JP2010063861A - ホルダーのフタを持ち上げることなくペーパーを切り取れるトイレットペーパーホルダー - Google Patents

Abstract

【課題】切り離した後に、次の人が掴みやすいように、ペーパーの端が見えるトイレットペーパーホルダーを提供する。
【解決手段】ネジ（バネ）巻き戻し方式は、ペーパーを引っ張る際にフタを後方へ押し戻し、ネジ（バネ）を巻き戻すことで、ペーパー切り取った後、フタがペーパーを前方へ押し出し、次の人が使いやすくする。前垂れ方式は、ホルダー下板前部側に設けたカッター部より後方にペーパー押さえを設け、ペーパーを切り取った後、ペーパーが外から見えるような状態となるようにするもの。ワニ口式は、後部側に設けたペーパー押さえの前部でペーパーから離れた位置にカッター部を設けたもの。カッター分離式は、ホルダー下板前部にカッター部を設け、フタ内面の上部から前面側でペーパーを押さえ、フタ前部とカッター部との間にペーパー取り出し部を備えた。
【選択図】図１

Description

ペーパーを適度にはさみ、使うときに引っ張って、切り取るつもりで無いのに切れることの無いようにする。またペーパーを引っ張って、カバーを押し戻す「ねじ巻き戻し方式」の場合もペーパーを引っ張って切れてしまわないことが重要。

カッターはペーパーを切るには十分強いが、指を挟んだ場合にも、怪我しない程度の切断能力。

ペーパーの強さと、ホルダーがペーパーをはさむ強さが適度でなければならない。

トイレットペーパーを使うとき、毎回ホルダーのフタ（カッターを兼ねているもの）を持ち上げなければ、ペーパーが取り出せない。

トイレットペーパーを切り取ろうとする時、従来の物は上方向にペーパーを引っ張って、カッターに当てる為、ホルダーのフタ（兼カッター）が跳ね上がってしまう。

ペーパーを切り取ろうとする際に、ホルダーのカバーを押し戻したところで切り取る。その押し戻した分だけ、ねじを巻き戻し手を離した途端に、今度はペーパーを巻き戻した分だけ外にスライドさせ、ペーパーが押し出される。押し出されたことで、ペーパーは外から見える状態となり、次の人はフタをわざわざあげることなく、取り出せる。

ホルダーのフタ（兼カッター）を改良。フタと受け皿を組み合わせ、ペーパーを上下から挟むように切り取る。上下のカッター（兼フタ）はペーパーを切り取った後、上下に開くので、ペーパーを、フタに触れずに取り出せる。ペーパーを切り取る際に、フタに大きな力をかける必要は無く、フタは跳ね上がらない。

トイレットペーパーを使う際に、ホルダーのフタをいちいち持ち上げる必要が無くなる。

トイレットペーパーをロールから切り離す時に、上方向に引っ張るためにフタが跳ね上がってしまうことがなくなる。

他人がトイレの中で触れたフタに触れる必要がなくなる。

店舗、事務所等多数の出入りがある場所に設置されたトイレには、次に使う人のために掃除の際にわざわざ三角に折り曲げることが多いが、本件によるホルダーにより、その必要がなくなる。

ねじ巻き戻し方式により、機械式として、ペーパーを切り取る負荷を軽減する。

前垂れ方式により、フリクションを効率よく使い、安価なものを作ることが出来る。

ワニ口式により、よりデザインを重視し、また変化をもたせることが出来る。

カッター分離方式により、極めて単純な構造のもとすることができる。

この発明はトイレットペーパーホルダーの改善に最良の効果を発揮する。
現在あるものとは根本的に、機能、構造が高度なもの。

ねじ巻き戻し方式を横から示した図。 前垂れ式をの横から示した図。 ワニ口式を横か示した図。 カッター分離方式を横から示した図

符号の説明

Ａ フリクションが必要な部分を示す。
Ｂ 次の人が（ペーパーを取る際に）掴む部分を示す
Ｃ ペーパーを切り取るカッター部分

Claims (1)

1. トイレットペーパーを使う分だけ引っ張って、ロールから切り離した時、次の人が直ぐ使えるように、ペーパーの切端がホルダーのカバーに隠れることなく、外に出ている。
   トイレットペーパーを切り離した後に、次の人が使う際に、ペーパーの端を掴み取りやすい様に、三角形になるように折りたたむが、これは、ペーパーの端が、ペーパー切り取り部分に隠れてしまうからである。しかし、この方式は、自分が使うためにペーパーを切り取った後、次の人が掴みやすいように、紙の端が外から見えるので、フタやカッターに触れることなく切り取ることが出来る。

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