JP2010062797A - インターホンシステム - Google Patents

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桂 内田
Tomofumi Nakayama
智文 中山
Hiroyuki Takada
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Abstract

【課題】来訪者に自身が撮影されていることを意識させずに、顔の認識に適した顔画像を取得することが可能なインターホンシステムを提供する。
【解決手段】室外に設けられた子機のカメラによって、子機の正面の所定の撮影範囲が撮影される。撮影画像に含まれる顔画像が、親機に予め記憶されている登録者の顔画像と照合される。来訪者が登録者または未登録者であると特定できない場合は(S102:NO)、来訪者の顔が子機へと向く様に誘導して再度撮影を行うために、所定の表示画面のデータが子機に送信される(S103)。その後、来訪者が子機に到達し、タッチパネルが操作された時点でまだ来訪者が特定できていなければ(S101:YES、S112:NO)、来訪者が所定の位置で所定の方向を向くように誘導して再度撮影を行うために、来訪者に所定の動作を促す指示画面のデータが子機に送信される(S113)。
【選択図】図5

Description

本発明は、インターホンシステムに関し、より具体的には、室外に設置される子機と、室内に設置される親機とを備えたインターホンシステムに関する。
従来、住宅等の室外に設置される子機と、室内に設置される親機とを備えたインターホンシステムが知られている。このうち、子機が備えるカメラで来訪者を撮影し、撮影された来訪者の画像を親機の備えるモニタに表示可能なものは、テレビドアホンと呼ばれている。このようなテレビドアホンは、室内に居る住民が、来訪者が誰であるのかを確認し、適切な応対ができるようにすることを主な目的としている。よって、来訪者の良好な顔画像を得るために、来訪者に何らかの行動を求めるものがある。
例えば、特許文献1に記載のドアホン装置では、来訪者は、子機から発声される音声ガイダンスに促され、子機に近づき、マイクに向かって発声する。来訪者がマイクに近づいて発声する際には、子機のカメラに対して正面を向いた状態となるため、このときに撮影を行うことにより、顔の認識に適した顔画像を得ることができる。
特開2007−96834号公報
特許文献1に記載のドアホン装置は、子機の正面にカメラが設置されており、来訪者に対する音声ガイダンスでは「お客様の映像と声で呼び出します」と報知される。つまり、来訪者自身が撮影されるという自覚をもって行動することが前提とされている。よって、例えば、来訪者が、自身が撮影されることを意識的に避けようとする人物(例えば、不審者)の場合、顔の認識に適した顔画像を取得することは困難である。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、来訪者に自身が撮影されていることを意識させずに、顔の認識に適した顔画像を取得することが可能なインターホンシステムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明のインターホンシステムは、室外に設置された子機と、前記子機に接続され、室内に設置された親機とを備えたインターホンシステムであって、前記親機に接続され、前記子機正面の所定の撮影範囲を撮影し、前記撮影範囲の画像の情報である撮影画像情報を出力する撮像手段を備え、前記子機は、情報を表示する表示手段を備え、前記親機は、前記撮像手段から出力された前記撮影画像情報を取得する画像取得手段と、前記画像取得手段によって取得された前記撮影画像情報から、前記来訪者の顔が認識可能か否かを判断する認識判断手段と、前記認識判断手段によって前記来訪者の前記顔が認識可能でないと判断された場合に、前記子機の前記表示手段に所定の表示をさせるよう制御する第1の表示制御手段を備え、前記画像取得手段は、前記第1の表示制御手段が前記表示手段を制御して前記所定の表示をさせた場合、前記撮影画像情報を新たに取得し、前記認識判断手段は、前記画像取得手段によって前記撮影画像情報が新たに取得された場合、前記来訪者の前記顔が認識可能か否かを新たに判断することを特徴とする。
請求項2に係る発明のインターホンシステムは、請求項1に記載の発明の構成に加え、前記所定の表示は、アバター、キャラクタ、前記インターホンシステムの設置場所の周辺地域のニュース、室内に居る者からのメッセージ、または前記子機の操作方法の動画、もしくはアニメーション効果が付加された画像であることを特徴とする。
請求項3に係る発明のインターホンシステムは、請求項1または2に記載の発明の構成に加え、前記親機は、前記第1の表示制御手段が前記表示手段を制御して前記所定の表示をさせた後、前記認識判断手段によって前記来訪者の前記顔が認識可能でないと判断された場合に、前記表示手段を制御して前記来訪者に所定の動作を行うように促す指示を表示させる第2の表示制御手段を備え、前記画像取得手段は、前記第2の表示制御手段が前記表示手段を制御して前記指示を表示させた場合、前記撮影画像情報を新たに取得し、前記認識判断手段は、前記画像取得手段によって前記撮影画像情報が新たに取得された場合、前記来訪者の前記顔が認識可能か否かを新たに判断することを特徴とする。
請求項4に係る発明のインターホンシステムは、請求項1〜3のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記子機は、音声を出力する音声出力手段をさらに備え、前記親機は、前記第1の表示制御手段が前記表示手段を制御して前記所定の表示をさせた後、前記認識判断手段によって前記来訪者の前記顔が認識可能でないと判断された場合に、前記音声出力手段を制御して前記来訪者に所定の動作を行うように促す指示を音声出力させる音声出力制御手段を備え、前記画像取得手段は、前記音声出力制御手段が前記音声出力手段を制御して前記指示を音声出力させた場合、前記撮影画像情報を新たに取得し、前記認識判断手段は、前記画像取得手段によって前記撮影画像情報が新たに取得された場合、前記来訪者の前記顔が認識可能か否かを新たに判断することを特徴とする。
請求項5に係る発明のインターホンシステムは、請求項3または4に記載の発明の構成に加え、前記子機は、前記来訪者による入力を受け付ける入力手段として、タッチパネルを備え、前記所定の動作は、前記タッチパネルへの、前記来訪者の名前の書込み入力操作であることを特徴とする。
請求項6に係る発明のインターホンシステムは、請求項3または4に記載の発明の構成に加え、前記子機は、前記来訪者による入力を受け付ける入力手段として、タッチパネルを備え、前記所定の動作は、前記タッチパネルに表示される複数の候補者名から、前記来訪者が面会を希望する相手の名前を選択する入力操作であることを特徴とする。
請求項7に係る発明のインターホンシステムは、請求項5または6に記載の発明の構成に加え、前記タッチパネルは、視野角が制限されていることを特徴とする。
請求項8に係る発明のインターホンシステムは、請求項1〜7のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記表示手段から所定距離離れた位置に前記撮像手段が配置されていることを特徴とする。
請求項9に係る発明のインターホンシステムは、請求項5〜8のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記入力手段から所定距離離れた位置に前記撮像手段が配置されていることを特徴とする。
請求項1に係る発明のインターホンシステムによれば、子機正面の所定の撮影範囲の画像の情報である撮影画像情報から、来訪者の顔が認識可能でないと判断された場合、子機の表示手段に所定の表示が行われる。表示に興味を引かれた来訪者は、無意識に表示手段へと顔を向ける 。したがって、ここで再び撮影を行えば、来訪者に撮影されていることを意識させることなく、顔の認識に適した画像を得ることができる可能性が増大する。特に、来訪者が、撮影されることを意識的に避けようとする人物の場合にも、顔の認識に適した画像を得ることができる可能性を高めることができる。
請求項2に係る発明のインターホンシステムによれば、来訪者の顔が認識できない場合には、子機の表示手段に、アバター、キャラクタ、前記インターホンシステムの設置場所の周辺地域のニュース、室内に居る者からのメッセージ、または前記子機の操作方法の動画、もしくはアニメーション効果が付加された画像が表示される。これらの表示は、一般的な人々あるいは近隣住民の興味を引く可能性が高い。したがって、請求項1に記載の発明の効果に加え、表示手段への誘導効果を高めることができる。
請求項3に係る発明のインターホンシステムによれば、第1の表示制御手段の制御によって表示手段に所定の表示がされた後になっても、来訪者の顔が認識可能な撮影画像を得ることができない場合、第2の表示制御手段の制御によって、所定の動作を来訪者に促す指示が表示手段に表示される。したがって、請求項1または2に記載の発明の効果に加え、指示に促された来訪者が所定の位置で所定の方向を向いて指示された動作を行っているときに再び撮影を行うことにより、顔の認識に適した画像を取得できる可能性を高めることができる。
請求項4に係る発明のインターホンシステムによれば、第1の表示制御手段の制御によって、表示手段に所定の表示がされた後になっても、来訪者の顔が認識可能な撮影画像を得ることができない場合、音声出力制御手段の制御によって所定の動作を来訪者に促す指示が音声出力手段から音声出力される。したがって、請求項1〜3のいずれかに記載の発明の効果に加え、指示に促された来訪者が所定の位置で所定の方向を向いて指示された動作を行っているときに再び撮影を行うことにより、顔の認識に適した画像を取得できる可能性を高めることができる。
請求項5に係る発明のインターホンシステムによれば、第1の表示制御手段の制御によって表示手段に所定の表示がされた後になっても、来訪者の顔が認識可能な撮影画像を得ることができない場合、来訪者は、タッチパネルへ名前の書込み入力を行うように指示される。名前の書込み入力にはある程度時間がかかるため、請求項3または4に記載の発明の効果に加え、その間に顔の認識に適した画像を取得できる可能性を高めることができる。また、来訪者の名前を記憶しておけば、住民は、過去の来訪者の情報として有効活用ができる。
請求項6に係る発明のインターホンシステムによれば、第1の表示制御手段の制御によって表示手段に所定の表示がされた後になっても、来訪者の顔が認識可能な撮影画像を得ることができない場合、来訪者は、面会を希望する相手をタッチパネルで選択するように指示される。来訪者は、多くの場合、室内にいる人間のうち誰かと面会したいためにやってくるため、面会相手を入力する操作は、来訪者にとって必要な操作である。したがって、請求項3または4に記載の発明の効果に加え、入力手段への誘導効果を高めることができる。
請求項7に係る発明のインターホンシステムでは、タッチパネルの視野角が制限されている。このような場合、来訪者は、タッチパネルに表示された内容が認識できる位置に移動する。したがって、請求項5または6に記載の発明の効果に加え、撮像手段の撮影範囲を、この位置を確実にカバーするように設定しておくことにより、顔の認識に適した画像を得られる可能性を高めることができる。
請求項8に係る発明のインターホンシステムでは、表示手段から所定距離離れた位置に撮像手段が配置されている。来訪者が所定の表示に惹きつけられ、表示手段へと顔を向けた場合に、撮像手段から適切な距離が確保されていないと、顔が撮影範囲内に納まらないため、画像から認識できない可能性がある。したがって、請求項1〜7のいずれかに記載の発明の効果に加え、来訪者の顔が位置すると想定される領域が、撮像手段の撮影範囲内に適切な大きさで納まる距離に撮像手段を配置することにより、適切な顔の認識に適した画像を得られる可能性が高くなる。
請求項9に係る発明のインターホンシステムでは、入力手段から所定距離離れた位置に撮像手段が配置されている。来訪者が所定の動作の指示に促され、入力手段の操作を行う場合に、撮像手段から適切な距離が確保されていないと、顔が撮影範囲内に納まらないため、画像から認識できない可能性がある。したがって、請求項5〜8のいずれかに記載の発明の効果に加え、来訪者の顔が位置すると想定される領域が、撮像手段の撮影範囲内に適切な大きさで納まる距離に撮像手段を配置することにより、適切な顔の認識に適した画像を得られる可能性が高くなる。
以下、本発明を具体化したインターホンシステム1の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、これらの図面は、本発明が採用しうる技術的特徴を説明するために用いられるものであり、記載されている装置の構成、各種処理のフローチャートなどは、それのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例である。
まず、図1〜図3を参照して、本実施形態に係るインターホンシステム1の全体構成、ならびに、インターホンシステム1の構成要素である子機10および親機20の構成について、順に説明する。図1は、インターホンシステム1の電気的構成を示すブロック図である。図2は、子機10の外観正面図である。図3は、親機20のフラッシュROM220が有する記憶エリアの説明図である。
図1を参照して、インターホンシステム1の概略構成について説明する。本実施形態のインターホンシステム1は、図1に示すように、信号線30を介して接続された子機10および親機20で構成されている。住宅、会社、ビル等において、子機10は室外に設置され、親機20は、室内に設置される。子機10と親機20との間で通話が可能であるため、室内に居る者は、入口を開けることなく室外の来訪者に応対することができる。
図1および図2を参照して、子機10について説明する。まず、図2を参照して、子機10の物理的構成について説明する。子機10は、略直方体形状の筐体105を備えている。筐体105の正面(来訪者に対向する面)には、マイク111、スピーカ112、カメラ113、表示モニタ114、タッチパネル116が設けられている。また、筐体105には、付属品であるタッチペン115がコードでつながっている。
マイク111は、入力された来訪者の音声を音声信号に変換し、通信装置150を介して親機20に出力する機器である。スピーカ112は、親機20から入力された音声信号を、音声に変換して出力する機器である。カメラ113は、例えば、周知のCCDカメラであり、子機10の正面の所定の撮影範囲を撮影し、撮影した画像の画像信号を、通信装置150を介して親機20に出力する。所定の撮影範囲は、例えば、子機10の正面に対向して立った来訪者の顔が位置すると予測される領域を含むように予め設定されている。なお、本実施形態では、カメラ113は、本発明の「撮像手段」に相当し、スピーカ112は、「音声出力手段」に相当する。
表示モニタ114は、親機20から送信される画像信号に基づき所定の表示が行われる表示装置である。表示モニタ114としては、例えば、液晶パネルおよび液晶パネルを駆動する駆動回路を備えた液晶モニタを採用することができる。
タッチパネル116(図1参照)には、親機20から送信される画像信号に基づき所定の表示が行われる液晶パネル、液晶パネルを駆動する駆動回路、および入力位置を検知可能な入力装置であるタッチパッドが内蔵された表示装置である。タッチパネル116には、例えば、図2に示すように、来訪者への入力指示が表示される。また、タッチパネル116には、後述する処理の過程で、入力欄や入力キーが表示される。来訪者が、筐体105に付属するタッチペン115または指を用いてタッチパネル116に触れると、その位置がタッチパッドにより検知され、出力される。
なお、タッチパネル116は、視野角が制限されていることが望ましい。つまり、視点の位置が、タッチパネル116に対して真正面の方向から所定の角度を超えると、タッチパネル116の表示が認識できなくなることが望ましい。視野角の制限方法としては、例えば、タッチパネル116の表面に特殊なフィルタを貼り付ける方法、液晶パネルのバックライトからの光の進行方向を切り換える方法等がある。なお、本実施形態では、表示モニタ114およびタッチパネル116は、いずれも本発明の「表示手段」に相当する。タッチパネル116は、本発明の「入力手段」に相当する。
図1を参照して、子機10の電気的構成について説明する。図1に示すように、子機10は、CPU101、ROM102、RAM103、マイク111、スピーカ112、カメラ113、表示モニタ114、タッチパネル116、タッチパネル116、人感センサ117、および通信装置150を備えており、これらはすべてバスで相互に接続されている。
CPU101は、子機10全体の制御を司る。ROM102は、子機10の基本的な動作に必要なプログラムやそのための設定値を記憶している。CPU101は、ROM102に記憶されたプログラムに従って、子機10の動作を制御する。RAM103は、各種データを一時的に記憶するための記憶装置である。
マイク111、スピーカ112、カメラ113、表示モニタ114、タッチパネル116、およびタッチパネル116については、前述した通りである。人感センサ117は、子機10正面の所定領域内にある物体の動きを検知するセンサである。人感センサ117として、例えば、物体に対して赤外線を発射し、反射された赤外線の受光量の変化に基づいて物体を検知する赤外線センサを採用することができる。他に、超音波を利用する人感センサ等を採用してもよい。本実施形態では、人感センサ117は、常時、移動物の検知を行っており、その結果を示す信号を、通信装置250を介して親機20に送信している。通信装置150は、親機20との間で、信号線30を介して、制御信号、画像信号、および音声信号を含む各種信号の送受信を行う装置である。
次に、図1を参照して、親機20の構成について説明する。まず、親機20の物理的構成について説明する。詳細は図示しないが、親機20は、図2に示す子機10と同様、略直方体形状の筐体を備えている。筐体の正面には、マイク211、スピーカ212、表示モニタ214および応答ボタン216が設けられている。
図1を参照して、親機20の電気的構成について説明する。図1に示すように、親機20は、CPU201、ROM202、RAM203、マイク211、スピーカ212、表示モニタ214、応答ボタン216、フラッシュROM220、および通信装置250を備えており、これらはすべてバスで相互に接続されている。
CPU201は、親機20全体の制御を司る。ROM202は、後述するメイン処理を含む各種処理を親機20に実行させるために必要なプログラムや、そのための設定値を記憶している。CPU201は、ROM202に記憶されたプログラムに従って、親機20の動作を制御する。RAM203は、各種データを一時的に記憶するための記憶装置である。
マイク211は、室内に居る者の音声を、音声信号に変換して出力する機器である。スピーカ212は、子機10から入力された音声信号を、音声に変換して出力する機器である。表示モニタ214は、例えば、液晶モニタであり、子機10のカメラ113によって撮影された撮影領域の画像が表示される表示装置である。また、来訪者が特定された場合には、表示モニタ214には、その来訪者に関する情報が表示される。応答ボタン216は、通信装置250および信号線30を介して子機10との通話を可能とするボタンである。通信装置250は、子機10との間で、信号線30を介して、制御信号、画像信号、および音声信号を含む各種信号の送受信を行う装置である。
図3を参照して、フラッシュROM220について説明する。フラッシュROM220は、不揮発性の半導体メモリである。フラッシュROM220は、例えば、図3に示すように、顔画像記憶エリア221、表示画面記憶エリア222、および入力画面記憶エリア223、および通知音声記憶エリア224を含む複数の記憶エリアを備えている。
顔画像記憶エリア221には、複数の人物の顔画像もしくは目、鼻、口等の顔の特徴データおよびその人物に関する情報である関連情報が、予め記憶されている。例えば、インターホンシステム1が設置されているのが住宅であれば、住民の親族、友人、近隣の住民等の顔画像と、各人物の名前、住民との関係等とを対応付けて記憶しておくことができる。また、例えば、インターホンシステム1が設置されているのが会社であれば、会社の従業員、顧客、出入り業者等の顔画像と、各人物の名前、所属等とを対応付けて記憶しておくことができる。詳細は後述するが、顔画像記憶エリア221に記憶された顔画像は、来訪者の特定に使用される。
表示画面記憶エリア222には、子機10の表示モニタ114に表示させる画面の画像データが記憶されている。表示モニタ114には、例えば、図2に示すようなキャラクタやアバター、周辺地域のニュース、住民や従業員からのメッセージ、タッチパネル116の操作方法等が、動画やアニメーション効果が付加された画像で表示される。表示画面記憶エリア222には、こういった画像を含む表示画面のデータが記憶されている。なお、表示画面記憶エリア222に記憶させる画像は、1種類であっても、複数種類であってもよい。
入力画面記憶エリア223には、子機10のタッチパネル116に表示させる画面の画像データが記憶されている。タッチパネル116には、例えば、初期画面として、図2に示すように、「御用の方はタッチしてください。」というメッセージが表示されている。その後、後述するように、来訪者が特定できないままタッチパネル116において入力が検知されると、来訪者に所定の操作入力を促す指示画面が表示される。
所定の操作入力としては、例えば、タッチペン115による来訪者の名前の入力、来訪者が面会を希望する者の候補リストからの選択入力がある。候補リストは、例えば、インターホンシステム1が住宅に設置されている場合には住民の名前、会社に設置されている場合には従業員の名前から作成すればよい。入力画面記憶エリア223には、こういった指示画面の画像のデータが記憶されている。なお、入力画面記憶エリア223に記憶させる画像は、1種類であっても、複数種類であってもよい。
通知音声記憶エリア224には、子機10のスピーカ112に出力させる音声の音声データが記憶されている。記憶されている音声データとして、例えば、タッチパネル116において所定の操作入力を促す音声の音声データが挙げられる。
以下に、図4および図5を参照して、インターホンシステム1の親機20において実行される処理について説明する。図4は、親機20のメイン処理のフローチャートである。図5は、図4のメイン処理中に実行される来訪者対応処理のフローチャートである。なお、図4および図5に示す処理は、ROM202に記憶されたプログラムに従って、CPU201が実行する。
図4に示すメイン処理は、親機20の電源がONにされると開始される。まず、検知フラグがOFFとされ、操作カウンタのカウンタ値nが初期値のゼロ(0)にセットされて、それぞれ、RAM203の所定の記憶エリアに記憶される(S1)。検知フラグは、人感センサ117によって、移動物が検知されたか否かを示すフラグである。具体的には、ONの場合、移動物が検知されたことを示し、OFFの場合、検知されていないことを示す。操作カウンタは、来訪者がタッチパネル116での入力操作を何回行ったかをカウントするためのカウンタである。
CPU201は、検知フラグがONであるか否かを判断する(S2)。最初の処理では、検知フラグはOFFである(S2:NO)。この場合、CPU201は、子機10の人感センサ117によって、移動物、すなわち来訪者と思われる物体が検知され、その旨の信号が子機10から親機20に入力されたか否かを判断する(S3)。移動物が検知されない間は、CPU201は待機する(S3:NO、S2:NO)。
人感センサ117によって移動物が検知され、その旨の信号が親機20に入力されると(S3:YES)、ステップS1でOFFとされた検知フラグがONとされる(S4)。続いて、カメラ113に撮影領域の撮影を行わせるための制御信号が、通信装置250により、信号線30を介して子機10に対して送信される(S5)。この制御信号を通信装置150によって受信した子機10では、カメラ113によって撮影領域が撮影される。カメラ113から出力される撮影領域の画像(以下、撮影画像という)の画像信号は、通信装置150により、信号線30を介して親機20に送信される。親機20で受信された画像信号は、撮影画像に変換され、RAM203に記憶される(S6)。
続いて、すでに来訪者が特定されているか否かが判断される(S7)。初回の処理では、まだ画像の照合処理は行われていないため、まだ来訪者は特定されていないと判断される(S7:NO)。そこで、フラッシュROM220の顔画像記憶エリア221に記憶されている複数の人物の顔画像とその関連情報とが、順に読み出される。そして、ステップS6で取得された撮影画像に含まれる顔画像(以下、来訪者画像という)があれば、これが読み出された顔画像と照合され、照合結果がRAM203の所定の記憶エリアに記憶される(S8)。なお、顔画像の照合方法としては、例えば、目、鼻、口等の顔の特徴量を比較する方法を採用することができるが、他のいかなる公知の方法を採用してもよい。
照合の結果、顔画像記憶エリア221から読み出された顔画像と、来訪者画像とが一致すると判断された場合には、来訪者は、一致した顔画像の人物であると特定されたことになる。よって、来訪者として特定された人物の関連情報が、RAM203に来訪者情報として記憶される。また、照合の結果、来訪者は、顔画像記憶エリア221に顔画像が記憶されている人物(以下、登録者という)のいずれとも異なるという結果が得られた場合には、来訪者は、顔画像記憶エリア221には顔画像が記憶されていない人物(以下、未登録者という)であると特定されたことになる。よって、来訪者が未登録者である旨の情報が、RAM203に来訪者情報として記憶される。適切な顔画像が取得できていない等の理由で、照合が失敗した場合には、RAM203には照合失敗を示す情報が記憶される。
続いて、来訪者対応処理が行われる(S10および図5)。来訪者対応処理では、来訪者が特定されていない場合には、適切な顔画像を取得して来訪者を特定すべく、来訪者が子機10に顔を向けるように誘導する表示や指示が行われる。来訪者対応処理について、図5を参照して説明する。
図5に示すように、来訪者対応処理では、まず、タッチパネル116が来訪者によって操作され、入力が行われたか否かが判断される(S101)。この判断は、タッチパネル116からの入力が検知されたことを示す信号が子機10から受信されたか否かに基づいて行われる。タッチパネル116からの入力が行われていないと判断された場合には(S101:NO)、来訪者がすでに特定されているか否かが判断される(S102)。
前述したように、ステップS8で来訪者が登録者または未登録者であると特定されていれば、来訪者情報がRAM203に記憶されており、照合が失敗して来訪者が登録者とも未登録者とも特定できなかった場合は、照合失敗を示す情報が記憶されている。よって、RAM203に来訪者情報が記憶されていれば(S102:YES)、これ以上顔画像の照合を行う必要はなく、来訪者が子機10に近づき、タッチパネル116に表示された初期画面の指示(図2参照)に従って、タッチパネル116を操作するのを待てばよい。よって、来訪者対応処理はそのまま終了し、図4のメイン処理に戻る。
一方、まだ来訪者が特定されていないと判断された場合(S102:NO)、顔画像の照合に使用できる来訪者の適切な顔画像が取得できていないことを意味する。適切な顔画像が取得できない理由は、例えば、顔が撮影領域内にない、顔の向きが悪い、来訪者があえてカメラ113に写されないようにしている、等である。そこで、来訪者が子機10へと顔を向けるように誘導して再度撮影を行うために、所定の表示を表示モニタ114に行わせるための制御信号とデータが、子機10に送信される(S103)。具体的には、フラッシュROM220の表示画面記憶エリア222に記憶されている表示画面の画像データが読み出され、その画像信号が子機10に送信される。
これを受信した子機10では、表示モニタ114に、所定の表示を行う表示画面が表示される。このように、所定の表示によって来訪者の興味を引くことにより、来訪者の顔は、無意識に表示モニタ114へ向けられる可能性が高い。つまり、来訪者に撮影されていることを意識させることなく、適切な顔画像を得ることができる可能性が増大する。特に、来訪者が、撮影されることを意識的に避けようとする人物の場合にも、適切な顔画像を得ることができる可能性を高めることができる。
特に、所定の表示として、例えば、図2に示すようなキャラクタの動画、周辺地域のニュース映像、アニメーション効果が付加された住民や従業員からのメッセージを採用した場合には、一般的な人々あるいは近隣住民の興味を引く可能性が高い。よって、来訪者の顔が表示モニタ114に向けられるように効果的に誘導できる。子機10に表示画面の表示が行われた後(S103)、来訪者対応処理は終了し、図4のメイン処理に戻る。
タッチパネル116からの入力が行われたと判断された場合には(S101:YES)、RAM203に記憶されている操作カウンタのカウンタ値nに1が加算される(S111)。そして、来訪者がすでに特定されているか否かが判断される(S112)。来訪者情報がRAM203に記憶されており、来訪者が登録者または未登録者であるとすでに特定されている場合(S112:YES)、CPU201は、親機20の表示モニタ214に、ステップS6(図4)で取得された撮影画像と、RAM203に記憶されている来訪者情報を表示させる(S118)。
具体的には、来訪者が登録者のいずれかであると特定されていれば、その人物の関連情報(例えば、名前)が、また、来訪者が未登録者であると特定されていれば、未登録者である旨の情報が、撮影画像とともに表示されることになる。
また、CPU201は、スピーカ212から、来訪者の存在を告げる呼出音を出力させる(S116)。さらに、所定時間内に室内に居る者が応答しない場合、または室内に誰もおらず応答がなされない場合に次の処理に移ることを可能とするために、タイマ(図示外)をスタートさせる(S117)。そして、来訪者対応処理は終了して、図4のメイン処理に戻る。なお、タイマは、別途実行されるプログラムにより、所定時間毎(例えば、1秒毎)にカウントアップされ、タイマスタートからの経過時間が、RAM203に記憶される。
一方、タッチパネル116は操作されたが、来訪者が特定されていない場合(S112:NO)、まだ来訪者の特定のために適切な顔画像が得られていないことを意味する。タッチパネル116が操作される場合、来訪者はすでに子機10に到達している。通常、子機10に到達する前に、来訪者は人感センサ117によって検知されるので、すでに来訪者に対して、前述のように、来訪者の顔が子機10に向けられるように誘導するための所定の表示が行われているはずである。それにもかかわらず、その後の撮影でも、来訪者の適切な顔画像が得られていない。
そこで、今度は、来訪者に所定の動作を促す指示をタッチパネル116に表示させるための制御信号とデータが、子機10に送信される(S113)。具体的には、フラッシュROM220の入力画面記憶エリア223に記憶されている指示画面の画像データが読み出され、その画像信号が子機10に送信される。
これを受信した子機10では、タッチパネル116に、指示画面が表示される。このとき表示される指示画面には、例えば、「下の枠内にタッチペンであなたのお名前を書いてください。」という名前の入力指示が表示される。あるいは、インターホンシステム1が設置されているのが住宅であれば、「面会を希望する人を選択してください。」というメッセージとともに、住宅の住民の名前毎に作成された選択ボタンが表示される。このように、来訪者を惹きつける所定の表示を行っても適切な顔画像が得られなかった場合には、所定の動作を促す指示の表示という異なる方法によって、来訪者の顔が子機10へ向けられるように誘導が行われる。指示に促された来訪者が所定の位置で所定の動作を行っている間に再び撮影を行えば、適切な顔画像を取得できる可能性を高めることができる。
所定の動作として、名前の書込み入力が指示された場合、名前の書込み入力にはある程度時間がかかるため、その間に適切な顔画像を取得できる可能性を高めることができる。また、書き込まれた来訪者の名前を記憶しておけば、住民は、過去の来訪者の情報として有効活用ができる。また、面会を希望する相手の選択入力が指示された場合、来訪者は、多くの場合、室内にいる人間のうち誰かと面会したいためにやってくるため、面会相手を選択入力する操作は、来訪者にとって必要な操作である。よって、来訪者がタッチパネル116に顔を向ける可能性を高めることができる。
また、タッチパネル116の視野角が制限されている場合には、来訪者は、タッチパネル116に表示された内容が認識できる位置に移動する。したがって、カメラ113の撮影範囲を、この位置を確実にカバーするように設定しておくことにより、適切な顔画像を得られる可能性をさらに高めることができる。
続いて、操作カウンタのカウンタ値nが2以上であるか否かが判断される(S114)。カウンタ値nが2に達していない場合(S114:NO)、すなわち、来訪者によるタッチパネル116の操作がまだ1回目の場合には、来訪者が所定の動作を行っている間に再び撮影を行えば、適切な顔画像を取得して来訪者を特定できる可能性がある。よって、この段階では室内に居る者への通知は行われず、来訪者対応処理はそのまま終了し、図4のメイン処理に戻る。
一方、カウンタ値nが2に達し、nが2以上であると判断された場合には(S114:YES)、来訪者が特定されないまま、すでにタッチパネル116の操作が2回行われたことを意味する。そこで、CPU201は、親機20の表示モニタ214に、ステップS6で取得された撮影画像および注意情報を表示させる(S115)。ここで注意情報として、例えば、「顔が認識できません。」というメッセージを表示することにより、室内に居る者に対して、顔が認識できない不審者が来訪した可能性について注意喚起することができる。その後、CPU201は、スピーカ212から呼出音を発し(S116)、タイマをスタートさせ(S117)、来訪者対応処理は終了して、図4のメイン処理に戻る。
メイン処理では、来訪者対応処理が行われた後(S10)、親機20の応答ボタン216が押下げられたか否かが判断される(S11)。応答ボタン216が押下げられ、その信号が検知された場合には(S11:YES)、呼出音によって来訪者の存在を知った室内に居る者は、来訪者との対話を希望している。よって、CPU201は、通話開始の処理を行う(S21)。具体的には、CPU201は、別途、子機10との通話に関する親機20の動作を制御するためのプログラムを起動する。
続いて、電源がOFFにされたか否かが判断される(S13)。電源がOFFにされた場合は(S13:YES)、図4のメイン処理は終了する。電源がONのままであれば(S13:NO)、ステップS1に戻り、次の来訪者を処理するために、検知フラグがOFFにされ、操作カウンタのカウンタ値nがゼロ(0)に初期化され、次の来訪者についての処理が、前述したように行われる。
一方、来訪者対応処理の後(S10)、応答ボタン216が押下げられていなければ(S11:NO)、前述のように、タイマによってカウントが開始され(図5のS117)、RAM203に記憶されている、呼出音を出力してからの経過時間が、所定時間(例えば、1分)を超えたか否かが判断される(S12)。記憶されている経過時間が所定時間を超えていない場合(S12:NO)、所定時間が経過するまでは処理を継続するために、処理はステップS2に戻る。また、室内に呼出音が発せられておらず、経過時間がRAM203に記憶されていない場合も、所定時間が経過していないと判断され(S12:NO)、処理を継続するために処理はステップS2に戻る。
ステップS2では、検知フラグがONとされているか否かが判断される。ステップS12の後でステップS2に処理が戻った場合、すでに一度移動物が検知されており、検知フラグはONである(S2:YES)。さらに、人感センサ117によって移動物が検知されたか否かが判断される(S23)。ここで移動物が検知されない場合(S23:NO)、一旦検知された移動物が、その後の処理が行われている間に、人感センサ117の検知範囲から外れたことを意味する。よって、この場合は来訪者がいなくなったものとして、ステップS1に戻る。そして、検知フラグがOFFにされ、操作カウンタのカウンタ値nがゼロ(0)に初期化され、次の来訪者についての処理が、前述したように行われる。
一方、ステップS23で、移動物が検知された場合(S23:YES)、移動物がそのまま検知範囲にとどまっている、すなわち、来訪者がまだ子機10近辺にいることを意味する。そこで、再びカメラ113に撮影領域の撮影を行わせるための制御信号が、子機10に対して送信される(S5)。この制御信号を通信装置150を介して受信した子機10では、カメラ113によって撮影領域が撮影され、撮影画像の画像信号が親機20に送信される(S6)。
親機20では、再び、来訪者がすでに特定されているか否かが判断され(S7)。特定されていない場合には(S7:NO)、顔画像の照合が行われる(S8)。したがって、ここで適切な顔画像が取得でき、来訪者が特定できれば、続く来訪者対応処理で(S10)、タッチパネル116への入力が検知されれば(図5、S101:YES)室内に来訪者の到着が通知されることになる(S118、S116)。来訪者がすでに特定されており、来訪者のタッチパネル116への入力待ち状態にある場合は(S7:YES)、来訪者対応処理で(S10)タッチパネル116からの入力が検知されたら(図5、S101:YES)、室内に来訪者の到着が通知される(S118、S116)。
以上に説明したように、本実施形態のインターホンシステム1によれば、来訪者の存在が子機10の人感センサ117によって検知されると、子機10のカメラ113による撮影が行われる。撮影画像からは、フラッシュROM220に予め記憶された登録者の顔画像と照合できる適切な顔画像が取得できなかった場合、まず、子機10の表示モニタ114に、所定の表示が行われ、その後、再度カメラ113による撮影が行われる。所定の表示に興味を引かれた来訪者の顔は、無意識に表示モニタ114へと向く。したがって、ここで再び撮影を行えば、来訪者に撮影されていることを意識させることなく、来訪者の特定に適した顔画像を得ることができる可能性が増大する。特に、来訪者が、撮影されることを意識的に避けようとする人物の場合にも、適切な顔画像を得ることができる可能性を高めることができる。
さらに、来訪者を惹きつける所定の表示を行っても適切な顔画像が得られなかった場合には、子機10の入力モニタ15に、所定の動作を促す指示の表示を行うという異なる方法によって、来訪者が子機10に対して所定の位置で所定の方向を向くように誘導が行われる。指示に促された来訪者が所定の動作を行っている間に再び撮影を行えば、来訪者の特定に適した顔画像を取得できる可能性を高めることができる。
本実施形態では、図4のステップS6で子機10のカメラ113から出力された画像信号を取得するCPU201が、本発明の「画像取得手段」に相当する。また、ステップS8で、来訪者画像と顔画像記憶エリア221に記憶された顔画像を照合するCPU201が、「認識判断手段」に相当する。図5のステップS103で表示モニタ114に所定の表示を行わせるCPU201が、「第1の表示制御手段」に相当する。ステップS113でタッチパネル116に来訪者に所定の動作を促す指示を表示させるCPU201が、「第2の表示制御手段」に相当する。
なお、前述の実施形態に示される構成や処理は例示であり、各種の変形が可能なことはいうまでもない。例えば、前述の実施形態では、子機10のカメラ113による撮影画像とフラッシュROM220に予め記憶された顔画像を基にして、来訪者の特定が行われているが、必ずしも来訪者の特定まで行う必要はない。例えば、室内に居る者が、親機20の表示モニタ214に表示された際に来訪者の顔を視認できる程度の撮影画像が得られない場合に、所定の表示や所定の動作を促す指示を行うことも可能である。また、来訪者への所定の動作を促す指示は、タッチパネル116への表示ではなく、子機10のスピーカ112から音声出力することも可能である。
以下に、図6および図7を参照して、このような処理が行われる変形例について、前述の実施形態と異なる点を主として説明する。図6は、変形例に係るメイン処理のフローチャートである。図7は、図6の変形例に係るメイン処理で実行される来訪者対応処理のフローチャートである。なお、変形例に係るインターホンシステムの全体構成、ならびに子機および親機の構成は、前述の実施形態と同一であるため、ここでの説明は省略する。また、図6および図7に示す変形例に係る処理は、大部分が前述の実施形態の処理(図4および図5参照)と同一であるため、同一の処理が行われるステップには、同一の記号が付されている。
図6に示すように、変形例に係るメイン処理でも、まず、検知フラグおよび操作カウンタが初期化され(S1)、移動物、すなわち来訪者と思われる物体が検知されるまで監視が行われる(S2〜S3)。移動物が検知されると、子機10のカメラ113による撮影が行われ、親機20に撮影画像が取得される(S3:YES〜S6)。
続いて、取得された撮影画像から、来訪者の顔領域が検出できたか否かが判断される(S31)。前述の実施形態では、撮影画像に含まれる顔画像の照合によって来訪者が特定できたか否かが判断されたが、ここでは、室内に居る者が、来訪者の顔を視認できればよいとして、撮影画像に顔領域が含まれるか否かのみが判断される。顔領域の検出には、例えば、予め記憶した顔のパターンとのマッチングを行う方法や、肌色領域を検出する方法を採用することができるが、他のいかなる公知の方法を採用してもよい。なお、顔領域の検出に代えて、正面向きの顔が検出できたか否かを判断することとしてもよい。
最初の処理では、撮影画像を取得したのみで、顔領域はまだ検出されていないので(S31:NO)、顔領域の検出が行われ、検出結果がRAM203の所定の記憶エリアに記憶される(S32)。具体的には、顔領域の検出に成功した場合は検出成功を示す情報が、検出に失敗した場合は検出失敗を示す情報が、RAM203に記憶される。続いて、来訪者対応処理が行われる(S40および図7)。
図7に示すように、変形例に係る来訪者対応処理でも、前述の実施形態と同様、タッチパネル116からの入力の有無が判断される(S101)。来訪者がまだ子機10まで到達しておらず、タッチパネル116に入力がされていない場合は(S101:NO)、顔領域が検出済みか否かが判断される(S402)。前述したように、ステップS32(図6)で、顔領域の検出ができていれば、検出成功を示す情報がRAM203に記憶されている(S402:YES)。この場合、来訪者が子機10に近づき、タッチパネル116を操作するのを待てばよいため、来訪者対応処理はそのまま終了し、図6のメイン処理に戻る。
一方、RAM203に、検出失敗を示す情報が記憶されている場合は、顔領域の検出ができていないため(S402:YES)、来訪者の顔が表示モニタ114を向くように誘導して再度撮影を行うために、表示画面の画像データが、子機10に送信される(S103)。子機10の表示モニタ114に表示される所定の表示は、前述の実施形態と同様である。その後、来訪者対応処理はそのまま終了し、図6のメイン処理に戻る。
タッチパネル116からの入力が検知された場合には(S101:YES)、操作カウンタのカウンタ値nに1が加算された後(S111)、顔領域が検出済みか否かが判断される(S412)。顔領域が検出できていれば(S412:YES)、室内に居る者は、親機20の表示モニタ214で来訪者の顔を視認できる。そこで、CPU201は、ステップS6(図6)で取得された撮影画像を表示モニタ214に表示させる(S414)。さらに、スピーカ212から呼出音を出力させ(S116)、タイマをスタートさせた後(S117)、図6のメイン処理に戻る。
一方、タッチパネル116は操作されたが、顔領域が検出できていない場合(S412:NO)、子機10の表示モニタ114において所定の表示は行われたが、その後の撮影でもまだ顔領域が検出できていないことを意味する。そこで、来訪者に所定の動作を促す指示をスピーカ112から音声出力するための制御信号とデータが、子機10に送信される(S413)。あわせて、タッチパネル116に入力画面を表示させるための制御信号とデータも送信される。具体的には、フラッシュROM220の通知音声記憶エリア224に記憶されている、タッチパネル116において所定の操作入力を促す音声の音声データと、入力画面記憶エリア223に記憶されている入力画面のデータが読み出され、それぞれの音声信号と画像信号とが子機10に送信される。
これを受信した子機10では、スピーカ112から、タッチパネル116において所定の操作入力を促す音声が出力される。このとき出力される音声は、例えば、「下の枠内にタッチペンであなたのお名前を書いてください。」という指示である。あるいは、インターホンシステム1が設置されているのが住宅であれば、「面会を希望する人を選択してください。」という指示が音声出力される。あわせて、名前の入力欄や、住宅の住民の名前毎に作成された選択ボタンが設けられた入力画面が、タッチパネル116に表示される。なお、入力画面は、前述の実施形態と同様の指示を含む指示画面であってもよい。
このように、変形例では、来訪者を惹きつける所定の表示を行っても適切な顔画像が得られなかった場合には、所定の動作を促す指示の音声出力という異なる方法によって、来訪者が子機10に対して所定の位置で所定の方向を向くように誘導が行われる。指示に促された来訪者が所定の動作を行っている間に再び撮影を行えば、適切な顔画像を取得できる可能性を高めることができる。
続いて、操作カウンタのカウンタ値nが2に達していない場合(S114:NO)、すなわち、来訪者によるタッチパネル116の操作がまだ1回目の場合には、来訪者対応処理はそのまま終了し、図6のメイン処理に戻る。一方、カウンタ値nが2に達している場合には(S114:YES)、来訪者が特定されないまま、すでにタッチパネル116の操作が2回行われている。よって、CPU201は、親機20の表示モニタ214に撮影画像および注意情報を表示させる(S115)。ここで注意情報として、例えば、「顔が認識できません。」というメッセージを表示することにより、室内に居る者に対して、顔が認識できない不審者が来訪した可能性について注意喚起することができる。その後、CPU201は、スピーカ212から呼出音を発し(S116)、タイマをスタートさせ(S117)、来訪者対応処理は終了して、図7のメイン処理に戻る。
図7のメイン処理において、来訪者対応処理(S40)が行われた後のステップS11〜S13、S21の処理、およびステップS2に戻った後の繰り返しの処理は、前述の実施形態と同様であるため、ここでの説明は省略する。
以上に説明したように、変形例に係る処理によれば、来訪者の存在が子機10の人感センサ117によって検知されると、子機10のカメラ113による撮影が行われる。撮影画像から顔領域が検出できなかった場合には、まず、子機10の表示モニタ114に、所定の表示が行われ、その後、再度カメラ113による撮影が行われる。所定の表示に興味を引かれた来訪者の顔は、無意識に表示モニタ114に向く。したがって、ここで再び撮影を行えば、来訪者に撮影されていることを意識させることなく、室内に居る者が視認可能な顔画像を得ることができる可能性が増大する。特に、来訪者が、撮影されることを意識的に避けようとする人物の場合にも適切な顔画像を得ることができる可能性を高めることができる。
さらに、来訪者を惹きつける所定の表示を行っても適切な顔画像が得られなかった場合には、子機10のスピーカ112から所定の動作を促す指示を音声出力させるという異なる方法によって、来訪者が子機10に対して所定の位置で所定の方向を向くように誘導が行われる。指示に促された来訪者が所定の動作を行っている間に再び撮影を行えば、適切な顔画像を取得できる可能性を高めることができる。
以上に説明した変形例では、図6のステップS6で子機10のカメラ113から出力された画像信号を取得するCPU201が、本発明の「画像取得手段」に相当する。また、ステップS32で、撮影画像から顔領域を検出するCPU201が、「認識判断手段」に相当する。図7のステップS103で表示モニタ114に所定の表示を行わせるCPU201が、「第1の表示制御手段」に相当する。ステップS413でスピーカ112に来訪者に所定の動作を促す指示を音声出力させるCPU201が、「音声出力制御手段」に相当する。
また、前述の実施形態では、子機10の正面の所定の撮影範囲を撮影するカメラ113は子機10に内蔵されているが、カメラ113は、必ずしも子機10に内蔵されている必要はない。カメラ113は、親機20に接続されており、CPU201の制御に基づいて撮影範囲の撮影を行い、その画像信号を親機20に出力できればよい。カメラ113を子機10とは別個に設けた例について、図8を参照して説明する。図8は、子機10とカメラ113の設置例の説明図である。
図8に示すように、例えば、会社の入口ドア3の近傍に支柱を設け、支柱上部に子機10を設置し、カメラ113は、別途、入口ドア3の近傍の壁の内部に埋設してもよい。このような場合、子機10とカメラ113とは、所定の距離だけ離れた位置関係にある。すなわち、子機10の前に立ったときに来訪者の顔が位置すると想定される領域が、カメラ113の撮影範囲内に適切な大きさでおさまる距離に、カメラ113が設置されている。したがって、来訪者が所定の表示に惹きつけられて表示モニタ114に顔を向けるように誘導された場合、または、所定の動作を促す指示に従ってタッチパネル116に誘導された場合に、カメラ113から適切な距離が確保され、顔の認識に適した画像を得られる可能性が高くなる。
なお、カメラ113は、図2に示すように子機10に内蔵される場合であっても、図8のように子機10とは別個に設置される場合であっても、来訪者から認識できないように隠蔽して設置してもよい。この場合、来訪者が、カメラ113に写されるのを意識的に避けようとする人物(例えば、不審者)であっても、警戒心を抱かせることなく、顔の認識に適した画像を得られる可能性が高くなる。
前述の実施形態および変形例では、来訪者の特定や顔領域の検出ができない場合、表示モニタ114による所定の表示および所定の動作を促す指示が、一度ずつ順に行われると、室内に居る者に通知がなされる。しかしながら、所定の表示や入力の指示を行う回数は、これに限られない。例えば、所定の動作を促す指示は行わず、表示モニタ114による所定の表示のみを行ってもよい。この場合、所定の表示は1回のみ行ってもよいし、複数回行ってもよい。所定の表示を複数回行う場合は、来訪者の特定や顔領域の検出ができない間、異なる内容の所定の表示を切り替えていってもよい。これにより、来訪者の興味を引きつけて、子機10に顔を向けるように誘導できる可能性がさらに高くなる。
所定の動作の指示の一例であるタッチパネル116からの入力の指示も、所定の表示と同様に複数回行い、来訪者の特定や顔領域の検出ができない間は、異なる内容の指示を切り替えていってもよい。さらに、所定の動作として、タッチパネル116への入力操作のみでなく、例えば、マイク111に近づいて名前を言わせる動作を促してもよい。
前述の実施形態では、人感センサ117によって、子機10正面の移動物の検知を行っているが、必ずしも人感センサ117を子機10に設ける必要はない。代わりに、カメラ113によって、常時、撮影範囲の撮影を行い、画像の変化によって移動物を検出する構成としてもよい。
前述の実施形態では、所定の表示が行われる表示モニタ114と、所定の動作を促す指示が表示されるタッチパネル116は別個の装置であるが、子機10には、入力装置であるタッチパッドを少なくとも一部に備えた液晶モニタを1つ設けるだけでも構わない。この場合、所定の表示および所定の動作の指示の表示は、いずれも液晶モニタで行うか、所定の動作の指示を音声によって行えばよい。
前述の実施形態では、親機20がフラッシュROM220を備え、そこに記憶された表示画面や指示画面のデータ、指示音声のデータ等を子機10に送信することにより、子機10での表示や音声出力が行われる。しかしながら、表示画面や指示画面のデータ、指示音声のデータは、必ずしも親機20に記憶しておく必要はなく、子機10にフラッシュROMを設けて記憶しておいてもよい。この場合、親機20からは、データを特定する指示のみが子機10に送信され、子機10のCPU101が、指示に従って表示や音声出力を行う。
子機10および親機20を備えたインターホンシステム1の電気的構成を示すブロック図である。 子機10の外観図である。 親機20のフラッシュROM220が有する記憶エリアの説明図である。 親機20のメイン処理のフローチャートである。 図4のメイン処理中に実行される来訪者対応処理のフローチャートである。 変形例に係るメイン処理のフローチャートである。 図6の変形例に係るメイン処理で実行される来訪者対応処理のフローチャートである。 子機10とカメラ113の設置例の説明図である。
符号の説明
1 インターホンシステム
10 子機
112 スピーカ
113 カメラ
114 表示モニタ
116 タッチパネル
20 親機
201 CPU

Claims (9)

  1. 室外に設置された子機と、前記子機に接続され、室内に設置された親機とを備えたインターホンシステムであって、
    前記親機に接続され、前記子機正面の所定の撮影範囲を撮影し、前記撮影範囲の画像の情報である撮影画像情報を出力する撮像手段を備え、
    前記子機は、
    情報を表示する表示手段を備え、
    前記親機は、
    前記撮像手段から出力された前記撮影画像情報を取得する画像取得手段と、
    前記画像取得手段によって取得された前記撮影画像情報から、前記来訪者の顔が認識可能か否かを判断する認識判断手段と、
    前記認識判断手段によって前記来訪者の前記顔が認識可能でないと判断された場合に、前記子機の前記表示手段に所定の表示をさせるよう制御する第1の表示制御手段を備え、
    前記画像取得手段は、前記第1の表示制御手段が前記表示手段を制御して前記所定の表示をさせた場合、前記撮影画像情報を新たに取得し、
    前記認識判断手段は、前記画像取得手段によって前記撮影画像情報が新たに取得された場合、前記来訪者の前記顔が認識可能か否かを新たに判断することを特徴とするインターホンシステム。
  2. 前記所定の表示は、アバター、キャラクタ、前記インターホンシステムの設置場所の周辺地域のニュース、室内に居る者からのメッセージ、または前記子機の操作方法の動画、もしくはアニメーション効果が付加された画像であることを特徴とする請求項1に記載のインターホンシステム。
  3. 前記親機は、前記第1の表示制御手段が前記表示手段を制御して前記所定の表示をさせた後、前記認識判断手段によって前記来訪者の前記顔が認識可能でないと判断された場合に、前記表示手段を制御して前記来訪者に所定の動作を行うように促す指示を表示させる第2の表示制御手段を備え、
    前記画像取得手段は、前記第2の表示制御手段が前記表示手段を制御して前記指示を表示させた場合、前記撮影画像情報を新たに取得し、
    前記認識判断手段は、前記画像取得手段によって前記撮影画像情報が新たに取得された場合、前記来訪者の前記顔が認識可能か否かを新たに判断することを特徴とする請求項1または2に記載のインターホンシステム。
  4. 前記子機は、音声を出力する音声出力手段をさらに備え、
    前記親機は、前記第1の表示制御手段が前記表示手段を制御して前記所定の表示をさせた後、前記認識判断手段によって前記来訪者の前記顔が認識可能でないと判断された場合に、前記音声出力手段を制御して前記来訪者に所定の動作を行うように促す指示を音声出力させる音声出力制御手段を備え、
    前記画像取得手段は、前記音声出力制御手段が前記音声出力手段を制御して前記指示を音声出力させた場合、前記撮影画像情報を新たに取得し、
    前記認識判断手段は、前記画像取得手段によって前記撮影画像情報が新たに取得された場合、前記来訪者の前記顔が認識可能か否かを新たに判断することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のインターホンシステム。
  5. 前記子機は、前記来訪者による入力を受け付ける入力手段として、タッチパネルを備え、
    前記所定の動作は、前記タッチパネルへの、前記来訪者の名前の書込み入力操作であることを特徴とする請求項3または4に記載のインターホンシステム。
  6. 前記子機は、前記来訪者による入力を受け付ける入力手段として、タッチパネルを備え、
    前記所定の動作は、前記タッチパネルに表示される複数の候補者名から、前記来訪者が面会を希望する相手の名前を選択する入力操作であることを特徴とする請求項3または4に記載のインターホンシステム。
  7. 前記タッチパネルは、視野角が制限されていることを特徴とする請求項5または6に記載のインターホンシステム。
  8. 前記表示手段から所定距離離れた位置に前記撮像手段が配置されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のインターホンシステム。
  9. 前記入力手段から所定距離離れた位置に前記撮像手段が配置されていることを特徴とする請求項5〜8のいずれかに記載のインターホンシステム。
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