JP2010073028A - 交通情報生成システム、交通情報生成装置、情報収集装置、及び渋滞度生成方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】渋滞データを精度よく生成することができる交通情報生成システム、交通情報生成装置、情報収集装置、及び渋滞度生成方法を提供する。
【解決手段】車載機10が、自車両が通過した道路区間内の走行情報を取得して保持するとともに、当該道路区間での前方車両及び後方車両の存在の有無を前後車両情報として取得して保持し、保持した走行情報及び前後車両情報に基づいてプローブデータを生成して交通情報生成装置20へ送信する。そして、交通情報生成装置20が、車載機10から送信されるプローブデータに含まれる走行情報に基づいて当該車載機10が搭載されたプローブカー1が通過した道路区間の渋滞度を判定し、当該プローブデータに含まれる前後車両情報に基づいて判定した渋滞度を補正する。
【選択図】図2
【解決手段】車載機10が、自車両が通過した道路区間内の走行情報を取得して保持するとともに、当該道路区間での前方車両及び後方車両の存在の有無を前後車両情報として取得して保持し、保持した走行情報及び前後車両情報に基づいてプローブデータを生成して交通情報生成装置20へ送信する。そして、交通情報生成装置20が、車載機10から送信されるプローブデータに含まれる走行情報に基づいて当該車載機10が搭載されたプローブカー1が通過した道路区間の渋滞度を判定し、当該プローブデータに含まれる前後車両情報に基づいて判定した渋滞度を補正する。
【選択図】図2
Description
本発明は、プローブカーにより収集される情報を用いて交通情報を生成する交通情報生成システム、交通情報生成装置、情報収集装置、及び渋滞度生成方法に関する。
従来、プローブカーにより収集されるプローブデータとVICS(Vehicle Information and Communication System:登録商標)センターから送信されるVICSデータとを融合することで信頼性の高い交通情報を生成することができる交通情報生成装置が知られている(特許文献1参照)。
特開2006−244265号公報
ところで、上記の従来技術では、交通情報を生成する際に、交通情報判定区間について、各区間を通過した車両の区間平均速度の平均値を算出し、算出した平均値をもとに、渋滞、混雑、順調などの渋滞度を判定している。このため、従来技術では、たとえば、細い街路や雪道などで車両が低速で走行すると、ほかに車両がいなくて順調にもかかわらず渋滞として渋滞度を判定してしまい、渋滞データの生成精度が低下してしまう問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、渋滞データを精度よく生成することができる交通情報生成システム、交通情報生成装置、情報収集装置、及び渋滞度生成方法を提供することにある。
本発明は、上記の課題を解決するために、プローブカーが通過した道路区間内の走行情報を収集するとともに、当該道路区間での前方車両及び後方車両の存在の有無を前後車両情報として収集し、収集した走行情報に基づいて判定した渋滞度を収集した前後車両情報に基づいて補正することを特徴とする。
本発明によれば、収集した走行情報に基づいて判定した渋滞度を収集した前後車両情報に基づいて補正するので、プローブカーが通過した道路区間の渋滞度を正確に判定することができ、渋滞データの生成精度が向上する。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
本発明の実施形態となる交通情報生成システムは、図1に示すように、一又は複数のプローブカー1に搭載された車載機10と、センター2に設置された交通情報生成装置20とで構成されている。
車載機10は、自車両が通過した道路区間内の走行情報を取得して保持するとともに、当該道路区間での前方車両及び後方車両の存在の有無を前後車両情報として取得して保持し、保持した走行情報及び前後車両情報に基づいてプローブデータを生成して交通情報生成装置20へ送信する。なお、ここで、走行情報とは、プローブカー1が通過した道路区間を一意に特定することができる情報及び当該道路区間内の走行速度を特定することができる情報をいう。
具体的には、車載機10は、図2に示すように、走行情報収集部11と、前後車両情報収集部12と、プローブデータ生成部13と、データ通信部(車載機側)14と、渋滞データ利用部15とで構成されている。なお、データ通信部(車載機側)14及び渋滞データ利用部15を除く各構成要素は、たとえば、マイクロコンピューター及びメモリーなどにより動作されるプログラムや当該処理が回路として組み込まれたASIC(Application Specific Integrated Circuit)又はFPGA(Field Programmable Gate Array)などにより実現される。
走行情報収集部11は、自車両に搭載されたGPS(Global Positioning System)センサーにより自車両が通過した道路区間内の走行情報を取得して保持する。なお、本実施形態では、走行情報の取得手段としてGPSセンサー11aを用いているが、これに限らず、プローブカー1が通過した道路区間を一意に特定することができる情報及び当該道路区間内の走行速度を特定することができる情報を取得することができる手段であればどのようなものでもよい。
前後車両情報収集部12は、自車両の前方及び後方に設置されたレーダーセンサー12aにより、自車両が通過した道路区間での前方車両及び後方車両の存在の有無を前後車両情報として取得して保持する。なお、前方車両又は後方車両が存在する場合には、前後車両情報収集部12は、前述したレーダーセンサー12aにより、当該前方車両又は当該後方車両の自車両に対する相対速度を検出して相対速度情報として前後車両情報に付加する。また、本実施形態では、前後車両情報の取得手段としてレーダーセンサー12aを用いているが、これに限らず、たとえば、自車両の前方及び後方に設置された車載カメラなどにより前後車両情報を取得するようにしてもよい。
プローブデータ生成部13は、走行情報収集部11により保持された走行情報と前後車両情報収集部12により保持された前後車両情報とに基づいてプローブデータを生成する。
データ通信部(車載機側)14は、プローブデータ生成部13により生成されたプローブデータを交通情報生成装置20へ送信する。また、データ通信部(車載機側)14は、交通情報生成装置20から送信される渋滞データを受信する。なお、本実施形態では、交通情報生成装置20との間の通信媒体として携帯電話網を用いているが、これに限らず、UWB(Ultra Wide Band)や、DSRC(Dedicated Short Range Communication)、無線LAN(Local Area Network)、地上波デジタル放送、衛星放送などを用いてもよい。
渋滞データ利用部15は、交通情報生成装置20からの渋滞データを用いて各道路区間の渋滞状況をデジタル地図上に表示する。
交通情報生成装置20は、車載機10から送信されるプローブデータに含まれる走行情報に基づいて当該車載機10が搭載されたプローブカー1が通過した道路区間の渋滞度を判定し、当該プローブデータに含まれる前後車両情報に基づいて判定した渋滞度を補正し、判定した渋滞度又は補正した渋滞度に基づいて渋滞データを生成して車載機10へ送信する。なお、この際の送信対象は、前述した車載機10のみに限定されることはない。すなわち、同種の車載装置や一般のカーナビ装置などにも渋滞データを送信することができる。
具体的には、交通情報生成装置20は、図2に示すように、データ通信部(装置側)21と、速度帯域算出部22と、渋滞度判定部23と、渋滞度補正部24と、渋滞データ生成部25とで構成されている。なお、データ通信部(装置側)21を除く各構成要素は、たとえば、マイクロコンピューター及びメモリーなどにより動作されるプログラムや当該処理が回路として組み込まれたASIC又はFPGAなどにより実現される。
データ通信部(装置側)21は、車載機10から送信されるプローブデータを受信する。また、データ通信部(装置側)21は、後述する、渋滞データ生成部25により生成された渋滞データを車載機10へ送信する。
速度帯域算出部22は、車載機10からのプローブデータに含まれる走行情報に基づいて当該車載機10が搭載されたプローブカー1が通過した道路区間の速度帯域を算出する。
渋滞度判定部23は、速度帯域算出部22により算出された速度帯域に基づいて当該道路区間の渋滞度を判定する。
渋滞度の判定の際には、図3に示すような指標が用いられる。すなわち、道路区間の属性が一般道であれば、速度帯域が時速10km以下の場合には当該道路区間の渋滞度を渋滞と判定し、速度帯域が時速10km〜20kmの場合には当該道路区間の渋滞度を混雑と判定し、速度帯域が時速20km以上の場合には当該道路区間の渋滞度を順調と判定する。なお、道路区間の属性が一般道以外の場合も図3に示す指標を用いて同様に判定する。
渋滞度補正部24は、車載機10からのプローブデータに含まれる前後車両情報に基づいて渋滞度判定部23により判定された渋滞度を補正する。
渋滞度の補正の際には、図4に示すような指標が用いられる。すなわち、プローブカー1の前方及び後方に他車両が存在しない場合には、渋滞度判定部23により混雑又は渋滞と判定された渋滞度を順調に補正する。また、プローブカー1の前方のみに他車両が存在し、プローブカー1に対して当該前方車両のほうが速かった場合や、プローブカー1の前方及び後方に他車両が存在し、プローブカー1に対して当該前方車両及び当該後方車両のほうが速かった、あるいは、プローブカー1に対して当該前方車両のほうが速くかつ当該後方車両のほうが遅かった場合には、プローブカー1のみが遅かったと判断することができるので、渋滞度判定部23により混雑又は渋滞と判定された渋滞度を順調に補正する。
渋滞データ生成部25は、渋滞度判定部23により判定された渋滞度又は渋滞度補正部24により補正された渋滞度に基づいて渋滞データを生成する。
つぎに、車載機10の処理動作について図5を用いて説明する。
車載機10における処理は、当該車載機10が搭載されたプローブカー1の走行開始と同時に開始され、所定の周期で繰り返し実行される。
ステップS101では、走行情報収集部11が、自車両に搭載されたGPSセンサー11aにより自車両が通過した道路区間内の走行情報を取得して保持する。また、前後車両情報収集部12が、自車両の前方及び後方に設置されたレーダーセンサー12aにより、自車両が通過した道路区間での前方車両及び後方車両の存在の有無を前後車両情報として取得して保持する。なお、前方車両又は後方車両が存在する場合には、前後車両情報収集部12は、前述したレーダーセンサー12aにより、当該前方車両又は当該後方車両の自車両に対する相対速度を検出して相対速度情報として前後車両情報に付加する。その後、処理は、ステップS102に進む。
ステップS102では、プローブデータ生成部13が、走行情報収集部11により保持された走行情報と前後車両情報収集部12により保持された前後車両情報とに基づいてプローブデータを生成する。その後、処理は、ステップS103に進む。
ステップS103では、データ通信部(車載機側)14が、プローブデータ生成部13により生成されたプローブデータを交通情報生成装置20へ送信する。その後、処理は、ステップS101に戻る。
続いて、交通情報生成装置20の処理動作について図6を用いて説明する。
交通情報生成装置20における処理は、交通情報生成システムの運用開始と同時に開始され、所定の周期で繰り返し実行される。
ステップS201では、データ通信部(装置側)21が、車載機10から送信されるプローブデータを受信する。その後、処理は、ステップS202に進む。
ステップS202では、速度帯域算出部22が、データ通信部(装置側)21により受信されたプローブデータに含まれる走行情報に基づいて当該車載機10が搭載されたプローブカー1が通過した道路区間の速度帯域を算出する。その後、処理は、ステップS203に進む。
ステップS203では、渋滞度判定部23が、速度帯域算出部22により算出された速度帯域に基づいて当該道路区間の渋滞度を判定する。その後、処理は、ステップS205に進む。
ステップS204では、渋滞度補正部24が、判定した渋滞度が順調であるか否かを判断する。そして、判定した渋滞度が順調でない場合、すなわち、判定した渋滞度が混雑又は渋滞である場合には、処理は、ステップS205に進む。一方、判定した渋滞度が順調である場合には、ステップS207に進む。
ステップS205では、渋滞度補正部24が、データ通信部(装置側)21により受信されたプローブデータに含まれる前後車両情報に基づいてプローブカー1の前方又は後方に他車両が存在したか否かを判断する。そして、プローブカー1の前方及び後方に他車両が存在しなかった場合には、処理は、ステップS206に進む。
ステップS206では、渋滞度補正部24が、渋滞度判定部23により混雑又は渋滞と判定された渋滞度を順調に補正する。その後、処理は、ステップS207に進む。
ステップS207では、渋滞データ生成部25が、渋滞度判定部23により判定された渋滞度又は渋滞度補正部24により補正された渋滞度に基づいて渋滞データを生成する。その後、処理は、ステップS208に進む。
ステップS208では、データ通信部(装置側)21が、渋滞データ生成部25により生成された渋滞データを車載機10へ送信し、その後、処理は、ステップS201に戻る。
一方、ステップS205において、プローブカー1の前方又は後方に他車両が存在した場合には、処理は、ステップS209に進む。
ステップS209では、渋滞度補正部24が、データ通信部(装置側)21により受信されたプローブデータに含まれる前後車両情報に基づいてプローブカー1の前方及び後方に他車両が存在したか否かを判断する。そして、プローブカー1の前方及び後方に他車両が存在しなかった場合、すなわち、プローブカー1の前方のみに他車両が存在した場合やプローブカー1の後方のみに他車両が存在した場合には、処理は、図7に示すステップS301に進む。
ステップS301では、渋滞度補正部24が、データ通信部(装置側)21により受信されたプローブデータに含まれる前後車両情報に基づいてプローブカー1の前方のみに他車両が存在したか否かを判断する。そして、プローブカー1の前方のみに他車両が存在した場合には、処理は、ステップS302に進む。一方、プローブカー1の後方のみに他車両が存在した場合には、処理は、前述した、図6に示すステップS207(補正無し)に進む。
ステップS302では、渋滞度補正部24が、データ通信部(装置側)21により受信されたプローブデータに含まれる前後車両情報に付加された当該前方車両の相対速度情報に基づいてプローブカー1に対して前方車両のほうが速かったか否かを判断する。そして、プローブカー1に対して前方車両のほうが速かった場合には、処理は、前述した、図6に示すステップS206(補正有り)に進む。一方、プローブカー1に対して前方車両のほうが遅かった場合などには、処理は、前述した、図6に示すステップS207(補正無し)に進む。
一方、図6に示すステップS209において、プローブカー1の前方及び後方に他車両が存在した場合には、処理は、図8に示すステップS401に進む。
ステップS401では、渋滞度補正部24が、データ通信部(装置側)21により受信されたプローブデータに含まれる前後車両情報に付加された当該前方車両の相対速度情報に基づいてプローブカー1に対して前方車両のほうが速かったか否かを判断する。そして、プローブカー1に対して前方車両のほうが速かった場合には、処理は、ステップS402に進む。一方、プローブカー1に対して前方車両のほうが遅かった場合などには、処理は、前述した、図6に示すステップS207(補正無し)に進む。
ステップS402では、渋滞度補正部24が、データ通信部(装置側)21により受信されたプローブデータに含まれる前後車両情報に付加された当該後方車両の相対速度情報に基づいてプローブカー1に対して後方車両のほうが速かったか否かを判断する。そして、プローブカー1に対して後方車両のほうが速かった場合には、処理は、前述した、図6に示すステップS206(補正有り)に進む。一方、プローブカー1に対して後方車両のほうが遅かった場合などには、処理は、前述した、ステップS403に進む。
ステップS403では、渋滞度補正部24が、データ通信部(装置側)21により受信されたプローブデータに含まれる前後車両情報に付加された当該後方車両の相対速度情報に基づいてプローブカー1に対して後方車両のほうが遅かったか否かを判断する。そして、プローブカー1に対して後方車両のほうが遅かった場合には、処理は、前述した、図6に示すステップS206(補正有り)に進む。一方、プローブカー1と後方車両が同じ速度であった場合には、処理は、前述した、図6に示すステップS207(補正無し)に進む。
以上の説明から明らかなように、本発明の実施形態は、車載機10が、自車両が通過した道路区間内の走行情報を取得して保持するとともに、当該道路区間での前方車両及び後方車両の存在の有無を前後車両情報として取得して保持し、保持した走行情報及び前後車両情報に基づいてプローブデータを生成して交通情報生成装置20へ送信する。そして、交通情報生成装置20が、車載機10から送信されるプローブデータに含まれる走行情報に基づいて当該車載機10が搭載されたプローブカー1が通過した道路区間の渋滞度を判定し、当該プローブデータに含まれる前後車両情報に基づいて判定した渋滞度を補正する。
このため、本発明の実施形態によれば、プローブカー1が通過した道路区間の渋滞度を正確に判定することができ、渋滞データの生成精度が向上する。また、本発明の実施形態によれば、道路区間を走行していたプローブカー1の台数が少ない場合、すなわち、当該道路区間に関するプローブデータの収集数が少ない場合でも信頼性の高い渋滞データを生成することができ、渋滞データの信頼性が向上する。
また、本発明の実施形態は、交通情報生成装置20が、車載機10からのプローブデータに含まれる前後車両情報に基づいてプローブカー1の前方又は後方に他車両が存在したと判断した場合には当該前後車両情報に付加された当該前方車両又は当該後方車両の相対速度情報に基づいて判定した渋滞度を補正し、車載機10からのプローブデータに含まれる前後車両情報に基づいてプローブカー1の前方及び後方に他車両が存在したと判断した場合には車載機10からのプローブデータに含まれる前後車両情報に付加された当該前方車両の相対速度情報及び当該前方車両の相対速度情報の関係に基づいて判定した渋滞度を補正する。
このため、本発明の実施形態によれば、他車両に制限されることなくプローブカー1が走行していた場合の当該道路区間の渋滞度を正確に判定することができ、渋滞データの生成精度がさらに向上する。
以上、本発明者によってなされた発明を適用した一実施形態について説明したが、本実施形態による開示の一部をなす論述及び図面により本発明が限定されることはない。すなわち、本実施形態に基づいて当業者によってなされる、他の実施形態、運用技術、及び実施例などは本発明の範囲にすべて含まれることを付け加えておく。
1 プローブカー
10 車載機(情報収集装置)
11 走行情報収集部(走行情報収集手段)
11a GPSセンサー(走行情報収集手段)
12 前後車両情報収集部(前後車両情報収集手段)
12a レーダーセンサー(前後車両情報収集手段)
13 プローブデータ生成部(プローブデータ生成手段)
14 データ通信部(プローブデータ送信手段)
15 渋滞データ利用部
2 センター
20 交通情報生成装置
21 データ通信部(プローブデータ受信手段)
22 速度帯域算出部(渋滞度判定手段)
23 渋滞度判定部(渋滞度判定手段)
24 渋滞度補正部(渋滞度補正手段)
25 渋滞データ生成部
10 車載機(情報収集装置)
11 走行情報収集部(走行情報収集手段)
11a GPSセンサー(走行情報収集手段)
12 前後車両情報収集部(前後車両情報収集手段)
12a レーダーセンサー(前後車両情報収集手段)
13 プローブデータ生成部(プローブデータ生成手段)
14 データ通信部(プローブデータ送信手段)
15 渋滞データ利用部
2 センター
20 交通情報生成装置
21 データ通信部(プローブデータ受信手段)
22 速度帯域算出部(渋滞度判定手段)
23 渋滞度判定部(渋滞度判定手段)
24 渋滞度補正部(渋滞度補正手段)
25 渋滞データ生成部
Claims (10)
- 一又は複数のプローブカーに設置された情報収集装置と、センターに設置された交通情報生成装置とで構成された交通情報生成システムであって、
前記情報収集装置は、
自車両が通過した道路区間内の走行情報を収集する走行情報収集手段と、
自車両が通過した道路区間での前方車両及び後方車両の存在の有無を前後車両情報として収集する前後車両情報収集手段と、
前記走行情報収集手段により収集された走行情報と前記前後車両収集手段により前後車両情報とに基づいてプローブデータを生成するプローブデータ生成手段と、
前記プローブデータ生成手段により生成されたプローブデータを交通情報生成装置へ送信するプローブデータ送信手段と
を備え、
前記交通情報生成装置は、
前記情報収集装置から送信されるプローブデータを受信するプローブデータ受信手段と、
前記プローブデータ受信手段により受信されたプローブデータに含まれる走行情報に基づいて当該情報収集装置が搭載されたプローブカーが通過した道路区間の渋滞度を判定する渋滞度判定手段と、
前記プローブデータ受信手段により受信されたプローブデータに含まれる前後車両情報に基づいて前記渋滞度判定手段により判定された渋滞度を補正する渋滞度補正手段と
を備えたことを特徴とする交通情報生成システム。 - 前記前後車両情報収集手段は、前方車両又は後方車両が存在する場合に、当該前方車両又は当該後方車両の自車両に対する相対速度を検出して相対速度情報として前記前後車両情報に付加し、
前記渋滞度補正手段は、プローブカーの前方又は後方に他車両が存在した場合に、前記プローブデータ受信手段により受信されたプローブデータに含まれる前後車両情報に付加された当該前方車両又は当該後方車両の相対速度情報に基づいて前記渋滞度判定手段により判定された渋滞度を補正することを特徴とする請求項1に記載の交通情報生成システム。 - 前記前後車両情報収集手段は、前方車両及び後方車両が存在する場合に、当該前方車両及び当該後方車両の自車両に対する相対速度を検出して相対速度情報として前記前後車両情報に付加し、
前記渋滞度補正手段は、プローブカーの前方及び後方に他車両が存在した場合に、前記プローブデータ受信手段により受信されたプローブデータに含まれる前後車両情報に付加された当該前方車両の相対速度情報及び当該後方車両の相対速度情報の関係に基づいて前記渋滞度判定手段により判定された渋滞度を補正することを特徴とする請求項1に記載の交通情報生成システム。 - 前記渋滞度補正手段は、プローブカーの前方のみに他車両が存在し、プローブカーに対して当該前方車両のほうが速かった場合に、前記渋滞度判定手段により混雑又は渋滞と判定された渋滞度を順調に補正することを特徴とする請求項2に記載の交通情報生成システム。
- 前記渋滞度補正手段は、プローブカーの前方及び後方に他車両が存在し、プローブカーに対して当該前方車両及び当該後方車両のほうが速かった場合に、前記渋滞度判定手段により混雑又は渋滞と判定された渋滞度を順調に補正することを特徴とする請求項3に記載の交通情報生成システム。
- 前記渋滞度補正手段は、プローブカーの前方及び後方に他車両が存在し、プローブカーに対して当該前方車両のほうが速くかつ当該後方車両のほうが遅かった場合に、前記渋滞度判定手段により混雑又は渋滞と判定された渋滞度を順調に補正することを特徴とする請求項3に記載の交通情報生成システム。
- 前記渋滞度補正手段は、プローブカーの前方及び後方に他車両が存在しなかった場合に、前記渋滞度判定手段により混雑又は渋滞と判定された渋滞度を順調に補正することを特徴とする請求項1に記載の交通情報生成システム。
- 一又は複数のプローブカーから送信されるプローブデータを受信するプローブデータ受信手段と、
前記プローブデータ受信手段により受信されたプローブデータに含まれる走行情報に基づいて当該プローブカーが通過した道路区間の渋滞度を判定する渋滞度判定手段と、
前記プローブデータ受信手段により受信されたプローブデータに含まれる前後車両情報に基づいて前記渋滞度判定手段により判定された渋滞度を補正する渋滞度補正手段と
を備えたことを特徴とする交通情報生成装置。 - 自車両が通過した道路区間内の走行情報を収集する走行情報収集手段と、
自車両が通過した道路区間での前方車両及び後方車両の存在の有無を前後車両情報として前後車両情報収集手段と、
前記走行情報収集手段により収集された走行情報と前記前後車両収集手段により前後車両情報とに基づいてプローブデータを生成するプローブデータ生成手段と、
前記プローブデータ生成手段により生成されたプローブデータをセンターへ送信するプローブデータ送信手段と
を備えたことを特徴とする情報収集装置。 - プローブカーが通過した道路区間内の走行情報を収集するとともに、
当該道路区間での前方車両及び後方車両の存在の有無を前後車両情報として収集し、
収集した走行情報に基づいて当該プローブカーが通過した道路区間の渋滞度を判定し、
収集した前後車両情報に基づいて判定した渋滞度を補正することを特徴とする渋滞度生成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008241163A JP2010073028A (ja) | 2008-09-19 | 2008-09-19 | 交通情報生成システム、交通情報生成装置、情報収集装置、及び渋滞度生成方法 |
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- 2008-09-19 JP JP2008241163A patent/JP2010073028A/ja active Pending
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