JP2010067534A - 燃料電池システム、および、燃料電池システムの制御方法 - Google Patents

燃料電池システム、および、燃料電池システムの制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】1つの空気供給装置を共通に用いるタイプの改質型燃料電池システムにおいて、燃料電池システムの起動時に、燃料電池および改質器を効率よく速やかに暖機する。
【解決手段】燃料電池システム1000は、燃料電池100のカソード、および、改質器20に空気を供給するために共通に用いられる1つのエアブロア30と、エアブロア30から送出された空気を燃料電池100のカソードに供給するための配管32と、配管32から分岐し、エアブロア30から送出された空気を改質器20に供給するための分岐配管36と、分岐配管36に配設され、エアブロア30から送出された空気を改質器20に供給するか否かを切り換える電磁弁37と、燃料電池100のカソード、および、改質器20に供給される空気の流量が、それぞれ、所定の振幅および周期で変化するように、エアブロア30を制御する制御ユニット50と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃料電池システム、および、燃料電池システムの制御方法に関するものである。
燃料ガスと酸化剤ガスとの電気化学反応によって発電する燃料電池がエネルギ源として注目されている。この燃料電池を備える燃料電池システムには、改質器によって原料(アルコール、炭化水素、アルデヒド等)を改質して改質ガスを生成し、この改質ガスに含まれる燃料ガス(水素)を燃料電池による発電に利用するタイプの、いわゆる改質型燃料電池システムがある。
このような燃料電池システムでは、改質器における原料の改質には、水素収率に優れた水蒸気改質反応が用いられることが多い。そして、この水蒸気改質反応は吸熱反応であるので、改質器の始動時には、改質器を暖機するために、改質器に原料および空気が供給され、発熱反応である原料の部分酸化反応が利用される。
特開2001−313048号公報 特開2005−350345号公報 特開2001−243649号公報
ところで、上述した改質型燃料電池システムでは、システムの小型化や、低コスト化を図るために、燃料電池のカソードへの空気(酸化剤ガス)供給用、および、改質器への空気供給用に、1つの空気供給装置(エアブロアや、エアコンプレッサ等)を共通に用いる場合がある(例えば、上記特許文献参照)。そして、燃料電池システムの起動時に、燃料電池および改質器を速やかに暖機するためには、燃料電池のカソードに供給される空気、および、改質器に供給される空気の流量が、それぞれ、適切に制御されることが好ましい。
しかし、上記特許文献に記載された燃料電池システムでは、燃料電池のカソードに供給される空気、および、改質器に供給される空気の流量の制御については、何ら考慮されておらず、また、燃料電池のカソードに供給される空気、および、改質器に供給される空気の流量を、同時に、かつ、適切に制御することは困難だった。このため、燃料電池システムの起動時に、燃料電池および改質器を効率よく速やかに暖機することができなかった。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、燃料電池のカソードへの空気供給用、および、改質器への空気供給用に、1つの空気供給装置を共通に用いるタイプの改質型燃料電池システムにおいて、燃料電池システムの起動時に、燃料電池および改質器を効率よく速やかに暖機することを目的とする。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するために以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]原料を改質する改質器と、該改質器によって生成された改質ガスに含まれる燃料ガスを用いて発電を行う燃料電池とを備える燃料電池システムであって、前記改質器に前記原料を供給する原料供給部と、前記燃料電池のカソード、および、前記改質器に空気を供給するために共通に用いられる1つの空気供給装置と、前記空気供給装置から送出された空気を前記燃料電池のカソードに供給するための空気供給配管と、前記空気供給配管から分岐し、前記空気供給装置から送出された空気を前記改質器に供給するための分岐配管と、前記空気供給装置から送出された空気を、前記分岐配管を介して、前記改質器に供給するか否かを切り換え可能なバルブと、前記バルブを少なくとも開弁して前記空気供給装置から送出された空気を前記改質器に供給するときに、前記燃料電池のカソード、および、前記改質器に供給される空気の流量を、それぞれ、所定の振幅および周期で変化させる流量制御部と、を備える燃料電池システム。
改質器の暖気時、すなわち、改質器における原料の部分酸化反応時に、改質器に供給される原料に含まれる炭素量に対して、改質器に供給される空気に含まれる酸素量が、多過ぎたり、少な過ぎたりすると、改質器に備えられた触媒の劣化を招くという不具合が生じる。つまり、改質器の暖機時に改質器に供給される空気の流量には適切な範囲が存在する。一方、燃料電池の暖気時に、燃料電池のカソードに供給される空気の流量が、多過ぎたり、少な過ぎたりすると、燃料電池の暖機が効率よく行われないという不具合が生じる。つまり、燃料電池の暖機時に燃料電池のカソードに供給される空気の流量にも適切な範囲が存在する。そして、1つの空気供給装置を用いて、燃料電池のカソード、および、改質器に供給される空気の流量を、それぞれ、同時に、かつ、適切な範囲内となるようにすることは、燃料電池システムの設計上、容易ではない。
適用例1の燃料電池システムでは、流量制御部によって、1つの空気供給装置から燃料電池のカソード、および、改質器に供給される空気の流量を、それぞれ、所定の振幅および周期で変化させるので、燃料電池の暖機に適した範囲内の量の空気を、少なくとも周期的に、燃料電池のカソードに供給するとともに、改質器の暖機に適した範囲内の量の空気を、少なくとも周期的に、改質器に供給するようにすることができる。この結果、燃料電池および改質器を効率よく速やかに暖機することができる。また、適用例1の燃料電池システムによれば、改質器の暖機を適切に行うことができるので、改質器の暖機時の空気の過不足に起因する種々の不具合を回避することもできる。
なお、適用例1の燃料電池システムにおいて、上記分岐配管は、1つであってもよいし、複数であってもよい。また、上記バルブは、開閉弁であってもよいし、流量調整弁であってもよい。
[適用例2]適用例1記載の燃料電池システムであって、前記流量制御部は、前記改質器に供給される空気の流量が、少なくとも周期的に、前記原料の部分酸化反応による前記改質器の暖機に適した範囲内に入るように、前記燃料電池のカソード、および、前記改質器に供給される空気の流量を変化させる、燃料電池システム。
適用例2の燃料電池システムでは、改質器に供給される空気の流量が、少なくとも周期的に、原料の部分酸化反応による改質器の暖機に適した範囲内に入るように、燃料電池のカソード、および、改質器に供給される空気の流量を変化させるので、効率よく改質器の暖機を行うことができる。
[適用例3]適用例2記載の燃料電池システムであって、前記原料の部分酸化反応による前記改質器の暖機に適した範囲は、前記改質器に供給される空気に含まれる酸素(O)と、前記改質器に供給される前記原料に含まれる炭素(C)との比であるO/C比に基づいて定められている、燃料電池システム。
[適用例4]適用例1ないし3のいずれかに記載の燃料電池システムであって、さらに、前記燃料電池のアノードから排出された前記燃料ガスを含むガスを、前記燃料電池のカソードから排出された空気を利用して燃焼させることによって、前記改質器を加熱する燃焼部を備え、前記流量制御部は、前記燃料電池のカソードから排出されて前記燃焼部に供給される空気の流量が、少なくとも周期的に、前記燃料ガスを含むガスの燃焼に適した範囲内に入るように、前記燃料電池のカソード、および、前記改質器に供給される空気の流量を変化させる、燃料電池システム。
燃料電池システムが、上記燃焼部を備える場合、この燃焼部によって、外部から改質器を効率よく過熱する観点から、燃料電池のカソードから排出されて燃焼部に供給される空気の流量にも適切な範囲が存在する。
適用例4の燃料電池システムでは、燃料電池のカソードから排出されて上記燃焼部に供給される空気の流量が、少なくとも周期的に、燃料ガスを含むガスの燃焼に適した範囲内に入るように、燃料電池のカソード、および、改質器に供給される空気の流量を変化させるので、さらに効率よく改質器の暖機を行うことができる。
[適用例5]適用例4記載の燃料電池システムであって、前記燃料ガスを含むガスの燃焼に適した範囲は、前記燃焼部における空気過剰率λに基づいて定められている、燃料電池システム。
本発明は、上述の燃料電池システムとしての構成の他、燃料電池システムの制御方法の発明として構成することもできる。また、これらを実現するコンピュータプログラム、およびそのプログラムを記録した記録媒体、そのプログラムを含み搬送波内に具現化されたデータ信号など種々の態様で実現することが可能である。なお、それぞれの態様において、先に示した種々の付加的要素を適用することが可能である。
本発明をコンピュータプログラムまたはそのプログラムを記録した記録媒体等として構成する場合には、燃料電池システムの動作を制御するプログラム全体として構成するものとしてもよいし、本発明の機能を果たす部分のみを構成するものとしてもよい。また、記録媒体としては、フレキシブルディスクやCD−ROM、DVD−ROM、光磁気ディスク、ICカード、ROMカートリッジ、パンチカード、バーコードなどの符号が印刷された印刷物、コンピュータの内部記憶装置(RAMやROMなどのメモリ)および外部記憶装置などコンピュータが読み取り可能な種々の媒体を利用できる。
以下、本発明の実施の形態について、実施例に基づき説明する。
A.第1実施例:
図1は、本発明の第1実施例としての燃料電池システム1000の概略構成を示す説明図である。この燃料電池システム1000は、いわゆる改質型燃料電池システムであり、原料を改質する改質器20と、この改質器20によって生成された改質ガスに含まれる燃料ガス(水素)を用いて発電を行う燃料電池100とを備えている。また、改質器20は、吸熱反応である水蒸気改質反応によって原料の改質を行うため、燃料電池システム1000は、改質器20を外部から加熱するための燃焼部40も備えている。この燃焼部40は、燃料電池システム1000の起動時に、改質器20や燃料電池100を暖機するためにも用いられる。なお、本実施例では、燃料電池100として、固体酸化物型の燃料電池を用いるものとした。この場合、水素だけでなく、改質ガスに含まれる炭化水素等の未反応燃料(未改質原料)や、改質反応によって生成された一酸化炭素も燃料電池100での発電に使われる。燃料電池100として、固体高分子型やリン酸型や溶融炭酸塩型などの他のタイプの燃料電池を用いるようにしてもよい。
この燃料電池システム1000では、図示しない原料タンクに貯蔵された原料が、昇圧ポンプ10によって昇圧され、配管12を介して改質器20に供給される。原料としては、ガソリンや、メタノール等のアルコール、エーテル、アルデヒド等の炭化水素化合物が用いられる。改質器20への原料の供給量は、例えば、昇圧ポンプ10が備えるモータの回転数や、配管12に配設された図示しない流量調整弁の開度を変化させることによって制御される。原料タンク、昇圧ポンプ10、流量調整弁等は、本発明における原料供給部に相当する。また、改質器20には、水蒸気改質反応に用いられる水が、改質水ポンプ14を用いて、配管16を介して供給される。改質器20への水の供給量は、改質水ポンプ14が備えるモータの回転数を変化させることによって制御される。
改質器20は、水蒸気改質反応によって原料を改質し、燃料ガスとしての水素を含む混合ガス(改質ガス)を生成する。改質器20によって生成された水素を含む混合ガスは、配管22を介して燃料電池100のアノードに供給される。そして、燃料電池100のアノードから排出されたアノードオフガスは、配管24を介して、燃焼部40に供給される。アノードオフガスには、燃料電池100における発電で未消費の水素や未反応燃料や一酸化炭素が含まれる。
燃料電池100のカソードには、本発明における空気供給装置としてのエアブロア30から送出された空気が、酸素を含有した酸化剤ガスとして、配管32を介して供給される。また、改質器20の始動時には、エアブロア30から送出された空気は、配管32から分岐した分岐配管36を介して、改質器20にも供給され、発熱反応である原料の部分酸化反応によって、改質器20の暖機が行われる。なお、分岐配管36には、電磁弁37が配設されており、この電磁弁37の開閉状態を切り換えることによって、改質器20に空気を供給するか否かが切り換えられる。また、燃料電池100のカソード、および、改質器20への空気の供給量は、エアブロア30が備えるモータの回転数を変化させることによって制御される。そして、燃料電池100のカソードから排出されるカソードオフガスは、配管34を介して、燃焼部40に供給される。カソードオフガスには、燃料電池100における発電で未消費の酸素が含まれており、この酸素は、燃焼部40において、水素や未反応燃料や一酸化炭素を燃焼させるための支燃ガスとして利用される。
燃焼部40は、アノードオフガスに含まれる、燃料電池100における発電で未消費の水素や未反応燃料や一酸化炭素を燃焼させて、改質器20、および、燃料電池100を加熱する。燃焼部40から排気された排気ガスは、配管42を介して、図示しない触媒装置に供給され、この触媒装置によって、燃焼部40で燃焼し切らなかった未反応燃料と一酸化炭素、および、燃焼部40で発生した窒素酸化物が除去された後、外部に排気される。なお、排気ガスに含まれる水蒸気は、図示しない熱交換器を用いて回収され、例えば、改質器20における原料の改質に再利用される。
燃料電池システム1000の運転は、制御ユニット50によって制御される。制御ユニット50は、内部にCPU、RAM、ROM、タイマなどを備えるマイクロコンピュータとして構成されており、ROMに記憶されたプログラムに従って、例えば、各種バルブや、ポンプの駆動等、システムの運転を制御する。後述するように、制御ユニット50、エアブロア30、電磁弁37は、本発明における流量調整部に相当する。
燃料電池システム1000において、燃料電池100、および、改質器20の起動時(暖機時)に、配管32を介して燃料電池100のカソードに供給される空気の流量と、分岐配管36を介して改質器20に供給される空気の流量とは、大きく異なるため、配管32の口径と、分岐配管36の口径とは、大きく異なっている。具体的には、分岐配管36の口径は、配管32の口径よりも小さい。そして、両者の圧力損失の差によって、以下に説明するように、エアブロア30から送出される空気の流量と、改質器20に供給される空気の流量との関係は、非線形となる。
図2は、電磁弁37を開弁したときのエアブロア30から送出される空気の流量(エア流量)と、燃料電池100のカソードにおける圧力損失(カソードエア供給圧力損失)との関係、および、エアブロア30から送出される空気の流量(エア流量)と、改質器20に供給される空気の流量(改質器供給エア流量)との関係を示す説明図である。図2(a)に、エアブロア30から送出されるエア流量と、カソードエア供給圧力損失との関係を示した。また、図2(b)に、エアブロア30から送出されるエア流量と、改質器供給エア流量との関係を示した。
図2(a)に示したように、エアブロア30から送出されるエア流量が増加するに伴い、カソードエア供給圧力損失は、急激に増加する。そして、図2(b)に示したように、燃料電池100のカソードにおける圧力損失の急激な増加によって、分岐配管36を介して改質器20に供給される空気の流量も急激に増加することになる。このため、本実施例の燃料電池システム1000では、改質器20の暖機時に、1つのエアブロア30から送出される空気を、燃料電池100のカソード、および、改質器20に、バランス良く供給することは容易ではない。
また、改質器20の暖気時、すなわち、改質器20における原料の部分酸化反応時に、改質器20に供給される原料に含まれる炭素量に対して、改質器20に供給される空気に含まれる酸素量が、多過ぎたり、少な過ぎたりすると、改質器20に備えられた触媒の劣化を招くという不具合が生じる。つまり、改質器20の暖機時に改質器20に供給される空気の流量には適切な範囲が存在する。一方、燃料電池100の暖気時に、燃料電池100のカソードに供給される空気の流量が、多過ぎたり、少な過ぎたりすると、燃料電池100の暖機が効率よく行われなかったり、燃焼部40における燃焼が適切に行われないという不具合が生じる。つまり、燃料電池100のカソードに供給される空気の流量にも適切な範囲が存在する。
図3は、改質器20の暖機に適した燃焼部40における空気過剰率λの適正範囲、および、改質器20の暖機に適した改質器20におけるO/Cの適正範囲を示す説明図である。図3(a)に、燃焼部40における空気過剰率λの適正範囲をハッチングで示した。この適正範囲の上限値、および、下限値は、例えば、改質器20の性能に応じて、適宜、変更される。図3(a)において、燃焼部40における空気過剰率λは、エアブロア30から送出されるエア流量に対応している。燃焼部40における空気過剰率λが適正範囲の上限値よりも大きい場合には、燃焼部40を流れる空気による燃焼部40からの熱の持ち去りが大きくなるため、燃焼部40の温度上昇が不十分になる場合がある。一方、燃焼部40における空気過剰率λが適正範囲の下限値よりも小さい場合には、燃焼部40を流れる空気による燃焼部40からの熱の持ち去りが少なくなり、改質器20が過剰に加熱されたり、酸素不足による失火が生じたりする場合がある。
また、図3(b)に、改質器20におけるO/Cの適正範囲をハッチングで示した。この適正範囲の上限値、および、下限値は、例えば、改質器20の性能に応じて、適宜、変更される。ここで、「O/C」は、改質器20に供給される空気に含まれる酸素(O)と、改質器20に供給される原料に含まれる炭素(C)との比である。改質器20におけるO/Cが適正範囲の上限値よりも大きい場合には、改質器20が備える触媒が触媒反応によって異常に加熱されて溶損する場合がある。また、改質器20におけるO/Cが適正範囲の下限値よりも小さい場合には、原料の部分酸化反応時に、酸素不足により、原料からカーボンが析出して触媒表面を覆って劣化させる場合がある。
図3(a),(b)の比較から分かるように、改質器20の暖機に適した燃焼部40における空気過剰率λの適正範囲に対応するエア流量と、改質器20の暖機に適した改質器20におけるO/Cの適正範囲に対応するエア流量とは乖離している。したがって、改質器20の暖機時に、ただ単に電磁弁37を開弁して、エアブロア30から送出された空気を改質器20に供給するだけでは、両方の適正範囲を同時に満たすことができず、改質器20の暖機特性が悪かった。具体的には、図4に実線で示したように、破線で示した理想的な暖機特性よりも暖機特性が悪くなることが実験的に確認された。
そこで、本実施例の燃料電池システム1000では、改質器20、および、燃料電池100の暖機時に、エアブロア30から改質器20、および、燃料電池100のカソードに供給される空気の流量を、それぞれ、所定の振幅および周期で変化させることとした。なお、本実施例では、エアブロア30が備えるモータの回転数を変化させることによって、エアブロア30から改質器20、および、燃料電池100のカソードに供給される空気の流量を、それぞれ、所定の振幅および周期で変化させることとした。
図5は、改質器20、および、燃料電池100の暖機時の、エアブロア30が備えるモータの回転数の変化の様子を示す説明図である。図示するように、改質器20、および、燃料電池100の暖機を開始してから終了するまでの時刻t0〜t1にかけて、エアブロア30が備えるモータの回転数を、所定の振幅および周期で変化させるものとした。こうすることによって、エアブロア30から改質器20、および、燃料電池100のカソードに供給される空気の流量を、それぞれ、所定の振幅および周期で変化させることができる。時刻t1において、改質器20、および、燃料電池100の暖機が終了したときには、電磁弁37は閉弁される。なお、本実施例では、図3に示した各適正範囲内の量の空気が、改質器20、および、燃料電池100に(さらに、燃焼部40に)、それぞれ、周期的に供給されるように、エアブロア30が備えるモータの回転数の振幅および周期を、それぞれ、R±5%(rpm)、1/60(s)とした。上記振幅および周期は、図3に示した各適正範囲の乖離の程度、および、改質器20に備えられた触媒量や、燃焼部40における燃焼の安定性を考慮して、適宜、決定される。
図6は、本実施例の制御による改質器20の暖機特性についての効果を示す説明図である。本実施例における改質器20の暖機特性を実線で示した。また、先に図4に示した比較例の暖機特性を破線で示した。図6から、本実施例の燃料電池システム1000の制御によって、改質器20の暖機特性が向上したことが分かる。
以上説明した第1実施例の燃料電池システム1000によれば、燃料電池システム1000の暖機時に、1つのエアブロア30から燃料電池100のカソード、および、改質器20に供給される空気の流量が、それぞれ、所定の振幅および周期で変化するように、エアブロア30を制御するので、燃料電池100の暖機に適した範囲内の量の空気を、周期的に、燃料電池100のカソードに供給するとともに、改質器20の暖機に適した範囲内の量の空気を、周期的に、改質器20に供給するようにすることができる。この結果、燃料電池100および改質器20を効率よく速やかに暖機することができる。
また、第1実施例の燃料電池システム1000によれば、改質器20の暖機を適切に行うことができるので、例えば、改質器20の異常加熱による触媒の溶損や、原料の部分酸化反応時の酸素不足による原料からのカーボン析出等を回避することもできる。
B.第2実施例:
図7は、本発明の第2実施例としての燃料電池システム1000Aの概略構成を示す説明図である。第2実施例の燃料電池システム1000Aの構成は、第1実施例の燃料電池システム1000の構成とほぼ同じである。ただし、第2実施例の燃料電池システム1000Aでは、電磁弁37が配設された分岐配管36と並列して、電磁弁39が配設された分岐配管38が、配管32から分岐して接続されている。そして、第2実施例の燃料電池システム1000Aでは、制御ユニット50Aが燃料電池100、および、改質器20の起動時(暖機時)に実行する制御の内容が、第1実施例における制御ユニット50が実行する制御の内容と異なっている。制御ユニット50A、エアブロア30、電磁弁37,39は、本発明における流量制御部に相当する。
図8は、改質器20、および、燃料電池100の暖機時の、電磁弁37,39の開閉制御の様子を示す説明図である。図示するように、第2実施例の燃料電池システム1000Aでは、改質器20、および、燃料電池100の暖機を開始してから終了するまでの時刻t0〜t1にかけて、エアブロア30が備えるモータの回転を一定とした状態で、電磁弁37を開弁するとともに、電磁弁39を所定の周期で開閉制御するものとした。こうすることによって、エアブロア30から改質器20、および、燃料電池100のカソード(さらに、燃焼部40)に供給される空気の流量を、それぞれ、所定の振幅および周期で変化させることができる。時刻t1において、改質器20、および、燃料電池100の暖機が終了したときには、電磁弁37,39は閉弁される。なお、上記振幅は、分岐配管36,38の口径によって決定され、上記振幅および周期は、先に説明した第1実施例の燃料電池システム1000と同様に、図3に示した各適正範囲の乖離の程度、および、改質器20に備えられた触媒量や燃焼部40における燃焼の安定性を考慮して、適宜、決定される。
以上説明した第2実施例の燃料電池システム1000Aによれば、1つのエアブロア30から燃料電池100のカソード、および、改質器20に供給される空気の流量が、それぞれ、所定の振幅および周期で変化するように、電磁弁37,39を制御するので、先に説明した第1実施例の燃料電池システム1000と同様に、燃料電池100の暖機に適した範囲内の量の空気を、周期的に、燃料電池100のカソードに供給するとともに、改質器20の暖機に適した範囲内の量の空気を、周期的に、改質器20に供給するようにすることができる。この結果、燃料電池100および改質器20を効率よく速やかに暖機することができる。
また、第2実施例の燃料電池システム1000Aによっても、第1実施例の燃料電池システム1000と同様に、改質器20の暖機を適切に行うことができるので、例えば、改質器20の異常加熱による触媒の溶損や、原料の部分酸化反応時の酸素不足による原料からのカーボン析出等を回避することもできる。
C.変形例:
以上、本発明のいくつかの実施の形態について説明したが、本発明はこのような実施の形態になんら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内において種々なる態様での実施が可能である。例えば、以下のような変形が可能である。
C1.変形例1:
上記第1実施例では、燃料電池システム1000の起動時に、エアブロア30が備えるモータの回転数を周期的に変化させるものとしたが、本発明は、これに限られない。上記モータの回転数を一定とし、分岐配管36に配設された電磁弁37を周期的に開閉制御するようにしてもよい。ただし、この場合、所定量の空気が改質器20に供給されるように、分岐配管36における電磁弁37と改質器20との間にバッファを設けるようにすることが好ましい。
C2.変形例2:
上記第1実施例では、燃料電池システム1000の起動時に、分岐配管36に配設された電磁弁37を開弁し、エアブロア30が備えるモータの回転数を周期的に変化させるものとしたが、本発明は、これに限られない。例えば、さらに、配管32に電磁弁や流量調整弁を配設するようにし、エアブロア30が備えるモータの回転数を一定としたまま、これらの弁の駆動を周期的に制御するようにしてもよい。
C3.変形例3:
上記第2実施例では、燃料電池システム1000Aは、電磁弁37,39がそれぞれ配設された2つの分岐配管36,38を備えるものとしたが、本発明は、これに限られない。分岐配管を1つとし、この分岐配管に流量調整弁を備えるようにし、この流量調整弁を制御することによって、燃料電池100のカソード、および、改質器20に供給される空気の流量が、それぞれ、所定の振幅および周期で変化するようにしてもよい。
本発明の第1実施例としての燃料電池システム1000の概略構成を示す説明図である。 電磁弁37を開弁したときのエアブロア30から送出されるエア流量とカソードエア供給圧力損失との関係、および、エアブロア30から送出されるエア流量と改質器供給エア流量との関係を示す説明図である。 改質器20の暖機に適した燃焼部40における空気過剰率λの適正範囲、および、改質器20の暖機に適した改質器20におけるO/Cの適正範囲を示す説明図である。 従来の改質器20の暖機特性を示す説明図である。 改質器20、および、燃料電池100の暖機時の、エアブロア30が備えるモータの回転数の変化の様子を示す説明図である。 本実施例の制御による改質器20の暖機特性についての効果を示す説明図である。 本発明の第2実施例としての燃料電池システム1000Aの概略構成を示す説明図である。 改質器20、および、燃料電池100の暖機時の、電磁弁37,39の開閉制御の様子を示す説明図である。
符号の説明
1000,1000A…燃料電池システム
10…昇圧ポンプ
12…配管
14…改質水ポンプ
16…配管
20…改質器
22…配管
24…配管
30…エアブロア
32…配管
34…配管
36…分岐配管
37…電磁弁
38…分岐配管
39…電磁弁
40…燃焼部
42…配管
50,50A…制御ユニット
100…燃料電池

Claims (6)

  1. 原料を改質する改質器と、該改質器によって生成された改質ガスに含まれる燃料ガスを用いて発電を行う燃料電池とを備える燃料電池システムであって、
    前記改質器に前記原料を供給する原料供給部と、
    前記燃料電池のカソード、および、前記改質器に空気を供給するために共通に用いられる1つの空気供給装置と、
    前記空気供給装置から送出された空気を前記燃料電池のカソードに供給するための空気供給配管と、
    前記空気供給配管から分岐し、前記空気供給装置から送出された空気を前記改質器に供給するための分岐配管と、
    前記空気供給装置から送出された空気を、前記分岐配管を介して、前記改質器に供給するか否かを切り換え可能なバルブと、
    前記バルブを少なくとも開弁して前記空気供給装置から送出された空気を前記改質器に供給するときに、前記燃料電池のカソード、および、前記改質器に供給される空気の流量を、それぞれ、所定の振幅および周期で変化させる流量制御部と、
    を備える燃料電池システム。
  2. 請求項1記載の燃料電池システムであって、
    前記流量制御部は、前記改質器に供給される空気の流量が、少なくとも周期的に、前記原料の部分酸化反応による前記改質器の暖機に適した範囲内に入るように、前記燃料電池のカソード、および、前記改質器に供給される空気の流量を変化させる、
    燃料電池システム。
  3. 請求項2記載の燃料電池システムであって、
    前記原料の部分酸化反応による前記改質器の暖機に適した範囲は、前記改質器に供給される空気に含まれる酸素(O)と、前記改質器に供給される前記原料に含まれる炭素(C)との比であるO/C比に基づいて定められている、
    燃料電池システム。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の燃料電池システムであって、さらに、
    前記燃料電池のアノードから排出された前記燃料ガスを含むガスを、前記燃料電池のカソードから排出された空気を利用して燃焼させることによって、前記改質器を加熱する燃焼部を備え、
    前記流量制御部は、前記燃料電池のカソードから排出されて前記燃焼部に供給される空気の流量が、少なくとも周期的に、前記燃料ガスを含むガスの燃焼に適した範囲内に入るように、前記燃料電池のカソード、および、前記改質器に供給される空気の流量を変化させる、
    燃料電池システム。
  5. 請求項4記載の燃料電池システムであって、
    前記燃料ガスを含むガスの燃焼に適した範囲は、前記燃焼部における空気過剰率λに基づいて定められている、
    燃料電池システム。
  6. 原料を改質する改質器と、該改質器によって生成された改質ガスに含まれる燃料ガスを用いて発電を行う燃料電池とを備える燃料電池システムの制御方法であって、
    前記燃料電池システムは、
    前記改質器に前記原料を供給する原料供給部と、
    前記燃料電池のカソード、および、前記改質器に空気を供給するために共通に用いられる1つの空気供給装置と、
    前記空気供給装置から送出された空気を前記燃料電池のカソードに供給するための空気供給配管と、
    前記空気供給配管から分岐し、前記空気供給装置から送出された空気を前記改質器に供給するための分岐配管と、
    前記空気供給装置から送出された空気を、前記分岐配管を介して、前記改質器に供給するか否かを切り換え可能なバルブと、を備えており、
    前記制御方法は、
    前記バルブを少なくとも開弁して前記空気供給装置から送出された空気を前記改質器に供給するときに、前記燃料電池のカソード、および、前記改質器に供給される空気の流量を、それぞれ、所定の振幅および周期で変化させる工程を備える、
    制御方法。
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