JP2001082074A - トンネル用の水抜管及び先行水抜工法 - Google Patents

トンネル用の水抜管及び先行水抜工法

Info

Publication number
JP2001082074A
JP2001082074A JP25821299A JP25821299A JP2001082074A JP 2001082074 A JP2001082074 A JP 2001082074A JP 25821299 A JP25821299 A JP 25821299A JP 25821299 A JP25821299 A JP 25821299A JP 2001082074 A JP2001082074 A JP 2001082074A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
drainage
tunnel
drain pipe
drilling rod
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP25821299A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3440375B2 (ja
Inventor
Chihiro Hara
千博 原
Masahiko Kobayashi
雅彦 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPO SHOJI KK
Taisei Corp
Original Assignee
NIPPO SHOJI KK
Taisei Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPO SHOJI KK, Taisei Corp filed Critical NIPPO SHOJI KK
Priority to JP25821299A priority Critical patent/JP3440375B2/ja
Publication of JP2001082074A publication Critical patent/JP2001082074A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3440375B2 publication Critical patent/JP3440375B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 水抜きができればよく、鋼管による先受工を
要しない地山においても、経済性、合理性を確保するこ
とができるトンネル用の水抜管及び先行水抜工法を提供
する。 【解決手段】 削岩機の削孔ロッドRが削孔自在かつ引
抜自在に連結されるべき先端鋼管1と、前記先端鋼管1
の後端部に接続される有孔塩化ビニル管2と、を含むト
ンネル用の水抜管である。前記水抜管の内部に収容され
ると共に該水抜管の先端鋼管1に削孔自在かつ引抜自在
に連結された削岩機の削孔ロッドRにより、該水抜管を
切羽Kの前方であって掘削領域外側に打設する水抜管打
設工程と、前記水抜管打設工程の後に、前記削孔ロッド
Rを前記水抜管から引き抜く削孔ロッド引抜工程と、ト
ンネル掘削に先行して、前記水抜管打設工程で打設した
前記水抜管を通じてトンネル坑内へと水を抜く先行水抜
工程とを含む先行水抜工法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トンネル掘削にお
いて湧水を低減する等の目的に用いられるトンネル用の
水抜管及び先行水抜工法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のトンネル用の水抜管とし
ては、削岩機の削孔ロッドが先端部に削孔自在かつ引抜
自在に連結され、切羽前方であって掘削領域外周に係る
部位に適宜間隔で打設される有孔鋼管であって、先受工
(フォアパイル)としての役割を果たすと共に、トンネ
ル掘削に先行してトンネル坑内へと水を抜く役割をも果
たすものが知られている。
【0003】かかる有孔鋼管によれば、トンネル掘削時
において地山からの湧水をかなり低減することができる
ので、フォアパイルとしての機能と相俟って、支保工が
施工されて効果を発揮するまでの間における、切羽及び
天端の十分な安定を獲得することが可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、剛性が
高く高価である有孔鋼管では、地山が、水抜きができれ
ばよく、鋼管による先受工を要しないような場合には、
剛性の殆どが無駄になり、きわめて不経済、不合理なも
のとなってしまう。
【0005】また、この場合において、単に、有孔鋼管
に代えて、剛性が低く低廉である有孔塩化ビニル管を使
用しようとすると、削孔時に地山から受ける衝撃力によ
って該有孔塩化ビニル管が損壊する事態を招いてしま
う。
【0006】そこで、本発明の目的は、水抜きができれ
ばよく、鋼管による先受工を要しない地山においても、
経済性、合理性を確保することができるトンネル用の水
抜管及び先行水抜工法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、第1発明に係るトンネル用の水抜管は、削岩機の削
孔ロッドが削孔自在かつ引抜自在に連結されるべき先端
鋼管と、前記先端鋼管の後端部に接続される有孔塩化ビ
ニル管と、を含むことを特徴としている。
【0008】即ち、第1発明は、削孔による衝撃力を受
ける先端部を剛性が高く高価である先端鋼管とし、余り
の部分を剛性が低く低廉である有孔塩化ビニル管とする
ことにより、水抜きができればよく、鋼管による先受工
を要しないような地山においても、経済性、合理性の確
保ができるトンネル用の水抜管の提供を可能にする。
【0009】前記目的を達成するために、第2発明に係
る先行水抜工法は、第1発明のトンネル用の水抜管の内
部に収容されると共に該水抜管の先端鋼管に対して削孔
自在かつ引抜自在に連結された削岩機の削孔ロッドによ
り、該水抜管を切羽前方であって掘削領域外側に打設す
る水抜管打設工程と、前記水抜管打設工程の後に、前記
削孔ロッドを前記水抜管から引き抜く削孔ロッド引抜工
程と、トンネル掘削に先行して、前記水抜管打設工程で
打設した前記水抜管を通じてトンネル坑内へと水を抜く
先行水抜工程とを含むことを特徴としている。
【0010】即ち、第2発明は、削岩機の削孔ロッドに
て水抜管を切羽前方であって掘削領域外側に打設する水
抜管打設工程、該打設した水抜管から削孔ロッドを引き
抜く削孔ロッド引抜工程、及び該打設した水抜管を通じ
てトンネル坑内へと水を抜く先行水抜工程を含む技術的
手段とすることにより、水抜きができればよく、鋼管に
よる先受工を要しないような地山においても、経済性、
合理性の確保ができる先行水抜工法の提供を可能にす
る。
【0011】このような技術的手段において、水抜きが
できればよく、鋼管による先受工を要しないが、棒鋼に
よる先受工では不十分である場合において、第2発明の
効果を維持しながら、棒鋼より強固な先受効果を獲得し
ようとする観点からすれば、前記水抜管打設工程で複数
の水抜管を掘削領域外周に係る部位に適宜間隔で打設し
た場合において、前記先行水抜工程の後に、前記複数の
水抜管に係る領域に固化材を充填して該固化材及び該水
抜管からなるフォアパイルを構築するフォアパイル構築
工程を含むことが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施の形態
に基づいて本発明を詳細に説明する。 ◎実施の形態1 図1は本発明の実施の形態1に係るトンネル用の水抜管
が適用されたトンネルの概略構成を示す横断面図、図2
は該トンネルの概略構成を示す縦断面図、図3は該水抜
管の先端鋼管の詳細構成を示す図(図3(a)は側面
図、図3(b)は正面図)、である。尚、この実施の形
態1においては、地山が、水抜きができればよく、鋼管
による先受工を要しない場合に該当するものとする。但
し、鋼管による先受工を要しないとはいえ、棒鋼による
先受工(通常のフォアパイル)は要するものとする。
【0013】図1及び図2において、符号Kは、トンネ
ルの最先端で地山を露出させる切羽、を示す。また、符
号Sは、地山にコンクリートを吹き付けて密着させた吹
付コンクリートS1、吹付コンクリートS1の密着力を
向上させ、施工後の剥落を防止する溶接金網S2、ロッ
クボルト(図示外)、及び吹付コンクリートS1の補強
及び切羽Kの早期安定を図る鋼アーチ支保工S3からな
る支保工、を示す。更に、符号Bは、先受効果を獲得す
るために切羽Kの天端前方に向けて打設されるフォアパ
イルたる棒鋼、を示す。
【0014】この実施の形態1において、トンネル用の
水抜管は、これらの図に示すように、切羽Kの前方であ
って掘削領域外側に打設されており、削岩機(図示外)
の削孔ロッドRが削孔自在かつ引抜自在に連結されるべ
き先端鋼管1と、先端鋼管1の後端部に螺着される有孔
塩化ビニル管2とから構成されている。
【0015】即ち、かかる水抜管は、先端部に剛性が高
く高価である先端鋼管1を短尺で配し、余りの部分に剛
性が低く低廉である有孔塩化ビニル管2を配してなるも
のである。
【0016】従って、かかる水抜管によれば、水抜きが
できればよく、鋼管による先受工を要しない地山にあっ
ても、削孔による衝撃力を受ける先端部のみを剛性が高
い先端鋼管1とし、余りの部分を剛性が低い有孔塩化ビ
ニル管2としたので、先端鋼管1や有孔塩化ビニル管2
の有する剛性は無駄に費やされず、経済性、合理性が確
保されることとなる。
【0017】ここで、先端鋼管1は、短尺である鋼管の
先端部及び後端部を特殊な形状に加工したものであり、
地山から受ける衝撃力に耐えながら地山の削孔をすると
共に、有孔塩化ビニル管2の打設をする役割を果たす。
【0018】即ち、先端鋼管1は、図3に示すように、
先端部の内側では複数の凹部が形成されたパイプリーダ
ー11を有しており、パイプリーダー11の更に先端側
では地山の削孔を行うリングビット12を有している。
【0019】また、先端鋼管1は、図示しないが、後端
部の内側では有孔塩化ビニル管2の先端部に形成された
おねじが螺着されるめねじが刻まれている。
【0020】一方、削孔ロッドRは、図3に示すよう
に、先端部の周囲では、パイプリーダー11の複数の凹
部に対応した複数の凸部が形成されたケーシングガイド
R1を有しており、ケーシングガイドR1の更に先端側
では、地山の削孔を行うパイロットビットR2を有して
いる。
【0021】即ち、削孔ロッドRは、ケーシングガイド
R1の複数の凸部がパイプリーダー11の複数の凹部に
嵌装されることにより、先端鋼管1に連結されている。
また、先端鋼管1及び有孔塩化ビニル管2は、螺着によ
り相互に接続されている。ここで、先端鋼管1及び有孔
塩化ビニル管2の螺着は、削孔時における先端鋼管1の
回動によって弛むことがない方向でねじが形成され又は
刻まれている。
【0022】従って、削孔ロッドR及び先端鋼管1は、
互いに連結状態となっているときに、削岩機により打撃
力及び回転力が付与されると、パイロットビットR2及
びリングビット12によって地山の削孔をすると共に、
水抜管の打設を行うこととなる。
【0023】そして、削孔ロッドRは、地山の削孔及び
水抜管の打設が終了した後、先端鋼管1から引き抜かれ
ることにより転用することが可能となっている。
【0024】他方、有孔塩化ビニル管2は、図1及び図
2に示すように、水道管、電線管として一般に用いられ
る塩化ビニル管の管壁に穴Pをあけると共に、図示しな
いが、先端部の外側では先端鋼管1のめねじに螺着され
るおねじが形成され、後端部の内側ではめねじが刻まれ
ている有孔塩化ビニル単管の複数本を螺着により接続し
てなるものである。
【0025】かかる有孔塩化ビニル管2は、トンネル掘
削に先行して、穴Pを通じて地山に含まれる水を管内に
導いてトンネル坑内へと抜く役割を果たす。
【0026】ここで、有孔塩化ビニル管2は、リングビ
ット12を有する先端鋼管1と異なり、直接地山の削孔
をするものではないので、削孔時に地山から強い衝撃力
を受けることは想定し難い。
【0027】しかし、かかる有孔塩化ビニル管2でも、
削孔時に先端鋼管1と連結状態となって削孔によりでき
た孔壁の中で回動するため、該孔壁の形状や硬度次第で
は該孔壁から微弱ながら衝撃力を受けることとなる。
【0028】そこで、本実施の形態では、衝撃力に耐え
る能力をできる限り大きくするという観点から、HI−
VP管(耐衝撃性硬質塩化ビニル管)を用いることとし
ている。
【0029】次に、図1〜図3を用いて、本実施の形態
に係るトンネル用の水抜管を用いて行う先行水抜工法に
ついて説明する。
【0030】(1)水抜管打設工程 今、削岩機(図示外)の削孔ロッドRは、水抜管の内部
に収容されると共に水抜管の先端鋼管1に連結されてお
り、かつ、パイロットビットR2が鋼アーチ支保工S3
の手前の吹付コンクリートS1に当接状態であって軸線
が前上方向に設定されている。
【0031】このような状態において、削岩機(図示
外)が削孔ロッドRに打撃力及び回転力を付与すると、
該打撃力及び回転力は、ケーシングガイドR1及びパイ
プリーダー11を介して削孔ロッドRから先端鋼管1へ
と伝達される。
【0032】すると、パイロットビットR2及びリング
ビット12が地山に打撃動作及び回転動作を行うことと
なる結果、地山は順次削孔されていき、水抜管が切羽K
の前方であって掘削領域外側に打設されていく。
【0033】そして、削孔ロッドR及び有孔塩化ビニル
単管を螺着によって接続しながら上記水抜管の打設を継
続し、所定の長さ寸法の水抜管の打設が終了した時点で
削岩機(図示外)の稼働を停止し、これにより、水抜管
打設工程を終了する。
【0034】(2)削孔ロッド引抜工程 次に、水抜管打設工程で打設した水抜管の後端から露出
している削孔ロッドRの部分を掴んで水抜管から引き抜
く削孔ロッド引抜工程を行う。削孔ロッドRが引き抜か
れると、削孔ロッドRに付帯するパイロットビットR2
やケーシングガイドR1も回収されることとなる。即
ち、これらの付帯部材を含む削孔ロッドRは、転用が可
能となっている。
【0035】(3)先行水抜工程 そして、トンネル掘削に先行して、水抜管打設工程で打
設した水抜管を通じてトンネル坑内へと水を抜く。これ
により、切羽Kの前方であって掘削領域を掘削した場合
において地山からの湧水をかなり低減することができ、
その結果、棒鋼Bによる先受効果と相俟って、支保工S
が施工されて効果を発揮するまでの間における、切羽K
及び天端の十分な安定を獲得することができる。
【0036】◎実施の形態2 図4は本発明の実施の形態2に係るトンネル用の水抜管
が適用されたトンネルの概略構成を示す横断面図、図2
は該トンネルの概略構成を示す縦断面図、図3は該水抜
管の先端鋼管の詳細構成を示す図(図3(a)は側面
図、図3(b)は正面図)、である。尚、実施の形態1
と同様な構成要素については実施の形態1と同様な符号
を付してここではその詳細な説明を省略する。また、こ
の実施の形態2においては、地山が、水抜きができれば
よく、鋼管による先受工を要しないが、棒鋼Bによる先
受工では不十分な場合に該当するものとする。
【0037】この実施の形態2に係るトンネル用の水抜
管の基本的構成は実施の形態1と略同様であるが、実施
の形態1と異なり、水抜管は、切羽Kの前方であって掘
削領域外周天端に係る部位に適宜間隔で打設されてお
り、水を抜いた後においてフォアパイルとして機能する
ものとなっている。
【0038】即ち、この実施の形態2に係るトンネル用
の水抜管を用いて行う先行水抜工法は、複数の水抜管を
掘削領域外周に係る部位に適宜間隔で打設等する点を除
くほか、実施の形態1における(1)水抜管打設工程、
(2)削孔ロッドR引抜工程、及び(3)先行水抜工程
と全く同様である工程を含んでいるが、(3)先行水抜
工程の後に、複数の水抜管に係る領域に固化材を充填し
て固化材及び水抜管からなるフォアパイルを構築する
(4)フォアパイル構築工程を有する点で相違してい
る。
【0039】ここで、水抜管に係る領域とは、水抜管の
内部のみならず、削孔によりできた孔壁と水抜管の周囲
との隙間をも含む領域を意味している。
【0040】従って、実施の形態2によれば、水抜きが
できればよく、鋼管による先受工を要しないが、棒鋼B
による先受工では不十分な地山にあっても、経済性、合
理性が確保されるという本発明の基本的効果を維持しな
がら、地山からの湧水の低減及び固化材及び水抜管から
なるフォアパイルによる先受効果によって、支保工Sが
施工されて効果を発揮するまでの間における、切羽K及
び天端の十分な安定を獲得することができる。
【0041】
【発明の効果】本発明に係るトンネル用の水抜管及び先
行水抜工法によれば、以上のように構成したため、水抜
きができればよく、先受工を要しないような場合におい
ても、経済性、合理性を確保することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係るトンネル用の水抜
管が適用されたトンネルの概略構成を示す横断面図であ
る。
【図2】本発明の実施の形態1及び実施の形態2に係る
トンネル用の水抜管が適用されたトンネルの概略構成を
示す縦断面図である。
【図3】本発明の実施の形態1及び実施の形態2に係る
水抜管の先端鋼管1の詳細構成を示す図(図3(a)は
側面図、図3(b)は正面図)である。
【図4】本発明の実施の形態2に係るトンネル用の水抜
管が適用されたトンネルの概略構成を示す横断面図であ
る。
【符号の説明】
1…先端鋼管 2…有孔塩化ビニル管 11…パイプリーダー 12…リングビット R…削孔ロッド R1…ケーシングガイド R2…パイロットビット K…切羽 S…支保工 S1…吹付コンクリート S2…溶接金網 S3…鋼アーチ支保工 B…棒鋼 P…穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 雅彦 埼玉県浦和市別所6−19−5 浦真グリー ンハイツ407号 Fターム(参考) 2D054 AB07 AC20 FA06

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 削岩機の削孔ロッドが削孔自在かつ引抜
    自在に連結されるべき先端鋼管と、 前記先端鋼管の後端部に接続される有孔塩化ビニル管
    と、を含むことを特徴とする、トンネル用の水抜管。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のトンネル用の水抜管の
    内部に収容されると共に該水抜管の先端鋼管に対して削
    孔自在かつ引抜自在に連結された削岩機の削孔ロッドに
    より、該水抜管を切羽前方であって掘削領域外側に打設
    する水抜管打設工程と、 前記水抜管打設工程の後に、前記削孔ロッドを前記水抜
    管から引き抜く削孔ロッド引抜工程と、 トンネル掘削に先行して、前記水抜管打設工程で打設し
    た前記水抜管を通じてトンネル坑内へと水を抜く先行水
    抜工程とを含むことを特徴とする、先行水抜工法。
  3. 【請求項3】 前記水抜管打設工程で複数の水抜管を掘
    削領域外周に係る部位に適宜間隔で打設した場合におい
    て、 前記先行水抜工程の後に、前記複数の水抜管に係る領域
    に固化材を充填して該固化材及び該水抜管からなるフォ
    アパイルを構築するフォアパイル構築工程を含むことを
    特徴とする、請求項2に記載の先行水抜工法。
JP25821299A 1999-09-13 1999-09-13 トンネル用の水抜管及び先行水抜工法 Expired - Fee Related JP3440375B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25821299A JP3440375B2 (ja) 1999-09-13 1999-09-13 トンネル用の水抜管及び先行水抜工法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25821299A JP3440375B2 (ja) 1999-09-13 1999-09-13 トンネル用の水抜管及び先行水抜工法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001082074A true JP2001082074A (ja) 2001-03-27
JP3440375B2 JP3440375B2 (ja) 2003-08-25

Family

ID=17317085

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25821299A Expired - Fee Related JP3440375B2 (ja) 1999-09-13 1999-09-13 トンネル用の水抜管及び先行水抜工法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3440375B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1447521A3 (en) * 2003-01-24 2004-10-06 FERRARI DE NOBILI S.r.l. Method of consolidation, impermeabilisation and drainage of underground works by guided perforations
JP2008255685A (ja) * 2007-04-05 2008-10-23 Kajima Corp 水抜き管の埋設方法
CN104875759A (zh) * 2015-05-26 2015-09-02 中铁十四局集团第五工程有限公司 一种用于隧道反坡排水的水泵移动装置
JP2015203193A (ja) * 2014-04-11 2015-11-16 大成建設株式会社 トンネル施工方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1447521A3 (en) * 2003-01-24 2004-10-06 FERRARI DE NOBILI S.r.l. Method of consolidation, impermeabilisation and drainage of underground works by guided perforations
US6893188B2 (en) 2003-01-24 2005-05-17 Ferrari De Nobili S.R. L. Continuous method of realization of works underground, tunnels and excavations in general with works of consolidation, permeabilization and drainage obtained through guided perforations
EP2034129A3 (en) * 2003-01-24 2011-01-26 Ferrari de Nobile S.r.L. Method of consolidation, impermeabilisation and drainage of underground works by guided perforations
JP2008255685A (ja) * 2007-04-05 2008-10-23 Kajima Corp 水抜き管の埋設方法
JP2015203193A (ja) * 2014-04-11 2015-11-16 大成建設株式会社 トンネル施工方法
CN104875759A (zh) * 2015-05-26 2015-09-02 中铁十四局集团第五工程有限公司 一种用于隧道反坡排水的水泵移动装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3440375B2 (ja) 2003-08-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3828731B2 (ja) 構真柱の施工方法とこれに用いるヤットコおよび鋼管杭
JP2001082074A (ja) トンネル用の水抜管及び先行水抜工法
WO2001023711A1 (fr) Procede de renforcement des sols
JP2874561B2 (ja) 導坑による先行脚部補強型フォアパイリング工法
JP3878104B2 (ja) 削孔ロッドを用いた二重管掘りロックボルトの構築方法
KR0171394B1 (ko) 지하굴착용 선단 확대비트
ITTO20110913A1 (it) Procedimento per la costruzione di pali di grande diametro e utensile di scavo
JP3682386B2 (ja) 地山補強工法
CN108086306A (zh) 一种桩头混凝土施工及凿除方法
JP4463154B2 (ja) 鋼管の外周ビット
JPH11200750A (ja) 拡孔用掘削ビットとそのビットを用いた施工方法
JP2003155888A (ja) 削孔ロッド埋設型の無拡幅長尺先受工法
JP3118536B2 (ja) 沖合取放水口の施工法
JP2006348564A (ja) 基礎杭の施工方法及び基礎杭の根固め構造
JP4298853B2 (ja) 長尺先受け工法
JP2551506B2 (ja) トンネル先受工におけるアーチシエルの構築方法
JP2004162256A (ja) 撤去可能な埋設管
JPH06316927A (ja) 大口径開端杭の施工方法
JPS5854127A (ja) 杭抜き取り工法及び該工法に用いる掘削ケ−シング
JPH0431351Y2 (ja)
JP2002047648A (ja) 場所打ちコンクリート杭工法
JP2002167759A (ja) 基礎杭の施工方法
JP4414844B2 (ja) 地山の補強工法
JP3030013B2 (ja) 無拡幅鋼管先受式掘削方法で用いる鋼管
JP3229934B2 (ja) 無拡幅鋼管先受式掘削方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080620

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090620

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100620

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100620

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110620

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120620

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130620

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130620

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140620

Year of fee payment: 11

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees