JP2010064340A - 液滴吐出装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構成で増粘防止に要する電力の消費量を少なくする。
【解決手段】スイッチ素子82は、電圧が印加されるソース及びバックゲートを備え、ゲートに入力される信号に応じてオンオフし、オンオフに応じてソースに印加された電圧をドレインを介して圧電素子40Cに印加して充電すると共に、バックゲートに印加される電圧が大きくなるにしたがってオン抵抗が大きくなるpMOSFETを備え、CPU62は、pMOSFETのオン抵抗の大きさが、圧力室40Bからインク液を吐出させる場合に比べて圧力室40Bに収納されたインク液の増粘を防止する場合に大きくなるように、バックゲートに印加される電圧の大きさを制御する。
【選択図】図4

Description

本発明は、液滴吐出装置及びプログラムに関する。
圧電素子の形状の変化により液滴を吐出させる記録ヘッドを備えた、インクジェット式の画像形成装置には、記録ヘッドの駆動回路として、例えば、pMOSFET(pチャネル型Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)とnMOSFET(nチャネル型Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)とで構成されるスイッチIC(Integrated Circuit)を用いて、画像データに基づき圧電素子の駆動電圧のオン、オフのみを制御する2値回路を適用した画像形成装置がある。
ここで、圧力室から液体を吐出させるノズルにおいて液面と空気とが接触するため、圧力室内の液体の粘度が増す可能性がある。
特許文献1には、圧電素子の未飽和領域でスイッチICの切り替えを行う技術が開示されている。特許文献1によると、圧電素子に印加する電圧を、圧電素子への充電が飽和する前にスイッチICをオフにすることで、圧電素子の伸縮量を調整し、ノズルから吐出される液滴の量を減少させる。この技術を用いることで、圧力室から液滴を吐出させることなく、圧力室の液体を振動させることができる。
また、特許文献2には、増粘防止用の電圧印加手段を別途備える技術が開示されている。特許文献2によると、圧電素子を駆動させるための電圧印加手段として、圧力室から液滴をノズルから吐出させるための電圧印加手段と、圧力室内から液体を吐出させない程度に圧力室内の液体を振動させる増粘防止用の電圧印加手段とを備えている。
特開平06−008428号公報 特開平11−034325号公報
本発明は、簡易な構成で増粘防止に要する電力の消費量を少なくすることができる、液滴吐出装置及びプログラムを提供することが目的である。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、電圧が印加されるソース及び電圧が印加される制御端子を備え、ゲートに入力される信号に応じてオンオフし、オンオフに応じて前記ソースに印加された電圧をドレインを介して圧電素子に印加して当該圧電素子を充電すると共に、前記制御端子に印加される電圧が大きく又は小さくなるにしたがってオン抵抗が大きくなる切替器を備えた切替手段と、前記切替器のオン抵抗の大きさが、圧力室から液体を吐出させる場合に比べて前記圧力室に収納された液体の増粘を防止する場合に大きくなるように、前記制御端子に印加される電圧の大きさを制御する電圧制御手段と、前記圧力室から液体を吐出させる場合には吐出用信号が前記ゲートに入力され、且つ前記圧力室に収納された液体の増粘を防止する場合には増粘防止用信号が前記ゲートに入力されるように制御する信号制御手段と、を備えている。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記切替器を前記制御端子をバックゲートとするpMOSトランジスタで構成すると共に、ソース及びバックゲートが接地され、且つドレインが前記pMOSトランジスタのドレインに接続されたnMOSトランジスタを設け、前記pMOSトランジスタ及び前記nMOSトランジスタのゲートに前記吐出用信号及び前記増粘防止用信号が入力される。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記増粘防止用信号を、前記吐出用信号を反転させた信号とする。
一方、上記目的を達成するために、請求項4に記載の発明は、電圧が印加されるソース及び電圧が印加される制御端子を備え、ゲートに入力される信号に応じてオンオフし、オンオフに応じて前記ソースに印加された電圧をドレインを介して圧電素子に印加して当該圧電素子を充電すると共に、前記制御端子に印加される電圧が大きく又は小さくなるにしたがってオン抵抗が大きくなる切替器を備えた切替手段、を備えた液滴吐出装置におけるプログラムであって、コンピュータを、前記切替器のオン抵抗の大きさが、圧力室から液体を吐出させる場合に比べて前記圧力室に収納された液体の増粘を防止する場合に大きくなるように、前記制御端子に印加される電圧の大きさを制御する電圧制御手段と、前記圧力室から液体を吐出させる場合には吐出用信号が前記ゲートに入力され、且つ前記圧力室に収納された液体の増粘を防止する場合には増粘防止用信号が前記ゲートに入力されるように制御する信号制御手段と、して機能させるためのプログラムである。
一方、上記目的を達成するために、請求項5に記載の発明は、コンピュータを、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の液滴吐出装置を構成する前記電圧制御手段及び前記信号制御手段として機能させるためのプログラムである。
請求項1、請求項4、及び請求項5に記載の発明によれば、本発明を適用しない場合に比較して、簡易な構成で増粘防止に要する電力の消費量を少なくすることができる、という優れた効果を有する。
また、請求項2に記載の発明によれば、圧電素子に対する充放電させるためのpMOSトランジスタ及びnMOSトランジスタを用いた従来の回路の構成を変更することなく、本発明を適用しない場合に比較して、簡易な構成で増粘防止に要する電力の消費量を少なくすることができる、という優れた効果を有する。
更に、請求項3に記載の発明によれば、圧力室に収納された液体の増粘を防止する処理において、当該液体の誤吐出を防ぐことができる、という優れた効果を有する。
以下、図面を参照して、本発明に係る実施の形態について説明する。
図1には、本実施の形態に係るインクジェット式の画像形成装置(以下、「インクジェットプリンタ」という。)10の構成が概略的に示されている。
同図に示されるように、インクジェットプリンタ10は、記録用紙Pが収納されている給紙トレイ20を備えており、画像を記録用紙Pに形成する処理(以下、「印刷処理」という。)を実行する場合には給紙トレイ20に収納されている記録用紙Pが取り出しローラ23により1枚ずつ取り出される。その後、記録用紙Pは、複数のローラ24によって矢印F方向に搬送され、画像が形成された後に排紙トレイ22に排紙される。
この記録用紙Pの搬送経路には、矢印E方向に回転駆動する駆動ロール11と当該駆動ロール11の回転駆動に伴って回転する従動ロール12とに張架された搬送ベルト14と、吸着器16と、が配設されている。吸着器16は、搬送されてきた記録用紙Pを搬送ベルト14に押圧すると共に記録用紙Pに電荷を与え、搬送ベルト14に静電吸着させる。
なお、搬送ベルト14に対して記録用紙Pの搬送方向上流側には、レジロール26が配設されている。レジロール26は、矢印F方向に沿って搬送される記録用紙Pが搬送方向に対して歪んだ状態で搬送ベルト14に吸着されることを防止すべく、用紙スキュー補正を行う。
また、搬送ベルト14に静電吸着された記録用紙Pの記録面に対向する位置に、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4色のインクを吐出させる4つの記録ヘッド18Y,18M,18C,18Kにより構成される記録ヘッドアレイ17が設けられている。
各色の記録ヘッド18Y,18M,18C,18Kは、それぞれ複数の吐出ノズル40(同図では図示省略、図3参照)を備えたヘッドユニットが、記録用紙Pの搬送方向に対して交差する方向である搬送ベルト14の幅方向全域にわたって配列され、複数の吐出ノズル40により構成されているFWA(Full Width Array)型のものとされている。
なお、以下では、各色毎に設けられた部材については、符号の末尾に各々の色を示すアルファベットを付与して示すが、特に色を区別せずに説明する場合は、この符号末尾のアルファベットを省略して説明する。
また、同図に示されるように、本実施の形態に係るインクジェットプリンタ10は、両面印刷する際に、記録用紙Pの片面に画像を形成した後に、記録用紙Pを搬送方向Rに搬送することにより、画像が形成された面の裏面側が記録ヘッド18に対向するように表裏反転を行う。
また、搬送ベルト14と排紙トレイ22の間には、各色のインク液をそれぞれ貯留するインクタンク19Y,19M,19C,19Kが設けられている。インクタンク19Y,19M,19C,19Kに収納されているインク液は、図示しないインク供給配管を介して各記録ヘッド18Y,18M,18C,18Kに供給される。
なお、同図に示すインクジェットプリンタ10で使用可能なインク液の種類としては、水性インク、油性インク、溶剤系インク等の公知の各種インクがあげられる。
ここで、記録ヘッド18Y,18M,18C,18Kは、不図示の駆動機構により搬送ベルト14から離間移動可能に構成されている。
さらに、当該記録ヘッド18Y,18M,18C,18Kに対して記録用紙Pの搬送方向下流側にはメンテナンス装置28Aが設けられており、メンテナンス装置28Aは、ブラック用のメンテナンスユニット30K、及びシアン用のメンテナンスユニット30Cを備えている。また、当該記録ヘッド18Y,18M,18C,18Kに対して記録用紙Pの搬送方向上流側にはメンテナンス装置28Bが設けられており、メンテナンス装置28Bは、マゼンタ用のメンテナンスユニット30M、及びイエロー用のメンテナンスユニット30Yを備えている。
上記メンテナンス装置28A,28Bは、不図示の駆動機構により互いに接近する方向に移動可能に構成されており、図2に示されるように、メンテナンスの際には、記録ヘッド18Y,18M,18C,18Kが搬送ベルト14から離間移動される。さらに、メンテナンスの際には、メンテナンス装置28A,28Bが、記録ヘッド18Y,18M,18C,18Kの離間移動により生じた記録ヘッド18Y,18M,18C,18Kと搬送ベルト14との間の空間に移動される。
これにより、記録ヘッド18Y,18Mにメンテナンス装置28Aのメンテナンスユニット30Y,30Mが対向して配置され、また、記録ヘッド18C,18Kにメンテナンス装置28Bのメンテナンスユニット30C,30Kが対向して配置され、メンテナンスユニット30Y,30M,30C,30Kによるメンテナンス処理が適宜実行される。
なお、メンテナンスユニット30Y,30M,30C,30Kにより実行されるメンテナンス処理として、吐出ノズル40内のインク液の吸引、吐出ノズル40の吐出口40Aに付着したインク滴のワイピング、吐出ノズル40内へのインク液の供給等の処理があげられる。
図3には、本実施形態に係る記録ヘッド18の吐出ノズル40の断面図が示されている。同図に示されるように、吐出ノズル40は、吐出口40A、圧力室40B、圧電素子40C、圧力調整板40D、及びインク供給路40Eを備えている。
圧力室40Bには、インク供給路40Eを介して各々の記録ヘッド18が対応している色のインクタンク19から適量のインク液が供給され、収納される。圧力室40Bは吐出口40Aを介して外部と連通されている。
また、圧力室40Bの壁面の一部は、押圧力が加えられることにより変形する圧力調整板40Dとして構成されており、当該圧力調整板40Dには圧電素子40Cが取り付けられている。
圧電素子40Cは、電圧を印加することにより形状が変化する性質を有しており、この性質を利用して圧電素子40Cに電圧を印加して、圧力調整板40Dに対する押圧力を変化させることにより、圧力室40B内の容積を収縮又は膨張させる。
このようにして圧力室40B内の容積を変化させることによりインク液に振動波(圧力波)が発生する。この振動波によって吐出口40Aの液面が振動することにより、吐出口40Aからインク液が吐出される。
なお、インクジェットプリンタ10は、ローラ24や駆動ロール11、メンテナンス装置28A,28B等を駆動するための図示しないモータを含んで構成されている。これらのモータは、装置全体を制御する不図示の制御部により、記録用紙Pの搬送やメンテナンス動作を制御する不図示の搬送系駆動制御回路を介して駆動される。
図4には、記録ヘッド制御装置50、及び駆動回路52の構成を概略的に示す機能ブロック図が示されている。なお、本実施の形態に係るインクジェットプリンタ10は、YMCK各色の記録ヘッド18毎に記録ヘッド制御装置50及び駆動回路52を備えている。
同図に示されるように、記録ヘッド制御装置50は、各々がバス60に接続されている、CPU(Central Processing Unit)62、制御メモリ64、電力制御部66A,66B、画像メモリ68、駆動信号生成部70、出力ポート72を含んで構成されている。また、バス60には、ノズル選択回路74が接続されている。
CPU62は、装置全体の動作を司る不図示の制御部からの指示に基づいて制御メモリ64に格納された各種プログラムを実行することで記録ヘッド18を駆動させる。
制御メモリ64は、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)を含んで構成されており、CPU62により実行される記録ヘッド制御装置50の各種制御プログラムやプログラムの実行に用いる各種パラメータ等が記憶されると共に、CPU62のワークエリアとして用いられる。
電力制御部66Aは、基板用電力供給部76と接続されており、CPU62から出力される基板用電力制御信号に基づいて、基板用電力供給部76に出力させる電圧の大きさを制御する。
電力制御部66Bは、駆動用電力供給部78と接続されており、CPU62から出力される駆動用電力制御信号に基づいて、駆動用電力供給部78に出力させる電力のオンオフを制御する。
画像メモリ68は、印刷処理の対象となる画像データに基づいて生成された記録データを格納する。上記記録データは、不図示の全体制御部により制御される記録データ制御部により画像データに基づいて作成される。記録データは、例えば、印刷処理の対象となる多階調(例えば、256階調)の画像データが、色変換によりCMYK色毎の画像データに変換される。色変換により得られたCMYK色毎の画像データは、各色毎に画素単位で所定の値数(例えば、2値)のドットデータに変換(量子化)される。このとき、量子化に伴い発生する量子化誤差を周辺の画素に拡散させる誤差拡散法やディザ等の手法を適宜用いてもよい。また、量子化されたCMYK色毎のドットデータが記録ヘッド制御装置50において解読可能なデータ構造に変換されると共に、各記録ヘッド18C,18M,18Y,18Kの各吐出ノズル40の配列を考慮した記録順序(転送順序)にデータが並び替えられてCMYK色毎の記録データが作成される。なお、このようにして記録データ制御部により生成された記録データは、対応する色の記録ヘッド制御装置50の画像メモリ68に記憶される。
駆動信号生成部70は、CPU62から駆動信号生成開始信号が入力されると、圧電素子40Cを駆動させるための駆動信号の生成を開始し、CPU62から駆動信号生成終了始信号が入力されると駆動信号の生成を終了する。本実施の形態に係る駆動信号生成部70で生成される駆動信号は、記録ヘッド18の固有周期を基に生成する所定周波数であり、スイッチ部80を介してノズル選択回路74に入力される。
スイッチ部80は、2つの入力端子を備えており、当該入力端子の一端は駆動信号生成部70の出力端子に接続されており、他端は信号反転部84を介して駆動信号生成部70の出力端子に接続されている。そして、スイッチ部80は、CPU62から出力され、出力ポート72を介して入力される切替信号に応じて入力元を切り替える。
なお、本実施の形態に係るインクジェットプリンタ10は、印刷処理を実行する場合には、信号反転部84を介さずにスイッチ部80に入力された駆動信号(以下、「吐出用信号」という。)を用いる一方、圧力室40Bに収納されたインク液の増粘を防止する処理(増粘防止処理)を実行する場合には、信号反転部84を介してスイッチ部80に入力された駆動信号(以下、「増粘防止用信号」という。)を用いる。
信号反転部84は、例えばインバータ素子で構成され、駆動信号生成部70で生成された駆動信号を反転させた信号を出力する。すなわち、増粘防止用信号は、吐出用信号を反転させた信号であり、吐出用信号の逆論理の信号である。
ノズル選択回路74は、画像メモリ68に記憶されている記録データに応じて、駆動信号生成部70で生成された駆動信号を入力させる吐出ノズル40を選択する。なお、本実施形態に係るインクジェットプリンタ10では、ノズル選択回路74は駆動回路52に含まれている。
一方、駆動回路52は、電圧が印加されるソース及び電圧が印加されるバックゲートを備え、ゲートに入力される信号に応じてオンオフし、オンオフに応じてソースに印加された電圧をドレインを介して圧電素子40Cに印加して当該圧電素子40Cを充電するスイッチ素子82が、各圧電素子40C毎に設けられていた集積回路である。
図5に当該スイッチ素子82の構成を示す。
同図に示すように、スイッチ素子82は、pMOSFET82A及びnMOSFET82Bにより構成されたインバータ回路であり、pMOSFET82AのゲートはnMOSFET82Bのゲートと接続されており、ノズル選択回路74を介してpMOSFET82Aのゲート及びnMOSFET82Bのゲートに吐出用信号又は増粘防止用信号が入力される。
また、pMOSFET82Aのソースは、上述した駆動用電力供給部78の出力端子が接続されており、駆動用電力供給部78から出力される駆動電圧Vが印加される。さらに、pMOSFET82Aのバックゲートには、上述した基板用電力供給部76の出力端子が接続されており、基板用電力供給部76から出力される極性が正の基板電圧VBGが印加される。なお、バックゲートはインピーダンスが高く、ほとんど電流は流れないため、本実施の形態に係る基板用電力供給部76は、DC/DCコンバータで構成してもよい。
一方、nMOSFET82Bのソース及びバックゲートは、それぞれ接地されている。さらに、pMOSFET82AのドレインとnMOSFET82Bのドレインとが接続されると共に、圧電素子40Cの高電位側に接続されている。なお、スイッチ素子82のラッチアップを防止すべく、駆動電圧Vと基板電圧VBGとの関係は、基板電圧VBGが駆動電圧Vに比較して大きくなるように設定される。
この構成により、ノズル選択回路74からpMOSFET82A及びnMOSFET82Bのゲートに駆動信号が入力された場合に、駆動信号がLowである場合にはpMOSFET82Aがオン、nMOSFET82Bがオフとなり、駆動電圧Vが圧電素子40Cに印加され、当該駆動電圧Vの印加により圧電素子40Cに電荷が充電される。一方、駆動信号がHighである場合にはnMOSFET82Bがオフ、pMOSFET82Aがオンとなり、圧電素子40Cに充電された電荷が放電される。
図6(A)に、基板電圧VBGを変化させたときのpMOSFET82のオン抵抗Rの変化を示し、図6(B)に駆動電圧Vを変化させたときのpMOSFET82のオン抵抗Rの変化の一例を示す。同図に示されるように、基板電圧VBGが低いほどオン抵抗Rは小さくなり、駆動電圧Vが大きいほどオン抵抗Rは小さくなる。
このオン抵抗Rを変化させることにより、圧電素子40Cに電荷を充電するときの時定数(以下、「充電時定数」という。)を制御することができ、オン抵抗Rを大きくすれば充電時定数はより長くなり、オン抵抗Rを小さくすれば充電時定数はより短くなる。
次に、図7を参照して、本実施の形態に係る増粘防止処理について説明する。
図7(A)は、スイッチ素子82に入力される吐出用信号と増粘防止用信号とを示している。
同図に示すように、本実施の形態に係る圧電素子40Cは、印刷処理の際には、吐出用信号がHighからLowになる際にインク液面を引く動作を行い、LowからHighになる際にインク液面を押す動作(インク液の吐出)を行う。なお、本実施の形態に係る吐出用信号は、一例として、圧電素子40Cに対する駆動電圧の印加時間が、圧電素子40Cに対する駆動電圧の未印加時間に比較して長くなるように設定されている。
一方、増粘防止処理の際には、増粘防止用信号の信号は吐出用信号の逆論理の信号であるため印刷処理の際とは逆のメニスカス動作となる。
また、図7(B)は、印刷処理及び増粘防止処理を実行する場合の基板電圧VBGと、圧電素子40Cの電圧の大きさを示している。
本実施の形態に係るインクジェットプリンタ10では、pMOSFET82のオン抵抗の大きさが、圧力室40Bからインク液を吐出させる場合には圧電素子40Cが当該インク液を吐出させるのに必要な状態に充電される大きさとなり、且つ圧力室40Bに収納されたインク液の増粘を防止する場合には圧電素子40Cがインク液の増粘を防止するのに必要な状態に充電される大きさとなるように、pMOSFET82のバックゲートに印加される基板電圧VBGの大きさが制御される。
そして、図7(B)に示すように、本実施の形態に係る増粘防止処理では、印刷処理の際にpMOSFET82Aのバックゲートに印加する基板電圧VBG(以下、「吐出用基板電圧」という。)の大きさを、増粘防止処理の際にpMOSFET82Aのバックゲートに印加する基板電圧VBG(以下、「増粘防止用基板電圧」という。)に比較して大きくする。
本実施の形態に係るインクジェットプリンタ10では、一例として、駆動電圧Vを20Vとし、吐出用基板電圧の大きさ25Vとし、増粘防止用基板電圧の大きさを40Vとする。この例の場合、印刷処理の際のpMOSFET82Aのオン抵抗は300Ωとなり、増粘防止処理の際のpMOSFET82Aのオン抵抗は5kΩとなるため、増粘防止処理の際の圧電素子40Cの充電時定数は、印刷処理の際の圧電素子40Cの充電時定数と比較して長くなる。
このため、圧電素子40Cの電圧が駆動電圧Vとなる前に増粘防止用信号がHighからLowとなり、駆動電圧Vよりも低い電圧による圧電素子40Cの変動によって圧力室40Bのインク液が攪拌される。
また、図7(B)の一転鎖線は、増粘防止処理として本実施の形態に係る増粘防止処理を実行せず、駆動電圧Vを変化させる従来の処理を実行した場合を示している。
ここで、圧電素子40Cを駆動させる際の消費エネルギー量Eは、Cを圧電素子40Cの静電容量、Vを圧電素子40Cの最大電圧、Vを圧電素子40Cの最低電圧とした場合に式1で表される。
Figure 2010064340
本実施の形態に係る増粘防止処理は、図7(B)に示すように、従来の増粘防止処理に比較して最大電圧V及び最低電圧V共に小さいため、従来の増粘防止処理に比較してエネルギー消費量Eが減少する。
なお、本実施の形態に係るインクジェットプリンタ10の動作状態は、図8に示すように印刷処理の準備状態(状態A、状態継続時間T)、印刷処理の実行状態(状態B、状態継続時間T)、記録データが駆動回路52に出力されない印刷処理の待機状態(状態C、状態継続時間T)、印刷処理を実行しない停止状態(状態D、状態継続時間T)に分けることができる。
本実施の形態に係る増粘防止処理は、他の状態に対して消費電力は少ないものの、他の状態に対して状態継続時間Tが長く、各状態継続時間の総和であるTtotalに対しても占める割り合いの大きい停止状態、又は待機状態の際に実行される。なお、本実施の形態に係る増粘防止処理は、停止状態又は待機状態の際に常に実行する処理としても良いし、一定の時間間隔で、所定時間ずつ実行する処理としても良い。
次に、図9を参照して、本実施の形態に係るインクジェットプリンタ10の作用を説明する。なお、図9は、インクジェットプリンタ10の動作状態が、停止状態又は待機状態となった場合に、CPU62によって実行される増粘防止プログラムの処理の流れを示すフローチャートであり、当該プログラムは制御メモリ64の所定領域に予め記憶されている。
まず、ステップ100では、電力制御部66Aに基板用電力制御信号を出力する。基板用電力制御部66Aに基板用電力制御信号が入力されると、電力制御部66Aは、基板用電力供給部76に出力させる基板電圧VBGの大きさを吐出用基板電圧から増粘防止用基板電圧に切り替える。
次のステップ102では、出力ポート72を介してスイッチ部80に切替信号を出力する。スイッチ部80に切替信号が入力されると、スイッチ部80は、増粘防止用信号がノズル選択回路74に入力するように入力元を切り替える。
次のステップ104では、駆動信号生成部70に駆動信号生成開始信号を出力する。駆動信号生成部70に駆動信号生成開始信号が入力されると、駆動信号生成部70は駆動信号の生成を開始する。これにより、生成された駆動信号が信号反転部84に入力され、増粘防止用信号が信号反転部84から出力され、スイッチ部80を介してノズル選択回路74に入力される。
なお、本実施の形態に係るインクジェットプリンタ10は、増粘防止処理を実行する場合は、一例として全てのスイッチ素子82に増粘防止用信号が入力されるようにノズル選択回路74が制御される。
次のステップ106では、インクジェットプリンタ10の動作状態が準備状態又は稼動状態となったか否かを判定し、肯定判定となった場合は駆動信号生成終了信号を駆動信号生成部70に出力することで、駆動信号生成部70に駆動信号の生成を停止させてステップ108へ移行する一方、否定判定となった場合はステップ104へ移行し、動作状態が準備状態又は稼動状態となるまで駆動信号を生成させ、スイッチ素子82に増粘防止用信号を入力し続ける。
ステップ108では、出力ポート72を介してスイッチ部80に切替信号を出力する。スイッチ部80に切替信号が入力されると、スイッチ部80は、吐出用信号がノズル選択回路74に入力するように入力元を切り替える。
次のステップ108では、電力制御部66Aに基板用電力制御信号を出力する。電力制御部66Aに基板用電力制御信号が入力されると、電力制御部66Aは、基板用電力供給部76に出力させる基板電圧VBGの大きさを増粘防止用基板電圧から吐出用基板電圧に切り替え、本プログラムを終了する。
以上、本発明を上記実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。発明の要旨を逸脱しない範囲で上記実施の形態に多様な変更または改良を加えることができ、当該変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
また、上記実施の形態は、請求項にかかる発明を限定するものではなく、また実施の形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。前述した実施の形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における組み合わせにより種々の発明を抽出できる。上記実施の形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、効果が得られる限りにおいて、この幾つかの構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
例えば、上記実施の形態では、印刷処理の際に、吐出用信号がHighからLowになる際にインク液面を引く動作を行い、LowからHighになる際にインク液面を押す動作を行うことでインク液を圧力室40Bから吐出させる場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、印刷処理の際に、吐出用信号がLowからHighになる際にインク液面を引く動作を行い、HighからLowになる際にインク液面を押す動作を行うことでインク液を圧力室40Bから吐出させる形態としてもよい。
また、上記実施の形態では吐出用信号を反転させた信号を増粘防止用信号として用いる場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、スイッチ部80を設けずに、吐出用信号を増粘防止用信号として用いる形態や、駆動信号生成部70で吐出用信号の周波数を変更した信号を増粘防止用信号として生成して用いる形態等としてもよい。
また、上記実施の形態ではスイッチ素子82としてMOSFETを用いる場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、オン抵抗を外部から制御可能な他の素子(たとえば接合型FET)を用いる形態としてもよい。
また、上記実施の形態では、pMOSFET82Aのバックゲートに極性が正の基板電圧VBGが印加される場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、pMOSFET82Aのバックゲートに極性が負の基板電圧VBGが印加される形態としてもよい。この形態の場合、pMOSFET82Aのバックゲートに印加される基板電圧VBGの絶対値の大きさが小さくなるにしたがってpMOSFET82Aのオン抵抗が大きくなる。
また、上記実施の形態では増粘防止プログラムが制御メモリ64に予め記憶(インストール)される場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、増粘防止プログラムが、コンピュータ読み取り可能なCD−ROMやDVD−ROM等の記録媒体に格納された状態で提供される形態、有線又は無線による通信手段を介して配信される形態等としてもよい。
その他、上記実施の形態で説明したインクジェットプリンタ10の構成(図1〜図4参照。)は一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において不要な部分を削除したり、新たな部分を追加したりすることができることは言うまでもない。
また、上記実施の形態で説明した増粘防止プログラムの処理の流れ(図9参照。)も一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において不要なステップを削除したり、新たなステップを追加したり、処理順序を入れ替えたりすることができることは言うまでもない。
実施の形態に係るインクジェットプリンタの構成を示す概略図である。 実施の形態に係るインクジェットプリンタのメンテナンスの際の記録ヘッド、メンテナンス装置及び搬送ベルトの位置関係を示す概略図である。 実施の形態に係る記録ヘッドの吐出ノズルの構成を示す概略図である。 実施の形態に係るインクジェットプリンタの記録ヘッド制御装置、及び駆動回路の構成を示すブロック図である。 実施の形態に係るスイッチ素子の構成を示す回路図である。 実施の形態に係る基板電圧とpMOSFETのオン抵抗との関係、及び駆動電圧とpMOSFETのオン抵抗との関係を示すグラフである。 実施の形態に係る増粘防止処理における増粘防止用信号、基板電圧の大きさ、及び圧電素子の電圧の大きさを示す模式図である。 実施の形態に係るインクジェットプリンタの動作状態を示す模式図である。 実施の形態に係る増粘防止プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
10 インクジェットプリンタ
62 CPU(電圧制御手段、信号制御手段)
82 スイッチ素子(切替手段)
82A pMOSFET(切替器、pMOSトランジスタ)
82B nMOSFET(nMOSトランジスタ)

Claims (5)

  1. 電圧が印加されるソース及び電圧が印加される制御端子を備え、ゲートに入力される信号に応じてオンオフし、オンオフに応じて前記ソースに印加された電圧をドレインを介して圧電素子に印加して当該圧電素子を充電すると共に、前記制御端子に印加される電圧が大きく又は小さくなるにしたがってオン抵抗が大きくなる切替器を備えた切替手段と、
    前記切替器のオン抵抗の大きさが、圧力室から液体を吐出させる場合に比べて前記圧力室に収納された液体の増粘を防止する場合に大きくなるように、前記制御端子に印加される電圧の大きさを制御する電圧制御手段と、
    前記圧力室から液体を吐出させる場合には吐出用信号が前記ゲートに入力され、且つ前記圧力室に収納された液体の増粘を防止する場合には増粘防止用信号が前記ゲートに入力されるように制御する信号制御手段と、
    を備えた液滴吐出装置。
  2. 前記切替器を前記制御端子をバックゲートとするpMOSトランジスタで構成すると共に、ソース及びバックゲートが接地され、且つドレインが前記pMOSトランジスタのドレインに接続されたnMOSトランジスタを設け、前記pMOSトランジスタ及び前記nMOSトランジスタのゲートに前記吐出用信号及び前記増粘防止用信号が入力される請求項1記載の液滴吐出装置。
  3. 前記増粘防止用信号を、前記吐出用信号を反転させた信号とする請求項1又は請求項2記載の液滴吐出装置。
  4. 電圧が印加されるソース及び電圧が印加される制御端子を備え、ゲートに入力される信号に応じてオンオフし、オンオフに応じて前記ソースに印加された電圧をドレインを介して圧電素子に印加して当該圧電素子を充電すると共に、前記制御端子に印加される電圧が大きく又は小さくなるにしたがってオン抵抗が大きくなる切替器を備えた切替手段、を備えた液滴吐出装置におけるプログラムであって、
    コンピュータを、
    前記切替器のオン抵抗の大きさが、圧力室から液体を吐出させる場合に比べて前記圧力室に収納された液体の増粘を防止する場合に大きくなるように、前記制御端子に印加される電圧の大きさを制御する電圧制御手段と、
    前記圧力室から液体を吐出させる場合には吐出用信号が前記ゲートに入力され、且つ前記圧力室に収納された液体の増粘を防止する場合には増粘防止用信号が前記ゲートに入力されるように制御する信号制御手段と、
    して機能させるためのプログラム。
  5. コンピュータを、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の液滴吐出装置を構成する前記電圧制御手段及び前記信号制御手段として機能させるためのプログラム。
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