JP2010069361A - 膜洗浄装置、膜分離装置および排水処理装置 - Google Patents
膜洗浄装置、膜分離装置および排水処理装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010069361A JP2010069361A JP2008236667A JP2008236667A JP2010069361A JP 2010069361 A JP2010069361 A JP 2010069361A JP 2008236667 A JP2008236667 A JP 2008236667A JP 2008236667 A JP2008236667 A JP 2008236667A JP 2010069361 A JP2010069361 A JP 2010069361A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- membrane
- separation
- bubble
- tube
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W10/00—Technologies for wastewater treatment
- Y02W10/10—Biological treatment of water, waste water, or sewage
Abstract
【解決手段】被処理水に浸漬して該被処理水を濾過する分離膜70の下方で気泡を発生させ、該気泡により分離膜70を洗浄する膜洗浄装置であって、前記気泡を発生する気泡発生部81を有し、気泡発生部81の一部または全部が前記気泡の発生の反動で動く膜洗浄装置80。また、膜洗浄装置80を備えた膜分離装置9、および、排水を活性汚泥により浄化する嫌気槽3および好気槽4と膜分離装置9を備えた排水処理装置8。
【選択図】図7
Description
方法(1):分離膜を透過した処理水を定期的に逆流させる逆洗処理により濾過抵抗を回復させる方法。
方法(2):分離膜表面を界面活性剤等の洗浄液を用いて洗浄する方法。
方法(3):分離膜の下方より曝気を行って分離膜表面の付着物又は堆積物を剥離・除去する方法。
これらの中でも、前記方法(3)は、特に好気性雰囲気下で生物処理を行いながら膜分離を行う処理槽の場合に散気装置を膜洗浄に兼用することができ、更に必ずしも薬液が要らないことから、簡便性および洗浄性に優れている。
また、特許文献2には、膜エレメント(分離膜)と散気管の間に、下端を中央に向けて傾斜させた仕切りを配し、気泡が中央部分に偏在することを解消し、膜エレメントに均一に気泡を送る装置が示されている。
また、さらに前記気泡発生部と連通する散気ヘッダ管を有していることが好ましい。
また、前記気泡発生部が、可撓性を有し、気泡を発生する散気孔を有するチューブであることが好ましい。
また、前記チューブの長さが100〜300mmであることが好ましい。
また、前記チューブの最小曲げ半径が該チューブの外径の1.5〜5倍であることが好ましい。
また、前記チューブの形状が曲線状またはスパイラル状であることが好ましい。
また、前記気泡発生部に流量が変更されながら空気が供給されることが好ましい。
また、複数の前記気泡発生部と、それら気泡発生部と連通する散気ヘッダ管とを有しており、前記気泡発生部が、前記散気ヘッダ管の短手方向の位置を変えながら該散気ヘッダ管の長手方向に沿って互い違いに設けられていることが好ましい。
また、前記気泡発生部と連通する散気ヘッダ管に、複数の前記気泡発生部が接続継ぎ手により該散気ヘッダ管の長手方向に沿って2列以上設けられており、前記接続継ぎ手の延長方向の鉛直方向に対する傾斜角が0〜45°であることが好ましい。
以下、本発明の膜洗浄装置を有する膜分離装置を備えた排水処理装置の実施形態例を示して、膜洗浄装置、膜分離装置、および排水処理装置について詳細に説明する。図1は、本発明の排水処理装置の第1実施形態を示した図である。
(排水処理装置)
この例の排水処理装置1は、被処理水である原水(排水)の流量を調節する原水流量調整槽2と、原水を活性汚泥により処理する嫌気槽3および好気槽4と、好気槽4からの原水から活性汚泥を濾過して処理水(透過水)を得る膜分離装置5とを備えている。また、好気槽4には、原水中に空気を送ることにより酸素を供給する好気槽内散気装置6が設けられている。
排水処理装置1では、原水は送液ポンプP1により原水流量調整槽2に送られ、送液ポンプP2により原水流量調整槽2から嫌気槽3へと送られ、送液ポンプP3により嫌気槽3から好気槽4へと送られる。また、原水は送液ポンプP4により好気槽4から嫌気槽3に返送され、嫌気槽3と好気槽4を循環できるようになっている。また、好気槽4から膜分離装置5に原水が送られ、活性汚泥が濾過された処理水が送液ポンプP5により次工程へと送られる。
なお、DOCは、隔膜電極法による通常のDO計(溶存酸素計)を用いて測定することができる。
気体供給手段7としては、ブロア、コンプレッサー、ガスボンベ、圧縮タンク等を用いることができ、ブロアが好ましい。
膜分離装置5は、図2に示すように、管体50に分離膜が内包された形態であって、管体50内に、多数本の中空糸膜11からなる分離膜10と、分離膜10を洗浄する膜洗浄装置20とを有している。管体50には、原水(被処理水)が供給される原水供給口51と、原水が排出される原水排出口52と、分離膜10を透過した透過水(処理水)を集める集水部53と、集水部53から透過水を取り出す集水口54とが設けられている。分離膜10は、集水部53側の端部が開口した状態(図2、開口12)で、その両端がポッティング材からなる固定部30により管体50に接着固定されている。
膜分離装置5では、中空糸膜11が円筒状に配置されることにより分離膜10を形成しており、その内側に流路55が設けられ、ほぼ均一に中空糸膜11が分散するようになっている。これにより、分離膜10の洗浄性をより向上させることができる。
分離膜の形状としては、例えば、平膜、中空糸膜、チューブラー膜、スパイラル膜が挙げられる。また、分離膜として、精密濾過膜(MF)、限外濾過膜(UF)、およびナノ濾過膜(NF)等の分離膜を用いてもよい。
なお、純水透過係数は、以下の式より求めることができる。
純水透過係数=[純水透過量(m3)]/[分離膜の表面積(m2)]/[透過時間(時)]/[純水の圧力(MPa)]
特に、本実施形態の分離膜10における中空糸膜11の形状面では、中空糸膜11の外径に対して1〜3割程度の膜厚を有していることがより好ましい。ただし、分離膜10の揺動性を損なわない範囲であれば、その強度や膜厚等は特に限定されない。
管体50の材質には特に限定はなく、用途に応じて求められる耐薬品性等に合わせて適宜選定して使用できる。具体的には、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ(4−メチルペンテン−1)等のポリオレフィン、ポリスルホン、変性ポリフェニレンオキサイド等が挙げられる。また、ポッティング材との接着性が低い場合には、その接触部分にプライマー処理、プラズマ処理等の表面処理が施されていてもよい。
管体50の肉厚についても制限はなく、膜分離装置5を使用する際の水圧によって適宜選択すればよい。
ポッティング材で中空糸膜11を固定した後、そのポッティング部を、好ましくは中空糸膜11の軸方向に対して垂直に切断することにより、開口(開口12)を形成することができる。
また、固定部30の形成は、型枠の中で接着材により中空糸膜11間を固定し、硬化後に該型枠を外し、固定部30とし、その固定部30を管体50に接着固定する方法であってもよく、予め用意した管体50内で中空糸膜11間を接着固定して固定部30を形成する方法であってもよい。
本実施形態の膜洗浄装置20は、分離膜10と同様に被処理水に浸漬されており、分離膜10の下方で気泡を発生させ、該気泡により分離膜10を洗浄する装置である。膜洗浄装置20は、図2に示すように、気泡発生の反動により動きながら気泡を発生する気泡発生部21と、気泡発生部21と連通する散気ヘッダ管23とを有している。
気泡発生部21に設けられる散気孔22の数は特に限定されず、分離膜10の洗浄に充分な気泡を発生させることができる個数であればよい。
気泡発生部21に設けられる散気孔22の位置は、気泡発生部21の先端付近にあることが好ましい。具体的には、気泡発生部21の先端からその全長の半分までの領域内にあることが好ましい。散気孔22が気泡発生部21の根本付近(散気ヘッダ管23付近)に配置されていると、気泡発生部21の先端まで気体が充分に届き難くなり、気泡発生部21の気泡発生の反動による運動性が低下し、旋回し難くなるおそれがある。
前記チューブの材質は、活性汚泥等により腐食を受けないもので、十分な可撓性を有していることが好ましい。チューブの材質としては、シリコン樹脂、低密度ポリエチレン、軟質ポリプロピレン、ポリウレタン樹脂、軟質フッ素樹脂(THV(3M製)、Haler(Dupon製))等が挙げられる。
最小曲げ半径がチューブの外径に対して1.5倍以上であれば、チューブの強度が充分に高くなりやすい。また、最小曲げ半径がチューブの外径に対して5倍以下であれば、チューブの柔軟性が充分に得られやすいため、配管時の取り回しが困難になったり、曲げた際にチューブに皺がよったりすることを防止しやすい。
チューブの長さが100mm以上であれば、チューブの可撓性が充分に得られやすく、運動性がより向上する。また、チューブの長さが300mm以下であれば、特に複数のチューブを用いる場合に、隣接するチューブ同士が絡まり難く、またチューブ同士が絡まることを防止するためにチューブ同士の間隔を必要以上に広げる必要がなく、散気の密度が充分に高くなり膜洗浄の効果がより向上する。
また、接続継ぎ手24自体が回転するものを用いて、気泡発生部21が気泡発生の反動で旋回するようにしてもよい。この場合、気泡発生部21には可撓性は必ずしも必要ではなく、散気孔を有するパイプ部材のみからなっていてもよい。
前記傾斜角θが45°以下であれば、特に気泡発生部21が旋回した場合に、その状態における気泡発生部21が鉛直方向Yに近づきすぎることを防ぎやすく、散気する範囲(鉛直方向から見た気泡発生部21の旋回の範囲)がより広くなり膜洗浄効果が充分に得られやすい。
気泡発生部21を散気ヘッダ管23の下側(θ>45°)に取り付けてもよいが、この場合には気泡による洗浄範囲が低下したり、あるいは散気ヘッダ23自体が洗浄の妨げになったりするおそれがある。
散気ヘッダ管23に気体を供給する気体供給手段は、本実施形態例のように、好気槽内散気装置6に気体を供給する気体供給手段7を併用して用いてもよい。
分離膜10の洗浄に用いられた気泡は、原水排出口52から原水とともに排出されて好気槽4に流入し、好気槽4内で活性汚泥による原水の浄化に利用される。
以下、本発明の膜洗浄装置を有する膜分離装置を備えた排水処理装置の第2実施形態について説明する。
(排水処理装置)
この例の排水処理装置8は、図7に示すように、被処理水である原水(排水)の流量を調節する原水流量調整槽2と、原水を活性汚泥により処理する嫌気槽3および好気槽4と、好気槽4からの原水から活性汚泥を濾過する膜分離装置9とを備えている。また、好気槽4には、原水中に空気を送ることにより酸素を供給する好気槽内散気装置6が設けられている。
排水処理装置8では、原水は送液ポンプP1により原水流量調整槽2に送られ、送液ポンプP2により原水流量調整槽2から嫌気槽3へと送られ、送液ポンプP3により嫌気槽3から好気槽4へと送られる。また、原水は送液ポンプP4により好気槽4から嫌気槽3に返送され、嫌気槽3と好気槽4を循環できるようになっている。また、好気槽4から膜分離装置9に原水が送られ、活性汚泥が濾過された処理水が次工程へと送られる。
原水流量調整槽2、嫌気槽3、好気槽4については第1実施形態と同じであるので説明を省略する。
膜分離装置9は、平型の分離膜モジュールを用い、その下方に膜洗浄装置を配し、分離膜の洗浄を行うものである。膜分離装置9は、好気槽4から送られてくる原水を収容する原水容器60内の原水に、多数本の中空糸膜71からなる分離膜70が浸漬され、分離膜70の下方に分離膜70を洗浄する膜洗浄装置80が設けられている。
集水管61の形状は、矩形状、円環状、円柱状等が挙げられ、膜洗浄装置80による洗浄性を低下させすぎない範囲であれば特に限定されない。
また、型枠の中で接着材とともに中空糸膜71間を固定し、硬化後に該型枠を外し、ポッティング材による固定部を集水管61に固定してもよく、予め用意した集水管61内で中空糸膜71間を接着固定する方法であってもよい。
本発明における分離膜70は、しなやかに揺動するようにするため、十分な強度とそれが効果的に働く形状を有していることが好ましい。
透過水取得手段は、浸漬される分離膜70の水位での圧力を0としたときに、それに対して透過水取得位置(分離膜70内部)を負圧にできるものであれば特に限定されず、ポンプ等が好ましく、省エネルギーである点からエゼクタがより好ましい。
膜洗浄装置80は、分離膜70と同様に被処理水に浸漬されており、分離膜70の下方で気泡を発生させ、該気泡により分離膜70を洗浄する装置である。膜洗浄装置80は、図8に示すように、気泡発生の反動により動きながら気泡を発生する気泡発生部81と、気泡発生部81と連通する散気ヘッダ管82とを有している。
散気ヘッダ管82は、一端が止板或いはプラグで閉止され(図示せず)、他端が気体供給手段7に連なる配管と接続される。
また、気泡発生部81にチューブを用い、ガイドを使用する際には、特に複数の分離膜モジュールを設置する場合は、隣接する下方の集水管61の間にチューブが位置するようにして、集水管61自体をガイドとして使用してもよい。
気泡発生部81の散気ヘッダ管82への設置位置については、その運動性が妨げられない範囲であれば、散気ヘッダ管82の上部に設置されていてもよく、下部に設置されていてもよい。
例えば、断面が矩形状の散気ヘッダ管82を、その断面の対角線が鉛直方向および水平方向に沿うように設置し、散気ヘッダ管82の傾斜した面に気泡発生部81を設ける方法が挙げられる(図9(b))。
特に、前記傾斜角が0〜45°であり、それら気泡発生部81が散気ヘッダ管82の長手方向に沿って2列以上設けられていることが好ましい。
また、気泡発生部81が設けられた散気ヘッダ管82が2本以上設けられた膜洗浄装置であってもよい。
また、この洗浄操作は、分離膜の膜透過による固液分離処理中であっても継続して行うことができるので、濾過処理を停止しなければならない逆洗処理を行う間隔を長くすることができ、膜分離装置および排水処理装置の処理能率を向上させることができる。
気泡の反動を用いずにモーター等により気泡発生部を旋回させることも考えられるが、この方法では装置が煩雑になり、コストが高くなってしまう。
また、本発明の膜分離装置は、例示した排水処理装置に用いられるものには限定されず、清澄な水の濾過処理に用いるものであってもよい。
また、散気ヘッダ管を用いずに、管体50や原水容器60に直接接続継ぎ手が設けられた膜分離装置であってもよい。
(実施例1)
分離膜10を形成する中空糸膜11として、ポリエステル製組紐を支持体とするPVDF(ポリフッ化ビニリデン)膜(三菱レイヨン・エンジニアリング製、孔径0.4μm、外径2.8mm)を用い、図2に例示した容器一体型の膜分離装置5を有する排水処理装置1を用いて排水処理を行った。この膜分離装置5は、中空糸膜を円筒状に配置し、その内部に流路を設け、ほぼ均一に中空糸膜が分散するようにすることで、中空糸膜束(分離膜)の洗浄性を向上させた。
気泡発生部21としては、菱江化学製のTHV フッ素樹脂チューブTT246C(外径6mm×内径4mm、最小曲げ半径10mm)200mmを用いた。散気孔22は、φ2mmのものをチューブ先端から50mmの範囲内に10mm間隔で3箇所設けた。チューブ21の固定には計装空気用継ぎ手(SMC製、KPH06−02、接続継ぎ手24)を用いた。
濾過、逆洗浄および排水操作を繰り返しながら透過水を得た。その結果、中空糸膜11と下方の固定部30付近おける懸濁物質の堆積や散気孔の詰まりが抑制され、濾過差圧が20kPaまで上昇するのに約100日間を要した。
気泡発生部21として、タイガーエースポリマー製のオレフィン系エラストマーチューブ(外径4mm×内径2mm、最小曲げ半径8mm)200mmを用い、散気孔22としてチューブの端部を開口させたままとし(図5)、気泡発生の反動により該気泡発生部21を旋回させながら気泡を発生させたこと以外は、実施例1と同様に実施した。
その結果、中空糸膜11と下方の固定部30付近おける懸濁物質の堆積や散気孔の詰まりが抑制され、濾過差圧が20kPaまで上昇するのに約100日間を要した。
気泡発生部21として、SMC製のFEPチューブTH0604(材質:フッ素樹脂製 外径6mm×内径4mm、最小曲げ半径35mm)200mmを用いたこと以外は、実施例1と同様に実施した。
濾過、逆洗浄および排水操作を繰り返しながら透過水を得た。しかし、チューブそのものの剛性が高すぎる(外径の5倍を超える最小曲げ半径を有する)ために、気体の動きでチューブを旋回させることができなかった。その結果、中空糸膜11と下方の固定部30付近おける懸濁物質の堆積や散気孔の詰まりが見られ、約10日間あまりで濾過差圧が20kPaを超えるまで上昇した。
Claims (12)
- 被処理水に浸漬して該被処理水を濾過する分離膜の下方で気泡を発生させ、該気泡により前記分離膜を洗浄する膜洗浄装置であって、
前記気泡を発生する気泡発生部を有し、該気泡発生部の一部または全部が前記気泡の発生の反動で動くことを特徴とする膜洗浄装置。 - 前記気泡発生部が、前記気泡の発生の反動で旋回する、請求項1に記載の膜洗浄装置。
- さらに、前記気泡発生部と連通する散気ヘッダ管を有している、請求項1または2に記載の膜洗浄装置。
- 前記気泡発生部が、可撓性を有し、気泡を発生する散気孔を有するチューブである、請求項1〜3のいずれかに記載の膜洗浄装置。
- 前記チューブの長さが100〜300mmである、請求項4に記載の膜洗浄装置。
- 前記チューブの最小曲げ半径が該チューブの外径の1.5〜5倍である、請求項4または5に記載の膜洗浄装置。
- 前記チューブの形状が曲線状またはスパイラル状である、請求項4〜6のいずれかに記載の膜洗浄装置。
- 前記気泡発生部に流量が変更されながら空気が供給される、請求項1〜7のいずれかに記載の膜洗浄装置。
- 複数の前記気泡発生部と、それら気泡発生部と連通する散気ヘッダ管とを有しており、
前記気泡発生部が、前記散気ヘッダ管の短手方向の位置を変えながら該散気ヘッダ管の長手方向に沿って互い違いに設けられている、請求項1〜8のいずれかに記載の膜洗浄装置。 - 前記気泡発生部と連通する散気ヘッダ管に、複数の前記気泡発生部が接続継ぎ手により該散気ヘッダ管の長手方向に沿って2列以上設けられており、
前記接続継ぎ手の延長方向の鉛直方向に対する傾斜角が0〜45°である、請求項1〜9のいずれかに記載の膜洗浄装置。 - 被処理水に浸漬して該被処理水を濾過する分離膜と、請求項1〜10のいずれかに記載の膜洗浄装置とを備えた膜分離装置。
- 排水を活性汚泥により浄化する嫌気槽および好気槽と、前記活性汚泥を分離する請求項11に記載の膜分離装置とを備えた排水処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008236667A JP5581578B2 (ja) | 2008-09-16 | 2008-09-16 | 膜洗浄装置、膜分離装置および排水処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008236667A JP5581578B2 (ja) | 2008-09-16 | 2008-09-16 | 膜洗浄装置、膜分離装置および排水処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010069361A true JP2010069361A (ja) | 2010-04-02 |
JP5581578B2 JP5581578B2 (ja) | 2014-09-03 |
Family
ID=42201641
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008236667A Expired - Fee Related JP5581578B2 (ja) | 2008-09-16 | 2008-09-16 | 膜洗浄装置、膜分離装置および排水処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5581578B2 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012066180A (ja) * | 2010-09-22 | 2012-04-05 | Asahi Kasei Chemicals Corp | 散気管、散気ユニット及び浸漬膜ユニット |
WO2012057176A1 (ja) * | 2010-10-29 | 2012-05-03 | 東レ株式会社 | 水処理方法および造水方法 |
JP2012206042A (ja) * | 2011-03-30 | 2012-10-25 | Kurita Water Ind Ltd | 有機性排水の処理装置 |
JP2013066854A (ja) * | 2011-09-22 | 2013-04-18 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 流体攪拌装置及び方法 |
JP2013121570A (ja) * | 2011-12-12 | 2013-06-20 | Jfe Engineering Corp | 膜分離活性汚泥装置 |
JP6319493B1 (ja) * | 2017-03-29 | 2018-05-09 | 栗田工業株式会社 | 中空糸膜モジュールの洗浄方法 |
WO2020004381A1 (ja) * | 2018-06-26 | 2020-01-02 | 独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構 | 分離膜モジュール |
CN115121121A (zh) * | 2022-04-27 | 2022-09-30 | 浙江长兴求是膜技术有限公司 | 一种膜组件及其曝气装置和清洗方法及污水处理系统 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP4066926A1 (en) | 2014-10-22 | 2022-10-05 | Koch Separation Solutions, Inc. | Pulsed aeration system for submerged hollow fiber module |
USD779632S1 (en) | 2015-08-10 | 2017-02-21 | Koch Membrane Systems, Inc. | Bundle body |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58177198A (ja) * | 1982-04-09 | 1983-10-17 | Kazuaki Yokota | 汚水処理装置 |
JPS61161196A (ja) * | 1984-12-31 | 1986-07-21 | Kazuaki Yokota | 水処理方法 |
JPS61161193A (ja) * | 1984-12-31 | 1986-07-21 | Kazuaki Yokota | 水処理方法 |
JPH09131518A (ja) * | 1995-11-09 | 1997-05-20 | Hitachi Ltd | 濾過装置 |
JPH1099882A (ja) * | 1996-09-30 | 1998-04-21 | Kubota Corp | 散気装置 |
JP2000317490A (ja) * | 1999-05-07 | 2000-11-21 | Marsima Aqua System Corp | 曝気方法及びその装置 |
JP2006082001A (ja) * | 2004-09-15 | 2006-03-30 | Asahi Kasei Chemicals Corp | 膜分離装置 |
JP2008110306A (ja) * | 2006-10-31 | 2008-05-15 | Meidensha Corp | 膜モジュール、水処理装置及び膜分離システム |
JP2008168219A (ja) * | 2007-01-12 | 2008-07-24 | Mitsubishi Rayon Eng Co Ltd | 膜分離活性汚泥処理装置 |
-
2008
- 2008-09-16 JP JP2008236667A patent/JP5581578B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58177198A (ja) * | 1982-04-09 | 1983-10-17 | Kazuaki Yokota | 汚水処理装置 |
JPS61161196A (ja) * | 1984-12-31 | 1986-07-21 | Kazuaki Yokota | 水処理方法 |
JPS61161193A (ja) * | 1984-12-31 | 1986-07-21 | Kazuaki Yokota | 水処理方法 |
JPH09131518A (ja) * | 1995-11-09 | 1997-05-20 | Hitachi Ltd | 濾過装置 |
JPH1099882A (ja) * | 1996-09-30 | 1998-04-21 | Kubota Corp | 散気装置 |
JP2000317490A (ja) * | 1999-05-07 | 2000-11-21 | Marsima Aqua System Corp | 曝気方法及びその装置 |
JP2006082001A (ja) * | 2004-09-15 | 2006-03-30 | Asahi Kasei Chemicals Corp | 膜分離装置 |
JP2008110306A (ja) * | 2006-10-31 | 2008-05-15 | Meidensha Corp | 膜モジュール、水処理装置及び膜分離システム |
JP2008168219A (ja) * | 2007-01-12 | 2008-07-24 | Mitsubishi Rayon Eng Co Ltd | 膜分離活性汚泥処理装置 |
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012066180A (ja) * | 2010-09-22 | 2012-04-05 | Asahi Kasei Chemicals Corp | 散気管、散気ユニット及び浸漬膜ユニット |
WO2012057176A1 (ja) * | 2010-10-29 | 2012-05-03 | 東レ株式会社 | 水処理方法および造水方法 |
JP2012206042A (ja) * | 2011-03-30 | 2012-10-25 | Kurita Water Ind Ltd | 有機性排水の処理装置 |
JP2013066854A (ja) * | 2011-09-22 | 2013-04-18 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 流体攪拌装置及び方法 |
JP2013121570A (ja) * | 2011-12-12 | 2013-06-20 | Jfe Engineering Corp | 膜分離活性汚泥装置 |
CN110248721A (zh) * | 2017-03-29 | 2019-09-17 | 栗田工业株式会社 | 中空纤维膜组件的清洗方法及中空纤维膜过滤装置 |
WO2018179502A1 (ja) * | 2017-03-29 | 2018-10-04 | 栗田工業株式会社 | 中空糸膜モジュールの洗浄方法及び中空糸膜濾過装置 |
JP2018167162A (ja) * | 2017-03-29 | 2018-11-01 | 栗田工業株式会社 | 中空糸膜モジュールの洗浄方法 |
JP6319493B1 (ja) * | 2017-03-29 | 2018-05-09 | 栗田工業株式会社 | 中空糸膜モジュールの洗浄方法 |
WO2020004381A1 (ja) * | 2018-06-26 | 2020-01-02 | 独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構 | 分離膜モジュール |
JPWO2020004381A1 (ja) * | 2018-06-26 | 2021-08-02 | 独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構 | 分離膜モジュール |
US11291955B2 (en) | 2018-06-26 | 2022-04-05 | Mitsubishi Chemical Corporation | Separation membrane module |
US11583807B2 (en) | 2018-06-26 | 2023-02-21 | Mitsubishi Chemical Corporation | Separation membrane module |
JP7459792B2 (ja) | 2018-06-26 | 2024-04-02 | 三菱ケミカル株式会社 | 分離膜モジュール |
CN115121121A (zh) * | 2022-04-27 | 2022-09-30 | 浙江长兴求是膜技术有限公司 | 一种膜组件及其曝气装置和清洗方法及污水处理系统 |
CN115121121B (zh) * | 2022-04-27 | 2023-10-31 | 浙江长兴求是膜技术有限公司 | 一种膜组件及其曝气装置和清洗方法及污水处理系统 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5581578B2 (ja) | 2014-09-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5581578B2 (ja) | 膜洗浄装置、膜分離装置および排水処理装置 | |
JP5803293B2 (ja) | 散気装置 | |
JPWO2009047970A1 (ja) | 微細気泡散気管、微細気泡散気装置、および、浸漬型膜分離装置 | |
US20070151916A1 (en) | Network for supporting spiral wound membrane cartridges for submerged operation | |
JP2010221218A (ja) | 分離膜の製造方法および分離膜 | |
JP5366402B2 (ja) | 水の処理方法 | |
JP2009178696A (ja) | 膜分離方法および膜分離装置 | |
JP2010082597A (ja) | 浸漬型膜分離装置 | |
JP2014231059A (ja) | 浸漬濾過用中空糸膜、これを用いた浸漬濾過用中空糸膜モジュール、浸漬濾過装置、及び浸漬濾過方法 | |
WO2014128851A1 (ja) | 水処理方法及び水処理装置 | |
KR101798551B1 (ko) | 여과막 모듈 및 이것을 포함하는 여과 시스템 | |
JP5845673B2 (ja) | 散気装置 | |
JP5001923B2 (ja) | 水処理装置及び水処理方法 | |
WO2014128850A1 (ja) | 水処理方法及び水処理装置 | |
JP2014124579A (ja) | 有機排水の処理装置 | |
KR20130118358A (ko) | 막 분리장치 | |
JP2010089079A (ja) | 浸漬型膜分離装置の運転方法、および浸漬型膜分離装置 | |
JP5135267B2 (ja) | 散気装置、同散気装置を備えた浸漬型膜分離装置及び前記散気装置の運転方法 | |
JPWO2017135162A1 (ja) | 水処理装置及び水処理方法 | |
JP2014128784A (ja) | 膜分離活性汚泥処理装置 | |
WO2018051630A1 (ja) | 膜分離活性汚泥処理システム | |
JP5448285B2 (ja) | 膜分離活性汚泥処理方法 | |
JP5016827B2 (ja) | 膜分離活性汚泥処理方法 | |
JP2005144241A (ja) | 濾過装置 | |
JP2011005361A (ja) | 膜濾過装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20100803 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20101019 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110905 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120315 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120417 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120613 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120828 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121023 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130723 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130919 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140617 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140630 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |