JP2010070995A - 集水管およびその打設方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 管体の上面の集水用スリットから内部に取り込んだ湧水を、底面に開口された集水用スリットから再び地盤中に流出させない集水管およびその打設方法を提供することである。
【解決手段】 集水管1は、管体2の両側面に打設用ガイド片5が長さ方向に沿って突設され、該打設用ガイド片5から上側の管体2aに集水孔11が設けられ、管体の先端部に嵌入用ヘッド3が嵌合されるとともに、管体の後端部には打撃用ソケット4が嵌合されて構成される。
【選択図】 図1

Description

本願発明は地盤中の湧水などを排水するために地山などに打設する集水管およびその打設方法に関するものである。
一般に法壁の地滑り防止などを目的として、地盤中における湧水などを排水するために地山に集水管が打設されている。そして、この集水管18で地盤中の湧水を集めて排水しているが、従来は図7に示すように、周面に集水用スリット19が開口されたものが使用されていた。そして、図7の(2)および(3)に示すように、地盤20中に打設された集水管18の集水用スリット19から湧水21などを取り込んで排水するようにしていた。また、その他の集水管としては、例えば特開2003−293356号公報の発明が知られている。
特開2003−293356号公報
しかし、上記の集水管は、図7の(2)および(3)に示すように、管体上面の集水用スリット19から湧水21などを取り込んでも、管体の底面を流れるうちに、そこに開口された集水用スリット19から再び地盤20中に水21が流れ出てしまうという問題があった。
本願発明はこれらの問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、管体上面の集水用スリットから内部に取り込んだ湧水を、底面に開口された集水用スリットから再び地盤中に流出させない集水管およびその打設方法を提供することである。
以上の課題を解決するための集水管は、管体の両側面に長さ方向に沿って打設用ガイド片が突設され、該打設用ガイド片から上側の管体に集水孔が設けられ、管体の先端部に嵌入用ヘッドが嵌合されるとともに、管体の後端部には打撃用ソケットが嵌合されてなることを特徴とする。また集水孔は打設用ガイド片の近傍にも開口され、該打設用ガイド片の近傍の集水孔は、その下面と打設用ガイド片の上面とが同一面になるように開口されたことを含む。また打設用ガイド片は外端側に向かって漸次上側に傾斜して形成されたことを含むものである。
また集水管の打設方法は、管体の両側面に長さ方向に沿って打設用ガイド片が突設され、該打設用ガイド片から上側の管体に集水孔が設けられ、管体の先端部に嵌入用ヘッドが嵌合されるとともに、管体の後端部には打撃用ソケットが嵌合されてなる集水管の打設方法であり、管体の打設用ガイド片を水平にして地山に打設し、該打設用ガイド片をガイドとし、かつこれを目視しながら所定の深さまで打設することを特徴とする。また集水孔は打設用ガイド片の近傍にも開口され、該打設用ガイド片の近傍の集水孔は、その下面と打設用ガイド片の上面とが同一面になるように開口されたことを含む。また打設用ガイド片は外端側に向かって漸次上側に傾斜して形成されたことを含むものである。
打設用ガイド片から上側の管体に集水孔が設けられ、打設用ガイド片から下側の管体には集水孔が設けられていないため、集水孔から管体内に取り込まれた水は管体の下側を流れて排出される。また打設用ガイド片の近傍の集水孔は、その下面と打設用ガイド片の上面とが同一面になるように開口されたことにより、上側の管体からの水が打設用ガイド片で貯められ、それが打設用ガイド片の近傍における集水孔から管体内に取り込まれる。また打設用ガイド片は外端側に向かって漸次上側に傾斜して形成されたことにより、上側の管体からの水が打設用ガイド片で貯め易くなり、かつそれを打設用ガイド片の近傍における集水孔から管体内に取り込み易くなる。
また管体の打設用ガイド片を水平にして地山に打設し、該打設用ガイド片をガイドとし、かつこれを目視しながら所定の深さまで打設することにより、管体のねじれを防ぐことができるとともに、常に管体の上面を上側に位置させて集水管を地盤に打設することができる。また打設用ガイド片をガイドにして集水管を打設することができるので、集水管を容易に地盤に打設することができる。
以下、本願発明の集水管およびその打設方法の実施の形態について説明する。まず集水管について説明し、その後に集水管の打設方法について説明するが、各実施の形態において同じ構成は同じ符号を付して説明し、異なった構成は異なった符号を付して説明する。
図1および図2は第1の実施の形態の集水管1である。この集水管1は管体2と、該管体2の先端部に嵌合された嵌入用ヘッド3と、管体2の後端部に嵌合された打撃用ソケット4とから構成され、管体2の両側面には打設用ガイド片5が長さ方向に沿って突設されている。また嵌入用ヘッド3はヘッド6から延びた四枚の嵌合体7が管体内側に嵌入されて管体の先端部に取り付けられ、打撃用ソケット4も上記と同様にソケット8から延びた三枚の嵌合体9が管体内側に嵌入されて管体2の後端部に取り付けられている。
また打設用ガイド片5は管体2の中心を通る水平軸10と同一軸線になるように、管体2の側面が外側に引き延ばされて一体的に形成されている。また打設用ガイド片5の上側の管体には集水孔である集水用スリット11が開口され、打設用ガイド片5の近傍に開口された集水用スリット11は、その下面11aと打設用ガイド片の上面5aとが同一面になるように開口されている。これは打設用ガイド片5に集められた水12を管体2内に流れ込み易くするためである。一方、打設用ガイド片5の下側の管体には集水孔が開口されずに通水路16を形成し、これで集水スリット11から管体2内に流れ込んだ水を流している。なお、集水孔は集水スリット11に限らず、円形、楕円形またはその他の形状の孔であっても良い。
また図3は第2の実施の形態の集水管13である。この集水管13は打設用ガイド片14が傾斜して形成されたものであり、これ以外は上記の第1の実施の形態の集水管1と同じ構成である。この打設用ガイド片14は外端部側(管体から離れる方向)に向かって漸次上側に傾斜して形成されることにより水12を集めやすくかつ貯めやすくなり、ここに貯まった水12を、その下面11aが打設用ガイド片の上面14aと同一の集水スリット11から管体2内に流し込み易くしている。
また図4および図5は第1の実施の形態の集水管1を地山15に打設したものであり、嵌入用ヘッド3を上側にし、打撃用ソケット4を下側にして打設されている。そして、打設用ガイド片5から上側の管体2aに開口された集水スリット11から管体2内に地盤中の水12が流入されるとともに、集水スリット11から流入されなかった水12は管体2aの表面を流れて打設用ガイド片5に集められて、ここに貯められる。そして、ここに貯まった水12は集水スリット11から管体2内に流れ込むとともに、集水スリット11から流れ込まなかった水12は打設用ガイド片5を通って外側に排水される。すなわち打設用ガイド片5も嵌入用ヘッド側が上側で、打撃用ソケット側が下側になっているため、集水スリット11から管体2内に流れ込まなかった水12の通り道としての役割を果たして、外側に排水するようにしている。なお、図6に示すように、第2の実施の形態の集水管13を地盤中に打設した場合も上記と同じ効果を奏することができる。
次に、集水管の打設方法について説明する。この打設方法は第1の実施の形態の集水管1を使用するものとする。まず、地山15に打設する必要な数の集水管1を現場に運搬する。そして、この集水管1を、打設用ガイド片5を水平状にし、かつ嵌入用ヘッド3が上側に位置するように打設する。この打設は打設機または手動のハンマーで行うが、打設用ガイド片5が地盤中への嵌入のガイドとなるため容易に打設することができるとともに、打設用ガイド片5が管体2のねじり、すなわち回転を防止する役割を果たす。また、この打設用ガイド片5を常に目視した状態で打設するため、集水管1の打設状況を把握しながら打設することができるので、打設用ガイド片5が打設の目印にもなる。このような方法で集水管1を地山15に順次打設して必要な数の集水管1を打設する。なお、第2の実施の形態の集水管13も上記と同じ方法で打設するものであり、上記と同じ効果を奏するものである。
第1の実施の形態の集水管の正面図である。 (1)は第1の実施の形態の集水管の断面図、(2)は(1)のA−A断面図、(3)は同B−B断面図である。 (1)は第2の実施の形態の集水管の正面図、(2)は(1)のC−C断面図である。 第1の実施の形態の集水管を打設した地山の断面図である。 (1)は地山に打設した第1の実施の形態の集水管の一部省略断面図、(2)は同D−D断面図である。 (1)は地山に打設した第2の実施の形態の集水管の一部省略断面図、(2)は同E−E断面図である。 従来の集水管であり、(1)は正面図、(2)は断面図、(3)は(2)のF−F断面図である。
符号の説明
1、13 集水管
2 管体
3 嵌入用ヘッド
4 打撃用ソケット
5、14 打設用ガイド片
6 ヘッド
7 嵌合片
8 ソケット
9 嵌合体
10 水平軸
11 集水スリット
12 水
14 補強枠体
15 地山

Claims (4)

  1. 管体の両側面に長さ方向に沿って打設用ガイド片が突設され、該打設用ガイド片から上側の管体に集水孔が設けられ、管体の先端部には嵌入用ヘッドが嵌合されるとともに、管体の後端部には打撃用ソケットが嵌合されてなることを特徴とする集水管。
  2. 集水孔は打設用ガイド片の近傍にも開口され、該打設用ガイド片の近傍の集水孔は、その下面と打設用ガイド片の上面とが同一面になるように開口されたことを特徴とする請求項1に記載の集水管。
  3. 打設用ガイド片は外端側に向かって漸次上側に傾斜して形成されたことを特徴とする請求項1または2に記載の集水管。
  4. 請求項1〜3の集水管の打設方法であり、管体の打設用ガイド片を水平にして地山に打設し、該打設用ガイド片をガイドとし、かつこれを目視しながら所定の深さまで打設することを特徴とする集水管の打設方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011231457A (ja) * 2010-04-23 2011-11-17 Nobuo Nakayama 集水ボーリング孔の遮水方法とこれに用いる遮水具
JP2016023515A (ja) * 2014-07-23 2016-02-08 新日鉄住金エンジニアリング株式会社 排液パイプ

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