JP2565108B2 - 平面アンテナ - Google Patents
平面アンテナInfo
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Description
導体板へ高周波電力を給電するための給電手段とを有す
る平面アンテナに関する。
の一例を示す斜視図である。図22において、この平面
アンテナは、板状を呈する誘電体6と誘電体6の下面に
形成されたマイクロストリップライン7と誘電体6の上
面に形成されたスロット5を備えた地導体板4(グラン
ド板4)とからなる給電手段と、グランド板4上に配置
された円形を呈する放射導体板21(パッチ21)とを
有している。パッチ21の周縁部には、その直径方向に
対向する2つの切欠部が形成されている。
給電手段にマイクロ波信号を入力し、スロット5を介し
てパッチ21を励振することで円偏波を放射する。
は、上記平面アンテナのほかにも、特開平3−1453
05号公報に示されている。
テナも含め、従来の円偏波を発生する平面アンテナは、
軸比の低い(楕円偏波率の良好な)周波数帯域が狭いと
いう問題点がある。
う問題点がある。
広い平面アンテナを提供することである。
帯域が広い平面アンテナを提供することである。
板を備えた給電手段と、前記地導体板上に誘電体を介し
て配置され、前記給電手段より高周波電力が給電される
放射導体板とを有する平面アンテナにおいて、前記放射
導体板として、その周縁に沿って前記誘電体の比誘電率
に応じた伝搬波長の0.4波長以上の長さに延びる外周
導体板を備えたものを少くとも1層有することを特徴と
する平面アンテナが得られる。
よび方形のうちのいずれかの形状を呈してもよい。
いに反対位置から同じ周方向に延びるように前記外周導
体板を2つ備えてもよい。
れ、各層の前記放射導体板が同じ種類の形状を呈し、そ
の形状中心を軸として所定の回転角度をなす相対位置関
係にある構成としてもよい。
る平面アンテナを説明する。尚、各実施例の各図におい
て、従来例と同一部あるいは同様部、ならびに、異なる
実施例間における同一部あるいは同様部には、互いに同
じ符号を付している。
よる平面アンテナを示す斜視図である。図1において、
本平面アンテナは、誘電体6とマイクロストリップライ
ン7とスロット5を備えた地導体板(以後、グランド板
と呼ぶ)4とからなる給電手段と、グランド板4上に誘
電体としての空気を介して配置され、給電手段より高周
波電力が給電される放射導体板(以後、パッチと呼ぶ)
1とを有している。
は、円形を呈し、その周縁の互いに反対位置から、周縁
に沿って同じ周方向に、長さLに延びる外周導体板(以
後、ループと呼ぶ)2を2つ備えている。ここで、長さ
Lは、伝搬波長の約0.45波長(伝搬波長の約0.4
5倍)の長さである。
(λ)は、その導体に関わる誘電体の比誘電率をεr、
空間波長をλ0 とすれば、数式1によって得られる。
は異るパッチ1への給電手段とすることも可能である。
即ち、図3の斜視図および図4の縦断面図に示すよう
に、パッチ1下のにグランド板4´に形成された孔部を
通って、パッチ1の任意の給電点3へ給電する構成をと
ってもよい。
性を測定した。
直径を伝搬波長の約0.45波長、ループ2の長さLを
前述のごとく伝搬波長を約0.45波長、スロット5に
対するループ2の回転角度θを45°、パッチ1とグラ
ンド板4との距離dを伝搬波長の約0.02波長、スロ
ット5の長さSを伝搬波長の約0.25波長とし、周波
数に対する偏波円の軸比と、整合の目安となる反射損失
とを測定した。
において、1.55〜1.60GHzの比較的広い周波
数帯域において、軸比が6dB以下の良好な結果が得ら
れた。軸比が6dB以下の帯域は、約3.2%である。
図6に示す。図6において、1.45〜1.67GHz
の比較的広い周波数帯域において、反射損失が−11d
B以下の良好な結果が得られた。反射損失が−11dB
以下の帯域は、約13%である。
る平面アンテナのパッチの形状例を示す平面図である。
図7〜図9において、各パッチ10は、長円形の一例と
しての楕円形を呈している。各パッチ10に2つづつ付
加されたループ11、12、13は、パッチ10の周縁
の互いに反対位置から、楕円形の周縁に沿って同じ周方
向に伝搬波長の約0.45波長の長さに延びている。
施例1と同様の構成とすることが可能である。
による平面アンテナのパッチの形状例を示す平面図であ
る。図10〜図13において、パッチ14あるいは16
は、方形の一例としての正方形を呈している。
ッチ14に2つづつ付加されたループ15、ならびに、
パッチ16に2つづつ付加されたループ17はそれぞ
れ、パッチ14あるいは16の周縁の互いに反対位置か
ら、正方形の周縁に沿って同じ周方向に伝搬波長の約
0.45波長の長さに延びている。
チ14あるいは16に2つづつ付加されたループ18
は、パッチ14あるいは16の周縁の互いに反対位置か
ら、正方形の周縁に沿うように、円弧状に同じ周方向に
伝搬波長の約0.45波長の長さに延びている。
電手段も、実施例1と同様の構成とすることが可能であ
る。
例4による平面アンテナのループの構成例を示す平面図
である。図14および図15において、円形を呈するパ
ッチ1、正方形を呈するパッチ14にはそれぞれ、周縁
に沿って伝搬波長の約0.45波長の長さに延びるルー
プ2あるいはループ15が1つだけ付加されている。
手段も、実施例1と同様の構成とすることが可能であ
る。
付加されたループの長さを、いずれも伝搬波長の0.4
5波長としたが、ループ長は、伝搬波長の1/2波長の
上下約20%以上、即ち、少なくとも0.4波長以上
が、軸比の低い周波数帯域および整合の良好な周波数帯
域が広く得られ好ましいことが実験結果からわかった。
による平面アンテナのループの形状例を示す平面図であ
る。
パッチ14にはそれぞれ、周縁の互いに反対位置から、
周縁に沿って同じ周方向に交互に螺旋を描いて、伝搬波
長の0.45波長以上の長さに延びるループ19、ルー
プ20が付加されている。
チ1、パッチ14にはそれぞれ、周縁に沿って螺旋を描
いて伝搬波長の0.45波長以上の長さに延びるループ
19、ループ20が付加されている。
手段も、実施例1と同様の構成とすることが可能であ
る。
例6による平面アンテナの構成例を示す斜視図である。
テナは、給電手段のグランド板4上に、互いに同じ円形
を呈し、それぞれ2つのループが付加されたパッチ8、
パッチ9が間隔をおいて2層積層配置されてなる。
8およびパッチ9が、それぞれ付加されたループの位置
が同じとなるような相対位置関係にある。
およびパッチ9が、円形の中心を軸として、それぞれ付
加されたループの位置が90゜の回転角度をなす相対位
置関係にある。
8およびパッチ9は、互いに同じ種類の形状であればよ
く、大きさまで同じである必要はない。また、パッチの
形状は、円形に限定されるものではなく、長円形、方形
等でもよい。パッチ形状が方形の場合には、その対角線
の交線等の形状中心を軸として各パッチ間の相対位置関
係を設定する。また、各パッチ間の相対位置関係は、9
0゜の回転角度に限定されるものではない。
テナにおいても、実施例1と同様に、電波の周波数に対
する偏波円の軸比と、反射損失とを測定したところ、広
い周波数帯域において、良好な結果が得られた。
して、その周縁に沿って伝搬波長の0.4波長以上の長
さに延びる外周導体板を備えたものを少くとも1層有す
るため、円偏波を放射し得ることは勿論、軸比の低い周
波数帯域、ならびに、整合の良好な周波数帯域が広い。
視図である。
である。
段が異る例を示す斜視図である。
る。
を示す平面図である。
る。
る。
チを示す平面図である。
ある。
ある。
ある。
チを示す平面図である。
ある。
チを示す平面図である。
ある。
ある。
ある。
斜視図である。
視図である。を示す斜視図である。
る。
Claims (4)
- 【請求項1】 地導体板を備えた給電手段と、前記地導
体板上に誘電体を介して配置され、前記給電手段より高
周波電力が給電される放射導体板とを有する平面アンテ
ナにおいて、前記放射導体板は、その外周に接続した一
端から該放射導体板の周縁に沿って前記誘電体の比誘電
率に応じた伝搬波長の0.4波長以上の長さに延びる外
周導体板を備えており、前記外周導体板を備えた前記放
射導体板は、少くとも1層であることを特徴とする平面
アンテナ。 - 【請求項2】 前記放射導体板は、円形、長円形および
方形のうちのいずれかの形状を呈する請求項1記載の平
面アンテナ。 - 【請求項3】 前記放射導体板は、その周縁の互いに反
対位置から同じ周方向に延びるように前記外周導体板を
2つ備えた請求項1または2記載の平面アンテナ。 - 【請求項4】 前記放射導体板が2層以上積層され、各
層の前記放射導体板が同じ種類の形状を呈し、その形状
中心を軸として所定の回転角度をなす相対位置関係にあ
る請求項1乃至3記載の平面アンテナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5238445A JP2565108B2 (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | 平面アンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5238445A JP2565108B2 (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | 平面アンテナ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0794935A JPH0794935A (ja) | 1995-04-07 |
JP2565108B2 true JP2565108B2 (ja) | 1996-12-18 |
Family
ID=17030331
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5238445A Expired - Lifetime JP2565108B2 (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | 平面アンテナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2565108B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001060822A (ja) * | 1999-08-20 | 2001-03-06 | Tdk Corp | マイクロストリップアンテナ |
KR20010027644A (ko) * | 1999-09-15 | 2001-04-06 | 김상기 | 무선통신 시스템에서의 소형화한 패치 안테나 |
JP5319313B2 (ja) * | 2008-08-29 | 2013-10-16 | 峰光電子株式会社 | ループアンテナ |
-
1993
- 1993-09-24 JP JP5238445A patent/JP2565108B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0794935A (ja) | 1995-04-07 |
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