JP2010064628A - サンバイザ - Google Patents

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Abstract

【課題】製造の容易な簡単な構造によって芯材を形成できるようにして、製品コストの低減を図ることのできるサンバイザを提供する。
【解決手段】発泡成形体15にインサートする芯材11を、枠体17と、補強メッシュ18によって構成する。補強メッシュ18に筒状係止部20を設け、筒状係止部20を枠体17の軸部に係止させる。
【選択図】図1

Description

この発明は、車両の運転席や助手席の上部に取り付けられ、眩光を遮蔽するサンバイザに関するものである。
車両に装備されるサンバイザとして、枠部と、その枠部の内側を格子状に補強する内側補強部とを有する一体の芯材を設け、その芯材を発泡成形体にインサートしてサンバイザ本体を形成したものが案出されている(例えば、特許文献1,2参照)。
特開平9−193658号公報 特開平9−156365号公報
しかしながら、この従来のサンバイザにおいては、芯材の枠部と格子状の内側補強部が一体に形成されているため、芯材の製造が難しく、製品コストの高騰を招くことが懸念される。
そこで、この発明は、製造の容易な簡単な構造によって芯材を形成できるようにして、製品コストの低減を図ることのできるサンバイザを提供しようとするものである。
上記の課題を解決する請求項1に記載の発明は、枠部とこの枠部の内側を補強する内側補強部を有する芯材(例えば、後述の実施形態における芯材11)と、この芯材をインサートして成形する発泡成形体(例えば、後述の実施形態における発泡成形体15)と、を備えたサンバイザにおいて、前記芯材の枠部と内側補強部をそれぞれ別体部品である枠体(例えば、後述の実施形態における枠体17)と補強材(例えば、後述の実施形態における補強メッシュ18)によって構成するとともに、前記補強材を前記枠体に係止する係止部(例えば、後述の実施形態における筒状係止部20)を設けたことを特徴とする。
製造時には、枠体と補強材をそれぞれ用意し、枠体に対して補強部材を係止部によって係止する。こうして補強部材を組み付けた枠体は発泡成形体の成形時に成形型内に入れられ、発泡成形体の内部にインサートされる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のサンバイザにおいて、前記係止部を前記補強材の外周縁に沿って設けたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のサンバイザにおいて、前記係止部を前記枠体に設けたことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、芯材の枠部と内側補強部をそれぞれ別体部品である枠体と補強材によって構成し、補強材を枠体に係止部によって係止したため、芯材が軽量で充分な強度をもつサンバイザ本体を低コストで製造することができる。
請求項2に記載の発明によれば、係止部を補強材の外周縁部に沿って設けたため、補強材を枠体にほぼ均等な状態で係止させることができる。
請求項3に記載の発明によれば、係止部を枠体に設けたため、補強材の構造の簡素化や枠体に対する補強材の取り付けの容易化により、製造コストのさらなる低減を図ることができる。
以下、この発明の各実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下で説明する各実施形態においては、共通部分に同一符号を付し、重複する説明を一部省略するものとする。
最初に、図1〜図3に示す第1の実施形態について説明する。
図1は、内部構造を破線で併せて記載したサンバイザ1の正面図であり、図2は、同サンバイザ1の断面図、図3は、サンバイザ本体10の内部に埋設される芯材11の一部の斜視図である。なお、以下の説明においては、サンバイザ本体10をフロントウインドシールドガラス側に向けて使用する際に乗員側に臨む側の面を正面と呼び、それと逆側の面を裏面と呼ぶものとする。
サンバイザ1は、サンバイザ本体10と、サンバイザ本体10の上縁部を支持する支持アーム12と、サンバイザ本体10の正面の略中央に配置されるミラーユニット30とを備えている。支持アーム12は略L字状に形成され、その付根部がブラケット13を介して車体のルーフ部14に水平方向に回動可能に取り付けられるとともに、先部側にサンバイザ本体10の上縁部が回動可能に支持されている。
サンバイザ本体10は、全体が硬質の発泡成形体15によって略長方形の板状に形成されるとともに、その内部に芯材11が埋設されている。また、図においては省略するが、発泡成形体15の外表面は表皮部材によって被覆されている。
芯材11は、サンバイザ本体10の外形にほぼ沿うように金属棒を略長方形状に屈曲して成る枠体17と、ある程度の柔軟性を有する合成繊維から成る補強メッシュ18(補強材)とによって構成されている。なお、この実施形態においては、枠体17を金属棒によって形成しているが、枠体17は硬質樹脂によって形成するようにしても良い。また、枠体17の上縁部には、支持アーム12の先部側に回動可能に支持される連結部材19が一体に取り付けられている。
補強メッシュ18は、枠体17の外形と同形状に形成されるとともに、図3に示すように、外周縁部に筒状係止部20が一体に形成されている。この筒状係止部20は、補強メッシュ18の縁部を折り返し、筒状の係止代ができるように折り返し部を接着や縫合によって固定した構造とされている。この筒状係止部20は、略長方形状の枠体17の端部の付き合わせ部17a,17aから枠体17の軸部に外嵌し、枠体17上の設定位置までスライド移動させる。これにより、補強メッシュ18は、ほぼ全域にある程度の張りをもたせた状態において枠体17の周域に係止される。
なお、図1に示すように枠体17の付き合わせ部17a,17aには、車体のルーフ部14の図示しないフックに係止される略円柱の係止部材21が取り付けられるが、補強メッシュ18上のこの係止部材21に対応する部位の周域とミラーユニット30の配置される部位には、それぞれ切欠き部22,23が形成されている。この切欠き部22,23は補強メッシュ18の成形時に同時に形成しても、成形後に切除して形成するようにしても良い。
また、補強メッシュ18の網の大きさは、発泡成形体15の成形時に素材の樹脂ビーズが全域に均一に行き渡るように、樹脂ビーズの外形よりも大きいサイズに設定されている。
補強メッシュ18を取り付けた枠体17は発泡成形体15の成形型内にセットされ、成形型内にはこの状態で樹脂ビーズが充填される。発泡成形体15はこの成形型によって造形され、その内部には枠体17と補強メッシュ18がインサートされることとなる。なお、発泡成形体15の成形時には、上記の芯材11の他に連結部材19とミラーユニット30の取付ブラケット31がインサートされる。
また、ミラーユニット30は、図2に示すように、発泡成形体15にインサートされる上記の取付ブラケット31と、取付ブラケット31にビス止めされるミラーホルダ32と、ミラーホルダ32に取り付けられる平板状のミラー本体33と、ミラーホルダ32に開閉可能に取り付けられ、閉状態でミラー本体33の正面を覆うリッド34と、から構成されている。
以上のようにこのサンバイザ1においては、サンバイザ本体10の芯材11が別体部品である枠体17と補強メッシュ18によって形成され、補強メッシュ18の外周縁部に形成された筒状係止部20を枠体17の軸部に係合させて一体化するものであるため、芯材が軽量で充分な強度をもつ構造でありながら、サンバイザ本体10を低コストで製造することができる。
また、このサンバイザ1においては、筒状係止部20が補強メッシュ18の外周縁部に沿って設けられているため、補強メッシュ18の外周縁部をほぼ均等な張りを持たせて枠体17に係止させることができる。
さらに、このサンバイザ1の場合、枠体17の内側を補強する補強メッシュ18がある程度の柔軟性を有する部材によって形成されているため、枠体17の製造誤差にも容易に対応でき、枠体17に対する補強メッシュ18の取り付けが容易であるという利点がある。
図4は、この発明の第2の実施形態を示すものである。
この実施形態のサンバイザは、枠体117の内周縁部の複数箇所に係止フック40(係止部)を一体に形成するとともに、補強メッシュ118の外周域に肉厚部41を形成し、補強メッシュ118の肉厚部41を枠体117側の係止フック40に係止させるようにしたものである。なお、補強メッシュ118の外周域の肉厚部41は、例えば、補強メッシュ118の外周縁部を巻き込んだり、ワイヤ等の別体の線材を取り付けて形成する。
図5は、この発明の第3の実施形態を示すものである。
この実施形態のサンバイザは、枠体217の外周縁部に外周側に突出する複数の係止突起50(係止部)を一体に形成するとともに、補強メッシュ218の外周縁部にゴム材等から成る弾性リング51を取り付け、弾性リング51を伸ばして係止突起50に係止させるようにしたものである。なお、補強メッシュ218の外周縁部に別体の弾性リング51を取り付けるのに代え、補強メッシュ218の外周縁部の全域を同様に圧着して伸縮可能なリング状の係合部を形成するようにしても良い。
ここで説明した第2,第3の実施形態においては、枠体117,217の周域に係止フック40や係止突起50を形成して、これらの係止フック40や係止突起50に補強メッシュ118,218の外周縁部を係止させるようにしているため、第1の実施形態と同様の基本的な効果を得ることができるうえ、補強メッシュ118,218の構造の簡素化や、枠体117,217に対する補強メッシュ118,218の取り付けの容易化によって、製品コストの低減を図れるという利点がある。
なお、この発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。
この発明の第1の実施形態を示すサンバイザの正面図。 同実施形態を示す図1のA−A断面に対応する断面図。 同実施形態の枠体と補強材の係止状態を示す斜視図。 この発明の第2の実施形態を示す枠体と補強材の係止状態を示す正面図。 この発明の第3の実施形態を示す枠体と補強材の正面図。
符号の説明
11…芯材
15…発泡成形体
17,117,217…枠体
18,118,218…補強メッシュ(補強材)
20…筒状係止部(係止部)
40…係止フック(係止部)
50…係止突起(係止部)

Claims (3)

  1. 枠部とこの枠部の内側を補強する内側補強部を有する芯材と、この芯材をインサートして成形する発泡成形体と、を備えたサンバイザにおいて、
    前記芯材の枠部と内側補強部をそれぞれ別体部品である枠体と補強材によって構成するとともに、前記補強材を前記枠体に係止する係止部を設けたことを特徴とするサンバイザ。
  2. 前記係止部を前記補強材の外周縁に沿って設けたことを特徴とする請求項1に記載のサンバイザ。
  3. 前記係止部を前記枠体に設けたことを特徴とする請求項1に記載のサンバイザ。
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