JP2009182846A - 磁気サスペンション型スピーカ - Google Patents

磁気サスペンション型スピーカ Download PDF

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Abstract

【課題】薄型化を図りながら、振動系が十分な振幅を実現することができる磁気サスペンション型スピーカを提供する。
【解決手段】フレームと、中央に中空筒状部を有するヨーク20と、環状第1マグネット30と、環状磁性体トッププレートとを積層固定して前記フレームに固定され、かつ前記ヨークとトッププレート31との間に磁気ギャップが形成される磁気回路と、一端にボイスコイル10が巻線され、磁気ギャップに挿入されるカプラ5と、カプラの他端が内周縁側に接続され、かつ外周縁がエッジを介してフレームに固定される振動板と、を有するスピーカにおいて、中空筒状部の内周面に固定される第2のマグネット25、カプラは中空筒状部内に挿入、その挿入部は第2のマグネットと非接触、対向配置される第3のマグネット35とを備え、第2のマグネットと第3のマグネットは何れも各対向面が反発するように同極にラジアル着磁されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ダンパを省略して薄型化を図った磁気サスペンション型スピーカに関する。
一般のスピーカは、磁気回路部品(ヨーク、プレート、マグネット)に振動系部品(ボイスコイル、ダンパ、振動板)を組み付けた構造のスピーカユニットを、筐体によって支持した構成を備えている。
例えば、特許文献1(実開昭62−14889号公報)に開示されたスピーカでは、ヨーク、マグネット、磁性体プレートで構成される磁気回路の内側に配置された振動系部品としてのボイスコイルに対して、交番電流としての音声信号を通電することにより、磁気回路によって発生した磁気エネルギー(磁束)とボイスコイルからの交流磁界との間で反発、吸引を繰り返し発生させる。その結果、ボイスコイルに発生した軸方向へ振動が、カプラを介して振動板に伝わって振動を発生させる。振動系部品の支持はダンパ、エッジの二箇所により行う。ダンパは、布等から構成され、その曲げ剛性を利用して振動系部品を支持している。
カプラと共に振動するダンパは、固定側の磁性体プレートと干渉する位置に配置されるため、十分な振幅のストロークを確保するためにはカプラの軸方向長を十分に長く確保して磁性体プレートとダンパとの干渉を防止する必要がある。しかし、カプラの長尺化は、スピーカ厚みの増大を招く。また、布を用いた従来のダンパでは、経年変化によるダンパ機能の低下や、ダンパの変形に起因した非線形性の問題がある。特に大きなストロークで振幅する際に非線形が顕著となり、軸線に対する傾斜やローリング等の現象が発生し、音質を低下させる原因となる。
これに対して特開2001−186588公報には、ダンパに代えて、スピーカ中心部に固定側マグネットと可動側マグネットを同心円状に対向配置し、マグネット間に形成される磁界により振動系部品を支持することによって、厚み寸法を短縮させた磁気サスペンション型のスピーカが開示されている。即ち、この従来例は、軸方向に着磁した固定側マグネットと可動側マグネットを対向配置することにより線形性を保つ構造を採用している。しかし、各マグネットの異極同志が近接配置されているため、互いに吸引する力が作用し、ボイスコイルの駆動力を阻害する要因となり、固定側の磁気回路部品に対して可動側の振動系部品が振幅しにくくなるという欠点を有している。
実開昭62−14889号公報 特開2001−186588公報
以上のように、従来のダンパを使用しない磁気サスペンション型のスピーカにあっては、対向配置された固定側マグネットと可動側マグネットの異極同志が対向しているため、ボスコイルの駆動力を阻害する要因となっていた。
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、部品点数の増大、コストアップを招くことなく薄型化を図りながら、十分なストロークでの振動系部品の振幅を実現することができる磁気サスペンション型スピーカを提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、請求項1の発明に係る磁気サスペンション型スピーカは、フレームと、中央に中空筒状部を有するヨークと、環状の第1マグネットと、環状の磁性体トッププレートとを積層固定して前記フレームに固定され、かつ前記ヨークとトッププレートとの間に磁気ギャップが形成される磁気回路と、一端にボイスコイルが巻線され、前記磁気ギャップに挿入されるカプラと、前記カプラの他端が内周縁側に接続され、かつ外周縁がエッジを介してフレームに固定される振動板と、を有するスピーカにおいて、前記ヨークの中空筒状部の内周面に固定される第2のマグネットを備え、前記環状カプラは、前記ヨークの中空筒状部内に挿入される挿入部を有し、かつ前記挿入部は第2のマグネットと非接触状態で対向配置される第3のマグネットを備え、前記第2のマグネットと前記第3のマグネットは何れも各対向面が反発するように同極にラジアル着磁されていることを特徴とする。
振動板を先端部で支持すると共にボイスコイルを外周に備えたカプラの内径側の一部をヨークの中心穴に挿入し、この内径側の一部には第3のマグネットが配置されている。ヨークの中心穴には第2のマグネットが配置され、第3のマグネットと離間した状態で対向配置され、且つ対向面同士が同極にラジアル着磁されている。
通電によりボイスコイルが軸方向へ振動する際に、第3のマグネットと第2のマグネットが互いに反発して摩擦が発生しない非接触状態を作り出す。しかも、非接触であるため、動作がスムーズとなる。両マグネットラジアル着磁されているため、振動系部品の軸方向移動に際し、どの軸方向位置においても全く同じ磁界を形成するため、大振幅であっても、小振幅であっても、中心軸に対する傾倒、ローリングのない安定した振幅を確保できる。
請求項2の発明は、請求項1において、前記第2のマグネットの軸方向長は、前記第3のマグネットの可動範囲よりも長いことを特徴とする。
第3のマグネットの軸方向長が、第2のマグネットよりも短尺となるように構成した方が振動系部品の挙動が安定する。
請求項3の発明は、請求項1、又は2において、前記カプラと前記挿入部は、短尺大径の外筒と、該外筒の中心部に同軸状に配置された長尺小径の内筒と、から構成され、前記ボイスコイルは、前記外筒の外周面に形成され、前記第3のマグネットは、前記内筒の外周面に固定されていることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1、2、又は3において、前記第2のマグネット、及び前記第3のマグネットは、夫々周方向へ連続した環状筒体であることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1、2、又は3において、 前記第2のマグネット、又は前記第3のマグネットの少なくとも一方は、周方向に分割された複数のマグネット片から構成されていることを特徴とする。
可動側及び第2のマグネットの形状は、円環状であってもよいし、円弧状、平板状(分割片)であってもよい。コスト的には平板状のマグネットが低廉である。少なくとも一方のマグネットを分割片とした場合、その周方向幅、軸方向長は種々選定可能である。
請求項6の発明は、請求項1乃至5の何れか一項において、前記中空筒状部の中心孔は多角柱状であり、前記挿入部は前記中空筒状部の中心孔内に配置可能な多角形状であることを特徴とする。
ヨーク中心穴とカプラの内筒の形状を非円形、例えば多角柱状とすることにより、中心軸に対する捻り方向の動作を抑制し、音質を向上することができる。
本発明によれば、部品点数の増大、コストアップを招くことなく薄型化を図りながら、十分なストロークでの振動系部品の振幅を実現することができる磁気サスペンション型スピーカを提供できる。
本発明では、カプラ側に設けた可動側マグネットとヨーク側に設けた固定側マグネットをスピーカ中心部にて非接触で対向させるとともに対向面をラジアル方向に同極着磁したので、両者の反発力によって安定した挙動を確保できる。必要なストロークを100%確保することができる。
自動車のドア内部に収容するためにはスピーカは極限まで薄型化、軽量化することが求められるが、本発明では薄型化しつつ十分な振幅を確保することができる。
以下、本発明を図面に示した実施の形態により詳細に説明する。
図1(a)及び(b)は本発明の一実施形態に係る磁気サスペンション型スピーカの構成を示す軸方向断面図、及び要部構成説明図であり、図2は分解斜視図である。
本発明の磁気サスペンション型スピーカ1は、磁気回路部品(固定側部品)と振動系部品(可動側部品)とから概略構成される。より具体的には、磁気回路は、中空筒状部21を備えたヨーク20と環状マグネット30(第1のマグネット)と磁性体トッププレート31とを積層固定して構成され、図示しないフレームに接着固定される。ここで、ヨーク20とトッププレート31との間には磁気ギャップと称される隙間が形成される。振動系部材は、外周縁のエッジ部2aを図示しない固定側のフレームにエッジ2aを介して支持されたコーン状の振動板2と、振動板2の中心部2bを支持する樹脂製薄肉材から成る可動側のカプラ(ボビン)5と、カプラ5の外周面に配置されたボイスコイル10と、中空筒状部21の内周面に固定された第2のマグネット25と、カプラ5により支持されて固定側マグネット25(第2のマグネット)と非接触状態で対向配置された可動側マグネット35(第3のマグネット)と、を備えている。
また、固定側マグネット25と可動側マグネット35は、磁気サスペンションを構成している。
カプラ5は、短尺大径の外筒5aと、外筒5aの中心部に同軸状に配置された長尺小径の内筒5bと、外筒5aと内筒5bの各先端部間を連結する連設部5cと、を備えている。
ボイスコイル10は、外筒5aの後端外周面に巻き付けられ、可動側マグネット35は、内筒5bの外周面に固定されている。
ヨーク20は、図示しない固定側のフレームにより支持された大径環状の基部20aと、基部20aの中心部から一体的に突設された中空筒状部21と、を備え、中空筒状部21の内壁には全面的に固定側マグネット25が配置されている。
環状マグネット30は、ヨークの基部20aの前面に固定され、更に磁気プレート(トッププレート)31は環状マグネット30の前面に固定されている。
固定側マグネット25と可動側マグネット35は何れもラジアル着磁され、且つ各対向面25a、35aが反発するように同極に着磁されている。
更に、本実施形態では、固定側マグネット25の軸方向長は可動側マグネット35の軸方向長よりも長く設定されている。更に言うならば、可動側マグネット35の可動範囲における上限と下限が固定側マグネット25の軸方向長内に収まることが好ましい。本実施形態では、可動側マグネットと固定側マグネットとの反発力によりボイスコイルの上下への振動の直進性を保つものであり、固定側マグネットは可動側マグネットに対して常に一定の反発力を与えることで振動系部品の挙動が安定し易い。
可動側マグネット35は、ボイスコイル10に通電していない非動作状態において、可動側マグネット35の軸方向中心部が固定側マグネット25の軸方向中心部と合致する位置関係で静止するように構成されている。例えば、スピーカの非動作時におけるヨーク20の底部とカプラ先端部との間の全長L1を5.6mmとし、ヨークの中空筒状部21の軸方向長L2を4mmとし、固定側マグネット25の軸方向長L3を32mmとし、可動側マグネット35の軸方向長L4を8mmとした場合、可動側マグネット35の前後両端部と固定側マグネット25の前後両端部との間の距離は16mmずつあるため、前後16mmのストロークの範囲内で可動側マグネット、即ちカプラ5を含んだ振動系部品2、10は振幅できることとなる。
ボイスコイル10に交番電流としての音声信号を通電することにより、磁気回路によって発生した磁気エネルギー(磁束)とボイスコイル10からの交流磁界との間で反発、吸引を繰り返し発生させる。その結果、ボイスコイル10に発生した軸方向へ振動がカプラ5を介して振動板2を振動させ、空気を振動させて音を発生させる。
この際、可動側マグネット35の軸方向長が、固定側マグネット25の軸方向長よりも短いことにより、振動系部品の軸方向への移動量を大きく確保できるばかりでなく、中心軸に対する傾きや、ローリングの発生をも有効に防止できる。
ダンパを用いた従来のスピーカにあっては、例えば図1中に破線で示した位置にダンパDが配置されるため、カプラ5が軸方向へ振幅する際にダンパDが磁気プレート31と干渉することがないようにダンパと磁気プレート間の距離を十分に大きく確保する必要が生じる。その結果、カプラ5の軸方向長が大きくなり、スピーカの薄型化に対する障害となっていた。自動車のドアの肉厚内部に配置される車載用のスピーカは、薄型化が強く求められるため、薄型化の障害となるダンパDを省略することが求められる。
本発明に於いては、ダンパに代えて、固定側マグネット25と可動側マグネット35との間に形成される反発磁界をサスペンションとして利用しているので、振動板2と磁気プレート31との間にダンパが存在しない分だけスピーカの軸方向長を短縮できる。
なお、上記実施形態では、固定側マグネット25、及び可動側マグネット35を共に円筒体(環状筒体)として構成したが、各マグネットは必ずしも全周に亘って磁石部が延在する環状体である必要はない。
例えば、固定側マグネット25、又は可動側マグネット35の少なくとも一方は、周方向に分割された複数のマグネット片から構成してもよい。
即ち、図3の略図に示したように円弧状の固定側マグネット片25aと円弧状の可動側マグネット片35aを対向配置させてもよいし、何れか一方を円筒体、他方を円弧状としてもよい。このように何れか一方のマグネットを複数のマグネット片から構成し、且つ周方向に分割配置した構成とした場合であっても、固定側と可動側の各マグネット片の対向面は同極性に着磁され、且つ可動側の可動範囲が固定側よりも短くなっている。
固定側マグネット25と可動側マグネット35を共に分割片とした場合には、図示のように両分割片25a、35aの周方向幅を異ならせることができ、固定側マグネット25の周方向幅を可動側よりも広く設定した方が挙動が安定する。
なお、上記実施形態では、ヨークの中空筒状部21の中心穴21aを円筒状に構成し、この中心穴21aの形状に合わせてカプラ5の内筒5bの外形を円筒状としたが、カプラの傾倒、ローリング(回転運動)を更に確実に防止するためには、中空筒状部21の中心穴21aの形状とカプラの内筒5bの外形を多角柱等の非円形とすることが好ましい。
図4は中空筒状部の中心穴21aとカプラの内筒5bの外形を四角柱とした構成例を示している。
この磁気サスペンション型スピーカ1は、中空筒状部21の中心穴21aとカプラ5の内筒5bの外形を四角柱としているため、夫々外周面が4個の平坦な面から構成されている。中心穴21aの4個の平坦面上に夫々固定側マグネット片25aを配置し、内筒5bの4個の平坦面上に夫々可動側マグネット片35aを配置したので、各マグネット片の同磁極同志が非接触状態で対向し合うこととなり、固定側の磁気回路部品によって可動側の振動系部品を安定して支持することが可能となる。特に、中心軸線に対する傾斜、ローリングを効果的に防止することができる。
なお、この実施形態においても、固定側マグネット片25aの軸方向長を可動側マグネット片35aの可動範囲よりも長くすることが前記傾斜、ローリングを防止する上で効果的である。
以上のように本発明にあっては、振動板を先端部で支持すると共にボイスコイルを外周に備えたカプラの内径側の一部をヨークの中心穴21aに挿入している。ヨークの中心穴には固定側マグネット25が配置され、ヨークの内径側には可動側マグネット35が配置されており、両マグネットは離間した状態で対向配置され、且つ対向面同士が同極にラジアル着磁されている。ボイスコイル10への通電によりボイスコイルが軸方向へ振動する際に、カプラの内径側に取り付けた可動側マグネット35とヨーク中心穴に取り付けた固定側マグネット25が互いに反発して摩擦が発生しない非接触状態を作り出す。しかも、非接触であるため、動作がスムーズとなり、ボイスコイルの振動動作に影響を与えない。
また、両マグネット25、35はラジアル着磁されているため、振動系部品の軸方向移動に際し、どの軸方向位置においても全く同じ磁界を形成するため、大振幅であっても、小振幅であっても、中心軸に対する傾倒、ローリングのない安定した振幅を確保できる。
また、可動側マグネット35の軸方向長は、固定側マグネット25よりも短尺となるように構成されている。そして、両マグネット25、35は、固定側マグネット25>=可動側マグネット35+Xmax×2を満たす関係にある。
可動側及び固定側マグネット25、35の形状は、円環状であってもよいし、円弧状、平板状であってもよい。コスト的には平板状のマグネットが低廉である。
ヨーク中心穴21aとカプラの内筒5bの形状を非円形、例えば多角柱状とすることにより、中心軸に対する捻り方向の動作を抑制し、音質を向上することができる。
上述のように従来のダンパを備えたスピーカにあっては、振動系部品の支持安定性、挙動安定性、特に径方向への安定性は、通常はダンパによって確保していたが、ダンパを用いた場合にはダンパとトッププレートとの衝突を回避するためにはストロークが短くなってしまう。また、ストロークを十分に確保するとなると、カプラの軸方向長を大きくするしかなく、それではスピーカ全体の厚み増をもたらす。
これに対して本発明では、カプラ側に設けた可動側マグネットとヨーク側に設けた固定側マグネットをスピーカ中心部にて非接触で対向させるとともに対向面をラジアル方向に同極着磁したので、両者の反発力によって安定した挙動を確保できる。必要なストロークを100%確保することができる。
例えば、自動車のドア内部に収容するためにはスピーカは極限まで薄型化、軽量化することが求められるが、本発明では薄型化しつつ十分な振幅を確保することができる。
(a)及び(b)は本発明の一実施形態に係る磁気サスペンション型スピーカの構成を示す軸方向断面図、及び要部構成説明図である。 図1の磁気サスペンション型スピーカの分解斜視図である。 可動側、及び固定側マグネットの構成例、配置例を示す略図である。 中空筒状部の中心穴とカプラの内筒の外形を四角柱とした構成例を示す図である。
符号の説明
1 磁気サスペンション型スピーカ、2 振動板、2a エッジ部、2b 中心部、5 カプラ、5a 外筒、5b 内筒、5c 連設部、10 ボイスコイル、20 ヨーク、
20a 基部、21 中空筒状部、21a ヨーク中心穴、25 固定側マグネット(第2のマグネット)、25a 固定側マグネット片、30 環状マグネット(第1のマグネット)、30a 対向面、31 磁気プレート(トッププレート)、35 可動側マグネット(第3のマグネット)、35a 可動側マグネット片

Claims (6)

  1. フレームと、
    中央に中空筒状部を有するヨークと、環状の第1マグネットと、環状の磁性体トッププレートとを積層固定して前記フレームに固定され、かつ前記ヨークとトッププレートとの間に磁気ギャップが形成される磁気回路と、
    一端にボイスコイルが巻線され、前記磁気ギャップに挿入されるカプラと、
    前記カプラの他端が内周縁側に接続され、かつ外周縁がエッジを介してフレームに固定される振動板と、を有するスピーカにおいて、
    前記ヨークの中空筒状部の内周面に固定される第2のマグネットを備え、
    前記環状カプラは、前記ヨークの中空筒状部内に挿入される挿入部を有し、かつ前記挿入部は第2のマグネットと非接触状態で対向配置される第3のマグネットを備え、
    前記第2のマグネットと前記第3のマグネットは何れも各対向面が反発するように同極にラジアル着磁されていることを特徴とする磁気サスペンション型スピーカ。
  2. 前記第2のマグネットの軸方向長は、前記第3のマグネットの可動範囲よりも長いことを特徴とする請求項1に記載の磁気サスペンション型スピーカ。
  3. 前記カプラと前記挿入部は、短尺大径の外筒と、該外筒の中心部に同軸状に配置された長尺小径の内筒と、から構成され、
    前記ボイスコイルは、前記外筒の外周面に形成され、
    前記第3のマグネットは、前記内筒の外周面に固定されていることを特徴とする請求項1、又は2に記載の磁気サスペンション型スピーカ。
  4. 前記第2のマグネット、及び前記第3のマグネットは、夫々周方向へ連続した環状筒体であることを特徴とする請求項1、2、又は3に記載の磁気サスペンション型スピーカ。
  5. 前記第2のマグネット、又は前記第3のマグネットの少なくとも一方は、周方向に分割された複数のマグネット片から構成されていることを特徴とする請求項1、2、又は3に記載の磁気サスペンション型スピーカ。
  6. 前記中空筒状部の中心孔は多角柱状であり、前記挿入部は前記中空筒状部の中心孔内に配置可能な多角形状であることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の磁気サスペンション型スピーカ。
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