JP2010061727A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】抵抗値のレベル変化によってデータを記憶する記憶素子を備えた不揮発性半導体記憶装置において、センスアンプ10の入力信号のオフセットを低減させる。
【解決手段】センスアンプ10は、記憶素子に定電圧を印加するためのトランジスタ29,30と、記憶素子を流れる電流を電圧に変換するための負荷トランジスタ27,28と、ノードN27,N28の電位差を検出する差動増幅回路41とを含む。トランジスタ27〜30をバイポーラトランジスタで構成することによって、MOSトランジスタを用いた場合に比べてトランジスタの特性のばらつきを抑えることができるので、オフセットを低減させることができる。
【選択図】図8

Description

この発明は不揮発性半導体記憶装置に関し、特に、抵抗値のレベル変化によってデータを記憶する記憶素子を備えた不揮発性半導体記憶装置に関する。
不揮発性半導体記憶装置は、電源電圧が遮断されても記憶データを保持することができ、待機状態において電源電圧を供給する必要がない。このため、低消費電力が必要な携帯機器において広く用いられている。
このような不揮発性半導体記憶装置の1つに、磁気抵抗効果を利用してデータを記憶するMRAM(Magnetic Random Access Memory)がある。また、MRAMの1つに、トンネル磁気抵抗(TMR:Tunneling Magneto-Resistive)素子を用いたものがある(たとえば、非特許文献1参照)。
辻 高晴、外7名、「A 1.2V 1Mbit Embedded MRAM Core with Folded Bit-Line Array Architecture」、2004 Symposium on VLSI Circuits Digest of Technical Papers、p.450-453
通常、MRAMの読出回路では、データに応じた抵抗値を有するメモリセルを流れる電流と抵抗値の固定された参照セルを流れる電流とを比較することによって、メモリセルの抵抗値のレベルを検出する。このとき、メモリセルの抵抗値の読出マージンをできるだけ大きくするためには、読出回路の入力信号のオフセットをできるだけ減らす必要がある。
この発明の目的は、抵抗値のレベル変化によってデータを記憶する記憶素子を備えた不揮発性半導体記憶装置において、読出回路の入力信号のオフセットを低減させることである。
この発明の一実施の形態は、要約すれば、メモリアレイと読出回路とを備える不揮発性半導体記憶装置である。メモリアレイは、各々が抵抗値のレベルの変化によってデータを記憶する記憶素子を有する複数のメモリセルと、各々が抵抗値の固定された参照用素子を有する複数の参照セルとを含む。また、読出回路は、第1の負荷素子と、第2の負荷素子と、差動増幅回路と、第1のトランジスタと、第2のトランジスタとを含む。第1の負荷素子は、第1の電源ノードと第1のノードとの間に設けられる。第2の負荷素子は、第1の電源ノードと第2のノードとの間に設けられる。差動増幅回路は、第1のノードの電圧と第2のノードの電圧との差を増幅する。第1のトランジスタは、一方の主電極が第1のノードと接続され、他方の主電極が複数のメモリセルのうちの選択されたメモリセルを介して第2の電源ノードと接続され、制御電極に所定の第1の電圧が印加される。第2のトランジスタは、一方の主電極が第2のノードと接続され、他方の主電極が複数の参照セルのうちの選択された1または複数の参照セルを介して第2の電源ノードと接続され、制御電極に第1の電圧が印加される。ここで、第1および第2のトランジスタは、それぞれバイポーラトランジスタによって構成される。
この実施の形態によれば、第1および第2のトランジスタが、それぞれバイポーラトランジスタによって構成されるので、MOS(Metal-Oxide Semiconductor)トランジスタによって構成される場合に比べて特性ばらつきを小さくできる。この結果、読出回路の入力信号のオフセットを低減させることが可能になる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して詳しく説明する。なお、同一または相当する部分には同一の参照符号を付して、その説明を繰返さない。
また、以下の各実施の形態では、MRAMを例に挙げて説明するが、この発明はMRAMに限らず、相変化メモリ(PRAM:Phase change RAM)などの抵抗値のレベル変化によってデータを記憶する記憶素子を備えた不揮発性半導体記憶装置に広く適用できる。また、以下の各実施の形態では、オープンビット線方式のMRAMを例に挙げて説明するが、この発明はフォールデッドビット線方式のMRAMにも適用できる。
[実施の形態1]
(MRAMの構成)
まず、この発明の前提となるMRAMの概略的な構成を説明する。
図1は、この発明の実施の形態1によるMRAM100の全体構成を示すブロック図である。
また、図2は、図1のメモリアレイ1,2の構成および書込/読出回路6のうちデータ読出に関連する要部を示すブロック図である。図1、図2を参照して、このMRAM100は、2つのメモリアレイ1,2、行デコーダ3、ドライバ4、列デコーダ5、書込/読出回路6、および制御回路7を含む。
メモリアレイ1は、図2に示すように、複数行複数列に配置された複数のメモリセルMCと、複数行にそれぞれ対応して設けられた複数のワード線WLAと、複数行にそれぞれ対応して設けれた複数のディジット線DLAと、複数列(ここでは、32列とする)にそれぞれ対応して設けられた複数のビット線BLA0〜BLA15,BLA31〜BLA16とを含む。
図3は、図2のメモリセルMCの構成を示す回路図である。図3を参照して、各メモリセルMCは、トンネル磁気抵抗素子TMRおよびアクセストランジスタ(NチャネルMOSトランジスタ)ATRを含む。トンネル磁気抵抗素子TMRおよびアクセストランジスタATRは対応のビット線BLと接地ノードVSSとの間に直列接続される。アクセストランジスタATRのゲートは対応のワード線WLに接続される。なお、接地ノードVSSはこの発明の第2の電源ノードに対応し、電源ノードVDDがこの発明の第1の電源ノードに対応する。
図4は、図3のメモリセルMCのデータ書込方法を説明するための図である。図4を参照して、トンネル磁気抵抗素子TMRは、記憶データの論理に応じて電気抵抗値が変化する素子である。すなわちトンネル磁気抵抗素子TMRは、図4に示すように、電極ELとビット線BLの間に積層された固定磁化膜FL、トンネル絶縁膜TBおよび自由磁化膜VLを含む。固定磁化膜FLおよび自由磁化膜VLの各々は、強磁性体膜で構成されている。固定磁化膜FLの磁化方向は一方方向に固定されている。自由磁化膜VLの磁化方向は、固定磁化膜FLの磁化方向と同一方向および逆方向の2方向をとり得る。固定磁化膜FLおよび自由磁化膜VLの磁化方向が同一である場合は、両者の磁化方向が逆である場合に比べて、トンネル磁気抵抗素子TMRの電気抵抗値が低い値になる。トンネル磁気抵抗素子TMRの2段階の抵抗値は、たとえばデータ1,0にそれぞれ対応付けられる。
データ書込時は、図4に示すように、ワード線WLが非選択レベルの「L」レベルに設定されてアクセストランジスタATRが非導通状態にされ、ビット線BLおよびディジット線DLの各々に書込電流が流される。自由磁化膜VLの磁化方向は、ビット線BLおよびディジット線DLに流れる書込電流の方向の組合せによって決定される。
図5は、データ書込時におけるデータ書込電流の方向と磁界方向との関係を示す図である。図5を参照して、横軸で示される磁界Hxは、ディジット線DLを流れるデータ書込電流によって生じる磁界H(DL)を示している。一方、縦軸に示される磁界Hyは、ビット線BLを流れるデータ書込電流によって生じる磁界H(BL)を示している。
自由磁化膜VLに記憶される磁界方向は、磁界H(DL)とH(BL)の和が図中に示されるアステロイド特性線の外側の領域に達する場合においてのみ、新たに書込まれる。すなわち、アステロイド特性線の内側の領域に相当する磁界が印加された場合においては、自由磁化膜VLに記憶される磁界方向は更新されない。したがって、トンネル磁気抵抗素子TMRの記憶データを書込動作によって更新するためには、ディジット線DLとビット線BLとの両方に電流を流す必要がある。トンネル磁気抵抗素子TMRに一旦記憶された磁界方向すなわち記憶データは、新たなデータ書込が実行されるまでの間不揮発的に保持される。
図6は、図3のメモリセルMCのデータ読出方法を説明するための図である。図6を参照して、データ読出時は、ワード線WLが選択レベルの「H」レベルにされてアクセストランジスタATRが導通し、ビット線BLからトンネル磁気抵抗素子TMRおよびアクセストランジスタATRを介して接地ノードVSSに電流Isが流れる。この電流Isの値は、トンネル磁気抵抗素子TMRの抵抗値に応じて変化する。したがって、この電流Isの値を検知することにより、トンネル磁気抵抗素子TMRの記憶データを読み出すことができる。
再び図1、図2を参照して、メモリアレイ2は、メモリアレイ1と同じ構成であり、複数行複数列に配置された複数のメモリセルMCと、複数行にそれぞれ対応して設けられた複数のワード線WLBと、複数行にそれぞれ対応して設けれた複数のディジット線DLBと、複数列(ここでは、32列とする)にそれぞれ対応して設けられた複数のビット線BLB0〜BLB15,BLB31〜BLB16とを含む。
メモリアレイ1,2の同じ列の2本のビット線BLAnとBLBn(ただし、nは0から31までの整数である)は対を成している。さらに、メモリアレイ1,2の複数のビット線対は予め2対ずつグループ化されている。図2では、メモリアレイ1,2の図中左右の両端から内側に向かって2対ずつグループ化されている。具体的には、ビット線BLA0,BLB0,BLA16,BLB16の4本で1つのビット線対グループが構成される。さらにその内側のビット線BLA1,BLB1,BLA17,BLB17;…;BLA15,BLB15,BLA31,BLB31が4本ずつグループ化されている。
各メモリアレイ1,2の予め定められた行(図2では、書込/読出回路6に隣接する行であり、以下、参照行と称する)のメモリセルMCは、データ読出時の参照セルとして使用される。さらに、その参照行のワード線WLおよびディジット線DLはそれぞれ参照ワード線RWL(RWLA,RWLB)および参照ディジット線RDL(RDLA,RDLB)として使用される。各参照行の複数の参照セルは、ビット線対グループに対応して2個ずつグループ化され、一方が高レベルの抵抗値Rhighに設定され、他方が低レベルの抵抗値Rlowに設定されている。具体的に図2の場合、各ビット線BLA0〜BLA15,BLB0〜BLB15に対応する参照セルが抵抗値Rhighに設定され,各ビット線BLA31〜BLA16,BLB31〜BLB16に対応する参照セルが抵抗値Rlowに設定される。
図1の制御回路7は、外部コマンド信号CMDに従ってMRAM全体を制御する。
行デコーダ3は、行アドレス信号RAに従ってメモリアレイ1,2のうちのいずれか一方のメモリアレイと、そのメモリアレイの複数行のうちのいずれかの行のワード線WLおよびディジット線DLと、他方のメモリアレイの参照ワード線RWLとを選択する。
ドライバ4は、データ書込時は行デコーダ3によって選択されたディジット線DLに書込電流を流し、データ読出時は行デコーダ3によって選択されたワード線WLおよび参照ワード線RWLの各々を選択レベルの「H」レベルに立上げる。
列デコーダ5は、列アドレス信号CAに従って、16個のビット線対グループのうちのいずれかのビット線対グループを選択する。選択されたビット線対グループに対応する後述のコラム選択線が列デコーダ5によって選択されて「H」レベルになる。
書込/読出回路6は、図2に示すように、16個のビット線対グループにそれぞれ対応するコラム選択線CSL0〜CSL15(総称するときはコラム選択線CSLとも称する)を含む。なお、図2において、同じ参照符号を付した2本のコラム選択線CSLは同一の信号が与えられる。コラム選択線CSLは、対応するビット線対グループの各ビット線に設けられたNチャネルMOSトランジスタ(列選択ゲートと称する)のゲート電極に接続される。たとえば、コラム選択線CSL0は、対応のビット線BLA0,BLA16,BLB0,BLB16にそれぞれ設けられたMOSトランジスタTA0,TA16,TB0,TB16のゲート電極に接続され、選択時にこれらのMOSトランジスタTA0,TA16,TB0,TB16を導通させる。
データ書込時には、書込/読出回路6は、列デコーダ5によって選択されたビット線対グループのうち、行デコーダ3によって選択されたメモリアレイに属する2本のビット線BLに、それぞれ書込データ信号D0,D1に応じた方向の書込電流を流す。これによって、選択された2本のビット線と選択されたディジット線DLとが交差する位置に設けられた2個のメモリセルMCの各々にデータが書き込まれる。
また、書込/読出回路6は、ローカル入出力線LIOA0,LIOA1,LIOB0,LIOB1と、スイッチ回路50,51と、データ読出用のセンスアンプ10,11とを含む。スイッチ回路50およびセンスアンプ10は、ローカル入出力線LIOA0,LIOB0に接続される。スイッチ回路51およびセンスアンプ11は、ローカル入出力線LIOA1,LIOB1に接続される。また、ローカル入出力線LIOA0は、ビット線BLA0〜BLA15と列選択ゲートを介して接続される。同様に、ローカル入出力線LIOA1は、ビット線BLA31〜BLA16と列選択ゲートを介して接続され、ローカル入出力線LIOB0は、ビット線BLB0〜BLB15と列選択ゲートを介して接続され、ローカル入出力線LIOB1は、ビット線BLB31〜BLB16と列選択ゲートを介して接続される。ローカル入出力線LIOA0,LIOA1,LIOB0,LIOB1を総称するとき、または不特定のものを示すときローカル入出力線LIOと記載する。なお、センスアンプ10,11は、この発明の読出回路に対応する。
(データ読出方法)
以下、書込/読出回路6のデータ読出時の動作について説明する。
図7は、図2のうちデータ読出に関連する部分を示す回路図である。図7では、コラム選択線CSL0が「H」レベルに活性化されることによって、ビット線BLA0,BLA16,BLB0,BLB16が選択され、ローカル入出力線LIOA0,LIOA1,LIOB0,LIOB1にそれぞれ接続された場合が示されている。
また、図7では、メモリアレイ1のワード線WLAおよび参照ワード線RWLAと、メモリアレイ2のワード線WLBおよび参照ワード線RWLBとが1本ずつ代表的に示されている。
具体的に、ワード線WLAとビット線BLA0,BLA16の交差部のメモリセルをそれぞれMC1,MC2とし、ワード線WLBとビット線BLB0,BLB16の交差部のメモリセルをそれぞれMC3,MC4とする。メモリセルMC1〜MC4の各々のトンネル磁気抵抗素子TMRの抵抗値は、書込データ信号に応じて予め高レベルの抵抗値Rhighまたは低レベルの抵抗値Rlowに設定されている。
また、参照ワード線RWLAとビット線BLA0,BLA16の交差部の参照セルをそれぞれMC5,MC6とし、参照ワード線RWLBとビット線BLB0,BLB16の交差部の参照セルをそれぞれMC7,MC8とする。参照セルMC5,MC6のトンネル磁気抵抗素子TMRの抵抗値はそれぞれ高レベルの抵抗値Rhighおよび低レベルの抵抗値Rlowに予め設定され、参照セルMC7,MC8のトンネル磁気抵抗素子TMRの抵抗値はそれぞれ高レベルの抵抗値Rhighおよび低レベルの抵抗値Rlowに予め設定されているものとする。
図7において、センスアンプ10は、ノードN1,N2に一定の電圧VCを印加してノードN1,N2から流出する電流I1,I2を比較し、たとえば、I1>I2の場合は読出データ信号Q0を「L」レベルにし、I1<I2の場合は読出データ信号Q0を「H」レベルにする。ここで、この実施の形態では、接地ノードVSSを基準電位としたときの電位差によって各ノードの電圧を表わすものとする。
同様に、センスアンプ11は、ノードN3,N4に一定の電圧VCを印加してノードN3,N4から流出する電流I3,I4を比較し、たとえば、I3>I4の場合は読出データ信号Q1を「L」レベルにし、I3<I4の場合は読出データ信号Q1を「H」レベルにする。
スイッチ回路50は、センスアンプ10のノードN1,N2とローカル入出力線LIOA0,LIOB0との接続を選択的に切替えるための回路である。行アドレス信号RA0が「H」レベル(行アドレス信号/RA0が「L」レベル)の場合、ノードN1はローカル入出力線LIOA0上のノードN5と接続され、ノードN2はローカル入出力線LIOB0上のノードN6と接続される。逆に、行アドレス信号RA0が「L」レベル(行アドレス信号/RA0が「H」レベル)の場合、ノードN1はローカル入出力線LIOB0上のノードN6と接続され、ノードN2はローカル入出力線LIOA0上のノードN5と接続される。ここで、行アドレス信号RA0,/RA0は、メモリアレイ1,2のうちのいずれか一方のメモリアレイを選択するための信号であり、行デコーダ3で生成される。
同様に、スイッチ回路51は、センスアンプ11のノードN3,N4とローカル入出力線LIOA1,LIOB1との接続を選択的に切替えるための回路である。行アドレス信号RA1が「H」レベル(行アドレス信号/RA1が「L」レベル)の場合、ノードN3はローカル入出力線LIOA1上のノードN7と接続され、ノードN4はローカル入出力線LIOB1上のノードN8と接続される。逆に、行アドレス信号RA1が「L」レベル(行アドレス信号/RA1が「H」レベル)の場合、ノードN3はローカル入出力線LIOB1上のノードN8と接続され、ノードN4はローカル入出力線LIOA1上のノードN7と接続される。
図7に示すように、スイッチ回路50はNチャネルMOSトランジスタ12〜15を含み、スイッチ回路51はNチャネルMOSトランジスタ16〜19を含む。ノードN1は、それぞれMOSトランジスタ12,14を介してノードN5,N6に接続される。ノードN2は、それぞれMOSトランジスタ13,15を介してノードN5,N6に接続される。ノードN3は、それぞれMOSトランジスタ16,18を介してノードN7,N8に接続される。ノードN4は、それぞれMOSトランジスタ17,19を介してノードN7,N8に接続される。MOSトランジスタ12,15,16,19のゲートは行アドレス信号RA0を受け、MOSトランジスタ13,14,17,18のゲートは行アドレス信号/RA0を受ける。
ここで、MOSトランジスタ15のドレインとMOSトランジスタ19のドレインとは、接続線52によってシャントされている。したがって、センスアンプ10のノードN2から流出する電流I2とセンスアンプ11のノードN4から流出する電流I4とは等しい。行アドレス信号RA0が「H」レベル(行アドレス信号/RA0が「L」レベル)の場合、電流I2(電流I4)はローカル入出力線LIOB0を流れる電流とローカル入出力線LIOB1を流れる電流との平均値に等しい。逆に、行アドレス信号RA0が「L」レベル(行アドレス信号/RA0が「H」レベル)の場合、電流I2(電流I4)はローカル入出力線LIOA0を流れる電流とローカル入出力線LIOA1を流れる電流との平均値に等しい。
以下、行アドレス信号RA0が「H」レベル(行アドレス信号/RA0が「Lレベル」)の場合の読出動作について具体的に説明する。この場合、NチャネルMOSトランジスタ12〜19のうちのNチャネルMOSトランジスタ12,15,16,19が導通し、ノードN1〜N4がそれぞれノードN5〜N8に接続される。また、メモリアレイ1が選択され、そのメモリアレイ1の複数のワード線WLAのうちのいずれかのワード線WLAが選択レベルの「H」レベルにされるとともに、他方のメモリアレイ2の参照ワード線RWLBが選択レベルの「H」レベルにされる。
センスアンプ10は、ノードN1,N2に一定の電圧VCを印加し、ノードN1から選択されたメモリセルMC1に流出する電流I1と、ノードN2から選択された参照セルMC7,MC8に流出する電流I2とを比較し、比較結果に応じた論理レベルの読出データ信号Q0を出力する。
すなわち、ノードN1から接地ノードVSSに流出する電流I1は、メモリセルMC1の書込データに応じてVC/RhighまたはVC/Rlowとなる。一方、ノードN2と接地ノードVSSとの間には、一対の参照セルMC7,MC8のトンネル磁気抵抗素子TMRが並列接続されている。一対の参照セルMCのトンネル磁気抵抗素子TMRの抵抗値は、それぞれ高レベルの抵抗値Rhighおよび低レベルの抵抗値Rlowに設定されているので、ノードN2から接地ノードVSSに流出する電流I2は、VC(1/Rhigh+1/Rlow)/2となる。したがって、メモリセルMC1のトンネル磁気抵抗素子TMRの抵抗値が高レベルの抵抗値Rhighに設定されている場合はI1<I2となる。逆に、メモリセルMC1のトンネル磁気抵抗素子TMRの抵抗値が低レベルの抵抗値Rlowに設定されている場合はI1>I2となる。よって、電流I1,I2の大小関係を検出することにより、メモリセルMC1の記憶データを読み出すことができる。
同様に、センスアンプ11は、ノードN3,N4に一定の電圧VCを印加し、ノードN3から選択されたメモリセルMC2に流出する電流I3と、ノードN4から選択された参照セルMC7,MC8に流出する電流I4とを比較し、比較結果に応じた論理レベルの読出データ信号Q1を出力する。
また、行アドレス信号RA0が「L」レベル(行アドレス信号/RA0が「H」レベルの場合の具体的な読出動作も上記の場合と同様である。簡単に説明すると、NチャネルMOSトランジスタ12〜19のうちのNチャネルMOSトランジスタ13,14,17,18が導通し、ノードN1〜N4がそれぞれノードN6,N5,N8,N7に接続される。また、メモリアレイ2が選択され、そのメモリアレイ2の複数のワード線WLBのうちのいずれかのワード線WLBが選択レベルの「H」レベルにされるとともに、他方のメモリアレイ1の参照ワード線RWLAが選択レベルの「H」レベルにされる。
センスアンプ10は、ノードN1,N2に一定の電圧VCを印加し、ノードN1から選択されたメモリセルMC3に流出する電流I1と、ノードN2から選択された参照セルMC5,MC6に流出する電流I2とを比較し、比較結果に応じた論理レベルの読出データ信号Q0を出力する。
また、センスアンプ11は、ノードN3,N4に一定の電圧VCを印加し、ノードN3から選択されたメモリセルMC4に流出する電流I3と、ノードN4から選択された参照セルMC5,MC6に流出する電流I4とを比較し、比較結果に応じた論理レベルの読出データ信号Q1を出力する。
(センスアンプの構成および動作)
次に、この発明の特徴であるセンスアンプ10,11の構成および動作について説明する。なお、センスアンプ11の構成は、センスアンプ10と同じ構成であるので、以下ではセンスアンプ10を代表として説明する。
図8は、センスアンプ10の構成を示す回路図である。図8を参照して、センスアンプ10は、プリアンプとして用いられるPNP型バイポーラトランジスタ27,28およびNPN型バイポーラトランジスタ29,30と、差動増幅回路41とを含む。トランジスタ27〜30がバイポーラトランジスタによって構成される点がこの発明の特徴となっている。バイポーラトランジスタを用いる理由については後述する。
トランジスタ27,29は電源ノードVDDとノードN1との間に直列接続され、トランジスタ28,30は電源ノードVDDとノードN2との間に直列接続される。トランジスタ27,29の接続ノードN27の電圧V27と、トランジスタ28,30の接続ノードN28の電圧V28との差が、差動増幅回路41によって増幅される。
PNP型のバイポーラトランジスタ27,28の各々は能動負荷として用いられる。負荷トランジスタ27,28の抵抗値はほぼ等しい。トランジスタ27,28のゲートは一定の電圧VREFを受け、電圧VREFによってトランジスタ27,28のオン抵抗が調整される。このとき、トランジスタ27,28の各々は、バイポーラトランジスタのエミッタ接地特性の飽和領域(MOSトランジスタの線形領域(抵抗領域)に相当する)で動作する。この領域では、コレクタ・エミッタ間電圧(MOSトランジスタの場合のドレイン・ソース間電圧)にほぼ比例したコレクタ電流(MOSトランジスタの場合のドレイン電流)が流れる。
NPN型のバイポーラトランジスタ29,30のゲートは一定の電圧VSAを受け、トランジスタ29,30は、それぞれノードN1,N2に一定の電圧VCを印加する定電圧源を構成する。電圧VCは、トンネル磁気抵抗素子TMRが電界による破壊を引起こさないように電源ノードVDDの電圧よりも低い電圧に抑えられる。このとき、トランジスタ29,30は、バイポーラトランジスタのエミッタ接地特性の能動領域(MOSトランジスタの飽和領域に相当する)で動作する。
図9は、図8のトランジスタ27,29のコレクタ電流と接続ノードN27の電圧V27との関係を示す図である。図9では、トランジスタ27のコレクタ電流I27_Bipおよびトランジスタ29のコレクタ電流I29_Bip_Rlow,I29_Bip_Rhighが実線で示される。また、トランジスタ27をMOSトランジスタで構成した場合のドレイン電流I27_MOSおよびトランジスタ29をMOSトランジスタで構成した場合のドレイン電流I29_MOS_Rlow,I29_MOS_Rhighが破線で示される。ここで、電流I29_Bip_Rlowおよび電流I29_MOS_Rlowのグラフは、ノードN1に接続されたトンネル磁気抵抗素子TMRが低レベルの抵抗値Rlowを有する場合の特性であり、電流I29_Bip_Rhighおよび電流I29_MOS_Rhighのグラフは、ノードN1に接続されたトンネル磁気抵抗素子TMRが高レベルの抵抗値Rhighを有する場合の特性である。
図9に示すように、バイポーラトランジスタ29を流れる電流I29_Bip_Rhigh,I29_Bip_Rlowは、電圧V27が0Vから約0.3Vまで増加し、電圧V27が約0.3Vを超えると一定の電流値を示す。この電流値一定の状態では、バイポーラトランジスタ29は能動領域で動作し、ノードN1の電圧VCは一定の値に保持される。
他方、バイポーラトランジスタ27を流れる電流I27_Bipは、電圧V27が0Vから約0.8Vまで一定の値を示し、約0.8Vを超えると電圧V27の増加に伴って減少する。この電流値が減少する状態のとき、バイポーラトランジスタ27は線形領域にある。
ノードN1に接続されたトンネル磁気抵抗素子TMRが高レベルの抵抗値Rhighを有する場合、電流I29_Bip_Rhighのグラフと電流I27_Bipのグラフとの交点P1の電圧が差動増幅回路41に入力される。また、ノードN1に接続されたトンネル磁気抵抗素子TMRが低レベルの抵抗値Rlowを有する場合、電流I29_Bip_Rlowのグラフと電流I27_Bipのグラフとの交点P2の電圧が差動増幅回路41に入力される。
また、トランジスタ27,29がMOSトランジスタによって構成される場合もバイポーラトランジスタの場合と同様である。図9に示すように、ノードN1に接続されたトンネル磁気抵抗素子TMRの抵抗値Rhigh,Rlowに応じて、電流I29_MOS_Rhighのグラフと電流I27_Bipのグラフとの交点P3の電圧または電流I29_MOS_Rlowのグラフと電流I27_Bipのグラフとの交点P3の電圧が差動増幅回路41に入力される。
再び図8を参照して、差動増幅回路41は、PチャネルMOSトランジスタ31〜34、NチャネルMOSトランジスタ35〜39、およびインバータ40を含む。トランジスタ31,35,37は電源ノードVDDとノードN39との間に直列接続され、トランジスタ32,36,38は電源ノードVDDとノードN39との間に直列接続される。トランジスタ39はノードN39と接地ノードVSSとの間に接続される。トランジスタ31,35のゲートはトランジスタ32,36の接続ノードN34に接続され、トランジスタ32,36のゲートはトランジスタ31,35の接続ノードN33に接続される。トランジスタ37のゲートはトランジスタ27,29の接続ノードN27の電圧V27を受け、トランジスタ38のゲートはトランジスタ28,30の接続ノードN28の電圧V28を受ける。トランジスタ39のゲートは、活性化信号SEを受ける。
トランジスタ33,34のソースはともに電源電圧VDDを受け、それらのドレインはそれぞれ接続ノードN33,N34に接続され、それらのゲートはプリチャージ信号/PCを受ける。インバータ40は、接続ノードN33に現れる信号の反転信号を、センスアンプ10の出力信号Q0として出力する。
次に、図7、図8を参照して、上記構成のセンスアンプ10の動作について説明する。
まず、プリチャージ信号/PCが所定時間だけ活性化レベルの「L」レベルにされる。これにより、トランジスタ33,34が所定時間だけ導通し、ノードN33,N34がともに「H」レベル(電源電圧VDD)にプリチャージされる。このとき、インバータ40の出力信号Q0は、「L」レベルになっている。また、ローカル入出力線LIOA0,LIOB0も「H」レベル(電源電圧VDD)にプリチャージされる。
次いで、活性化信号SEが活性化レベルの「H」レベルに立ち上げられると、トランジスタ39が導通して差動増幅回路41が活性化される。
その後、コラム選択線CSL0が「Hレベル」に立ち上げられると、列選択ゲートTA0,TA16,TB0,TB16が導通する。これにより、ノードN1から電流I1がビット線BLA0に流出し、ノードN2から電流I2がビット線BLB0に流出する。
このとき、ノードN1から流出する電流I1がノードN2から流出する電流I2よりも大きい場合(I1>I2)、トランジスタ27,28の電圧降下により、ノードN27の電圧V27がノードN28の電圧V28よりも低くなる。この結果、トランジスタ37の電流駆動能力がトランジスタ38の電流駆動能力よりも低くなる。そうすると、ノードN34が「L」レベルに引き下げられ、データ信号Q0は「L」レベルに維持される。この「L」レベルのデータ信号Q0が外部から読み出される。
他方、ノードN1から流出する電流I1がノードN2から流出する電流I2よりも小さい場合(I1<I2)、トランジスタ27,28の電圧降下により、ノードN27の電圧V27がノードN28の電圧V28よりも高くなる。この結果、トランジスタ37の電流駆動能力がトランジスタ38の電流駆動能力よりも高くなる。そうすると、ノードN33が「L」レベルに引き下げられ、データ信号Q0は「H」レベルに立ち上げられる。この「H」レベルのデータ信号Q0が外部から読み出される。
次に、プリアンプを構成するトランジスタ27〜30にバイポーラトランジスタを用いた理由について説明する。
MRAMにおいては、トンネル磁気抵抗素子TMRの抵抗値(RhighまたはRlow)の読み出しマージンをできるだけ大きくするためには、読出回路の入力信号のオフセットをできるだけ小さくする必要がある。具体的に図8のセンスアンプ10の場合、電流I1を検出するためのプリアンプ用のトランジスタ27,29と、電流I2を検出するためのプリアンプ用のトランジスタ28,30とのオフセットを減らす必要がある。
このため、トランジスタ27〜30を従来技術のようにMOSトランジスタで構成した場合には、閾値電圧Vth、移動度、ゲート容量などのMOSトランジスタの特性のばらつきを減らす必要が生じる。ところが、MOSトランジスタの特性ばらつきは、MOSトランジスタのゲート下の薄いチャネル層での不純物の粗密によって起こるので、ゲート面積を小さくするほど特性ばらつきが顕著に現れる。ゲート面積を大きくすることによって特性ばらつき抑えることは可能であるが、トランジスタのレイアウト面積の増大につながるとともに、ゲート・ソース間およびゲート・ドレイン間の寄生容量の増加によって動作速度が遅くなるので好ましくない。
そこで、実施の形態1では、トランジスタ27〜30をバイポーラトランジスタによって構成する。バイポーラトランジスタは、MOSトランジスタと同程度のレイアウト面積で特性ばらつきをMOSトランジスタよりも小さくすることができる。したがって、MOSトランジスタを使用する場合よりも入力信号のオフセットが小さく、動作速度の速いセンスアンプ10を構成することができる。
このようなバイポーラトランジスタ作製には、特別なプロセスが必要とされない。CMOS構造中にはバイポーラ素子が自然に形成されるので、この寄生バイポーラトランジスタを用いることができるからである。たとえば、P型シリコン基板をコレクタ、Nウェルをベース、Nウェルの表面に設けたP+拡散層をエミッタとして、PNP型バイポーラトランジスタを構成することができる。
また、図8では、負荷として用いられるトランジスタ27,28と、定電圧源として用いられるトランジスタ29,30との両方をバイポーラトランジスタで構成しているけれども、いずれか一方をバイポーラトランジスタで構成し、他方をMOSトランジスタで構成してもよい。
[実施の形態2]
図10は、この発明の実施の形態2に従うセンスアンプ10Aの構成を示す回路図である。図10のセンスアンプ10Aは、バイアス電圧VREFが印加された図8のトランジスタ27,28に代えて、ダイオード接続されたトランジスタ27A,28Aを含む点で、図8のセンスアンプ10と異なる。すなわち、図10のPNP型のバイポーラトランジスタ27Aのコレクタとベースとが接続され、PNP型のバイポーラトランジスタ28Aのコレクタとベースとが接続される。その他の点については、図10のセンスアンプ10Aは図8のセンスアンプ10と共通であるので、同一または相当する部分には同一の参照符号を付して説明を繰返さない。
図10に示すダイオード接続型のトランジスタ27A,29Aも、図8のトランジスタ27,29と同様に負荷として機能し、電流I1,I2を電圧に変換するために用いられる。図10の場合には、センスアンプ10Aの外部の電圧VREFをトランジスタ27A,29Aのベースに与えなくてよいので、センスアンプ10の回路構成をより簡単にすることができる。もっとも、図8のように外部の電圧VREFをトランジスタ27A,29Aのベースに与えた場合には、電圧VREFの大きさを調節することによって、負荷トランジスタ27A,29Aの抵抗値をできるだけ大きな値に設定し、差動増幅回路41の入力電圧の振幅をより大きくすることができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものでないと考えられるべきである。この発明の範囲は上記した説明ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明の実施の形態1によるMRAM100の全体構成を示すブロック図である。 図1のメモリアレイ1,2の構成および書込/読出回路6のうちデータ読出に関連する要部を示すブロック図である。 図2のメモリセルMCの構成を示す回路図である。 図3のメモリセルMCのデータ書込方法を説明するための図である。 データ書込時におけるデータ書込電流の方向と磁界方向との関係を示す図である。 図3のメモリセルMCのデータ読出方法を説明するための図である。 図2のうちデータ読出に関連する部分を示す回路図である。 センスアンプ10の構成を示す回路図である。 図8のトランジスタ27,29のコレクタ電流と接続ノードN27の電圧V27との関係を示す図である。 この発明の実施の形態2に従うセンスアンプ10Aの構成を示す回路図である。
符号の説明
1,2 メモリアレイ、3 行デコーダ、4 ドライバ、5 列デコーダ、6 書込/読出回路、7 制御回路、10,10A,11 センスアンプ、27,27A,28,28A PNP型バイポーラトランジスタ、29,30 NPN型バイポーラトランジスタ、41 差動増幅回路、BLA0〜BLA31,BLB0〜BLB31 ビット線、CSL0〜CSL15 コラム選択線、DLA,DLB ディジット線、LIOA0,LIOA1,LIOB0,LIOB1 ローカル入出力線、MC メモリセル(参照セル)、MC1〜MC4 メモリセル、MC5〜MC8 参照セル、RDLA,RDLB 参照ディジット線、RWLA,RWLB 参照ワード線、VDD 電源ノード、VSS 接地ノード、WLA,WLB ワード線。

Claims (6)

  1. メモリアレイを備え、前記メモリアレイは、
    各々が抵抗値のレベルの変化によってデータを記憶する記憶素子を有する複数のメモリセルと、
    各々が抵抗値の固定された参照用素子を有する複数の参照セルとを含み、
    さらに、読出回路を備え、前記読出回路は、
    第1の電源ノードと第1のノードとの間に設けられた第1の負荷素子と、
    前記第1の電源ノードと第2のノードとの間に設けられた第2の負荷素子と、
    前記第1のノードの電圧と前記第2のノードの電圧との差を増幅する差動増幅回路と、
    一方の主電極が前記第1のノードと接続され、他方の主電極が前記複数のメモリセルのうちの選択されたメモリセルを介して第2の電源ノードと接続され、制御電極に所定の第1の電圧が印加された第1のトランジスタと、
    一方の主電極が前記第2のノードと接続され、他方の主電極が前記複数の参照セルのうちの選択された1または複数の参照セルを介して前記第2の電源ノードと接続され、制御電極に前記第1の電圧が印加された第2のトランジスタとを含み、
    前記第1および第2のトランジスタは、それぞれバイポーラトランジスタによって構成される、不揮発性半導体記憶装置。
  2. メモリアレイを備え、前記メモリアレイは、
    各々が抵抗値のレベルの変化によってデータを記憶する記憶素子を有する複数のメモリセルと、
    各々が抵抗値の固定された参照用素子を有する複数の参照セルとを含み、
    さらに、読出回路を備え、前記読出回路は、
    第1の電源ノードと第1のノードとの間に設けられた第1の負荷素子と、
    前記第1の電源ノードと第2のノードとの間に設けられた第2の負荷素子とを含み、
    前記第1および第2の負荷素子は、それぞれバイポーラトランジスタによって構成され、
    前記読出回路は、さらに、
    前記第1のノードの電圧と前記第2のノードの電圧との差を増幅する差動増幅回路と、
    一方の主電極が前記第1のノードと接続され、他方の主電極が前記複数のメモリセルのうちの選択されたメモリセルを介して第2の電源ノードと接続され、制御電極に所定の第1の電圧が印加された第1のトランジスタと、
    一方の主電極が前記第2のノードと接続され、他方の主電極が前記複数の参照セルのうちの選択された1または複数の参照セルを介して前記第2の電源ノードと接続され、制御電極に前記第1の電圧が印加された第2のトランジスタとを含む、不揮発性半導体記憶装置。
  3. 前記第1および第2の負荷素子をそれぞれ構成するバイポーラトランジスタのベースには、共通の第2の電圧が印加される、請求項2に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  4. 前記第1および第2の負荷素子をそれぞれ構成するバイポーラトランジスタは、バイポーラトランジスタの飽和領域で動作する、請求項3に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  5. 前記第1および第2の負荷素子をそれぞれ構成するバイポーラトランジスタは、ベースおよびコレクタ間が接続される、請求項2に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  6. 前記メモリアレイおよび前記差動増幅回路は、複数のMOSトランジスタを含む、請求項1〜5のいずれか1項に記載の不揮発性半導体記憶装置。
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JP2010157305A (ja) * 2008-12-29 2010-07-15 Numonyx Bv 相変化メモリデバイスの低電力アクセス方法

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