JP2010067561A - 燃料電池システム - Google Patents

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Abstract

【課題】冷却系の冷却系の流量を直接的に検出することなく、冷却液の流量の推定を精度よく行う。
【解決手段】制御部10は、出口冷却液圧力Pcoに基づいて、冷却液の流量基準値を算出するとともに、入口冷却液温度Tccに基づいて、算出された冷却液の流量基準値を補正することにより、冷却液の流量を推定する。この場合、制御部10は、算出された冷却液の流量基準値を補正する場合、入口冷却液温度Tccが低い程、推定される冷却液の流量が小さくなるように補正を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃料電池システムに関する。
従来より、反応極に供給される反応ガスを電気化学的に反応させることにより発電を行う燃料電池を備える電池システムが知られている。この燃料電池システムは、発電にともなう燃料電池の発熱を冷却するための冷却系を備えている。冷却系は、循環流路を介して冷却手段(例えば、ラジエータ)と燃料電池との間で冷却液を循環させる構成となっている。
例えば、特許文献1には、循環流路における冷却液の圧力、具体的には、冷却液を循環させる循環ポンプの吐出圧力に基づいて冷却液の流量を推定する手法が開示されている。かかる手法によれば、流量計を用いずに、冷却液の流量を推定することができる。この推定された冷却液の流量は、例えば、循環ポンプの回転数を制御するために用いられる。
特開2002−184435号公報
たしかに、循環流路における冷却液の圧力から冷却液の流量を推定することができるものの、より精度よく流量を推定することができれば、さらに好ましい。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、冷却系の冷却系の流量を直接的に検出することなく、冷却液の流量の推定を精度よく行うことである。
かかる課題を解決するために、本発明は、循環流路における冷却液の圧力と、冷却手段から流出して燃料電池へ流入する区間における冷却液の温度である入口冷却液温度とに基づいて、循環流路における冷却液の流量を推定する。
本発明によれば、冷却液の粘度が温度よって変化するため、温度に応じて循環流路における圧力損失が変化する。そのため、冷却液の圧力のみならず、冷却液の温度を考慮することにより、精度よく冷却液の流量を推定することができる。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態にかかる燃料電池システムの構成を模式的に示すブロック図である。燃料電池システムは、例えば、車両に搭載されており、この車両は燃料電池システムから供給される電力によって駆動する。
燃料電池システムは、固体高分子電解質膜を介して燃料極と酸化剤極とが対設された燃料電池構造体を、セパレータを介して複数積層することにより構成される燃料電池スタック(燃料電池)1を備える。この燃料電池スタック1は、燃料極(反応極)に燃料ガス(反応ガス)が供給されるとともに酸化剤極(反応極)に酸化剤ガス(反応ガス)が供給されることにより、燃料ガスおよび酸化剤ガスを電気化学的に反応させて電力を発生する。本実施形態では、燃料ガスとして水素を、酸化剤ガスとして空気を用いるケースについて説明する。
燃料電池システムには、燃料電池スタック1に水素を供給するための水素系と、燃料電池スタック1に空気を供給するための空気系と、燃料電池スタック1を冷却するための冷却系とが備えられている。
水素系において、燃料ガスである水素は、燃料ガス供給手段から水素供給流路L1を介して燃料電池スタック1に供給される。具体的には、水素は、例えば、高圧水素ボンベといった燃料タンク2に貯蔵されており、この燃料タンク2から水素供給流路L1を介して燃料電池スタック1に供給される。
水素供給流路L1には、燃料タンク2の下流にタンク元バルブ(図示せず)が設けられているとともに、タンク元バルブの下流に減圧バルブ(図示せず)が設けられている。燃料タンク2内の水素は、タンク元バルブが開状態とされることにより、水素供給流路L1へと供給され、減圧バルブによって所定の圧力まで機械的に減圧される。また、水素供給流路L1には、減圧バルブの下流側に水素調圧バルブ3が設けられている。この水素調圧バルブ3の開度は、燃料電池スタック1の燃料極における水素圧力が所望の圧力となるように、後述する制御部10によって制御される。
燃料電池スタック1における個々の燃料極からの排出ガスは、燃料極排出流路L2に排出される。なお、本実施形態では、燃料電池スタック1における水素の流れは、燃料電池スタック1における空気の流れと平行かつその向きが対向するように設定されている。
空気系において、酸化剤ガスである空気は、空気供給手段から空気供給流路L3を介して燃料電池スタック1に供給される。具体的には、空気供給流路L3には、コンプレッサ4が設けられている。コンプレッサ4は、大気(空気)を取り込むとともに、これを加圧して吐出する。加圧された空気は、空気供給流路L3を介して燃料電池スタック1に供給される。
燃料電池スタック1における個々の酸化剤極からの排出ガス(酸素が消費された空気)は、酸化剤極排出流路L4を介して外部に排出される。酸化剤極排出流路L4には、空気調圧バルブ5が設けられている。この空気調圧バルブ5の開度は、燃料電池スタック1の酸化剤極における空気の圧力が所望の圧力となるように、制御部10によって制御される。
冷却系は、ラジエータ(冷却手段)6と、このラジエータ6と燃料電池スタック1との間で冷却液が循環する閉ループ状の循環流路L5とを有している。ラジエータ6には、ラジエータ6を送風するファン7が設けられている。循環流路L5には、冷却液を循環させる循環ポンプ(以下「冷却液循環ポンプ」という)8が設けられている。冷却液循環ポンプ8を動作させることにより、循環流路L5内の冷却液が循環する。燃料電池スタック1の冷却によって温度が上昇した冷却液は、循環流路L5を経由して、ラジエータ6に流れ、ラジエータ6によって冷却される。冷却された冷却液は、燃料電池スタック1に供給される。
また、本実施形態において、燃料電池スタック1における冷却液の流れは、反応ガスの流れと平行となっている。さらに、燃料電池スタック1における冷却液の流れは、空気の流れと同じ方向となっており、また、水素の流れと反対方向となっている。冷却液としては、不凍液であるエチレングリコール水溶液やプロピレングリコール水溶液などを用いることができる。
燃料電池スタック1には、燃料電池スタック1から取り出す出力(例えば、電流)を制御する出力取出装置(図示せず)が接続されている。燃料電池スタック1において発電された電力は、出力取出装置を介して車両駆動用の電動モータといった負荷や、燃料電池システムを動作させるために必要な補機に供給される。
制御部10は、システム全体を統合的に制御する機能を担っており、制御プログラムに従って動作することにより、システムの運転状態を制御する。制御部10としては、CPU、ROM、RAM、I/Oインターフェースを主体に構成されたマイクロコンピュータを用いることができる。この制御部10は、システムの状態に基づいて、各種の演算を行い、この演算結果を制御信号として各種のアクチュエータ(図示せず)に出力する。これにより、各種のバルブの状態、コンプレッサ4の回転数、および、冷却液循環ポンプ8の回転数などが制御される。
制御部10には、システムの状態を検出するために、各種センサ等からのセンサ信号が入力されている。入口冷却液温度センサ(第1の温度検出手段)11は、ラジエータ6から流出して燃料電池スタック1へ流入する区間(循環流路L5)における冷却液の温度(以下「入口冷却液温度」という)を検出する。本実施形態において、入口冷却液温度センサ11は、循環流路L5において、燃料電池スタック1における冷却液の入口側に設けられている。出口冷却液圧力センサ(圧力検出手段)12は、冷却液循環ポンプ8の吐出側に設けられており、循環流路L5を流れる冷却液の圧力(以下「出口冷却液圧力」という)を検出する。また、水素温度センサ13は、燃料電池スタック1の燃料極側から排出される排出ガスの温度を検出するセンサである。
本実施形態との関係において、制御部10は、入口冷却液温度センサ11によって検出される入口冷却液温度に基づいて、燃料電池スタック1を冷却するための必要流量に対応する冷却液の圧力に関する判定閾値を算出する(演算手段)。また、制御部10は、算出される判定閾値と、出口冷却液圧力センサ12によって検出される出口冷却液圧力とを比較することにより、冷却液の流量が必要流量以上であるか否かを診断する(診断手段)。ここで、制御部10は、入口冷却液温度が低い程、判定閾値が大きくなるように、その値を算出する。
図2は、本発明の第1の実施形態にかかる燃料電池システムの制御方法、具体的には、冷却液の流量制御の手順を示すフローチャートである。同図に示す処理は、所定周期で呼び出され、制御部10によって実行される。
ます、ステップ1(S1)において、入口冷却液温度センサ11から入口冷却液温度Tccが読み込まれる。
ステップ2(S2)において、判定閾値Pdthが設定される。ここで、図3は、判定閾値Pdthと入口冷却液温度Tccとの対応関係を示す説明図である。この判定閾値Pdthは、後述する出口冷却液圧力Pcoと比較対象となる判定閾値であり、本実施形態では、入口冷却液温度Tccに基づいて一義的に決定される。判定閾値Pdthは、ある入口冷却液温度Tccの冷却液が燃料電池スタック1を冷却するための必要流量(最低流量)を基準として、この最低流量に対応する循環流路L5における冷却液の圧力(圧力下限値)を示している。
図4は、循環流路L5の一巡に対応する圧力損失Pdと、冷却液の流量Qとの対応関係を示す説明図である。同図において、線分Pdhは、冷却液の温度が高温時(例えば、第1の温度T1)における圧力損失Pdと冷却液の流量Qとの関係を示し、線分Pdlは、冷却液の温度が低温時(例えば、第1の温度よりも低い第2の温度T2(T1>T2))における圧力損失Pdと冷却液の流量Qとの関係を示す。
一般に、冷却液の流量は、循環流路L5の圧力損失に依存するパラメータであるため、出口冷却液圧力をモニタリングすることにより、冷却液の流量を推定することができる。ただし、冷却液は、低温になる程と粘度が高くなるため、冷却液が低温になる程、循環流路L5の一巡に対応する圧力損失Pdも大きくなる。このため、同一の圧力であっても、冷却液の温度が低い程、冷却液の流量が小さくなる傾向となる。それ故に、線分Pdhは、線分Pdlよりも傾きが小さくなる。
図4に示すように、冷却液の温度が第1の温度T1である場合、冷却液の必要最低流量Qhminを確保するための冷却液の圧力は、Pdh1となる。すなわち、出口冷却液圧力センサ12によって検出される出口冷却液圧力が圧力Pdh1以上であれば、循環流路L5の圧力損失を考慮しても、必要最低流量Qhmin以上の流量が確保されることとなる。したがって、第1の温度T1のケースでは、判定閾値として圧力Pdh1を設定することができるが、外乱等の要因を考慮して、圧力Pdh2を加味した値を判定閾値Pdhthとする。
また、図4に示すように、冷却液の温度が第2の温度T2である場合、冷却液の必要最低流量Qlminを確保するための冷却液の圧力は、Pdl1となる。すなわち、出口冷却液圧力センサ12によって検出される出口冷却液圧力が圧力Pdl1以上であれば、循環流路L5の圧力損失を考慮しても、必要最低流量Qlmin以上の流量が確保されることとなる。したがって、第2の温度T2のケースでは、判定閾値として圧力Pdl1を設定することができるが、外乱等の要因を考慮して、圧力Pdl2を加味した値を判定閾値Pdlthとする。
このような観点から、種々の入口冷却液温度Tccに対応する判定閾値Pdthを、冷却液の粘性に起因する循環流路L5の圧力損失等から決定することにより、図3に示すような対応関係を取得することができる。本実施形態では、図3の実線に示すように、判定閾値Pdthは、入口冷却液温度Tccが低下する程、値が大きくなるような傾向に設定されている。制御部10は、判定閾値Pdthと入口冷却液温度Tccとの対応関係をマップまたは演算式として保持しており、入口冷却液温度Tccに基づいて判定閾値Pdthを決定する。
ステップ3(S3)において、制御部10は、出口冷却液圧力センサ12から出口冷却液圧力Pcoを読み込む。
ステップ4(S4)において、制御部10は、出口冷却液圧力Pcoが判定閾値Pdth以上であるか否かを判断する。このステップ4において肯定判定された場合、すなわち、出口冷却液圧力Pcoが判定閾値Pdth以上である場合には(Pco≧Pdth)、本ルーチンを抜ける。一方、ステップ4において否定判定された場合、すなわち、出口冷却液圧力Pcoが判定閾値Pdthよりも小さい場合には(Pco<Pdth)、ステップ5(S5)に進む。
ステップ5において、制御部10は、冷却液の流量を増加させる流量増加制御を行う。具体的には、制御部10は、冷却液循環ポンプ8の回転数を現在のそれよりも大きな値に設定する。また、冷却液循環ポンプ8の回転数を大きく設定しても、冷却液の流量が不足するような場合には、燃料電池スタック1の出力を制限したり、冷却系の異常として、燃料電池スタック1の運転を停止したりしてもよい。
このように本実施形態によれば、入口冷却液温度Tccに基づいて、燃料電池を冷却するための必要流量に対応する冷却液の圧力に関する判定閾値Pdthが算出される。そして、算出された判定閾値Pdthと、出口冷却液圧力Pcoとが比較され、これにより、冷却液の流量が必要最低流量以上であるか否かが診断される。
冷却液は、低温になる程粘度が高くなり、循環流路L5における冷却液の圧力損失が高くなる。そのため、同じ冷却液の圧力であっても低温時の方が冷却液の流量が低下する傾向にある。本実施形態によれば、入口冷却液温度Tccを考慮することにより、流量診断の精度の向上を図ることができる。これにより、燃料電池スタック1の冷却液の流量が不足するといった事態の発生を抑制することができる。その結果、冷却不良による燃料電池スタック1の熱破損を有効に抑制することができる。
また、本実施形態によれば、入口冷却液温度Tcc、すなわち、ラジエータ6から流出して燃料電池スタック1へ流入する区間における低温側の冷却液の温度を用いて処理が行われる。これにより、循環流路L5の圧力損失が高めに想定されるので、実際に流れている冷却液の流量よりも少ない方向で流量が見積もられる。これにより、安全側で診断を行うことができる。
なお、上述した実施形態では、判定閾値Pdthと入口冷却液温度Tccとの対応関係は線形的に設定されているが、本発明はこれに限定されない。例えば、図3の破線で示すように、低温側では、高めの判定閾値Pdthを採用し、高温側では低めの判定閾値Pdthを採用するといったように、判定閾値Pdthと入口冷却液温度Tccとの対応関係をステップ的に設定しもよい。換言すれば、制御部10は、入口冷却液温度Tccが第1の温度である場合には、入口冷却液温度Tccが第1の温度よりも高い第2の温度である場合と比較して、判定閾値Pdthを大きな値に設定することとなる。
上述した実施形態では、冷却液の流量制御において、冷却液の圧力をベースに、冷却液の流量が必要最低流量以上となっているか否かを判定している。ただし、同一圧力であっても、冷却液の温度に応じて、冷却液の流量が変動するという点に鑑みれば、制御部10は、冷却液の温度に応じて冷却液の流量を推定する演算手段としての機能を有している。
図5は、出口冷却液圧力Pcoおよび入口冷却液温度Tccに対応する冷却液の流量Qcの関係を示す説明図である。冷却液の流量は、冷却液の圧力が小さい程小さくなる傾向にある。また、同図に示すように、ある圧力状態において、冷却液の流量は、冷却液の温度が低くなる程小さくなる傾向にある。
すなわち、制御部10は、出口冷却液圧力センサ12によって検出される出口冷却液圧力Pcoと、入口冷却液温度センサ11によって検出される入口冷却液温度Tccとに基づいて、循環流路L5における冷却液の流量を推定することができる。具体的には、制御部10は、出口冷却液圧力Pcoに基づいて、冷却液の流量基準値(例えば、図5に示す実線)を算出するとともに、入口冷却液温度Tccに基づいて、算出された冷却液の流量基準値を補正することにより、冷却液の流量を推定する。この場合、制御部10は、算出された冷却液の流量基準値を補正する場合、入口冷却液温度Tccが低い程、推定される冷却液の流量が小さくなるように補正を行う。
このように、同じ冷却液の圧力であっても低温時の方が冷却液の流量が低下する傾向にある。本実施形態によれば、入口冷却液温度Tccを考慮することにより、流量推定の精度の向上を図ることができる。
なお、本実施形態では、入口冷却液温度を、冷却液の温度を直接的に検出する入口冷却液温度センサ11によって検出している。しかしながら、燃料電池スタックにおいて、冷却液の流れ方向と、反応ガス(本実施形態では、水素)の流れとが対向している場合には、燃料電池スタック1における反応ガスの出口側の温度から、入口冷却液温度を間接的に検出してもよい。すなわち、本実施形態では、水素温度センサ13によって検出される排出ガスの温度を、入口冷却液温度として用いることもできる。
入口冷却液温度センサ11の場合、冷却液の循環流量が極めて少なくなったり、あるいは停止した場合には、冷却液がセンサ部まで到達せず、冷却液の温度を検出するのが困難となる場合がある。しかしながら、本実施形態によれば、温度的に対応する箇所を検出することにより間接的に冷却液の温度を検出することができる。
(第2の実施形態)
図6は、本発明の第2の実施形態にかかる燃料電池システムの構成を模式的に示すブロック図である。本実施形態の燃料電池システムが、第1の実施形態のそれと相違する点は、出口冷却液温度をさらに検出することにある。なお、第1の実施形態と重複する構成については符号を引用してその説明は省略するととし、以下、相違点を中心として説明を行う。
出口冷却液温度センサ14は、出口冷却液温度、すなわち、燃料電池スタック1から流出してラジエータ6へ流入する区間(循環流路L5)における冷却液の温度を検出する。本実施形態において、出口冷却液温度センサ14は、循環流路L5において、燃料電池スタック1に対する冷却液の出口側に設けられている。出口冷却液温度センサ14によって検出される出口冷却液温度は、制御部10に入力される。
図7は、本発明の第2の実施形態にかかる燃料電池システムの制御方法、具体的には、冷却液の流量制御の手順を示すフローチャートである。同図に示す処理は、所定周期で呼び出され、制御部10によって実行される。本実施形態では、上述した第1の実施形態に示すステップ2の処理に代えて、ステップ6(S6)からステップ8(S8)までの処理が実行される。
具体的には、ステップ1に続くステップ6において、制御部10は、出口冷却液温度センサ14から出口冷却液温度Tchを読み込む。
ステップ7(S7)において、制御部10は、入口冷却液温度Tccと出口冷却液温度Tcdとの平均値である平均温度Tcaを算出する。
ステップ8において、判定閾値Pdthが設定される。ここで、図8は、判定閾値Pdthと平均温度Tcaとの対応関係を示す説明図である。この判定閾値Pdthは、冷却液圧力Pcoと比較対象となる判定閾値であり、本実施形態では、平均温度Tcaに基づいて一義的に決定される。判定閾値Pdthは、ある平均温度Tacにおいて燃料電池スタック1を冷却するために必要な冷却液の最低流量を基準として、この最低流量に対応する循環流路L5における冷却液の圧力(圧力下限値)を示している。
同図に示す対応関係は、種々の平均温度Tcaに対応する判定閾値Pdthを、冷却液の粘性に起因する循環流路L5の圧力損失から決定することにより、取得することができる。同図に示す例において、判定閾値Pdthは、平均温度Tcaが低下する程、大きくなるような傾向に設定されている。制御部10は、判定閾値Pdthと平均温度Tcaとの対応関係をマップまたは演算式として保持しており、平均温度Tcaに基づいて判定閾値Pdthを決定する。
このように本実施形態によれば、入口冷却液温度センサ11によって検出される入口冷却液温度Tccと、出口冷却液温度センサ14によって検出される出口冷却液温度Tchとの平均値(平均温度)Tcaに基づいて、演算処理(診断処理)を行う。
かかる構成によれば、第1の実施形態と同様の効果を奏するとともに、温度が高い箇所である出口冷却液温度Tchと、温度が低い箇所である入口冷却液温度Tcaとの平均温度を求めることにより、循環流路L5の平均的な圧力損失を考慮して診断に用いる判定閾値Pdthを設定することができる。したがって、流量診断の精度向上を図ることができる。これにより、燃料電池スタック1の冷却液の流量不足を抑制することができ、冷却不良による燃料電池スタック1の劣化を抑制することができる。
また、平均温度Tcaを用いる手法であっても、第1の実施形態に示したように、出口冷却液圧力Pcoと平均温度Tcaとに基づいて循環流路L5における冷却液の流量を推定することも可能である。なお、推定手法については、入口冷却液温度Tccを平均温度Tcaに代える点以外については同様である。
また、本実施形態では、出口冷却液温度Tchを、循環流路L5における冷却液の温度を直接的に検出する出口冷却液温度センサ14によって検出している。しかしながら、燃料電池スタックにおいて、冷却液の流れ方向と、反応ガス(本実施形態では、空気)の流れとが対応している場合には、空気温度センサ15により、燃料電池スタック1における反応ガスの出口側の温度から、出口冷却液温度Tchを間接的に検出してもよい。すなわち、本実施形態では、空気温度センサ15によって検出される排出ガスの温度を、入口冷却液温度Tchとして用いることもできる。
出口冷却液温度センサ14の場合、冷却液の循環流量が極めて少なくなったり、あるいは停止した場合には、冷却液がセンサ部まで到達せず、冷却液の温度を検出するのが困難となる場合がある。しかしながら、本実施形態によれば、温度的に対応する箇所を検出することにより間接的に冷却液の温度を検出することができる。
(第3の実施形態)
図9は、本発明の第3の実施形態にかかる燃料電池システムの構成を模式的に示すブロック図である。本実施形態の燃料電池システムが、第2の実施形態のそれと相違する点は、入口冷却液圧力をさらに検出することにある。なお、第2の実施形態と重複する構成については符号を引用してその説明は省略するととし、以下、相違点を中心として説明を行う。
入口冷却液圧力センサ(圧力検出手段)16は、入口冷却液圧力、すなわち、冷却液循環ポンプ8の吸入側に設けられており、循環流路L5を流れる冷却液の圧力を検出する。入口冷却液圧力センサ16によって検出される入口冷却液圧力は、制御部10に入力される。
図10は、本発明の第3の実施形態にかかる燃料電池システムの制御方法、具体的には、冷却液の流量制御の手順を示すフローチャートである。同図に示す処理は、所定周期で呼び出され、制御部10によって実行される。本実施形態では、上述した第2の実施形態に示す処理に加え、ステップ3とステップ4との間に、ステップ9(S9)とステップ10(S10)の処理が実行される。
具体的には、ステップ3に続くステップ9において、制御部10は、入口冷却液圧力センサ16から入口冷却液圧力Pciを読み込む。
ステップ10において、制御部10は、出口冷却液圧力Pcoから入口冷却液圧力Pciを減算することにより、圧力差Pcdを読み込む。そして、ステップ10に続くステップ4において、制御部10は、圧力差Pcdが判定閾値Pdth以上であるか否かが判断される。
このように本実施形態において、圧力検出手段は、出口冷却液圧力Pcoと入口冷却液圧力Pciとの差圧を検出する。
かかる構成によれば、第2の実施形態と同様の効果を奏するとともに、冷却系のなかで冷却液循環ポンプ8における入出口の圧力差は、冷却液の流量に対する感度が大きい。そのため、診断精度が向上する。また、入出口の圧力差を検出することにより、冷却液の圧力変動を冷却液循環ポンプ8の入出口で相殺することができるので、誤診断を抑制することができる。さらに、加圧キャップを用いた場合にも、冷却液循環ポンプ8の入出口の圧力差と、冷却液の流量の関係は加圧系には依存しない。そのため、診断精度の信頼性の向上を図ることができる。
なお、本実施形態は、第2の実施形態とベースとして説明を行ったが、第1の実施形態に適用することも可能である。また、圧力差Pcdを用いる手法であっても、第1の実施形態に示したように、入口冷却液温度Tcc(または平均温度Tca)と、圧力差cdに基づいて循環流路L5における冷却液の流量を推定することも可能である。
第1の実施形態にかかる燃料電池システムの構成を模式的に示すブロック図 第1の実施形態にかかる燃料電池システムの制御方法を示すフローチャート 判定閾値Pdthと入口冷却液温度Tccとの対応関係を示す説明図 循環流路L5の一巡に対応する圧力損失Pdと冷却液の流量Qとの対応関係を示す説明図 出口冷却液圧力Pcoおよび入口冷却液温度Tccに対応する冷却液の流量Qcの関係を示す説明図 第2の実施形態にかかる燃料電池システムの構成を模式的に示すブロック図 第2の実施形態にかかる燃料電池システムの制御方法を示すフローチャート 判定閾値Pdthと平均温度Tcaとの対応関係を示す説明図 第3の実施形態にかかる燃料電池システムの構成を模式的に示すブロック図 第3の実施形態にかかる燃料電池システムの制御方法を示すフローチャート
符号の説明
1 燃料電池スタック
2 燃料タンク
3 水素調圧バルブ
4 コンプレッサ
5 空気調圧バルブ
6 ラジエータ
7 ファン
8 冷却液循環ポンプ
9 ステップ
10 ステップ
10 制御部
11 入口冷却液温度センサ
12 出口冷却液圧力センサ
13 水素温度センサ
14 出口冷却液温度センサ
15 空気温度センサ
16 入口冷却液圧力センサ

Claims (10)

  1. 反応極に供給される反応ガスを電気化学的に反応させることにより発電を行う燃料電池と、
    循環流路を介して前記燃料電池との間で冷却液を循環させることにより、前記燃料電池を冷却する冷却手段と、
    前記循環流路における冷却液の圧力を検出する圧力検出手段と、
    前記冷却手段から流出して前記燃料電池へ流入する区間における冷却液の温度を入口冷却液温度として検出する第1の温度検出手段と、
    前記圧力検出手段によって検出される冷却液の圧力と、前記第1の温度検出手段によって検出される入口冷却液温度とに基づいて、前記循環流路における冷却液の流量を推定する演算手段と
    を有することを特徴とする燃料電池システム。
  2. 前記演算手段は、前記圧力検出手段によって検出される冷却液の圧力に基づいて、前記冷却液の流量基準値を算出するとともに、前記温度検出手段によって検出される入口冷却液温度に基づいて、前記算出された冷却液の流量基準値を補正することにより、前記冷却液の流量を推定することを特徴とする請求項1に記載された燃料電池システム。
  3. 前記演算手段は、前記算出された冷却液の流量基準値を補正する場合、前記入口冷却液温度が低い程、前記推定される冷却液の流量が小さくなるように補正を行うことを特徴とする請求項2に記載された燃料電池システム。
  4. 反応極に供給される反応ガスを電気化学的に反応させることにより発電を行う燃料電池と、
    循環流路を介して前記燃料電池との間で冷却液を循環させることにより、前記燃料電池を冷却する冷却手段と、
    前記循環流路における冷却液の圧力を検出する圧力検出手段と、
    前記冷却手段から流出して前記燃料電池へ流入する区間における冷却液の温度を入口冷却液温度として検出する第1の温度検出手段と、
    前記第1の温度検出手段によって検出される入口冷却液温度に基づいて、前記燃料電池を冷却するための必要流量に対応する前記冷却液の圧力に関する判定閾値を算出する演算手段と、
    前記演算手段によって算出される判定閾値と、前記圧力検出手段によって検出される冷却液圧力とを比較することにより、前記冷却液の流量が前記必要流量以上であるか否かを診断する診断手段と
    を有することを特徴とする燃料電池システム。
  5. 前記演算手段は、前記第1の温度検出手段によって検出される入口冷却液温度が第1の温度である場合には、当該入口冷却液温度が前記第1の温度よりも高い第2の温度である場合と比較して、前記判定閾値を大きな値に設定することを特徴とする請求項4に記載された燃料電池システム。
  6. 前記演算手段は、前記入口冷却液温度が低い程、値が大きくなるように前記判定閾値を算出することを特徴とする請求項4または5に記載された燃料電池システム。
  7. 前記燃料電池から流出して前記冷却手段へ流入する区間における冷却液の温度を出口冷却液温度として検出する第2の温度検出手段をさらに有し、
    前記演算手段は、前記第1の温度検出手段によって検出される入口冷却液温度と、前記第2の温度検出手段によって検出される出口冷却液温度との平均値に基づいて、演算処理を行うことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載された燃料電池システム。
  8. 前記反応ガスは、前記燃料電池において前記冷却液の流れ方向と対向する方向に流れており、
    前記第1の温度検出手段は、前記燃料電池の出口側における前記反応ガスの温度を前記入口冷却液温度として検出することを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載された燃料電池システム。
  9. 前記反応ガスは、前記燃料電池において前記冷却液の流れ方向と対応する方向に流れており、
    前記第2の温度検出手段は、前記燃料電池の出口側における前記反応ガスの温度を前記出口冷却液温度として検出することを特徴とする請求項7に記載された燃料電池システム。
  10. 前記循環流路に設けられており、前記冷却液を循環させる循環手段をさらに有し、
    前記圧力検出手段は、前記循環手段における冷却液の出口側の圧力と入口側の圧力との差圧を検出することを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載された燃料電池システム。
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