JP2010054589A - 定着装置および画像形成装置 - Google Patents

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Noriyuki Koinuma
宣之 鯉沼
Kazuhisa Sudo
和久 須藤
Kazuhiko Yuki
和彦 結城
Shinichi Kawahara
真一 川原
Masaki Sukesako
昌樹 助迫
Kosuke Yamamoto
幸輔 山本
Takehide Mizutani
武英 水谷
Takashi Yoshida
隆司 吉田
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Abstract

【課題】簡単な構成で、ニップ幅を広くとり安定した画像形成が可能で、カラー化や高速化に対応する。
【解決手段】定着ローラ21と加圧ローラ23は転写紙9の搬送経路中に対向しバネで加圧設置される。また、定着ローラ21内側に、剛性の高い材料(SUS等)で形成されている定着加圧ローラ22とハロゲン等の棒状ヒータ24を備えている。定着加圧ローラ22は、定着ローラ21と加圧ローラ23の各中心点を結んだ線上よりも下流側に配置され、加圧ローラ23と、前記定着ローラ21と加圧ローラ23間のバネよりも強いバネで加圧されている。このことにより、ニップ内に定着ローラ21の弾性体層の変形に偏りが生じて、転写紙9の搬送方向の下流側に高圧部を形成することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、定着装置、およびこの定着装置を備えたプリンタ、複写機、ファクシミリ等の画像形成装置に関するものである。
プリンタ等の画像形成装置においては、記録媒体に転写されたトナー像を加熱ローラと加圧ローラとを有する定着装置により定着することが広く行われている。しかし、近年のカラー化や高速化により、前記のような加熱ローラと加圧ローラとを圧接させる定着装置では、ニップ幅が狭いために熱を十分に与えられずトナーの定着に不具合を生じるという傾向がある。この問題を解決するため、複数のローラにより支持されたベルトを加圧ローラに押圧することによって、ニップ幅を広くとるようにした方法が示されている(特許文献1,2参照)。
さらに、このベルトを用いた方式の中には、特許文献3に示すように、ニップ部内での圧力分布を入口側と出口側で変えることで、低圧部で転写紙およびトナーに熱を十分に与えた後に狭い高圧部で転写紙に定着させることで、トルクの増大を防ぐことも行われている。
特開2003−302858号公報 特開2002−278349号公報 特開平11−133776号公報
しかしながら、このような構成のベルトを用いた定着装置は、ベルトを掛け回すためのローラ等を必要として構成部品が増えてしまい、大きさ、コストの面で不利であるという問題があった。
本発明は、前記従来技術の問題を解決することに指向するものであり、簡単な構成で、ニップ幅を広くとり安定した画像形成が可能で、カラー化や高速化に対応した定着装置および画像形成装置を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明に係る請求項1に記載した定着装置は、媒体の搬送経路上に対向して設けられた一対のローラと加熱手段を備え、前記一対のローラ間のニップ部での加圧および前記加熱手段の加熱により前記媒体上にトナー画像を定着させる定着装置において、前記一対のローラのうち一方のローラは肉厚が薄く、内部に前記ローラを前記ニップ部の加圧方向へ圧接するための第2ローラを備え、前記第2ローラの回転中心位置が、前記一対のローラそれぞれの回転中心を結んだ線よりも前記媒体の搬送経路の下流側にあることを特徴とする。
また、請求項2に記載した発明は、請求項1の定着装置において、前記第2ローラの径が、前記第2ローラを内部に備える外側ローラの径の1/2以下であることを特徴とする。
また、請求項3に記載した画像形成装置は、請求項1または2記載の定着装置を備えたことを特徴とする。
前記構成の定着装置および画像形成装置によれば、簡単な構成で、ニップ幅を広くとり安定したトナー定着ができ、カラー化や高速化に対応した画像形成を行うことができる。
本発明によれば、簡単な構成で、ニップ幅を広くとり安定した画像形成を行うことができ、カラー化や高速化に対応した定着装置および画像形成装置を提供することができるという効果を奏する。
以下、図面を参照して本発明における実施の形態を詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態における光書込ユニットの概略構成を示し、また、図2(a)はカラーの画像形成装置、(b)は画像形成ユニットの概略構成を示す図である。
図2(a)に示す画像形成装置は、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)の各色の画像を形成するための4つの画像形成ユニット1Y、1C、1M、1Kを備える。なお、Y、C、M、Kの色順は、図2(a)に限るものでなく、他の並び順であっても構わない。
画像形成ユニット1(Y、C、M、K)は、それぞれ、像担持体としての感光体ドラム2(Y、C、M、K)と、帯電部1a(Y、C、M、K)、現像部1b(Y、C、M、K)、クリーニング手段(図示せず)とを備えている。また、各画像形成ユニット1Y、1C、1M、1Kの配置は、各感光体ドラムの回転軸が平行になるように、かつ記録媒体である転写紙9の移動方向に所定のピッチで配列するように、設定されている。
また、画像形成ユニット1(Y、C、M、K)の下方には、光源(半導体レーザ3a)、ポリゴンミラー3c、反射ミラー3e、f−θレンズ3f等を備え、画像データに基づいて各感光体ドラム2(Y、C、M、K)の表面に光ビーム3dを走査しながら照射する光書込ユニット3が、上方には各画像形成ユニットのトナー像を重ね合わせて転写するように搬送する転写搬送ベルト4を有するベルト駆動装置としての一次転写ユニット5が配置されている。
転写搬送ベルト4の外周面には、ブラシローラとクリーニングブレードから構成されたクリーニングユニット6が接触するように配置されている。このクリーニングユニット6により転写搬送ベルト4上に付着したトナー等の異物が除去される。
図2(a)において、一次転写ユニット5の右側には、転写紙9にトナー像を転写する二次転写ユニット7が配置され、その上方にはベルト定着方式の定着ユニット8が備えられている。画像形成装置の下部には、記録媒体である転写紙9が載置された給紙カセット10a,10bを備えている。また、画像形成装置の側面から手差しによる給紙を行う手差しトレイ10cが備えられている。
この他、トナー補給容器11Y、11C、11M、11Kが備えられ、図示していない廃トナーボトル、電源ユニットなども備えられている。
図2(b)に示す現像手段としての現像部1b(Y、C、M、K)は、いずれも同様の構成からなり、それらは使用するトナーの色のみが異なる二成分現像方式の現像部1b(Y、C、M、K)であり、トナーと磁性キャリアからなる現像剤が収容されている。
現像部1b(Y、C、M、K)は感光体ドラム2(Y、C、M、K)に対向した現像ローラ、現像剤を搬送・撹拌するスクリュー、トナー濃度センサ等から構成される。現像ローラは外側の回転自在のスリーブと内側に固定された磁石から構成されている。トナー濃度センサの出力に応じて、トナー補給装置よりトナーが補給される。
まず、図1の帯電ローラ(帯電部1a)に図示しない電源より所定の電圧が印加されて、対向する感光体ドラム2の表面を帯電する。所定の電位に帯電した感光体ドラム2の表面には、引き続いて光書込ユニット3により画像データに基づく光ビーム3dが走査され、静電潜像が書き込まれる。静電潜像を担持した感光体ドラム2の表面が現像部1bに到達すると、感光体ドラム2と対向配置される現像ローラにより、感光体ドラム2表面の静電潜像にトナーが供給されて、トナー像が形成される。
前記の動作が画像形成ユニット1(Y、C、M、K)全てにおいて、同様にして所定のタイミングで行われ、感光体ドラム2(Y、C、M、K)表面にはそれぞれ所定の色のトナー像が形成される。
転写紙9は、給紙カセット10a,10b、もしくは手差しトレイ10cのいずれかから搬送され、レジストローラ16に到達したところで一端停止する。画像形成ユニット1(Y、C、M、K)の画像形成動作タイミングで転写搬送ベルト4上に、各感光体ドラム2上のトナー像を順次転写していく。このトナー像の転写は、転写搬送ベルト4を挟んで各感光体ドラム2(Y、C、M、K)と対向配置されている一次転写ローラ4a(Y、C、M、K)から、図示しない電源より感光体ドラム2上のトナーの極性と逆極性の電圧が印加されることで行われる。
そして、感光体ドラム2との対向位置を通過し、4色のトナー像が重ね合わされた転写搬送ベルト4上のトナー像は、レジストローラ16で送り出された転写紙9上に、二次転写ユニット7によって転写される。転写紙9は、引き続いて定着ユニット8に搬送され、熱と圧力を受けて画像を定着される。
図3は本実施形態における定着ユニット、図4は定着ローラの概略構成を示す図である。図3に示すように、定着ローラ21と加圧ローラ23は転写紙9の搬送経路中に対向して図示しないバネで加圧されて設置され、また図4に示すように、定着ローラ21はアルミニウム合金等の定着ローラ:素管21aの上に変形しニップ幅を十分に広くするための弾性部材(発泡シリコン等)の定着ローラ:ゴム層21bが形成され、必要に応じてさらにその上に離型性確保のためのフッ素系樹脂層が設けられ、端部にリング状のフランジを備え、装置本体側のリング状の受けに嵌め合わせている。
また、定着ローラ21内側に、剛性の高い材料(SUS等)で形成されている定着加圧ローラ22とハロゲン等の棒状ヒータ24を備えている。定着加圧ローラ22は、定着ローラ21と加圧ローラ23の各中心点を結んだ線上よりも下流側に配置され、加圧ローラ23と、前記定着ローラ21と加圧ローラ23間のバネよりも強いバネで加圧されている。
このことにより、ニップ内に定着ローラ21の弾性体層の変形に偏りが生じ、図5に示すような圧力分布(図3の矢印A,Bと図5の矢印A,Bが対応)となり、転写紙9の搬送方向の下流側に高圧部を形成することができる。
また、図6は、面圧を変化させて定着させた転写紙9上のベタ画像を布で擦り、擦る前後の反射濃度差を測定した値(スミア定着値)の例を示す図である。値が低いほどよりよく定着されていることを示し、0.15以下が望ましい。圧力を高くすることで定着が向上することがわかる。
このような圧力分布とすることにより、転写紙9に対して、上流側で十分な熱を与えた後に高圧を印加することで、定着性を向上することができる。
また、ヒータ24は定着ローラ21の中心付近に配置することで、待機時にも均一に昇温することができる。そのためには、定着加圧ローラ22の径の大きさを定着ローラ21の内径の1/2以下にする必要がある。
また、本実施形態の構成とすることで、ニップ全面に高圧を印加する場合よりも駆動トルクの低減を実現できる。
本発明によれば、簡単な構成で、ニップ幅を広くとり安定したトナー定着が可能となり、カラー化や高速化に対応した画像形成を行うことができる定着装置および画像形成装置を得られる。
本発明に係る定着装置は、簡単な構成で、ニップ幅を広くとり安定した画像形成を行うことができ、カラー化や高速化に対応し、定着装置を備えたプリンタ、複写機、ファクシミリ等の画像形成装置に有用である。
本発明の実施形態における光書込ユニットの概略構成を示す図 実施形態における(a)はカラーの画像形成装置、(b)は画像形成ユニットの概略構成を示す図 本実施形態における定着ユニットを示す図 本実施形態における定着ローラの概略構成を示す図 本実施形態におけるニップ内に定着ローラの弾性体層の変形に偏りが生じた圧力分布を示す図 本実施形態における面圧を変化させて定着させた転写紙ベタ画像を布で擦り反射濃度差を測定した値(スミア定着値)を示す図
符号の説明
1Y,1M,1C,1K 画像形成ユニット
1a 帯電部
1b 現像部
2 感光体ドラム
3 光書込ユニット
3a 半導体レーザ
3b レンズ
3c ポリゴンミラー
3d 光ビーム
3e 反射ミラー
3f f−θレンズ
4 転写搬送ベルト
5 一次転写ユニット
6 クリーニングユニット
7 二次転写ユニット
7a 転写部
8 定着ユニット
9 転写紙
10a,10b 給紙カセット
10c 手差しトレイ
11Y,11M,11C,11K トナー補給容器
21 定着ローラ
21a 定着ローラ:素管
21b 定着ローラ:ゴム層
22 定着加圧ローラ
23 加圧ローラ
24 ヒータ

Claims (3)

  1. 媒体の搬送経路上に対向して設けられた一対のローラと加熱手段を備え、前記一対のローラ間のニップ部での加圧および前記加熱手段の加熱により前記媒体上にトナー画像を定着させる定着装置において、
    前記一対のローラのうち一方のローラは肉厚が薄く、内部に前記ローラを前記ニップ部の加圧方向へ圧接するための第2ローラを備え、
    前記第2ローラの回転中心位置が、前記一対のローラそれぞれの回転中心を結んだ線よりも前記媒体の搬送経路の下流側にあることを特徴とする定着装置。
  2. 前記第2ローラの径が、前記第2ローラを内部に備える外側ローラの径の1/2以下であることを特徴とする請求項1記載の定着装置。
  3. 請求項1または2記載の定着装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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