JP2010068484A - 複合化された圧電基板 - Google Patents

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Abstract

【課題】熱処理後の反り増加量が小さく、かつ安価な複合化された圧電基板を提供することを目的とする。
【解決手段】圧電基板と絶縁体基板が接着剤を介して貼り合わされた複合化された圧電基板であって、前記圧電基板は、導電率が1×10−13[Ω−1・cm−1]以上、特には導電率が5×10−12[Ω−1・cm−1]以上1×10−10[Ω−1・cm−1]以下であり、また前記絶縁体基板は、導電率が1×10−14[Ω−1・cm−1]以下であることを特徴とする複合化された圧電基板。
【選択図】図2

Description

本発明は、複合化された圧電基板(以下複合圧電基板とも表記)に関するものであり、特に弾性表面波デバイス等に用いられる複合化された圧電基板に関するものである。
携帯電話等の高周波通信において周波数調整・選択用の部品として、例えば圧電基板上に弾性表面波を励起するための櫛形電極が形成された弾性表面波(Surface Acoustic Wave、SAW)デバイスが用いられる。
これに用いられる圧電基板材料は、電気信号から機械的振動への変換効率(以下、電気機械結合係数と記す)が極めて大きいこと、また櫛形電極の電極間隔と弾性波の音速により決まるフィルタ等の中心周波数が温度により変動しないことが求められる(以下、周波数温度特性と記す)。
すなわち、大きな電気機械結合係数と小さな周波数温度係数を兼ね備えた圧電基板が有れば好ましい。こうした特性を実現する圧電基板の一例として、圧電基板と他の基板を接合した複合圧電基板がある。
このような複合圧電基板の一例として、特許文献1にはタンタル酸リチウム基板とサファイア基板との接合界面に、0.3nm以上2.5nm以下の厚みのアモルファスの接合領域を備えていることを特徴とする接合基板が開示されている。
具体的には、特許文献1に記載の接合基板では、接合領域の厚みは1.5nm以上であり、150℃で1時間保持した後の反り量が概ね200μm以下となっている。
ここで、複合圧電基板に求められる重要な特性として、熱処理後の反り増加量が少ないことがある。
これは、SAWデバイスの製造工程においては熱処理を施すことが必要とされる場合があり、かかる熱処理後に基板に反りが生じると、その後のダイシング工程などで複合圧電基板をステージに吸着させることが困難となり。生産性が大幅に低下するためである。
しかし、前述の特許文献1に記載の発明では、支持基板としてサファイア基板を用いている。サファイア基板は線熱膨張係数が小さいため、熱処理時の反りは小さい。しかし高価なため、安価な複合圧電基板とならず、これはこれで問題があった。
そして、近年、更に反りを低減させた複合圧電基板が求められていた。
また、特許文献2には櫛形電極と該櫛形電極に配線パターンを介して接続された第1の電極パッドとが形成された圧電基板を有する弾性表面波デバイスにおいて、前記第1の電極パッドのうち少なくとも1つがグランドパターンと接続されておらず、前記圧電基板の導電率が10−12[Ω−1・cm−1]以上10−6[Ω−1・cm−1]以下であることを特徴とする弾性表面波デバイスが開示されている。
また、特許文献2の別の発明では、前記第1の電極パッドと接続される第2の電極パッドが形成された基板(ベース基板)を有し、前記圧電基板は少なくとも前記櫛形電極を取り囲むように形成された第1の層を有し、前記基板は前記櫛形電極と対応する領域に形成された第2の層を有し、前記圧電基板と前記基板とが前記第1及び第2の層を接合することで貼り合わされていることを特徴とする請求項1記載の弾性表面波デバイスが開示されている。
ここで、ベース基板には、SAWデバイスのパッケージ等として従来使用されているようなセラミックス,アルミニウム・セラミックス(アルミナ),ビスマスイミド・トリアジンレジン,ポリフェニレンエーテル,ポリイミド樹脂,ガラスエポキシ,又はガラスクロス等のうち何れか1つ以上を主成分とした絶縁体基板を用いることが可能であり、シリコン基板を用いた場合、シリコン基板が持つ抵抗成分によりフィルタ特性が劣化することを防止するために、1000Ω・cm以上の抵抗率のシリコン材料を用いると良いとされる。
すなわち、特許文献2では導電率が10−12[Ω−1・cm−1]以上10−6[Ω−1・cm−1]以下の圧電基板が配線を介してセラミッスクなどのベース基板とが、圧電基板の櫛形電極を取り囲むように形成された第1の層とベース基板に前記の櫛形電極と対応する領域に形成された第2の層を介して接合された弾性表面波デバイスが開示されている。
また、前記の圧電基板及びベース基板の接合には、樹脂等の接着材料を用いることも可能であるとされる。
前記実施形態の例として前記圧電基板は厚さ250μmのLiTaO基板、ベース基板に厚さ250μmのシリコン基板を使用することが開示されている。
前記は、圧電基板とベース基板を貼り合わせウエハレベルでのSAWデバイスの製造が可能とし、フィルタ特性が低下することを防止しつつ、焦電を解消できる弾性表面波デバイス及びその製造方法を実現することができるという優れた発明である。
しかしながら、本発明の圧電基板とベース基板を貼り合わせ構造は、SAWデバイスの温度特性の改善目的の構造とは異なる。また、圧電体の導電率が大きすぎると結晶が脆くなる問題がある。
次に、特許文献3には、櫛形電極と該櫛形電極に電気的に接続された第1の電極パッドとが第1の主面上に形成された圧電基板と、前記第1の電極パッドと接続される第2の電極パッドが第2の主面上に形成されたベース基板とを有する弾性表面波デバイスであって、前記櫛形電極を取り囲むように前記第1の主面上に形成された第1の膜と、前記第1及び第2の電極パッドを貼り合わせた際に前記第1の膜と対応する前記第2の主面上の領域に形成された第2の膜とを有し、前記第1及び第2の膜の表面に活性化処理が施されており、前記第1及び第2の膜の前記活性化処理が施された面を接合することで前記櫛形電極が封止されていることを特徴とする弾性表面波デバイスが開示されている。
ここで、前記圧電基板と、ベース基板は樹脂等の接着剤を用いることも可能であるとされる。
また、圧電基板の例としてLiTaO基板を用いたとき、前記LiTaO基板の比抵抗が10−14〜10−7[Ω・m]という基板を用いた場合では、配線パターンを形成する工程を省略し、製造方法を簡略化することもできるとされる。
また、特許文献3の別の発明では、前記圧電基板の前記第1の主面と反対側の主面に接合されたシリコン基板又はサファイア基板を有し、前記圧電基板と前記シリコン基板又は前記サファイア基板との接合面に活性化処理が施されていることを特徴とする弾性表面波デバイスが開示されている。
すなわち特許文献3には、圧電基板とベース基板を貼り合わせウエハレベルでのSAWデバイスの製造を可能とし、圧電基板として圧電基板に接合されたシリコン基板又はサファイア基板の複合化された圧電基板構造を用いることで温度特性を向上した弾性表面波デバイス及びその製造方法を実現することができるという優れた発明が開示されている。
しかしながら、前記発明ではサファイア基板や高抵抗のシリコン基板が高価であり、また複合化された圧電基板構造は高度な直接接合技術を用いているため安価な複合化された圧電基板が得られにくいという問題がある。
特許公報3929983号公報 特開2004−364041号公報 特開2006−246538号公報
本発明は、上記問題に鑑みなされたものであって、熱処理後の反り増加量が小さく、かつ安価な複合圧電基板を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明では、少なくとも、圧電基板と絶縁体基板が接着剤を介して貼り合わされた複合化された圧電基板であって、前記圧電基板は、導電率が1×10−13[Ω−1・cm−1]以上であり、また前記絶縁体基板は、導電率が1×10−14[Ω−1・cm−1]以下であることを特徴とする複合化された圧電基板を提供する(請求項1)。
ここで、前記圧電基板は、導電率が5×10−12[Ω−1・cm−1]以上1×10−10[Ω−1・cm−1]以下であることが好ましい(請求項2)。
また、前記圧電基板は、焦電性を示すものであることが好ましい(請求項3)。
そして、前記圧電基板は、LiTaO、LiNbOのいずれかからなるものであることが好ましい(請求項4)。
更に、前記絶縁体基板は、熱膨張率が前記圧電基板の熱膨張率より小さいものであることが好ましい(請求項5)。
また、前記接着剤は、硬化後のヤング率が温度−40℃以上130℃以下で500MPa以上であることが好ましい(請求項6)。
そして、前記圧電基板は、厚さが100μm以下であることが好ましい(請求項7)。
更に、前記絶縁体基板は、セラミックスであることが好ましい(請求項8)。
また、前記絶縁体基板は、アルミナが主成分であることが好ましい(請求項9)。
そして、前記接着剤は、ガラス転移温度が100℃以上のものであることが好ましい(請求項10)。
更に、前記複合化された圧電基板は、加熱後の反りの値が120μm以下であることが好ましい(請求項11)。
また、本発明では、少なくとも、圧電基板と絶縁体基板とを接着剤で貼り合わせ、前記貼り合わせた基板を加熱して接着剤を固化させる複合化された圧電基板の製造方法であって、前記圧電基板として、導電率が1×10−13[Ω−1・cm−1]以上のものを、前記絶縁体基板として、導電率が1×10−14[Ω−1・cm−1]以下のものを用いることを特徴とする複合化された圧電基板の製造方法を提供する(請求項12)。
そして、前記圧電基板として、導電率が5×10−12[Ω−1・cm−1]以上1×10−10[Ω−1・cm−1]以下のものを用いることが好ましい(請求項13)。
また、前記接着剤として、硬化後のヤング率が温度−40℃以上130℃以下で500MPa以上となるものを用いることが好ましい(請求項14)。
更に、前記圧電基板を、厚さが100μm以下とすることが好ましい(請求項15)。
また、前記加熱処理は、前記接着剤のガラス転位温度が100℃以上になる条件で行われたことが好ましい(請求項16)。
そして、前記加熱処理は、加熱後の複合化された圧電基板の反りの量が120μm以下となる温度で行われたことが好ましい(請求項17)。
以上説明したように、本発明によれば、熱処理後の反りの増加量が小さく、かつ安価な複合圧電基板を提供することが出来る。
以下、本発明についてより具体的に説明する。
前述のように、熱処理後の反りの増加量が小さく、かつ安価な複合圧電基板の開発が待たれていた。
ここで、一般の複合圧電基板が、熱処理後に反りが大きくなる原理を述べる。
LiTaOやLiNbO等の圧電基板は、周知のように焦電性を有する。
そしてSAWデバイスの製造プロセスにおいて、圧電基板は加熱・冷却が繰り返されるが、圧電基板に温度差が加わると、焦電性により数キロボルトにも及ぶ表面電位を生じ、特に加熱後に圧電基板の表面電位が維持され、圧電基板が反ってしまう。
一方、複合圧電基板では、圧電基板と支持基板の膨張係数が異なることによって温度が変化するとバイメタルの様に変形を生じる。
この時、圧電基板にはバイメタル変形による応力が加わることとなり、この応力は圧電基板に表面電荷を生じさせる。
すなわち、複合圧電基板に温度が付加された状態では、圧電基板にはバイメタル効果による応力及び焦電効果による帯電(表面電荷)の双方が生じ、反りが更に大きくなってしまう。
次に温度が初期の温度に戻るとバイメタル効果による変形は解消されるが、圧電基板の焦電性により生じた表面電位により複合圧電基板の変形が残存することになる。そのため複合圧電基板には熱処理後に反りが発生することになる。
しかし、本発明者らは、圧電基板の導電率が1×10−13[Ω−1・cm−1]以上、絶縁体基板の導電率が1×10−14[Ω−1・cm−1]以下の場合、圧電基板の焦電性を抑制することができること、またこのような圧電基板を用いた複合圧電基板は、周囲温度が変化するとバイメタルの様に変形を生じるが、焦電効果による帯電がほとんど生じず温度が初期の温度に戻るとバイメタル効果による変形は解消されるため、ほぼ元の形状に戻って反りがほとんど発生しないものとすることができることを知見し、本発明を完成させた。
以下、本発明について図1を参照して詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。図1は、本発明の複合圧電基板の概略を示した図である。
本発明の複合圧電基板10は、少なくとも、圧電基板11と絶縁体基板12が接着剤13を介して貼り合わされたものであって、圧電基板11は導電率が1×10−13[Ω−1・cm−1]以上、絶縁体基板には導電率が1×10−14[Ω−1・cm−1]以下のものを用いたものである。
ここで、圧電基板の導電率を5×10−12[Ω−1・cm−1]以上1×10−10[Ω−1・cm−1]以下とすることができる。
このような本発明の複合化された圧電基板は、圧電基板の焦電性効果が極めて小さく、温度差により生じた電荷が消滅しやすいため、本発明の複合化された圧電基板は周囲温度が変化するとバイメタルの様に変形を生じるが、焦電効果による帯電が生じにくい。
従って温度が初期の温度に戻るとバイメタル効果による変形は解消され、本発明の複合化された圧電基板はほぼ元の形状に戻るため、SAWデバイスとして好適である。
また、本発明の別の実施形態は、前記圧電基板は、LiTaO、LiNbOのいずれか1つからなるものとすることができる。
前記圧電基板が、LiTaO、LiNbOであれば、電気機械結合係数が大きく、また複合化された圧電基板の効果により動作周波数の温度変動が抑制された安価な複合化された圧電基板を提供することが出来る。
そして、圧電基板は100μm以下の厚みとすることができる。
上述のように、本発明の複合化された圧電基板は、熱処理を行った場合であっても反りが小さいものであるため、圧電基板の厚さを100μm以下としても、圧電基板に割れ等の不良が発生する可能性が抑制されたものとすることができる。このため、複合化された圧電基板に占める圧電基板のコストの低減を図ることができる。
更に、圧電基板として、焦電性を有したものを用いることができる。
圧電基板が焦電性を有していても、本発明の複合化された圧電基板は、熱処理での表面電荷による反りが発生することが抑制できる。
また、本発明の別の実施形態は、前記本発明の複合化された圧電基板において、前記絶縁体基板の熱膨張率は圧電基板の熱膨張率より小さいことを特徴とする複合化された圧電基板である。
一般的に、硬い接着剤を用いた複合化された圧電基板は、加熱後に変形しやすくなる。
しかし上述したように、絶縁体基板の熱膨張率が圧電基板の熱膨張率より小さければ、熱処理後の反りの増加量が小さな安価な複合化された圧電基板を提供することが可能となる。
そして、前記接着剤の硬化後のヤング率が温度−40℃以上130℃以下で500MPa以上であることを特徴とする複合化された圧電基板が、本発明によって提供される。
本発明のように、硬化後の前記接着剤が−40℃以上130℃以下で500MPa以上と大きなヤング率を有することで、支持基板である前記絶縁体基板は、前記圧電基板の膨張を抑制することが出来、温度特性改善効果を有する複合化された圧電基板が得られる。かつ前記複合化された圧電基板を熱処理した後の反り増加量が小さく、安価な複合化された圧電基板を提供することが出来る。
ここでSAWデバイスの動作温度範囲は−40℃以上130℃であることから、その間の温度において硬化後の前記接着剤が500MPa以上のヤング率を持つことが重要である。前記ヤング率が500MPaより大きければ、接着剤が絶縁体基板や圧電基板に比べて柔らかいため支持基板である前記絶縁体基板は前記圧電基板の膨張を抑制することが出来、複合化された圧電基板は温度特性改善効果を有するものとなる。
また、前記接着剤の加熱後のガラス転移温度が100℃以上であることを特徴とする複合化された圧電基板が提供される。
このように、加熱後のガラス転位温度が100℃以上であれば、接着剤層を硬いものとすることができるため、反りを更に小さなものとすることができる。
そして、前記接着剤は、特に限定されず、非導電性のものを用いることができる。
また、本発明の別の実施形態は、前記絶縁体基板が、アルミナが主成分であること、ももしくはセラミックスからなることを特徴とする複合化された圧電基板を提供する。
このように、安価でヤング率が約200〜400GPaと大きく硬い、アルミナを主成分とする絶縁体基板や、絶縁性で安価なセラミックスを支持基板として用いることにより、複合化された圧電基板を熱処理した後の反り増加量が小さく、安価な複合化された圧電基板とすることが出来る。
更に、加熱後の変形が反りの値で120μm以下となる温度で加熱されたことを特徴とする複合化された圧電基板を提供する。
このように加熱後の変形が反りの値で120μm以下となる温度で加熱されたことを特徴とする複合化された圧電基板であれば、SAWデバイスの製造工程においては熱処理を施すことが必要とされる場合があり、かかる熱処理後に基板に反りが生じるとその後のダイシング工程などで基板をステージに吸着させることが困難となり生産性が大幅に低下する問題を回避できる。
また、本発明では、圧電基板を、導電率が1×10−14[Ω−1・cm−1]以下の絶縁体基板に接着剤で貼り合せたのちに該接着剤を加熱硬化させてできる複合化された圧電基板の製造方法において圧電基板として導電率が1×10−13[Ω−1・cm−1]以上の基板を用いることを特徴とする複合化された圧電基板の製造方法を提供する。
これにより、複合化された圧電基板を熱処理した後の反り増加量が小さく、加熱しても圧電基板が割れない、安価な複合化された圧電基板を提供することが出来る。
この場合、特に圧電基板として導電率が5×10−12[Ω−1・cm−1]以上1×10−10[Ω−1・cm−1]以下であるものを用いて製造されたことを特徴とする複合化された圧電基板は、圧電基板の温度変化による表面電位発生が抑制されることから、特に導電率が5×10−12[Ω−1・cm−1]以上の圧電基板が好ましく、前記圧電基板の導電率が1×10−10[Ω−1・cm−1]以下であれば、圧電基板の機械的強度が更に保たれるため、より好ましいためである。
以下、実施例及び比較例を示して本発明をより具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
(実施例1)
直径4インチ(100mm)で厚さが215μm、貼り合わせ面とその反対側の面のそれぞれの表面粗さRaが共に0.3μm、ヤング率が340GPa、抵抗率が1015Ωcmであるアルミナ基板を用意した。
また、圧電基板として、導電率が2×10−11[Ω−1・cm−1]であり、直径4インチ(100mm)の36°回転Yカットタンタル酸リチウム(LiTaO)基板を用意して、この圧電基板の厚さが160μmとなるよう両面粗研磨により表裏面の粗さが0.13μmとなるよう仕上げた。
そして、前記アルミナ基板にエポキシを主成分とする紫外線硬化接着剤をスピンコートによって貼り合わせ面上に均一に塗布した。
また、前記LiTaO基板の貼り合わせ面を洗浄し、前述の接着剤を同様に塗布し、アルミナ基板の接着剤塗布面とLiTaO基板の接着剤塗布面を貼り合わせた。
次に、この貼り合わせた複合圧電基板に、照度50mW/cmの紫外線を5分間照射し、接着剤を硬化させた。このとき貼り合わせた基板面内で接着剤の層の厚さは一様に5μmだった。
そして、この複合圧電基板を面取り加工した後、この貼り合わせ基板を120℃の温度で2時間キュア処理をおこなった。さらにポリッシュによりLiTaO基板の厚さが30μmになるようにした。
この複合圧電基板の反りを周囲温度23℃の雰囲気下にて測定したところ、30μmであった。
次にこの複合圧電基板を180℃で2時間大気中で加熱し室温に冷却した後に前記と同様に反りを周囲温度23℃にて測定したところ、50μmであった。
(実施例2)
圧電基板として導電率が2×10−12[Ω−1・cm−1]である直径4インチ(100mm)の36°回転Yカットタンタル酸リチウム(LiTaO)基板を用いた以外は実施例1と同様に複合圧電基板を作製した。
この複合圧電基板の反りを周囲温度23℃にて測定したところ、30μmであった。
次にこの複合圧電基板を180℃で2時間大気中で加熱し室温に冷却した後に前記と同様に反りを周囲温度23℃にて測定したところ、70μmであった。
(実施例3)
圧電基板として導電率が1×10−10[Ω−1・cm−1]である直径4インチ(100mm)の36°回転Yカットタンタル酸リチウム(LiTaO)基板を用いた以外は実施例1と同様の手順で複合圧電基板を作製した。
この複合圧電基板の反りを周囲温度23℃にて測定したところ、30μmであった。
次にこの複合圧電基板を180℃で2時間大気中で加熱し室温に冷却した後に前記と同様に反りを周囲温度23℃にて測定したところ、50μmであった。
(比較例1)
直径4インチ(100mm)で厚さが215μm、貼り合わせ面とその反対側の面のそれぞれの表面粗さRaが共に0.3μm、ヤング率が340GPa、抵抗率が1015Ωcmであるアルミナ基板を用意した。
また、圧電基板として導電率が1×10−14[Ω−1・cm−1]であり、直径4インチ(100mm)の36°回転Yカットタンタル酸リチウム(LiTaO)基板を用意して、この圧電基板の厚さが160μmとなるよう両面粗研磨により表裏面の粗さが0.13μmとなるよう仕上げた。
そして、前記アルミナ基板にエポキシを主成分とする紫外線硬化接着剤をスピンコートによって貼り合わせ面上に均一に塗布した。
また、前記LiTaO基板の貼り合わせ面を洗浄し、接着剤を同様に塗布し、アルミナ基板の接着剤塗布面とLiTaO基板の接着剤塗布面を貼り合わせた。
次に、この貼り合わせた複合圧電基板に、照度50mW/cmの紫外線を5分間照射し、接着剤を硬化させた。このとき貼り合わせた基板面内で接着剤の層の厚さは一様に5μmだった。
そして、この前記複合圧電基板を面取り加工した後、この貼り合わせ基板を120℃の温度で2時間キュア処理をおこなった。さらにポリッシュによりLiTaO基板の厚さが30μmになるようにした。
この複合圧電基板の反りを周囲温度23℃にて測定したところ、400μmであった。
次にこの複合圧電基板を180℃で2時間大気中で加熱し室温に冷却した後に前記と同様に反りを周囲温度23℃にて測定したところ、700μmであった。
(実施例4)
直径4インチ(100mm)で厚さが215μm、貼り合わせ面とその反対側の面のそれぞれの表面粗さRaが共に0.3μm、ヤング率が340GPa、抵抗率が1015Ωcmであるアルミナ基板を用意した。
また、圧電基板として導電率が2×10−11[Ω−1・cm−1]であり、直径4インチ(100mm)の36°回転Yカットタンタル酸リチウム(LiTaO)基板を用意して、この圧電基板の厚さが160μmとなるよう貼り合わせ面のRaが0.1nmなるよう仕上げた。
そして、前記アルミナ基板にエポキシを主成分とする紫外線硬化接着剤をスピンコートによって貼り合わせ面上に均一に塗布した。
また、LiTaO基板の貼り合わせ面を洗浄し、接着剤を同様に塗布し、前記アルミナ基板の接着剤塗布面とLiTaO基板の接着剤塗布面を貼り合わせた。
次に、この貼り合わせた複合圧電基板に、照度50mW/cmの紫外線を5分間照射し、接着剤を硬化させた。このとき貼り合わせた基板面内で接着剤の層は一様に4μmの厚さだった。
そして、この前記複合圧電基板を面取り加工した後、この貼り合わせ基板を120℃の温度で2時間キュア処理をおこなった。さらにポリッシュによりLiTaO基板の厚さが30μmになるようにした。
また、実施例1から4で得られた複合化された圧電基板上に中心周波数1GHzのSAW共振子を作製し1mm角のチップ状に加工して−30〜85℃の温度特性を測定したところ、共振周波数の温度係数は10ppm/℃、反共振周波数の温度係数は30ppm/℃であった。
比較のために36°回転YカットLiTaOに前記と同様な中心周波数1GHzの共振子を作製し1mm角のチップ状に加工して−30〜85℃の温度特性を測定したところ共振周波数の温度係数は35ppm/℃、反共振周波数の温度係数は50ppm/℃であった。
この複合圧電基板の反りを周囲温度23℃にて測定したところ、25μmであった。
次にこの複合圧電基板を180℃で2時間大気中で加熱し室温に冷却した後に前記と同様に反りを周囲温度23℃にて測定したところ、45μmであった。
(比較例2)
直径4インチ(100mm)で厚さが215μm、貼り合わせ面とその反対側の面のそれぞれの表面粗さRaが共に0.3μm、ヤング率が340GPa、抵抗率が5×1013Ωcm(導電率2×10−14[Ω−1・cm−1])に加工したアルミナ基板を用意した。
また、圧電基板として導電率が1×10−14[Ω−1・cm−1]であり、直径4インチ(100mm)の36°回転Yカットタンタル酸リチウム(LiTaO)基板を用意して、この圧電基板の厚さが160μmとなるよう貼り合わせ面のRaが0.1nmになるよう仕上げた。
そして、前記アルミナ基板にエポキシを主成分とする紫外線硬化接着剤をスピンコートし貼り合わせ面上に均一に塗布した。
また、前記LiTaO基板の貼り合わせ面を洗浄し、接着剤を同様に塗布し、前記アルミナ基板の接着剤塗布面とLiTaO基板の接着剤塗布面を貼り合わせた。
次に、この貼り合わせた複合圧電基板に、照度50mW/cmの紫外線を5分間照射し、接着剤を硬化させた。このとき貼り合わせた基板面内で接着剤の層は一様に4μmの厚さだった。
そして、この前記複合圧電基板を面取り加工した後、この貼り合わせ基板を120℃の温度で2時間キュア処理をおこなった。さらにポリッシュによりLiTaO基板の厚さが30μmになるようにした。
この複合圧電基板の反りを周囲温度23℃にて測定したところ、250μmであった。
次にこの複合圧電基板を180℃で2時間大気中で加熱し室温に冷却した後に前記と同様に反りを周囲温度23℃にて測定したところ、600μmであった。
上述の実施例1〜4、比較例1,2の複合圧電基板の圧電基板の導電率と23℃における反りと180℃で2時間加熱して冷却した後の反りの関係を図2に示す。
図2に示したように、実施例1〜4の複合圧電基板は加熱前は反りが25〜30μmと安定していたのに対し、比較例1,2の複合圧電基板は加熱前でも反りが250μm以上発生していた。
そして比較例1,2の場合、加熱後は反りが600〜700μmとなっており、ステージに吸着させることが難しいものとなった。これに対して、実施例1〜4の複合圧電基板は、反りは50μm程度であり、ハンドリングは容易であった。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態は例示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなるものであっても本発明の技術的範囲に包含される。
本発明の複合化された圧電基板の概略を示した図である。 本発明の実施例1〜4、比較例1,2に記載の複合圧電基板に用いられた圧電基板の導電率と、23℃での反り及び180℃で2時間加熱して冷却した後の反りの関係を示す図である。
符号の説明
10…複合化された圧電基板、 11…圧電基板、 12…絶縁体基板、 13…接着剤。

Claims (17)

  1. 少なくとも、圧電基板と絶縁体基板が接着剤を介して貼り合わされた複合化された圧電基板であって、
    前記圧電基板は、導電率が1×10−13[Ω−1・cm−1]以上であり、また前記絶縁体基板は、導電率が1×10−14[Ω−1・cm−1]以下であることを特徴とする複合化された圧電基板。
  2. 前記圧電基板は、導電率が5×10−12[Ω−1・cm−1]以上1×10−10[Ω−1・cm−1]以下であることを特徴とする請求項1に記載の複合化された圧電基板。
  3. 前記圧電基板は、焦電性を示すものであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の複合化された圧電基板。
  4. 前記圧電基板は、LiTaO、LiNbOのいずれかからなるものであることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の複合化された圧電基板。
  5. 前記絶縁体基板は、熱膨張率が前記圧電基板の熱膨張率より小さいものであることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の複合化された圧電基板。
  6. 前記接着剤は、硬化後のヤング率が温度−40℃以上130℃以下で500MPa以上であることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の複合化された圧電基板。
  7. 前記圧電基板は、厚さが100μm以下であることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の複合化された圧電基板。
  8. 前記絶縁体基板は、セラミックスであることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の複合化された圧電基板。
  9. 前記絶縁体基板は、アルミナが主成分であることを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載の複合化された圧電基板。
  10. 前記接着剤は、ガラス転移温度が100℃以上のものであることを特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれか1項に記載の複合化された圧電基板。
  11. 加熱後の反りの値が、120μm以下であることを特徴とする請求項1ないし請求項10のいずれか1項に記載の複合化された圧電基板。
  12. 少なくとも、圧電基板と絶縁体基板とを接着剤で貼り合わせ、前記貼り合わせた基板を加熱して接着剤を固化させる複合化された圧電基板の製造方法であって、
    前記圧電基板として、導電率が1×10−13[Ω−1・cm−1]以上のものを、
    前記絶縁体基板として、導電率が1×10−14[Ω−1・cm−1]以下のものを用いることを特徴とする複合化された圧電基板の製造方法。
  13. 前記圧電基板として、導電率が5×10−12[Ω−1・cm−1]以上1×10−10[Ω−1・cm−1]以下のものを用いることを特徴とする請求項12に記載の複合化された圧電基板の製造方法。
  14. 前記接着剤として、硬化後のヤング率が温度−40℃以上130℃以下で500MPa以上となるものを用いることを特徴とする請求項12または請求項13に記載の複合化された圧電基板の製造方法。
  15. 前記圧電基板を、厚さが100μm以下とすることを特徴とする請求項12ないし請求項14のいずれか1項に記載の複合化された圧電基板の製造方法。
  16. 前記加熱処理は、前記接着剤のガラス転位温度が100℃以上になる条件で行われたことを特徴とする請求項12ないし請求項15のいずれか1項に記載の複合化された圧電基板の製造方法。
  17. 前記加熱処理は、加熱後の複合化された圧電基板の反りの量が120μm以下となる温度で行われたことを特徴とする請求項12ないし請求項16のいずれか1項に記載の複合化された圧電基板の製造方法。
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