JP2003293356A - 排水管およびその打設方法 - Google Patents
排水管およびその打設方法Info
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- JP2003293356A JP2003293356A JP2002098533A JP2002098533A JP2003293356A JP 2003293356 A JP2003293356 A JP 2003293356A JP 2002098533 A JP2002098533 A JP 2002098533A JP 2002098533 A JP2002098533 A JP 2002098533A JP 2003293356 A JP2003293356 A JP 2003293356A
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- JP
- Japan
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- pipe
- driving
- drainage pipe
- drainage
- drain pipe
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- Pending
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- Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な方法で効果的な打ち込みができる排水
管およびその打設方法を提供することである。 【解決手段】 排水管1は、管体2の先端に打込みヘッ
ド3が設けられ、該打込みヘッド3には管体2に挿入さ
れた打込みパイプ4が取外自在に接続され、該打込みパ
イプ4の後部にねじ込まれた取付用ソケット14が管体
2の後端部に嵌合されてなり、前記排水管1は多孔管ま
たスクリーン管からなる。
管およびその打設方法を提供することである。 【解決手段】 排水管1は、管体2の先端に打込みヘッ
ド3が設けられ、該打込みヘッド3には管体2に挿入さ
れた打込みパイプ4が取外自在に接続され、該打込みパ
イプ4の後部にねじ込まれた取付用ソケット14が管体
2の後端部に嵌合されてなり、前記排水管1は多孔管ま
たスクリーン管からなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は排水管およびその打
設方法に関するものである。
設方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】スクリーン管や多孔管などの排水管の地
中への設置は、ボーリングマシンによる削孔にケーシン
グパイプを取り付けておこなう方法や、図5に示すよう
に、排水管17の管体18を直接打撃して打ち込む方法
があった。
中への設置は、ボーリングマシンによる削孔にケーシン
グパイプを取り付けておこなう方法や、図5に示すよう
に、排水管17の管体18を直接打撃して打ち込む方法
があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者の方法は
ボーリングマシンやケーシングパイプを使用するため手
間がかかる。一方、後者の方法は管体に摩擦力が働くた
め、打撃力が管体から打込みヘッドに効果的に伝わら
ず、その打ち込みに多大な時間と労力を要していた。
ボーリングマシンやケーシングパイプを使用するため手
間がかかる。一方、後者の方法は管体に摩擦力が働くた
め、打撃力が管体から打込みヘッドに効果的に伝わら
ず、その打ち込みに多大な時間と労力を要していた。
【0004】本発明はこれらの問題に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、簡単な方法で効果的な打ち込み
ができる排水管およびその打設方法を提供することであ
る。
のであり、その目的は、簡単な方法で効果的な打ち込み
ができる排水管およびその打設方法を提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めの排水管は、管体の先端に打込みヘッドが設けられ、
該打込みヘッドには管体に挿入された打込みパイプが取
外自在に接続され、該打込みパイプの後部にねじ込まれ
た取付用ソケットが管体の後端部に嵌合されたことを特
徴とする。また排水管は多孔管またスクリーン管である
ことを含むものである。
めの排水管は、管体の先端に打込みヘッドが設けられ、
該打込みヘッドには管体に挿入された打込みパイプが取
外自在に接続され、該打込みパイプの後部にねじ込まれ
た取付用ソケットが管体の後端部に嵌合されたことを特
徴とする。また排水管は多孔管またスクリーン管である
ことを含むものである。
【0006】また排水管の打設方法は、排水管先端の打
込みヘッドに打込みパイプを接続し、該打込みパイプを
打撃して地中に排水管を打ち込むことを特徴とする。ま
た排水管は多孔管またスクリーン管であることを含むも
のである。
込みヘッドに打込みパイプを接続し、該打込みパイプを
打撃して地中に排水管を打ち込むことを特徴とする。ま
た排水管は多孔管またスクリーン管であることを含むも
のである。
【0007】打込みヘッドに接続された打込みパイプを
打撃すると、これが打込みヘッドに直接伝わって排水管
全体の推進力となるため、地山への打ち込みがスムーズ
におこなわれる。また打込みパイプは打込みヘッドから
取外自在であるため、排水管の打設後に取り外して転用
することができる。
打撃すると、これが打込みヘッドに直接伝わって排水管
全体の推進力となるため、地山への打ち込みがスムーズ
におこなわれる。また打込みパイプは打込みヘッドから
取外自在であるため、排水管の打設後に取り外して転用
することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の排水管およびその
打設方法の実施の形態について説明する。はじめに排水
管について説明し、その後に排水管の打設方法について
説明する。また各実施の形態において同じ構成は同じ符
号を付して説明し、異なった構成にのみ異なった符号を
付して説明する。
打設方法の実施の形態について説明する。はじめに排水
管について説明し、その後に排水管の打設方法について
説明する。また各実施の形態において同じ構成は同じ符
号を付して説明し、異なった構成にのみ異なった符号を
付して説明する。
【0009】排水管1は、図1に示すように、スクリー
ン管2先端の打込みヘッド3に打込みパイプ4が取外自
在に接続されて構成されている。このスクリーン管2
は、図2に示すように、平面円形に配列された芯材5の
外周に、断面三角形の線材6が頂部7を内側にして螺旋
状に巻かれて構成され、その後端部には補助端管8が取
り付けられている。この線材6は、図3の(1)に示す
ように、フラットな外面9が先端側に傾斜されたもの、
または同図の(2)に示すように、フラットな外面9が
垂直になっているものがあり、これらの線材6間には集
水スリット10が形成されている。
ン管2先端の打込みヘッド3に打込みパイプ4が取外自
在に接続されて構成されている。このスクリーン管2
は、図2に示すように、平面円形に配列された芯材5の
外周に、断面三角形の線材6が頂部7を内側にして螺旋
状に巻かれて構成され、その後端部には補助端管8が取
り付けられている。この線材6は、図3の(1)に示す
ように、フラットな外面9が先端側に傾斜されたもの、
または同図の(2)に示すように、フラットな外面9が
垂直になっているものがあり、これらの線材6間には集
水スリット10が形成されている。
【0010】また打込みヘッド3の突出ボルト11には
打込みパイプ4の先端部がねじ込まれ、この打込みパイ
プ4のネジ部12にねじ込まれた取付用ソケット14が
スクリーン管2の補助端管8に嵌合されて、打込みパイ
プ4とスクリーン管2とを一体にしている。このように
打込みパイプ4とスクリーン管2とが一体になったた
め、打ち込みパイプに加えられる打撃力が排水管全体の
推進力になる。また前記ネジ部12には打撃用スリーブ
もねじ込まれている。したがって、打込みパイプ4を打
込みヘッド3に簡単に取り付けることができるととも
に、排水管1の打設後に打込みヘッド3から簡単に取り
外すこともできるようになっている。
打込みパイプ4の先端部がねじ込まれ、この打込みパイ
プ4のネジ部12にねじ込まれた取付用ソケット14が
スクリーン管2の補助端管8に嵌合されて、打込みパイ
プ4とスクリーン管2とを一体にしている。このように
打込みパイプ4とスクリーン管2とが一体になったた
め、打ち込みパイプに加えられる打撃力が排水管全体の
推進力になる。また前記ネジ部12には打撃用スリーブ
もねじ込まれている。したがって、打込みパイプ4を打
込みヘッド3に簡単に取り付けることができるととも
に、排水管1の打設後に打込みヘッド3から簡単に取り
外すこともできるようになっている。
【0011】なお、上記の実施の形態における排水管1
はスクリーン管2であったが、これはスクリーン管2に
限らず、多孔管やその他の鋼管などで形成することもで
きる。
はスクリーン管2であったが、これはスクリーン管2に
限らず、多孔管やその他の鋼管などで形成することもで
きる。
【0012】次に、この排水管1を使用した打設方法に
ついて説明する。はじめに、打込みヘッド3に打込みパ
イプ4がねじ込まれた排水管1を用意し、この打込みパ
イプのネジ部12に取付用ソケット14をねじ込んで補
助端管8に嵌合して、打込みパイプ4とスクリーン管2
とを一体にする。次に、この排水管1を法面などの地山
15にセットし、打込みパイプ4に打設機の打撃用スリ
ーブ13を取り付ける。そして、この打設機(図示せ
ず)で打込みパイプ4を打撃すると、これが打込みヘッ
ド3に直接伝わって排水管全体の推進力となるため、地
山15への打ち込みがスムーズにおこなわれる。
ついて説明する。はじめに、打込みヘッド3に打込みパ
イプ4がねじ込まれた排水管1を用意し、この打込みパ
イプのネジ部12に取付用ソケット14をねじ込んで補
助端管8に嵌合して、打込みパイプ4とスクリーン管2
とを一体にする。次に、この排水管1を法面などの地山
15にセットし、打込みパイプ4に打設機の打撃用スリ
ーブ13を取り付ける。そして、この打設機(図示せ
ず)で打込みパイプ4を打撃すると、これが打込みヘッ
ド3に直接伝わって排水管全体の推進力となるため、地
山15への打ち込みがスムーズにおこなわれる。
【0013】そして、この排水管1が所定の深さまで打
ち込まれた後に、打込みヘッド3から打込みパイプ4を
取り外し、他の排水管に取り付けて上記と同じ方法で打
ち込むものとする。
ち込まれた後に、打込みヘッド3から打込みパイプ4を
取り外し、他の排水管に取り付けて上記と同じ方法で打
ち込むものとする。
【0014】
【発明の効果】打込みヘッドに接続された打込みパイプ
を打撃すると、これが打込みヘッドに直接伝わって排水
管全体の推進力となるため、地山15への打ち込みがス
ムーズにできる。
を打撃すると、これが打込みヘッドに直接伝わって排水
管全体の推進力となるため、地山15への打ち込みがス
ムーズにできる。
【0015】打込みパイプは打込みヘッドから取外自在
であるため、排水管の打設後に取り外して転用すること
ができる。
であるため、排水管の打設後に取り外して転用すること
ができる。
【図1】排水管の縦断面図である。
【図2】スクリーン管の横断面図である。
【図3】スクリーン管における線材の拡大断面図であ
る。
る。
【図4】排水管の打設方法を示す断面図である。
【図5】従来の排水管の打設方法を示す断面図である。
【符号の説明】
1、17 排水管
2 スクリーン管
3 打込みヘッド
4 打込みパイプ
5 芯材
6 線材
7 頂部
8 補助端管
9 外面
10 集水スリット
11 突出ボルト
12 ねじ部
13 打撃用スリーブ
14 取付用ソケット
15 地山
18 管体
Claims (4)
- 【請求項1】 管体の先端に打込みヘッドが設けられ、
該打込みヘッドには管体に挿入された打込みパイプが取
外自在に接続され、該打込みパイプの後部にねじ込まれ
た取付用ソケットが管体の後端部に嵌合されたことを特
徴とする排水管。 - 【請求項2】 排水管は多孔管またスクリーン管である
ことを特徴とする請求項1に記載の排水管。 - 【請求項3】 排水管先端の打込みヘッドに打込みパイ
プを取り付け、該打込みパイプを打撃して地中に排水管
を打ち込むことを特徴とする排水管の打設方法。 - 【請求項4】 排水管は多孔管またスクリーン管である
ことを特徴とする請求項3に記載の排水管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002098533A JP2003293356A (ja) | 2002-04-01 | 2002-04-01 | 排水管およびその打設方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002098533A JP2003293356A (ja) | 2002-04-01 | 2002-04-01 | 排水管およびその打設方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003293356A true JP2003293356A (ja) | 2003-10-15 |
Family
ID=29240481
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002098533A Pending JP2003293356A (ja) | 2002-04-01 | 2002-04-01 | 排水管およびその打設方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003293356A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100865579B1 (ko) | 2007-03-30 | 2008-10-28 | 한국지질자원연구원 | 파쇄대의 수압경감용 조립식 배수장치 |
JP2008274610A (ja) * | 2007-04-27 | 2008-11-13 | Totaku Industries Inc | 合成樹脂製ストレーナ管 |
JP2011179199A (ja) * | 2010-02-26 | 2011-09-15 | Kowa:Kk | 被覆体付きマンホール |
JP2011236615A (ja) * | 2010-05-10 | 2011-11-24 | Takenaka Komuten Co Ltd | ウェルポイント利用の地下水位低下工法 |
WO2015072833A1 (es) * | 2013-11-15 | 2015-05-21 | Aguilar Vera Oscar Octavio | Tubo para desagüe de roca minera |
-
2002
- 2002-04-01 JP JP2002098533A patent/JP2003293356A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100865579B1 (ko) | 2007-03-30 | 2008-10-28 | 한국지질자원연구원 | 파쇄대의 수압경감용 조립식 배수장치 |
JP2008274610A (ja) * | 2007-04-27 | 2008-11-13 | Totaku Industries Inc | 合成樹脂製ストレーナ管 |
JP2011179199A (ja) * | 2010-02-26 | 2011-09-15 | Kowa:Kk | 被覆体付きマンホール |
JP2011236615A (ja) * | 2010-05-10 | 2011-11-24 | Takenaka Komuten Co Ltd | ウェルポイント利用の地下水位低下工法 |
WO2015072833A1 (es) * | 2013-11-15 | 2015-05-21 | Aguilar Vera Oscar Octavio | Tubo para desagüe de roca minera |
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