JP2010056102A - 研磨クロスの金属汚染評価方法 - Google Patents

研磨クロスの金属汚染評価方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010056102A
JP2010056102A JP2008216147A JP2008216147A JP2010056102A JP 2010056102 A JP2010056102 A JP 2010056102A JP 2008216147 A JP2008216147 A JP 2008216147A JP 2008216147 A JP2008216147 A JP 2008216147A JP 2010056102 A JP2010056102 A JP 2010056102A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polishing cloth
wafer
silicon wafer
metal contamination
etching
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008216147A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5385566B2 (ja
Inventor
Yuichiro Murakami
裕一朗 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumco Techxiv Corp
Original Assignee
Sumco Techxiv Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumco Techxiv Corp filed Critical Sumco Techxiv Corp
Priority to JP2008216147A priority Critical patent/JP5385566B2/ja
Publication of JP2010056102A publication Critical patent/JP2010056102A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5385566B2 publication Critical patent/JP5385566B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)

Abstract

【課題】研磨クロスに含まれる重金属成分の量(すなわち金属汚染の程度)を簡便な手段で評価できる方法を提供すること。
【解決手段】本発明は、シリコンウェーハの研磨工程で使用される研磨クロスの金属汚染評価方法であって、前記研磨クロスを前記シリコンウェーハに付着させるクロス付着工程S1と、クロス付着工程S1を経た前記シリコンウェーハを判定することにより研磨クロスの金属汚染の程度を判定する判定工程S2とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、シリコンウェーハの研磨工程で使用される研磨クロスの金属汚染評価方法に関する。
シリコンウェーハ(以下、単に「ウェーハ」ともいう)は、シリコン単結晶のインゴットを薄くスライスして得られる。また、ウェーハは、その表面が研磨工程により平滑になされる。研磨工程は複数種類存在するが、シリコンウェーハの出荷前に行われる最終研磨工程は、マイクロラフネスといった小さな凹凸から大きなレベルのうねりに至るまでの凹凸を整えることと、ウェーハの表面に付着した汚染源である重金属類を除去することとを主な目的として行われる。
最終研磨工程は、通常、砥粒(スラリー)を含む液体を供給しながら、研磨クロスと呼ばれる研磨用の布にウェーハを押し付けながら研磨を行う工程である。このような研磨クロスを使用したウェーハの研磨は広く行われているが、ウェーハには高い平滑度が求められるので、そこで使用される研磨クロスの表面状態はウェーハの品質に大きな影響を及ぼす。したがって、ウェーハの品質を安定させるため、研磨工程に使用する研磨クロスの表面状態を簡便な方法で把握することが望まれている。
このような観点から、例えば、研磨クロス表面の凹凸をレプリカフィルムに転写し、この転写レプリカフィルムの凹凸を測定することにより、研磨クロスの表面状態を把握する方法が提案されている(例えば特許文献1を参照)。
特開平5−306924号公報
しかしながら、表面の状態が厳密に管理された研磨クロスを使用しても、ウェーハから半導体デバイスを作成するためにエッチング加工を繰り返したときに、ウェーハの表面にシリコンピットとよばれる微小な欠陥を生じるトラブルが多く発生することがあった。これは、研磨クロスにわずかに含まれる銅、銀、金等といった重金属成分によってウェーハが汚染されることが原因であるが、研磨クロスの使用の度、あるいは研磨クロスのロットが変わる度に、研磨クロス中の重金属成分の含有量を測定するのは煩雑であった。
そこで本発明は、研磨クロスに含まれる重金属成分の量(すなわち金属汚染の程度)を簡便な手段で評価できる方法を提供することを目的とする。
本発明者らは、鋭意検討を行った結果、評価対象となる研磨クロスを評価用ウェーハに付着させれば当該研磨クロスから評価用ウェーハに金属成分が移行し、その後、評価用ウェーハの金属汚染の程度を調査することによって、評価対象となる研磨クロスに含まれる金属成分の量を間接的に把握できることを見出した。本発明はこのような知見により完成されたものである。
(1)本発明の研磨クロスの金属汚染評価方法は、シリコンウェーハの研磨工程で使用される研磨クロスの金属汚染評価方法であって、前記研磨クロスを前記シリコンウェーハに付着させるクロス付着工程と、前記クロス付着工程を経た前記シリコンウェーハを判定することにより研磨クロスの金属汚染の程度を判定する判定工程とを備えることを特徴とする。
(2)前記判定工程は、前記クロス付着工程を経た前記シリコンウェーハをエッチングするエッチング工程と、前記エッチング工程によって前記シリコンウェーハの表面に生じたシリコンピットを計数し、計数して得られた計数結果から前記シリコンウェーハの表面における金属の付着の程度を測定する第一測定工程とを含むことが好ましい。
(3)前記エッチング工程の時間は、前記シリコンウェーハの製造工程におけるエッチングによる最終洗浄工程の時間よりも長いものが好ましい。
(4)前記エッチング工程に使用するエッチング液は、SC(Standard Cleaning)−1液及び/又は弗酸を含有することが好ましい。
(5)前記判定工程は、前記クロス付着工程を経た前記シリコンウェーハにゲート酸化膜を形成する酸化膜形成工程と、前記ゲート酸化膜の絶縁性を測定し、前記絶縁性の測定結果から前記シリコンウェーハの表面における金属の付着の程度を測定する第二測定工程とを含むことが好ましい。
本発明によれば、研磨クロスに含まれる金属成分の程度を簡便な手段で調査することができる。
<第一実施態様>
本発明の研磨クロスの金属汚染評価方法(以下、単に「金属汚染評価方法」ともいう)の第一実施態様について説明する。図1は、本発明の第一実施態様の金属汚染評価方法の工程図である。図2は、研磨クロス3を評価用のシリコンウェーハ4に付着させるクロス付着工程S1の一例を示した斜視図である。
図1に示すように第一実施態様の金属汚染評価方法は、評価対象となる研磨クロスをシリコンウェーハに付着させるクロス付着工程S1と、クロス付着工程S1を経た前記シリコンウェーハを判定することにより研磨クロスの金属汚染の程度を判定する判定工程S2と、を備える。また、判定工程S2は、クロス付着工程S1を経たシリコンウェーハをエッチングするエッチング工程S3と、エッチング工程によってシリコンウェーハの表面に生じたシリコンピットを計数し、計数して得られた計数結果から前記シリコンウェーハの表面における金属の付着の程度を測定する第一測定工程S4と、を含む。
以下、第一実施態様の金属汚染評価方法について図面を参照しながら説明する。
[クロス付着工程]
クロス付着工程S1は、研磨クロス3に含まれる金属成分を評価用ウェーハ4に移行させる工程である。図2に示すように、クロス付着工程S1では、評価用ウェーハ4と研磨クロス3とを付着させるために、研磨クロス3が評価用ウェーハ4の表面に載置される。このため、評価用のウェーハ4及び研磨クロス3は、研磨クロス3にかかる重力により接触することになる。研磨クロス3の大きさとしては、特に限定されないが、一辺5〜10cm程度の四角形を例示することができる。評価用ウェーハ4の大きさとしては、特に限定されないが、例えば直径150mmや200mm以上のウェーハであれば、そのままの大きさで使用することができる。
評価のための前処理として、研磨クロス3の表層部分を比較的清浄度の高いブラシを用いて二次純水により洗浄する。この際、表層部分を擦りすぎて表層の構造を壊さないことが好ましい。洗浄に使用するブラシとしてはナイロンブラシが例示されるが、清浄度が高く、研磨クロス3の表層部分の構造を壊さない程度の柔軟性があれば特に限定されない。また、評価に使用する研磨クロス3は断片でよいので、例えば、研磨クロス3の新しいロットを使用する際に、当該ロットの一部を評価用のサンプルとして採取して本発明の金属汚染評価方法を行うことができる。それにより、研磨クロスに起因するシリコンウェーハの金属汚染を効果的に防止することができる。
評価に使用するウェーハ4は、あらかじめ鏡面加工及び最終洗浄工程を終えていることが好ましい。評価用ウェーハ4が金属で汚染されていたり、ウェーハの表面が凹凸であると、後に説明するエッチング工程S3で評価用ウェーハ4の元々の汚染に起因するシリコンピットを生じてしまい、正しい評価を行うことができないためである。なお、ここでいう最終洗浄工程とは、例えばSC(Standard Clean)−1溶液や弗酸等のようにエッチング作用を有する洗浄液を使用した洗浄である。なお、SC−1液とは、NHOH、H、及びHOが所定の容量比で混合されている混合液である。
上記のような方法で洗浄された研磨クロス3は、評価用ウェーハ4の表面に載置される。この際、研磨クロス3を乾燥する必要はないので、洗浄に使用した二次純水を含んで湿ったまま評価を行えばよい。
次に評価用ウェーハ4の鏡面側が研磨クロス3に接触するようにして、評価用ウェーハ4を研磨クロス3の上に載置する。その結果、評価用ウェーハ4の鏡面側は、評価用ウェーハ4にかかる重力により研磨クロス3に押し当てられることになる。このような研磨クロス3及び評価用ウェーハ4の接触状態を所定時間維持して、研磨クロス3に含まれている金属成分を評価用ウェーハ4に移行させる。研磨クロス3と評価用ウェーハ4とを接触させておく時間は好ましくは0.1〜10分間であり、より好ましくは0.5〜5分間であり、最も好ましくは1〜2分間である。研磨クロス3と評価用ウェーハ4とを0.1分間以上接触させることにより、研磨クロス3から評価用ウェーハ4に金属成分を十分に移行させることができる。また、研磨クロス3と評価用ウェーハ4との接触時間を10分間以下とすることにより、周辺環境の影響を小さくすることができる。
なお、研磨クロス3と評価用ウェーハ4との接触方法は、上記のように重力を使用した方法以外の方法を採用することができる。ただし、正確な評価のために評価用ウェーハ4の表面に繊維を付着させない方が良いという観点からは、両者を擦り合わせたり、強い力で付着させたりしない接触方法が好ましい。
[判定工程]
上記クロス付着工程S1を経た評価用ウェーハ4は、研磨クロス3の金属汚染の程度を判定するため、判定工程S2に付される。判定工程S2には、クロス付着工程S1を経た評価用ウェーハ4をエッチングするエッチング工程S3と、エッチング工程S3によって評価用ウェーハ4の表面に生じたシリコンピットを計数し、計数して得られた計数結果から評価用ウェーハ4の表面における金属の付着の程度を測定する第一測定工程S4が含まれる。以下、これらの工程について説明する。
[エッチング工程]
評価用ウェーハ4は、クロス付着工程S1で研磨クロス3と接触した面を上にしてエッチング液に浸漬される。
この工程で使用されるエッチング液は、シリコンウェーハ製造工程の最終洗浄工程で使用されるエッチング液と同様のものであることが好ましい。このようなエッチング液としては、SC−1液や弗酸を含むものが例示される。エッチング液にSC−1液を使用する場合、エッチング液中のSC−1液の濃度は、NHOH:0.4〜3質量%、H:1.5〜7質量%であることが好ましく、NHOH:0.8〜1.5質量%、H:3.0〜3.5質量%であることがより好ましい。また、エッチング液に弗酸を使用する場合、エッチング液中の弗酸の濃度は、0.5〜3質量%であることが好ましく、1〜1.5質量%であることがより好ましい。
エッチング工程S3で評価用ウェーハ4を浸漬する時間は、シリコンウェーハ製造工程の最終洗浄工程でシリコンウェーハをエッチング液に浸漬する時間よりも長く、シリコンウェーハ製造工程における最終洗浄工程の2〜12倍程度が好ましい。したがって、最終洗浄工程に3分間要しているのであれば、エッチング工程S3では例えば10分間程度浸漬するのが好ましい。浸漬時間を最終洗浄工程の2倍以上の時間とすることにより、通常の最終洗浄工程で顕在化しないような研磨クロス3由来の金属によるシリコンウェーハの汚染をシリコンピットという形で顕在化させることができる。また、浸漬時間を最終洗浄工程の12倍以下の時間とすることにより、過剰にエッチングされて評価が困難になることを防止することができる。より好ましい浸漬時間の範囲は、最終洗浄工程の4〜6倍である。
なお、このエッチング工程S3は、金属汚染のないシリコンウェーハをエッチングしたときにはシリコンウェーハ全体が均等にエッチングされて行くのに対して、金属汚染のあるシリコンウェーハをエッチングしたときには金属汚染のある箇所だけエッチング速度が遅くなったり速くなったりして、その箇所があばた状の微細な凹凸であるシリコンピットになることを利用したものである。エッチング工程S3で形成されたシリコンピットは、次の第一測定工程S4において計数される。
[第一測定工程]
次に、上記エッチング工程S3によって評価用ウェーハ8の表面に生じたシリコンピットを計数し、計数して得られた計数結果から評価用ウェーハ8の表面における金属の付着の程度を測定する第一測定工程S4について説明する。
上記エッチング工程S3によって評価用ウェーハ8の表面に生じたシリコンピットを計数するには、例えば、コンフォーカル光学系欠陥検査装置で適切な画像処理を行えばよい。コンフォーカル光学系とは、サンプルにレーザー光を収束させた微小スポットを照射し、その反射光を受光器の全面に配置したピンホールに再び集束させ、ピンホールを通過した光量を検出するものである。
図3は、評価用ウェーハ4の表面をコンフォーカル光学系欠陥検査装置で測定し、画像処理を行った結果を図示したものであり、(a)は、シリコンピットの発生が少ない状態を示した図であり、(b)はシリコンピットの発生が多い状態を示した図である。
シリコンピット41の発生が少ない図3(a)の場合、評価対象である研磨クロス3から評価用ウェーハ4への金属汚染の移行が少ないと判断されるので、研磨クロス3の金属汚染の程度が少ないと判定される。一方、シリコンピット41の発生が多い図3(b)の場合、評価対象である研磨クロス3から評価用ウェーハ4への金属汚染の移行が多いと判断されるので、研磨クロス3の金属汚染の程度が多いと判定される。
なお、コンフォーカル光学系欠陥検査装置で画像処理を行う際のシリコンピットを検出するための閾値や、シリコンピットがどの程度発生したら研磨クロス3の金属汚染の程度が多いと判定するかは、シリコンウェーハの用途に合わせて適宜設定すればよい。例えば、コンフォーカル光学系欠陥検査装置としてMAGICS M350(商品名、レーザーテック株式会社製)を使用した場合、閾値を18pixcel以上と設定した際のシリコンピットの個数が10〜20個以下であれば評価用ウェーハ4への金属の付着が小さいと判断され、シリコンピットの個数が30個を超えるならば評価用ウェーハ4への金属の付着が多いと判定される。
以上の第一測定工程S4の結果、評価用ウェーハ4への金属の付着が少ないと判定されれば、評価対象の研磨クロス3に含まれる金属の量は少ないと評価され、評価用ウェーハ4への金属の付着が多いと判定されれば、評価対象の研磨クロス3に含まれる金属の量は多いと評価される。
<第二実施態様>
次に、本発明の第二実施態様の金属汚染評価方法について説明する。図4は、本発明の第二実施態様の金属汚染評価方法の工程図である。図5は、評価用ウェーハ4の表面にゲート酸化膜5を形成した状態を示す部分断面図である。
図4に示すように、第二実施態様は、評価対象となる研磨クロスをシリコンウェーハに付着させるクロス付着工程S1と、当該クロス付着工程S1を経た前記シリコンウェーハを判定することにより研磨クロスの金属汚染の程度を判定する判定工程S2’と、を備える。判定工程S2’は、クロス付着工程S1を経たシリコンウェーハにゲート酸化膜5を形成する酸化膜形成工程S5と、ゲート酸化膜5の絶縁性を測定し、当該測定結果からシリコンウェーハの表面における金属の付着の程度を測定する第二測定工程S6と、を含む。
以下、本発明の第二実施態様の金属汚染評価方法について説明するが、第二実施態様中のクロス付着工程S1については、第一実施態様と同様であるので説明を省略する。
[判定工程]
クロス付着工程S1を経た評価用ウェーハ4は、研磨クロス3の金属汚染の程度を判定するため、判定工程S2’に付される。判定工程S2’には、クロス付着工程S1を経た評価用ウェーハ4にゲート酸化膜5を形成する酸化膜形成工程S5と、ゲート酸化膜5の絶縁性を測定し、当該絶縁性の測定結果から評価用ウェーハ4の表面における金属の付着の程度を測定する第二測定工程S6と、が含まれる。以下、これらの工程について説明する。
[酸化膜形成工程]
図5に示すように、評価用ウェーハ4の表面にゲート酸化膜5を形成するには、クロス付着工程S1を経たウェーハ4に対して、例えばSEMI標準M51に記載されたGOI評価方法に基づいて形成すればよい。
[第二測定工程]
次に、ゲート酸化膜5の絶縁性を測定し、当該絶縁性の測定結果から評価用ウェーハ4の表面における金属の付着の程度を測定する第二測定工程S6について説明する。
ゲート酸化膜5の絶縁性の評価方法としては種々公表されているので適宜選択して利用すればよい。このような評価方法としては、例えば、SEMI標準M51に記載されたGOI評価方法に記載された方法が挙げられる。この評価の結果、評価用ウェーハ4に形成させたゲート酸化膜5の絶縁性が良好であれば、評価用ウェーハ4への金属の付着が少ないと判定される。一方、評価用ウェーハ4に形成させたゲート酸化膜5の絶縁性が不良であれば、評価用ウェーハ4への金属の付着が多いと判定される。
第二測定工程S6の結果、評価用ウェーハ4への金属の付着が少ないと判定されれば、評価対象の研磨クロス3に含まれる金属の量は少ないと評価され、評価用ウェーハ4への金属の付着が多いと判定されれば、評価対象の研磨クロス3に含まれる金属の量は多いと評価される。
以上、本発明の実施態様について図面を参照しながら詳細に説明したが、本発明は、以上の実施態様に何ら限定されるものではなく、本発明の目的の範囲内において、適宜変更を加えて実施することができる。
本発明の第一実施態様の金属汚染評価方法の工程図である。 研磨クロス3を評価用のシリコンウェーハ4に付着させるクロス付着工程S1の一例を示した斜視図である。 評価用ウェーハ4の表面をコンフォーカル光学系欠陥検査装置で測定し、画像処理を行った結果を図示したものであり、(a)は、シリコンピットの発生が少ない状態を示した図であり、(b)はシリコンピットの発生が多い状態を示した図である。 本発明の第二実施態様の金属汚染評価方法の工程図である。 評価用ウェーハ4の表面にゲート酸化膜5を形成した状態を示す部分断面図である。
符号の説明
3 研磨クロス
4 評価用ウェーハ
41 シリコンピット
5 ゲート酸化膜
S1 クロス付着工程
S2、S2’ 判定工程
S3 エッチング工程
S4 第一測定工程
S5 酸化膜形成工程
S6 第二測定工程

Claims (5)

  1. シリコンウェーハの研磨工程で使用される研磨クロスの金属汚染評価方法であって、
    前記研磨クロスを前記シリコンウェーハに付着させるクロス付着工程と、
    前記クロス付着工程を経た前記シリコンウェーハを判定することにより研磨クロスの金属汚染の程度を判定する判定工程と、を備える、
    研磨クロスの金属汚染評価方法。
  2. 前記判定工程は、
    前記クロス付着工程を経た前記シリコンウェーハをエッチングするエッチング工程と、
    前記エッチング工程によって前記シリコンウェーハの表面に生じたシリコンピットを計数し、計数して得られた計数結果から前記シリコンウェーハの表面における金属の付着の程度を測定する第一測定工程と、を含む、
    請求項1記載の研磨クロスの金属汚染評価方法。
  3. 前記エッチング工程の時間は、前記シリコンウェーハの製造工程におけるエッチングによる最終洗浄工程の時間よりも長い請求項2記載の研磨クロスの金属汚染評価方法。
  4. 前記エッチング工程に使用するエッチング液は、SC(Standard Cleaning)−1液及び/又は弗酸を含有する請求項2又は3記載の研磨クロスの金属汚染評価方法。
  5. 前記判定工程は、
    前記クロス付着工程を経た前記シリコンウェーハにゲート酸化膜を形成する酸化膜形成工程と、
    前記ゲート酸化膜の絶縁性を測定し、前記絶縁性の測定結果から前記シリコンウェーハの表面における金属の付着の程度を測定する第二測定工程と、を含む、
    請求項1記載の研磨クロスの金属汚染評価方法。
JP2008216147A 2008-08-26 2008-08-26 研磨クロスの金属汚染評価方法 Active JP5385566B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008216147A JP5385566B2 (ja) 2008-08-26 2008-08-26 研磨クロスの金属汚染評価方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008216147A JP5385566B2 (ja) 2008-08-26 2008-08-26 研磨クロスの金属汚染評価方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010056102A true JP2010056102A (ja) 2010-03-11
JP5385566B2 JP5385566B2 (ja) 2014-01-08

Family

ID=42071744

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008216147A Active JP5385566B2 (ja) 2008-08-26 2008-08-26 研磨クロスの金属汚染評価方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5385566B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05306924A (ja) * 1992-04-30 1993-11-19 Shin Etsu Handotai Co Ltd 研磨クロスの表面評価方法
JP2002043390A (ja) * 2000-07-25 2002-02-08 Shin Etsu Handotai Co Ltd シリコンウエーハの保管用水及び保管方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05306924A (ja) * 1992-04-30 1993-11-19 Shin Etsu Handotai Co Ltd 研磨クロスの表面評価方法
JP2002043390A (ja) * 2000-07-25 2002-02-08 Shin Etsu Handotai Co Ltd シリコンウエーハの保管用水及び保管方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5385566B2 (ja) 2014-01-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002076082A (ja) シリコンウエーハの検査方法及び製造方法、半導体デバイスの製造方法及びシリコンウエーハ
JP7563329B2 (ja) 半導体ウェーハの洗浄方法及び半導体ウェーハの製造方法
JP2011124354A (ja) Soiウェーハの検査方法
JP5219334B2 (ja) 半導体基板の製造方法および品質評価方法
CN111052330B (zh) 硅晶圆的评价方法及硅晶圆的制造方法
US6600557B1 (en) Method for the detection of processing-induced defects in a silicon wafer
US12027428B2 (en) Semiconductor wafer evaluation method and manufacturing method and semiconductor wafer manufacturing process management method
JP5385566B2 (ja) 研磨クロスの金属汚染評価方法
TW396477B (en) Conformity evaluating method of semiconductor wafer polishing process using silicon wafer
US20240344951A1 (en) Method of measuring contact angle of silicon wafer and method of evaluating surface condition of silicon wafer
CN116918041A (zh) 硅晶圆的清洗方法、硅晶圆的制造方法及硅晶圆
JP7279753B2 (ja) シリコンウェーハの洗浄方法および製造方法
JP4087345B2 (ja) Soiウェーハの結晶欠陥の評価方法
TWI390593B (zh) 評估黏合式晶圓的方法
JP2018006658A (ja) パーティクルカウンタ校正用ウェーハの作製方法
JP5347309B2 (ja) Soiウェーハの評価方法およびsoiウェーハの製造方法
WO2019049641A1 (ja) シリコンウェーハの評価方法及びシリコンウェーハの製造方法
JPH1174493A (ja) Soiウエーハの欠陥検査方法
JP7571691B2 (ja) シリコンウェーハの洗浄方法および製造方法、並びに洗浄液中の過酸化水素濃度評価方法および過酸化水素濃度管理方法
WO2022190830A1 (ja) シリコンウェーハの洗浄方法、シリコンウェーハの製造方法及びシリコンウェーハ
JP2022138089A (ja) シリコンウェーハの洗浄方法、シリコンウェーハの製造方法及びシリコンウェーハ
JP7054995B2 (ja) 超純水の評価方法、超純水製造用膜モジュールの評価方法及び超純水製造用イオン交換樹脂の評価方法
JP6421711B2 (ja) 再結合ライフタイム測定の前処理方法
JP2985583B2 (ja) シリコンウエーハの鏡面加工表面における加工変質層検査方法とその厚さ測定方法
JP2011243925A (ja) シリコンウェーハ評価方法およびそれを用いたシリコンウェーハ製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110822

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130219

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130422

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130924

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131004

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5385566

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250