JP2010060678A - デバイス装置、プログラム、及び制御方法 - Google Patents

デバイス装置、プログラム、及び制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】デバイス装置において、他の機器からの接続が電力供給のみの目的でなされた場合、該接続が確実になされたことを確信することができるようにする。
【解決手段】操作入力を受け入れるための入力手段と、電源線を含む所定のバスを介して他の機器との接続を行うための接続手段とを備え、電源線を介して電力の供給を受けることが可能なデバイス装置において、接続手段を介して他の機器との接続がなされたとき、これに応じて、該他の機器からの操作を許容し、入力手段による操作入力の受入れを許否する第1の動作モードへ移行し(ステップ21、22)次に、該他の機器が電力供給のみを目的とする所定の機器であるか否かを判定し(ステップ23)、該所定の機器であると判定した場合には該所定の機器からの電力供給を受けるとともに、入力手段による操作入力の受入れを許容する第2の動作モードへ移行する(ステップ24)ように装置を制御するようにする。
【選択図】図2

Description

本発明は電源線を含む所定のバスを介して他の機器との接続を行うことが可能なデバイス装置、該デバイス装置における各手段としてコンピュータを機能させるプログラム、及び該デバイス装置における制御方法に関する。
図4はUSB端子を備えた従来のデジタルオーディオプレーヤ(以下、「DAP」という。)における動作の一部を示すフローチャートである。このDAPは充電池及びUSB端子(B端子)を備え、USBマスストレージクラスに対応している。USB端子を介して電力が供給されない場合には、充電池により動作する。USB端子を介してUSB−ACアダプタが接続された場合には、USB−ACアダプタから供給される電力に基づいて動作し、充電池への充電が行われる。以下、この動作モードを「プレーヤ動作モード」という。パソコン等のUSBホスト機器が接続された場合には、USBホスト機器から供給される電力に基づいて充電池への充電が行われるとともに、USBマスストレージクラスのデバイスとして動作する。この動作モードを、以下、「ホストリンク動作モード」という。
図4の処理はUSB端子を介したホスト機器等との接続がなされていない状態や、物理的な接続はなされているが、ホスト機器等の電源がオフである状態において開始される。同図に示すように、処理を開始すると、DAPはまず、ステップ41において、USB端子を介したUSB接続の有無を監視する。USB接続の有無はUSB端子における電源線(Vbus)の電圧(5V)の有無により検出する。USB接続がなされたことが検出されない間、DAPは充電池から供給される電力に基づいて通常の動作を行う。すなわちこの間、DAPはたとえば、楽曲の選択を受け入れ、選択された楽曲の再生を行うことができる。
ステップ41においてUSB接続がなされたことを検出すると、DAPに対してUSB接続された機器がUSBホスト機器であるか又はUSB−ACアダプタであるかを判定する。この判定は、デバイスディスクリプタの要求等の所定のコマンドをUSB端子を介して受信したかどうかにより行うことができる。すなわち、該コマンドを送信するのはUSBホスト機器であるから、該コマンドを受信した場合は、接続された機器はUSBホスト機器であり、該コマンドを受信しない場合にはUSB−ACアダプタであると判定することができる。
接続された機器がUSB−ACアダプタであると判定した場合には、ステップ43へ進み、プレーヤ動作モードに移行する。すなわちこの後、USB接続が解除されるまで、DAPはUSB−ACアダプタから供給される電力に基づいて動作し、充電池への充電がなされる。この間、ユーザはDAPを通常通り操作することができる。プレーヤ動作モードに移行すると、ステップ44において、USB接続が解除されるかどうかの監視を開始する。USB接続の解除の有無は、USB端子における電源線(Vbus)電圧の有無に基づいて検出することができる。USB接続の解除を検出すると、プレーヤ動作モードが解除となり、図4の処理を終了する。この後、DAPは充電池のみにより動作を継続する。すなわち再度、図4の処理が開始されることになる。
ステップ42において、USB接続された機器がUSBホスト機器であると判定した場合にはステップ45へ進み、ホストリンク動作モードに移行する。すなわちこれ以後、DAPはUSBマスストレージクラスのデバイスとして動作し、ホスト機器からの充電を受ける。ホストリンク動作モードに移行すると、ステップ46において、USB接続が解除されるかどうかの監視を開始する。USB接続解除の有無は、USB端子における電源線(Vbus)電圧の有無に基づいて検出することができる。USB接続の解除を検出すると、プレーヤ動作モードを解除し、図4の処理を終了する。この後、DAPは充電池のみにより通常の動作を行う。すなわち再度、図2の処理が開始されることになる。
なお、このように、USB端子を備え、USB−ACアダプタ又はUSBホスト機器を接続することができるようにした装置としては、たとえば特許文献1に記載された情報処理装置が知られている。この情報処理装置においては、USB端子の電源線(Vbus)における所定電位を検出した後に、情報処理装置が所定のコマンドをUSBホスト機器から受信するまでは、情報処理装置本体に設けられた操作キーから与えられる操作情報に従って処理を行う第1動作モードで動作し、前記コマンドの受信後は、USB端子を介して供給されるUSBホスト機器からのコマンドに従って処理を行う第2動作モードへ移行するようにしている。
特許第3756882号公報
しかしながら、上述従来のDAP又は情報処理装置においては、装置単体で動作している状態においてUSB−ACアダプタを接続したとき、プレーヤ動作モードへ移行し又は第1動作モードを維持するが、ユーザから見た動作には変わりはないので、USB−ACアダプタがインジケータや画面表示により給電表示を行う機能を有していない場合には、USB−ACアダプタが確実に接続され、USB−ACアダプタから給電が開始されたことを確認することができない。さらにDAPの場合、端子間の接続が不十分であるときには、ユーザはそれに気づかずに、充電池への充電が行われなまま放置してしまうおそれもある。
特に、DAP又は情報処理装置のUSB端子にUSBケーブルを接続したまま、USBケーブルの反対側をUSB−ACアダプタに接続した場合や、DAP又は情報処理装置とUSB−ACアダプタとをUSBケーブルで接続した状態で、USB−ACアダプタに電力を供するするACコンセントのスイッチをオンする場合には、給電開始の有無を判断できないので、その都度、各接続部分における接続が確実になされているかを点検しなければならない。しかも、点検した後においても、接続が確実であることを確信することはできない。
本発明の目的は、かかる従来技術の問題点に鑑み、DAP等のデバイス装置において、USB接続が電力供給のみの目的でなされた場合に、そのUSB接続が確実になされたことを確信することができるようにすることにある。
この目的を達成するため、第1の発明に係るデバイス装置は、操作入力を受け入れるための入力手段と、電源線を含む所定のバスを介して他の機器との接続を行うための接続手段とを備え、前記接続手段を介して接続された他の機器から前記電源線を介して電力の供給を受けることが可能なデバイス装置であって、前記接続手段を介して他の機器との接続がなされたとき、これに応じて、該他の機器からの操作を許容し、前記入力手段による操作入力の受入れを許否する第1の動作モードへ移行し、次に、該他の機器が前記電力供給のみを目的とする所定の機器であるか否かを判定し、該所定の機器であると判定した場合には該所定の機器からの前記電力供給を受けるとともに、前記入力手段による操作入力の受入れを許容する第2の動作モードへ移行するように装置を制御する制御手段を具備することを特徴とする。
第2の発明に係るデバイス装置は、第1発明において、表示装置を備え、前記制御手段は、前記第1動作モードへの移行に際し、その旨を前記表示装置により表示することを特徴とする。
第3の発明に係るデバイス装置は、第1又は第2発明において、前記制御手段は、前記第1動作モードへの移行の後、前記入力手段により所定の方法に従った操作入力が行われた場合には、前記第2動作モードへ移行するように装置を制御するものであることを特徴とする。
第4の発明に係るデバイス装置は、第1〜第3のいずれかの発明において、所定のデータを記憶する記憶手段を備え、前記他の機器からの操作は、前記記憶手段へのアクセスであることを特徴とする。
第5の発明に係るデバイス装置は、第1〜第4のいずれかの発明において、前記接続手段を介して接続された他の機器が前記所定の機器であるか否かに拘わらず該接続がなされたときに前記第2動作モードへ移行する設定を受け入れる設定手段を有することを特徴とする。
第6の発明に係るデバイス装置は、第1〜第5のいずれかの発明において、装置各部に電力を供給する充電池を備え、前記電源線を介して供給を受ける電力は、前記充電池の充電に用いられることを特徴とする。
第7の発明に係るプログラムは、第1〜第6のいずれかの発明に係るデバイス装置における各手段としてコンピュータを機能させることを特徴とする。
第8の発明に係る制御方法は、操作入力を受け入れるための入力手段と、電源線を含む所定のバスを介して他の機器との接続を行うための接続手段とを備え、前記接続手段を介して接続された他の機器から前記電源線を介して電力の供給を受けることが可能なデバイス装置における制御方法であって、前記接続手段を介して他の機器との接続がなされたとき、これに応じて、該他の機器からの操作を許容し、前記入力手段による操作入力の受入れを許否する第1の動作モードへ移行し、次に、該他の機器が前記電力供給のみを目的とする所定の機器であるか否かを判定し、該所定の機器であると判定した場合には該所定の機器からの前記電力供給を受けるとともに、前記入力手段による操作入力の受入れを許容する第2の動作モードへ移行するように前記デバイス装置を制御することを特徴とする。
本発明によれば、デバイス装置において、他の機器からの接続が電力供給のみの目的でなされた場合、一時的に操作入力の受入れが許否されることを確認することにより、該接続が確実になされたことを確信することができる。
図1は本発明の一実施形態に係るDAP10の構成を示すブロック図である。同図に示すように、DAP10は本体素子部1、USB(ユニバーサル・シリアル・バス)を介してホスト機器又はUSB−ACアダプタとの接続を行うための接続部2、接続部2を経てホスト機器又はUSB−ACアダプタから供給される電力を本体素子部1へ供給する電源供給部3、接続部2に接続されたホスト機器又はUSB−ACアダプタと、本体素子部1との間のデータ入出力を行うためのデータ入出力部4、並びに本体素子部1からのオーディオ信号を出力する出力部5を備える。DAP10はUSBマスストレージクラスに対応している。
接続部2はUSB端子(B端子)を備える。USB端子の電源端子(Vbus端子)は電源供給部3に接続され、信号端子はデータ入出力部4に接続される。出力部5は、本体素子部1からのオーディオ信号を外部機器へ出力するための外部出力端子、スピーカへ出力するためのスピーカ出力端子、及びヘッドホンへ出力するためのヘッドホン出力端子を備える。DAP10は、図示していない充電池を備え、電源端子を経て電源が供給されずに単体で動作する場合には、該充電池に蓄積された電力に基づいて動作する。該充電池に対する充電用の電力は、接続部2を介してホスト機器又はUSB−ACアダプタがUSB接続されているとき、電源供給部3から供給することができる。
本体素子部1は、必要な情報処理や各部の制御を行うシステムマイコン11、楽曲データ等を記憶する記憶部12、記憶部12から読み出され又は記憶部12に書き込まれる楽曲データに対し、エンコードやデコード等の信号処理を行うDSP(デジタルシグナルプロセッサ)13、DSP13からのデコードされた楽曲データをアナログ音声信号に変換するD/Aコンバータ14、D/Aコンバータ14からのアナログ音声信号を増幅して出力部5に供給する増幅部15、システムマイコン11が必要な情報をユーザに対して表示するための表示部16、及びシステムマイコン11に対してユーザが操作入力を行うための操作部17を備える。記憶部12が記憶する楽曲データとしては、たとえば、MP3、WMA、AAC等のファイル形式のものが該当する。
記憶部12はハードディスクドライブや半導体メモリ等により構成される。ホスト機器が接続部2に対してUSB接続された場合、DAP10はUSBマスストレージクラスのデバイスとして機能する。このとき、記憶部12に対しては、データ入出力部4を介し、ホスト機器からの読み書きが可能となり、DSP13からのアクセスは不能となる。これに応じてDAP10は、操作部17における操作入力の受入れを停止する。ただし上述のように、充電地への充電が電源供給部3を介して行われる。このときのDAP10の動作モードを、ここでは「ホストリンク動作モード」という。これに対し、USB−ACアダプタが接続部2に接続され、USB−ACアダプタから電源線(Vbus)及び電源供給部3を経て供給される電力に基づいて動作し、及び充電池への充電が行われる場合のDAP10の動作モードを、ここでは「プレーヤ動作モード」という。プレーヤ動作モードにおいては、DAP10は、システムマイコン11により指定された記憶装置12内の楽曲データをDSP13によりエンコードして、DAC14、増幅装置15、及び出力部5を経て外部へ出力することができる。
図2はシステムマイコン11による処理の一部を示すフローチャートである。この処理は接続部2へのUSB接続がなされていない状態、すなわちDAP10が充電地からの電力のみにより動作している状態において開始される。この状態には、接続部2へのホスト機器等の物理的な接続はなされているが、ホスト機器等の電源がオフ状態であり、電源線を介した電力の供給が行われていない状態も含まれる。
処理を開始すると、システムマイコン11はまず、ステップ21において、接続部2へのUSB接続の有無を監視する。USB接続の有無はUSB端子における電源線(Vbus)の電圧(5V)の有無により判定することができる。USB接続が検出されない間はDAP10は充電池から供給される電力に基づいて通常の動作を行う。すなわち、この間においては、システムマイコン11は、操作部17及び表示部16を介して記憶部12中の楽曲データの楽曲の指定を受け入れ、指定された楽曲の楽曲データに基づき、DSP13、DAC14、増幅部15、及び出力部5を介して音声信号を再生し、出力することができる。
ステップ21においてUSB接続を検出すると、DAP10はホストリンク動作モードに移行する。すなわち、電源供給部3は電源線(Vbus)を経て供給される電力の充電池や本体素子部1への供給を開始するとともに、システムマイコン11は操作部17における操作入力の受入れを停止する。また、楽曲の再生中であれば、再生を停止する。したがってユーザは、電力供給を受けているUSB−ACアダプタをDAP10に接続した場合や、DAP10に接続されているUSB−ACアダプタに電力供給を開始した場合には、その際に操作部17を操作してみて操作が不能となったことを確かめることにより、USB−ACアダプタからDAP10への電力供給が開始されたことを確信することができる。
次に、ステップ23において、USB接続がなされた機器はホスト機器であるか又はUSB−ACアダプタであるかどうかを判定する。この判定は、デバイスディスクリプタの要求等の所定のコマンドを、USB端子を介して受信したかどうかにより行うことができる。すなわち、該コマンドを送信するのはホスト機器であるから、該コマンドを受信した場合には、接続された機器はホスト機器であり、該コマンドを受信しない場合にはUSB−ACアダプタであると判定することができる。
接続された機器がUSB−ACアダプタであると判定した場合には、ステップ24へ進み、プレーヤ動作モードに移行する。すなわち、この後、USB接続が解除されるまで、USB−ACアダプタから電源線(Vbus)及び電源供給部3を介して供給される電力に基づいて充電池への充電がなされ、DAP10は通常通り動作する。プレーヤ動作モードに移行すると、ステップ25においてUSB接続が解除されるかどうかの監視を開始する。この接続解除の有無は、USB端子における電源線(Vbus)電圧の有無に基づいて検出することができる。USB接続の解除を検出すると、プレーヤ動作モードが解除となり、図2の処理を終了する。この後、DAP10は充電池のみにより通常の動作を継続する。すなわち再度、図2の処理が開始されることになる。
ステップ23において、接続された機器がホスト機器であると判定した場合には、ステップ26へ進み、ホストリンク動作モードを維持する。すなわち、この後、ユーザはDAP10を操作部17により操作することはできないが、ホスト機器から記憶部12へのアクセスを行い、記憶部12における楽曲データの読み書きや、楽曲データの編集を行うことができる。また、ホスト機器から電源線(Vbus)を介したDAP10への電力供給も行われる。システムマイコン11はホストリンク動作モードにある間、ステップ27において、ホスト機器とのUSB接続が解除されるかどうかの監視を行う。このUSB接続解除の有無は、USB端子における電源線(Vbus)電圧の有無に基づいて検出することができる。あるいはホスト機器からの通信コマンドが停止したかどうかに基づいて検出するようにしてもよい。USB接続の解除を検出すると、ホストリンク動作モードを終了し、図2の処理を終了する。この後、プレーヤ10は充電池のみにより、通常の動作を行う。すなわち再度、図2の処理が開始されることになる。
以上説明したように、本実施形態によれば、USB−ACアダプタが接続部2に接続された場合、ホストリンク動作モードへ移行し(ステップ22)、その後にホスト機器の接続有無の判定(ステップ23)を経てプレーヤ動作モードに移行する(ステップ24)ようにしたため、ユーザは、USB−ACアダプタをDAP10に接続する際に、操作部17からの操作が一時的に不能となることを確かめることにより、USB−ACアダプタがDAP10に対して確実に接続されたことを確信することができる。
図3は本発明の別の実施形態に係るDAPにおける処理の一部を示すフローチャートである。このDAPについては図1の構成がそのまま適用される。ただし、本実施形態に係るDAP10は、接続部2へのUSB接続が検出された場合に、そのUSB接続がホスト機器からのものであるか否かに拘わらず強制的にプレーヤ動作モードとする設定(以下、「強制プレーヤ動作設定」という。)を受け入れることができるようになっている。これに応じて、図3の処理は図2の処理に対してステップ33の処理を追加したものとなっている。図3におけるステップ31、32、及び34〜38の処理は、図2中のステップ21、22、及び23〜27の処理と同じである。
図3に示すように、システムマイコン11は、USB接続の検出に応じ、ホストリンク動作モードに移行すると(ステップ31、32)、その後、ステップ33において、強制プレーヤ動作設定がなされているかどうかを判定する。強制プレーヤ動作設定がなされていると判定した場合には無条件でステップ35へ進み、プレーヤ動作モードへ移行する。強制プレーヤ動作設定がなされていないと判定した場合には、ステップ34へ進み、USB接続がUSB−ACアダプタからのものであるか又はホスト機器からのものであるかに応じて、プレーヤ動作モードへ移行し、又はホストリンク動作モードを維持する(ステップ34、35、37)。他の点については図2の処理の場合と同様である。
本実施形態によれば、強制プレーヤ動作設定を行っておくことにより、DAP10に対してホスト機器を接続した際に、ホスト機器を接続したままプレーヤ動作モードでDAP10を動作させることができる。たとえば、ユーザはステップ32のホストリンク動作モードへの移行が行われる直前に、強制プレーヤ動作設定を行うことによって、ホスト機器により充電池への充電のみを行いながら、DAP10を通常通り操作することができる。
なお、DAP10のパワーオフ状態においてUSB接続によりDAP10が起動する場合には、図2や図3の処理が直ちに起動し、ステップ21や31の監視が開始されることになる。
なお、本発明は上述実施形態に限定されることなく、適宜変形して実施することができる。たとえば、上述においては言及しなかったが、図2や図3の処理において、ホストリンク動作モード又はプレーヤ動作モードで動作しているときに、その旨を表示部16において表示する処理を加えてもよい。
また、上述においては、ステップ23の処理において、USB接続がなされた機器がホスト機器であるか又はUSB−ACアダプタであるかどうかの判定を、所定のコマンドを受信したかどうかにより行うようにしているが、この代わりに、USB−ACアダプタの電源線(Vbus)の電圧を規格により定められた範囲外の電圧とし、この電圧が検出されたかどうかに基づいて該判定を行うようにしてもよい。あるいは、USB−ACアダプタの信号線(D+、D−)をプルアップし、接続部2における信号線がこの状態にあるか否かに基づいて該判定を行うようにしてもよい。つまり、通信コマンドの有無によりホスト機器の接続の有無を検出するのではなく、ハード的にUSB−ACアダプタの接続状態を作り出してUSB−ACアダプタの接続の有無を検出するようにしてもよい。
また、上述においては、ステップ22又は32においてホストリンク動作モードに移行したとき、楽曲の再生を行っている場合には再生を停止するようにしているが、その直後のステップ24又は25においてプレーヤ動作モードに移行した場合には、該再生を該停止位置から継続するようにしてもよい。あるいは、再生を継続することなく、ユーザが任意に選択する楽曲の再生を行うようにしてもよい。なお、ホストリンク動作モードが維持される場合(ステップ26、37)には、再生の停止位置はクリアされ、再生の続行は不可能となる。
また、上述においては言及しなかったが、ホストリンク動作モードへの移行(ステップ26、37)の後、操作部17により所定の方法に従った操作入力が行われた場合には、プレーヤ動作モードへ移行するようにしてもよい。所定の方法に従った操作入力としてはたとえば、所定のキーを所定時間以上長押しする操作入力や、所定の2以上のキーを同時に押下する操作入力が該当する。
本発明の一実施形態に係るDAPの構成を示すブロック図である。 図1のDAPのシステムマイコンによる処理の一部を示すフローチャートである。 本発明の別の実施形態に係るDAPにおける処理の一部を示すフローチャートである。 従来のデジタルオーディオプレーヤにおける動作の一部を示すフローチャートである。
符号の説明
1:本体素子部、2:接続部、3:電源供給部、4:データ入出力部、5:出力部、11:システムマイコン、12:記憶部、13:DSP、14:D/Aコンバータ、15:増幅部(アンプ)、16:表示部、17:操作部。

Claims (8)

  1. 操作入力を受け入れるための入力手段と、
    電源線を含む所定のバスを介して他の機器との接続を行うための接続手段とを備え、
    前記接続手段を介して接続された他の機器から前記電源線を介して電力の供給を受けることが可能なデバイス装置であって、
    前記接続手段を介して他の機器との接続がなされたとき、これに応じて、該他の機器からの操作を許容し、前記入力手段による操作入力の受入れを許否する第1の動作モードへ移行し、
    次に、該他の機器が前記電力供給のみを目的とする所定の機器であるか否かを判定し、該所定の機器であると判定した場合には該所定の機器からの前記電力供給を受けるとともに、前記入力手段による操作入力の受入れを許容する第2の動作モードへ移行するように装置を制御する制御手段を具備することを特徴とするデバイス装置。
  2. 表示装置を備え、
    前記制御手段は、前記第1動作モードへの移行に際し、その旨を前記表示装置により表示することを特徴とする請求項1に記載のデバイス装置。
  3. 前記制御手段は、前記第1動作モードへの移行の後、前記入力手段により所定の方法に従った操作入力が行われた場合には、前記第2動作モードへ移行するように装置を制御するものであることを特徴とする請求項1又は2に記載のデバイス装置。
  4. 所定のデータを記憶する記憶手段を備え、
    前記他の機器からの操作は、前記記憶手段へのアクセスであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のデバイス装置。
  5. 前記接続手段を介して接続された他の機器が前記所定の機器であるか否かに拘わらず該接続がなされたときに前記第2動作モードへ移行する設定を受け入れる設定手段を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のデバイス装置。
  6. 装置各部に電力を供給する充電池を備え、
    前記電源線を介して供給を受ける電力は、前記充電池の充電に用いられることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のデバイス装置。
  7. 請求項1〜6のいずれかのデバイス装置における各手段としてコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
  8. 操作入力を受け入れるための入力手段と、
    電源線を含む所定のバスを介して他の機器との接続を行うための接続手段とを備え、
    前記接続手段を介して接続された他の機器から前記電源線を介して電力の供給を受けることが可能なデバイス装置における制御方法であって、
    前記接続手段を介して他の機器との接続がなされたとき、これに応じて、該他の機器からの操作を許容し、前記入力手段による操作入力の受入れを許否する第1の動作モードへ移行し、
    次に、該他の機器が前記電力供給のみを目的とする所定の機器であるか否かを判定し、該所定の機器であると判定した場合には該所定の機器からの前記電力供給を受けるとともに、前記入力手段による操作入力の受入れを許容する第2の動作モードへ移行するように前記デバイス装置を制御することを特徴とする制御方法。
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