JP2019103106A - スピーカ - Google Patents
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Abstract
【課題】 外磁型の磁界発生部を有する構造において、磁界発生部から外周側への洩れ磁束を低減できるようにしたスピーカを提供する。【解決手段】 磁界発生部20に、筒部22と支持フランジ部23とが一体に形成された保持ヨーク21を有している。保持ヨーク21の内部に中央ヨーク24が固定され、支持フランジ部23の上にマグネット25と対向ヨーク26が接合されている。支持フランジ部23に、マグネット25と逆側に延びる突部23cが形成され、支持シャーシ10のヨーク固定部10dが、支持フランジ部23の外面23bが固定されている。この構造で、磁界発生部20の外周側での洩れ磁束Bbを低減できる。【選択図】図2
Description
本発明は、いわゆる外磁型の磁界発生部を有するスピーカに係り、特に、磁界発生部からボイスコイルに効率よく磁束を与えることができるスピーカに関する。
特許文献1に、いわゆる外磁型の磁界発生部を有するスピーカに関する発明が記載されている。
このスピーカは、カウンタドライブ方式であり、本体シャーシ(カバー)と支持シャーシとの間に振動板が設けられている。磁界発生部は支持シャーシに固定されており、支持シャーシが発音側に向けられている。
このスピーカは、カウンタドライブ方式であり、本体シャーシ(カバー)と支持シャーシとの間に振動板が設けられている。磁界発生部は支持シャーシに固定されており、支持シャーシが発音側に向けられている。
図4には、特許文献1に記載されたのと同じ構造のスピーカの一部が、従来例として示されている。この従来例のスピーカは、外磁型の磁界発生部50を有している。磁界発生部50は、保持ヨーク51と、保持ヨーク51の中央部に固定された中央ヨーク52とを有している。保持ヨーク51の外周部にはリング状のマグネット53が固定され、その上に対向ヨーク54が固定されている。振動板から磁界発生部50に向けて延びるボビン61にボイスコイル62が巻かれており、ボイスコイル62が、中央ヨーク52と対向ヨーク54との間に形成された磁気ギャップG内に介在している。
図4に示すスピーカは、発音方向(V方向)の側に鉄製の支持シャーシ65が設けられている。支持シャーシ65の外縁部に本体シャーシ(カバー)が取り付けられており、支持シャーシ65の中央支持部65aが振動板に向かって(図4の図示上方に向かって)凹状に形成されて、磁界発生部50が中央支持部65aに固定されている。
特許文献1に記載のスピーカ(図4に示す従来例のスピーカ)は、支持シャーシ65が、中央支持部65aが振動板に近づくように凹状に形成されて立体構造となっている。そのため、支持シャーシ65の形状剛性が高くなっており、質量の大きい磁界発生部50を安定して支持できるようになっている。しかし、図4に示すように、発音方向(V方向)に向けて斜めに延びる鉄製の支持シャーシ65が保持ヨーク51と対向ヨーク54に接近することになり、磁界発生部50からの洩れ磁束Bbが支持シャーシ65に引き付けられ、磁気ギャップG内の磁束密度が低下する問題がある。
そこで、特許文献1に記載された発明では、支持シャーシ65に放射状に形成されているスポークの形状として、外周側の幅寸法よりも内周側の幅寸法を小さくすることで、支持シャーシ65に引き付けられるべき洩れ磁束Bbを低減できるようにしている。しかし、この対策のみでは、洩れ磁束Bbを低減させる効果に限界がある。
本発明は上記従来の課題を解決するものであり、外磁型の磁界発生部を有する構造において、磁界発生部からの洩れ磁束を低減できるスピーカを提供することを目的としている。
本発明は、支持シャーシと、前記支持シャーシのヨーク固定部に固定された磁界発生部と、その外周縁が前記支持シャーシに固定された振動板と、前記振動板の中央部から前記磁界発生部に延びるボビンと、前記ボビンに設けられて前記磁界発生部から磁束が与えられるボイスコイルと、が設けられたスピーカにおいて、
前記磁界発生部は、磁性材料製の保持ヨークと、前記保持ヨークに支持されて前記ボイスコイルに内側から対向する磁性材料製の中央ヨークと、前記ボイスコイルの外側に対向する磁性材料製の対向ヨークと、前記中央ヨークの外周側に位置して前記保持ヨークと前記対向ヨークとの間に位置するマグネットと、を有しており、
前記保持ヨークに、前記マグネットが接合される接合面を有する支持フランジ部が一体に形成され、前記支持フランジ部には、前記接合面と逆側の外面から前記マグネットと逆方向に延びる突部が設けられ、磁性材料で形成された前記支持シャーシの前記ヨーク固定部が、前記支持フランジ部の前記外面に設置されて前記突部で位置決めされていることを特徴とする
ものである。
前記磁界発生部は、磁性材料製の保持ヨークと、前記保持ヨークに支持されて前記ボイスコイルに内側から対向する磁性材料製の中央ヨークと、前記ボイスコイルの外側に対向する磁性材料製の対向ヨークと、前記中央ヨークの外周側に位置して前記保持ヨークと前記対向ヨークとの間に位置するマグネットと、を有しており、
前記保持ヨークに、前記マグネットが接合される接合面を有する支持フランジ部が一体に形成され、前記支持フランジ部には、前記接合面と逆側の外面から前記マグネットと逆方向に延びる突部が設けられ、磁性材料で形成された前記支持シャーシの前記ヨーク固定部が、前記支持フランジ部の前記外面に設置されて前記突部で位置決めされていることを特徴とする
ものである。
本発明のスピーカは、前記支持フランジ部の前記接合面に、前記マグネットよりも外周側において、前記突部に対応する位置に凹部が形成されていることが好ましい。
本発明のスピーカは、例えば、前記保持ヨークがプレス成形品であり、前記突部と前記突部に対応する前記凹部がプレス工程で形成されているものである。
本発明のスピーカは、前記保持ヨークが、底面を有する筒部と、前記筒部の開口部に一体に形成された前記支持フランジ部とを有し、前記中央ヨークが、前記筒部の内部で前記底面に固定されており、前記筒部が、前記支持シャーシの前記ヨーク固定部よりも、前記マグネットから離れる方向へ突出しているものが好ましい。
本発明のスピーカは、前記支持シャーシを、その外縁部よりも前記ヨーク固定部が前記振動板に近い位置となる立体形状とすることが好ましい。
本発明のスピーカは、磁界発生部に設けられた保持ヨークに支持ブランジ部が形成され、この支持フランジ部のマグネット接合面と逆側の外面に、磁性材料製の支持シャーシが固定され、この支持シャーシを位置決めする突部が前記外面に設けられている。そのため、磁石および対向ヨークと、支持シャーシとの距離を長くでき、さらに、磁石および対向ヨークと、支持シャーシを位置決めする突部との距離を長くでき、磁石からの洩れ磁束を減少させることができる。
また、保持ヨークを底面と筒部を有する形状とし、筒部を支持シャーシのヨーク固定部よりもマグネットから離れる方向へ突出させることで、ヨーク固定部を振動板に近づく位置に形成でき、その結果、支持シャーシを凹状の立体形状にでき、支持シャーシの形状剛性を高くすることができる。
図1に示すスピーカ1はいわゆるカウンタドライブ方式を採用したものであり、図示下方向(V方向)が発音方向である。スピーカ1は例えば車載用のウーハーやサブウーハーとして使用され、直径は200〜350mm程度である。
スピーカ1は、発音方向(V方向)と逆側がカバー2で覆われている。カバー2は、外周本体部2aと中央本体部2bの2つの部材が接合されて構成されている。外周本体部2aと中央本体部2bは、共に合成樹脂材料で構成されている。カバー2は発音方向(V方向)に凹側および開口部が向けられた凹形状のケース構造である。なお、カバー2は全体が一体に形成されていてもよい。
カバー2は、支持シャーシ10の発音方向(V方向)と逆側である背部側に取付けられている。支持シャーシ10は、外縁部10aと、発音方向(V方向)に最も突出した位置に形成された外周部10bと、中央部に位置するヨーク固定部10d、および外周部10bとヨーク固定部10dとの間を繋ぐ複数条のスポーク部10cが、磁性材料である鉄系金属材料で一体に形成されている。支持シャーシ10は、鉄系金属材料で形成された複数の部材が接合されて形成されていてもよい。
支持シャーシ10では、前記スポーク部10cが、図1に示すスピーカ1の中心線Oを中心とする円周方向に間隔を空けて設けられており、隣り合うスポーク部10cの間に、音圧を通過させる発音開口部Opが形成されている。
図1に示すように、支持シャーシ10の外縁部10aに、カバー2の開口縁部2cが固定されている。支持シャーシ10の中央部に形成されているヨーク固定部10dに、磁界発生部20が固定されている。図2に示すように、磁界発生部20は、保持ヨーク21を有している。保持ヨーク21には、底面22aを有する筒部22が形成されている。保持ヨーク21は、筒部22の開口部22bから外周方向に一体に延びる支持フランジ部23を有している。支持フランジ部23は、中心線Oを中心とする円周方向に連続して形成されており、または途中に切欠き部を有して円周方向に間隔を空けて形成されている。
保持ヨーク21の筒部の内部に中央ヨーク(中央ポール)24が設置されている。中央ヨーク24はその下面が、筒部22の底面22aに接着されて固定され、またはねじ止めされて固定されている。中央ヨーク24の上部の外周面は、ギャップ形成外面24aとなっている。保持ヨーク21に形成された支持フランジ部23の上面である接合面23aにリング状のマグネット25が接着されて固定されており、マグネット25の上面にリング状の対向ヨーク26が接着されて固定されている。対向ヨーク26の内周面はギャップ形成内面26aである。ギャップ形成外面24aとギャップ形成内面26aとの対向部に磁気ギャップGが形成されている。
保持ヨーク21と中央ヨーク24および対向ヨーク26は鉄などの磁性材料で形成されている。マグネット25はネオジム磁石であり、高い磁束密度の磁界を発生する。そのため、マグネット25を比較的薄く構成しても、磁気ギャップGの磁束密度を高くすることが可能である。なお、マグネット25は、フェライト磁石などであってもよい。
保持ヨーク21は、プレス工程によって、底面22aを有する筒部22と支持フランジ部23とが一体に形成されている。このプレス工程で、支持フランジ部23に接合面23aとその逆側の外面23bとが形成されるとともに、外面23bから下側(マグネット25から離れる側)へ突出する突部23cが形成される。また、この突部23cを加圧して成形するための圧痕として、接合面23aの突部23cに対応する位置に、凹部23dが形成される。突部23cと凹部23dは、支持フランジ部23において、マグネット25の外周面25aから外側に外れた位置に形成されている。また、突部23cと凹部23dは、中心線Oを中心とする円周方向に一定の間隔を空けて複数箇所に設けられている。
図2に示すように、支持シャーシ10の中央部のヨーク固定部10dには、突部23cに対応する支持穴11が開口している。支持フランジ部23に形成されたそれぞれの突部23cが支持穴11に挿入されることで、支持シャーシ10のヨーク固定部10dと、磁界発生部20とが位置決めされる。そして、突部23cの図示下向きの先端部が潰されるカシメ加工により、ヨーク固定部10dと支持フランジ部23とが固定される。なお、突部23cによってヨーク固定部10dが位置決めされ、突部23cとは別の部材で、支持フランジ部23とヨーク固定部10dとが互いに固定される構造であってもよい。
図1に示すように、カバー2と支持シャーシ10との間に振動板4が設けられている。振動板4はコーン形状であり、突部側がカバー2に向けられて配置されている。振動板4の外周縁4bはエッジ部材5に支持されている。エッジ部材5はリング形状であり、その内周部に振動板4が固定され、その外周部が、カバー2の開口縁部2cと支持シャーシ10の外縁部10aとの間に挟まれて固定されている。すなわち、振動板4の外周縁4bに設けられたエッジ部材5は、カバー2と支持シャーシ10の少なくとも一方に固定されている。
図1と図2に示すように、振動板4の内周縁4aは、ボビン7の外周面に接着されて固定されている。カバー2と振動板4との間にダンパー部材6が設けられている。ダンパー部材6はコルゲート加工され、中心線Oを中心とする円形の複数重の皺が形成されて、弾性変形可能である。ダンパー部材6は、内周部6aがボビン7の外周面に接着されて固定され、外周部6bがカバー2に接着されて固定されている。振動板4は、エッジ部材5とダンパー部材6に支持されて、図1の図示上下方向へ振動自在である。
前記ボビン7の下部の外周面にボイスコイル8が巻かれており、ボイスコイル8が、磁界発生部20の磁気ギャップGの内部に配置されている。ボビン7の図示上方に向く開口部は、キャップ部材9で覆われている。
次に、スピーカ1の動作を説明する。
磁界発生部20のマグネット25は上面と下面とが異なる磁極に着磁されている。マグネット25から出た磁束は、対向ヨーク26から中央ヨーク24を経て保持ヨーク21に誘導され、中央ヨーク24のギャップ形成外面24aと対向ヨーク26のギャップ形成内面26aとの間の磁気ギャップGを磁束が横断する。ボイスコイル8にボイス電流が与えられると、ボイス電流と前記磁束とで作用する電磁力により、振動板4が振動させられる。
磁界発生部20のマグネット25は上面と下面とが異なる磁極に着磁されている。マグネット25から出た磁束は、対向ヨーク26から中央ヨーク24を経て保持ヨーク21に誘導され、中央ヨーク24のギャップ形成外面24aと対向ヨーク26のギャップ形成内面26aとの間の磁気ギャップGを磁束が横断する。ボイスコイル8にボイス電流が与えられると、ボイス電流と前記磁束とで作用する電磁力により、振動板4が振動させられる。
図1に示すスピーカ1は、振動板4と支持シャーシ10との間の空間が発音空間S1である。振動板4の振動により発音空間S1に発生する音圧は、支持シャーシ10においてスポーク部10cの間に形成された発音開口部Opを通過して発音方向(V方向)へ向けられる。振動板4とカバー2との間は逆位相空間S2である。振動板4の振動により、逆位相空間S2には、発音空間S1の音圧と逆位相の音圧が発生する。
図1と図2に示すスピーカ1は、保持ヨーク21に支持フランジ部23が形成され、鉄系金属材料で形成された支持シャーシ10のヨーク固定部10dが、支持フランジ部23におけるマグネット25とは逆側の外面23bに固定されている。また、支持シャーシ10のスポーク部10cは、支持フランジ部23から前方へ、すなわちマグネット25から離れる方向へ斜め延びている。そのため、マグネット25および対向ヨーク26から洩れ出る洩れ磁束Bbが、スポーク部10cに引き込まれにくくなり、洩れ磁束Bbは、支持フランジ部23と対向ヨーク26との間を通過しやすくなる。
さらに、支持シャーシ10を位置決めする突部23cが、支持フランジ部23において、外面23bから前方へ、すなわちマグネット25と離れる方向へ突出している。よって、洩れ磁束Bbが突部23cに引き込まれにくくなっている。保持ヨーク21はプレス工程で形成され、前記突部23cを形成するために、支持フランジ部23の接合面23aに凹部23dが形成されている。この凹部23dは、中心線Oを中心とした円周方向に複数箇所設けられている。図2に拡大して示すように、マグネット25に対向する接合面23aに凹部23dが形成されていると、この箇所において、対向ヨーク26と支持フランジ部23との間の洩れ磁束Bbを低下させることができる。
以上のように、外磁型の磁界発生部20において、その外周側における洩れ磁束Bbを低減できるため、磁気ギャップGを横断する磁束密度を高めることができる。
磁界発生部20を構成する保持ヨーク21は、図示上下方向に長い筒部22を有し、筒部22の内部に中央ヨーク24が固定され、筒部22の開口部22bに支持フランジ部23が形成されている。よって、支持フランジ部23のヨーク固定部10dを振動板4に近い上方に位置させることができる。支持シャーシ10は、外周部10bで曲げ形成され、スポーク部10cが、外周部10bからヨーク固定部10dに向けて斜めに延びている。その結果、図1に示すように、支持シャーシ10は、外周部10bの表面からヨーク固定部10dまでの深さ寸法Hが大きくなっている。支持シャーシ10を奥行寸法Hの深い立体形状とすることで、形状剛性が高くなり、質量の大きい磁界発生部20を支持シャーシ10で確実に支持することが可能になる。
また、磁界発生部20のマグネット25をネオジム磁石にすると、磁束密度が高いために、マグネット25を薄くすることができる。その結果、支持シャーシ10のヨーク固定部10dと振動板4との間において、磁界発生部20の奥行寸法も小さくすることが可能である。
図1と図2に示すスピーカ1の支持シャーシ10を厚さ1.2mmの圧延鋼板で形成し、振動板4の直径寸法を230mmとした。実施形態のスピーカ1の磁界発生部20と、図4に示した従来例の磁界発生部とで、同じマグネットを使用し、磁気ギャップGも同じ寸法とした。
図3に、実施形態と従来例とで磁気ギャップGを横断する磁束密度を測定した結果が示されている。図3の横軸に、磁気ギャップGの高さ寸法(mm)が示され、縦軸に、磁気ギャップG内の磁束密度(T)が示されている。
実施形態の測定値が(i)で、従来例の測定値が(ii)である。図3では、実施形態の磁界発生部において、従来例に比べて、磁気ギャップ内の磁束密度が8%ほど改善されていることが示されている。
なお、本発明は、カウンタドライブ方式以外のスピーカであっても適用することができる。
実施形態の測定値が(i)で、従来例の測定値が(ii)である。図3では、実施形態の磁界発生部において、従来例に比べて、磁気ギャップ内の磁束密度が8%ほど改善されていることが示されている。
なお、本発明は、カウンタドライブ方式以外のスピーカであっても適用することができる。
1 スピーカ
2 カバー
4 振動板
7 ボビン
8 ボイスコイル
10 支持シャーシ
10d ヨーク固定部
20 磁界発生部
21 保持ヨーク
22 筒部
22a 底面
22b 開口部
23 支持フランジ部
23a 接合面
23b 外面
23c 突部
23d 凹部
24 中央ヨーク
Bb 洩れ磁束
O 中心線
S1 発音空間
S2 逆位相空間
V 発音方向
2 カバー
4 振動板
7 ボビン
8 ボイスコイル
10 支持シャーシ
10d ヨーク固定部
20 磁界発生部
21 保持ヨーク
22 筒部
22a 底面
22b 開口部
23 支持フランジ部
23a 接合面
23b 外面
23c 突部
23d 凹部
24 中央ヨーク
Bb 洩れ磁束
O 中心線
S1 発音空間
S2 逆位相空間
V 発音方向
Claims (5)
- 支持シャーシと、前記支持シャーシのヨーク固定部に固定された磁界発生部と、その外周縁が前記支持シャーシに固定された振動板と、前記振動板の中央部から前記磁界発生部に延びるボビンと、前記ボビンに設けられて前記磁界発生部から磁束が与えられるボイスコイルと、が設けられたスピーカにおいて、
前記磁界発生部は、磁性材料製の保持ヨークと、前記保持ヨークに支持されて前記ボイスコイルに内側から対向する磁性材料製の中央ヨークと、前記ボイスコイルの外側に対向する磁性材料製の対向ヨークと、前記中央ヨークの外周側に位置して前記保持ヨークと前記対向ヨークとの間に位置するマグネットと、を有しており、
前記保持ヨークに、前記マグネットが接合される接合面を有する支持フランジ部が一体に形成され、前記支持フランジ部には、前記接合面と逆側の外面から前記マグネットと逆方向に延びる突部が設けられ、磁性材料で形成された前記支持シャーシの前記ヨーク固定部が、前記支持フランジ部の前記外面に設置されて前記突部で位置決めされていることを特徴とするスピーカ。 - 前記支持フランジ部の前記接合面には、前記マグネットよりも外周側において、前記突部に対応する位置に凹部が形成されている請求項1記載のスピーカ。
- 前記保持ヨークはプレス成形品であり、前記突部と前記突部に対応する前記凹部がプレス工程で形成されている請求項2記載のスピーカ。
- 前記保持ヨークは、底面を有する筒部と、前記筒部の開口部に一体に形成された前記支持フランジ部とを有し、前記中央ヨークが、前記筒部の内部で前記底面に固定されており、前記筒部が、前記支持シャーシの前記ヨーク固定部よりも、前記マグネットから離れる方向へ突出している請求項1ないし3のいずかに記載のスピーカ。
- 前記支持シャーシは、その外縁部よりも前記ヨーク固定部が前記振動板に近い位置となる立体形状である請求項4記載のスピーカ。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017236003A JP2019103106A (ja) | 2017-12-08 | 2017-12-08 | スピーカ |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN111641901A (zh) * | 2020-05-08 | 2020-09-08 | 瑞声科技(新加坡)有限公司 | 发声器件 |
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2017
- 2017-12-08 JP JP2017236003A patent/JP2019103106A/ja active Pending
Cited By (2)
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CN111641901A (zh) * | 2020-05-08 | 2020-09-08 | 瑞声科技(新加坡)有限公司 | 发声器件 |
CN111641901B (zh) * | 2020-05-08 | 2021-10-19 | 瑞声科技(新加坡)有限公司 | 发声器件 |
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