JP2010054964A - カラオケシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】カラオケ装置と検索リモコンとの間の双方向通信に障害が発生した場合であっても、利用者が所望する検索結果を継続して提供すること。
【解決手段】双方向通信が利用不能である場合には、検索結果をその要求元である検索リモコンに双方向通信を用いて送信するのを中止し、検索リモコンから片方向通信を用いて受けた検索結果の表示形態を変更する旨の指示に応じてその表示形態を変更しながら検索結果をカラオケ本体のTVに引き続き表示させる。このことにより、カラオケ本体と検索リモコンとの間での双方向通信が利用不能となっても、視線を検索リモコンの表示部からカラオケ本体のTVへ移す必要があるものの、引き続き検索結果を視認することができる。したがって、カラオケ本体と検索リモコンとの間の双方向通信に障害が発生した場合であっても、利用者が所望する検索結果を継続して提供することができる。
【選択図】図7

Description

本発明は、カラオケ装置とリモコン端末などのリクエスト装置との間の双方向通信に障害が発生した場合であっても、利用者が所望する検索結果を継続して提供する技術に関する。
近年、カラオケ店舗に設置されるカラオケ装置の多くは、個別にハードディスクドライブ等の大容量の記憶手段を備えており、自カラオケ装置で再生するコンテンツを蓄積できるようになっている。このようなカラオケ装置で構成されるカラオケネットワークシステムにおいては、コンテンツ配信用のホストサーバから、カラオケ店舗に設置されている複数のカラオケ装置へコンテンツが配信され、それぞれのカラオケ装置のハードディスクなどの記憶手段に記憶される。
このようなカラオケ装置に記憶されたコンテンツをリモコンから速やかに検索するために曲情報データベースがリモコンの記憶手段(例えば、フラッシュメモリ)などに作成されており、利用者がリモコン端末を操作することで、リモコン端末から曲情報を曲情報データベースから検索して、カラオケ装置で検索した曲を演奏するカラオケシステムが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
また、最近のカラオケ装置とリモコンとは、双方向の通信手段(例えば、無線LAN)と片方向の通信手段(例えば、赤外線)とを用いてカラオケ装置とリモコンとの対応付け(通称、くくりつけ)を行うシステムであることも知られている(例えば、特許文献2参照。)。
更に、各種通信手段が通信可能か判定して通信を行う通信装置も知られている。
特開2003−167586号公報 特開2006−78759号公報 特開平11−252662号公報
ところで、コンテンツ配信用のホストサーバからカラオケ装置に配信されるコンテンツは、従来からあるMIDI形式の演奏データの他、最近では、実際の演奏音声をサンプリングした高音質の生音楽曲やプロモーションビデオ(PV)映像、CM映像等のように多岐に渡り、その種類とそれぞれの数とは年々増加傾向にある。よって、コンテンツの検索に関わる情報の種類や数も増加することにより、曲情報データベース全体の容量も更なる倍率で増加するとも予想される。曲情報データベースは、コンテンツ配信用のホストサーバで作成されてから各カラオケ店舗のリモコン端末へ配信されたり、リモコン端末側でカラオケ装置に記憶するコンテンツに基づいて作成したりして、リモコン端末が備えるフラッシュメモリ等の記憶装置に保存される。
しかしながら、携帯性を考慮したリモコン端末が備えるフラッシュメモリ等の記憶装置では、コンテンツのデータ容量の将来的な増加に伴う曲情報データベースの容量の増加を見越した場合、十分な記憶容量があるとはいえない。
よって、フラッシュメモリに比べて大容量のハードディスクを記憶装置として備えるカラオケ装置側で、コンテンツに加えて曲情報データベースをも搭載した方が記憶装置の容量不足に心配がなく、また、一元管理に好都合であり、リーズナブルでもあるといえる。この場合、カラオケ装置とリモコン端末との間で無線LANなどを用いて双方向通信を行い、カラオケ装置がリモコン端末を介する利用者の操作入力に応じて曲情報データベースを対象とする検索を行い、その検索の結果をリモコン端末に送信して表示することとなる。なおこの場合、カラオケ装置とリモコン端末との間での双方向通信を開始するに先立って、通信可能な通信路を選択することが考えられる。一例を挙げると、各通信手段による通信が可能であるか否かをチェックし、最初に通信可能であると判断した通信手段を選択するといった具合である(例えば、特許文献3参照。)。
しかしながら、カラオケ装置に曲情報データベースを搭載した場合において、カラオケ装置とリモコン端末との間の無線LAN通信に障害が発生したときには、例えば、IrDA(登録商標)などの赤外線通信が通信手段として選択されたとしても、赤外線通信は片方向通信であるから、リモコンから利用者の操作に基づいてカラオケ装置が実行した曲情報データベースを対象とする検索の結果をリモコン端末側で表示することができず、利用者が所望する検索結果を提供できないという問題があった。
本発明は、このような課題に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、カラオケ装置とリモコン端末などのリクエスト装置との間の双方向通信に障害が発生した場合であっても、利用者が所望する検索結果を継続して提供する技術を提供することにある。
上記課題を解決するためになされた請求項1に係るカラオケシステムは、ユーザからの要求を受けて予約した楽曲を順次演奏するカラオケ装置とカラオケ装置に対する楽曲の予約をリクエストするための操作を実施可能なリクエスト装置とが、カラオケ装置とリクエスト装置との間の双方向通信およびリクエスト装置からカラオケ装置への片方向通信によって通信可能に接続される。
このうちのカラオケ装置は、楽曲に関する各種情報を蓄積するデータベースと、ユーザが所望する情報を検索して送信する旨の要求をリクエスト装置から受けた際に、データベースに蓄積される各種情報の中からユーザが所望する情報を検索する検索手段と、検索手段による検索結果をその要求元であるリクエスト装置に双方向通信を用いて送信する送信手段と、を備えている。
一方、リクエスト装置は、カラオケ装置のデータベースに蓄積される各種情報の中から検索手段によって検索された後にカラオケ装置の送信手段によって双方向通信を用いて送信された検索結果を表示可能な表示部と、検索結果を表示部に表示させる表示制御手段と、双方向通信が利用可能か否かを判断する判断手段と、双方向通信が利用可能であると判断手段によって判断された場合においてユーザが所望する情報を提供する旨の要求を受けたときには、ユーザが所望する情報を検索して送信する旨の要求をカラオケ装置に双方向通信を用いて送信する送信手段と、を備えている。そして、リクエスト装置の表示制御手段は、リクエスト装置の送信手段による要求を受けたカラオケ装置から双方向通信を用いて送信されてきた検索結果をリクエスト装置の表示部に表示させる。
また、リクエスト装置は、双方向通信が利用不能であると判断手段によって判断された場合に、検索結果を表示する表示形態を変更する旨のユーザによる指示を受け付け可能な受付手段を備えている。そして、双方向通信が利用不能であると判断手段によって判断された場合には、リクエスト装置の表示制御手段が、リクエスト装置の受付手段が受け付け可能な操作内容をユーザに案内するための情報をリクエスト装置の表示部に表示させ、リクエスト装置の送信手段が、双方向通信が利用不能である旨の通知およびリクエスト装置の受付手段が受け付けたユーザによる指示をカラオケ装置に片方向通信を用いて送信する。
さらに、カラオケ装置は、検索結果を表示可能な表示部と、検索結果を表示部に表示させる表示制御手段と、を備えている。そして、双方向通信が利用不能である旨の通知をリクエスト装置から片方向通信を用いて受けたときには、カラオケ装置の送信手段が、検索結果をその要求元であるリクエスト装置に双方向通信を用いて送信するのを中止し、カラオケ装置の表示制御手段が、リクエスト装置から片方向通信を用いて受けた検索結果の表示形態を変更する旨の指示に応じてその表示形態を変更しながら検索結果をカラオケ装置の表示部に引き続き表示させる。
このように構成された本発明のカラオケシステムによれば、双方向通信が利用不能である場合には、検索結果をその要求元であるリクエスト装置に双方向通信を用いて送信するのを中止し、リクエスト装置から片方向通信を用いて受けた検索結果の表示形態を変更する旨の指示に応じてその表示形態を変更しながら検索結果をカラオケ装置の表示部に引き続き表示させる。このことにより、カラオケ装置とリクエスト装置との間での双方向通信が利用不能となっても、視線をリクエスト装置の表示部からカラオケ装置の表示部へ移す必要があるものの、引き続き検索結果を視認することができる。したがって、カラオケ装置とリクエスト装置との間の双方向通信に障害が発生した場合であっても、利用者が所望する検索結果を継続して提供することができる。
この場合、リクエスト装置の表示部には、トップ画面表示のアイコンを表示するようにするとよい。具体的には、請求項2のように、リクエスト装置の受付手段が、双方向通信が利用不能であると判断手段によって判断された場合に、トップ画面表示を指示する旨のユーザによる指示を受け付け可能であり、リクエスト装置の表示制御手段が、双方向通信が利用不能であると判断手段によって判断された場合には、トップ画面表示を指示する旨のユーザによる指示を受け付けるためのアイコンをリクエスト装置の表示部に表示させる。そして、カラオケ装置の表示制御手段が、リクエスト装置から片方向通信を用いて受けた検索結果の表示形態を変更する旨の指示としてのトップ画面表示を指示する旨のユーザによる指示に応じてカラオケ装置の表示部にトップ画面表示を行わせる。
このように構成すれば、トップ画面表示を指示する旨を示す指示コマンドを操作入力する際にリクエスト装置をカラオケ装置の方向へ向けさせ、以後の片方向通信を成功させやすくすることができる。
なお、双方向通信が再び利用可能になったら、検索結果をリクエスト装置にて再び表示するようにすればよい。具体的には、請求項3のように、リクエスト装置の送信手段が、双方向通信が利用不能であると判断手段によって判断された後に、双方向通信が利用可能であると判断手段によって判断された場合には、双方向通信が利用可能である旨の通知をカラオケ装置に片方向通信を用いて送信する。一方、カラオケ装置の表示制御手段は、双方向通信が利用可能である旨の通知を受けた際には、検索結果をカラオケ装置の表示部に表示させることを中止し、カラオケ装置の送信手段が、検索結果をその要求元であるリクエスト装置に双方向通信を用いて再び送信する。さらに、リクエスト装置の表示制御手段が、カラオケ装置から双方向通信を用いて送信されてきた検索結果をリクエスト装置の表示部に表示させる。
このように構成すれば、カラオケ装置とリクエスト装置との間での双方向通信が利用可能となったら、視線をカラオケ装置の表示部からリクエスト装置の表示部へ再び移させることで、引き続き検索結果を視認することができる。したがって、カラオケ装置とリクエスト装置との間の双方向通信に障害が発生した場合であっても、利用者が所望する検索結果を継続して提供することができる。
以下に本発明の実施形態を図面とともに説明する。なお、本発明はこの実施形態に限定されるものではなく、様々な態様にて実施することが可能である。
(1)全体構成
カラオケシステム1は、図1に示すように、カラオケ店などにおける部屋毎に設置されるカラオケ装置3と、それぞれカラオケ装置3に対する楽曲の予約を行うために用意された複数のリクエスト装置(検索リモコンとも言う。)5と、からなる。
カラオケ装置3は、ユーザからの要求を受けて予約した楽曲(予約楽曲)を順次演奏するように構成された装置である。
このカラオケ装置3は、カラオケ装置3全体の作動を制御する制御部12、カラオケ装置3をネットワーク100に接続するためのインタフェース部14、演奏楽曲の伴奏内容及び歌詞を示す楽曲データや各種プログラムなどを記憶している記憶部16、複数のキー,スイッチからなる操作部18、赤外線信号を受信する赤外線通信部20、操作部18からの信号を処理する操作処理部22、演奏データ(MIDIデータ)に基づく演奏再生を行うMIDI音源24、MIDI音源24により再生された演奏楽曲のオーディオ信号及びマイクロフォン26から入力されたオーディオ信号を増幅してスピーカ28へ出力する音声制御部30、画像データを一時的に記憶するビデオRAM32、ビデオRAM32に記憶された画像データに基づく映像の再生を制御する映像再生部34、映像再生部34により再生される映像のモニタ36に対する表示を制御する映像制御部38、書き換え可能な記憶媒体であるメモリ40などを備えている。なお、制御部12が検索手段、送信手段および表示制御手段に該当し、記憶部16がデータベースに該当し、モニタ36が表示部に該当する。
リクエスト装置5は、それぞれカラオケ装置3に対する楽曲の予約をリクエストするための操作を実施可能に構成された装置である。
このリクエスト装置5は、リクエスト装置5全体の作動を制御する制御部52、カラオケ装置3に赤外線信号を送信する赤外線通信部54、各種プログラムなどの情報を記憶するメモリ56、表示部58の表示領域に沿って設置されるタッチパネル及び複数のキー・スイッチからなる操作部60、操作部60からの信号を処理する操作処理部62、画像データを一時的に記憶するビデオRAM64、ビデオRAM64に記憶された画像データの表示部58に対する表示を制御する映像制御部66、無線LANのアクセスポイント110を介したネットワーク100との間での通信を行うための無線LAN通信部68などを備えている。なお、制御部52が表示制御手段、判断手段および送信手段に該当し、操作部60が受付手段に該当する。
なお、カラオケ装置3とリクエスト装置5との間におけるネットワーク100を介した通信は、所定のプロトコル群(本実施形態においては、TCP/IP;Transmission Control Protocol/Internet Protocol )に従って実現されるように構成されている。
このようなカラオケシステム1では、その利用に際して、カラオケシステム1の管理者(カラオケ店)側からユーザに対して1以上のリクエスト装置5が貸与され、その後、これらリクエスト装置5それぞれとカラオケ装置3とを、赤外線により直接またはネットワーク100経由で間接的に通信を行わせることで両者が対応づけられる。
この対応づけは、カラオケ装置3が、リクエスト装置5からリクエスト装置5を識別するための端末識別情報(例えば、製造番号やMACアドレスなど)を取得してこれを記憶部16に記憶して、リクエスト装置5が、カラオケ装置3からカラオケ装置3を識別するための本体識別情報(例えば、製造番号やMACアドレスなど)を取得してこれをメモリ56に記憶することにより実現される。こうして、カラオケ装置3およびリクエスト装置5は、自身が対応づけられた相手を特定したうえで各種情報のやりとりを行うようになる。
以下に、上述した動作を行うためにカラオケ装置3およびリクエスト装置5それぞれが実行すべき各処理について説明する。
(2)カラオケ装置3による処理
まず、カラオケ装置3の制御部12が記憶部16に格納されたプログラムに従って実行する各種処理手順を説明する。
(2−1)メインルーチン
はじめに、カラオケ装置3の起動に伴って起動されるメインルーチンを図2に基づいて説明する。
このメインルーチンが起動されると、まず、リクエスト装置5から対応づけ要求を受信したか否かがチェックされる(s110)。この「対応づけ要求」とは、上述したカラオケ装置3との対応づけのためにリクエスト装置5が送信してくる要求であり、そのリクエスト装置5の端末識別情報が付加されたものである。
このs110で、対応づけ要求を受信したと判定された場合には(s110:YES)、その対応づけ要求に付加されている端末識別情報が、カラオケ装置3自身に対応づけたリクエスト装置5を登録するためのデータテーブルとして記憶部16に記憶されている対応づけリストに登録された後(s120)、対応づけを行った旨の対応づけ応答が、その対応づけ要求の送信元であるリクエスト装置5に返信される(s130)。
こうして、s130を終えた後、または、上記s110で対応づけ要求を受信していないと判定された場合(s110:NO)、リクエスト装置5からログイン要求を受信したか否かがチェックされる(s140)。
この「ログイン要求」とは、上述したようにリクエスト装置5のユーザがカラオケ装置3にログインするための要求であり、そのユーザがリクエスト装置5において入力したユーザ識別情報,および,そのリクエスト装置5の端末識別情報が付加されたものである。
このs140でログイン要求を受信していると判定された場合には(s140:YES)、そのログイン要求に付加されているユーザ識別情報および端末識別情報が、記憶部16に記憶されているログインリストに登録された後(s150)、ログインを受け付けた旨のログイン応答が、そのログイン要求の送信元であるリクエスト装置5に返信される(s160)。このログイン応答は、カラオケ装置3の本体識別情報が付加された状態で送信される。
なお、このs150,s160では、ログイン要求に付加されているユーザ識別情報および端末識別情報について正誤確認,エラー訂正や照合などを行って適切な識別情報であるか否かを確認し、適切な識別情報であることが確認された場合にのみログインリストへの登録およびログイン応答の返信を行うこととしてもよい。
こうして、s160を終えた後、または、上記s140でログイン要求を受信していないと判定された場合(s140:NO)、リクエスト装置5からログアウト要求を受信したか否かがチェックされる(s170)。
この「ログアウト要求」とは、リクエスト装置5のユーザがカラオケ装置3からログアウトするための要求であり、そのユーザのユーザ識別情報,および,そのリクエスト装置5の端末識別情報が付加されている。
このs170でログアウト要求を受信していると判定された場合には(s170:YES)、上記ログインリストから、そのログアウト要求に付加されたユーザ識別情報および端末識別情報の組と同じ識別情報の組が削除される(s180)。
こうして、s180を終えた後、または、上記s170でログアウト要求を受信してい
ないと判定された場合(s170:NO)、カラオケ装置3の動作を停止させるための操作が行われたか否かがチェックされる(s190)。
このs190でカラオケ装置3の動作を停止させるための操作が行われていないと判定された場合には(s190:NO)、プロセスがs110へと戻る。
一方、s190でカラオケ装置3の動作を停止させるための操作が行われたと判定された場合には(s190:YES)、対応づけリストに登録されている全ての端末識別情報が削除された後(s200)、本メインルーチンが終了する。
こうして、カラオケ装置3の動作が停止するのに合わせてメインルーチンが終了する。
(2−2)カラオケアプリケーション
続いて、カラオケ装置3の起動に伴って起動され、上記メインルーチンと並行して実行されるカラオケアプリケーションの処理手順を図3に基づいて説明する。
このカラオケアプリケーションが起動されると、まず、カラオケ装置3とのソケット通信を行うためのソケットが生成され(s210)、こうして生成されたソケットに本カラオケアプリケーションに対応するポートがバインドされる(s220)。
次に、上記s210にて生成されたソケットを介したソケット通信により、リクエスト装置5との接続が確立された状態となるまで待機状態となる(s230:NO)。
その後、リクエスト装置5との接続が確立された状態となったら(s230:YES)、その接続に基づいてリクエスト装置5からの予約要求を受信したか否かがチェックされる(s240)。この「予約要求」とは、リクエスト装置5から楽曲の予約をすべき旨の要求として送信されてくるものであって、ユーザがリクエスト装置5において指定した楽曲を識別するための楽曲識別情報(例えば、曲番号など),および,そのユーザのユーザ識別情報が付加されている。
このs240で予約要求を受信したと判定された場合には(s240:YES)、その予約要求に付加されている楽曲識別情報が、演奏すべき予約楽曲を登録するためのデータテーブルとして記憶部16に記憶されている予約楽曲リストに登録される(s250)。
こうして予約楽曲リストに登録された楽曲識別情報は、その登録された順番の最も古いものが演奏すべき楽曲を示すものとして参照され、その楽曲の演奏が開始された後、演奏が終了した際に、その楽曲を示す楽曲識別情報が削除されることとなる。
次に、上記s240で受信したと判定された予約要求に付加された楽曲識別情報およびユーザ識別情報が、本カラオケ装置3による演奏履歴を登録するためのデータテーブルとして記憶部16に記憶された演奏履歴リストに、予約済みの楽曲についての情報として登録される(s260)。
この演奏履歴リストとは、その予約要求に付加された「楽曲識別情報(曲番号)」,同付加された「ユーザ識別情報(ユーザID)」,予約済み(または予約中)であるか演奏済みであるかを示す「状態」などを対応づけた状態で登録するためのデータテーブルである。そして、このs260では、該当する楽曲識別情報およびユーザ識別情報に対応する「状態」の値として「予約済み」が登録される。
次に、演奏履歴リストに予約楽曲の登録が追加された旨を通知するためのリスト更新通知が、ソケット通信によってリクエスト装置5それぞれに送信された後(s270)、プロセスが次の処理(s290)へ移行する。
なお、本実施形態においては、カラオケ装置3そのものにより演奏すべき楽曲が予約された場合についても、その楽曲の楽曲識別情報に基づいて、カラオケアプリケーションにおけるs250〜s270と同様の処理が行われるように構成されている。ただし、この場合においては、ユーザ識別情報の登録は行われない。
一方、上記s240で予約要求以外の要求が受信された場合には(s240:NO)、その接続に基づいてリクエスト装置5からのコンテンツの検索要求を受信したか否かがチェックされる(s245)。 このs245でコンテンツの検索要求を受信したと判定された場合には(s245:YES)、後述する検索処理(s340)が実行される。なお、この検索処理が実行されたのち、プロセスがs290へ移行する。
一方、上記s245で検索要求以外の要求が受信された場合には(s245:NO)、その要求に対応する処理(その他の処理)が行われた後(s280)、プロセスが次の処理(s290)へ移行する。
次に、予約楽曲の演奏が終了したか否か,つまり予約楽曲リストから楽曲識別情報が削除されたか否かがチェックされる(s290)。
このs290で予約楽曲の演奏が終了したと判定された場合には(s290:YES)、演奏履歴リストに登録された「状態」のうち、その演奏が終了した予約楽曲の楽曲識別情報に対応づけられた「状態」の値が「演奏済み」に更新される(s300)。
ここでは、演奏履歴リストに登録された楽曲識別情報のうち、その演奏の終了に伴って予約楽曲リストから削除された楽曲識別情報と同じ楽曲識別情報であって、その楽曲識別情報が予約楽曲リストに登録されたのと同じタイミングで演奏履歴リストに登録された楽曲識別情報につき、これに対応する「状態」の値が「演奏済み」に更新される。
なお、上述した「同じタイミングで演奏履歴リストに登録された」か否かについては、両リストのデータレコードにタイムスタンプを付加しておき、そのタイムスタンプが一致するものを「同じタイミングで演奏履歴リストに登録された」ものとすればよい。また、その演奏が終了した予約楽曲の楽曲識別情報と同じ楽曲識別情報がセットされ、「状態」の値が「演奏済み」となっている演奏履歴リストのデータレコードのうち、その登録された順番が最も古いデータレコードを、「同じタイミングで演奏履歴リストに登録された」ものとみなしてもよい。
次に、演奏履歴リストに演奏済み楽曲の登録が追加された旨を通知するためのリスト更新通知が、ソケット通信によってリクエスト装置5それぞれに送信された後(s310)、プロセスが次の処理(s320)へ移行する。
また、上記s290で予約された楽曲の演奏が終了していないと判定された場合には(s290:NO)、上記s300,s310が行われることなく、プロセスが直ちに次の処理(s320)へ移行する。
そして、カラオケ装置3の動作を停止させるための操作が行われたか否かがチェックされる(s320)。
このs320でカラオケ装置3の動作を停止させるための操作が行われていないと判定された場合には(s320:NO)、プロセスがs240へと戻る。
一方、s320でカラオケ装置3の動作を停止させるための操作が行われたと判定された場合には(s320:YES)、上記s210,s220にて作成,バインドされたソケットが開放,終了された後(s330)、本カラオケアプリケーションが終了する。
こうして、カラオケ装置3の動作が停止するのに合わせてカラオケアプリケーションが終了する。
(2−3)検索処理
続いて、上記カラオケアプリケーションのサブルーチンとして実行される検索処理の処理手順を図4に基づいて説明する。
この検索処理は、カラオケ装置がカラオケアプリケーションを実行する際にs340に移行したら起動される。
この検索処理が起動されると、リクエスト装置5から送信されたキーワードに基づき、カラオケ装置3の記憶部16に記憶される曲情報データベースに蓄積される各種情報の中からユーザが所望するコンテンツなどの情報が検索される(s342)。検索が実行されたら、リクエスト装置5に対する検索結果の送信を無線LAN通信(双方向通信)にて開始する(s344)。
そして、リクエスト装置5から赤外線モード指示を赤外線通信(片方向通信)で受信したか否かがチェックされる(s346)。なお、赤外線モード指示とは、データの送受信を赤外線通信で行う旨を連絡する指示である。
このs346でリクエスト装置5から赤外線モード指示を赤外線通信で受信していないと判断された場合には(s346:NO)、無線LAN通信を引き続き使用できるため、リクエスト装置5に対する検索結果の送信を継続し(s348:NO)、送信が終了したら(s348:YES)、本処理を終了する。
一方、s346でリクエスト装置5から赤外線モード指示を赤外線通信で受信したと判断された場合には(s346:YES)、無線LAN通信による検索結果の送信を中止し(s349)、検索結果を送信中止したところからモニタ36に表示させる(s350)(図11参照)。さらに、赤外線モードのメニューをモニタ36に表示させる(s352)。なおこの場合、トップ画面表示の指示を受信した場合には、モニタ36にトップ画面を表示させる(図12参照)。
そして、リクエスト装置5から何らかの指示を赤外線通信で受信したか否かがチェックされる(s354)。
このs354でリクエスト装置5から何らかの指示を受信した場合には(s354:YES)、その受信した指示に応じて処理を実行し(s356)、プロセスがs354へと戻る。
一方、s354でリクエスト装置5から何らかの指示を受信していない場合には(s354:NO)、リクエスト装置5から無線LANモード指示を赤外線通信で受信したか否かがチェックされる(s358)。なお、無線LANモード指示とは、データの送受信を無線LAN通信で行う旨を連絡する指示である。
このs358でリクエスト装置5から無線LANモード指示を赤外線通信で受信していない場合には(s358:NO)、無線LAN通信が使用不可能のままであると判断し、プロセスがs354へと戻る。
一方、s358でリクエスト装置5から無線LANモード指示を赤外線通信で受信した場合には(s358:YES)、無線LAN通信が使用可能になったと判断してモニタ36への検索結果の表示を中止し(s359)、無線LAN通信による検索結果の送信をモニタ36への検索結果の表示を中止したところから再開し(s360)、プロセスがs346へと戻る。
(3)リクエスト装置5による処理
以下に、リクエスト装置5の制御部52がメモリ56に格納されたプログラムに従って実行する各種処理手順を説明する。
(3−1)メインルーチン
はじめに、リクエスト装置5が起動している間に繰り返し実行されるメインルーチンを図5に基づいて説明する。
このメインルーチンがリクエスト装置5の起動に伴って起動されると、まず、カラオケ装置3に対して対応づけ要求が送信される(s610)。この対応づけ要求は、リクエスト装置5自身の端末識別情報が付加された状態で送信される。
この対応づけ要求を受信したカラオケ装置3からは、適切に対応づけが行われれば、本リクエスト装置5との対応づけを行った旨の対応づけ応答が所定時間以内に返信されてくる(カラオケ装置3のメインルーチンにおけるs120,s130参照)。
このs610による対応づけ要求の送信後、カラオケ装置3側で適切に対応づけが行われたか否か,つまり所定時間以内に対応づけ応答が返信されてきたか否かがチェックされる(s620)。
このs620で適切に対応づけが行われなかったと判定された場合には(s620:NO)、プロセスがs610へと戻る。
一方、適切に対応づけが行われたと判定された場合には(s620:YES)、操作部60に対する操作が行われるまで待機状態となる(s630:NO)。
その後、操作部60に対する操作が行われたら(s630:YES)、その操作が、カラオケ装置3へのログインを要求するための操作であるか否かがチェックされる(s640)。
このs640で、ログインを要求するための操作であると判定された場合には(s640:YES)、その操作に際して入力されたユーザ識別情報が、本リクエスト装置5の端末識別情報に対応づけられた状態でメモリ56に記憶される(s650)。
こうして、ユーザ識別情報と端末識別情報とを対応づけることにより、上記操作に際して入力されたユーザ識別情報のユーザに、本リクエスト装置5の端末識別情報が割り当てられたこととなる。
次に、ログインを要求する旨のログイン要求がカラオケ装置3に送信される(s660)。このログイン要求は、上記s650にて記憶されたユーザ識別情報,および,本リクエスト装置5の端末識別情報を付加した状態で送信され、これを受信したカラオケ装置3からは、適切にログインが受け付けられれば、ログインを受け付けた旨のログイン応答が所定時間以内に返信されてくる(カラオケ装置3のメインルーチンにおけるs150,s160参照)。
このs660によるログイン要求の送信後、適切にログインが受け付けられたか否か,つまり所定時間以内にログイン応答が返信されてきたか否かがチェックされる(s670)。
このs670で適切にログインが受け付けられなかったと判定された場合には(s670:NO)、プロセスがs660へと戻る。
一方、適切にログインが受け付けられたと判定された場合には(s670:YES)、カラオケ装置3から受信したログイン応答に付加されている本体識別情報がメモリ56に記憶された後(s680)、プロセスがs630へと戻る。
また、上記s630にて行われた操作が、ユーザ楽曲リストを表示するための操作であるか否かがチェックされる(s640:NO,s690)。
このs690でユーザ楽曲リストを表示するための操作であると判定された場合には(s690:YES)、後述するリスト表示処理が起動された後(s700)、プロセスがs630へと戻る。
また、上記s630にて行われた操作が、ログアウトを要求するための操作であるか否かがチェックされる(s690:NO,s710)。
このs710でログアウトを要求するための操作であると判定された場合には(s710:YES)、ログアウトを要求する旨のログアウト要求がカラオケ装置3に送信される(s720)。このログアウト要求は、上記s650にて記憶されたユーザ識別情報,および,本リクエスト装置5の端末識別情報を付加した状態で送信されるものである。
そして、上記s650にてメモリ56に記憶されたユーザ識別情報,および,上記s680にてメモリ56に記憶された本体識別情報が削除された後(s730)、本メインルーチンが終了する。
また、上記s630にて行われた操作が、コンテンツの検索を要求するための操作であるか否かがチェックされる(s690:NO,s750)。
このs750でコンテンツの検索を要求するための操作であると判定された場合には(s750:YES)、後述する検索要求処理(s760)を実行する。なお、この検索要求処理が実行された後、プロセスがs630へ移行する。
なお、上記s630にて行われた操作が、上述したいずれの操作でもない場合には(s750:NO)、その操作に対応する処理(その他の処理)が行われた後で(s740)、プロセスがs630へと戻る。
(3−2)検索要求処理
続いて、上記メインルーチンのサブルーチンとして実行される検索要求処理の処理手順を図6に基づいて説明する。
この検索要求処理は、リクエスト装置5が上記メインルーチンを実行する際にs760に移行したら起動される。
この検索要求処理が起動されると、ユーザが入力したキーワードを、コンテンツなどの検索を要求する旨と共にカラオケ装置3へ送信する(s762)。
このs762による検索要求の送信後、検索結果が返信されてきたか否かがチェックされる(s764)。
このs764で検索結果が返信されてきたと判断された場合には(s764:YES)、返信されてきた検索結果を表示部58に表示させる(s766)。一例を挙げると、表示部58に表示されるTOPメニューから「歌手名で検索」が選択されると50音による検索画面が表示部58に表示され(図8参照)、続いて「あお」とキーワードが入力されると、該当する歌手名が検索結果としてカラオケ装置3から送信されて表示部58にリスト表示されるといった具合である(図9参照)。そして、本サブルーチンを終了させる。
一方、このs764で検索結果が返信されていないと判断された場合には(s764:NO)、無線LAN通信が確立されているか否かがチェックされる(s768)。
このs768で無線LAN通信が確立されていると判断された場合には(s768:YES)、検索結果が無線LAN通信で返信されてくるのを待つためにプロセスがs764へと戻る。
一方、s768で無線LAN通信が確立されていないと判断された場合には(s768:NO)、カラオケ装置3とリクエスト装置5との間の通信手段を無線LAN通信から赤外線通信へ切り替える必要があるため、赤外線モードである旨を指示する赤外線モード指示をカラオケ装置3へ赤外線通信で送信する(s770)。そして、検索結果をカラオケ装置3のモニタ36に表示する際に検索結果の表示形態の変更を指示する操作を受け付けるため、操作キーを表示部58に表示させる(s772)。一例を挙げると、50音による検索画面が表示部58に表示される状態から、操作キーの表示画面が表示部58に表示される状態に切り替えるといった具合である(図10参照)。この際、トップ画面表示のアイコンも同時に表示部58に表示する(図10参照)。
このs772による操作キーの表示後、表示部58に表示される操作キーへのユーザによる操作が行われたか否かを判断する(s774)。
このs774で表示部58に表示される操作キーへのユーザによる何らかの操作が行われたと判断された場合には(s774:YES)、その操作内容を示す指示をカラオケ装置3へ赤外線通信で送信し(s776)、プロセスがs774へと戻る。
一方、s774で表示部58に表示される操作キーへのユーザによる何らかの操作が行われていないと判断された場合には(s774:NO)、再び無線LAN通信が確立されているか否かがチェックされる(s778)。
このs778で無線LAN通信が確立されていないと判断された場合には(s768:NO)、引き続き表示部58に表示される操作キーへのユーザによる操作を受け付けるためにプロセスがs774へと戻る。
一方、このs778で無線LAN通信が確立されていると判断された場合には(s768:YES)、無線LANモードである旨を指示する無線LANモード指示をカラオケ装置3へ赤外線通信で送信し(s780)、カラオケ装置から返信されてきた検索結果を無線LAN通信で受信するためにプロセスがs764へと戻る。
なお、上述のような無線LAN通信が確立されているか否かの判断については、後述する通信状態検知処理によって更新される正常カウントの値および異常カウントの値によって判断される。
(3−3)通信状態検知処理
続いて、リクエスト装置5によって検索要求処理と並行して実行される通信状態検知処理の処理手順を図15に基づいて説明する。
この通信状態検知処理が起動されると、正常カウントおよび異常カウントをリセットするため、メモリ56が記憶する正常カウントの値をゼロにするとともに、同じくメモリ56が記憶する異常カウントの値をゼロにする(s1010)。
このs1010による正常カウントおよび異常カウントのリセットの後、無線LAN通信の通信状態チェックを所定時間ごとに実施するために本実施形態では500msec待機し(s1020)、無線LAN通信の通信状態がチェックされる(s1030)。
このs1030で無線LAN通信の通信状態がチェックされた結果、無線LAN通信の通信状態が正常である場合には(s1040:YES)、現在の通信モードが何であるかがチェックされる(s1050)。
このs1050で現在の通信モードが無線LAN通信であると判断された場合には(s1050:双方向)、何もせずにプロセスがs1020へと戻る。
一方、このs1050で現在の通信モードが赤外線通信であると判断された場合には(s1050:赤外)、先に無線LAN通信の通信状態が異常であると判断された後に正常になっていると判断し、正常カウントの値をインクリメントする(s1060)。
このs1060による正常カウントのインクリメントの後、正常カウントの値が数値「3」であるか否かがチェックされる(s1070)。
このs1070で正常カウントの値が数値「3」ではないと判断された場合には(s1070:NO)、先に無線LAN通信の通信状態が異常であると判断された後に正常になってから充分な時間が経過しておらず通信状態が安定していないと判断し、何もせずにプロセスがs1020へと戻る。
一方、s1070で正常カウントの値が数値「3」であると判断された場合には(s1070:YES)。先に無線LAN通信の通信状態が異常であると判断された後に正常になってから充分な時間が経過していて通信状態が安定していると判断し、並行して実行される検索要求処理のs780にて無線LANモード指示を送信させる(s1080)。そして、正常カウントの値をゼロとし(s1090)、プロセスがs1020へと戻る。
また、s1030で無線LAN通信の通信状態がチェックされた結果、無線LAN通信の通信状態が正常ではない場合には(s1040:NO)、現在の通信モードが何であるかがチェックされる(s1100)。
このs1100で現在の通信モードが赤外線通信であると判断された場合には(s1100:赤外)、何もせずにプロセスがs1020へと戻る。
一方、このs1100で現在の通信モードが無線LAN通信であると判断された場合には(s1050:双方向)、先に無線LAN通信の通信状態が正常であると判断された後に異常になっていると判断し、異常カウントの値をインクリメントする(s1110)。
このs1110による異常カウントのインクリメントの後、異常カウントの値が数値「3」であるか否かがチェックされる(s1120)。
このs1120で異常カウントの値が数値「3」ではないと判断された場合には(s1070:NO)、先に無線LAN通信の通信状態が正常であると判断された後に異常になってから充分な時間が経過しておらず、すぐに通信状態が好転する可能性があると判断し、何もせずにプロセスがs1020へと戻る。
一方、s1120で異常カウントの値が数値「3」であると判断された場合には(s1120:YES)。先に無線LAN通信の通信状態が正常であると判断された後に異常になってから充分な時間が経過していて、すぐに通信状態が好転する可能性がないと判断し、並行して実行される検索要求処理のs770にて赤外線モード指示を送信させる(s1130)。そして、異常カウントの値をゼロとし(s1140)、プロセスがs1020へと戻る。
(4)効果
このように本実施形態のカラオケシステム1によれば、無線LAN通信が利用不能である場合には、検索結果をその要求元であるリクエスト装置5に無線LAN通信を用いて送信するのを中止し、リクエスト装置5から赤外線通信を用いて受けた検索結果の表示形態を変更する旨の指示に応じてその表示形態を変更しながら検索結果をカラオケ装置3のモニタ36に引き続き表示させる。なお、カラオケ装置3(カラオケ本体)およびリクエスト装置5(検索リモコン)の動作概要を示したのが図7であり、カラオケ装置3とリクエスト装置5との間の通信状態の遷移を示したのが図13であり、カラオケ装置3およびリクエスト装置5が実行する各処理を示した全体フローが図14である。このことにより、カラオケ装置3とリクエスト装置5との間での無線LAN通信が利用不能となっても、視線をリクエスト装置5の表示部58からカラオケ装置3のモニタ36へ移す必要があるものの、引き続き検索結果を視認することができる。したがって、カラオケ装置3とリクエスト装置5との間の無線LAN通信に障害が発生した場合であっても、利用者が所望する検索結果を継続して提供することができる。
また、本実施形態のカラオケシステム1によれば、リクエスト装置5が、カラオケ装置3とリクエスト装置5との間での無線LAN通信が利用不能となった場合において、操作キーを表示部58に表示させるときに、トップ画面表示のアイコンも同時に表示部58に表示する(s772)。一方、カラオケ装置3においても、トップ画面表示の指示を受信した場合には、モニタ36にトップ画面を表示させる。
このことにより、トップ画面表示を指示する旨を示す指示コマンドをユーザが操作入力する際に、リクエスト装置5をカラオケ装置3の方向へ向けさせ、以後の赤外線通信を成功させやすくすることができる。
また、本実施形態のカラオケシステム1によれば、カラオケ装置3とリクエスト装置5との間での無線LAN通信が利用不能となった後に、無線LAN通信が再び利用可能になったら、検索結果をリクエスト装置5にて再び表示するようになっている。このことにより、カラオケ装置3とリクエスト装置5との間での無線LAN通信が利用可能となったら、視線をカラオケ装置3のモニタ36からリクエスト装置5の表示部58へ再び移させることで、引き続き検索結果を視認することができる。したがって、カラオケ装置3とリクエスト装置5との間の双方向通信に障害が発生した場合であっても、利用者が所望する検索結果を継続して提供することができる。
カラオケシステムの全体構成を示すブロック図 カラオケ装置によるメインルーチンを示すフローチャート カラオケ装置によるカラオケアプリケーションを示すフローチャート カラオケ装置による検索処理を示すフローチャート リクエスト装置によるメインルーチンを示すフローチャート リクエスト装置による検索要求処理を示すフローチャート 検索処理および検索要求処理の動作概要を示す説明図 通信正常時のリクエスト装置の画面表示例(1) 通信正常時のリクエスト装置の画面表示例(2) 通信異常時のリクエスト装置の画面表示例 通信異常時のカラオケ装置の画面表示例 通信異常時のカラオケ装置のTOPメニューの画面表示例 カラオケ装置およびリクエスト装置の状態遷移を示す説明図 検索処理および検索要求処理の全体フロー図 カラオケ装置による通信状態検知処理を示すフローチャート
符号の説明
1…カラオケシステム、3…カラオケ装置、12…制御部、14…インタフェース部、16…記憶部、18…操作部、20…赤外線通信部、22…操作処理部、24…MIDI音源、26…オーディオ信号及びマイクロフォン、28…スピーカ、30…音声制御部、34…映像再生部、36…モニタ、38…映像制御部、40…メモリ、5…リクエスト装置、52…制御部、54…赤外線通信部、56…メモリ、58…表示部、60…操作部、62…操作処理部、66…映像制御部、68…無線LAN通信部、100…ネットワーク、110…アクセスポイント、120…ルータ

Claims (3)

  1. ユーザからの要求を受けて予約した楽曲を順次演奏するカラオケ装置と前記カラオケ装置に対する楽曲の予約をリクエストするための操作を実施可能なリクエスト装置とが、前記カラオケ装置と前記リクエスト装置との間の双方向通信および前記リクエスト装置から前記カラオケ装置への片方向通信によって通信可能に接続されるカラオケシステムであって、
    前記カラオケ装置は、
    前記楽曲に関する各種情報を蓄積するデータベースと、
    ユーザが所望する情報を検索して送信する旨の要求を前記リクエスト装置から受けた際に、前記データベースに蓄積される各種情報の中からユーザが所望する情報を検索する検索手段と、
    前記検索手段による検索結果をその要求元であるリクエスト装置に前記双方向通信を用いて送信する送信手段と、を備え、
    一方、前記リクエスト装置は、
    前記カラオケ装置の前記データベースに蓄積される各種情報の中から前記検索手段によって検索された後に前記カラオケ装置の前記送信手段によって前記双方向通信を用いて送信された前記検索結果を表示可能な表示部と、
    前記検索結果を前記表示部に表示させる表示制御手段と、
    前記双方向通信が利用可能か否かを判断する判断手段と、
    前記双方向通信が利用可能であると前記判断手段によって判断された場合においてユーザが所望する情報を提供する旨の要求を受けたときには、ユーザが所望する情報を検索して送信する旨の要求を前記カラオケ装置に前記双方向通信を用いて送信する送信手段と、を備え、
    前記リクエスト装置の前記表示制御手段は、前記リクエスト装置の前記送信手段による要求を受けたカラオケ装置から前記双方向通信を用いて送信されてきた検索結果を前記リクエスト装置の前記表示部に表示させ、
    さらに、前記リクエスト装置は、
    前記双方向通信が利用不能であると前記判断手段によって判断された場合に、前記検索結果を表示する表示形態を変更する旨のユーザによる指示を受け付け可能な受付手段を備え、
    前記双方向通信が利用不能であると前記判断手段によって判断された場合には、前記リクエスト装置の前記表示制御手段が、前記リクエスト装置の前記受付手段が受け付け可能な操作内容をユーザに案内するための情報を前記リクエスト装置の前記表示部に表示させ、前記リクエスト装置の前記送信手段が、前記双方向通信が利用不能である旨の通知および前記リクエスト装置の前記受付手段が受け付けたユーザによる指示を前記カラオケ装置に前記片方向通信を用いて送信し、
    一方、前記カラオケ装置は、
    前記検索結果を表示可能な表示部と、
    前記検索結果を前記表示部に表示させる表示制御手段と、を備え、
    前記双方向通信が利用不能である旨の通知を前記リクエスト装置から前記片方向通信を用いて受けたときには、前記カラオケ装置の前記送信手段が、前記検索結果をその要求元であるリクエスト装置に前記双方向通信を用いて送信するのを中止し、前記カラオケ装置の前記表示制御手段が、前記リクエスト装置から前記片方向通信を用いて受けた前記検索結果の表示形態を変更する旨の指示に応じてその表示形態を変更しながら前記検索結果を前記カラオケ装置の前記表示部に引き続き表示させること
    を特徴とするカラオケシステム。
  2. 請求項1に記載のカラオケシステムにおいて、
    前記リクエスト装置の前記受付手段は、前記双方向通信が利用不能であると前記判断手段によって判断された場合には、トップ画面表示を指示する旨のユーザによる指示を受け付け可能であり、
    前記リクエスト装置の前記表示制御手段は、前記双方向通信が利用不能であると前記判断手段によって判断された場合には、トップ画面表示を指示する旨のユーザによる指示を受け付けるためのアイコンを前記リクエスト装置の前記表示部に表示させ、
    前記カラオケ装置の前記表示制御手段は、前記リクエスト装置から前記片方向通信を用いて受けた前記検索結果の表示形態を変更する旨の指示としてのトップ画面表示を指示する旨のユーザによる指示に応じて前記カラオケ装置の前記表示部にトップ画面表示を行わせること
    を特徴とするカラオケシステム。
  3. 請求項1または請求項2に記載のカラオケシステムにおいて、
    前記リクエスト装置の前記送信手段は、前記双方向通信が利用不能であると前記判断手段によって判断された後に、前記双方向通信が利用可能であると前記判断手段によって判断された場合には、前記双方向通信が利用可能である旨の通知を前記カラオケ装置に前記片方向通信を用いて送信し、
    一方、前記カラオケ装置の前記表示制御手段は、前記双方向通信が利用可能である旨の通知を受けた際には、前記検索結果を前記カラオケ装置の前記表示部に表示させることを中止し、前記カラオケ装置の前記送信手段が、前記検索結果をその要求元であるリクエスト装置に前記双方向通信を用いて再び送信し、
    さらに、前記リクエスト装置の前記表示制御手段は、前記カラオケ装置から前記双方向通信を用いて送信されてきた前記検索結果を前記リクエスト装置の前記表示部に表示させること
    を特徴とするカラオケシステム。
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