JP2010055080A - フューザ - Google Patents

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Abstract

【課題】 媒体上のトナーをより効率的に溶融できる装置およびプリントプロセスを提供する。
【解決手段】 フューザ200では加熱素子212がコア210の内側に位置し、フューザロール202のコア210および外層208を加熱すべく電源250に接続されている。フューザロール202の外面206と加圧ロール204の外面214がその間にニップ205を形成する。フューザロール202の外層208は、電圧を印加することによって所望の高温まで迅速に加熱するのに有効な電気特性および熱特性を有する材料からなる。電圧源230は、そのオンオフを制御するように構成されたコントローラ220に接続している。媒体上のトナーを溶融した後、電圧源230を停止してもよい。
【選択図】図2

Description

本発明は、フューザ(溶融装置)、プリント装置、媒体上のトナーを溶融する方法に関する。
幾つかのプリントプロセスでは、トナー画像が媒体上に形成され、この媒体が加熱されてその上のトナーを溶融する。このようなプリントプロセスに使用されるプリント装置は、フューザ部材と加圧ロールを有するフューザを含むことができる。プリントプロセスの際、トナー画像を保持する媒体はフューザ部材と加圧ロールとの間に形成されたニップへと送られ、フューザ部材と加圧ロールが媒体に熱と圧力を加え、トナー画像を溶融する。
米国特許第7,228,082号明細書
媒体上のトナーをより効率的に溶融できる装置およびプリントプロセスを提供することが望ましい。
本発明の1態様は、媒体を加熱するフューザ(溶融装置)により提供され、前記フューザーは、第1の外面を有する外側部分を含むフューザロールと、前記外側部分に接続し、前記第1の外面を加熱するために前記外側部分に電圧を供給するように構成される電圧源と、第2の外面を有する加圧ロールと、前記第1の外面と前記第2の外面との間のニップと、を含み、前記第1の外面および第2の外面が前記ニップで媒体に接触するように構成される。
プリント装置の例示的な実施形態を示す。 フューザロールを含むフューザの例示的な実施形態を示す。 フューザロールの例示的な実施形態を示す。 フューザベルトを含むフューザの例示的な実施形態を示す。 内部加熱されたフューザベルトを含むフューザの例示的な実施形態を示す。 内部加熱されたフューザベルトを有するフューザを含むプリント装置の例示的な実施形態を示す。
開示されている実施形態は、媒体を加熱するフューザを含む。このフューザは、第1の外面を有する外側部分を含むフューザロールと、外側部分に接続し、第1の外面を加熱するために外側部分に電圧を供給するように構成される電圧源と、第2の外面を有する加圧ロールと、第1の外面と第2の外面との間のニップと、を含む。第1の外面および第2の外面は、ニップで媒体に接触するように構成されている。
開示されている実施形態は、媒体を加熱するフューザをさらに含む。このフューザは、第1の外面を有しグラファイトまたはグラファイト含有材料からなる外側部分を含むフューザロールと、第2の外面を有する加圧ロールと、第1の外面と第2の外面との間のニップと、を含む。第1の外面および第2の外面は、ニップで媒体に接触するように構成されている。
開示されている実施形態は、媒体を加熱するフューザをさらに含む。このフューザは、外側溶融面とその反対にある内面とを有する連続フューザベルトと、フューザベルトの内側に配置され内面に接触する加熱面を含むグラファイトまたはグラファイト含有材料と、材料に接続し、フューザベルトを加熱する加熱面を加熱するために材料に電圧を供給するように構成される電圧源と、外面を有する加圧ロールと、加熱面と外面との間のニップと、を含む。溶融面および外面は、ニップで媒体に接触するように構成されている。
開示されている実施形態は、媒体を加熱するフューザをさらに含む。このフューザは、外側溶融面とその反対にある内面とを有する連続フューザベルトと、フューザベルトの内側に配置され、内面に接触し、グラファイトまたはグラファイト含有材料からなる加熱面と、外面を有する加圧ロールと、加熱面と外面との間のニップを含む。溶融面と外面は、ニップで媒体に接触するように構成されている。
開示されている実施形態は、媒体上のトナーを溶融する方法をさらに含む。この方法は、その上にトナーを有する媒体をフューザ部材の外側溶融面と加圧ロールの外面との間のニップへと送るステップと、溶融面を形成するかまたは溶融面を支持するグラファイトまたはグラファイト含有材料に電圧を印加して溶融面を加熱するステップと、媒体を溶融面と外面に接触させてこの媒体上にトナーを溶融するステップと、を含む。
図1は、例示的なプリント装置100を示す。本明細書で使用されているように、「プリント装置」という用語は、任意の目的でプリント出力機能を実行する、デジタルコピー機、製本機、多機能機などのあらゆる装置を含む。プリント装置100は、コート紙または非コート紙(普通紙)などの種々の媒体からプリントを作成するために使用できる。媒体は、種々のサイズおよび重量でよい。実施形態では、プリント装置100はモジュール構成をとっている。図示されているように、装置は、直列に配置された2つの媒体フィーダモジュール102、媒体送りモジュール102に隣接するプリンタモジュール106、プリンタモジュール106に隣接するインバータモジュール114、インバータモジュール114に隣接し直列に配置された2つのスタッカモジュール116を含む。
プリント装置100では、媒体フィーダモジュール102は種々のサイズ(幅および長さ)および重量の媒体をプリンタモジュール106に送るように構成されている。プリンタモジュール106では、配列された現像剤ステーション110から帯電した受光体ベルト108にトナーが移送され、受光体ベルト上にトナー画像が形成される。このトナー画像は、用紙搬送路を通って送られた各媒体104の片側に転写される。この媒体は、媒体上のトナー画像を溶融するように構成されたロールを含むフューザ112を通って前進させられる。インバータモジュール114は、プリンタモジュール106から出た媒体を操作し、媒体をスタッカモジュール116に通すかまたは媒体を反転しプリンタモジュール106に戻す。スタッカモジュール116では、プリントされた媒体がスタッカカート118に積まれ、スタック120を形成する。
フューザ112では、媒体に接触する少なくとも一つのロールが加熱される。フューザ112において媒体上のトナーを溶融するために使用するエネルギー量を減らすことが望ましい。
より厚い媒体上のトナーを溶融させるためにその媒体に供給しなければならない熱エネルギー(熱)量は、同じ材料からなるより薄い媒体上の同じトナーを溶融させるためにその媒体に供給しなければならない熱量を上回る。また、非コート媒体よりもコート媒体でトナーを固着させるほうがより多くのエネルギーを要する。加熱フューザロールまたは加熱フューザベルトを含むフューザを使用する場合、種々の媒体をプリントするためにフューザロールまたはフューザベルトの温度をプリントジョブの最中に変更できる。例えば、トナーを薄い媒体上でフューザロールまたはフューザベルトの第1の温度設定値で溶融させることができる。次いでプリントジョブにおいて厚い媒体上のトナーを溶融させるのにその厚い媒体を十分に高い温度まで加熱するために、フューザロールまたはフューザベルトの温度を第2の温度設定値まで上げることができる。プリントジョブの際にフューザロールまたはフューザベルトの温度をこのようにより高温の温度設定値に上げるには、フューザロールまたはフューザベルトに供給される熱量を増やす必要がある。しかしながらこのようなフューザロールまたは支持ロールの熱質量のために、フューザロールまたは支持ロールを加熱することでこのフューザロールまたはフューザベルトを第1の温度設定値から第2の温度設定値まで加熱するには通常相当時間がかかる可能性がある。したがって、この方法では、ロール(単数または複数)を所望の温度設定値まで加熱するのに消費するエネルギー量のほかに、プリントジョブに相当の時間遅延が生じるおそれがある。
図2は、例示的な実施形態に係るフューザ200を示す。このフューザ200は、プリント装置において媒体上のトナーを熱効率よく溶融するように構成されている。フューザ200の実施形態は、種々のプリント装置で使用できる。例えば、フューザ200を図1に示すプリント装置100でフューザ112の代わりに使用できる。フューザ200の実施形態は、例えば固体インクジェットプリント装置でも使用できる。
実施形態では、フューザ200はフューザロール202の形態のフューザ部材を含む。フューザロール202は、フューザロール202の外側部分の外面をなす外側溶融面206を含む。実施形態では、外側部分は外層208である。外層208は、コア210の上にある誘電材料層213の上に形成されている。
フューザ200では、1つまたはそれより多くの任意の加熱素子212(2つ示されている)がコア210の内側に位置している。この加熱素子212は、タングステン−石英ランプなどのランプでよい。実施形態では、加熱素子212はフューザロール202の全長に沿って軸方向に延出する。加熱素子212は、フューザロール202のコア210および外層208を加熱すべく加熱素子212に電力を供給するように構成された電源250に接続されている。実施形態では、電源250および加熱素子212は、電源250を制御するように構成されたコントローラ220に接続されている。例えば、プリント装置がプリントジョブ(すなわち、動作モード)間の低電力モードまたはスタンバイモードにあるときにフューザロール202を所望の温度で維持するように、加熱素子212に電力を供給することができる。
フューザ200では、外面214を有する加圧ロール204がフューザロール202に隣接して位置している。フューザロール202の外面206と加圧ロール204の外面214がその間にニップ205を定める。図示されているように、1つまたはそれより多くのトナー画像を保持する媒体222がニップ205に送られる。ニップ205では、フューザロール202と加圧ロール204が媒体222に接触し、熱と圧力を加えて媒体222上のトナー画像を溶融させる。
実施形態では、フューザロール202の外層208は、電圧源230を用いて材料に電圧を印加することによって所望の高温まで材料を迅速に加熱するのに有効な電気特性および熱特性を有する材料からなる。実施形態では、電圧源230は、そのオンオフを制御するように構成されたコントローラ220に接続している。媒体上のトナーを溶融した後、電圧源を停止してよい。実施形態では、電圧が停止すると外層208の材料を高温から迅速に冷却することができる。こういった外層208の材料の特徴によって、異なる溶融温度を有する媒体を連続してプリントする、例えば厚い媒体(例えば、厚い用紙)の次に薄い媒体(例えば、薄い用紙)をプリントするためにフューザ200を使用することができる。
実施形態では、外層208を(例えば、約20秒未満、約10秒未満、または約5秒未満で)少なくともフューザ200に送られるような種類の媒体の温度設定値に迅速に冷却することができる。印加電圧は、所望の時間内で外層208を所望の温度に加熱するのに有効なものである。実施形態では、フューザ200は、媒体222がニップ205に到着したことを感知するようにニップ205の上流に配置される、光学センサなどの媒体センサ240を含む。実施形態では、センサ240はコントローラ220に接続されている。センサ240を使用して媒体222がニップ205に到着した時間を感知することで、電圧源230によって外層208に電圧を印加し、媒体222がニップ205に到着する時間までに外層208を所望の温度に加熱することができる。一般には、溶融温度は、種々の重量のコート媒体または非コート媒体を含む種々の媒体で例えば約150℃〜約210℃である。加熱素子212のみを使用して外層208を加熱するのに必要な電力よりも少ない電力で、外層208を少なくとも温度設定値まで加熱することができる。そして外層208の材料を高温から低温まで迅速に冷却することができる。
加熱素子212を含むフューザロール202の実施形態では、電圧源230による外層208への電圧供給が停止した場合に、外層208は、フューザロール202のアイドリング温度のようなおよそ加熱素子212によって維持される外層208の温度まで冷却することができる。内部加熱素子212を含まないフューザロール202の実施形態では、外層208への電圧供給が停止した場合に、外層208はおよそ周囲温度まで冷却することができる。
図3は、フューザロール302の例示的な実施形態を示す。図示されているように、フューザロール302は、コア310の上にある誘電材料層313上に配置された外層308である外側部分を含む。外層308は外面306を有する。コア310は、1つまたはそれより多くの任意の加熱素子(図示せず)を設けてもよい中空内部311を含む。フューザロール302はまた、フューザロール302を回転させるように構成された駆動機構に係合するための軸方向シャフト322、324を両端に含む。フューザロール302は、フューザ200で使用することができる。
実施形態では、コア310はアルミニウムなどの金属からなる。実施形態では、誘電材料層313は、アルミナ、石英、窒化アルミニウムなどのセラミック材料またはポリイミドなどの耐熱ポリマーからなる。実施形態では、外層308を誘電材料層313上のコーティングとして形成してもよい。他の実施形態では、外層308は予め形成された円筒形のスリーブでもよい。このスリーブを、外層308が到達する動作温度に耐えることができる適当な接着剤を使用して誘電材料層313に接着することができる。
例示の実施形態では、正の端子と負の端子を有する電圧源326が、フューザロール302の両端で外層308に接続されている。実施形態では、電圧源326は外層308の各端に配置された導電リングおよびブラシによって外層308に接続され、フューザの動作時にフューザロール302が回転させられると電流を電圧源326から外層308へと供給することができる。他の実施形態では、電圧源326を外層308に電気接続する他の適当な手段を使用することができる。
外層308は、電圧源326を用いて電圧(一般的には直流(DC)電圧)を外層308に印加することで材料を所望の温度まで短時間で加熱するのに有効な電気抵抗特性および熱伝導率特性を有する材料からなる。実施形態では、外層308はグラファイトまたはグラファイト及び例えばカーボンを含有する複合材料などのグラファイト含有材料からなる。外層308(およびフューザロール202の外層208)を形成するのに適した材料はAthalite(商標)であり、これはワシントン州ベルビューのCOLDHEAT(商標)から市販されている製品で使われている。米国特許番号第6,646,228号および同第6,797,924号を参照されたい。これらの特許はそれぞれ、その全体が参照されることにより本明細書に援用される。米国特許番号第6,646,228号および同第6,797,924号の特許は、グラファイトまたはグラファイト含有材料からなる電極を含むはんだごてを開示している。米国特許番号第6,646,228号および同第6,797,924号の特許は、例えばシリコンやゲルマニウムなどの、半導電性で熱伝導率の低い他の材料を電極の作成に使用できることを開示している。米国特許番号第6,646,228号および同第6,797,924号の特許は、電極を形成する材料が以下の特性を有することを開示している。その特性とは、電気抵抗:少なくとも1,500μΩcmまたは3,000μΩcm以上、熱伝導率:<10BTU/hr−ft−°Fまたは1BTU/hr−ft−°F〜10BTU/hr−ft−°F、電気を流すことで数秒内におよそ600°Fの温度まで到達できる能力、である。
実施形態では、フューザロール202の外層208とフューザロール302の外層308の材料は、少なくとも約500μΩcm〜少なくとも約3,500μΩcm、例えば少なくとも約1,000μΩcm、少なくとも約1,500μΩcm、少なくとも約2,000μΩcm、少なくとも約3,000μΩcm、少なくとも約3,500μΩcmの電気抵抗と、約1BTU/hr−ft−°F〜約10BTU/hr−ft−°F、例えば約1BTU/hr−ft−°F〜約5BTU/hr−ft−°F、約5BTU/hr−ft−°F〜約10BTU/hr−ft−°Fの熱伝導率を有することができる。実施形態では、外層208と外層308は、印加電圧によってニップでこのような外層に接触する媒体を溶融温度まで加熱するのに有効な温度まで加熱されることができる。例えば、その温度は種々の媒体で約150℃〜約210℃でもよい。実施形態では、外層208および外層308に適当な電圧を印加することで、このような層によってこのように異なる種類の媒体を約20秒未満、約10秒未満、約5秒未満でこのような温度まで加熱することができる。このような実施形態では、外層208または外層308の材料は、グラファイト、グラファイト含有材料、電圧源を用いて材料に電圧を印加することで材料を所望の高温まで迅速に加熱するのに有効な電気特性および熱特性を有する、金属または半導体などの別の材料でよい。
フューザ200の実施形態は、薄いものから厚いものまで種々の厚さを有するコート媒体または非コート媒体上のトナーを溶融するプリントジョブで使用することができる。例えば、任意の加熱素子212を含まないフューザロール202の実施形態では、フューザ200を使用して厚い用紙にプリントするために、電圧をフューザロール202の外層208に供給し、その厚い用紙上のトナーを溶融するのに十分な高温まで外面206を加熱することができる。このような実施形態では、印加電圧と、加熱素子212を使用して外層208を加熱するときよりも少ないエネルギーで、外層208をより迅速に加熱できる。加熱素子212も含むフューザロール202の他の実施形態では、外層208に電圧を印加して補助熱源を設けることで外層208を加熱でき、媒体上のトナーを溶融するのに(すなわち、加熱素子212に電力を供給することによって外面206に供給される熱のほかに)さらなる十分な熱量を与える。フューザ200は、同じプリント装置で異なる種類の媒体をプリントするのに使用した場合、効率的な性能を提供することができる。
他の実施形態では、熱伝導率の低い抵抗性材料が、媒体上のトナーを溶融するのに有効な温度まで媒体を加熱するためのフューザ部材としてフューザベルトを含むフューザで使用される。図4は、このような実施形態に係るフューザ400を示す。フューザ400の実施形態は、種々のプリント装置で使用できる。例えば、フューザ400は図1に示すプリント装置100でフューザ112の代わりに使用できる。フューザ400の実施形態は、例えば固体インクジェットプリント装置でも使用できる。
フューザ400は、フューザロール402、加圧ロール404、示されるように反対方向に回転するフューザロール402と加圧ロール404との間にあるニップ405を含む。フューザ400は、アイドラロール430、440、450、460も含む。エンドレス(連続)フューザベルト424がフューザロール402とアイドラロール430、440、450、460上に支持されている。フューザベルト424には内面426とその反対の外面428がある。フューザベルト424は、矢印Aによって示される反時計回り方向に回転するように駆動機構によって駆動される。
フューザ400では、フューザロール402とアイドラロール430、440、450、460の内部が加熱される。フューザロール402とアイドラロール430、440、450、460はそれぞれ空中コアを含む。実施形態では、任意の加熱素子412がフューザロール402内部に配置されており、少なくとも1つの任意の加熱素子434、444、454、464がアイドラロール430、440、450、460内にそれぞれ配置されている。加熱素子412、434、444、454、464は、フューザロール402とアイドラロール430、440、450、460のそれぞれに沿って軸方向に延出する、例えばタングステン石英ランプなどでよい。実施形態では、加熱素子412、434、444、454、464は電源490に接続されている。フューザ400は、電源490に接続するコントローラ470を含む。加熱素子412、434、444、454、464は、フューザロール402の外面406、アイドラロール430の外面432、アイドラロール440の外面442、アイドラロール450の外面452、アイドラロール460の外面462をそれぞれ加熱する。熱はこのようなロールからフューザベルト424に伝えられる。
実施形態では、フューザロール402は外面406を有する外層408を含む。外層408は、誘電材料層413の上に設けられている。誘電材料層413は、一般的には金属からなるコアの上に設けられている。実施形態では、外層408はフューザロール202の外層208(図2)またはフューザロール302の外層308(図3)を形成するために使用する材料と同じ材料からなっていてよい。外層408の材料は、材料に電圧を印加することで材料を所望の温度まで迅速に加熱するのに有効な電気特性および熱特性を有する。フューザロール402の外層は、外面406を所望の温度まで加熱するのに有効な電圧を外層に印加するように構成された電圧源475に接続されている。電圧源475は、フューザロール402の外層の加熱を制御するコントローラ470に接続されている。フューザロール402の加熱された外面406によって、外面406の上を移動するフューザベルト424が加熱される。
フューザベルト424の例示的な実施形態は、ポリイミドまたはこれと同様のポリマーからなるベース層、シリコーンなどのエラストマー材料からなる、ベース層上の中間層、Viton(登録商標)という商標でデュポンパフォーマンスエラストマー株式会社から販売されているフルオロエラストマーまたはこれと同様のポリマーからなる、中間層上の外層を含む。ベース層がフューザベルト424の内面426を形成し、外層が外面428を形成する。
フューザ400の動作時、少なくとも1つのトナー画像を保持する媒体422は媒体送り装置によってニップ405に送られる。ニップ405で、回転しているフューザベルト424の外面428は媒体422の片面に接触し、加圧ロール404の表面414は媒体422の反対の面に接触する。フューザベルト424と加圧ロール404は、媒体422上のトナーを溶融するのに十分な熱と圧力を加える。
実施形態では、フューザ400は媒体422のニップ405への到着を感知すべくニップ405の上流に配置された光学センサなどの媒体センサ480を含む。センサ480は、コントローラ470に接続されている。センサ480を使用して媒体422のニップ405への到着時間を感知することで、電圧源475によってフューザロール402の外層408に電圧を印加し、媒体422がニップ405に到着する時間までに外面406を所望の温度まで加熱することができる。
実施形態では、フューザベルト424を所望の温度で維持するために加熱素子412、434、444、454、464に電力を供給することができ、フューザロール402の外層408に電圧を印加することでこの外層408をさらに加熱し、媒体上のトナーを溶融するのに有効な温度まで外面406を加熱することができる。
図5は、別の実施形態に係るフューザ500を示す。フューザ500は、回転可能な連続フューザベルト510、加圧ロール504、フューザベルト510と加圧ロール504との間のニップ505を含む。実施形態では、フューザベルト510は円筒形状である。一般的にフューザベルト510は、スチール、ステンレススチールなどの金属からなる。フューザベルト510には外面512とその反対側の内面514がある。ポリテトラフルオロエチレン(PFTE)またはこれと同様のポリマーなどの低摩擦特性および耐熱性を持つ材料で、外面512をコーティングすることができる。フューザベルト510は、 反時計回り方向に回転するように駆動機構(図示せず)によって駆動される。
フューザ500は、誘電材料層523上に設けられた外層522とフューザベルト510内に配置されたサーミスタ524を有する加熱部材520をさらに含む。実施形態では、加熱部材520は静止している。荷重を加えることで外層522が下方に付勢されてニップ505でフューザベルト510の内面514に接触する。実施形態では、内面514に対向する外層522の底面のほぼ全体が付勢されて内面514に接触することができる。実施形態では、底面は平坦でよい。外層522は、フューザベルト510の全長を加熱部材520で加熱できるようにフューザベルト510に沿って軸方向に延出している。
実施形態では、外層522はフューザロール202の外層208(図2)、フューザロール302の外層308(図3)、フューザロール402の外層408(図4)を形成するために使用する材料と同じ材料からなっていてよい。例えば、外層522の材料はグラファイトまたはグラファイト含有材料でよい。外層522は電圧源550に接続されており、この電圧源は、ニップ505で媒体上のトナーを溶融するのに有効な温度までフューザベルト510の溶融面512を加熱するために外層522を十分な高温まで加熱するのに有効な電圧を外層522に印加するように構成されている。外層522の材料は、電圧源550によって材料に電圧を印加した場合に、材料を所望の温度まで短時間(例えば、約20秒未満、約10秒未満、約5秒未満)で加熱するのに有効な電気特性および熱特性を有する。
実施形態では、外層522は誘電材料層523上に形成されたコーティングでもよい。他の実施形態では、外層522は誘電材料層523に接着された抵抗性材料の1つまたはそれより多くの小片を含んでもよい。
フューザ500では、適当な熱伝導性潤滑剤をフューザベルト510の内面514に塗布し、フューザベルト510の回転時に外層522と内面514との間に生じる摩擦を減らすことができる。
外層522は、ニップ505で内面514に熱エネルギーを供給するように構成されている。フューザ500の動作では、少なくとも1つのトナー画像を保持する媒体522がニップ505に送られる。ニップ505では、回転しているフューザベルト510の加熱された外面512が媒体522の片面に接触し、加圧ロール504の外面514が媒体522の反対側の面に接触する。フューザベルト510と加圧ロール504は十分な熱エネルギーと圧力を媒体522に加え、媒体522上のトナーを溶融する。実施形態では、フューザ500は、媒体522のニップ505への到着を感知するようにニップ505の上流に配置された、光学センサなどの媒体センサ540を含む。実施形態では、センサ540はコントローラ(図示せず)に接続されている。センサ540を使用して媒体522のニップ505への到着時間を感知することで、電圧を電圧源550によって外層522に印加することができ、その結果外層522は媒体522がニップ505に到着する時間までに所望の温度まで加熱される。
フューザ500の実施形態は、媒体上のトナーのエネルギー効率の良い溶融を行うように構成されている。加熱部材520の外層522を十分に高温に加熱し、種々の媒体上のトナーをニップ505において低電力で溶融するのに有効な温度まで、フューザベルト510の外面512をニップ505で加熱することができる。
図6は、米国特許番号第7,228,082号(その全てを参照することによって本明細書に援用されている)に開示されているプリント装置のようなプリント装置650の実施形態を示す。このプリント装置650は、ニップ605を形成する回転可能な連続ベルト602と加圧ロール604を有するフューザ600を含む。図5に示すフューザ500の実施形態をフューザ600の代わりにプリント装置650で使用することができる。プリント装置650は、回転可能な受光体630をさらに含む。受光体630上にトナー画像を形成するために、帯電装置634が受光体630の外面を帯電する。そして露光装置636が受光体630上に静電潜像を形成する。次いで現像剤装置640が静電潜像にトナー粒子を塗布し、受光体630上にトナー画像を形成する。トナー画像は、受光体630から用紙供給スタック620より運ばれた媒体622へと転写される。トナー画像を保持する媒体622はフューザ600のニップ605へと運ばれる。プリント装置650は、プリントの際に画像形成装置の動作を制御するように構成されたコントローラ645を含む。コントローラ645は、フューザ500のセンサ540と電圧源550の動作を制御することができる。媒体622がニップ605を通過した後、媒体は出力トレイ612へと運ばれる。
200 フューザ
202 フューザロール
204 加圧ロール
206 外面
208 外層
210 コア
212 加熱素子
214 外面
220 コントローラ
230 電圧源
250 電源

Claims (4)

  1. 媒体を加熱するフューザであって、
    第1の外面を有する外側部分を含むフューザロールと、
    前記外側部分に接続し、前記第1の外面を加熱するために前記外側部分に電圧を供給するように構成される電圧源と、
    第2の外面を有する加圧ロールと、
    前記第1の外面と前記第2の外面との間のニップと、を含み、
    前記第1の外面および第2の外面が前記ニップで媒体に接触するように構成される、フューザ。
  2. 前記フューザロールの外側部分がグラファイトまたはグラファイト含有材料からなる、請求項1記載のフューザ。
  3. 媒体を加熱するフューザであって、
    第1の外面を有しグラファイトまたはグラファイト含有材料からなる外側部分を含むフューザロールと、
    第2の外面を有する加圧ロールと、
    前記第1の外面と前記第2の外面との間のニップと、を含み、
    前記第1の外面および第2の外面が前記ニップで媒体に接触するように構成される、フューザ。
  4. 媒体を加熱するフューザであって、
    外側溶融面とその反対にある内面とを有する連続フューザベルトと、
    前記フューザベルトの内側に配置され前記内面に接触する加熱面を含むグラファイトまたはグラファイト含有材料と、
    前記材料に接続し、前記フューザベルトを加熱する加熱面を加熱するために前記材料に電圧を供給するように構成される、電圧源と、
    外面を有する加圧ロールと、
    前記加熱面と前記外面との間のニップと、を含み、
    前記溶融面および前記外面が前記ニップで媒体に接触するように構成される、フューザ。
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