JP2002047648A - 場所打ちコンクリート杭工法 - Google Patents

場所打ちコンクリート杭工法

Info

Publication number
JP2002047648A
JP2002047648A JP2000234344A JP2000234344A JP2002047648A JP 2002047648 A JP2002047648 A JP 2002047648A JP 2000234344 A JP2000234344 A JP 2000234344A JP 2000234344 A JP2000234344 A JP 2000234344A JP 2002047648 A JP2002047648 A JP 2002047648A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
casing
excavator
concrete pile
cast
excavating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000234344A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Watanabe
敏雄 渡辺
Hajime Fujisawa
一 藤沢
Kunio Yoshitake
邦夫 吉武
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
East Japan Railway Co
Original Assignee
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
East Japan Railway Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimizu Construction Co Ltd, Shimizu Corp, East Japan Railway Co filed Critical Shimizu Construction Co Ltd
Priority to JP2000234344A priority Critical patent/JP2002047648A/ja
Publication of JP2002047648A publication Critical patent/JP2002047648A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Piles And Underground Anchors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 場所打ちコンクリート杭工法において孔壁保
護を確実に行う。 【解決手段】 泥水を逆循環させつつ掘削可能な掘削機
20を用い、その掘削機によりケーシング10を回転挿
入する工程と、掘削機により泥水を逆循環させつつケー
シングの下方を掘削する工程と、掘削孔内にコンクリー
トを打設してコンクリート杭を形成する工程と、掘削機
によりケーシングを回転させつつ引き抜く工程とを有す
る。あるいは、泥水を正循環および逆循環させつつ掘削
可能な掘削機を用い、泥水を正循環させつつケーシング
設置のための一次掘削工程と、掘削機によるケーシング
の回転挿入工程と、泥水を逆循環させつつケーシングの
下方をさらに掘削する二次掘削工程と、掘削孔内にコン
クリートを打設してコンクリート杭を形成する工程とを
有する。所定長のケーシングを順次継ぎ足しつつ回転挿
入していき、ケーシングの最先端には掘削刃を設けてお
く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は場所打ちコンクリー
ト杭を施工するための工法に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、ボーリング機械を使った
場所打ちコンクリート杭の代表的な工法として、掘削孔
内に泥水を満たして孔壁の保護を行うとともに泥水循環
により掘削土砂の排出を行うというものがある。そのよ
うな工法は泥水の循環方式によりさらに2通りに分類さ
れる。すなわち、泥水を掘削機のロッドを通して掘削孔
の底部に供給し、地表部でオーバーフローさせた泥水か
ら土砂を分離排出して循環させるという正循環(ないし
順循環)方式のものと、逆に、掘削孔の底部からロッド
を通して泥水とともに土砂を吸い上げ、地表部で泥水か
ら土砂を分離排出して掘削孔に注入するという逆循環
(リバース)方式のものである。前者の代表的なものに
いわゆるBH工法(大口径ボーリングマシン工法)があ
り、後者の代表的なものにいわゆるTBH工法などの小
型リバースサーキュレーション工法がある。
【0003】ところで、場所打ちコンクリート杭工法は
いずれにしても地盤に掘削孔を形成するものであるため
多少なりとも地盤を緩めることがあり、したがって周辺
地盤に対する悪影響が懸念されるような場合には何らか
の対策が必要である。
【0004】図12はそのような対策を必要とする場合
の一例を示すもので、鉄道の既存の軌道1に近接して小
型リバースサーキュレーション工法により場所打ちコン
クリート杭2を施工するに際し、口元ケーシング3の下
方に対して薬液注入による地盤改良を施して改良地盤4
を設け、そのうえで掘削を行うことで孔壁崩壊を確実に
防止し、以て軌道1の支持地盤の変状を確実に防止する
ようにしたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、場所打
ちコンクリート杭の施工に際して事前に薬液注入等によ
る地盤改良を施すことで周辺地盤に対する悪影響は回避
できるが、薬液注入等の地盤改良等が近接構造物の変状
を引き起こすこともあり、また、そのような地盤改良工
事はそれ自体が多大の費用を要するものであるし、当然
にその分の工期も必要であり、そのため、薬液注入によ
る地盤改良によらずとも周辺地盤に対する悪影響を確実
に防止することのできる有効な工法の開発が望まれてい
た。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の場所打
ちコンクリート杭工法は、泥水を逆循環させつつ掘削可
能な掘削機を用い、該掘削機に孔壁保護のためのケーシ
ングを連結して、該掘削機により該ケーシングを孔壁保
護対象領域に回転挿入する工程と、前記掘削機より前記
ケーシングを取り外してロッドおよびビットを装着し、
前記掘削機により泥水を逆循環させつつ前記ケーシング
の下方を掘削して掘削孔を形成する工程と、掘削孔内に
コンクリートを打設してコンクリート杭を形成する工程
と、前記掘削機に前記ケーシングを再び連結して該掘削
機により該ケーシングを回転させつつ引き抜く工程とを
有することを特徴とするものである。
【0007】請求項2の発明の場所打ちコンクリート杭
工法は、泥水を正循環および逆循環させつつ掘削可能な
掘削機を用い、該掘削機により泥水を正循環させつつ孔
壁保護対象領域に掘削孔を形成する一次掘削工程と、前
記掘削機のロッドに孔壁保護のためのケーシングを連結
して、該掘削機により該ケーシングを前記掘削孔内に回
転挿入する工程と、前記ロッドより前記ケーシングを取
り外してビットを装着し、該掘削機により泥水を逆循環
させつつ前記ケーシングの下方をさらに掘削して掘削孔
を延長する二次掘削工程と、掘削孔内にコンクリートを
打設してコンクリート杭を形成する工程とを有すること
を特徴とするものである。
【0008】請求項3の発明は、請求項1または2の発
明の場所打ちコンクリート杭工法において、所定長のケ
ーシングを地表において順次継ぎ足しつつ回転挿入して
いくとともに、該ケーシングの最先端には掘削刃を設け
ておくことを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の第1実施形態を図1〜図
6を参照して説明する。本第1実施形態の工法は、図1
2に示したように既存の軌道1に近接する位置に小型リ
バースサーキュレーション工法により場所打ちコンクリ
ート杭2を施工するに際し、従来のように薬液注入によ
る地盤改良を施すことに代えて、図6に示すようなケー
シング10を用いて孔壁保護を行うようにしたものであ
り、かつ、そのケーシング10の地盤に対する挿入と引
き抜きを小型リバースサーキュレーション掘削機20
(以下、単に掘削機20と略す)自体で行うようにした
ものである。
【0010】まず、そのケーシング10について図6を
参照して説明する。これは(a)に示す先端ケーシング
10aと、(b)に示す中間ケーシング10bと、
(c)に示す継手部材10cからなり、先端ケーシング
10aの基端(上端)に所要本数の中間ケーシング10
bを多段に継ぎ足すことで全体として所望長さのケーシ
ング10を構成し、最上段の中間ケーシング10bを継
手部材10cを介して上記の掘削機20に連結可能とし
たものである。
【0011】それら先端ケーシング10a、中間ケーシ
ング10b、継手部材10cはいずれも鋼管を主材とし
て製作されたもので、先端ケーシング10aの先端部に
は所望の掘削刃11およびコンポジット12が設けら
れ、中間ケーシング10bの先端部には先端ケーシング
10aおよび他の中間ケーシング10bを連結するため
のソケット部13が一体に設けられ、継手部材10cは
掘削機20に連結するためのフランジ14とその周囲に
設けられた補強リブ15を有するものである。そして、
それら先端ケーシング10a、中間ケーシング10b、
継手部材10cのそれぞれには、互いに皿ボルトにより
連結するためのボルト孔16と、互いに嵌合して相互の
相対回転を拘束するための突起17と切欠18がそれぞ
れ対応する位置に形成されている。
【0012】なお、このケーシング10の内径は施工す
るべき杭2の外径よりやや大きい程度で良い。また、先
端ケーシング10aおよび中間ケーシング10bの長さ
は通常の掘削機が取り扱える範囲であれば適宜で良い
が、たとえば先端ケーシング10aは4m程度、中間ケ
ーシング10bは2m程度とすることが現実的であり、
ケーシング10の全長を最適に設定するうえで必要であ
れば1m程度の長さの中間ケーシング10bを併用すれ
ば良い。
【0013】上記のケーシング10を用いて杭2を施工
する場合の作業手順を図1〜図5を参照して説明する。
なお、本第1実施形態により施工する杭2は鉄骨および
鉄筋を芯材とする径1〜2m程度のコンクリート杭であ
って、図5に示すような地中構造物19の支持杭として
設けられるものであり、その地中構造物19の底盤より
地表までの間は泥水固化による埋め戻しを行うものとす
る。なお、地中構造物19がない場合は、地表部まで鉄
骨および鉄筋等を芯材とするコンクリート杭を施工す
る。また、図1〜図4に示しているように、口元深礎2
1の底部からほぼ杭頭までの領域(図中Hで示す範囲、
本第1実施形態はH=約7m)を上記のケーシング10
による孔壁保護対象領域としている。
【0014】まず、図1に示すように作業ステージ22
を設置し、深礎工法により口元深礎21を掘削する。
【0015】図2に示すように、上記の掘削機20を設
置してそれに継手部材10cを介して先端ケーシング1
0aを連結し、掘削機20自体によりケーシング10を
地盤中に回転挿入する。先端ケーシング10aのほぼ全
長を回転挿入したら、先端ケーシング10aと継手部材
10cとの間に中間ケーシング10bを継ぎ足し、さら
に回転挿入する。
【0016】図3に示すように所要本数の中間ケーシン
グ10bを継ぎ足してケーシング10を孔壁保護対象領
域Hに設置したら、最上段の中間ケーシング10bと継
手部材10cとの連結を解いて継手部材10cを中間ケ
ーシング10bから取り外し、かつ掘削機20から継手
部材10cを取り外して、図4に示すように掘削機20
にロッド23およびビット24を取り付ける。そして、
地中に設置されたケーシング10(中間ケーシング10
bおよび先端ケーシング10a)内を通して掘削機20
による本来の掘削工程、すなわち小型リバースサーキュ
レーション工法により泥水を逆循環させつつケーシング
10の下方に対する掘削を行う。
【0017】所定深度まで掘削が完了したら、H形鋼お
よび鉄筋等の芯材を挿入し、図5に示すように杭頭位置
までコンクリートを打設して杭2を形成するとともに、
その上部は泥水固化による埋め戻しを行う。なお、地中
構造物19がない場合は、泥水固化による埋め戻し部分
は鉄骨および鉄筋等の芯材を挿入し、コンクリートを打
設する。
【0018】その後、掘削機20に継手部材10cを連
結してそれをケーシング10の最上段の中間ケーシング
10bに再び連結し、その掘削機20自体によりケーシ
ング10を回転させつつ引き抜き、以上で作業が完了す
る。
【0019】上記工法によれば、従来の薬液注入による
地盤改良に代えてケーシング10による孔壁保護を行う
こととしたので、確実な孔壁保護が可能であって周辺地
盤の変状を確実に防止できることはもとより、薬液注入
による場合に比較して工費を大きく削減でき、工期短縮
も図ることができる。しかも、ケーシング10の回転挿
入と引き抜きを小型リバースサーキュレーション掘削機
20自体で行うので、従来一般のケーシング打ち込み工
法による場合のようにそのための専用機材を必要としな
いし、振動や騒音の点でも有利である。また、ケーシン
グ10としては先端ケーシング10aに所定長の中間ケ
ーシング10bを多段に連結して継手部材10cにより
掘削機20に連結する構成のものを採用し、かつ先端ケ
ーシング10aには掘削刃11を設けているので、ケー
シング10全長が長大な場合であってもその挿入および
引き抜きを汎用の掘削機により支障なく容易に行うこと
が可能である。
【0020】次に、図7〜図11を参照して第2実施形
態を説明する。本第2実施形態により施工する杭2は鉄
筋コンクリート杭であり、またケーシング10を引き抜
くことなくそのまま埋め殺すようにし、ケーシング10
の回転挿入に先立ちそのための一次掘削を行うようにし
た点で第1実施形態と相異している。
【0021】本第2実施形態では、図7に示すように口
元深礎21を施工した後、図8に示すように第1実施形
態と同様の小型リバースサーキュレーション掘削機20
を設置し、まず孔壁保護対象領域Hに対する一次掘削を
行う。この一次掘削に際しては掘削機20本来の逆循環
による掘削ではなく、泥水経路を切り替えて正循環によ
る掘削すなわちBH工法により掘削を行うこととし、そ
れに対応させて泥水比重も1.4程度に設定する。
【0022】孔壁保護対象領域Hに対する一次掘削が完
了したら、図9に示すようにロッド23の先端に継手部
材10cを介してケーシング10を連結し、掘削機20
自体によりケーシング10を回転挿入する。その際、第
1実施形態と同様に所定長の先端ケーシング10aおよ
び中間ケーシング10bを継ぎ足しつつ回転挿入してい
く。なお、ケーシング10としては第1実施形態におけ
るものをそのまま用いることでも良いのであるが、本第
2実施形態ではケーシング10を引き抜くことなくその
まま埋め殺してしまうことから、図示しているように各
ケーシング10a,10bをそのまま溶接してしまって
も良い。
【0023】ケーシング10の設置後、ロッド23から
ケーシング10を取り外してビット24を取り付け、図
10に示すようにケーシング10を通してその下方に対
する二次掘削を行う。この二次掘削は小型リバースサー
キュレーション掘削機20による本来の掘削、すなわち
泥水を逆循環させる小型リバースサーキュレーション工
法により行うこととし、泥水もそれに合わせて適正なも
のに入れ替える。
【0024】所定深度まで掘削した後、図11に示すよ
うに鉄筋籠25を挿入し、トレミー管26を用いてコン
クリートを打設して杭2を完成させる。ケーシング10
はそのまま埋め殺してしまえば良い。
【0025】本第2実施形態によっても第1実施形態と
同様の効果が得られるとともに、ケーシング10の回転
挿入に先立って一次掘削を行うのでケーシング10の設
置をより容易に行い得るし、その一次掘削を掘削機20
によるBH工法により行うので一次掘削の際の孔壁保護
も万全である。
【0026】以上で本発明の実施形態を説明したが、以
上の実施形態はあくまで一例であって本発明はこれら実
施形態に限定されるものでは勿論なく、本発明の主旨を
逸脱しない範囲で、たとえば掘削機の形式や仕様、作業
工程の細部等に関しては適宜の設計的な変更を行い得る
ことは当然である。
【0027】
【発明の効果】請求項1の発明の場所打ちコンクリート
杭工法は、泥水を逆循環させつつ掘削可能な掘削機を用
い、その掘削機自体によりケーシングを孔壁保護対象領
域に回転挿入した後、掘削機により泥水を逆循環させつ
つケーシングの下方を掘削して掘削孔を形成してコンク
リート杭を形成し、掘削機自体によりケーシングを回転
させつつ引き抜くようにしたので、ケーシングによる確
実な孔壁保護が可能であって従来の薬液注入等による地
盤改良を不要とでき、しかもケーシングの設置と引き抜
きを掘削機自体により行うので他の機材が不要であり、
したがって従来に比べて工費削減、工期短縮を実現する
ことができ、周辺地盤の変状を確実に防止する必要のあ
る場合に適用して最適である。
【0028】請求項2の発明の場所打ちコンクリート杭
工法は、泥水を正循環および逆循環させつつ掘削可能な
掘削機を用い、その掘削機により泥水を正循環させつつ
孔壁保護対象領域にケーシング設置のための一次掘削を
行った後、掘削機自体によりケーシングを回転挿入し、
掘削機により泥水を逆循環させつつケーシングの下方を
二次掘削してコンクリート杭を形成するようにしたの
で、上記と同様の効果が得られることに加え、一次掘
削、ケーシングの回転挿入、二次掘削の全てを掘削機自
体により行うので、極めて効率的かつ合理的である。
【0029】請求項3の発明は、請求項1または2の発
明の場所打ちコンクリート杭工法において、所定長のケ
ーシングを地表において順次継ぎ足しつつ回転挿入して
いくとともに、ケーシングの最先端には掘削刃を設けて
おくので、ケーシング全長が長大であるような場合にも
その設置や引き抜き作業を掘削機自体により支障なく容
易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態の工法を示すもので、
口元深礎を掘削した状態を示す図である。
【図2】 同、掘削機によるケーシングの回転挿入工程
を示す図である。
【図3】 同、ケーシングの回転挿入が終了した状態を
示す図である。
【図4】 同、掘削機による掘削工程を示す図である。
【図5】 同、コンクリート杭が形成された状態を示す
図である。
【図6】 同工法において使用するケーシングの一例を
示す図である。
【図7】 本発明の第2実施形態の工法を示すもので、
口元深礎を掘削した状態を示す図である。
【図8】 同、掘削機による一次掘削工程を示す図であ
る。
【図9】 同、掘削機によるケーシングの回転挿入工程
を示す図である。
【図10】 同、掘削機による二次掘削工程を示す図で
ある。
【図11】 同、コンクリート打設直前の状態を示す図
である。
【図12】 従来一般の薬液注入を伴う場所打ちコンク
リート杭工法の一例を示す図である。
【符号の説明】
2 場所打ちコンクリート杭 10 ケーシング 10a 先端ケーシング 10b 中間ケーシング 10c 継手部材 11 掘削刃 20 掘削機(小型リバースサーキュレーション掘削
機) 23 ロッド 24 ビット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉武 邦夫 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 Fターム(参考) 2D041 AA01 DA03 EA02 EA04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 場所打ちコンクリート杭を施工するに際
    し、泥水を逆循環させつつ掘削可能な掘削機を用い、該
    掘削機に孔壁保護のためのケーシングを連結して、該掘
    削機により該ケーシングを孔壁保護対象領域に回転挿入
    する工程と、前記掘削機より前記ケーシングを取り外し
    てロッドおよびビットを装着し、前記掘削機により泥水
    を逆循環させつつ前記ケーシングの下方を掘削して掘削
    孔を形成する工程と、掘削孔内にコンクリートを打設し
    てコンクリート杭を形成する工程と、前記掘削機に前記
    ケーシングを再び連結して該掘削機により該ケーシング
    を回転させつつ引き抜く工程とを有することを特徴とす
    る場所打ちコンクリート杭工法。
  2. 【請求項2】 場所打ちコンクリート杭を施工するに際
    し、泥水を正循環および逆循環させつつ掘削可能な掘削
    機を用い、該掘削機により泥水を正循環させつつ孔壁保
    護対象領域に掘削孔を形成する一次掘削工程と、前記掘
    削機のロッドに孔壁保護のためのケーシングを連結し
    て、該掘削機により該ケーシングを前記掘削孔内に回転
    挿入する工程と、前記ロッドより前記ケーシングを取り
    外してビットを装着し、該掘削機により泥水を逆循環さ
    せつつ前記ケーシングの下方をさらに掘削して掘削孔を
    延長する二次掘削工程と、掘削孔内にコンクリートを打
    設してコンクリート杭を形成する工程とを有することを
    特徴とする場所打ちコンクリート杭工法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の場所打ちコンク
    リート杭工法であって、所定長のケーシングを地表にお
    いて順次継ぎ足しつつ回転挿入していくとともに、該ケ
    ーシングの最先端には掘削刃を設けておくことを特徴と
    する場所打ちコンクリート杭工法。
JP2000234344A 2000-08-02 2000-08-02 場所打ちコンクリート杭工法 Pending JP2002047648A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000234344A JP2002047648A (ja) 2000-08-02 2000-08-02 場所打ちコンクリート杭工法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000234344A JP2002047648A (ja) 2000-08-02 2000-08-02 場所打ちコンクリート杭工法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002047648A true JP2002047648A (ja) 2002-02-15

Family

ID=18726726

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000234344A Pending JP2002047648A (ja) 2000-08-02 2000-08-02 場所打ちコンクリート杭工法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002047648A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008075287A (ja) * 2006-09-19 2008-04-03 Sugizaki Kiso Kk 循環式掘削装置とスイベルジョイント
JP2013147933A (ja) * 2013-05-08 2013-08-01 Ohbayashi Corp 山留め壁の構築方法、場所打ち杭の構築方法、山留め壁、場所打ち杭
CN109339066A (zh) * 2018-09-21 2019-02-15 中水电第十工程局(郑州)有限公司 竖井井身深孔固结灌浆方法
CN111794215A (zh) * 2020-07-23 2020-10-20 中亿丰建设集团股份有限公司 旋挖成孔钻孔灌注桩的施工方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008075287A (ja) * 2006-09-19 2008-04-03 Sugizaki Kiso Kk 循環式掘削装置とスイベルジョイント
JP4693730B2 (ja) * 2006-09-19 2011-06-01 杉崎基礎株式会社 循環式掘削装置
JP2013147933A (ja) * 2013-05-08 2013-08-01 Ohbayashi Corp 山留め壁の構築方法、場所打ち杭の構築方法、山留め壁、場所打ち杭
CN109339066A (zh) * 2018-09-21 2019-02-15 中水电第十工程局(郑州)有限公司 竖井井身深孔固结灌浆方法
CN111794215A (zh) * 2020-07-23 2020-10-20 中亿丰建设集团股份有限公司 旋挖成孔钻孔灌注桩的施工方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4693423B2 (ja) 杭頭補強方法
JP2002070048A (ja) 構真柱の施工方法とこれに用いるヤットコおよび鋼管杭
JP2874561B2 (ja) 導坑による先行脚部補強型フォアパイリング工法
JP2007332559A (ja) 既設地中杭の撤去方法
JP2002047648A (ja) 場所打ちコンクリート杭工法
JP2003055985A (ja) 柱と杭の接合方法
JP2005264446A (ja) 場所打ち杭と鋼管柱との接合方法
JP2001271365A (ja) 地下構造物の施工法
KR20130002797A (ko) 희생강관 회수용 강관구조체 및 이를 이용한 말뚝시공 방법
JPS60119816A (ja) 連続杭造成方法
JP5495874B2 (ja) シールド掘削機の撤去方法
JP2874906B2 (ja) 立坑構築工法
KR100551579B1 (ko) 스테빌라이저가 장착된 오거드릴 머신 및 이를 이용한지하굴착용 가시설 시공방법
JP2914957B1 (ja) 無拡幅agf工法
JPH09221744A (ja) 深層混合固結パイルを用いた土留め壁の構築工法および土留め壁構造
JPH0442503B2 (ja)
JP6837364B2 (ja) 暗渠排水管合流排水マスの修復方法
JP3099041B2 (ja) 杭の施工法
JP3229934B2 (ja) 無拡幅鋼管先受式掘削方法
JPH0536597B2 (ja)
JPH10131176A (ja) 外巻き鋼管の圧入による既存杭の補強方法
JP2935632B2 (ja) 鋼管矢板壁構築工法
JP2002167759A (ja) 基礎杭の施工方法
JP4414844B2 (ja) 地山の補強工法
JP2675858B2 (ja) 立坑掘削工法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070214

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080728

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090407

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090728