆内容から利用者が付加あるいは置換しようとしている情報を読み取り元の画像データに反映することで、画像データへの情報付加・置換の利便性を向上させることができるようにした技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の技術は、編集作業を容易にするために、原稿となる画像データを表示しておき、その画面にスタイラスペン等で手書き入力を行って編集作業を行うものである。より具体的には、特許文献1には、あらかじめ登録している編集記号に近いものをコマンドとして認識し、追加分を仮名漢字変換で入力可能にする技術が記載されている。このように特許文献1によれば、従来から紙原稿で用いられてきた編集記号を電子機器の表示画面を用いて作業できるようになっている。
特許第3398981号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術によれば、編集指示用の命令は、登録しているいくつかの命令に制限されている。また、編集対象領域を指示するにも制限がある。
加えて、課題となるのは、紙原稿に加筆した内容を電子ファイル上のどの位置に反映させるかということである。例えば、原稿の文章に線が引かれている場合、それが、強調表示を意味する下線なのか、削除を意味する取消線なのかを判別する必要がある。
また、この場合に、加筆した内容または位置を何通りもに判別できる場合に、どのように特定するかということである。例えば、原稿の文章に線が引かれている場合、それが、強調表示を意味する下線とも、削除を意味する取消線とも判別できる場合に、ユーザの意図を正確に反映した処理を行う必要がある。
さらに、課題となるのは、紙原稿に加筆された内容を文字として解釈するか図形として解釈するかということである。例えば、原稿に四角形が加筆されている場合、それが、“口”を意味する文字なのか“四角”を表現した図形なのかを判別する必要がある。これが問題となるのは、その結果により後処理の仕方が異なるためである。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、元原稿画像情報の校正を紙原稿上で行った場合に、紙原稿から元原稿画像情報に対する情報付加または削除の利便性を向上させることができる画像処理装置、プログラムおよび画像加工方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、 元原稿画像情報および当該元原稿画像情報の格納位置を示すリンク情報が印刷された原稿についての原稿画像情報を生成する原稿画像情報生成手段と、前記原稿画像情報の前記リンク情報に従って、前記元原稿画像情報を取得する元原稿情報取得手段と、前記元原稿画像情報の画像構成を定義する画像構成ブロックを解析する画像内容解析手段と、前記原稿画像情報と前記元原稿画像情報との差分に基づいて図形として解釈される加筆情報を取得する加筆情報取得手段と、前記加筆情報の前記原稿画像情報上の位置に基づいて処理対象となる前記画像構成ブロックを選択する処理対象ブロック選択手段と、選択された1つまたは複数の処理対象となる前記画像構成ブロックと前記加筆情報とのそれぞれの内容、および前記画像構成ブロックと前記加筆情報との相対的な位置から導出される処理指示を生成する処理指示生成手段と、生成された前記処理指示に従って前記元原稿画像情報の処理対象となる前記画像構成ブロックを加工して画像を生成する画像生成手段と、前記処理指示生成手段により複数の処理指示が生成されて、前記画像生成手段により前記画像が複数生成された場合に、前記複数の画像をユーザに提示する画像提示手段と、前記画像提示手段により提示された前記複数の画像からユーザにより選択された前記画像に対応する処理指示を選定する処理指示選定手段と、を備え、前記画像生成手段は、前記処理指示選定手段により選定された前記処理指示から最終画像を生成すること、を特徴とする。
また、本発明にかかるプログラムは、コンピュータを、元原稿画像情報および当該元原稿画像情報の格納位置を示すリンク情報が印刷された原稿についての原稿画像情報を生成する原稿画像情報生成手段と、前記原稿画像情報の前記リンク情報に従って、前記元原稿画像情報を取得する元原稿情報取得手段と、前記元原稿画像情報の画像構成を定義する画像構成ブロックを解析する画像内容解析手段と、前記原稿画像情報と前記元原稿画像情報との差分に基づいて図形として解釈される加筆情報を取得する加筆情報取得手段と、前記加筆情報の前記原稿画像情報上の位置に基づいて処理対象となる前記画像構成ブロックを選択する処理対象ブロック選択手段と、選択された1つまたは複数の処理対象となる前記画像構成ブロックと前記加筆情報とのそれぞれの内容、および前記画像構成ブロックと前記加筆情報との相対的な位置から導出される処理指示を生成する処理指示生成手段と、生成された前記処理指示に従って前記元原稿画像情報の処理対象となる前記画像構成ブロックを加工して画像を生成する画像生成手段と、前記処理指示生成手段により複数の処理指示が生成されて、前記画像生成手段により前記画像が複数生成された場合に、前記複数の画像をユーザに提示する画像提示手段と、前記画像提示手段により提示された前記複数の画像からユーザにより選択された前記画像に対応する処理指示を選定する処理指示選定手段、として機能させるためのプログラムであって、前記画像生成手段は、前記処理指示選定手段により選定された前記処理指示から最終画像を生成すること、を特徴とする。
また、本発明にかかる画像処理方法は、画像処理装置で実行される画像処理方法であって、前記画像処理装置は、制御部と記憶部を備え、前記制御部において実行される、元原稿画像情報および当該元原稿画像情報の格納位置を示すリンク情報が印刷された原稿についての原稿画像情報を生成する原稿画像情報生成ステップと、前記原稿画像情報の前記リンク情報に従って、前記元原稿画像情報を取得する元原稿情報取得ステップと、前記元原稿画像情報の画像構成を定義する画像構成ブロックを解析する画像内容解析ステップと、前記原稿画像情報と前記元原稿画像情報との差分に基づいて図形として解釈される加筆情報を取得する加筆情報取得ステップと、前記加筆情報の前記原稿画像情報上の位置に基づいて処理対象となる前記画像構成ブロックを選択する処理対象ブロック選択ステップと、選択された1つまたは複数の処理対象となる前記画像構成ブロックと前記加筆情報とのそれぞれの内容、および前記画像構成ブロックと前記加筆情報との相対的な位置から導出される処理指示を生成する処理指示生成ステップと、生成された前記処理指示に従って前記元原稿画像情報の処理対象となる前記画像構成ブロックを加工して画像を生成する画像生成ステップと、前記処理指示生成手段により複数の処理指示が生成されて、前記画像生成手段により前記画像が複数生成された場合に、前記複数の画像をユーザに提示する画像提示ステップと、前記画像提示手段により提示された前記複数の画像からユーザにより選択された前記画像に対応する処理指示を選定する処理指示選定ステップと、を含み、前記画像生成ステップは、前記処理指示選定手段により選定された前記処理指示から最終画像を生成すること、を特徴とする。
本発明によれば、元原稿画像情報の校正を紙原稿上で行った場合に、処理対象となる画像構成ブロックと加筆情報との相対的な位置から複数の処理指示が生成された場合に、生成されたすべての処理指示に基づいて複数の画像を生成し、生成された複数の画像をユーザに提示し、提示された複数の画像からユーザの意図する処理指示に対応する画像の選択を受け付け、これを最終画像として生成する。これにより、紙原稿への加筆情報をコマンドとして利用して利用者の意図を正確に元原稿画像情報に反映させることができるようになるので、紙原稿から元原稿画像情報に対する情報付加または削除の利便性を向上させることができる、という効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる画像処理装置、プログラムおよび画像加工方法の最良な実施の形態を詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態を図1ないし図12に基づいて説明する。本実施の形態は画像処理装置として、コピー機能、ファクシミリ(FAX)機能、プリント機能、スキャナ機能および入力画像(スキャナ機能による読み取り原稿画像やプリンタあるいはFAX機能により入力された画像)を配信する機能等を複合したいわゆるMFP(Multi Function Peripheral)と称されるカラーデジタル複合機を適用した例である。
図1は、本発明の第1の実施の形態にかかるカラーデジタル複合機1000を概略的に示す構成図である。本実施の形態にかかるカラーデジタル複合機1000は、後処理装置であるフィニシャ100と画像読取装置であるスキャナ部200と画像印刷装置であるプリンタ部300とで構成されている。
本実施の形態にかかるカラーデジタル複合機1000は、操作部400(図2参照)のアプリケーション切り替えキーにより、ドキュメントボックス機能、複写機能、プリンタ機能、およびファクシミリ機能を順次に切り替えて選択することが可能となっている。ドキュメントボックス機能の選択時にはドキュメントボックスモードとなり、複写機能の選択時には複写モードとなり、プリンタ機能の選択時にはプリンタモードとなり、ファクシミリモードの選択時にはファクシミリモードとなる。ここでは、複写モードにおける画像形成の流れを例に挙げ、図1を参照して説明する。
まず、カラーデジタル複合機1000のスキャナ部200について説明する。スキャナ部200は、概略的には、自動原稿送り装置(以後、ADF(Auto Document Feeder)という。)1と読み取りユニット50とで構成されている。
ADF1の原稿台2に原稿の画像面を上にして置かれた原稿束は、操作部400上のプリントキー(図示せず)が押下されると、一番下の原稿から給送ローラ3、給送ベルト4によってコンタクトガラス6上の所定の位置に給送される。なお、カラーデジタル複合機1000は、1枚の原稿をコンタクトガラス6上の所定の位置に給送完了する毎に原稿枚数をカウントアップするカウント機能を有している。
コンタクトガラス6上の所定の位置に給送された原稿は、読み取りユニット50によって画像データを読み取られる。
ここで、読み取りユニット50について詳述する。読み取りユニット50は、原稿を載置するコンタクトガラス6と光学走査系で構成されている。光学走査系は、照明手段である露光ランプ51、第1ミラー52、レンズ53、CCDイメージセンサ54等で構成されている。露光ランプ51および第1ミラー52は、図示しない第1キャリッジ上に固定され、第2ミラー55および第3ミラー56は、図示しない第1キャリッジ上に固定されている。この光学走査系は、スキャナ駆動モータ(図示せず)にて駆動される。読み取りユニット50は、コンタクトガラス6上に原稿が搭載された場合に、露光ランプ51を点灯し、走行体である第1キャリッジおよび第2キャリッジをスキャナ駆動モータにより右方向に移動走査して原稿を読み取る読み取り方式と、露光ランプ51を点灯し、第1キャリッジおよび第2キャリッジは停止した状態のまま、ADF1によって搬送される原稿を読み取る読み取り方式が選択可能である。第1キャリッジおよび第2キャリッジをスキャナ駆動モータにより右方向に移動走査して原稿を読み取る読み取り方式の場合には、原稿像を読み取るときには、光路長が変わらないように、第1キャリッジと第2キャリッジとが2対1の相対速度で副走査方向に機械的に走査される。原稿画像は、CCDイメージセンサ54によって読み取られ、電気信号に変換されて出力される。CCDイメージセンサ54からの出力信号は、ADコンバータによりデジタルデータ(画像データ)に変換される。
デジタルデータに変換された原稿画像情報は、例えばプリンタ部300に送られてプリント出力として画像情報の出力が行なわれる場合や、あるいは記憶装置(例えば、図2に示すHDD1118)に送られて記憶される場合等、種々あり、各々のスキャナ部200の情報として使用されている。記憶装置(例えば、図2に示すHDD1118)に記憶された原稿画像情報は、ドキュメントボックスモードにおいて、再出力などが可能になっている。このようなドキュメントボックス機能によれば、作業効率を大幅に向上することができるとともに、ペーパーレスを実現することができる。
読み取りユニット50によって画像データの読み取りが終了した原稿は、給送ベルト4および排送ローラ5によって排出される。
さらに、原稿セット検知7にて原稿台2に次の原稿が有ることを検知した場合、前原稿と同様に、次の原稿がコンタクトガラス6上に給送される。
上述した給送ローラ3、給送ベルト4、排送ローラ5は、それぞれ搬送モータ(図示せず)によって駆動される。
次に、カラーデジタル複合機1000のプリンタ部300について説明する。プリンタ部300は、概略的には、作像ステーション70と定着ユニット17と給紙部80と両面給紙ユニット111とで構成されている。
作像ステーション70は、電子写真方式で作像するものであり、書き込みユニット57と、タンデム方式の4つのドラム状の感光体15と、感光体15毎に設けられていてシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の各色に対応した現像ユニット19と、各感光体15上に形成された画像がそれぞれの転写位置で転写紙P上に順次転写されるように用紙を搬送するベルト状の搬送ベルト16とを主体として構成されている。
給紙部80は、第1トレイ8と第2トレイ9と第3トレイ10と第1給紙装置11と第2給紙装置12と第3給紙装置13と縦搬送ユニット14とにより構成されている。第1トレイ8、第2トレイ9、第3トレイ10に積載された転写紙Pは、各々第1給紙装置11、第2給紙装置12、第3給紙装置13によって給紙され、縦搬送ユニット14によって搬送方向上流側に位置する感光体15に当接する位置まで搬送される。
読み取りユニット50にて読み込まれた画像データは、書き込みユニット57から出力されるレーザビームによって各感光体15に書き込まれ、各現像ユニット19を通過することによってトナー像が形成される。書き込みユニット57は、レーザ出力ユニット58、結像レンズ59、ミラー60で構成され、レーザ出力ユニット58の内部には、レーザ光源であるレーザダイオードおよびモータによって高速で定速回転する多角形ミラー(ポリゴンミラー)が備わっている。なお、特に図示しないが、各感光体15の一端近傍のレーザビームを照射される位置に、主走査同期信号を発生するビームセンサが配置されている。
各感光体15上の各色のトナー像は、各感光体15の回転と等速で搬送ベルト16によって搬送される転写紙P上に転写されることにより、転写紙P上にカラー画像が形成される。その後、定着ユニット17に搬送されて画像を定着された転写紙Pは、排紙ユニット18によって後処理装置であるフィニシャ100に排出される。
後処理装置のフィニシャ100は、排紙ユニット18の排紙ローラ18aによって搬送された転写紙Pを、通常排紙ローラ102方向とステープル処理部方向へと切り替えて導くことができる。より詳細には、後処理装置であるフィニシャ100は、切り替え板101を上に切り替えることにより、搬送ローラ103を経由して通常の排紙トレイ104側に転写紙Pを排紙することができ、切り替え板101を下方向に切り替えることで、搬送ローラ105、107を経由して、ステープル台108に転写紙Pを搬送することができる。
ステープル台108に積載された転写紙Pは、一枚排紙されるごとに紙揃え用のジョガー109によって、紙端面が揃えられ、一部のコピー完了と共にステープラ106によって綴じられる。ステープラ106で綴じられた転写紙P群は、自重によってステープル完了排紙トレイ110に収納される。
一方、フィニシャ100の通常の排紙トレイ104は、前後に移動可能な排紙トレイである。前後に移動可能な排紙トレイ104は、原稿毎、あるいは、画像メモリによってソーティングされたコピー部毎に、前後に移動し、簡易的に排出されてくるコピー紙を仕分けるものである。
本実施の形態にかかるカラーデジタル複合機1000は、転写紙Pの両面に画像を作像可能である。転写紙Pの両面に画像を作像する場合は、各給紙トレイ8〜10から給紙され作像された転写紙Pを排紙トレイ104側に導かないで、排紙ユニット18の経路切り替えの為の分岐爪112を上側にセットすることで、一旦両面給紙ユニット111にストックする。その後、両面給紙ユニット111にストックされた転写紙Pは、再び各感光体15に作像されたトナー画像を転写するために、反転された状態で両面給紙ユニット111から再給紙され、下側にセットされた分岐爪112を介して排紙トレイ104に導かれる。このように、転写紙Pの両面に画像を作成する場合に両面給紙ユニット111は使用される。また、画像の載った転写紙Pの裏面に印字を行なう際にも両面給紙ユニット111を用いて転写紙Pの裏表を変えることができる。
図2は、カラーデジタル複合機1000のハードウェア構成を示すブロック図である。図2に示すように、このカラーデジタル複合機1000は、コントローラ1101とプリンタ部300及びスキャナ部200とをPCI(Peripheral Component Interconnect)バスで接続した構成となる。コントローラ1101は、カラーデジタル複合機1000全体の制御と描画、通信、操作部400からの入力を制御するコントローラである。なお、プリンタ部300又はスキャナ部200には、誤差拡散やガンマ変換などの画像処理部分が含まれる。
コントローラ1101は、コンピュータの主要部であるCPU(Central Processing Unit)1111と、システムメモリ(MEM−P)1112と、ノースブリッジ(NB)1113と、サウスブリッジ(SB)1114と、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)1116と、ローカルメモリ(MEM−C)1117と、ハードディスクドライブ(HDD)1118とを有し、NB1113とASIC1116との間をAGP(Accelerated Graphics Port)バス1115で接続した構成となる。また、MEM−P1112は、ROM(Read Only Memory)1112aと、RAM(Random Access Memory)1112bとをさらに有する。
CPU1111は、カラーデジタル複合機1000の全体制御を行うものであり、NB1113、MEM−P1112およびSB1114からなるチップセットを有し、このチップセットを介して他の機器と接続される。
NB1113は、CPU1111とMEM−P1112、SB1114、AGPバス1115とを接続するためのブリッジであり、MEM−P1112に対する読み書きなどを制御するメモリコントローラと、PCIマスタおよびAGPターゲットとを有する。
MEM−P1112は、プログラムやデータの格納用メモリ、プログラムやデータの展開用メモリ、プリンタの描画用メモリなどとして用いるシステムメモリであり、ROM1112aとRAM1112bとからなる。ROM1112aは、CPU1111の動作を制御するプログラムやデータの格納用メモリとして用いる読み出し専用のメモリであり、RAM1112bは、プログラムやデータの展開用メモリ、プリンタの描画用メモリなどとして用いる書き込みおよび読み出し可能なメモリである。
SB1114は、NB1113とPCIデバイス、周辺デバイスとを接続するためのブリッジである。このSB1114は、PCIバスを介してNB1113と接続されており、このPCIバスには、ネットワークインタフェース(I/F)部1104なども接続される。
ASIC1116は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのIC(Integrated Circuit)であり、AGPバス1115、PCIバス、HDD1118およびMEM−C1117をそれぞれ接続するブリッジの役割を有する。このASIC1116は、PCIターゲットおよびAGPマスタと、ASIC1116の中核をなすアービタ(ARB)と、MEM−C1117を制御するメモリコントローラと、ハードウェアロジックなどにより画像データの回転などを行う複数のDMAC(Direct Memory Access Controller)と、プリンタ部300やスキャナ部200との間でPCIバスを介したデータ転送を行うPCIユニットとからなる。このASIC1116には、PCIバスを介してFCU(Fax Control Unit)1121、USB(Universal Serial Bus)1122、IEEE1394(the Institute of Electrical and Electronics Engineers 1394)インタフェース1123が接続される。
MEM−C1117は、コピー用画像バッファ、符号バッファとして用いるローカルメモリであり、HDD1118は、画像データの蓄積、CPU1111の動作を制御するプログラムの蓄積、フォントデータの蓄積、フォームの蓄積を行うためのストレージである。
AGPバス1115は、グラフィック処理を高速化するために提案されたグラフィックスアクセラレータカード用のバスインタフェースであり、MEM−P1112に高スループットで直接アクセスすることにより、グラフィックスアクセラレータカードを高速にするものである。
次に、本実施の形態のカラーデジタル複合機1000のコントローラ1101がプログラムに従って実現する特徴的な機能であるドキュメントボックス機能の選択時における画像加工処理について説明する。
ここで、図3はドキュメントボックス機能の選択時における画像加工処理にかかる機能構成を示すブロック図、図4は画像加工処理の流れを示すフローチャートである。図3に示すように、カラーデジタル複合機1000は、CPU1111がプログラムに従うことにより、原稿画像情報生成手段21と、元原稿情報取得手段22と、画像内容解析手段23と、加筆情報取得手段24と、処理対象ブロック選択手段25と、処理指示生成手段26と、画像生成手段27と、処理指示画像提示手段28と、処理指示選定手段29とを実現する。
原稿画像情報生成手段21は、スキャナ部200を動作させて読み取った原稿に基づいて原稿画像情報を生成する(図4に示すステップS1)。こうして生成された原稿画像情報は、ドキュメントボックス機能の選択時においては、HDD1118に記憶される場合と、HDD1118に記憶されている原稿画像情報の加筆修正に用いられる場合とがある。ここでは、HDD1118に記憶されている原稿画像情報の加筆修正のために、原稿画像情報が生成されたものとする。
ここで、HDD1118に記憶されている原稿画像情報の加筆修正に用いられる原稿の一例を図5に示す。図5に示すように、原稿Dは、全体がシート状に形成されたもので、例えば、A4判サイズのものが用いられている。これらの原稿Dには、カラーデジタル複合機1000のHDD1118に格納されている各種の原稿画像情報が1画面単位で各々プリンタ部300により予め印刷されているとともに、後述するように、その印刷時にカラーデジタル複合機1000のHDD1118内の原稿画像情報であることを示すリンク情報が2次元コードCの形態で印刷されている。
原稿Dに印刷されているリンク情報(2次元コードC)について説明する。この2次元コードCは前述したようにその原稿Dに印刷されている原稿画像情報がHDD1118内の原稿画像情報であることを示すものであるが、その2次元コードCが表現するものとしては、例えば、文書名、ページ番号、装置名、そのIPアドレス等があり、「¥¥装置名(装置のIPアドレス)¥ドライブ名¥フォルダ名¥文書名¥ページ」のようなディレクトリ構造により、その文書(最小は、1ページ分)の格納してある個所(情報蓄積個所)を一義的に特定し得るものであれば良い。
また、リンク情報が格納されるコードシンボルとしては、1次元バーコード等であってもよいが、文書ID用として多種多様にわたる文書を分類する必要があり、1次元バーコード等では分類数が不足してしまうことを考えると、本実施の形態のように格段に容量の大きい2次元コードCを用いることが望ましい。
元原稿情報取得手段22は、原稿画像情報生成手段21で生成された原稿画像情報に付与されているリンク情報に従い、オリジナルの原稿画像情報(元原稿画像情報)をHDD1118から取得する(図4に示すステップS2)。より詳細には、元原稿情報取得手段22は、読み取った原稿画像情報の予め決められた位置に付与されている2次元コードCをデコードすることによりリンク情報を取得し、取得したリンク情報に従ってオリジナルの原稿画像情報をHDD1118から取得する。
画像内容解析手段23は、元原稿情報取得手段22で取得されたオリジナルの原稿画像情報の内容を解析する(図4に示すステップS3)。より具体的には、元原稿情報取得手段22で取得されたオリジナルの原稿画像情報の領域抽出処理を行うことにより、オリジナルの原稿画像情報の画像構成を定義する画像構成ブロックの階層構造を求める。ここで、画像構成ブロックとは、原稿(原稿画像情報)D上の文字、形態素、文、段落、図、写真などである。領域抽出処理は、オリジナルの原稿画像情報に対して光学式文字認識を行うOCR処理などの各種の画像解析処理を実行して原稿画像の画像属性を表す様々な画像特性値を算出した後、算出された各種の画像特性値に基づいて画像構成ブロックの抽出を行う。図6は、図5に示すオリジナルの原稿画像情報における画像構成ブロックの抽出例である。なお、オリジナルの原稿画像情報の内容(画像構成ブロック)をメタ情報としてオリジナルの原稿画像情報に持たせるようにしても良い。
加筆情報取得手段24は、原稿画像情報生成手段21で生成された原稿画像情報と、元原稿情報取得手段22で取得したオリジナルの原稿画像情報との差分をとり、この差分を加筆情報とする(図4に示すステップS4)。本実施の形態における加筆情報は、“○”や“×”に代表されるような図形である。詳細は後述するが、この図形は、HDD1118に記憶されている原稿画像情報の加筆修正のためのコマンドとなる。
処理対象ブロック選択手段25は、加筆情報取得手段24で取得した加筆情報の原稿画像情報上の位置に基づき、画像内容解析手段23で解析した画像構成ブロックの中から処理対象となる画像構成ブロックを選択する(図4に示すステップS5)。
処理指示生成手段26は、処理対象ブロック選択手段25で選択された1つまたは複数の処理対象となる画像構成ブロックと加筆情報取得手段24で取得した加筆情報とのそれぞれの内容、および画像構成ブロックと加筆情報との相対的な位置に応じて加筆情報が示す処理指示(コマンド)を解釈し、解釈した処理指示を生成する(図4に示すステップS6)。ここで、図形は手書きで加筆されることから、ぶれが生じたり、異なる図形が二重に加筆されたりすることにより、処理指示の解釈が複数生じる場合がある。このように、処理指示の解釈が複数生じるケースについての詳細は後述する。
以下において、画像構成ブロックと加筆情報とのそれぞれの内容、および画像構成ブロックと加筆情報との相対的な位置に応じた処理指示の生成について例示的に説明する。
(1)処理指示生成手段26は、加筆情報が処理対象の画像構成ブロックの領域と交差するか否かに従って処理指示を生成する。具体的には、加筆した線分、閉曲線などが画像構成ブロックと交差するか否かによって、元原稿画像情報上の画像構成ブロックの削除、または強調表示を行う。原稿の一部に図(画像構成ブロック)が描かれており、図部分と加筆情報が多く交わっている場合には、利用者はこの図を操作対象としたいことが予測できる。なお、画像内容解析手段23によって該当図の範囲を求めることができるため、ユーザは対象とする図を正確に囲むように描画しなくても、対象図を正確に選択できる。また、文章中の文字列に対しても、該当する文字列を囲むことで範囲選択が可能である。
(2)処理指示生成手段26は、加筆情報に含まれる画像の特徴情報であるサイズ(例えば、「丸」の大きさ、線の太さなどである)に従って異なる処理指示を生成する。具体的には、加筆された「丸」などの大きさに応じて、選択された画像構成ブロックの画像の強調レベルを変更する。これにより、簡易な操作によって画像構成ブロックの強調レベルを変更でき、紙原稿を電子化した際に、加筆内容に従って画像構成ブロックが強調され、元原稿画像情報への情報付加の利便性が向上する。
(3)処理指示生成手段26は、加筆情報に含まれる画像の特徴情報である多重度(線分の重ね合わせ、閉曲線の重ね合わせ)に従って異なる処理指示を生成する。具体的には、画像の多重度は二重丸などである。具体的には、加筆された「丸」などの多重度(二重丸、三重丸など)に応じて、選択された画像構成ブロックの画像の強調レベルを変更する。これにより、簡易な操作によって画像構成ブロックの強調レベルを変更でき、紙原稿を電子化した際に、加筆内容に従って画像構成ブロックが強調され、元原稿画像情報への情報付加の利便性が向上する。
(4)処理指示生成手段26は、処理対象の画像構成ブロックが文字、写真、または図であるか判別し、判別結果に従って異なる処理指示を生成する。例えば処理対象となる画像構成ブロック(文字、形態素、文、段落、図、写真など)に応じて、加筆された線や丸などの処理を変更することにより、図上の加筆線では線分が追加され、文字上の加筆線では削除が実行されるなどのように異なる処理指示を生成することができるので、加筆対象に従って元原稿画像情報への情報付加、削除の利便性が向上する。
(5)処理指示生成手段26は、処理指示として、元原稿画像情報の削除、元原稿画像情報の表示方法の変更(フォントの拡大・縮小、強調表示)、元原稿画像情報の画像の拡大・縮小、トリミングのいずれかを生成する。
画像生成手段27は、処理指示生成手段26で生成された処理指示に従い、リンク情報に基づいて取得したHDD1118内のオリジナルの原稿画像情報を加工し、HDD1118にオリジナルとして格納する(図4に示すステップS7)。
ここで、処理指示生成手段26および画像生成手段27における処理の一例について説明する。
ここで、図7は加筆情報の一例を示す正面図、図8はその処理結果を示す正面図である。図7に示す例は、例えば、画像構成ブロックが文字行である場合において、行間の無地部分に書き込みをした場合(図7のX)と、文字の上に線をひいた場合(図7のY)と、行間の無地部分と文字の上の両方に線をひいた場合(図7のZ)とを示す。
これらの場合においては、使用者の意図は異なってくる。図7のXは、その近傍部分を強調したり索引対象としたい場合が多いのに対して、図7のYは削除対象であったりする場合が多い。また、図7のZは、索引対象としたい場合も、削除対象としたい場合もある。したがって、処理指示生成手段26においては、図7のXやYのように、加筆情報が明確であり加筆情報から処理指示を一義的に決定できる場合には、加筆情報が処理対象の画像構成ブロックの領域と交差するか否かに従って処理指示を生成する。すなわち、図7のXに示すように、加筆情報が処理対象の画像構成ブロックの領域と交差していない場合には、処理指示生成手段26は加筆情報の近傍部分を強調する処理指示を生成し、画像生成手段27は図8のAに示すように画像構成ブロックをハイライト表示する。また、図7のYに示すように、加筆情報が処理対象の画像構成ブロックの領域と交差している場合には、処理指示生成手段26は削除処理指示を生成し、画像生成手段27は図8に示すように削除指示された画像構成ブロックを削除する。
一方、図7のZのように、加筆情報が不明確であり解釈が複数生じる場合には、加筆情報が処理対象の画像構成ブロックの領域と交差しないと解釈した処理指示と、加筆情報が画像構成ブロックの領域と交差すると解釈した処理指示とを生成する。図7のZに示す場合について以下に説明する。
処理指示生成手段26は、処理対象ブロック選択手段25で選択された1つまたは複数の処理対象となる画像構成ブロックと加筆情報取得手段24で取得した加筆情報とのそれぞれの内容、および画像構成ブロックと加筆情報との相対的な位置に応じて処理指示を解釈する(図4に示すステップS6)。ここで、加筆情報取得手段24で取得した加筆情報が不明瞭である場合には、何通りかの解釈が生じ、一義的に処理指示を特定できない。この場合には、処理指示生成手段26は、解釈された複数の処理指示すべてを生成する。
画像生成手段27は、処理指示生成手段26により生成された処理指示のそれぞれに基づく処理結果画像を生成し、生成した処理結果画像を記憶手段30に記憶させる(図4に示すステップS7)。また、以下に説明する画像提示手段28から選定された処理指示を受信し、受信した処理指示に基づいて最終画像を生成し、生成した最終画像を記憶手段30に記憶させる(図4に示すステップS10)。
画像提示手段28は、画像生成手段27により複数の処理指示が解釈されて、複数の処理指示が生成された場合に、生成された処理指示によるすべての処理結果画像を記憶手段30から取得し、ユーザに提示する(図4に示すステップS8)。
処理指示選定手段29は、画像提示手段28により提示された複数の処理結果画像から一つの画像を選定し、選定した画像を画像生成手段27に送信する(図4に示すステップS9)。
ここで、処理指示生成手段26により複数の処理指示が生成された場合の一連の処理について説明する。
処理指示生成手段26が複数の処理指示を解釈した場合には、処理指示生成手段26は、複数の解釈それぞれに対応するすべての処理指示を生成する。例えば、図7のZのように、加筆情報は一つの文に引かれている線であって、この線は一部の文字とは交差しているが、一部の文字とは交差していないような場合が考えられる。この場合、処理指示生成手段26は、当該線が示す処理指示を、強調のコマンドとも、削除のコマンドとも解釈できるので、当該文を強調する処理指示と、削除する処理指示の2つを生成する。
このように、処理指示が複数生成されると、画像生成手段27は、複数の処理指示に基づく複数の処理結果画像を生成し、画像提示手段28は、生成された複数の処理結果画像をユーザに提示する。
ここで、画像提示手段28によるユーザへの処理結果画像の提示方法を図9を用いて例示する。図9は、サムネイル画像の一覧を示す正面図である。画像提示手段28は、図9のOに示すように、まず、画像生成手段27により生成された複数の処理結果画像をそれぞれ縮小し、縮小したサムネイル画像を複数列挙して一覧にして印刷により出力する。図9のOに示すように、出力された用紙には、例えば、第1候補として、強調処理がされた画像が、第2候補として、削除処理がされた画像が、第3候補として、拡大処理がされた画像が列挙され、各画像を選択する選択ボックスが表示されている。次に、図9のPに示すように、ユーザが第2候補の削除処理がされた画像の正解ボックスをチェックすると、処理指示選定手段29は、用紙を再度読み込み、ユーザにより選択された第2候補の削除の処理指示を画像生成手段27に送信する。これを受信した画像生成手段27は、対象となる画像構成ブロックを削除する処理を実行することにより、最終画像Qを生成し、最終画像Qを記憶手段30に記憶させる。なお、図7に示したZが削除された図9の最終画像Qは、図8と同じ処理結果となる。
すなわち、本実施の形態においては、加筆された軌跡が、原稿(原稿画像情報)D上のどの画像構成ブロック上に位置するかを解析することで、編集対象範囲が選択できるようになっている。また、図表の周辺またはそれ自体を多く囲むことで、その図表を選択したいという意図を感じることができる。そのようなことから、手書きの加筆情報が原稿(原稿画像情報)D上のどの画像構成ブロックを通過するかにより、加筆情報の処理方法の意図を推測することができる。
このように本実施の形態によれば、元原稿画像情報の校正を紙原稿上で行った場合の原稿画像情報と元原稿画像情報との差分をとることにより取得された加筆情報と当該加筆情報の原稿画像情報上の位置に基づいて選択された1つまたは複数の処理対象となる画像構成ブロック(文字、形態素、文、段落、図、写真など)とのそれぞれの内容、および画像構成ブロックと加筆情報との相対的な位置に応じて処理指示(「削除」、「強調表示」、「拡大」など)を選択し、選択された処理指示に従って元原稿画像情報の処理対象となる画像構成ブロックを生成する。また、処理指示の解釈が複数生じる場合には、複数の処理指示をユーザに提示し、選択を受け付け、選択を受け付けた処理指示を生成する。これにより、元原稿画像情報の校正を紙原稿上で行った場合に、処理対象となる画像構成ブロックと加筆情報との相対的な位置に応じて処理指示を生成することで紙原稿への加筆情報をコマンドとして利用して利用者の意図を正確に元原稿画像情報に反映させることができるようになるので、紙原稿から元原稿画像情報に対する情報付加または削除の利便性を向上させることができる。
ところで、上述したように、紙原稿への加筆情報を元原稿画像情報の加筆修正のためのコマンドとして利用しているが、解決せねばならない課題がある。ここで課題となるのは、加筆情報は“○”や“×”に代表されるような図形であるため、紙原稿に加筆された内容を文字として解釈するか図形として解釈するかということである。例えば、原稿に四角形が加筆されている場合、それが、“口”を意味する文字なのか“四角”を表現した図形なのかを判別する必要がある。これが問題となるのは、その結果により後処理の仕方が異なるためである。
そこで、加筆情報取得手段24においては、取得した加筆情報(差分)について、文字として解釈するか図形として解釈するかを判定するようにしている。この点について、以下において詳述する。
図10は、加筆情報取得手段24における判定処理の流れを示すフローチャートである。図10に示すように、まず、取得した加筆情報(差分)が画像構成ブロック“文字行”と交わるか、もしくは画像構成ブロック“文字行”の近傍に位置しているかを判定する(ステップS11)。加筆情報(差分)が画像構成ブロック“文字行”と交わっておらず、画像構成ブロック“文字行”の近傍に位置していないと判定した場合には(ステップS11のNo)、加筆情報の大きさが画像構成ブロック“文字”の大きさと近似しているか否かを判定する(ステップS12)。
加筆情報(差分)が画像構成ブロック“文字行”と交わっている、もしくは画像構成ブロック“文字行”の近傍に位置していると判定した場合(ステップS11のYes)、または、加筆情報の大きさが画像構成ブロック“文字”の大きさと近似していると判定した場合には(ステップS12のYes)、取得した加筆情報を文字とみなす(ステップS13)。
一方、加筆情報の大きさが画像構成ブロック“文字”の大きさと近似していないと判定した場合には(ステップS12のNo)、取得した加筆情報を図形とみなす(ステップS14)。
このように本実施の形態によれば、紙原稿上の加筆情報と原稿上の画像構成ブロックとの相対的な位置関係および大きさの近似性に従って加筆情報が文字なのか図形なのかを判別するようにしたことにより、紙原稿への加筆情報(図形)を元原稿画像情報の加筆修正のためのコマンドとして利用する場合に、利用者の意図を正確に元原稿画像情報に反映させることができるようになるので、紙原稿から元原稿画像情報に対する情報付加または削除の利便性を向上させることができる。
なお、取得した加筆情報が文字とみなされた場合には、加筆情報(文字)をコマンドとして利用せずに、加筆情報(文字)を文字認識するなどした後、元原稿画像情報に対して情報付加・置換処理される。
ここで、図11のフローチャートは図10のフローチャートの変形例である。図10では加筆情報が画像構成ブロック“文字行”の「近くにある」か、加筆情報が画像構成ブロック“文字”と「大きさが近い」か、の順で判定している。図11では、加筆情報が画像構成ブロック“文字”と「大きさが近い」か、加筆情報が画像構成ブロック“文字行”の「近くにある」か、の順で判定している。
図11に示すように、まず、取得した加筆情報(差分)の大きさが画像構成ブロック“文字”の大きさと近似しているか否かを判定する(ステップS21)。加筆情報の大きさが画像構成ブロック“文字”の大きさと近似していないと判定した場合には(ステップS21のNo)、加筆情報が画像構成ブロック“文字行”と交わるか、もしくは画像構成ブロック“文字行”の近傍に位置しているかを判定する(ステップS22)。
加筆情報の大きさが画像構成ブロック“文字”の大きさと近似していると判定した場合(ステップS21のYes)、または、加筆情報が画像構成ブロック“文字行”と交わっている、もしくは画像構成ブロック“文字行”の近傍に位置していると判定した場合には(ステップS22のYes)、取得した加筆情報を文字とみなす(ステップS23)。
一方、加筆情報が画像構成ブロック“文字行”と交わっておらず、画像構成ブロック“文字行”の近傍に位置していないと判定した場合には(ステップS22のNo)、取得した加筆情報を図形とみなす(ステップS24)。
なお、本実施の形態においては、カラーデジタル複合機1000に備えられるHDD1118内のオリジナルの原稿画像情報の処理対象となる画像構成ブロックを加工するようにしたが、これに限るものではなく、カラーデジタル複合機1000に対しネットワークI/F部1104、USB1122、IEEE1394インタフェース1123などを介して接続される外部機器に設けられたHDDなどの記憶部内のオリジナルの原稿画像情報の処理対象となる画像構成ブロックを加工することもできる。
なお、本実施の形態のカラーデジタル複合機1000で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
また、本実施の形態によるカラーデジタル複合機1000で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施の形態のカラーデジタル複合機1000で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
さらに、本実施の形態においては、画像処理装置としてMFPと称されるカラーデジタル複合機1000を適用したが、これに限るものではない。例えば、図12に示すように、画像印刷装置であるプリンタ装置1202および画像読取装置であるスキャナ装置1204をパーソナルコンピュータ1201にケーブル1203を介して接続するとともに、この画像処理装置であるパーソナルコンピュータ1201のHDDなどの記憶装置(図示せず)に所定のプログラムをインストールし、このプログラムに従ってパーソナルコンピュータ1201のCPU(図示せず)を動作させることによっても、上述したような各種の作用効果と同様の作用効果を得ることができる。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態を図13に基づいて説明する。なお、前述した第1の実施の形態と同じ部分は同じ符号で示し説明も省略する。
第1の実施の形態では、画像提示手段28は、処理指示生成手段26により生成された複数の処理結果画像を、サムネイル画像の一覧として印刷した。これに対して、本実施の形態では、画像提示手段28は、処理指示生成手段26により生成された各処理結果画像のうち、処理対象となる部分を切り出して拡大表示した切り出し画像として印刷する。
図13は、切り出し画像を示す正面図である。ここで、原稿に、原稿の一部を縮小表示する処理を指定する加筆情報として“○”の図形が挿入されているが、その範囲が不明瞭であったとする。縮小する範囲を決定し、その範囲についての処理結果を生成する手順を説明する。
画像提示手段28は、処理指示生成手段26により生成された複数の処理結果画像から、加筆情報が付加されている部分を切り出し、切り出した部分画像を順次ユーザに提示する。例えば、図13のRに示すように、第1候補として、「あいうえお」の部分を拡大し、拡大した画像を印刷により出力する。画像提示手段28は、第1候補である画像(図13のR)を印刷すると、図13のSに示すように、第2候補として、「あいうえおかきく」の部分を拡大し、拡大した画像Sを印刷する。ここで、ユーザは、第2候補である画像Sを正解と判断すると、用紙Tのように第2候補の正解ボックスにチェックを入れる。処理指示選定手段29は、チェックが入れられた用紙Tを読み込み、候補2の範囲を縮小する処理指示を画像生成手段27に送信する。これを受信した画像生成手段27は、対象となる候補2に該当する画像構成ブロックを縮小する処理を実行することにより、最終画像Uを生成し、最終画像Uを記憶手段30に記憶させる。
また、画像提示手段28は、画像を提示する際に、記憶手段30を参照して、記憶手段30に最終画像として記憶されている件数が多い画像の順に提示することも可能である。
さらに、図9に示したサムネイル画像による提示と図13に示した切り出し画像による提示とは、どちらかを単独で実施してもよい。または、最初にサムネイル画像により候補の上位何件か分を提示し、提示した中に正解がなかった場合に切り出し画像により提示してもよい。さらには、候補を出力する方法については、切り出し画像による方法において、次の候補を提示させる際に、自動的に候補の件数分を出力してもよいし、キーの押下などによる何らかのユーザアクションによって出力してもよい。なお、サムネイル画像による場合であっても候補が多く1画面に表示できないときも、同様である。
このように本実施の形態によれば、加筆情報を付加する対象または範囲が不明瞭な場合であっても、元原稿画像情報に加筆情報を付加する際に、対象部分を切り出して拡大表示することにより、正確に処理することができる。
(第3の実施の形態)
次に、本発明の第3の実施の形態を図14に基づいて説明する。なお、前述した第1の実施の形態と同じ部分は同じ符号で示し説明も省略する。
本実施の形態では、加筆情報取得手段24における加筆情報(差分)についての文字または図形の判定を、加筆情報が画像構成ブロック“文字行”の「近くにある」についての評価値と加筆情報が画像構成ブロック“文字”と「大きさが近い」についての評価値とを算出した後、各評価値に基づいて総合的に判定するようにしたものである。
図14は、加筆情報取得手段24における判定処理の流れを示すフローチャートである。図14に示すように、まず、取得した加筆情報(差分)と画像構成ブロック“文字行”との近接度Dを求める(ステップS31)。ここで、近接度Dとは、加筆情報と画像構成ブロック“文字行”との位置の近さのことである。加筆情報と画像構成ブロック“文字行”とが近い位置にある方が、加筆情報が文字である可能性が高いということである。
次いで、加筆情報と画像構成ブロック“文字”との近似度Sを求める(ステップS32)。ここで、近似度Sとは、加筆情報と画像構成ブロック“文字”との大きさの近さのことである。加筆情報と画像構成ブロック“文字”との大きさが近い方が、加筆情報が文字である可能性が高いということである。
続くステップS33では、近接度Dと近似度Sから文字可能性Pを求める。文字可能性Pは、加筆情報が文字である可能性を示すものである。このような文字可能性Pは、計算により算出されるものであっても良いし、テーブルから求められるものであっても良い。
本実施の形態においては、文字可能性Pが“0.5”以上である場合には(ステップS34のYes)、取得した加筆情報を文字とみなす(ステップS35)。また、文字可能性Pが“0.5”未満である場合には(ステップS34のNo)、取得した加筆情報を図形とみなす(ステップS36)。
このように本実施の形態によれば、紙原稿上の加筆情報と原稿上の画像構成ブロックとの相対的な位置関係および大きさに従って加筆情報が文字なのか図形なのかを判別するようにしたことにより、紙原稿への加筆情報(図形)を元原稿画像情報の加筆修正のためのコマンドとして利用する場合に、利用者の意図を正確に元原稿画像情報に反映させることができるようになるので、紙原稿から元原稿画像情報に対する情報付加または削除の利便性を向上させることができる。
なお、取得した加筆情報が文字とみなされた場合には、加筆情報(文字)をコマンドとして利用せずに、加筆情報(文字)を文字認識するなどした後、元原稿画像情報に対して情報付加・置換処理される。
本発明の第1の実施の形態にかかるカラーデジタル複合機を概略的に示す構成図である。 カラーデジタル複合機のハードウェア構成を示すブロック図である。 画像加工処理にかかる機能構成を示すブロック図である。 画像加工処理の流れを示すフローチャートである。 原稿画像情報の加筆修正に用いられる原稿の一例を示す正面図である。 画像構成ブロックの抽出例を示す模式図である。 加筆情報の一例を示す正面図である。 処理結果を示す正面図である。 サムネイルの一例を示す正面図である。 加筆情報取得手段における判定処理の流れを示すフローチャートである。 判定処理の変形例の流れを示すフローチャートである。 画像処理システムの概略構成例を示すブロック図である。 切り出し画像の一例を示す正面図である。 本発明の第2の実施の形態にかかる加筆情報取得手段における判定処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
21 原稿画像情報生成手段
22 元原稿情報取得手段
23 画像内容解析手段
24 加筆情報取得手段
25 処理対象ブロック選択手段
26 処理指示生成手段
27 画像生成手段
28 画像提示手段
29 処理指示選定手段
1000 カラーデジタル複合機
1201 パーソナルコンピュータ
C リンク情報
D 原稿

Claims (7)

  1. 元原稿画像情報および当該元原稿画像情報の格納位置を示すリンク情報が印刷された原稿についての原稿画像情報を生成する原稿画像情報生成手段と、
    前記原稿画像情報の前記リンク情報に従って、前記元原稿画像情報を取得する元原稿情報取得手段と、
    前記元原稿画像情報の画像構成を定義する画像構成ブロックを解析する画像内容解析手段と、
    前記原稿画像情報と前記元原稿画像情報との差分に基づいて図形として解釈される加筆情報を取得する加筆情報取得手段と、
    前記加筆情報の前記原稿画像情報上の位置に基づいて処理対象となる前記画像構成ブロックを選択する処理対象ブロック選択手段と、
    選択された1つまたは複数の処理対象となる前記画像構成ブロックと前記加筆情報とのそれぞれの内容、および前記画像構成ブロックと前記加筆情報との相対的な位置から導出される処理指示を生成する処理指示生成手段と、
    生成された前記処理指示に従って前記元原稿画像情報の処理対象となる前記画像構成ブロックを加工して画像を生成する画像生成手段と、
    前記処理指示生成手段により複数の処理指示が生成されて、前記画像生成手段により前記画像が複数生成された場合に、前記複数の画像をユーザに提示する画像提示手段と、
    前記画像提示手段により提示された前記複数の画像からユーザにより選択された前記画像に対応する処理指示を選定する処理指示選定手段と、
    を備え、
    前記画像生成手段は、前記処理指示選定手段により選定された前記処理指示から最終画像を生成すること、
    を特徴とする画像処理装置。
  2. 前記画像提示手段は、前記画像生成手段により前記画像が複数生成された場合に、前記複数の画像を画像ごとに縮小し、縮小した前記複数の画像を一覧としてユーザに提示すること、
    を特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記画像提示手段は、前記画像生成手段により前記画像が複数生成された場合に、前記複数の画像を画像ごとに前記加筆情報が付与されている部分を切り出し、切り出した前記部分を前記画像ごとに順次ユーザに提示すること、
    を特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 前記画像提示手段は、前記画像生成手段により前記画像が複数生成された場合に、前記複数の画像を画像ごとに前記加筆情報が付与されている部分を切り出し、切り出した前記部分を拡大し、拡大した前記部分を前記画像ごとに順次ユーザに提示すること、
    を特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  5. 前記画像生成手段は、前記画像提示手段により前記画像が選定されるごとに、前記画像を前記処理指示に対応付けて記憶手段に記憶し、
    前記画像提示手段は、前記処理指示生成手段により複数の処理指示が生成された場合に、前記記憶手段から前記処理指示に対応する前記画像のうち記憶数の多い順に提示すること、
    をさらに特徴とする請求項2または3に記載の画像処理装置。
  6. コンピュータを、
    元原稿画像情報および当該元原稿画像情報の格納位置を示すリンク情報が印刷された原稿についての原稿画像情報を生成する原稿画像情報生成手段と、
    前記原稿画像情報の前記リンク情報に従って、前記元原稿画像情報を取得する元原稿情報取得手段と、
    前記元原稿画像情報の画像構成を定義する画像構成ブロックを解析する画像内容解析手段と、
    前記原稿画像情報と前記元原稿画像情報との差分に基づいて図形として解釈される加筆情報を取得する加筆情報取得手段と、
    前記加筆情報の前記原稿画像情報上の位置に基づいて処理対象となる前記画像構成ブロックを選択する処理対象ブロック選択手段と、
    選択された1つまたは複数の処理対象となる前記画像構成ブロックと前記加筆情報とのそれぞれの内容、および前記画像構成ブロックと前記加筆情報との相対的な位置から導出される処理指示を生成する処理指示生成手段と、
    生成された前記処理指示に従って前記元原稿画像情報の処理対象となる前記画像構成ブロックを加工して画像を生成する画像生成手段と、
    前記処理指示生成手段により複数の処理指示が生成されて、前記画像生成手段により前記画像が複数生成された場合に、前記複数の画像をユーザに提示する画像提示手段と、
    前記画像提示手段により提示された前記複数の画像からユーザにより選択された前記画像に対応する処理指示を選定する処理指示選定手段、
    として機能させるためのプログラムであって、
    前記画像生成手段は、前記処理指示選定手段により選定された前記処理指示から最終画像を生成すること、
    を特徴とするプログラム。
  7. 画像処理装置で実行される画像処理方法であって、
    前記画像処理装置は、制御部と記憶部を備え、
    前記制御部において実行される、
    元原稿画像情報および当該元原稿画像情報の格納位置を示すリンク情報が印刷された原稿についての原稿画像情報を生成する原稿画像情報生成ステップと、
    前記原稿画像情報の前記リンク情報に従って、前記元原稿画像情報を取得する元原稿情報取得ステップと、
    前記元原稿画像情報の画像構成を定義する画像構成ブロックを解析する画像内容解析ステップと、
    前記原稿画像情報と前記元原稿画像情報との差分に基づいて図形として解釈される加筆情報を取得する加筆情報取得ステップと、
    前記加筆情報の前記原稿画像情報上の位置に基づいて処理対象となる前記画像構成ブロックを選択する処理対象ブロック選択ステップと、
    選択された1つまたは複数の処理対象となる前記画像構成ブロックと前記加筆情報とのそれぞれの内容、および前記画像構成ブロックと前記加筆情報との相対的な位置から導出される処理指示を生成する処理指示生成ステップと、
    生成された前記処理指示に従って前記元原稿画像情報の処理対象となる前記画像構成ブロックを加工して画像を生成する画像生成ステップと、
    前記処理指示生成手段により複数の処理指示が生成されて、前記画像生成手段により前記画像が複数生成された場合に、前記複数の画像をユーザに提示する画像提示ステップと、
    前記画像提示手段により提示された前記複数の画像からユーザにより選択された前記画像に対応する処理指示を選定する処理指示選定ステップと、
    を含み、
    前記画像生成ステップは、前記処理指示選定手段により選定された前記処理指示から最終画像を生成すること、
    を特徴とする画像加工方法。
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