JP2010057232A - 電源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複雑かつ連結点の増大化を招く検出構造を要することなく、計器用変流器を用いない簡易な構成で、迅速かつ確実に接続解除を検出し、逆潮流による事故を確実に防止することを目的とする。
【解決手段】
本発明の電源装置100は、電源装置の上流に他の電源装置を連結する際、入力プラグ120と出力コンセント126とを接続するバイパススイッチ150と、入力プラグに印加される電圧を測定する入力電圧計152と、測定された電圧の本来の電圧推移からの逸脱を検知するとバイパススイッチを切断するバイパス切断部156とを備えることを特徴としている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、予め二次電池に蓄電しておき、接続された負荷に単独または連結して電力を供給することが可能な電源装置に関する。
停電等により発電所を含む電力供給システムからの電力の供給が一時的に途絶えることがある。一方、このような停電時においてもエアコン、冷蔵庫等の電気機器には継続的な電力の供給が必要である。この場合、コンセントへ接続していたプラグを、屋内配線とは独立して電力供給可能なポータブル電源装置等の外部電源に接続して動作することができる。かかる外部電源は、燃料電池や二次電池を利用したものがあり、燃料電池の例では水素を燃料として数百W以上の電力を生成できるものもある(例えば、特許文献1)。
上記電源装置が供給すべき電力容量は、接続する電気機器の負荷によってそれぞれ相異し、また、突入電流等の突発的な消費にも耐え得る量でなくてはならない。しかし、いかなる負荷にも対応できるように電力容量の異なる複数種類の電源装置を準備するのは、購入や運搬にコストがかかりすぎて実用的ではない。そこで、複数の電源をマスタースレーブ方式で接続したり、電力容量の等しい複数の電源装置をその負荷に応じて適切な数だけ連結したりして電気機器に電力を供給する技術(例えば、特許文献2および3)が知られている。
このような複数連結された電源装置は、電力を重畳するため、それぞれのインバータの出力を連接するバイパス線が設けられている。しかし、連結された複数の電源装置から1または複数の電源装置を分離することでその連結を意図的に解除、または誤って解除してしまうと、インバータからの電圧が残存する互いの連結部分の接触端子が露出する。この露出した端子、例えばプラグ形状の端子が何らかに接触すると、残存する電圧や逆潮流によって短絡、地絡、感電といった事故を招きかねない。そこで、このような電源装置同士の接続解除を客観的に判断する技術が必要となる。
例えば、特許文献4では、コネクタの接続状態をリミットスイッチで検出する技術が開示され、リミットスイッチがオフされるとコネクタが嵌合状態にないことを把握することができる。また、特許文献5では、特許文献4のような機械的検出構造の他、嵌合検出手段として光の検知構造が示されている。
さらに、このような機械的な嵌合検知のみならず、電気的な切断を利用した技術もある。例えば、特許文献6では、全てのパッケージが連結したときに結線され、終端のパッケージでその断線検出ラインを折り返すことでコネクタのどの位置で断線が生じてもコネクタ抜けを検出できることが開示されている。
特開2004−319367号公報 特開平8−223808号公報 特開2002−262577号公報 特開平10−178701号公報 特開2005−269883号公報 特開平5−290926号公報
しかし、リミットスイッチや光の検知構造といった機械的検出構造は、通常のコネクタに特別な機構を付加するものであり、コストの増加やコネクタ占有体積の増大を伴うことを考慮すると実現性に乏しかった。
また、断線検出ラインを用いた電気的検出構造では、主たる電線とは別に断線検出専用の電線を設ける必要が生じる。このような、電線の芯数の増加は機械的検出構造同様、コスト増加および電線ユニットの大型化を招いてしまう。
さらに上述したリミットスイッチ、光の検知構造、断線検出ラインはいずれも主たる電線の断線を間接的に検出しているに過ぎず、実際に断線しているが断線状態が検出されない、また、断線していないが断線状態が誤検出される等の誤判定が生じ得、信頼性に欠けるといった問題があった。
そこで、本願発明者等は、複数台連結された電源装置の接続が解除されたとき、当該電源装置に入力される電流が変動することに着目し、かかる電流を直接測定し、電源装置間や商用コンセントと当該電源装置との間の接続が解除されたことを把握して、バイパススイッチを迅速かつ確実に切断する技術を見出した。
しかし、電源装置に入力される電流を測定するための計器用変流器(CT:Current Transformers)は、重量および占有体積が大きく、電力容量によっては電源装置自体の重量および体積が増大してしまうことになる。そこで、本願発明者等は上述した技術をさらに発展させ、本願発明に想到した。
本発明は、このような課題に鑑み、複雑かつ連結点の増大化を招く検出構造を要することなく、計器用変流器を用いない簡易な構成で、迅速かつ確実に接続解除を検出し、逆潮流による事故を確実に防止することが可能な制御装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明にかかる電源装置の代表的な構成は、入力プラグと、入力プラグから入力された交流電力を直流電力に変換するAC/DCコンバータと、変換された直流電力の電流量を制御する充電器と、充電器から出力された直流電力を蓄電する二次電池と、蓄電された直流電力を交流電力に変換するインバータと、変換された交流電力の出力端として機能する出力コンセントと、を備える電源装置であって、当該電源装置の上流に他の電源装置を連結する際、入力プラグと出力コンセントとを接続するバイパススイッチと、入力プラグに印加される電圧を測定する入力電圧計と、測定された電圧の本来の電圧推移からの逸脱を検知するとバイパススイッチを切断するバイパス切断部と、をさらに備えることを特徴とする。
ここでは、電源装置を連結する際に上流からの電力を下流に伝達するためのバイパススイッチが設けられている。本発明では、電源装置に内蔵された入力電圧計を用いて電圧を直接測定し、本来の電圧推移からの逸脱を検知することで、電源装置間や商用コンセントと電源装置との間の接続解除を把握している。従って、主たる回路自体の接続状態を高い信頼性で迅速かつ確実に検出することが可能となり、確実にバイパススイッチを切断することができる。
バイパス切断部は、入力プラグに印加される電圧が所定期間内に所定電圧と交差しないことで逸脱を検知してもよい。
当該電源装置に入力される交流電力の周期性からすると所定期間内には必ず所定電圧と交差するはずである。本発明では、所定期間内に所定電圧と交差しなかった場合に、そのときの電圧推移は本来の電圧推移から逸脱している、即ち、上流の電源装置または商用コンセントと接続解除されていると判断し、バイパススイッチを迅速かつ確実に切断する。こうして逆潮流による事故を確実に防止することが可能となる。
バイパス切断部は、入力プラグに印加される電圧と参照電圧との偏差の積分値が所定値以上となることで逸脱を検知してもよい。
測定された電圧が本来の電圧推移から逸脱している場合、両電圧間の偏差(差分)がある程度連続して生じていることとなる。本発明では、入力プラグに印加される電圧と参照電圧との偏差の積分値が所定値以上となった場合に、そのときの電圧推移は本来の電圧推移から逸脱している、即ち、上流の電源装置または商用コンセントと接続解除されていると判断し、バイパススイッチを迅速かつ確実に切断する。こうして逆潮流による事故を確実に防止することが可能となる。
電源装置は、出力コンセントから流出する電流値を測定する出力電流計と、連結された一段上流の電源装置から受信した上流に連結された全ての電源装置の電力容量に、当該電源装置の単電力容量を加算して総電力容量を導出する電力加算部と、導出された総電力容量と当該電源装置のみの単電力容量との比で出力電流計に測定された電流を按分した電流を導出する按分電流導出部と、インバータからの出力電流を按分した電流となるように制御する電流制御部とをさらに備えてもよい。
本発明は、自体の出力コンセントを通過する電流を、総電力容量と単電力容量との比で内部的に按分しているので、電源装置内部で自己完結的にインバータの出力電流を制御することができる。従って、複雑な外部配線を要することなく、単に複数の電源装置を直列に連結するのみといった単純な構成および作業で容易かつ迅速に供給電力を増加させることが可能となる。また、充電に用いられる入力プラグを電源装置の連結に兼用することで、電源装置を連結するために別途特別な構成を用いる必要もなくなる。
また、本発明の電源装置では、自体を含む、自体より上流にある全ての電源装置の総電力容量と自体の単電力容量とでインバータからの電流を調整しているので、総電力容量を把握する必要がある。ここでは、各電源装置がそれぞれ総電力容量を把握しており、電源装置のデイジーチェーンを通じて電力容量を連鎖的に伝達している。従って、下流にある電源装置は、連結される全ての電源装置の構成や台数を把握しなくても、一段上流から受信した電力容量に自体の単電力容量を加算するだけで、自体を含む総電力容量を把握することができる。さらに、按分電流導出部は、電源装置の台数ではなく、実際の総電力容量および単電力容量といったアナログ量で電流を按分しているので、連結される電源装置の電力容量が等しくてはならない等の規制がなく、様々な電力容量の電源装置を連結することが可能である。
当該電源装置の電力容量は、所定の単位電力容量の倍数で置き換えられてもよい。かかる構成により、例えば50Wを1とした場合に250Wを5とする等、電源装置の上流から下流への電力容量の伝達を簡単な(小さい)数値で置き換えることができ、情報を伝達するための構成を簡易化できる。また、数値やそのビット数が少ないので伝達エラーを削減でき信頼性の向上を図ることが可能となる。
連結される全ての電源装置の単電力容量が実質的に等しい場合、総電力容量は上流に連結された電源装置の総数に1を加算した値であり、単電力容量は1で置き換えられてもよい。
かかる構成により、上述した倍数同様、電源装置間の情報の伝達を単純化することが可能となる。また、受信した数値が上流で駆動している電源装置の総数となるので、総電力容量を導出できると共に何台の電源装置が上流に連結されているかを把握することができる。
以上説明したように本発明によれば、複雑かつ連結点の増大化を招く検出構造を要することなく、計器用変流器を用いない簡易な構成で、迅速かつ確実に接続解除を検出し、逆潮流による事故を確実に防止することが可能となる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
商用のコンセントからの電力供給が停電等により途絶えた場合や、そのようなコンセントが存在しない場合であっても、ポータブル電源装置等の外部電源を用いることで、電力供給システムと独立して電力を給電し様々な電気機器を動作させることが可能である。しかし、電源装置の連結を解除すると連結部分の接触端子が露出し、短絡、地絡、感電といった事故を招きかねない。本実施形態では、複雑かつ連結点の増大化を招く検出構造を要することなく、簡易な構成で、迅速かつ確実に接続解除を検出し、逆潮流による事故を確実に防止することができる電源装置を提供する。ここでは、理解を容易にするため、まず、本実施形態の電源装置を単体で利用する場合を説明し、その後で、電源装置を連結したときの動作を説明する。
(電源装置100)
図1は、電源装置100の外観を示した斜視図である。特に、図1中(a)は、電源装置100を横置きしたときの正面図を、(b)はその背面図を、(c)は、縦置きしたときの正面図を示している。
電源装置100は、図1(a)のように例えば、300mm×300mm×100mmの外形寸法を有する筐体110に覆われ、横置きにした状態で緩衝部材112を通じて床面と接触する。また、図1(a)における平面(上面)には、他の電源装置100を重畳するときに、その緩衝部材112を嵌入するための凹部114が設けられている。
さらに、図1(a)における正面には当該電源装置100への充電を行うための入力プラグ120が巻き取り機構を用いて伸張可能に設けられ、入力プラグ120はプラグ収納スイッチ122によってプラグ収納溝124に収納される。そして、当該電源装置100に充電された電力は、出力コンセント126を通じて任意の電気機器へ供給される。本実施形態では、電源装置100の電力容量として、AC100V、50Hzで250W程度を想定している。
電源装置100内で実質的に電力を蓄電する二次電池128は、図1(b)のように、筐体110背面に設けられた電池収納溝130に例えばプッシュロック方式により脱着可能に収納され、経年による性能劣化が生じたときは交換できるようになっている。本実施形態では、二次電池としてリチウムイオン電池を用いているが、ニッケル水素やニッケルカドミウム等様々な蓄電池を用いることもできる。
かかる電源装置100を運搬する場合、図1(c)のように縦置きに置き換え、ハンドル132を把持する。また、緩衝部材112が設けられた面には、連結する電源装置100間で情報伝達を行う発光素子の光を透過する透過窓134が、凹部114が設けられた面には受光素子の光を透過する透過窓136が、表裏対応する位置に設置されている。
図2は、電源装置100を単体で動作する場合における部分的な機能を示した電気ブロック図である。ここでは、理解を容易にするために電源装置100を単体で利用する場合の機能のみを抜粋している。
このような充電式の電源装置100の場合、準備段階において、二次電池128の蓄電量を増やすため入力プラグ120を商用コンセント148に挿入して充電を行う。ここで、AC/DCコンバータ140は、商用コンセント148から得た、例えば100Vの交流電力を直流電力に変換し、充電器142は、二次電池128への充電電流が適切な量となるよう、その直流電力の電流量を制御している。こうして二次電池128への十分な蓄電が遂行されると、入力プラグ120は商用コンセント148から抜脱され、電源装置100が移動可能な状態となる。電源装置100を利用する際には、二次電池128に蓄電された直流電力がインバータ144によって再度交流電力に変換され、出力コンセント126を通じて電気機器に供給される。
このとき、電気機器の負荷が大きく、電源装置100単体では電力容量が不足している場合に、複数の電源装置100を適切な数だけ連結して十分な電力容量を確保する。
図3は、電源装置100を連結した場合の接続イメージを示した電気ブロック図である。ここでは、複数の電源装置100(100a、100b)が、上流に配置された電源装置の出力コンセント126に自体の入力プラグ120を挿入してその電力を受電する。
図3を参照すると、電源装置100(100a、100b)は、図2を用いて上述した構成に加え、バイパススイッチ150と、入力電圧計152と、バイパス切断部156とを含んで構成されている。
バイパススイッチ150は、当該電源装置の上流に他の電源装置を連結する際、例えば、図3(a)のように電源装置100bの上流に電源装置100aを連結する場合において、上流の電源装置100aからの電力を下流に伝達するため入力プラグ120と出力コンセント126とを接続する。従って、電源装置100bでは、電源装置100aの電力と、電源装置100b自体の電力とを重畳して出力コンセント126から出力することとなる。
入力電圧計152は、重量および占有体積が有利な、抵抗分圧および電圧計等で構成され、入力プラグ120に印加される電圧を測定する。本実施形態では、入力電圧計152が主たる回路(入力プラグ120から出力コンセント126に至るまでの回路)に印加される電圧を直接測定しているので、電源装置100aや商用コンセント148と、当該電源装置100bとの間の接続解除を高い信頼性で迅速かつ確実に検出することが可能となる。
バイパス切断部156は、入力電圧計152において測定された電圧の推移(電圧推移)が、本来の電圧推移から逸脱しているかどうかを判断し、その逸脱を検知すると、バイパススイッチを切断する。例えば、入力電圧計152で測定された電圧推移が本来の電圧推移と異なると判断された場合、入力プラグ120からは電力が供給されていない、即ち、図3(b)に示すように、入力プラグ120の接続は解除されていると見なすことができ、その場合、インバータ144やさらに下流の電源装置100からの逆潮流を回避するためバイパススイッチ150が切断される。
図4は、入力電圧計152で測定される電圧推移とバイパススイッチ150の切断タイミングとの関係を示したタイミングチャートである。ここでは、横軸に時間、縦軸に入力電圧計152の測定電圧値が示されている。
電源装置100bが、最上流ではない電源装置として機能しているとき、後述する参照電圧Vrefは、上流の電源装置100aと同期しているので、図4中破線で示す軌跡を描くはずである。しかし、時点(1)において上流の電源装置100aとの接続が解除されると、入力電圧計152の電圧推移は、破線と異なる実線の軌跡を描く。かかる実測値の軌跡(実線)は、電流フィードバックに外乱が加わり、本来の軌跡(破線)と比較して、電圧変動が鈍るように推移する。
かかる電圧推移の相異を検知したバイパス切断部156は、時点(2)において、バイパススイッチ150を切断し、自体の電源装置100bを最上流の電源装置として設定すると共に、新たなゼロクロス地点から電圧を立ち上げなおす。時点(2)〜(3)において、電圧推移は多少の振動を伴っているが、時点(3)になると、その振動も収まり、自体より下流にある電源装置100の基準電圧を維持する。
ここで、電源装置100を3台以上連結した場合に、下流に連結されたすべての電源装置100が一度に接続解除を検知することも考えられる。この場合、例えば、それまでの接続状態において自体が上流から何番目に接続されているか把握することにより、所定時間(例えば10msec)×順番(1、2、…)の時間だけ猶予をみて、その間に上流に接続された電源装置100のいずれかが最上流の電源装置100として復帰すると、自体のバイパススイッチ150を維持し、上記の時間を経過した後も電圧が安定しなかった場合、自体を最上流とみなしてバイパススイッチ150を切断する。
このとき、バイパス切断部156は、入力プラグ120に印加される電圧が所定期間内、例えば15msecに所定電圧、例えば+100Vと交差(横断、到達、経由)しないことで逸脱を検知してもよい。
当該電源装置100bに入力される交流電力を例えば100V、50Hzとすると、その周期性から20msecの間に振幅を141Vとする正弦波を描くはずである。従って、15msecの間には、少なくとも+100Vと交差するはずである。本実施形態では、所定期間内に所定電圧と交差しなかった場合に、そのときの電圧推移は本来の電圧推移から逸脱している、即ち、上流の電源装置100aまたは商用コンセント148と接続解除されていると判断し、自体のバイパススイッチ150を迅速かつ確実に切断する。こうして逆潮流による事故を確実に防止することが可能となる。
また、所定期間と所定電圧の組合せとして、10msecと0Vとを挙げることができる。上述したように交流電力は、0Vを中心とした正弦波であることから、20msecに2回、即ち、10msecに1回はゼロクロスするはずである。従って、10msec(実際にはマージンを見て12msec程度とするのが好ましい。)の間に、電圧推移が0Vを1回も経由しなければ、接続が解除されたと判断することができる。
また、バイパス切断部156は、入力プラグ120に印加される電圧と、後述する参照電圧(図4中破線で示した軌跡)Vrefとの偏差の積分値が所定値以上となることで逸脱を検知してもよい。
測定された電圧推移が本来の電圧推移から逸脱している場合、図4を参照して理解できるように、両電圧間の偏差(差分)がある程度連続して生じていることとなる。本実施形態では、入力プラグ120に印加される電圧と参照電圧Vrefとの偏差の積分値が所定値以上となった場合に、そのときの電圧推移は本来の電圧推移から逸脱している、即ち、上流の電源装置100aまたは商用コンセント148と接続解除されていると判断し、自体のバイパススイッチ150を迅速かつ確実に切断する。こうして逆潮流による事故を確実に防止することが可能となる。
かかる電源装置100の構成により、複雑かつ連結点の増大化を招く追加機構や他のケーブルといった検出構造を要することなく、また、計器用変流器CTを用いない簡易な構成で、迅速かつ確実に接続解除を検出し、逆潮流による事故を確実に防止することが可能となる。
以下では電源装置100のさらに詳細な構成を述べ、どのようにして電源装置100の連結を可能としているか説明する。
図5は、電源装置100の全体的な電気的機能を示した電気ブロック図である。ここで、電源装置100は、入力プラグ120と、出力コンセント126と、二次電池128と、AC/DCコンバータ140と、充電器142と、インバータ144と、バイパススイッチ150と、入力電圧計152と、バイパス切断部156と、充電スイッチ160と、インバータスイッチ162と、出力電流計164と、電力加算部166と、按分電流導出部168と、電流制御部170と、受光素子180と、発光素子182とを含んで構成される。
このうち入力プラグ120、出力コンセント126、二次電池128、AC/DCコンバータ140、充電器142、インバータ144、バイパススイッチ150、入力電圧計152、バイパス切断部156に関しては、図1〜図4を用いて既に説明されているので、ここでは、構成の相違する充電スイッチ160、インバータスイッチ162、出力電流計164、電力加算部166、按分電流導出部168、電流制御部170を主として説明する。また、受光素子180および発光素子182については後程詳述する。
充電スイッチ160は、二次電池128への充電の際、AC/DCコンバータ140と充電器142とを接続する。かかるAC/DCコンバータ140と充電器142とは、入力プラグ120に入力されている電力が商用コンセント148からの電力であるか、上流の電源装置100の二次電池128からの電力であるかを自動的に判定し、商用コンセント148からであれば接続するとしてもよく、外部スイッチ等を通じてユーザにより手動で接続されてもよい。
インバータスイッチ162は、インバータ144と出力コンセント126とを中継し、二次電池128に十分な電力が蓄電され、かつ二次電池128からの出力が指示された場合にその接続をオンする。またインバータスイッチ162とインバータ144とを一体形成し、インバータ144のオンオフ動作によってインバータスイッチ162のオンオフを代行し、インバータスイッチ162自体を省略することもできる。
出力電流計164は、計器用変流器等の電流計で構成され、出力コンセント126から流出する電流、即ち、上流に連結された全ての電源装置100および当該電源装置100の総電流Isumを測定する。
電力加算部166は、連結された一段上流の電源装置100から受光素子180を通じて受信した、上流に連結された全ての電源装置100の電力容量Prefに、当該電源装置100の単電力容量Pindを加算し、総電力容量Psumを導出する。
本実施形態の電源装置100では、後述する按分電流導出部168において、自体を含む、自体より上流にある全ての電源装置100の総電力容量Psumと自体の単電力容量Pindとでインバータ144からの電流Iindを調整する。従って、按分電流導出部168は、総電力容量Psumを把握する必要がある。ここでは、各電源装置100がそれぞれ総電力容量を把握しており、電源装置100のデイジーチェーンを通じて電力容量を連鎖的に伝達している。従って、下流にある電源装置100は、連結される全ての電源装置100の構成や台数を把握しなくても、一段上流から受信した電力容量Prefに自体の単電力容量Pindを加算するだけで、自体を含む総電力容量Psumを把握することができる。
按分電流導出部168は、電力加算部166が導出した総電力容量Psumと当該電源装置100のみの単電力容量Pindとの比で、出力電流計164において測定された電流を按分した電流Iind’を導出する。こうして、電気機器の負荷に必要な総電流(出力電流計164が測定した電流Isum)の一部、ここでは自体の電力容量分だけ賄うこととなる。
また、按分電流導出部168は、電源装置100の台数ではなく、実際の総電力容量Psumおよび単電力容量Pindといったアナログ量で電流Isumを按分しているので、総電力容量Psumも単電力容量Pindもあらゆる数値をとることができ、連結される電源装置100の電力容量が互いに等しくてはならない等の規制がなく、様々な電力容量の電源装置100を連結することが可能となる。
電流制御部170は、インバータ144からの出力電流Iindを、按分電流導出部168が按分した電流Iind’となるように制御する。
このとき、電流制御部170は、出力コンセント126を通過する電流(総電流)Isumを按分した電流Iind’とインバータ144からの出力電流Iindとの偏差ΔIが0となるように、インバータ144の電圧を制御する。具体的には、PI制御部172およびPWM174によるパルス幅変調を通じて、インバータ144の電圧Vindが調整される。
図6は、電流制御部170の概略的な制御系を示した説明図である。電流制御部170は、総電流Isumを按分した電流Iind’を目標値とすると共にインバータ144からの出力電流Iindを制御量とする、図6に一点鎖線で示したアウターループ(電流ループ)と、按分した電流Iind’とインバータ144からの出力電流Iindとの差分に増幅器176による比例定数を乗じた電圧換算値Vtrgを目標値とすると共にインバータ144の電圧Vindを制御量とする、図6に二点鎖線で示したインナーループ(電圧ループ)とから構成されている。
ここでは、インバータ144からの出力電流Iindを、電圧換算値Vtrgを用いて閉ループ制御している。即ち、按分した電流Iind’に基づく電流制御が遂行される。ただし、自体が最上流に位置する場合、按分電流Iind’と出力電流Iindとが等しくなり、アウターループが無効化され、インナーループによる電圧制御が主制御となる。即ち、最上流の電源装置100では電圧制御が、その下流の電源装置100では電流制御が遂行される。
かかるインバータ144の出力電流Iindおよび電圧Vindのフィードバック制御では、横流に相当する、按分電流Iind’と出力電流Iindとの偏差が残ってしまうが、負荷が大きくなると電流に占める横流の割合が小さくなるのでさほどの問題を生じない。かかるフィードバック制御により、より安定したインバータ144の出力電流Iindを供給することが可能となり、電源装置100において総電流Isumの按分を担うことができる。
本実施形態において、電流制御部170のインナーループはPI制御部172によるPI制御が遂行される。P制御(比例制御)は当該インナーループにおいて比例ゲインとして機能し、I制御(積分制御)は、P制御で排除しきれない経時による定常偏差を吸収する。かかる構成により定常偏差を排除するために比例ゲインPを過渡に上げなくて済むので振動等の障害を招くことなく、安定した電力を供給することができる。
また、電流制御部170は、自体の系に、参照電圧Vrefとの偏差Vabmによるフィードフォワードを含んでいる。ここで参照電圧Vrefは電圧テーブルに基づく固定値である。上述したアウターループおよびインナーループによるフィードバック制御のみでは、電圧換算値Vtrgの変動によるインナーループへの影響が大きくなり、インナーループの制御を乱すおそれがある。本実施形態では、フィードフォワードによって電圧換算値Vtrgの変動を適切に吸収し、本来のインバータの電圧制御を乱すことなく安定した電力を供給することができる。
また、無効電力の偏差の一部をなす横流は、電源装置100の出力が定格に比べて非常に低い場合に生じることもあるが、ほぼ定格で利用される場合、横流は無視できるレベルになる。本実施形態の電流制御部170では、負荷電流と横流のうち電圧の位相差による横流を許容し、制御対象を負荷電流のみと単純化することで、処理負荷を低減しつつ負荷電流のバランスをとり、インバータ144への制御信号演算の高速化を図ることができる。このような高速化により制御遅れも改善され、位相差を低減できると共に横流を回避することが可能となる。こうして、インバータ144から安定した電力を供給することができる。
このように本実施形態においては、当該電源装置100の出力コンセント126を通過する電流Isumを、総電力容量Psumと単電力容量Pindとの比で内部的に按分しているので、電源装置100内部で自己完結的にインバータの出力電流Iindを制御することができる。従って、複雑な外部配線を要することなく、単に複数の電源装置100を直列に連結するのみといった単純な構成および作業で容易かつ迅速に供給電力を増加させることが可能となる。
上述した電源装置100において、電力加算部166は、さらに、導出された総電力容量Psumを連結された下流の電源装置100に発光素子182を通じて送信する。かかる構成により、自体までの総電力容量Psumを、下流の電源装置100における上流の電力容量Prefとして送信することができ、連鎖的に電力容量を伝達することが可能となる。
また、電源装置100間の電力容量Prefの伝達は、上述した発光素子182や受光素子180に限らず、有線による電気信号や磁気信号等、様々な伝達手段によって構成されてもよい。
ここで、自体のインバータ144から電流を出力しない場合、電力加算部166は、上流に連結された電源装置100から受信した電力容量Prefをそのまま総電力容量Psumとして下流の電源装置に送信する。
入力プラグ120から出力コンセント126までの電力系統は二次電池128およびインバータ144の電力系統と独立して存在するため、一台の電源装置100(ここでは自体の電源装置)が解列したとしても、上流から下流への電力系統は途切れない。また、上流に連結された電源装置100から受信した電力容量Prefをそのまま下流に送信する構成により、その解列した電源装置100がなかったものとして電源装置100を構成することができ、下流における総電力容量の計算に影響を与えないで済む。
以上説明した電源装置100は、充電に利用される入力プラグ120を上流の電源装置100の出力コンセント126に接続することで、電源装置100の連結状態を構成する。
図7は、4つの電源装置100を連結した場合の組み立て構成を示した外観斜視図である。ここでは、4つの電源装置100a、100b、100c、100dが、それぞれ、自体の入力プラグ120を上流の電源装置の出力コンセント126に接続させることによって連結状態を構成している。そして、電源装置100aの電力を電源装置100bに、その総電力を電源装置100cに、さらにその総電力を電源装置100dにといった具合に、下流側に電力が蓄積され、電源装置100dの出力コンセントからその総電力が供給される。このとき各電源装置100の個々の電力は、本実施形態の電流按分によって均一的に消費される。
また、各電源装置100を重畳する際、下流の凹部114に上流の緩衝部材112を嵌入することで、上流の電源装置100を位置決めできる。ここでは、電源装置100が4つの場合を例に挙げているが、かかる数に限定されないことは言うまでもない。また、ここでは、4つの等しい電力容量の電源装置100を選択しているが、各電源装置100の電力容量を任意に選択できることは上述した通りである。このような電源装置100の電力容量が相違する場合においても本実施形態が遂行可能であることを以下に示す。
図8は、電力容量が相違する複数の電源装置100を連結した場合の電流配分を説明するための説明図である。ここでは、電源装置100a、100b、100c、100dがそれぞれ250W、500W、250W、750Wの電力容量を有している。従って、それぞれの電力加算部166による総電力容量Psumは、デイジーチェーン形式で順次計算され、上流である電源装置100aから250W、750W、1000W、1750Wとなる。
ここで、終端の負荷において例えば7Aの電流が消費される場合、電源装置100dの出力コンセント126を通過する電流も7Aとなり、電源装置100dのインバータ144の出力電流Iindは、総電力容量Psumと各電源装置100の単電力容量Pindを用いて、Isum×Pind/Psum=7×750/1750=3Aとなる。同様に、電源装置100c、100b、100aのインバータ144の出力電流Iindは、1A、2A、1Aとなり、各電源装置100の電力容量に相応した電流を出力することが可能となる。
ところで、図8の例では、電源装置100の電力容量として、250W、500W、750Wの3種類が挙がっている。このように電源装置100が所定の単位電力容量、ここでは250Wの倍数で置き換えることができる場合、電源装置100間で基数として250Wを規定し、電源装置100間において、電力容量そのものに代えて、その倍数を伝達することができる。
図9は、電力容量が相違する複数の電源装置100を連結した場合の他の電流配分を説明するための説明図である。ここでは、図8同様、電源装置100a、100b、100c、100dがそれぞれ250W、500W、250W、750Wの電力容量を有している。しかし、総電力容量Psumは、その倍数で置き換えられるので、上流から1、3、4、7となる。そして、自体の単電力容量Pindも倍数で置き換えられるので、上流から、1、2、1、3となる。従って、導出すべきインバータ144の出力電流Iindは、図8と等しくなるものの、電力加算部166や按分電流導出部168の計算時間が短縮される。
かかる構成により、電源装置100の上流から下流への電力容量の伝達を簡単な(小さい)数値(整数)のみで表すことができ、情報を伝達するための構成を簡易化できる。また、数値やそのビット数が少ないので伝達エラーを削減でき信頼性の向上を図ることが可能となる。さらには電力加算部166や按分電流導出部168等の計算も単純化でき、不要に高価な計算回路を構築する必要もなくなる。
さらに、連結される全ての電源装置100の単電力容量が実質的に等しい場合、総電力容量Psumは、一段上流の電源装置100から受信した、上流に連結された電源装置100の総数に1を加算した値で、単電力容量Pindは1で置き換えることができる。
図10は、電力容量が相等しい複数の電源装置100を連結した場合の他の電流配分を説明するための説明図である。ここでは、図9と相違し、電源装置100a、100b、100c、100dは全て250Wの電力容量で構成され、単電力容量は1で置き換えられる。
図10の構成でも、図9同様、電源装置100間の情報の伝達を単純化することが可能となり、さらに、受信した数値が上流で駆動している電源装置の総数となるので、総電力容量Psumを導出できると共に何台の電源装置100が上流に連結されているかを把握することができる。
また、図9や図10のように、電源装置100間の情報の伝達を単純な数値化、例えば、3ビット(8台分)で表現できる数値にすると、その伝達構造も簡易に構成することができる。本実施形態では、図1に示したように電源装置100の表裏に対応して発光素子182用の透過窓134および受光素子180用の透過窓136が設けられているので、図7のように電源装置100を重畳した場合、上流の発光素子182と一段下流の受光素子180が対向する。こうして、発光素子182と受光素子180との情報の伝達が可能となる。ここで発光素子182として、LED(Light Emitting Diode)やランプを用いることができる。
電源装置100の受光素子180は、上流の発光素子182から所定のビット数、例えば3ビットの情報を得て、その値により上流の総電力容量を把握し、自体の単電力容量である例えば1を加算して自体までの総電力容量を導出する。そして、その値を発光素子182で表示し、下流の電源装置100に伝達する。また、発光素子182および受光素子180がそれぞれ1ビット分しか準備されていない場合、点滅回数や発光時間(パルス幅)で情報を伝達することもできる。さらに、出力コンセント126から入力プラグ120への主電力線に電力容量を示す電機信号を重畳することで伝達することも可能である。
かかる構成により、煩雑な電気的接続をすることなく、発光素子182と受光素子180とを向かい合わせるだけで、絶縁性や防水性を維持しつつ電力容量を伝達することができる。従って、入力プラグ120と上流の電源装置100の出力コンセント126との接続のみで複数の電源装置100を連結することが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上述した電源装置100は、それぞれ単独で充電し、電源放出時には連結して容量を増やすことを想定しているが、かかる場合に限られず、インバータスイッチ162を切り、バイパススイッチ150と充電スイッチ160を接続することで、充電時にも電源装置100を連結することができる。
本発明は、予め二次電池に蓄電しておき、接続された負荷に単独または連結して電力を供給することが可能な電源装置に利用することができる。
電源装置の外観を示した斜視図である。 電源装置を単体で動作する場合における部分的な機能を示した電気ブロック図である。 電源装置を連結した場合の接続イメージを示した電気ブロック図である。 入力電圧計で測定される電圧推移とバイパススイッチの切断タイミングとの関係を示したタイミングチャートである。 電源装置の全体的な電気的機能を示した電気ブロック図である。 電流制御部の概略的な制御系を示した説明図である。 4つの電源装置を連結した場合の組み立て構成を示した外観斜視図である。 電力容量が相違する複数の電源装置を連結した場合の電流配分を説明するための説明図である。 電力容量が相違する複数の電源装置を連結した場合の他の電流配分を説明するための説明図である。 電力容量が相等しい複数の電源装置を連結した場合の他の電流配分を説明するための説明図である。
符号の説明
100 …電源装置
120 …入力プラグ
126 …出力コンセント
128 …二次電池
140 …AC/DCコンバータ
142 …充電器
144 …インバータ
148 …商用コンセント
150 …バイパススイッチ
152 …入力電圧計
156 …バイパス切断部
160 …充電スイッチ
162 …インバータスイッチ
164 …出力電流計
166 …電力加算部
168 …按分電流導出部
170 …電流制御部
210 …情報伝達部

Claims (6)

  1. 入力プラグと、該入力プラグから入力された交流電力を直流電力に変換するAC/DCコンバータと、該変換された直流電力の電流量を制御する充電器と、該充電器から出力された直流電力を蓄電する二次電池と、該蓄電された直流電力を交流電力に変換するインバータと、該変換された交流電力の出力端として機能する出力コンセントと、を備える電源装置であって、
    当該電源装置の上流に他の電源装置を連結する際、入力プラグと出力コンセントとを接続するバイパススイッチと、
    前記入力プラグに印加される電圧を測定する入力電圧計と、
    前記測定された電圧の本来の電圧推移からの逸脱を検知すると前記バイパススイッチを切断するバイパス切断部と、
    をさらに備えることを特徴とする電源装置。
  2. 前記バイパス切断部は、前記入力プラグに印加される電圧が所定期間内に所定電圧と交差しないことで前記逸脱を検知することを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  3. 前記バイパス切断部は、前記入力プラグに印加される電圧と参照電圧との偏差の積分値が所定値以上となることで前記逸脱を検知することを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  4. 前記出力コンセントから流出する電流値を測定する出力電流計と、
    連結された一段上流の電源装置から受信した上流に連結された全ての電源装置の電力容量に、当該電源装置の単電力容量を加算して総電力容量を導出する電力加算部と、
    前記導出された総電力容量と当該電源装置のみの単電力容量との比で前記出力電流計に測定された電流を按分した電流を導出する按分電流導出部と、
    前記インバータからの出力電流を前記按分した電流となるように制御する電流制御部と
    をさらに備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の電源装置。
  5. 当該電源装置の電力容量は、所定の単位電力容量の倍数で置き換えられることを特徴とする請求項4に記載の電源装置。
  6. 連結される全ての電源装置の単電力容量が実質的に等しい場合、
    前記総電力容量は上流に連結された電源装置の総数に1を加算した値であり、前記単電力容量は1で置き換えられることを特徴とする請求項5に記載の電源装置。
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JP2013046481A (ja) * 2011-08-23 2013-03-04 Hitachi Koki Co Ltd 波形変換機およびそれを備える電源装置
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