JP2010057900A - ガイドワイヤ式カテーテル及びガイドワイヤアダプタ - Google Patents

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Abstract

【課題】使い勝手の良いガイドワイヤ式カテーテルを提供すること。
【解決手段】ガイドワイヤ式カテーテル1は、ガイドワイヤ5が挿通されるシース6と、シース6の一端に接続されてガイドワイヤ5が挿通される貫通孔が形成された操作部3と、操作部3に対して前記貫通孔の軸線に沿って相対的に進退自在に接続されて前記貫通孔から突出するガイドワイヤ5の外周面を把持してガイドワイヤ5を操作部3に対して相対的に前記貫通孔の軸方向及び周方向に移動可能に案内するガイドワイヤアダプタ4と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、カテーテルを案内するガイドワイヤと共に使用されるガイドワイヤ式カテーテル、より詳しくは、経内視鏡的に体腔内に挿入されて胆管や膵管に逆行性に液体を注入するためのカテーテルを案内するガイドワイヤの挿入や回転を補助するアダプタと共に使用されるガイドワイヤ式カテーテルに関する。
従来、膵臓、胆嚢あるいは胆管の異常の診断方法として内視鏡的逆行性胆管膵管造影(ERCP)が知られている。ERCPにおいては、カテーテルが十二指腸の乳頭を介して挿入され、続いて造影剤が膵管あるいは胆管を介して直接注入されてX線写真を撮影できるようになっている。
しかし、乳頭の入り口が細い又は胆管が屈曲している際には、胆管にカテーテルを挿入することが困難になる場合がある。この際、カテーテルによる乳頭の入り口への過度な押し込みは粘膜の浮腫を引き起こすとともにさらに入り口を狭めることになる。
さらに、カテーテルが粘膜下へ進入した状態で造影剤が注入されて膵管口が塞がれると、膵液の排出が妨げられて膵炎になる可能性が増加する。そこで、従来から比較的屈曲しやすい柔軟な先端を持つガイドワイヤをカテーテルの先端から2〜3mm突出させて胆管を探るという方法も行われている。
このような処置において、カテーテルよりも小径なガイドワイヤを用いてカテーテルを案内するための装置が知られている。例えば特許文献1には、ガイドワイヤを管腔器官の内部へ挿入する動作を補助する医療用ガイドワイヤの操作保持具が記載されている。
この医療用ガイドワイヤの操作保持具は、軸方向に近接および離間可能な溝が形成されており、この溝にガイドワイヤを挿入してガイドワイヤに対してこの医療用ガイドワイヤの操作保持具を固定するようになっている。この医療用ガイドワイヤの操作保持具によれば、ガイドワイヤへの装着、位置の変更および離脱を容易に行うことができ、ガイドワイヤを進退あるいは軸線回りに回転させて管腔へ挿入することができるようになっている。
また、特許文献2には、ガイドワイヤが通る管状部材の貫通孔の内腔を受け部としてその中に細長い管状のスライド部材を挿入して、スライド自在のガイドとしているガイドワイヤアダプタが開示されている。
特開平8−257134号公報 特開2003−79741号公報
従来のガイドワイヤ式カテーテルには、シースに挿通されたガイドワイヤを進退動作させるために、ガイドワイヤの外周面を固定してガイドワイヤの操作を補助する操作保持具で一般的にトルクデバイスと呼ばれる装置が用いられていた。しかし、このトルクデバイスを用いてガイドワイヤをシースに挿入する際には、ガイドワイヤをシースの基端側開口へまっすぐに挿入してガイドワイヤが折れ曲がらないように留意する必要がある。さらに、処置の途中でトルクデバイスから手を離した際にトルクデバイスの自重でガイドワイヤが垂れ下がることがあるため、この垂れ下がりが手技の邪魔になるという課題があった。
また、特許文献2に記載されたガイドワイヤアダプタでは、ガイドワイヤの進退操作がやりやすいように一回のストローク長を長くした場合、受け部の管状部材の内腔はスライド部材のストローク長の全長を受け入れるだけの長さが必要となる。よって受け部とスライド部との合計の長さはストローク長の2倍以上と非常に長くなり使い勝手が悪くなってしまうという欠点があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、その目的は使い勝手の良いガイドワイヤ式カテーテルを提供することである。
本発明の第一の態様は、ガイドワイヤ式カテーテルであって、ガイドワイヤが挿通されるシースと、前記シースの一端に接続されて前記ガイドワイヤが挿通される貫通孔が形成された操作部と、前記操作部に対して前記貫通孔の軸線に沿って相対的に進退自在に接続されて前記貫通孔から突出する前記ガイドワイヤの外周面を把持して前記ガイドワイヤを前記操作部に対して相対的に前記貫通孔の軸方向及び周方向に移動可能に案内するガイドワイヤアダプタと、前記操作部と前記ガイドワイヤアダプタとの一方に前記貫通孔の軸線と平行な直線に沿い、かつ前記貫通孔の外に形成された棒状のスライド部と、前記操作部と前記ガイドワイヤアダプタとの他方に形成されて前記スライド部を進退自在に支持する受け部と、前記貫通孔の軸線と同軸をなす第二貫通孔が形成された接続部と、前記第二貫通孔の軸線回りに回転自在に係合して前記ガイドワイヤの外周面を把持する把持部とを備えるガイドワイヤ式カテーテルである。
本発明の第二の態様は、ガイドワイヤ式カテーテルであって、ガイドワイヤが挿通されるシースと、前記シースの一端に接続されて前記ガイドワイヤが挿通される貫通孔が形成された操作部と、前記操作部に対して前記貫通孔の軸線に沿って相対的に進退自在に接続されて前記貫通孔から突出する前記ガイドワイヤの外周面を把持して前記ガイドワイヤを前記操作部に対して相対的に前記貫通孔の軸方向及び周方向に移動可能に案内するガイドワイヤアダプタとを備え、前記ガイドワイヤアダプタは前記ガイドワイヤが挿通されて前記カテーテルの内腔と連通可能な筒状の本体と、前記本体の基端部に接続されて前記ガイドワイヤが挿通されると共に前記本体の基端側開口を封止するシール機構と、前記シースから前記シール機構に至るまでの内腔と連通するサイドポートと、シール機構に連結されると共に前記ガイドワイヤの周方向外方で径方向に対向して前記ガイドワイヤを把持する一対の固定面のそれぞれを有すると共に前記一対の固定面のそれぞれを近接あるいは離間させるように揺動可能な一対のアームと、前記固定面が前記ガイドワイヤを押圧固定した状態で前記一対のアームを固定するフックと、前記本体の基端側に設けられた弾性部材からなるシール部材と、前記シール部材の基端側に配置されるともに前記一対のアームの少なくとも一方に連結されたリンク機構を有するプッシャとを有し、前記プッシャが前記一対のアームの揺動動作に連動して前記シール部材を押圧するガイドワイヤ式カテーテルである。
本発明の第三の態様は、ガイドワイヤ式カテーテルであって、ガイドワイヤが挿通されるシースと、前記シースの一端に接続されて前記ガイドワイヤが挿通される貫通孔が形成された操作部と、前記操作部に対して前記貫通孔の軸線に沿って相対的に進退自在に接続されて前記貫通孔から突出する前記ガイドワイヤの外周面を把持して前記ガイドワイヤを前記操作部に対して相対的に前記貫通孔の軸方向及び周方向に移動可能に案内するガイドワイヤアダプタと、前記操作部と前記ガイドワイヤアダプタとの一方に前記貫通孔の軸線と平行な直線に沿い、かつ前記貫通孔の外に形成された棒状のスライド部と、前記操作部と前記ガイドワイヤアダプタとの他方に形成されて前記スライド部を進退自在に支持する受け部と、前記貫通孔の軸線と同軸をなす第二貫通孔が形成された接続部と、前記第二貫通孔の軸線回りに回転自在に係合して前記ガイドワイヤの外周面を把持する把持部と、前記接続部の外壁部が軸方向に切り取られるように形成された第一の切込部と、前記把持部の外壁部が軸方向に切り取られるように形成された第二の切込部とを有し、前記接続部と前記把持部との相対的な回転位置に応じて前記第一の切込部と前記第二の切込部とが連通状態あるいは不連通状態となるガイドワイヤ式カテーテルである。
本発明のガイドワイヤアダプタによれば、ガイドワイヤが垂れ下がることが抑制され、さらに受け部とスライド部とをコンパクトに構成できるので、使い勝手の良いガイドワイヤ式カテーテルを提供することができる。
本発明の第1実施形態のガイドワイヤ式カテーテルを示す図である。 同ガイドワイヤ式カテーテルのガイドワイヤアダプタを示す拡大図である 同ガイドワイヤ式カテーテルの一部断面を示す図である。 同ガイドワイヤ式カテーテルのERCP手技における一過程を示す図である。 同ガイドワイヤ式カテーテルの使用時の状態を示す図である。 同ガイドワイヤ式カテーテルの使用時の状態を示す図である。 同ガイドワイヤ式カテーテルの使用時におけるクリック部の状態を示す図である。 同ガイドワイヤ式カテーテルのERCP手技における一過程を示す図である。 同ガイドワイヤ式カテーテルの使用時の状態を示す図である。 本発明の第2実施形態のガイドワイヤ式カテーテルを示す図である。 本発明の第2実施形態のガイドワイヤ式カテーテルを示す図である。 同ガイドワイヤ式カテーテルのガイドワイヤアダプタを一部断面で示す拡大図である。 同ガイドワイヤ式カテーテルのガイドワイヤアダプタの動作を示す図である。 同ガイドワイヤ式カテーテルのガイドワイヤアダプタの動作を示す図である。 同ガイドワイヤ式カテーテルの使用時の動作を示す図である。 同ガイドワイヤ式カテーテルの使用時の動作を示す図である。 同ガイドワイヤ式カテーテルのガイドワイヤアダプタの使用時の動作を一部断面で示す図である。 本発明の第3実施形態のガイドワイヤ式カテーテルを示す図である。 同ガイドワイヤ式カテーテルの使用時の動作を示す図である。 同ガイドワイヤ式カテーテルの使用時の動作を示す図である。 本発明の第4実施形態のガイドワイヤ式カテーテルを示す図である。 本発明のガイドワイヤ式カテーテルの変形例を示す模式図である。 図22に示すガイドワイヤ式カテーテルの使用時の動作を示す図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態のガイドワイヤ式カテーテルについて図1から図9を参照して説明する。
図1は、本実施形態のガイドワイヤ式カテーテル1を示す図である。ガイドワイヤ式カテーテル1は、内視鏡を介して体内に挿入される挿入部2と、挿入部2が接続された操作部3と、操作部3に接続されたガイドワイヤアダプタ4とを備える。
挿入部2は、ガイドワイヤ5が進退自在に挿通されるチューブ状のシース6からなる。ガイドワイヤには様々な径があり、例えばもっとも一般的なガイドワイヤの外径は0.035inch(0.89mm)であり、そのときのシース内径は0.9mm〜1.2mm程度が適当である。より細いガイドワイヤとしては、0.025inch(0.64mm)や0.018inch(0.46mm)があり、それらに最適なシース内径としてはそれぞれ0.7〜0.8mm、0.5〜0.6mmである。
また、シース6の内部空間はガイドワイヤ5が挿通されるだけではなく、造影剤や生理食塩水等の液体を送液する際にも使用されることができるようになっている。
操作部3には、ガイドワイヤ5が進退自在に挿通される筒部7が設けられている。筒部7の一方の端部外周はシース6が接続された接続口7aとなっており、接続口7aにはシース6が挿通されると共に一端が接続口7aに固定可能な折れ止めパイプ8が設けられている。
筒部7の他方の端部外周には、周知のルアーロック機構の一部であるポート7bが形成されている。ポート7bには、ルアーロック機構に適合するシリンジその他の送液器具の一端が直接あるいは適宜のアダプタを介して接続可能になっている。
また、筒部7には軸線に沿う貫通孔7c(図3参照)が形成されており、その内壁部の形状は、接続口7aからポート7bに行くに従って内径が広くなるような形状になっている。
また、操作部3には、内視鏡等に連結可能な連結部3aが形成されている。
操作部3とガイドワイヤアダプタ4とは接続機構9によって進退自在に接続されている。接続機構9は、一端がガイドワイヤアダプタ4に接続された棒状のスライド部10と、操作部3の貫通孔7cの外の部分に設けられてスライド部10の外周に嵌合してスライド部10を進退自在に支持する受け部11とを備える。
スライド部10は、先端部10a側から受け部11に挿入されるようになっている。また、先端部10aの側壁部には受け部11に係合するストッパ12が形成されている。ストッパ12はスライド部10の先端部10aが受け部11に挿入されるとき及びスライド部10の先端部10aから離脱する際に弾性変形してスライド部10の径方向内方へ移動するようになっている。このストッパ12は受け部11に挿入されたスライド部10が逆方向(ユーザーの手元側)へ移動した際のスライド部10と受け部11との移動を制限することでスライド部10が受け部11から脱落するのを防止する
さらにスライド部10の側面の一部には受け部11に係合可能なクリック部13が形成されている。クリック部13はスライド部10の径方向外方に突出していると共に、スライド部10の径方向内方へ弾性変形可能になっている。
また、スライド部10は基端部10bにおいて径方向外方に突出した接続部14を有し、接続部14には断面形状が円形でその直径が筒部7の直径よりも大きく、軸線がスライド部10の軸線方向に沿う第二貫通孔15が形成されている。第二貫通孔15の軸線は、スライド部10と受け部11とが接続された状態で筒部7の軸線と同軸に位置するように調整されて構成されている。
図2に示すように、接続部14にはガイドワイヤアダプタ4の先端部4aが軸線回りに回転自在に挿入されて支持されている。ガイドワイヤアダプタ4の先端部4aには筒部7の直径よりも大きな開口部16が形成されている。さらにガイドワイヤアダプタ4の先端部4aには、基端側に向かって一対のアーム17、18が形成されており、操作者が把持する把持部19になっている。
図2および図3に示すように、アーム17及びアーム18は先端部4aと一体に成形され、アーム17及びアーム18と先端部4aとの接続部4b、4cは弾性及び可撓性を有するように肉薄になっている。また、アーム17及びアーム18は、それぞれの基端部17a及び基端部18aが離間するように形成されている。
アーム17及びアーム18は、基端部17a及び基端部18aを近接させるように押圧することで接続部4bが弾性変形することによってアーム17とアーム18とのそれぞれが接続部4bあるいは接続部4cを支点として揺動するようになっている。さらに、基端部17a及び基端部18aにはアーム17とアーム18とを近接させた状態で固定するためのフック20が形成されている。
図2に示すように、フック20は、アーム17の基端部17aから基端側にさらに突出する突起部20aと、突起を有する係合部20bと、アーム18の基端部18aにおいて係合部20bが係合する被係合部20cとを備えて構成されている。
図2にさらに示すように、アーム17及びアーム18の対向する面の一部には、開口部16に挿通されるガイドワイヤ5に当接可能な一対の固定部21が形成されている。固定部21は、アーム17からアーム17の軸に略垂直にアーム18方向へ突出した壁部21aと、アーム18から、アーム18の軸に略垂直にアーム17方向へ突出し壁部21aの中央部と対向する位置に凹部21cが形成された壁部21bとを備える。
さらに壁部21aは、突出端の高さがアーム17の径方向内方に行くに従って低くなるV字状になっている。また、凹部21cは、ガイドワイヤ5の直径に略等しい大きさになっている。
上記のように構成されたガイドワイヤ式カテーテル1を用いたERCPにおけるガイドワイヤ式カテーテル1の動作について、図1から図9を参照して説明する。
図1ないし図3に示すように、ガイドワイヤ式カテーテル1は、ガイドワイヤ5の一端が開口部16に挿入され、筒部7およびシース6の内部に挿通されてシース6の先端から突出した状態で用意されている。ガイドワイヤ5がシース6から突出する長さは適宜調整されている。
図4に示すように、まず、内視鏡31が患者の自然開口である口を通して患者の体内に挿入されて十二指腸下行部まで移動される。本実施形態では、観察装置が側面に配置された側視型の内視鏡31を使用することができる。
ガイドワイヤ式カテーテル1の挿入部2は、内視鏡31においてユーザーの手元側の近くに配置された鉗子挿入口を介して処置具チャネルの内部を通じて内視鏡31の遠位端32まで挿入される。この際、ガイドワイヤ5の先端はシース6の先端から2〜3mm突出した状態であることが好ましい。
図5に示すように、ユーザーはガイドワイヤアダプタ4の手元側の把持部19を握る。すると、これによって対向する一対のアーム17、18とが互いに近接する方向へ押圧移動される。このとき、固定部21において壁部21aと壁部21bとによってガイドワイヤ5が挟まれる。すると、ガイドワイヤ5は図2に示すV字型の傾斜を有する壁部21aに押圧され、傾斜に沿うようにずれて移動し、壁部21aの中央部に移動する。一方、壁部21aと対向する位置にある壁部21bでは、ガイドワイヤ5が中央にずれて移動したことでガイドワイヤ5が凹部21cの位置に移動して凹部21cに嵌合した状態で支持される。
アーム17、18がさらに押圧移動されると、フック20によってアーム17とアーム18とが近接された状態で固定される。このとき、ガイドワイヤ5は壁部21aおよび壁部21bによって押圧固定された状態になる、その結果、ガイドワイヤ5が把持部19に対して固定される。この際、ガイドワイヤ5は筒部7から固定部21まで至るまでの間は筒部7の軸線上に位置されるようになっている。
図6に示すように、フック20によってガイドワイヤ5が固定部21に固定された際には、把持部19を操作部3に対して進退および回転移動させることでガイドワイヤ5を操作部3に対して進退および回転移動させることができる。把持部19を操作部3に対して先端側へ前進移動させると、把持部19は接続機構9に案内されて操作部3の筒部7の軸腺に沿うように移動される。このとき、ガイドワイヤ5は固定部21に固定された状態で筒部7の軸線にそって押圧され、ガイドワイヤ5はシース6の内部をシース6に対して前進動作するようになる。
このようにガイドワイヤ5をシースに対して前進移動させると、シースの先端部においてガイドワイヤ5が進出する。
図7に示すように、スライド部10と受け部11との自由な進退動作はクリック部13が受け部11の基端部に接する位置で制限されるようになっている。さらに、フック20によってアーム17、18が固定されている際に、把持部19を操作部3側へ押し込むと固定部21とポート7bとが当接する。この状態ではクリック部13によって受け部11の内壁部が押圧されてその進退が制限されている。
図8に示すように、ユーザーは、把持部19を操作部3に対して進退動作させてガイドワイヤ5を進退動作させる。ユーザーはガイドワイヤ5の先端を乳頭DNの開口部へ挿入する。乳頭DNの開口部が見つけづらい際には、乳頭DNの近傍にガイドワイヤ5の先端が接触するように把持部19を進退動作させて乳頭DNの開口部を探り、ガイドワイヤ5の先端が挿入可能な位置を見つける。
ガイドワイヤ5の先端が乳頭DNを通過して胆管BDへ挿入したら、続いて、操作部3を前進移動させてシース6とガイドワイヤ5とを共に内視鏡31の遠位端32から進出させる。すると、シース6も乳頭DNの開口部から胆管BDへと挿入される。
シース6が胆管BDへ挿入され、目的の位置まで達したらガイドワイヤ5をガイドワイヤ式カテーテル1から抜去する。図9はガイドワイヤ式カテーテル1からガイドワイヤ5が抜去された状態を示している。まず、突起部20aを弾性変形させて係合部20bと被係合部20cとの係合を解除する。するとアーム17およびアーム18の接続部4b、4cの弾性によってアーム17およびアーム18が互いに離間する方向へ移動する。これにより壁部21aおよび壁部21bによるガイドワイヤ5の固定が解除されてガイドワイヤ5は進退自在になる。ユーザーは開口部16から突出しているガイドワイヤ5を手元側に引く。このようにしてガイドワイヤ式カテーテル1からガイドワイヤを引き抜くことができる。このとき、シース6の先端は移動せず胆管BDの内部にある。
ガイドワイヤ5を引き抜いたら、把持部19を操作部3に対してさらに前進させる。このとき、スライド部10は、図7に示す位置よりも受け部11にさらに挿入されるようになり、このとき、クリック部13が弾性変形して受け部11の内壁を押圧しながら進退するようになる。この際、操作部3とガイドワイヤアダプタ4との進退はクリック部13と受け部11との摩擦によって制限されるようになる。
一方、ガイドワイヤアダプタ4が操作部3に対して完全に押し込まれた状態では、操作部3の筒部7が開口部16に貫通するようになる。この状態では、ポート7bが把持部19の基端側へ向けて突出するようになり、ユーザーはポート7bに造影剤が充填されたシリンジ30を接続することができる。シリンジ30の先端はポート7bに対応するルアーロック構造になっているので、シリンジ30をポート7bに押し付けつつポート7bに対して軸線周りに回転させることでシリンジ30の先端とポート7bとが密着する。
シリンジ30からポート7bへ造影剤を送液すると、造影剤は筒部7を通ってシース6に送られてシース6の先端から胆管BDの内部に吐出される。ユーザーは造影剤が胆管BDの内部に充填された状態でX線造影を行い、胆管BDのX線画像を取得する。X線画像が取得できたらガイドワイヤ式カテーテル1を抜去して処置を終了する。
従来のガイドワイヤ式カテーテルには、シースに挿通されたガイドワイヤを進退動作させるために、ガイドワイヤの外周面を固定してガイドワイヤの操作を補助する操作保持具で一般的にトルクデバイスと呼ばれる装置が用いられていた。しかし、このトルクデバイスを用いてガイドワイヤをシースに挿入する際には、ガイドワイヤをシースの基端側開口へまっすぐに挿入してガイドワイヤが折れ曲がらないように留意する必要がある。さらに、処置の途中でトルクデバイスから手を離した際にトルクデバイスの自重でガイドワイヤが垂れ下がることがあるため、この垂れ下がりが手技の邪魔になるという課題があった。
また特開2003−79741号公報に示されるように、ガイドワイヤが通る管状部材の貫通孔の内腔を受け部としてその中に細長い管状のスライド部材を挿入して、スライド自在のガイドとしているガイドワイヤアダプタがある。しかしこの構成の場合、ガイドワイヤの進退操作がやりやすいように一回のストローク長を長く(例えば7cm)した場合、受け部の管状部材の内腔はスライド部材のストローク長の全長を受け入れるだけの長さが必要となる。よって受け部とスライド部との合計の長さはストローク長の2倍以上と非常に長くなり使い勝手が悪くなってしまうという欠点があった(ストローク長が7cmの場合、受け部とスライド部との全長は少なくとも14cm以上になる)。
本願では、スライド部材をガイドワイヤが通る貫通孔の外に沿わせたため、受け部とスライド部との全長をストローク長と略同じ長さにでき、ガイドワイヤアダプタを操作部に取り付けた状態でもコンパクトにできるため使い勝手がよいという利点がある。
本実施形態のガイドワイヤ式カテーテル1によれば、操作部3とガイドワイヤアダプタ4が接続機構9によって接続されており、ガイドワイヤアダプタ4は筒部7の軸線にそって進退移動するようになっている。このため、ガイドワイヤアダプタ4によって把持されたガイドワイヤ5が折れ曲がることなくシース6に挿入されるようになっている。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について、図10から図17を参照して説明する。本実施形態のガイドワイヤ式カテーテルと上述のガイドワイヤ式カテーテル1との異なるところは、ガイドワイヤアダプタの構成である。
なお、上述の第1実施形態と同様の構成要素には、同一の符号を付して重複する説明を省略する。
図10及び図11に示すように、第二実施形態のガイドワイヤ式カテーテル100は、第一実施形態のガイドワイヤアダプタ4に変えてガイドワイヤアダプタ40を備えて構成されている。
ガイドワイヤアダプタ40は、ガイドワイヤ5が挿通されてシース6の内腔と連通可能な筒状の本体41と、本体41の基端部に接続されてガイドワイヤ5が挿通されると共に本体41の基端側開口を封止するシール機構42と、シース6からシール機構42に至るまでの内腔と連通するサイドポート43と、シール機構42に連結されると共にガイドワイヤ5の周方向外方で径方向に対向してガイドワイヤ5を把持する一対のアーム47、48とを備える点で第一実施形態のガイドワイヤアダプタ4と構成が異なっている。
本体41は、接続部14の第二貫通孔15に先端側から挿入された状態で係止されている。また、本体41は接続部14に対して第二貫通孔15の軸線回りに回転自在になっている。さらに、本体41と接続機構9と操作部3とを組み付けた状態では筒部7の軸線と本体41の軸線とが同一直線状に位置するように構成されている。さらに、本体41の先端部には筒部7のポート7bに接続されるルアーロック部45が形成され、ルアーロック機構によって筒部7と本体41とは隙間なく連結されて水密状態になるように構成されている。
図12に示すように、シール機構42は、本体41の基端側に設けられた弾性部材からなるシール部材46と、シール部材46の基端側に配置されるともに一対のアーム47、48に連結されたリンク機構49、50を有するプッシャ51とを備える。
シール部材46は、筒状に形成されたゴム等の弾性素材からなり、シール部材46は先端側から本体41に挿入されている。また、シール部材46の内壁側の形状は基端側から先端側に向かうに従って径方向外方に傾斜するような略円錐状の面になっている。また、シール部材46にはガイドワイヤ5が進退自在に挿通されるようになっている。
プッシャ51は、シール部材46の基端側に同軸上に配置されている。また、プッシャ51は、シール部材46の基端側に当接可能に形成されたプッシャプレート52と、プッシャプレート52の基端側の部分で筒状のプッシャ本体部53と、プッシャ本体部53の外周面とアーム47、48とを連結するリンク機構49、50とからなる。プッシャプレート52およびプッシャ本体部53には、本体41の軸線に一致するようにガイドワイヤ5が進退自在に挿通される貫通孔54が形成されている。
さらに、プッシャ本体部53においては、貫通孔54の形状は、基端側に行くにしたがって径方向外方に膨出するように略円錐状の面を有するようになっており、すなわち、プッシャ本体部53の基端部における開口の直径はプッシャ本体部53の先端部における開口の直径よりも大きくなるように形成されている。このため、ガイドワイヤ5一端をプッシャ本体部53の基端部から挿入した際には、貫通孔54に案内されてプッシャプレート52を介してシール部材46に挿入されるようになっている。
また、リンク機構49、50は、アーム47、48およびプッシャ本体部53と一体に形成された平板からなり、アーム47、48とプッシャ本体部53との接続部分がそれぞれ揺動自在になるような薄板状になっている。
図12にさらに示すように、サイドポート43は、本体41に対して先端側に向かうに従って径方向内方に向かうように傾斜した貫通孔55が本体の内部空間と連通している。また、サイドポート43の基端側開口の外周部58は、周知のルアーロック機構に適合するようになっている。サイドポート43にはルアーロック機構に適合するシリンジその他の送液器具の一部が直接あるいは適宜のアダプタを介して接続可能になっている。
図13に示すように、本実施形態では、アーム47およびアーム48は、フック20を備える点で第一実施形態と同様である。さらに、本実施形態では、突起部20aにはガイドワイヤ5を係止する係止部20d(図10参照)が形成されている。また、固定部21は壁部21a、21bに代えて対向する一対の波状面56、57を有する構成であり、この波状面56、57が滑り止めになってガイドワイヤ5が固定されるようになっている。
上記のように構成されたガイドワイヤ式カテーテル100を用いたERCPにおけるガイドワイヤ式カテーテル100の動作について、図12から図17を参照して説明する。
ガイドワイヤ式カテーテル100は、図12に示すようにガイドワイヤ5がプッシャ本体部53の基端側から挿入され、シール部材46と本体41とを通り、さらに図13に示すように筒部7およびシース6の内部に挿通されて用意されている。
ユーザーは、第一実施形態と同様に内視鏡31を十二指腸下行部まで進め、乳頭DNが視野に入るように調整する。続いて、ユーザーはガイドワイヤアダプタ40のアーム47、48を握り、これによって対向する一対のアーム47、48とが互いに近接する方向へ押圧移動される。
図14に示すように、ガイドワイヤ5の外周面は固定部21の波状面56、57によって把持される。さらにアーム47、48が互いに近接する方向に移動されると、フック20によってアーム47、48とが近接された状態で固定される。このとき、ガイドワイヤ5は固定部21によって固定されるため、ガイドワイヤ5は固定部21に対して固定される。
一方、アーム47とアーム48とが近接する方向に移動したとき、アーム47とアーム48とのそれぞれに接続されたリンク機構49、50は、アーム47とアーム48とのそれぞれとガイドワイヤアダプタ40との接続部40b、40cを揺動の中心とした揺動運動によって押圧される。
すると、アーム47とアーム48とのそれぞれから伝達された押圧力はプッシャ本体部53をその軸線に沿う方向へ移動するように変換される。これにより、プッシャ本体部53はプッシャプレート52を介してシール部材46を押圧する。シール部材46は本体41に挿入されているため、プッシャプレート52によって押圧されると弾性変形して圧縮される。
このとき、シール部材46の先端部が本体の基端側開口の縁部41aに密着すると共に、シール部材46の軸線に沿った貫通孔が収縮してガイドワイヤ5の外周部に密着するようになる。このように、アーム47、48が近接して固定された状態では、本体41とガイドワイヤ5とシール部材46とが密着されて水密状態になる。
ユーザーは、第一実施形態と同様に把持部19を持ってガイドワイヤ5を進退あるいは回転動作させてガイドワイヤ5の先端を乳頭DNの開口部へ挿入する。ガイドワイヤ5の先端が乳頭DNに挿入されたら、ガイドワイヤ5に沿うようにシース6の先端を乳頭DNの開口部を介して胆管BDへ挿入する(図8参照)。
図15に示すように、把持部19を進退動作させる際には、接続機構9によってガイドワイヤアダプタ40が筒部7の軸線に沿うように直線移動される。このとき、スライド部10に形成されたクリック部13と受け部11とが接触する位置では、操作部3のポート7bとガイドワイヤアダプタ40のルアーロック部45とが接しないようになっているため、把持部19の回転動作によってポート7bとルアーロック部45とが意図せずに接続されてしまうことが防止されるようになっている。
図16に示すように、ユーザーは、スライド部10を操作部3側へさらに押し込みながら操作部3の筒部7のポート7bにガイドワイヤアダプタ40のルアーロック部45をねじ込む。これによってポート7bとルアーロック部45とが水密に連結されるようになる。さらに、図17に示すように、ユーザーはサイドポート43に造影剤が充填されたシリンジ30を接続する。造影剤はシリンジ30からサイドポート43の貫通孔55を介して本体41の内部に送液される。
ここで、上述したように、アーム47、48がフック20によって固定されている間は本体41の基端側は水密状態であるので、造影剤は本体の先端側へ移動する。造影剤は筒部7およびシース6の内部でガイドワイヤ5との隙間を通じてシース6の先端まで送液され、シース6の先端から胆管BDの内部へ向かって吐出される。造影剤が胆管BDの内部に充填された状態でX線造影を行い、胆管BDのX線画像を取得する。X線画像が取得できたらガイドワイヤ5及びガイドワイヤ式カテーテル100を抜去して処置を終了する。
従来のガイドワイヤ式カテーテルでは、ガイドワイヤを把持する操作と造影剤を注入するためにユーザーの手元側部分におけるガイドワイヤと本体との隙間を水密にする操作が分かれていたため操作が煩雑であった。
本実施形態のガイドワイヤ式カテーテル100によれば、ガイドワイヤアダプタ40のアーム47、48を握る動作によってガイドワイヤ5を固定する操作と手元部分におけるガイドワイヤ5と本体41との隙間を水密にする操作が同時に行われるため、操作を簡略化することができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について、図18〜図20を参照して説明する。
図18に示すように、本実施形態のガイドワイヤ式カテーテル300は、接続機構9の接続部14及びガイドワイヤアダプタ4の先端部4aに切込部60、61が形成されている点で第一実施形態と構成が異なっている。
本実施形態でも、接続部14と先端部4aとが互いに回転自在に係合している。ため、切込部60、61の位置は接続部14と先端部4aとの相対的な回転位置に応じて連通状態あるいは不連通状態のいずれかとなるように構成されている。
図19に示すように切込部60、61を一致させた場合には切込部60、61とが一致した位置に開口部16に連通する隙間が生じるようになっている。一方、図20に示すように切込部60、61を一致させない位置では開口部16に連通する隙間は生じない。
このような構成のガイドワイヤ式カテーテル300では、まず、ガイドワイヤアダプタ4を接続部14に対して周方向に軸線回りに回転させて切込部60、61を一致させる。続いて、ガイドワイヤ5を切込部60、61を介して開口部16に挿入する。
本実施形態のガイドワイヤ式カテーテル300では、ガイドワイヤ5を開口部16の側方から挿入することができるため、ガイドワイヤ5への挿入が簡略化される。さらに切込部60と切込部61との周方向の移動位置が一致する位置以外ではガイドワイヤ5が開口部16の内部に保持される。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態について、図21を参照して説明する。
本実施形態のガイドワイヤ式カテーテル400は、内視鏡的に使用される様々な処置具等と共に使用されることが想定されるものであり、図21に示すように、処置具Xを固定支持する支持部70が設けられている点で第一実施形態と構成が異なっている。
処置具Xは、例えば乳頭DNを切開するための高周波ナイフ等が考えられる。この場合、シース6は高周波ナイフに備えられたルーメンのいずれかに挿通されて使用されるか、あるいは高周波ナイフのチューブに併走するように配置されて使用されることが可能である。
このような構成にすると、ガイドワイヤ式カテーテル400と処置具Xとを一体にすることができるため、ガイドワイヤ式カテーテルと処置具Xを共に使用する場合の操作の煩雑さを低減することができる。
以上、本発明の好ましい実施例を説明したが、本発明はこれら実施例に限定されることはない。本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、構成の付加、省略、置換、およびその他の変更が可能である。
例えば、図14において二点鎖線で示すように、プッシャ51の基端部が基端側にさらに延長された構成として、アーム47及びアーム48に当接してアーム47及びアーム48によってプッシャ本体部53を押圧するカム機構を構成することも可能である。
また、本発明の実施形態では接続機構9は、操作部3に設けられた受け部11と、接続部14を有するスライド部10とからなる構成としたが、これに限らず、操作部3に設けられた棒状のスライド部と、接続部14を有する受け部とからかる構成としても本発明と同様の効果を奏することができる。
また、本発明の実施形態では、ガイドワイヤアダプタ4は接続機構9を介して操作部3に接続された構成としたが、これに限らず、図22、図23に示すように、造影用のルーメン501及びガイドワイヤルーメン502を有し、ガイドワイヤルーメン502が中間位置で開口しているカテーテル500において受け部11が内視鏡504のこのカテーテル500が挿入される処置具チャンネル505の挿入口505aの外側周辺に固定されている構成としてもよい。ガイドワイヤアダプタ4は内視鏡504に対して進退動作する構成であるが、カテーテル500を内視鏡に対して静止させたままガイドワイヤアダプタ4を操作すればガイドワイヤ5をカテーテル500に対して進退動作させることができる。そしてこの場合でも、ガイドワイヤ5を進退あるいは回転させる際にガイドワイヤ5の内視鏡504の挿入口505aから露出した部分が折れ曲がるのを防止することができる。また受け部11を内視鏡504の処置具チャンネル505の外側に設けているため内視鏡504の操作部を大きくせずにガイドワイヤアダプタ4を設けることができる。
また、本発明の第二実施形態では、サイドポート43は本体41の内部空間に連通する構成を採用したが、これに限らず、サイドポート43が筒部7の外周面から内部空間に連通するように配置されていても本発明と同様の効果を奏することができる。
この他、本発明は前述した説明によって限定されることはなく、添付のクレームの範囲によってのみ限定される。
1、100、300、400、500 ガイドワイヤ式カテーテル
4、40 ガイドワイヤアダプタ
5 ガイドワイヤ
6 シース
7c 貫通孔
10 スライド部
11 受け部
14 接続部
15 第二貫通孔
19 把持部
20 フック
41 本体
42 シール機構
43 サイドポート
46 シール部材
47、48 アーム
51 プッシャ
60、61 切込部

Claims (7)

  1. ガイドワイヤ式カテーテルであって、
    ガイドワイヤが挿通されるシースと、
    前記シースの一端に接続されて前記ガイドワイヤが挿通される貫通孔が形成された操作部と、
    前記操作部に対して前記貫通孔の軸線に沿って相対的に進退自在に接続されて前記貫通孔から突出する前記ガイドワイヤの外周面を把持して前記ガイドワイヤを前記操作部に対して相対的に前記貫通孔の軸方向及び周方向に移動可能に案内するガイドワイヤアダプタと、
    を備える。
  2. 請求項1に記載のガイドワイヤ式カテーテルであって、
    前記操作部と前記ガイドワイヤアダプタとの一方に前記貫通孔の軸線と平行な直線に沿い、かつ前記貫通孔の外に形成された棒状のスライド部と、
    前記操作部と前記ガイドワイヤアダプタとの他方に形成されて前記スライド部を進退自在に支持する受け部とを有する。
  3. 請求項1に記載のガイドワイヤ式カテーテルであって、
    前記貫通孔の軸線と同軸をなす第二貫通孔が形成された接続部と、
    前記第二貫通孔の軸線回りに回転自在に係合して前記ガイドワイヤの外周面を把持する把持部とを有する。
  4. 請求項3に記載のガイドワイヤ式カテーテルであって、
    前記接続部の外壁部が軸方向に切り取られるように形成された第一の切込部と、前記把持部の外壁部が軸方向に切り取られるように形成された第二の切込部とを有し、前記接続部と前記把持部との相対的な回転位置に応じて前記第一の切込部と前記第二の切込部とが連通状態あるいは不連通状態となる。
  5. シースにガイドワイヤが挿通されるガイドワイヤ式カテーテルに用いられるガイドワイヤアダプタであって、
    前記ガイドワイヤが挿通されて前記シースの内部と連通可能な筒状の本体と、
    前記本体の基端部に接続されて前記ガイドワイヤが挿通されると共に前記本体の基端側開口を封止するシール機構と、
    前記シースから前記シール機構に至るまでの内部と連通するサイドポートと、
    前記シール機構に連結されると共に前記ガイドワイヤの周方向外方で径方向に対向して相対的に前記ガイドワイヤを把持する一対の固定面のそれぞれを有すると共に前記一対の固定面のそれぞれを近接あるいは離間させるように揺動可能な一対のアームと、
    前記固定面が前記ガイドワイヤを押圧固定した状態で前記一対のアームを固定するフックとを備える。
  6. 請求項5に記載のガイドワイヤアダプタであって、
    前記シール機構が、
    前記本体の基端側に設けられた弾性部材からなるシール部材と、
    前記シール部材の基端側に配置されるともに前記一対のアームの少なくとも一方に連結されたリンク機構を有するプッシャとを備え、
    前記プッシャが前記一対のアームの揺動動作に連動して前記シール部材を押圧する。
  7. 請求項5に記載のガイドワイヤアダプタを用いるガイドワイヤ式カテーテルであって、
    ガイドワイヤが挿通されるシースと、
    前記シースの一端が接続されて前記ガイドワイヤが挿通される貫通孔が形成された操作部と、
    前記操作部と前記ガイドワイヤアダプタとの一方に前記貫通孔の軸線と平行な直線に沿うように形成された棒状のスライド部と、
    前記操作部と前記ガイドワイヤアダプタとの他方に形成されて前記スライド部を進退自在に支持する受け部とを備える。
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