JP2010062828A - 磁気サスペンション型スピーカ - Google Patents
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Abstract
【課題】部品点数の増大、コストアップを招くことなく薄型化を図りつつ充分なストロークでの振動系の振動を実現する。
【解決手段】振動板内周部により支持されたボビンに設けられたボイスコイル340と、フレーム400により支持され且つボイスコイルの外径側に離間配置されて該ボイスコイルとの間で磁気回路を形成する中空筒状部を備えたヨーク230と、を備え、振動板310とフレームとの間に形成される空間部内に、磁気サスペンション部材500を配置し、各磁気サスペンション部材は、振動板に固定された振動板側永久磁石520と、フレームに固定され振動板側永久磁石に対向して離間配置されたフレーム側永久磁石540とを備え、振動板側永久磁石とフレーム側永久磁石とは各対向面が反発するように同極に着磁されている。
【選択図】図1
【解決手段】振動板内周部により支持されたボビンに設けられたボイスコイル340と、フレーム400により支持され且つボイスコイルの外径側に離間配置されて該ボイスコイルとの間で磁気回路を形成する中空筒状部を備えたヨーク230と、を備え、振動板310とフレームとの間に形成される空間部内に、磁気サスペンション部材500を配置し、各磁気サスペンション部材は、振動板に固定された振動板側永久磁石520と、フレームに固定され振動板側永久磁石に対向して離間配置されたフレーム側永久磁石540とを備え、振動板側永久磁石とフレーム側永久磁石とは各対向面が反発するように同極に着磁されている。
【選択図】図1
Description
本発明は、機械的構成を備えるダンパを省略して薄型化を図った磁気サスペンション型スピーカに関する。
一般のスピーカは、磁気回路部品(ヨーク、プレート、マグネット)に振動系部品(ボイスコイル、ダンパ、振動板)を組み付けた構造のスピーカユニットを、筐体によって支持した構成を備えている。
例えば、特許文献1(実開昭62−14889号公報)に開示されたスピーカユニットでは、ヨーク、マグネット、磁性体プレートで構成される磁気回路の内側に配置された振動系部品としてのボイスコイルに対して、交番電流としての音声信号を通電することにより、磁気回路によって発生した磁気エネルギ(磁束)とボイスコイルからの交流磁界との間で反発、吸引を繰り返し発生させる。その結果、ボイスコイルに発生した軸方向へ振動が、カプラ(ボビン)を介して振動板に伝わって振動を発生させる。振動系部品の支持はダンパ、エッジの2箇所により行う。ダンパは、布等の機械的部材から構成され、その曲げ剛性を利用して振動系部品を支持している。
カプラと共に振動するダンパは、固定側の磁性体プレートと干渉する位置に配置されるため、充分な振幅のストロークを確保するためにはカプラの軸方向長を充分に長く確保して磁性体プレートとダンパとの干渉を防止する必要がある。しかし、カプラの長尺化は、スピーカ厚みの増大を招く。また、布を用いた従来のダンパでは、経年変化によるダンパ機能の低下や、ダンパの変形に起因した非線形性の問題がある。特に大きなストロークで振幅する際に非線形が顕著となり、軸線に対する傾斜やローリング等の現象が発生し、音質を低下させる原因となる。
これに対して特開2001−186588公報には、ダンパに代えて、スピーカ中心部に固定側マグネットと可動側マグネットを同心円状に対向配置し、マグネット間に形成される磁界により振動系部品を支持することによって、厚み寸法を短縮させた磁気サスペンション型のスピーカユニットが開示されている。即ち、この従来例は、軸方向に着磁した固定側マグネットと可動側マグネットを対向配置することにより線形性を保つ構造を採用している。しかし、各マグネットの異極同志が近接配置されているため、互いに吸引する力が作用し、ボイスコイルの駆動力を阻害する要因となり、固定側の磁気回路部品に対して可動側の振動系部品が振動しにくくなるという欠点を有している。
実開昭62−14889号公報
特開2001−186588公報
例えば、特許文献1(実開昭62−14889号公報)に開示されたスピーカユニットでは、ヨーク、マグネット、磁性体プレートで構成される磁気回路の内側に配置された振動系部品としてのボイスコイルに対して、交番電流としての音声信号を通電することにより、磁気回路によって発生した磁気エネルギ(磁束)とボイスコイルからの交流磁界との間で反発、吸引を繰り返し発生させる。その結果、ボイスコイルに発生した軸方向へ振動が、カプラ(ボビン)を介して振動板に伝わって振動を発生させる。振動系部品の支持はダンパ、エッジの2箇所により行う。ダンパは、布等の機械的部材から構成され、その曲げ剛性を利用して振動系部品を支持している。
カプラと共に振動するダンパは、固定側の磁性体プレートと干渉する位置に配置されるため、充分な振幅のストロークを確保するためにはカプラの軸方向長を充分に長く確保して磁性体プレートとダンパとの干渉を防止する必要がある。しかし、カプラの長尺化は、スピーカ厚みの増大を招く。また、布を用いた従来のダンパでは、経年変化によるダンパ機能の低下や、ダンパの変形に起因した非線形性の問題がある。特に大きなストロークで振幅する際に非線形が顕著となり、軸線に対する傾斜やローリング等の現象が発生し、音質を低下させる原因となる。
これに対して特開2001−186588公報には、ダンパに代えて、スピーカ中心部に固定側マグネットと可動側マグネットを同心円状に対向配置し、マグネット間に形成される磁界により振動系部品を支持することによって、厚み寸法を短縮させた磁気サスペンション型のスピーカユニットが開示されている。即ち、この従来例は、軸方向に着磁した固定側マグネットと可動側マグネットを対向配置することにより線形性を保つ構造を採用している。しかし、各マグネットの異極同志が近接配置されているため、互いに吸引する力が作用し、ボイスコイルの駆動力を阻害する要因となり、固定側の磁気回路部品に対して可動側の振動系部品が振動しにくくなるという欠点を有している。
以上のように、従来のダンパを使用しない磁気サスペンション型のスピーカにあっては、対向配置された固定側マグネットと可動側マグネットの異極同志が対向しているため、ボスコイルの駆動力を阻害する要因となっていた。
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、部品点数の増大、コストアップを招くことなく薄型化を図りながら、充分なストロークでの振動系部品の振幅を実現することができる磁気サスペンション型スピーカを提供することを目的としている。
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、部品点数の増大、コストアップを招くことなく薄型化を図りながら、充分なストロークでの振動系部品の振幅を実現することができる磁気サスペンション型スピーカを提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、振動板と、該振動板外周のエッジ部を支持するフレームと、該振動板内周部により支持されたボビンに設けられたボイスコイルと、前記フレームにより支持され且つ前記ボイスコイルの外径側に離間配置されて該ボイスコイルとの間で磁気回路を形成する中空筒状部を備えたヨークと、前記フレームに固定され前記ボイスコイルの内径側に離間配置されたマグネットと、を備え、前記振動板と前記フレームとの間に形成される空間部内に、磁気サスペンション部材を配置し、前記各磁気サスペンション部材は、前記振動板に固定された振動板側永久磁石と、前記フレームに固定され前記振動板側永久磁石に対向して離間配置されたフレーム側永久磁石とを備え、前記振動板側永久磁石と前記フレーム側永久磁石とは各対向面が反発するように同極に着磁されていることを特徴とする。
磁気サスペンション部材は、振動板とフレームとの間に複数配置されている。磁気サスペンション部材は、磁気回路とは別個に配置されているため、磁気回路の構成を変更することなく配置でき、スピーカの駆動に影響を与えずに振動板を支持できる。また、磁気サスペンション部材を構成する振動板側永久磁石とフレーム側部材に配置されるフレーム側永久磁石は各対向面が反発するように同極に着磁されている。通電によりボイスコイルが軸方向へ振動する際に、磁気サスペンション部材を構成する振動板側部材の永久磁石と、フレーム側部材の永久磁石とが互いに反発して摩擦が発生しない非接触状態を作り出す。しかも、非接触であるため、動作がスムーズとなる。両永久磁石が着磁されているため、振動系部品の軸方向移動に際し、どの軸方向位置においてもまったく同じ磁界を形成するため、大振幅であっても、小振幅であっても、中心軸に対する傾倒、ローリングのない安定した振幅を確保できる。
磁気サスペンション部材は、振動板とフレームとの間に複数配置されている。磁気サスペンション部材は、磁気回路とは別個に配置されているため、磁気回路の構成を変更することなく配置でき、スピーカの駆動に影響を与えずに振動板を支持できる。また、磁気サスペンション部材を構成する振動板側永久磁石とフレーム側部材に配置されるフレーム側永久磁石は各対向面が反発するように同極に着磁されている。通電によりボイスコイルが軸方向へ振動する際に、磁気サスペンション部材を構成する振動板側部材の永久磁石と、フレーム側部材の永久磁石とが互いに反発して摩擦が発生しない非接触状態を作り出す。しかも、非接触であるため、動作がスムーズとなる。両永久磁石が着磁されているため、振動系部品の軸方向移動に際し、どの軸方向位置においてもまったく同じ磁界を形成するため、大振幅であっても、小振幅であっても、中心軸に対する傾倒、ローリングのない安定した振幅を確保できる。
請求項2の発明は、請求項1に記載の磁気サスペンション型スピーカにおいて、前記磁気サスペンション部材は、複数の永久磁石を、前記振動軸を中心とする円周上に等角度を隔てて配置されていることを特徴とする。磁気サスペンション部材は、磁気回路の周りの円周上に等角度を隔てて配置されている。振動板に付与されるサスペンション力は、円周方向に略均等となり、振動板が駆動に際してずれたり傾いたりすることがない。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の磁気サスペンション型スピーカにおいて、前記磁気サスペンション部材のストローク長の大きさは、前記ボイスコイルの可動範囲寸法よりも大きいことを特徴とする。
請求項4の発明は、前記振動板側永久磁石、及び前記フレーム側永久磁石のうちの一方は、複数の永久磁石が所定間隔の間隙を隔てて離間配置され、前記振動板側永久磁石、及び前記フレーム側永久磁石のうちの他方は、前記間隙内に配置される永久磁石で構成されていることを特徴とする。
前記一方の永久磁石は隙間を隔てた2個の永久磁石が間隙を設けて配置され、この間隙に他方の永久磁石を配置する。このとき他方の永久磁石は、一方の永久磁石より小さな寸法とすることが望ましい。
請求項5の発明は、請求項1乃至3のいずれか一項において、前記振動板側永久磁石、及び前記フレーム側永久磁石のうち一方は、内部に柱形状空隙部を備え、前記振動板側永久磁石、及び前記フレーム側永久磁石のうち他方は、前記柱状空隙部内に配置される永久磁石部材を備えて構成されることを特徴とする。
柱状空隙部は円柱状、角柱状とすることができ、この空隙部を形成する永久磁石は、柱空隙部が形成された筒状の1個の永久磁石とすることができる他、複数の永久磁石を配置して前記柱状空隙を形成する用にすることができる
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の磁気サスペンション型スピーカにおいて、前記磁気サスペンション部材のストローク長の大きさは、前記ボイスコイルの可動範囲寸法よりも大きいことを特徴とする。
請求項4の発明は、前記振動板側永久磁石、及び前記フレーム側永久磁石のうちの一方は、複数の永久磁石が所定間隔の間隙を隔てて離間配置され、前記振動板側永久磁石、及び前記フレーム側永久磁石のうちの他方は、前記間隙内に配置される永久磁石で構成されていることを特徴とする。
前記一方の永久磁石は隙間を隔てた2個の永久磁石が間隙を設けて配置され、この間隙に他方の永久磁石を配置する。このとき他方の永久磁石は、一方の永久磁石より小さな寸法とすることが望ましい。
請求項5の発明は、請求項1乃至3のいずれか一項において、前記振動板側永久磁石、及び前記フレーム側永久磁石のうち一方は、内部に柱形状空隙部を備え、前記振動板側永久磁石、及び前記フレーム側永久磁石のうち他方は、前記柱状空隙部内に配置される永久磁石部材を備えて構成されることを特徴とする。
柱状空隙部は円柱状、角柱状とすることができ、この空隙部を形成する永久磁石は、柱空隙部が形成された筒状の1個の永久磁石とすることができる他、複数の永久磁石を配置して前記柱状空隙を形成する用にすることができる
本発明によれば、コストアップを防止しつつ薄型化を図りながら、充分なストロークでの振動系部品の振幅を実現することができる磁気サスペンション型スピーカを提供できる。
また、本発明によれば、振動板とフレームとの間にラジアル方向に同極着磁した永久磁石を備えた振動板側部材及びフレーム側部材で形成した磁気サスペンション部材を複数配置したので、両部材を構成する永久磁石の反発力によって安定した挙動を確保でき、振動エネルギを減衰させることがない。また、ボイスコイルに必要なストロークを充分に確保することができる。
そして、自動車のドア内部に収容するためにはスピーカは極限まで薄型化、軽量化することが求められるが、本発明では薄型化しつつ充分な振幅を確保することができる。
また、本発明によれば、振動板とフレームとの間にラジアル方向に同極着磁した永久磁石を備えた振動板側部材及びフレーム側部材で形成した磁気サスペンション部材を複数配置したので、両部材を構成する永久磁石の反発力によって安定した挙動を確保でき、振動エネルギを減衰させることがない。また、ボイスコイルに必要なストロークを充分に確保することができる。
そして、自動車のドア内部に収容するためにはスピーカは極限まで薄型化、軽量化することが求められるが、本発明では薄型化しつつ充分な振幅を確保することができる。
以下、本発明を図面に示した実施の形態により詳細に説明する。図1は本発明の実施形態に係る磁気サスペンション型スピーカの構成を示す軸方向断面図、図2は磁気サスペンション部材の配置位置を示す模式図である。
本発明の磁気サスペンション型スピーカ100は、磁気回路を構成する磁気回路部品200(固定側部品)と、この磁気回路部品200により駆動される振動系(可動側部品)300と、これらを支持するフレーム400とから概略構成される。磁気回路は、円筒状のマグネット210と、マグネット210の上部に配置されるポールピース220と、マグネットの下方からポールピース220の側方まで延設された有底円筒状の磁性材料から成るヨーク230をフレーム400に接着固定させている。ここで、ポールピース220とヨークの上部円筒部との間には円環状の隙間である磁気ギャップ250が形成される。
本発明の磁気サスペンション型スピーカ100は、磁気回路を構成する磁気回路部品200(固定側部品)と、この磁気回路部品200により駆動される振動系(可動側部品)300と、これらを支持するフレーム400とから概略構成される。磁気回路は、円筒状のマグネット210と、マグネット210の上部に配置されるポールピース220と、マグネットの下方からポールピース220の側方まで延設された有底円筒状の磁性材料から成るヨーク230をフレーム400に接着固定させている。ここで、ポールピース220とヨークの上部円筒部との間には円環状の隙間である磁気ギャップ250が形成される。
一方、振動系300は、外周縁のエッジ部320をフレーム400により支持されたコーン状の振動板310と、振動板310の中心部から軸方向後方へ伸びる樹脂製薄肉材からなるボビン330と、ボビン330の外周面に配置されたボイスコイル340と、ボビン330の上側を覆うキャップ350、を備えている。
即ち、本発明の特徴的な構成は、振動板310と、振動板外周のエッジ部320を支持するフレーム400と、振動板内周部により支持されたボビン330に設けられたボイスコイル340と、フレーム400により支持され且つボイスコイル330の外径側に離間配置されてボイスコイルとの間で磁気回路を形成する中空筒状部240を備えたヨーク230と、フレームに固定されボイスコイル330の内径側に離間配置されたマグネット210と、を備え、振動板とフレームとの間に形成される空間部内に、周方向に所定のピッチにて複数の磁気サスペンション部材500を配置した構成にある。更に、各磁気サスペンション部材500は、振動板310に固定された振動板側永久磁石520と、フレームに固定され振動板側永久磁石520に対向して離間配置されたフレーム側永久磁石54−0とを備え、振動板側永久磁石とフレーム側永久磁石とは各対向面が反発するように同極にラジアル着磁されている点も特徴的である。
即ち、本実施形態では、振動板310と、フレーム400との間の空間部420であって、磁気回路部品200の周囲には、振動系300を支持する磁気サスペンション部材500が周方向に所定のピッチにて複数個、例えば3個配置されている。この磁気サスペンション部材500は、図2に示すように、振動系の振動軸Oを中心とする円周410上に、120度の角度を隔てて等間隔に配置されている。
即ち、本発明の特徴的な構成は、振動板310と、振動板外周のエッジ部320を支持するフレーム400と、振動板内周部により支持されたボビン330に設けられたボイスコイル340と、フレーム400により支持され且つボイスコイル330の外径側に離間配置されてボイスコイルとの間で磁気回路を形成する中空筒状部240を備えたヨーク230と、フレームに固定されボイスコイル330の内径側に離間配置されたマグネット210と、を備え、振動板とフレームとの間に形成される空間部内に、周方向に所定のピッチにて複数の磁気サスペンション部材500を配置した構成にある。更に、各磁気サスペンション部材500は、振動板310に固定された振動板側永久磁石520と、フレームに固定され振動板側永久磁石520に対向して離間配置されたフレーム側永久磁石54−0とを備え、振動板側永久磁石とフレーム側永久磁石とは各対向面が反発するように同極にラジアル着磁されている点も特徴的である。
即ち、本実施形態では、振動板310と、フレーム400との間の空間部420であって、磁気回路部品200の周囲には、振動系300を支持する磁気サスペンション部材500が周方向に所定のピッチにて複数個、例えば3個配置されている。この磁気サスペンション部材500は、図2に示すように、振動系の振動軸Oを中心とする円周410上に、120度の角度を隔てて等間隔に配置されている。
次に磁気サスペンション部材500について説明する。図3は磁気サスペンション部材の構成図であり、(a)は斜視図、(b)は概略平面図である。磁気サスペンション部材500は、振動板310の背面側適所から後方へ延設された支持部材(振動板側部材)510と、支持部材510に取り付けられた直方体状、或いは板状の振動板側永久磁石520と、フレーム400に固定されたフレーム側基部(フレーム側部材)530と、フレーム側基部530の前面側に所定の径方向間隔を隔てて離間配置された2個の板状のフレーム側永久磁石540とからなる。ここで、フレーム側永久磁石540は、振動板側永久磁石520に比してその奥行き寸法、長さ寸法とも大きく構成されている。
また、2個のフレーム側永久磁石540の間には、間隙550が形成されるようフレーム側基部530に配置され、この間隙550内には、振動板側永久磁石520が配置される。ここで、フレーム側永久磁石540の長さ寸法をL1、間隙550の長さ寸法をL2、ボビン330の上下の各ストローク寸法をXとすると、L1≧L2+2Xとなるように構成している。このように設定すれば、磁気サスペンション部材500のストローク長の大きさは、ボイスコイル340の可動範囲寸法よりも大きいものとなる。また、磁気サスペンション部材500におけるフレーム側永久磁石540の幅寸法W1は振動板側永久磁石520の幅寸法W2より大きく形成されている(図3(b))。
また、本実施形態では、振動板側永久磁石520及びフレーム側永久磁石540は、ラジアル着磁されたものであり、図3(b)に示すように、互いに反発力Fを発生するよう同極が対峙するように配置されている。
また、2個のフレーム側永久磁石540の間には、間隙550が形成されるようフレーム側基部530に配置され、この間隙550内には、振動板側永久磁石520が配置される。ここで、フレーム側永久磁石540の長さ寸法をL1、間隙550の長さ寸法をL2、ボビン330の上下の各ストローク寸法をXとすると、L1≧L2+2Xとなるように構成している。このように設定すれば、磁気サスペンション部材500のストローク長の大きさは、ボイスコイル340の可動範囲寸法よりも大きいものとなる。また、磁気サスペンション部材500におけるフレーム側永久磁石540の幅寸法W1は振動板側永久磁石520の幅寸法W2より大きく形成されている(図3(b))。
また、本実施形態では、振動板側永久磁石520及びフレーム側永久磁石540は、ラジアル着磁されたものであり、図3(b)に示すように、互いに反発力Fを発生するよう同極が対峙するように配置されている。
ボイスコイル340に交番電流としての音声信号を通電することにより、磁気回路部品200によって発生した磁気エネルギ(磁束)とボイスコイル340からの交流磁界との間で反発、吸引を繰り返し発生させる。その結果、ボイスコイル340に発生した軸方向へ振動がボビン330を介して振動板310を振動させ、空気を振動させて音を発生させる。
この際、磁気サスペンション部材500のストローク長が、ボイスコイル340の可動範囲寸法よりも大きく構成されているので、振動系部品の軸方向への移動量を確保できるばかりでなく、振動軸Oに対する傾きや、ローリングの発生をも有効に防止できる。
即ち、振動板310が振動すると、振動板310に取り付けた振動板側永久磁石520と、フレーム側基部530に配置した2枚のフレーム側永久磁石540とが互いに反発して、摩擦を生じることなくフレーム側永久磁石540間で振動板側永久磁石520を案内する。このとき、両磁石520、540は互いに反発しているため、振動板側永久磁石520とフレーム側永久磁石540とは接触することなく、一定の隙間を保持したまま動作することができる。そのため、振動板310にローリングが発生しても、反発力で復帰動作をすることとなる。
この際、磁気サスペンション部材500のストローク長が、ボイスコイル340の可動範囲寸法よりも大きく構成されているので、振動系部品の軸方向への移動量を確保できるばかりでなく、振動軸Oに対する傾きや、ローリングの発生をも有効に防止できる。
即ち、振動板310が振動すると、振動板310に取り付けた振動板側永久磁石520と、フレーム側基部530に配置した2枚のフレーム側永久磁石540とが互いに反発して、摩擦を生じることなくフレーム側永久磁石540間で振動板側永久磁石520を案内する。このとき、両磁石520、540は互いに反発しているため、振動板側永久磁石520とフレーム側永久磁石540とは接触することなく、一定の隙間を保持したまま動作することができる。そのため、振動板310にローリングが発生しても、反発力で復帰動作をすることとなる。
また、両磁石520、540はラジアル着磁されているため、移動方向に対して、どの位置でもまったく同じ磁界を生成するから、ボビン330の振幅寸法の大小にかかわらず同様に動作する。
ここで、従来のスピーカにあっては、例えば図1中に破線で示した位置に布などの機械的部材を用いたダンパDが配置されるため、ボビン330が軸方向へ振幅する際にダンパDがヨーク230と干渉することがないようにダンパDとヨーク230の距離を充分に大きく確保する必要が生じる。その結果、ボイスコイル340の軸方向長が大きくなり、スピーカの薄型化に対する障害となっていた。自動車のドアの肉厚内部に配置される車載用のスピーカは、薄型化が強く求められるため、薄型化の障害となるダンパDを省略することが求められる。
本発明に於いては、ダンパに代えて、磁気サスペンション部材を配置しているので、振動板310と磁気ギャップ250との間にダンパが存在しない分だけスピーカの軸方向長を短縮できる。
なお、上記実施形態では、磁気サスペンション部材500は3個を1つの円周上に等間隔に配置した例を示したが、磁気サスペンション部材500の数、磁気サスペンション部材500配置する円周の数は、必要に応じて変更することができる。例えば、磁気サスペンション部材500として、各磁気サスペンション部材500の振動板側永久磁石520の外側だけフレーム側永久磁石540を1個配置し、複数の磁気サスペンション部材500全体で振動系300を振動軸Oに沿って案内することができる。更に磁気サスペンション部材500を構成する振動板側永久磁石520、フレーム側永久磁石540の個数は必要に応じて増加することができる。
ここで、従来のスピーカにあっては、例えば図1中に破線で示した位置に布などの機械的部材を用いたダンパDが配置されるため、ボビン330が軸方向へ振幅する際にダンパDがヨーク230と干渉することがないようにダンパDとヨーク230の距離を充分に大きく確保する必要が生じる。その結果、ボイスコイル340の軸方向長が大きくなり、スピーカの薄型化に対する障害となっていた。自動車のドアの肉厚内部に配置される車載用のスピーカは、薄型化が強く求められるため、薄型化の障害となるダンパDを省略することが求められる。
本発明に於いては、ダンパに代えて、磁気サスペンション部材を配置しているので、振動板310と磁気ギャップ250との間にダンパが存在しない分だけスピーカの軸方向長を短縮できる。
なお、上記実施形態では、磁気サスペンション部材500は3個を1つの円周上に等間隔に配置した例を示したが、磁気サスペンション部材500の数、磁気サスペンション部材500配置する円周の数は、必要に応じて変更することができる。例えば、磁気サスペンション部材500として、各磁気サスペンション部材500の振動板側永久磁石520の外側だけフレーム側永久磁石540を1個配置し、複数の磁気サスペンション部材500全体で振動系300を振動軸Oに沿って案内することができる。更に磁気サスペンション部材500を構成する振動板側永久磁石520、フレーム側永久磁石540の個数は必要に応じて増加することができる。
図4は本発明の他の実施形態に係る磁気サスペンション部材を示す斜視図である。この例に係る磁気サスペンション部材600は、振動板(図示していない)に取り付けられる支持部材(振動板側部材)610の先端部に円柱状の振動板側永久磁石620を固定配置し、フレーム側永久磁石630として、内部に円柱状間隙部640を備える円筒状のものを使用している。本実施形態においても、振動板側永久磁石620及びフレーム側永久磁石630はラジアル着磁されており、振動板側永久磁石620の外周面部と、フレーム側永久磁石630の内周面部とが同極となるようにしている。
この例に係る磁気サスペンション部材600を使用すると、振動板側永久磁石620はフレーム側永久磁石630の円柱状間隙部640内で磁気の作用で円柱状間隙部640外壁に接触することなく案内され振動系300を円滑に移動させることができる。
なお、この例では、フレーム側永久磁石630として円筒状のものを用いたが、フレーム側永久磁石として、角筒状の磁石、板状の磁石を組み合わせて角筒状としたもの、弧状の断面を備える板状磁石を組み合わせて円筒状としたものとを使用しても良い。
上述のように従来のダンパを備えたスピーカにあっては、振動系部品の支持安定性、挙動安定性、特に径方向への安定性(振動の直進性)は、通常はダンパによって確保していたが、ダンパを用いた場合にはダンパとフレームや磁気回路部材との衝突を回避するためにはストロークが短くなってしまう。また、ストロークを充分に確保するとなると、カプラの軸方向長を大きくするしかなく、それではスピーカ全体の厚み増をもたらす。
この例に係る磁気サスペンション部材600を使用すると、振動板側永久磁石620はフレーム側永久磁石630の円柱状間隙部640内で磁気の作用で円柱状間隙部640外壁に接触することなく案内され振動系300を円滑に移動させることができる。
なお、この例では、フレーム側永久磁石630として円筒状のものを用いたが、フレーム側永久磁石として、角筒状の磁石、板状の磁石を組み合わせて角筒状としたもの、弧状の断面を備える板状磁石を組み合わせて円筒状としたものとを使用しても良い。
上述のように従来のダンパを備えたスピーカにあっては、振動系部品の支持安定性、挙動安定性、特に径方向への安定性(振動の直進性)は、通常はダンパによって確保していたが、ダンパを用いた場合にはダンパとフレームや磁気回路部材との衝突を回避するためにはストロークが短くなってしまう。また、ストロークを充分に確保するとなると、カプラの軸方向長を大きくするしかなく、それではスピーカ全体の厚み増をもたらす。
これに対して本発明では、振動板とフレームとの間に対向面をラジアル方向に同極着磁した磁石を備えた磁気サスペンション部材を複数設けたので、磁石の反発力によって安定した挙動を確保できる。必要なストロークを100%確保することができる。
即ち、本発明では、磁気サスペンション部材は、磁気回路とは別個に配置されているため、磁気回路の構成を変更することなく配置でき、スピーカの駆動に影響を与えずに振動板を支持できる。また、磁気サスペンション部材を構成する振動板側永久磁石とフレーム側部材に配置されるフレーム側永久磁石は各対向面が反発するように同極にラジアル着磁されている。通電によりボイスコイルが軸方向へ振動する際に、磁気サスペンション部材を構成する振動板側部材の永久磁石と、フレーム側部材の永久磁石とが互いに反発して摩擦が発生しない非接触状態を作り出す。しかも、非接触であるため、動作がスムーズとなる。両永久磁石がラジアル着磁されているため、振動系部品の軸方向移動に際し、どの軸方向位置においてもまったく同じ磁界を形成するため、大振幅であっても、小振幅であっても、中心軸に対する傾倒、ローリングのない安定した振幅を確保できる。
また、自動車のドア内部に収容するためにはスピーカは極限まで薄型化、軽量化することが求められるが、本発明では薄型化しつつ充分な振幅を確保することができる。
即ち、本発明では、磁気サスペンション部材は、磁気回路とは別個に配置されているため、磁気回路の構成を変更することなく配置でき、スピーカの駆動に影響を与えずに振動板を支持できる。また、磁気サスペンション部材を構成する振動板側永久磁石とフレーム側部材に配置されるフレーム側永久磁石は各対向面が反発するように同極にラジアル着磁されている。通電によりボイスコイルが軸方向へ振動する際に、磁気サスペンション部材を構成する振動板側部材の永久磁石と、フレーム側部材の永久磁石とが互いに反発して摩擦が発生しない非接触状態を作り出す。しかも、非接触であるため、動作がスムーズとなる。両永久磁石がラジアル着磁されているため、振動系部品の軸方向移動に際し、どの軸方向位置においてもまったく同じ磁界を形成するため、大振幅であっても、小振幅であっても、中心軸に対する傾倒、ローリングのない安定した振幅を確保できる。
また、自動車のドア内部に収容するためにはスピーカは極限まで薄型化、軽量化することが求められるが、本発明では薄型化しつつ充分な振幅を確保することができる。
100…磁気サスペンション型スピーカ、200…磁気回路部品、210…マグネット、220…ポールピース、230…ヨーク、250…磁気ギャップ、300…振動系(可動側部品)、310…振動板、320…エッジ部、330…ボビン、340…ボイスコイル、350…キャップ、400…フレーム、420…空間部、500…磁気サスペンション部材、510…支持部材(振動板側部材)、520…振動板側永久磁石、530…フレーム側基部、540…フレーム側永久磁石、550…間隙、600…磁気サスペンション部材、610…支持部材(振動板側部材)、620…振動板側永久磁石、630…フレーム側永久磁石、640…円柱状間隙部
Claims (5)
- 振動板と、該振動板外周のエッジ部を支持するフレームと、該振動板内周部により支持されたボビンに設けられたボイスコイルと、前記フレームにより支持され且つ前記ボイスコイルの外径側に離間配置されて該ボイスコイルとの間で磁気回路を形成する中空筒状部を備えたヨークと、前記フレームに固定され前記ボイスコイルの内径側に離間配置されたマグネットと、を備え、
前記振動板と前記フレームとの間に形成される空間部内に、磁気サスペンション部材を配置し、
前記各磁気サスペンション部材は、前記振動板に固定された振動板側永久磁石と、前記フレームに固定され前記振動板側永久磁石に対向して離間配置されたフレーム側永久磁石とを備え、前記振動板側永久磁石と前記フレーム側永久磁石とは各対向面が反発するように同極に着磁されていることを特徴とする磁気サスペンション型スピーカ。 - 前記磁気サスペンション部材は、複数の永久磁石を、前記振動軸を中心とする円周上に等角度を隔てて配置されていることを特徴とする請求項1に記載の磁気サスペンション型スピーカ。
- 前記磁気サスペンション部材のストローク長の大きさは、前記ボイスコイルの可動範囲寸法よりも大きいことを特徴とする請求項1又は2に記載の磁気サスペンション型スピーカ。
- 前記振動板側永久磁石、及び前記フレーム側永久磁石のうちの一方は、複数の永久磁石が所定間隔の間隙を隔てて離間配置され、
前記振動板側永久磁石、及び前記フレーム側永久磁石のうちの他方は、前記間隙内に配置される永久磁石で構成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の磁気サスペンション型スピーカ。 - 前記振動板側永久磁石、及び前記フレーム側永久磁石のうちの一方は、内部に柱形状空隙部を備え、
前記振動板側永久磁石、及び前記フレーム側永久磁石のうちの他方は、前記柱状空隙部内に配置される永久磁石部材を備えていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の磁気サスペンション型スピーカ。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008226023A JP2010062828A (ja) | 2008-09-03 | 2008-09-03 | 磁気サスペンション型スピーカ |
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JP2008226023A JP2010062828A (ja) | 2008-09-03 | 2008-09-03 | 磁気サスペンション型スピーカ |
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ID=42189150
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JP2008226023A Pending JP2010062828A (ja) | 2008-09-03 | 2008-09-03 | 磁気サスペンション型スピーカ |
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JP (1) | JP2010062828A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018224616A1 (en) | 2017-06-09 | 2018-12-13 | Ask Industries Societa' Per Azioni | Loudspeaker structure |
KR102659183B1 (ko) * | 2022-12-28 | 2024-04-19 | 에스텍 주식회사 | 슬림 스피커 |
-
2008
- 2008-09-03 JP JP2008226023A patent/JP2010062828A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2018224616A1 (en) | 2017-06-09 | 2018-12-13 | Ask Industries Societa' Per Azioni | Loudspeaker structure |
JP2020524426A (ja) * | 2017-06-09 | 2020-08-13 | アスク インダストリーズ ソシエタ ペル アツィオーニAsk Industries Societa’ Per Azioni | スピーカ構造 |
US11057710B2 (en) | 2017-06-09 | 2021-07-06 | Ask Industries Societa' Per Azioni | Loudspeaker structure |
JP7217238B2 (ja) | 2017-06-09 | 2023-02-02 | アスク インダストリーズ ソシエタ ペル アツィオーニ | スピーカ構造 |
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