JP2010068669A - Dc/dcコンバータ装置、dc/dcコンバータの制御システム及び電気車両 - Google Patents

Dc/dcコンバータ装置、dc/dcコンバータの制御システム及び電気車両 Download PDF

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Abstract

【課題】1次電圧又は2次電圧の制御精度を向上する。
【解決手段】電圧入力ライン61で検出した1次電圧V1は、ポート114を介してコンバータ制御部54の高電圧動作部100に直接入力され、一方で、電圧入力ライン63で検出した2次電圧V2は、ポート118を介して高電圧動作部100に直接入力される。また、2次電圧指令値は、統括制御部56から通信線70(124、126)、低電圧動作部102のポート128、130及び絶縁素子110を介して高電圧動作部100に入力される。
【選択図】図3

Description

この発明は、第1電力装置と第2電力装置との間に配置されたDC/DCコンバータを制御するDC/DCコンバータ装置と、該DC/DCコンバータ装置を備えるDC/DCコンバータの制御システムと、該制御システムを備える電気車両とに関する。
従来より、第1電力装置と第2電力装置との間に配置されたDC/DCコンバータを、コンバータ制御部及び上位制御部により制御する制御システムが提案されている(特許文献1参照)。
この制御システムにおいて、電圧センサは、前記DC/DCコンバータの前記第2電力装置側の電圧(2次電圧)を検出し、検出した前記2次電圧のアナログ信号を前記上位制御部に出力する。前記上位制御部は、前記アナログ信号をアナログ通信線を介して前記コンバータ制御部に出力する。また、前記上位制御部は、前記2次電圧の指令値を決定し、決定した前記指令値と、前記アナログ信号からデジタル信号に変換した前記2次電圧とをデジタル通信線を介して前記コンバータ制御部に出力する。前記コンバータ制御部は、前記アナログ信号の2次電圧(検出電圧)と、前記デジタル信号の2次電圧との比較に基づいて、前記検出電圧を補正し、さらに、補正した前記検出電圧と前記指令値との比較に基づいて、2次電圧が前記指令値に追従するように前記DC/DCコンバータを制御する。
特開2005−160227号公報
特許文献1記載の技術は、電圧センサからコンバータ制御部までの検出電圧の通信経路(例えば、ワイヤハーネスや送受信回路)で生じる誤差が制御精度に及ぼす影響を抑制するために、前記検出電圧とデジタル信号の2次電圧との比較に基づいて前記検出電圧を補正するための電圧補正手段を前記コンバータ制御部に設けている。そのため、特許文献1の技術では、前記通信経路で遅延が生じて前記2次電圧の制御精度を確保することが難しいという問題があった。
また、前記DC/DCコンバータの第1電力装置側の電圧(1次電圧)を制御する際にも、前述した2次電圧に対する制御の場合と同様に、前記1次電圧の制御精度を確保することが困難になる。
この発明は、このような課題を考慮してなされたものであり、1次電圧又は2次電圧の制御精度を向上することができるDC/DCコンバータ装置、DC/DCコンバータの制御システム及び電気車両を提供することを目的とする。
この発明に係るDC/DCコンバータ装置は、
第1電力装置と第2電力装置との間に配置され、電圧変換を行うDC/DCコンバータと、
前記DC/DCコンバータの前記第1電力装置側の電圧(以下、1次電圧という。)又は前記第2電力装置側の電圧(以下、2次電圧という。)の指令値を決定する上位制御部と、
前記1次電圧又は前記2次電圧が直接入力され、直接入力された前記1次電圧又は前記2次電圧と、前記上位制御部からの前記指令値とを使用して、前記DC/DCコンバータを制御するコンバータ制御部とを備えることを特徴としている。
この発明によれば、前記1次電圧又は前記2次電圧を前記コンバータ制御部に直接入力することにより、通信経路で生じる誤差を抑制することが可能となるので、特許文献1の技術でコンバータ制御部に設けられていた電圧補正手段が不要となる。従って、この発明によれば、特許文献1の技術と比較して、検出電圧の伝達で生じる遅延が減少し、前記1次電圧又は前記2次電圧の制御精度を向上することができる。
ここで、前記コンバータ制御部は、前記1次電圧と該1次電圧の指令値とを使用したフィードバック制御により前記DC/DCコンバータを制御するか、あるいは、前記2次電圧と該2次電圧の指令値とを使用したフィードバック制御により前記DC/DCコンバータを制御することが好ましい。また、前記コンバータ制御部は、前記1次電圧と前記2次電圧の指令値とを使用したフィードフォワード制御により前記DC/DCコンバータを制御するか、あるいは、前記2次電圧と前記1次電圧の指令値とを使用したフィードフォワード制御により前記DC/DCコンバータを制御することも好ましい。
前述したように、前記1次電圧又は前記2次電圧を前記コンバータ制御部に直接入力するので、前記フィードバック制御及び/又は前記フィードフォワード制御により前記DC/DCコンバータを制御する際に、前記1次電圧又は前記2次電圧の制御精度を向上することができる。
さらに、前記コンバータ制御部は、
前記1次電圧又は前記2次電圧が直接入力される高電圧動作部と、前記上位制御部から前記指令値が入力される低電圧動作部とに分けられ、
前記コンバータ制御部のグランドは、前記高電圧動作部のグランドである高電圧基準グランドと、前記低電圧動作部のグランドである低電圧基準グランドとに分離され、
前記高電圧動作部と前記低電圧動作部との境界には、前記高電圧動作部と前記低電圧動作部との間の電気絶縁を確保しつつ、前記低電圧動作部から前記高電圧動作部に前記指令値を伝達する信号伝達手段が設けられ、
前記高電圧動作部には、直接入力された前記1次電圧又は前記2次電圧と、前記上位制御部から前記信号伝達手段を介して入力された前記指令値とを使用して、前記DC/DCコンバータを制御するマイクロコンピュータが配置されている。
この場合、前記高電圧動作部のグランド(前記高電圧基準グランド)と、前記低電圧動作部のグランド(前記低電圧基準グランド)とを電気的に分離し、さらに、前記高電圧動作部の前記マイクロコンピュータに前記1次電圧又は前記2次電圧を直接入力し、一方で、前記低電圧動作部から前記信号伝達手段を介して前記マイクロコンピュータに前記指令値を入力するので、前記1次電圧又は前記2次電圧及び前記指令値についての通信遅延の発生が少なくなり、この結果、前記1次電圧又は前記2次電圧を正確に制御することができる(制御性能が向上する)。
また、前記高電圧動作部は、直接入力された前記1次電圧又は前記2次電圧を降圧し、降圧した前記1次電圧又は前記2次電圧を前記マイクロコンピュータに出力する分圧回路をさらに備え、前記マイクロコンピュータは、降圧した前記1次電圧又は前記2次電圧と前記指令値とを使用して、前記DC/DCコンバータを制御することが好ましい。
これにより、前記高電圧動作部に直接入力される前記1次電圧又は前記2次電圧のレベルを、前記マイクロコンピュータの許容入力レベル以下にまで降圧することができるので、前記許容入力レベルに対して前記1次電圧又は前記2次電圧が高電圧であっても、前記DC/DCコンバータを確実に制御することが可能となる。
なお、上述したDC/DCコンバータ装置は、前記1次電圧を検出するための1次電圧入力ラインと、前記2次電圧を検出するための2次電圧入力ラインと、前記上位制御部と前記コンバータ制御部との間を接続し、前記上位制御部から前記コンバータ制御部に前記指令値を送信するための通信線とをさらに備えている。
また、この発明に係るDC/DCコンバータの制御システムは、上記のDC/DCコンバータ装置を備え、前記第1電力装置は、前記1次電圧を発生する蓄電装置であることが好ましい。
これにより、前記蓄電装置が発生する前記1次電圧の制御精度を確実に向上することができる。
さらに、この発明に係る電気車両は、前記制御システムを備え、前記第2電力装置は、車輪を回転させる電動機と、該電動機を駆動する駆動回路に接続され且つ発電電圧を発生する発電装置とを有し、前記発電電圧又は前記電動機が発電機として動作したときに前記駆動回路に発生する回生電圧を前記2次電圧とすることが好ましい。
これにより、前記2次電圧の制御精度が向上するので、前記電気車両の燃費を向上することができる。
この場合、前記発電装置が燃料電池であると、該燃料電池に発生する発電電圧(2次電圧)の制御精度が向上するので、前記電気車両としての燃料電池車両の燃費を向上することができる。
この発明によれば、特許文献1の技術と比較して、1次電圧又は2次電圧の制御精度を向上することができる。
以下、この発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係るハイブリッド直流電源システム(DC/DCコンバータの制御システム)10が適用された一実施形態に係る燃料電池車両(電気車両)20の回路図である。
ハイブリッド直流電源システム10は、基本的には、エネルギストレージでありバッテリ電圧Vbatを発生する蓄電装置(以下、バッテリともいう。)24(第1電力装置)と、このバッテリ電圧Vbatより高い電圧である発電電圧Vfを発生する発電装置としての燃料電池22(第2電力装置)と、バッテリ24と燃料電池22との間に配置され電圧変換するDC/DCコンバータ36と、統括制御部56(上位制御部)から供給される電圧指令値に応じてDC/DCコンバータ36の電圧制御目標値を設定し、バッテリ24と燃料電池22との間での前記電圧変換を制御するコンバータ制御部54とから構成される。
ここで、コンバータ制御部54とDC/DCコンバータ36とは、バッテリ24が接続される1次側1Sと、燃料電池22及びモータ26(インバータ34)が接続される2次側2Sとの間で、昇降圧の電圧変換を行うDC/DCコンバータ装置{VCU(Voltage Control Unit)という。}23を構成する。
燃料電池車両20は、前記のハイブリッド直流電源システム10と、このハイブリッド直流電源システム10からモータ電流Im(電力)がインバータ(駆動回路)34を通じて供給される負荷としての走行用のモータ26(電動機)と、から構成される。
モータ26の回転は、減速機12、シャフト14を通じて車輪16に伝達され、車輪16を回転させる。
燃料電池22は、例えば、固体高分子電解質膜をアノード電極とカソード電極とで両側から挟み込んで形成されたセルを積層したスタック構造である。燃料電池22には、水素タンク28とエアコンプレッサ30とが配管により接続されている。燃料電池22内で反応ガスである水素(燃料ガス)と空気(酸化剤ガス)との電気化学反応により生成された発電電流Ifは、電流センサ32及びダイオード(ディスコネクトダイオードともいう。)33を介して、インバータ34及び(又は)DC/DCコンバータ36側に供給される。
インバータ34は、直流/交流変換を行い、モータ電流Imをモータ26に供給する一方、回生動作に伴う交流/直流変換後のモータ電流Imを2次側2SからDC/DCコンバータ36を通じて1次側1Sに供給する。
この場合、回生電圧又は発電電圧Vfである2次電圧V2がDC/DCコンバータ36により低電圧に変換された1次電圧V1は、ダウンバータ42により降圧されてさらに低電圧とされ、ライト、パワーウインド、ワイパー用電動機等の補機44に補機電流Iauとして供給されると共に、バッテリ電流Ibat(充電電流Ibc)としてバッテリ24に流し込まれバッテリ24を充電する。
1次側1Sに接続されるバッテリ24は、例えば、リチウムイオン2次電池、ニッケル水素2次電池又はキャパシタを利用することができる。
バッテリ24は、ダウンバータ42を通じて補機44に補機電流Iauを供給すると共に、DC/DCコンバータ36を通じてインバータ34にモータ電流Imを供給するためのバッテリ電流Ibat(放電電流Ibd)を流し出す。
なお、インバータ34に供給されるモータ電流Imは、バッテリ電流IbatがVCU23により変換された2次電流I2と発電電流Ifとの合成電流である。
1次側1S及び2次側2Sには、それぞれ平滑用のコンデンサ38、39が設けられている。
燃料電池22を含むシステムはFC制御部50により制御され、インバータ34とモータ26とを含むシステムはインバータ駆動部を含むモータ制御部52により制御され、DC/DCコンバータ36を含むシステムはコンバータ駆動部を含むコンバータ制御部54により、それぞれ基本的に制御される。
そして、これらFC制御部50、モータ制御部52及びコンバータ制御部54は、燃料電池22の総負荷量Lt等を決定する上位制御部としての統括制御部56により制御される。
統括制御部56、FC制御部50、モータ制御部52及びコンバータ制御部54は、それぞれCPU、ROM、RAM、タイマの他、A/D変換器、D/A変換器等の入出力インタフェース、並びに、必要に応じてDSP(Digital Signal Processor)等を有している。
統括制御部56、FC制御部50、モータ制御部52及びコンバータ制御部54は、車内LANであるCAN(Controller Area Network)等の通信線70を通じて相互に接続され、各種スイッチ及び各種センサからの入出力情報を共有し、これら各種スイッチ及び各種センサからの入出力情報を入力として各CPUが各ROMに格納されたプログラムを実行することにより各種機能を実現する。
ここで、車両状態を検出する入力ライン、各種スイッチ及び各種センサとしては、発電電流Ifを検出する電流センサ32の他、1次電圧V1(バッテリ電圧Vbatに等しい。)を検出する電圧入力ライン61、1次電流I1{バッテリ電流Ibat(放電電流Ibd又は充電電流Ibc)}を検出する電流センサ62、2次電圧V2(ディスコネクトダイオード33が導通しているとき、略燃料電池22の発電電圧Vfに等しい。)を検出する電圧入力ライン63、2次電流I2を検出する電流センサ64、通信線70に接続されるイグニッションスイッチ(IGSW)65、アクセルセンサ66、ブレーキセンサ67、車速センサ68、及び上記したライト、パワーウインド、ワイパー用電動機等の補機44の操作部55等がある。
統括制御部56は、燃料電池22の状態、バッテリ24の状態、モータ26の状態、及び補機44の状態の他、各種スイッチ及び各種センサからの入力(負荷要求)に基づき決定した燃料電池車両20の総負荷要求量Ltから、燃料電池22が負担すべき燃料電池分担負荷量(要求出力)Lfと、バッテリ24が負担すべきバッテリ分担負荷量(要求出力)Lbと、回生電源が負担すべき回生電源分担負荷量Lrとの配分(分担)を調停しながら決定し、FC制御部50、モータ制御部52及びコンバータ制御部54に指令を送出する。
統括制御部56による処理周期は、例えば、燃料電池車両20が、ユーザのアクセル操作等に対して違和感のない程度に円滑に応答すればよいことを考慮し、コンバータ制御部54の処理周期(この実施形態では、スイッチング周期≒50[μS])より遅い周期でよく、例えば、1〜1000[ms]の間に設定される。コンバータ制御部54の処理周期は、例えば1〜1000[μS]の間に設定される。
DC/DCコンバータ36は、バッテリ24と、燃料電池22又は回生電源(インバータ34とモータ26)との間に接続される、上アーム素子(上アームスイッチング素子81と並列ダイオード83)と下アーム素子(下アームスイッチング素子82と並列ダイオード84)とからなる相アーム(単相アーム)UAと、リアクトル90とから構成される。
上アームスイッチング素子81と下アームスイッチング素子82とは、それぞれ例えば、MOSFET又はIGBT等で構成される。
リアクトル90は、DC/DCコンバータ36により1次電圧V1と2次電圧V2との間で電圧を変換する際に、エネルギを放出及び蓄積するために、前記上アーム素子及び前記下アーム素子の接続点とバッテリ24との間に挿入されている。
上アームスイッチング素子81は、コンバータ制御部54から出力される駆動信号(駆動電圧)UHによりオン又はオフされ、下アームスイッチング素子82は、駆動信号(駆動電圧)ULによりオン又はオフされる。
1次電圧V1、代表的には、負荷が接続されていないときのバッテリ24の開放電圧OCV(Open Circuit Voltage)は、図2の燃料電池出力特性(電流電圧特性)91上に示すように、この燃料電池22の発電電圧Vfの最低電圧Vfminより高い電圧に設定されている。なお、図2において、バッテリ24の開放電圧OCVをOCV≒V1と描いている。
2次電圧V2は、燃料電池22が発電動作しているときには燃料電池22の発電電圧Vfに等しい電圧にされる。
ここで、VCU23による燃料電池22の出力制御について説明する。
水素タンク28からの燃料ガス及びエアコンプレッサ30からの圧縮空気が供給されている発電時に、燃料電池22の発電電流Ifは、図2に示した特性91{関数F(Vf)という。}上で2次電圧V2、すなわち、発電電圧Vfをコンバータ制御部54によりDC/DCコンバータ36を通じて設定することにより決定される。つまり、発電電流Ifは、発電電圧Vfの関数F(Vf)値として決定される。If=F(Vf)であり、例えば発電電圧VfをVf=Vfa=V2と設定すれば、その発電電圧Vfa(V2)の関数値としての発電電流Ifaが決定される。{Ifa=F(Vfa)=F(V2)}。
具体的に、燃料電池22においては、発電電圧Vfの減少に応じて流し出される電流である発電電流Ifが増加し、発電電圧Vfの増加に応じて流し出される発電電流Ifが減少する。
このように、燃料電池22は、2次電圧V2(発電電圧Vf)を決定することにより発電電流Ifが決定されるので、燃料電池車両20等、燃料電池22を含むシステムでは、通常時には、DC/DCコンバータ36の2次側2Sの2次電圧V2(発電電圧Vf)が、コンバータ制御部54を含むVCU23のフィードバック制御の電圧制御目標値V2tar(図4参照)に設定される。すなわち、VCU23により燃料電池22の出力(発電電流If)が制御される。以上が、VCU23による燃料電池22の出力制御の説明である。
図3は、コンバータ制御部54、統括制御部56及び電圧入力ライン61、63の接続関係を示すブロック図である。図4は、2次電圧制御モード時(2次電圧指令値V2com及び電圧制御目標値V2tar)におけるCPU(マイクロコンピュータ)142の機能ブロック図である。なお、図3及び図4では、2次電圧V2を2次電圧指令値V2comに追従制御する2次電圧制御モードにより、コンバータ制御部54及び統括制御部56がDC/DCコンバータ36を制御する場合について説明する。
コンバータ制御部54は、高電圧動作部100と低電圧動作部102とに分けられ、該コンバータ制御部54のグランドは、高電圧動作部100のグランドであり、且つ、VCU23及び高電圧動作部100における信号のアースとしての高電圧基準グランド104と、低電圧動作部102のグランドである低電圧基準グランド106とに電気的に分離されている。また、高電圧動作部100と低電圧動作部102とを電気的に分離している境界108には、高電圧動作部100と低電圧動作部102との間の電気絶縁を確保しつつ、高電圧動作部100と低電圧動作部102との間で信号を伝達する絶縁素子(信号伝達手段)110が配置されている。
高電圧動作部100には、電圧入力ライン61で検出した1次電圧V1がポート114に直接入力され、一方で、電圧入力ライン63で検出した2次電圧V2がポート118に直接入力される。また、2次側2Sの負極側は、高電圧基準グランド入力ライン120及びポート122を介して高電圧基準グランド104に接地されている。さらに、低電圧動作部102には、通信線70を構成する通信線124、126からポート128、130を介してデジタル信号の2次電圧指令値V2comが入力され、入力された2次電圧指令値V2comは、絶縁素子110を介してCPU142に出力される。また、ポート131は、低電圧基準グランド106に接地されている。
ここで、高電圧動作部100には、分圧回路140、146と、A/D変換器144、148を有するCPU(マイクロコンピュータ)142とが配置されている。高電圧動作部100に直接入力された1次電圧V1は、分圧回路140によりCPU142の許容入力レベル以下のレベルにまで降圧され、降圧された1次電圧V1がCPU142に入力される。A/D変換器144は、入力された1次電圧V1をアナログ信号からデジタル信号に変換する。また、高電圧動作部100に直接入力された2次電圧V2は、分圧回路146によりCPU142の許容入力レベル以下のレベルにまで降圧され、降圧された2次電圧V2がCPU142に入力される。A/D変換器148は、入力された2次電圧V2をアナログ信号からデジタル信号に変換する。
なお、電圧入力ライン61、63でそれぞれ検出する1次電圧V1及び2次電圧V2は、例えば、0[V]〜600[V]の範囲内の検出電圧であり、分圧回路140、146は、0[V]〜600[V]の検出電圧を、例えば、0[V]〜5[V]の許容入力レベルにまで降圧してCPU142にそれぞれ出力する。
CPU142は、デジタル信号の1次電圧V1及び2次電圧V2と、絶縁素子110を介して入力された2次電圧指令値V2comとを使用した、フィードバック制御及び(又は)フィードフォワード制御により、駆動信号UH、ULを生成し、生成した駆動信号UH、ULをポート134、138を介して上アームスイッチング素子81及び下アームスイッチング素子82にそれぞれ出力することにより、DC/DCコンバータ36を制御する。
すなわち、図4に示すように、CPU142では、2次電圧指令値V2com(電圧制御目標値V2tar)が演算点150に減算信号として供給されると共に、演算点156に除算信号として供給される。また、1次電圧V1がA/D変換器144を介して演算点156に乗算信号として供給され、一方で、2次電圧V2がA/D変換器148を介して演算点150に加算信号として供給される。
演算点150は、電圧制御目標値V2tar(2次電圧指令値V2com)と2次電圧V2との偏差e(e=V2−V2tar)をPID処理部152に出力する。PID処理部152は、比例(P)、積分(I)、微分(D)動作部であり、偏差eをデューティの補正値である補正デューティΔDに変換し、該補正デューティΔDを加算信号として演算点154に出力する。
演算点156は、1次電圧V1から電圧制御目標値V2tarを除して得られる基準デューティDs(Ds=V1/V2tar=V1/V2com)を加算信号として演算点154に出力する。
演算点154は、上記のフィードバック制御により得られた一方の入力である補正デューティΔDと、フィードフォワード制御により得られた他方の入力である基準デューティDsとを加算し、加算結果としての駆動デューティD(D=Ds+ΔD=V1/V2tar+ΔD)をPWM(パルス幅変調)処理部158に出力する。
PWM処理部158は、駆動デューティDに基づき、ポート134を通じて上アームスイッチング素子81に駆動デューティDH(DH=V1/V2tar+ΔD)の駆動信号UHを供給すると共に、ポート138を通じて下アームスイッチング素子82に駆動デューティDL{DL=1−(V1/V2tar+ΔD)}の駆動信号ULを供給する。
この実施形態に係る燃料電池車両20は、基本的には以上のように構成され且つ動作するものであり、次に、コンバータ制御部54によるDC/DCコンバータ36の制御に関して、上述の2次電圧制御モードで制御する場合について、図5を参照しながら説明する。
図5のステップS11において、統括制御部56(図1及び図3参照)により、それぞれが負荷要求であるモータ26の電力要求と補機44の電力要求とエアコンプレッサ30の電力要求とから総負荷要求量Ltが決定(算出)されると、ステップS12において、統括制御部56は、決定した総負荷要求量Ltを出力するための燃料電池分担負荷量Lfと、バッテリ分担負荷量Lbと、回生電源分担負荷量Lrとの配分を決定し、FC制御部50、コンバータ制御部54及びモータ制御部52に指令を与える。この場合、コンバータ制御部54には、2次電圧指令値V2comが送出される。
次いで、ステップS13において、統括制御部56により決定された燃料電池分担負荷量(実質的に、コンバータ制御部54に対する発電電圧Vfの2次電圧指令値V2comが含まれる。)Lfが通信線70を通じてコンバータ制御部54に指令として送信される。
この場合、燃料電池分担負荷量Lfの指令(2次電圧指令値V2com)を受信したコンバータ制御部54は、ステップS14において、基本的に、2次電圧V2、換言すれば、燃料電池22の発電電圧Vfが、統括制御部56から指令された2次電圧指令値V2comとなるように、DC/DCコンバータ36の各アームスイッチング素子81、82の駆動デューティDH、DLを制御する(2次電圧制御モード)。
その際、CPU142(図3及び図4参照)は、電圧入力ライン61、63から高電圧動作部100に直接入力された1次電圧V1及び2次電圧V2と、統括制御部56から低電圧動作部102及び絶縁素子110を介してCPU142に入力された2次電圧指令値V2comとを使用して、2次電圧V2と2次電圧指令値V2com(電圧制御目標値V2tar)とを用いたフィードバック制御により補正デューティΔDを算出すると共に、1次電圧V1と2次電圧指令値V2com(電圧制御目標値V2tar)とを用いたフィードフォワード制御により基本デューティDsを算出し、算出した補正デューティΔD及び基本デューティDsを用いて駆動デューティDH、DLを求める。
これにより、スイッチング周期中、駆動デューティDH、DLの駆動信号UH、ULは、デッドタイムを挟んだ状態で上アームスイッチング素子81及び下アームスイッチング素子82に供給され、この結果、上アームスイッチング素子81及び下アームスイッチング素子82は、該デッドタイムを挟んで交互に前記スイッチング周期(50[μS])の中で1回ずつスイッチングされることになる。
以上説明したように、上述した実施形態によれば、電圧入力ライン61で検出した1次電圧V1と、電圧入力ライン63で検出した2次電圧V2とを、コンバータ制御部54に直接入力しているので、1次電圧V1及び2次電圧V2を補正するための電圧補正手段をコンバータ制御部54に設ける必要がなくなる。従って、この実施形態では、特許文献1の技術と比較して、2次電圧V2の伝達で生じる遅延が減少し、該2次電圧V2の制御精度が向上する。
また、1次電圧V1及び2次電圧V2をコンバータ制御部54に直接入力するので、フィードバック制御及びフィードフォワード制御によりDC/DCコンバータ36を制御する際に、2次電圧V2の制御精度を向上することができる。
さらに、高電圧動作部100のグランド(高電圧基準グランド104)と、低電圧動作部102のグランド(低電圧基準グランド106)とを電気的に分離し、高電圧動作部100のCPU142に1次電圧V1及び2次電圧V2を直接入力し、一方で、低電圧動作部102から絶縁素子110を介してCPU142に2次電圧指令値V2comを入力するので、1次電圧V1、2次電圧V2及び2次電圧指令値V2comについての通信遅延の発生が少なくなり、この結果、2次電圧V2を正確に制御することができる(制御性能が向上する)。
さらにまた、高電圧動作部100に直接入力される1次電圧V1及び2次電圧V2のレベルを、分圧回路140、146によりCPU142の許容入力レベル以下にまでそれぞれ降圧することができるので、前記許容入力レベルに対して1次電圧V1及び2次電圧V2が高電圧であっても、DC/DCコンバータ36を確実に制御することが可能となる。
さらに、燃料電池22により発生する発電電圧Vf又はインバータ34に発生する回生電圧が2次電圧V2とされるので、2次電圧V2の制御精度が向上することにより、燃料電池車両20の燃費を向上することができる。
この実施形態は、上記の説明に限定されるものではなく、この明細書及び図面の記載内容に基づき、1次電圧制御モードに適用する等、種々の構成に変更することが可能である。
1次電圧制御モードに適用する場合には、図6に示すように、統括制御部56(図1及び図3参照)からの1次電圧指令値V1com(電圧制御目標値V1tar)が加算信号として演算点150に入力されると共に、乗算信号として演算点156に入力される。また、1次電圧V1がA/D変換器144を介して演算点150に減算信号として入力され、一方で、2次電圧V2がA/D変換器148を介して演算点156に除算信号として入力される。
演算点150は、電圧制御目標値V1tar(1次電圧指令値V1com)と、1次電圧V1との偏差e(e=V1tar−V1)を、PID処理部152に出力し、PID処理部152は、偏差eを補正デューティΔDに変換して演算点154に出力する。また、演算点156は、電圧制御目標値V1tarから2次電圧V2を除して得られる基準デューティDs(Ds=V1tar/V2=V1com/V2)を加算信号として演算点154に出力する。
演算点154は、補正デューティΔDと基準デューティDsとを加算して得られる駆動デューティD(D=Ds+ΔD=V1tar/V2+ΔD)をPWM処理部158に出力し、PWM処理部158は、駆動デューティDに基づき、ポート134を通じて上アームスイッチング素子81に駆動デューティDH(DH=V1tar/V2+ΔD)の駆動信号UHを供給すると共に、ポート138を通じて下アームスイッチング素子82に駆動デューティDL{DL=1−(V1tar/V2+ΔD)}の駆動信号ULを供給する。
この1次電圧制御モードにおいても、電圧入力ライン61で検出した1次電圧V1と、電圧入力ライン63で検出した2次電圧V2とがコンバータ制御部54に直接入力されるので、2次電圧制御モードの場合と同様に、1次電圧V1の制御精度を向上することができる。
具体的には、1次電圧V1及び2次電圧V2をコンバータ制御部54に直接入力するので、フィードバック制御及びフィードフォワード制御によりDC/DCコンバータ36を制御する際に、1次電圧V1の制御精度を向上することができる。
また、高電圧基準グランド104と低電圧基準グランド106とを電気的に分離し、高電圧動作部100のCPU142に1次電圧V1及び2次電圧V2を直接入力し、一方で、低電圧動作部102から絶縁素子110を介してCPU142に1次電圧指令値V1comを入力するので、1次電圧V1、2次電圧V2及び1次電圧指令値V1comについての通信遅延の発生が少なくなり、この結果、1次電圧V1の制御精度がさらに向上する。
さらに、バッテリ24が発生するバッテリ電圧Vbat(1次電圧V1)の制御精度を確実に向上することができる。
なお、この発明は、上述の実施形態に限らず、この明細書及び図面の記載内容に基づき、単相アームUAのDC/DCコンバータ36に限らず、U相、V相及びW相の3相アームのDC/DCコンバータを有するハイブリッド直流電源を備える燃料電池車両に適用する等、種々の構成を採り得ることは勿論である。
この発明の一実施形態に係る燃料電池車両の回路図である。 燃料電池の電流電圧特性の説明図である。 コンバータ制御部、統括制御部及び電圧入力ラインの接続関係を示すブロック図である。 2次電圧制御モード時におけるCPUの機能ブロック図である。 コンバータ制御部により駆動制御されるDC/DCコンバータの基本動作についての説明に供されるフローチャートである。 1次電圧制御モード時におけるCPUの機能ブロック図である。
符号の説明
10…ハイブリッド直流電源システム 20…燃料電池車両
22…燃料電池 23…VCU
24…バッテリ 26…モータ
34…インバータ 36…DC/DCコンバータ
54…コンバータ制御部 56…統括制御部
61、63…電圧入力ライン 70、124、126…通信線
81…上アームスイッチング素子 82…下アームスイッチング素子
100…高電圧動作部 102…低電圧動作部
104…高電圧基準グランド 106…低電圧基準グランド
108…境界 110…絶縁素子
120…高電圧基準グランド入力ライン 140、146…分圧回路
142…CPU

Claims (9)

  1. 第1電力装置と第2電力装置との間に配置され、電圧変換を行うDC/DCコンバータと、
    前記DC/DCコンバータの前記第1電力装置側の電圧(以下、1次電圧という。)又は前記第2電力装置側の電圧(以下、2次電圧という。)の指令値を決定する上位制御部と、
    前記1次電圧又は前記2次電圧が直接入力され、直接入力された前記1次電圧又は前記2次電圧と、前記上位制御部からの前記指令値とを使用して、前記DC/DCコンバータを制御するコンバータ制御部と、
    を備える
    ことを特徴とするDC/DCコンバータ装置。
  2. 請求項1記載のDC/DCコンバータ装置において、
    前記コンバータ制御部は、前記1次電圧と該1次電圧の指令値とを使用したフィードバック制御により前記DC/DCコンバータを制御するか、あるいは、前記2次電圧と該2次電圧の指令値とを使用したフィードバック制御により前記DC/DCコンバータを制御する
    ことを特徴とするDC/DCコンバータ装置。
  3. 請求項1又は2記載のDC/DCコンバータ装置において、
    前記コンバータ制御部は、前記1次電圧と前記2次電圧の指令値とを使用したフィードフォワード制御により前記DC/DCコンバータを制御するか、あるいは、前記2次電圧と前記1次電圧の指令値とを使用したフィードフォワード制御により前記DC/DCコンバータを制御する
    ことを特徴とするDC/DCコンバータ装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のDC/DCコンバータ装置において、
    前記コンバータ制御部は、前記1次電圧又は前記2次電圧が直接入力される高電圧動作部と、前記上位制御部から前記指令値が入力される低電圧動作部とに分けられ、
    前記コンバータ制御部のグランドは、前記高電圧動作部のグランドである高電圧基準グランドと、前記低電圧動作部のグランドである低電圧基準グランドとに分離され、
    前記高電圧動作部と前記低電圧動作部との境界には、前記高電圧動作部と前記低電圧動作部との間の電気絶縁を確保しつつ、前記低電圧動作部から前記高電圧動作部に前記指令値を伝達する信号伝達手段が設けられ、
    前記高電圧動作部には、直接入力された前記1次電圧又は前記2次電圧と、前記上位制御部から前記信号伝達手段を介して入力された前記指令値とを使用して、前記DC/DCコンバータを制御するマイクロコンピュータが配置されている
    ことを特徴とするDC/DCコンバータ装置。
  5. 請求項4記載のDC/DCコンバータ装置において、
    前記高電圧動作部は、直接入力された前記1次電圧又は前記2次電圧を降圧し、降圧した前記1次電圧又は前記2次電圧を前記マイクロコンピュータに出力する分圧回路をさらに備え、
    前記マイクロコンピュータは、降圧した前記1次電圧又は前記2次電圧と、前記指令値とを使用して、前記DC/DCコンバータを制御する
    ことを特徴とするDC/DCコンバータ装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のDC/DCコンバータ装置において、
    前記1次電圧を検出するための1次電圧入力ラインと、
    前記2次電圧を検出するための2次電圧入力ラインと、
    前記上位制御部と前記コンバータ制御部との間を接続し、前記上位制御部から前記コンバータ制御部に前記指令値を送信するための通信線と、
    をさらに備える
    ことを特徴とするDC/DCコンバータ装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載のDC/DCコンバータ装置を備え、
    前記第1電力装置は、前記1次電圧を発生する蓄電装置である
    ことを特徴とするDC/DCコンバータの制御システム。
  8. 請求項7記載のDC/DCコンバータの制御システムを備え、
    前記第2電力装置は、車輪を回転させる電動機と、該電動機を駆動する駆動回路に接続され且つ発電電圧を発生する発電装置とを有し、前記発電電圧又は前記電動機が発電機として動作したときに前記駆動回路に発生する回生電圧を前記2次電圧とする
    ことを特徴とする電気車両。
  9. 請求項8記載の電気車両において、
    前記発電装置は、燃料電池である
    ことを特徴とする電気車両。
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