JP2010056828A - アンテナ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 アンテナ面内(水平面内)に無指向性円偏波を放射するアンテナ装置を提供すること。
【解決手段】 アンテナ装置(10)は、放射素子と、この放射素子と対向するグランド板(14)と、このグランド板から放射素子へ向けて垂直方向に立ち上がった給電線(16)とから構成される。放射素子は、主面(12a)を持つ誘電体基板(12)と、この誘電体基板の主面上に形成されたアンテナパターン(18)とからなる。このアンテナパターン(18)は、給電線(16)を4回回転対称軸とする4回回転対称図形をしている。アンテナパターン(18)は、誘電体基板(12)の中心から半径方向に放射状に延在し、かつ誘電体基板(12)の中心の周りに90°の等角度間隔で配置された、第1乃至第4のスパイラル状導体パターン(18−1〜18−4)から成る。
【選択図】 図3
【解決手段】 アンテナ装置(10)は、放射素子と、この放射素子と対向するグランド板(14)と、このグランド板から放射素子へ向けて垂直方向に立ち上がった給電線(16)とから構成される。放射素子は、主面(12a)を持つ誘電体基板(12)と、この誘電体基板の主面上に形成されたアンテナパターン(18)とからなる。このアンテナパターン(18)は、給電線(16)を4回回転対称軸とする4回回転対称図形をしている。アンテナパターン(18)は、誘電体基板(12)の中心から半径方向に放射状に延在し、かつ誘電体基板(12)の中心の周りに90°の等角度間隔で配置された、第1乃至第4のスパイラル状導体パターン(18−1〜18−4)から成る。
【選択図】 図3
Description
本発明は、アンテナ装置に関し、特に、円偏波アンテナ装置に関する。
この技術分野において周知のように、円偏波を放射する円偏波アンテナ装置の一種として、ループアンテナ素子が知られている。
図1及び図2を参照して、従来のループアンテナ素子60について説明する。図1はループアンテナ素子60の斜視図であり、図2はループアンテナ素子60を、その放射特性と共に示す正面図である。ここでは、図1に示されるように、直交座標系(x,y,z)を使用している。直交座標系(x,y,z)において、後述するグラント板64の中心を原点にとり、x軸は前後方向(奥行き方向)であり、y軸は左右方向であり、z軸は上下方向(高さ方向)である。したがって、z方向は、グランド板64の法線方向である。一方、図2においては、紙面と直交する方向にx軸をとり、紙面の左右方向にy軸をとり、紙面の上下方向(高さ方向)にz軸をとっている。
ループアンテナ素子60は、ループ状の放射素子(アンテナエレメント)62と、この放射素子62と対向するグランド板64と、このグランド板64から放射素子62に向けて垂直方向に立ち上がった給電線66とから構成される。グランド板64と放射素子62とは、互いに略平行に配置されている。
グランド板64は、x−y平面と平行な面内に延在している。グランド板64の略中央に、給電線66の給電点66aが設けられている。なお、グランド板64の中央部には、貫通孔などの絶縁体部分64aが設けられている。したがって、給電点66aとグランド板64とは電気的に接続されていない。
このようなループアンテナ素子60は、図2に示される同軸ケーブル70を使用して給電される。同軸ケーブル70は、円筒状の外部導体72と、その中央にある中心導体74とからなる同軸形状の電気信号伝送媒体である。外部導体72と中心導体74との間は円筒状の絶縁体76で絶縁されている。また、外部導体72はシース(図示せず)で覆われている。
図2に示されるように、同軸ケーブル70の中心導体74の先端は、半田(図示せず)によって給電点66aと電気的に接続され、同軸ケーブル70の外部導体72の先端は、半田(図示せず)によってグランド板64と電気的に接続される。
図2に示されるように、従来のループアンテナ素子60は、放射素子62の法線方向(z方向)に円偏波特性を持つ。
なお、このような構造のループアンテナ素子60と類似なアンテナ素子として、カールアンテナ素子も知られている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。これら特許文献1、2に開示されたカールアンテナ素子は、立体構造をしており、アンテナエレメントと平行に対向するグランド面を持つことで、インピーダンスの整合を容易にしている。とにかく、図1および図2に示されたループアンテナ素子60や、特許文献1、2に開示されたカールアンテナ素子は、アンテナエレメントと対向するグランド面により天頂方向に利得の高い指向性アンテナとなっている。
図1および図2に示したループアンテナ素子60や、上述の特許文献1,2に開示されるようなカールアンテナ素子では、ループ面(放射素子62が延在する面)に対して法線方向zに円偏波を放射している。
そこで、本発明の目的は、アンテナ面内(水平面内)に無指向性円偏波を放射するアンテナ装置を提供することにある。
本発明によれば、放射素子と、この放射素子と対向するグランド板(14)と、このグランド板から放射素子へ向けて垂直方向に立ち上がった給電線(16)とから構成されるアンテナ装置(10)において、放射素子は、主面(12a)を持つ誘電体基板(12)と、この誘電体基板の主面上に形成されたアンテナパターン(18)とからなり、このアンテナパターン(18)は、給電線(16)をN回(Nは3以上の整数)回転対称軸とするN回回転対称図形をしており、アンテナパターン(18)は、誘電体基板(12)の中心から半径方向に放射状に延在し、かつ誘電体基板(12)の中心の周りに(360°/N)の等角度間隔で配置された、第1乃至第Nのスパイラル状導体パターン(18−1〜18−4)から成ることを特徴とするアンテナ装置(10)が得られる。
上記アンテナ装置において、誘電体基板(12)は円形をしていてよい。グランド板(14)は正方形をしていてよい。グランド板(14)の一辺の長さをSGPとし、アンテナパターン(18)の外周半径をrとしたとき、r:SGP/2が実質的に3:1に等しいことが好ましい。第1乃至第Nのスパイラル状導体パターン(18−1〜18−4)の各々は最外円弧部を含み、最外円弧部のアーム長(Larm)が、使用周波数の誘電体による波長短縮後の使用波長(λg2.75)の実質的に5分の3に設定されていることが望ましい。また、上記Nは4の倍数に等しくてよく、例えば、4に等しくてよい。第1乃至第Nのスパイラル状導体パターン(18−1〜18−4)の各々は、例えば、平面視で、誘電体基板(12)の中心から右回り(時計回り)に渦を巻いてよい。この場合、アンテナ装置(10)は、右旋円偏波を放射するものとなる。
尚、上記括弧内の符号は、本発明の理解を容易にするために付したものであり、一例にすぎず、これらに限定されないのは勿論である。
本発明では、誘電体基板の主面上に形成されたアンテナパターンが、給電線をN回(Nは3以上の整数)回転対称軸とするN回回転対称図形をしており、アンテナパターンが、誘電体基板の中心から半径方向に放射状に延在し、かつ誘電体基板の中心の周りに(360°/N)の等角度間隔で配置された、第1乃至第Nのスパイラル状導体パターンから成るので、アンテナ面内(水平面内)に無指向性円偏波を放射することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図3乃至図6を参照して、本発明の一実施の形態に係るアンテナ装置10について説明する。図3はアンテナ装置10の斜視図であり、図4はアンテナ装置10の平面面(上面図)である。図5はアンテナ装置10の左側面図であり、図6はアンテナ装置10の正面図である。ここでは、図3に示されるように、直交座標系(x,y,z)を使用している。直交座標系(x,y,z)において、後述するグラント板14の中心を原点にとり、x軸は前後方向(奥行き方向)であり、y軸は左右方向であり、z軸は上下方向(高さ方向)である。したがって、z方向は、グランド板14の法線方向である。一方、図6においては、紙面と直交する方向にx軸をとり、紙面の左右方向にy軸をとり、紙面の上下方向(高さ方向)にz軸をとっている。
アンテナ装置10は、後述する放射素子(アンテナエレメント)と、この放射素子と対向するグランド板14と、このグランド板14から放射素子に向けて垂直方向zに立ち上がった給電線16とから構成される。グランド板14と放射素子とは、互いに略平行に配置されている。
グランド板14は、x−y平面と平行な面内に延在している。図示のグランド板14は、一辺の長さがSGPの正方形をしている。グランド板14の略中央に、給電線16の給電点16aが設けられている。なお、グランド板14の中央部には、貫通孔などの絶縁体部分14aが設けられている。したがって、給電点16aとグランド板14とは電気的に接続されていない。
尚、図示の例では、グランド板14は正方形をしているが、円形など他の形状をしていてもよい。
放射素子は、主面12aを持つ誘電体基板12と、この誘電体基板12の主面12a上に形成されたアンテナパターン18とからなる。図示の誘電体基板12は、直径Dを持つ円形をしている。しかしながら、誘電体基板12の形状は円形に限定されず、正多角形をしていてもよい。誘電体基板12は比誘電率εrを持ち、厚みBを持つ。図示の例では、比誘電率εrは3.4である。
グランド板14と誘電体基板12とは、上下方向(高さ方向)zに互いにhairだけ離間している。したがって、アンテナパターン18は、グランド板14から、高さ(hair+B)の所に形成されている。
図示の例では、このアンテナパターン18は、誘電体基板12の主面12a上に、後述するようなストリップ導体を印刷することによって、形成されている。
詳述すると、図示のアンテナパターン18は、給電線16を4回回転対称軸とする4回回転対称図形をしている。アンテナパターン18は、第1乃至第4のスパイラル状導体パターン18−1、18−2、18−3、および18−4から成る。第1乃至第4のスパイラル状導体パターン18−1〜18−4は、誘電体基板12の中心から半径方向に放射状に延在し、かつ誘電体基板12の中心の周りに90°の等角度間隔で配置されている。第1乃至第4のスパイラル状導体パターン18−1〜18−4の各々は、ストリップ導体から成る。
図示の例では、第1乃至第4のスパイラル状導体パターン18−1〜18−4の各々は、平面視で、誘電体基板12の中心から右回り(時計回り)に渦を巻いている。そのため、アンテナ装置10は、右旋円偏波を放射するアンテナ装置である。
上述したように、正方形のグランド板14の一辺の長さはSGPである。また、アンテナパターン18の外周半径をrとする。このような状況では、r:SGP/2=3:1の関係がある。
図4に示されるように、第1乃至第4のスパイラル状導体パターン18−1〜18−4の各々は、誘電体基板12の中心からほぼ半径方向外側に延在する第1の直線ストリップ導体部と、この第1の直線ストリップ導体部の先端から円周方向に延在する第1の円弧状ストリップ導体部(最外円弧部)と、この第1の円弧状ストリップ導体部の先端から誘電体基板12のほぼ半径方向内側に延在する第2の直線ストリップ導体部と、この第2の直線ストリップ導体部の先端から誘電体基板12のほぼ半径方向外側に延在する第3の直線ストリップ導体部と、この第3の直線ストリップ導体部の先端から円周方向に延在する第2の円弧状ストリップ導体部(中間円弧部)と、この第2の円弧状ストリップ導体部の先端から誘電体基板12のほぼ半径方向内側に延在する第4の直線ストリップ導体部と、この第4の直線ストリップ導体部の先端から誘電体基板12のほぼ半径方向外側に延在する第5の直線ストリップ導体部と、この第5の直線ストリップ導体部の先端から円周方向に延在する第3の円弧状ストリップ導体部(最内円弧部)とから構成されている。
第1乃至第5の直線ストリップ導体部の各々は第1の幅W1を持ち、第1乃至第3の円弧状ストリップ導体部の各々は第2の幅W2を持つ。一方、図5に示されるように、給電線16は太さW3を持つ。
また、図4に示されるように、第1の円弧状ストリップ導体部(最外円弧部)の外周縁と誘電体基板12の外周縁との間には、第1のギャップ(スペース)δ1が空いている。第1の円弧状ストリップ導体部(最外円弧部)の内周縁と第2の円弧状ストリップ導体部(中間円弧部)の外周縁との間には、第2のギャップ(スペース)δ2が空いている。第2の円弧状ストリップ導体部(中間円弧部)の内周縁と第3の円弧状ストリップ導体部(最内円弧部)の外周縁と間には、第3のギャップ(スペース)δ3が空いている。
図6に示されるように、アンテナ装置10は、同軸ケーブル70を使用して給電される。同軸ケーブル70は、円筒状の外部導体72と、その中央にある中心導体74とからなる同軸形状の電気信号伝送媒体である。外部導体72と中心導体74との間は円筒状の絶縁体76で絶縁されている。また、外部導体72はシース(図示せず)で覆われている。
図6に示されるように、同軸ケーブル70の中心導体74の先端は、半田(図示せず)によって給電点16aと電気的に接続され、同軸ケーブル70の外部導体72の先端は、半田(図示せず)によってグランド板14と電気的に接続される。
図7はアンテナ装置10を、その放射特性と共に示す正面図である。図7に示されるように、アンテナ装置10は、アンテナ水平面方向すべに良好な円偏波特性を持つ。
尚、図示の例のアンテナ装置10では、使用周波数fを2.75GHzになるように設計してある。このような状況では、上述したアンテナ装置10の具体的寸法は次のようになる。
詳述すると、アンテナパターン18を構成するストリップ導体の第1の幅W1は4mmに等しく、第2の幅W2は2mmに等しい。給電線16の太さW3は1mmに等しい。アンテナパターン18の第1のギャップδ1は1mmに等しく、第2のギャップδ2は1.5mmに等しく、第3のギャップδ3は2.5mmに等しい。アンテナパターン18の外周半径rは30.5mmに等しく、誘電体基板12の直径Dは63mmに等しい。グランド板14の一辺の長さSGPは22mmに等しい。グランド板14と誘電体基板12との離間距離(立ち上げ部16の高さ)hairは11mmに等しい。誘電体基板12の厚さBは1mmに等しい。
アンテナパターン18を構成する第1乃至第4のスパイラル状導体パターン18−1〜18−4の各々の第1の円弧状ストリップ導体部(最外円弧部)は、アーム長(すなわち、図10に示されるaからbまでの長さ)Larmを持つ。図示の例では、このアーム長Larmが使用周波数f=2.75GHzにおける誘電体基板12による波長短縮後の使用波長λg2.75(以下、単に使用波長λg2.75という)の約5分の3になるように設定されている。
図8にアーム長Lairと立ち上げ部16の高さhairの関係を使用波長λg2.75で正規化した表を示す。すなわち、アンテナ装置10の使用周波数f=2.75GHzは、アーム長Lair=0.614λg2.75と、立ち上げ部16の高さhair=0.150λg2.75とによって決定される。
図示の例では、アンテナ装置10の使用周波数fを2.75GHzに設定した場合を例に挙げて説明したが、上述したアンテナ装置10の各種寸法やパラメータを使用波長λg2.75で正規化すると、図9のようになる。
図11は、アンテナ装置10の使用周波数fが2.75GHzであるときに、グランド板14と誘電体基板12との離間距離(以下、単に「高さ」と呼ぶ)hairを変化させたときの水平面(x−y面)の放射パターンを示す図である。図11において、(a)は高さhairが5mmであるときの放射パターンを示し、(b)は高さhairが8mmであるときの放射パターンを示し、(c)は高さhairが11mmであるときの放射パターンを示す。図11において、実線は右旋円偏波成分(主偏波成分)ERを示し、破線は左旋円偏波成分(直交偏波成分)ELを示す。
図11(a)、(b)、(c)から、高さhairが増加すると、直交偏波成分ELが増加することが分かる。
図12は、アンテナ装置10の使用周波数fが2.75GHzであるときに、高さhairを変化させたときの軸比パターンを示す図である。図12において、(a)は高さhairが5mmであるときの軸比パターンを示し、(b)は高さhairが8mmであるときの軸比パターンを示し、(c)は高さhairが11mmであるときの軸比パターンを示す。また、図12(a)、(b)、(c)の各々において、左側はx−y面における軸比を示し、右側はx−z面における軸比を示している。
図12(a)、(b)、(c)から、x−y面において軸比3dB以下となる高さhairが存在することが分かる(図12(b)の左側(hair=8mm)、図12(c)の左側(hair=11mm)参照)。この時、垂直面(x−z面)において、軸比3dB以下となる角度幅は約30°であることが分かる。
図13は、アンテナ装置10の高さhair=11mmのときに、x軸方向において算出した軸比の周波数特性を示す図である。図13において、横軸は周波数[GHz]を示し、縦軸は軸比AR[dB]を示している。図13から、周波数が約2.64GHzから約2.8GHzの範囲で、軸比ARが3dB以下になっていることが分かる。尚、円偏波帯域は約5.5%となっている。
以上の説明から明らかなように、高さhairを適当な値に選ぶことにより、アンテナ面内(水平面内)に無指向性円偏波特性を持つアンテナ装置を得ることができる。
以上、本発明について好ましい実施の形態によって説明してきたが、本発明は上述した実施の形態に限定しないのは勿論である。例えば、上記実施の形態では、アンテナパターン18が給電線16を4回回転対称軸とするN回回転対称図形をしているが、8回回転対称図形をしていてもよく、16回回転対称図形をしていてもよい。一般的には、アンテナパターンは、給電線をN回(Nは3以上の整数)回転対称軸とするN回回転対称図形をしていてよい。この場合、アンテナパターンは、誘電体基板の中心から半径方向に放射状に延在し、かつ誘電体基板の中心の周りに(360°/N)の等角度間隔で配置された、第1乃至第Nのスパイラル状導体パターンから成る。また、上記実施の形態では、アンテナ装置10の受信偏波は円偏波であって、右旋円偏波を放射するものである。左旋円偏波を放射するようにする場合、第1乃至第Nのスパイラル状導体パターンの各々は、平面視で、誘電体基板の中心から左回り(反時計回り)に渦を巻いていればよい。
10 アンテナ装置
12 誘電体基板
14 グランド板
16 給電線(立ち上げ部)
18 アンテナパターン
18−1〜18−4 スパイラル状導体パターン
12 誘電体基板
14 グランド板
16 給電線(立ち上げ部)
18 アンテナパターン
18−1〜18−4 スパイラル状導体パターン
Claims (8)
- 放射素子と、該放射素子と対向するグランド板と、該グランド板から前記放射素子へ向けて垂直方向に立ち上がった給電線とから構成されるアンテナ装置において、
前記放射素子は、主面を持つ誘電体基板と、該誘電体基板の主面上に形成されたアンテナパターンとからなり、
前記アンテナパターンは、前記給電線をN回(Nは3以上の整数)回転対称軸とするN回回転対称図形をしており、
前記アンテナパターンは、前記誘電体基板の中心から半径方向に放射状に延在し、かつ前記誘電体基板の中心の周りに(360°/N)の等角度間隔で配置された、第1乃至第Nのスパイラル状導体パターンから成ることを特徴とするアンテナ装置。 - 前記誘電体基板は円形をしている、請求項1に記載のアンテナ装置。
- 前記グランド板は正方形をしている、請求項1又は2に記載のアンテナ装置。
- 前記グランド板の一辺の長さをSGPとし、前記アンテナパターンの外周半径をrとしたとき、r:SGP/2が実質的に3:1に等しい、請求項3に記載のアンテナ装置。
- 前記第1乃至第Nのスパイラル状導体パターンの各々は最外円弧部を含み、
前記最外円弧部のアーム長が、使用周波数の誘電体による波長短縮後の使用波長の実質的に5分の3に設定されている、請求項1乃至4のいずれか1つに記載のアンテナ装置。 - 前記Nが4の倍数に等しい、請求項1乃至5のいずれか1つに記載のアンテナ装置。
- 前記Nが4に等しい、請求項6に記載のアンテナ装置。
- 前記第1乃至第Nのスパイラル状導体パターンの各々は、平面視で、前記誘電体基板の中心から右回り(時計回り)に渦を巻いており、
前記アンテナ装置は、右旋円偏波を放射するものである、請求項1乃至7のいずれか1つに記載のアンテナ装置。
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WO2013081261A1 (ko) * | 2011-11-29 | 2013-06-06 | 주식회사 엠에이정보기술 | 유에치에프 대역 알에프아이디 태그 안테나 |
JP2015130575A (ja) * | 2014-01-07 | 2015-07-16 | 高橋 康文 | アンテナ装置 |
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