JP6187116B2 - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、定着装置及び画像形成装置に関する。さらに詳述すると、複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置に装着される定着装置に関する。
複写機、ファクシミリ、プリンタ、またはそれらの複合機等の画像形成装置として、電子写真方式を利用した画像形成装置が種々考案されており公知技術となっている。その画像形成プロセスは、像担持体である感光ドラムの表面に静電潜像を形成し、感光ドラム上の静電潜像を現像剤であるトナー等によって現像して可視像化し、現像された画像を転写装置により記録媒体(用紙、記録紙、シート、記録材ともいう)に転写して画像を担持させ、圧力や熱等を用いる定着装置によって記録媒体上のトナー画像を定着する過程により成立している。
定着装置としては、様々な方式のものが提案されており、例えば、所定の温度に維持された定着ローラ(定着部材)と、定着ローラに圧接する加圧ローラ(加圧部材)とを備え、加圧ローラと定着ローラとの圧接によって形成された定着ニップ部(ニップ部)により、未定着トナー像を担持した記録媒体を挟持搬送しつつ加熱し、定着させるローラ定着方式が知られている。
また、加圧ローラ(加圧部材)に対向配置される定着ローラと、定着ローラと加熱ローラとの間に張架される無端状の定着ベルト(定着部材)とを備え、加圧ローラと定着ベルトとの圧接によって形成されたニップ部にて、定着ベルトを介して加熱ローラの熱を記録媒体に与えることで、未定着トナー像を記録媒体に加圧し、定着させるベルト定着方式が知られている。
近年、これまでのシアン、マゼンダ、イエロー及びブラックトナー(以下、フルカラーと称することもある)を用いた画像形成装置に加え、透明トナーや白色トナー(以下、特色トナーと称することもある)を用いた画像形成装置が提案されている。このような特色トナーを用いることで、様々な表現ができるようになり、出力物の付加価値が向上することが知られている。
透明トナーによる付加価値の向上として、例えば、画像部前面の均一光沢化が挙げられる。透明トナーを用いない画像形成装置では、白地部にトナーが付着せず、記録媒体である紙の表面光沢がそのまま出力されるため、出力画像の光沢が均一にならない場合が多かった。また、トナーが多く付着するベタ画像とトナーが網点状に付着するハーフトーンでは、紙へのトナー付着量による光沢差が発生していた。
また、白色トナーによる付加価値の向上として、例えば、有色紙またはホログラム等のメタリック紙で白色を出力できることが挙げられる。これまでのフルカラー電子写真装置は白色の紙にトナーを乗せ、色表現を行い、白色は紙の地色(白)で表現されていたため、有色紙、またはホログラム等のメタリック紙など地色が白色でない場合は白色を表現することができなかった。
特色トナーを有する画像形成装置において、フルカラートナー像の上に特色トナー像を順次形成し、両トナー像を同時に定着させる場合、用紙に対するトナー付着量は従来のものより増え、用紙が定着ローラに巻き付いてしまう分離不良(特に薄紙)という問題が発生していた。
これに対し、特許文献1、2には、用紙上にまずフルカラートナー像だけを形成して一度定着してから、その上に特色トナー像を形成して再度定着する方法が開示されている。
また、特許文献3では、記録媒体の厚さや種類によって定着条件を調整できる電子写真装置が開示されている。特許文献3における定着条件は、定着温度、定着ニップ部の加圧力、入口ガイド板の位置又は姿勢、分離爪の当接位置であり、記録媒体の厚さや種類によってこれらの条件を調整することができる。これにより、記録媒体の厚さや種類の違いに関わらず定着性の良い高画像品質が得られる等の効果が開示されている。
しかしながら、特許文献1、2において、フルカラートナー像だけを形成して一度定着した用紙を、再度その上に特色トナー像を形成して定着させる方法では、フルカラートナー像のみの定着設定温度と特色トナー像の定着設定温度が必ずしも一致するわけではない。このため、画像形成装置から出力される出力スピードは半分以下となり、生産性が著しく落ちてしまうという問題があった。また、フルカラートナー像だけの用紙をプレ出力し、ユーザーが再度特色トナーを用紙に付着させるための出力作業を行う必要が生じてしまうという問題があった。
また、特許文献3では、記録媒体の厚さや種類によって所定の定着条件を調整できるものの、記録媒体の分離性には更なる向上が求められており、例えば特色トナーが用いられた記録媒体の分離性には更なる向上が求められていた。
そこで、本発明は上記課題を鑑み、生産性を落とすことなく、記録媒体の分離性を確保できる定着装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る定着装置は、加熱手段により加熱される定着部材と、前記定着部材の少なくとも一部を押圧可能に配置され、前記定着部材との間にニップ部を形成する加圧部材と、を備え、前記ニップ部に未定着トナー像を担持した記録媒体を搬送して、該未定着トナー像を記録媒体に定着する定着装置であって、前記定着部材または加圧部材の少なくとも一方に押し当てられてオイルを塗布するオイル塗布手段を備え、前記オイル塗布手段は、オイルが塗布される被塗布部材に対して接離可能であり、前記記録媒体の紙厚と、透明トナーおよび白色トナーから選ばれる少なくとも一つを有する特色トナーの使用有無と、に応じて、前記被塗布部材への接離がなされることを特徴とする定着装置である。
本発明によれば、生産性を落とすことなく、記録媒体の分離性を確保できる定着装置を提供することができる。
本発明に係る定着装置の一例を示す模式図である。 画像部と非画像部からなる画像形成パターンの一例を示す模式図である。 本発明に係る定着装置の別の例を示す模式図である。 本発明に係る画像形成装置の一例を示す模式図である。
以下、本発明に係る定着装置及び画像形成装置の一実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、本発明は以下に示す実施形態に限定されるものではなく、他の実施形態、追加、修正、削除など、当業者が想到することができる範囲内で変更することができ、いずれの態様においても本発明の作用・効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。
<第一の実施形態>
本実施形態に係る定着装置の構成及び制御について図1を用いて説明する。図1は、定着装置20の一例を示しており、定着ローラ23の軸方向での概略断面図である。
本実施形態に係る定着装置20は、加熱手段(ヒータ37)により加熱される定着部材(定着ベルト22)と、定着ベルト22の少なくとも一部を押圧可能に配置され、定着ベルト22との間にニップ部を形成する加圧部材(加圧ローラ27)と、を備えている。定着装置20は、ニップ部に未定着トナー像24を担持した記録媒体25を搬送して、未定着トナー像24を記録媒体25に定着する。さらに、定着装置20は、定着ベルト22または加圧ローラ27の少なくとも一方に押し当てられてオイルを塗布するオイル塗布手段29を備えている。オイル塗布手段29は、オイルが塗布される被塗布部材に対して接離可能であり、記録媒体25の紙厚と、透明トナーおよび白色トナーから選ばれる少なくとも一つを有する特色トナーの使用有無と、に応じて、被塗布部材への接離がなされることを特徴としている。
以下、本実施形態に係る定着装置20について、詳細を説明する。
定着装置20は、加熱ローラ21と、定着ローラ23と、加熱ローラ21および定着ローラ23に張架される定着ベルト22と、定着ローラ23を押圧して定着ローラ23との間にニップ部を形成する加圧ローラ27と、を備えている。また、加熱ローラ21は、熱源としてのヒータ37、加圧ローラ27は、熱源としてのヒータ38をそれぞれ内部に有している。
定着装置20は、定着ローラ23と加圧ローラ27との圧接によって形成される定着ベルト22と加圧ローラ27とのニップ部に未定着トナー像24を担持した記録媒体25(用紙)を通紙して加熱定着を行うものである。なお、加熱ローラ21、定着ローラ23及び加圧ローラ27は、定着装置20の図示しない筐体の長手方向に回転可能に軸支され、図示しない各ローラの駆動手段等は、筐体に固定保持されている。
ニップ部を通紙した記録媒体25は、定着ローラ23側に配置された分離板(図示せず)または加圧ローラ27側に配置された分離板(図示せず)によって先端部が分離されて、次工程に排出される。なお、定着ローラ23側、加圧ローラ27側にそれぞれ配置される分離部材としての分離板は、板状の部材に限られるものではなく、分離爪を用いるようにしても良い。また、分離版や分離爪等は画像品質への影響から、定着ベルト22や加圧ローラ27から微小ギャップを備えた非接触状態とするのが好ましい。
加熱ローラ21は、例えば、金属材料からなる薄肉の円筒体であって、その円筒体の内部には熱源としてのヒータ37が固設されている。ヒータ37としては、例えば、ハロゲンヒータやカーボンヒータ等を用いることができる。また、ヒータ37の両端部は、定着装置20の筺体に固定されている。また、ヒータ37は、加熱ローラ21を外部から加熱する誘導加熱手段であっても良い。
ヒータ37は、装置本体の電源部(交流電源)により出力制御され、このヒータ37からの輻射熱によって加熱ローラ21が加熱される。さらに加熱ローラ21によって加熱された定着ベルト22の表面から記録媒体25上の未定着トナー像24に熱が加えられる。ヒータ37の出力制御は、定着ベルト22の表面に対向する位置に設けられるサーモパイル等の温度センサ(図示せず)によるベルト表面温度の検知結果に基づいてなされる。
定着ベルト22は、定着ローラ23と加熱ローラ21の周囲に掛けまわされ、加熱ローラ21および定着ローラ23に密着している。このように構成した定着ベルト22に、定着ローラ23に対応する箇所に加圧ローラ27を押し当てることで、定着ニップ部を構成する。
定着ベルト22は、例えば、PI(ポリイミド)樹脂からなる層厚90μmのベース層上に、シリコーンゴムなどの弾性層、離型層が順次積層された多層構造の無端ベルトである。
定着ベルト22の弾性層は、層厚が200μm程度であって、シリコーンゴム、フッ素ゴム、発泡性シリコーンゴム等の弾性材料で形成されている。定着ベルト22の離型層は、層厚が20μm程度であって、PFA(4フッ化エチレンパーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体樹脂)、ポリイミド、ポリエーテルイミド、PES(ポリエーテルサルファイド)等で形成されている。定着ベルト22の表層に離型層を設けることにより、トナー(トナー像)に対する離型性(剥離性)が確保されることになる。
また、定着ベルト22は、例えば、厚さ90μmの耐熱樹脂の無端フィルムであるPIベルトで構成され、表層には、PFA(4フッ化エチレンパーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体樹脂)などのオフセット防止剤がコーティングされている。
定着ローラ23は、熱源を有しておらず、金属(鉄やアルミ)などの剛性の高い芯材を、シリコーンゴムなどの厚い弾性層で覆ったものである。
加圧ローラ27は、定着ローラ23と同様に、SUS304等の芯金上に、フッ素ゴム、シリコーンゴム、発泡性シリコーンゴム等の弾性層が形成されたローラ部材である。また、円筒体の内部には熱源としてのヒータ38が固設されている。なお、ヒータ38を有さない構成としても良い。
定着ローラ23と加圧ローラ27とは、対向して配置されるゴムローラであり、加圧ローラ27が定着ベルト22を介して定着ローラ23の中心方向に加圧されることにより、加圧ローラ27と定着ベルト22との間でニップ部が形成される。
また、駆動手段は、定着ローラ23を時計回り方向に回転駆動させる。定着ローラ23の回転により、定着ローラ23に圧接する加圧ローラ27および定着ベルト22が同速で連れ回り回転する。
定着装置20は、記録媒体25の分離性を向上させるため、定着部材または加圧部材の少なくとも一方に押し当てられてオイルを塗布するオイル塗布手段29を備えており、オイル塗布手段29は、オイルが塗布される被塗布部材に対して接離可能な構成となっている。
以下、被塗布部材と表記した場合、定着部材または加圧部材の少なくとも一方を表すものとする。また、図1におけるオイル塗布手段29は定着ベルト22にオイル塗布する例が示されているが、これに限られず、加圧ローラ27等にオイル塗布してもよい。
図1では、オイル塗布手段29は、オイル塗布ローラ30と接離機構部34を有し、オイル塗布ローラ30は接離機構部34により、定着ベルト22に接離可能となっている。接離機構部34は、特に制限されるものではないが、駆動モータを有するカム機構、ソレノイド等が挙げられる。オイル塗布ローラ30は、スポンジローラ等によりオイル含浸ローラとしてもよく、オイル供給経路を有するオイル塗布ローラ30等にしてもよい。
オイル含浸ローラ等のオイル塗布ローラ30においては、含浸可能なオイル量は限られているため、使用量を抑えることが必要とされる。そのため、例えば、記録媒体25の分離補助(例えば、定着ベルト22にオイル塗布を行う)が不要な厚紙では、オイル塗布ローラ30を離間させ、分離補助が必要な薄紙の場合にオイル塗布ローラ30を定着ベルト22に接触させるのが好ましい。このようにすることで、使用するオイル量を抑えつつ、記録媒体25の分離性を向上させることができる。
なお、被塗布部材に塗布されるオイルの種類は特に制限はなく、潤滑剤として用いることができるものであればよい。また、定着装置20において、オイル塗布手段29は一つであってもよいし、二つ以上備えられていてもよい。
オイル塗布ローラ30は、記録媒体25の紙厚に応じて定着ローラ23に接離可能なように制御されているが、対象とする紙厚は目的に応じて変更することができる。例えば、記録媒体25が薄紙の場合、オイル塗布ローラ30を被塗布部材に押し付けるように制御することが好ましい。対象とする薄紙の紙厚は目的に応じて変更することができるが、例えば、105gsm以下の場合、オイル塗布の対象の薄紙とすることができる。
また、オイル塗布ローラ30は、透明トナーおよび白色トナーから選ばれる少なくとも一つを有する特色トナーの使用有無に応じて、被塗布部材への接離がなされるように制御されている。特色トナーが用いられた場合、記録媒体25において定着部材との分離性が低下してしまう。そのため、特色トナーが用いられた場合、オイル塗布ローラ30が被塗布部材に押し付けるように制御されていることが好ましい。これにより、オイルが塗布され、高付着した記録媒体25の分離性を向上させることができる。
また、オイル塗布ローラ30は、通紙される記録媒体25の紙種に応じて、定着ローラ23への押し付けが制御されていることが好ましい。記録媒体25の紙種によっては、記録媒体25の分離性が十分でなく、分離されないことがある。そこで、定着分離搬送に不利な紙種である記録媒体25の通紙時は、オイル塗布ローラ30を定着ローラ23に接触させ、定着ローラ23にオイルを塗布し、分離性を向上させることができる。
ここで、オイル塗布の対象となる記録媒体25の紙種は、目的に応じて変更することができるが、例えば、非コート紙、コート紙に応じてオイル塗布するように制御することができる。分離に不利な非コート紙の場合、オイル塗布手段を被塗布部材に接触させ、コート紙の場合、オイル塗布手段を被塗布部材から離間させるように制御する構成にすることができる。
定着装置20においては、必要に応じて、記録媒体25の紙厚や特色トナーの使用有無、紙種等を識別する手段を備えていてもよい。識別する手段は特に制限されるものではないが、例えばフォトセンサ等により検知する手段が挙げられる。光透過量を検出するフォトセンサの場合、記録媒体25を透過する光量の違いから記録媒体25の厚さ等を検知することができる。
定着装置20は、画像情報により用紙の一部に対応する位置への接離を行う構成とすることもできる。
図2に、画像部と非画像部からなる画像形成パターンの一例を示す。図2(A)は、記録媒体25上に、矢印で示す搬送方向の先端側から順に、画像部a、非画像部bが形成される例を示したものである。図2(B)は、記録媒体25上に、矢印で示す搬送方向の先端側から順に、画像部a(a1)、非画像部b、画像部a(a2)が形成される例を示したものである。
フルカラートナーや特色トナーが用いられる画像部aでは、オイル塗布手段29によりオイル塗布されることが好ましいが、非画像部bではトナー像が存在しないため、オイル塗布が不要な場合もある。そのため、画像情報により、オイル塗布部材の接離を制御できることが好ましく、このような構成とすることで、オイルの使用量を省くことができる。
定着装置20は、図2(A)及び(B)に示すパターンの画像情報に応じて、オイル塗布手段29は被塗布部材への接離が可能な構成としてもよい。例えば、図2(A)のパターンの場合、画像部aの位置に対応する被塗布部材の部位にオイル塗布されるように、オイル塗布手段29が接触する。そして、非画像部bに対応する被塗布部材の部位では、オイル塗布手段29は離間する。
一方、図2(B)のパターンの場合、画像部a(a1)の位置に対応する被塗布部材の部位にオイル塗布されるように、オイル塗布手段29が接触し、非画像部bに対応する被塗布部材の部位では、オイル塗布部材は離間する。そして、画像部a(a2)の位置に対応する被塗布部材の部位にオイル塗布されるように、オイル塗布手段29が再び接触する。
なお、上記実施形態では、ベルト定着方式の定着装置を例に説明したが、定着装置の方式は、これに限られるものではなく、例えば、加圧ローラと加熱ローラ(定着ローラ)との圧接によってニップ部を形成するローラ定着方式や、ベルト部材である定着ベルトに替えて定着ローラと加熱ローラに張架されたフィルム部材を用いたフィルム定着方式などの他の定着方式の定着装置に適用したものであっても良い。
<第二の実施形態>
以下、本発明に係る定着装置のその他の実施形態について説明する。なお、上記実施形態と同様の点についての説明は省略する。
図3に示される定着装置20は、オイル塗布手段29の別の実施形態として、クリーニングウェブユニット31を備えている。図3に示されるように、クリーニングウェブユニット31はクリーニング部材(クリーニングウェブ32)と、加圧ローラ27にクリーニングウェブ32を押し当てる押圧部材(押圧ローラ33)を有し、クリーニングウェブユニット31は加圧ローラ27に対して接離可能な構成となっている。
本実施形態では、クリーニングウェブユニット31が加圧ローラ27に接離可能な構成を例として挙げて説明しているが、加圧ローラ27に限られず、定着ローラ23や定着ベルト22に接離可能な構成としてもよい。
定着装置20においては、定着ベルト22、定着ローラ23、加圧ローラ27にトナー等が付着し、汚れてしまい、記録媒体25の分離性の低下や画像の乱れ等が発生することがあるため、クリーニング機能を備えていることが好ましい。クリーニングウェブユニット31においては、クリーニングウェブ32によって加圧ローラ27の汚れがクリーニングされる。クリーニングウェブ32は、クリーニングウェブ供給ローラ35によって少しずつ送られ、クリーニングウェブ巻取りローラ36によって巻き取られて常にきれいな面を接触させ加圧ローラ27を清掃することができる。
クリーニングウェブユニット31について、本来のクリーニング機能に加え、分離補助のオイル塗布機能を合わせ持たせることで、定着ベルト22及び加圧ローラ27上のオフセットトナーを清掃し、かつオイル塗布による分離性の向上が可能である。
また、クリーニング部材は、長尺シート状のクリーニングウェブ32であることが好ましい。オイルが含浸された長尺シート状のクリーニングウェブ32を用いることで、オイル塗布ローラ30と比較し、オイル含浸量を増やすことが可能であり、メンテナンス周期を伸ばす高寿命化を図ることができる。
<第三の実施形態>
以下、本発明に係る定着装置のその他の実施形態について説明する。なお、上記実施形態と同様の点についての説明は省略する。
本発明に係る定着装置においては、オイル塗布手段が一つであってもよいし、二つ以上であってもよい。本実施形態における定着装置は、オイル塗布手段29を二つ以上備えており、オイル塗布手段29としては、上記実施形態で示されるような、オイル塗布ローラ30を有するものやクリーニングウェブユニット31であるもの等から選択することができる。複数のオイル塗布手段29において、全てがオイル塗布ローラ30を有するものであってもよく、クリーニングウェブユニット31であるものであってもよい。また、オイル塗布ローラ30を有するもの及びクリーニングウェブユニット31であるものを両方備えていてもよい。
また、オイル塗布手段29は定着部材または加圧部材の少なくとも一方に押し当てられてオイルを塗布するため、定着部材、加圧部材のどちらか一方が押し当てられてもよく、両者が押し当てられてもよい。そのため、オイル塗布手段29の数やオイルを塗布する対象等については、目的に応じて変更することができる。
本実施形態の構成例としては、例えば、オイル塗布ローラ30を定着ベルト22に接離可能とさせ、クリーニングウェブユニット31を加圧ローラ27に対して接離可能な構成とすることが挙げられる。
次に、図1や図3に示されるような定着装置20を用いた場合におけるオイル塗布手段29の接離の制御例を下記表1に示す。
表1中、「特色トナー」とあるのは、特色トナーが用いられていることを示し、同時にフルカラートナーが用いられているかどうかは問わない。
また、表1の制御例では、薄紙は厚さ105gsm以下であり、厚紙は105gsmより大きい。
表1において、「接触」、「離間」とはオイル塗布手段が被塗布部材に対して接離することを示し、被塗布部材は、定着部材または加圧部材の少なくとも一方を示す。
Figure 0006187116
表1に示される例では、オイル塗布手段が記録媒体の紙厚と特色トナーの使用有無とに応じて、被塗布部材への接離が制御されており、さらに紙種(コート/非コート)に応じて、接離が制御されている。これにより、定着ローラ等における巻き付きジャムを抑制することができる。
(画像形成装置)
図4は、本発明に係る画像形成装置の一実施形態であるタンデム型カラー複写機の全体構成を説明する概略構成図である。図4を参照して、この画像形成装置の内部構成の概要及び動作について説明する。
図4において、1は画像形成装置本体、2は入力画像情報に基づいたレーザ光を発する書込み部、3は原稿Dを原稿読込部4に搬送する原稿搬送部、4は原稿Dの画像情報を読み込む原稿読込部、7は転写紙等の記録媒体P(図示せず)が収容される給紙部、9は記録媒体Pの搬送タイミングを調整するレジストローラ、11Y,11M,11C,11BKは各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)のトナー像が形成される感光体ドラム、12は各感光体ドラム11Y,11M,11C,11BK上を帯電する帯電部、13は各感光体ドラム11Y,11M,11C,11BK上に形成される静電潜像を現像する現像部、14は各感光体ドラム11Y,11M,11C,11BK上に形成されたトナー像を記録媒体P上に重ねて転写する転写バイアスローラ(1次転写バイアスローラ)、15は各感光体ドラム11Y,11M,11C,11BK上の未転写トナーを回収するクリーニング部を示す。
また、16は中間転写ベルト17を清掃する中間転写ベルトクリーニング部、17は複数色のトナー像が重ねて転写される中間転写ベルト、18は中間転写ベルト17上のカラートナー像を記録媒体P上に転写するための2次転写バイアスローラ、20は記録媒体P上のトナー像を定着する定着装置を示す。
以下、画像形成装置における、通常のカラー画像形成時の動作について説明する。まず、原稿Dは、原稿搬送部3の搬送ローラによって、原稿台から図中の矢印方向に搬送されて、原稿読込部4のコンタクトガラス5上に載置される。そして、原稿読込部4で、コンタクトガラス5上に載置された原稿Dの画像情報が光学的に読み取られる。詳しくは、原稿読込部4は、コンタクトガラス5上の原稿Dの画像に対して、照明ランプから発した光を照射しながら走査させる。そして、原稿Dにて反射した光を、ミラー群及びレンズを介して、カラーセンサに結像する。原稿Dのカラー画像情報は、カラーセンサにてRGB(レッド、グリーン、ブルー)の色分解光ごとに読み取られた後に、電気的な画像信号に変換される。さらに、RGBの色分解画像信号をもとにして画像処理部で色変換処理、色補正処理、空間周波数補正処理等の処理をおこない、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのカラー画像情報を得る。
そして、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色の画像情報は、書込み部2に送信される。そして、書込み部2からは、各色の画像情報に基づいたレーザ光(露光光)が、それぞれ、対応する感光体ドラム11Y,11M,11C,11BK上に向けて発せられる。
一方、4つの感光体ドラム11Y,11M,11C,11BKは、それぞれ、図1の時計方向に回転している。そして、まず、感光体ドラム11Y,11M,11C,11BKの表面は、帯電部12との対向部で、一様に帯電される(帯電工程)。こうして、感光体ドラム11Y,11M,11C,11BK上には、帯電電位が形成される。その後、帯電された感光体ドラム11Y,11M,11C,11BK表面は、それぞれのレーザ光の照射位置に達する。
書込み部2において、4つの光源から画像信号に対応したレーザ光が各色に対応してそれぞれ射出される。各レーザ光は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの色成分ごとに別の光路を通過することになる(露光工程)。
イエロー成分に対応したレーザ光は、紙面左側から1番目の感光体ドラム11Y表面に照射される。このとき、イエロー成分のレーザ光は、高速回転するポリゴンミラーにより、感光体ドラム11Yの回転軸方向(主走査方向)に走査される。こうして、帯電部12にて帯電された後の感光体ドラム11Y上には、イエロー成分に対応した静電潜像が形成される。
同様に、マゼンタ成分に対応したレーザ光は、紙面左から2番目の感光体ドラム11M表面に照射されて、マゼンタ成分に対応した静電潜像が形成される。シアン成分のレーザ光は、紙面左から3番目の感光体ドラム11C表面に照射されて、シアン成分の静電潜像が形成される。ブラック成分のレーザ光は、紙面左から4番目の感光体ドラム11BK表面に照射されて、ブラック成分の静電潜像が形成される。
その後、各色の静電潜像が形成された感光体ドラム11Y,11M,11C,11BK表面は、それぞれ、現像部13との対向位置に達する。そして、各現像部13から感光体ドラム11Y,11M,11C,11BK上に各色のトナーが供給されて、感光体ドラム11Y,11M,11C,11BK上の潜像が現像される(現像工程)。
その後、現像工程後の感光体ドラム11Y,11M,11C,11BK表面は、それぞれ、中間転写ベルト17との対向部に達する。ここで、それぞれの対向部には、中間転写ベルト17の内周面に当接するように転写バイアスローラ14が設置されている。そして、転写バイアスローラ14の位置で、中間転写ベルト17上に、感光体ドラム11Y,11M,11C,11BK上に形成された各色のトナー像が、順次重ねて転写される(1次転写工程)。
そして、転写工程後の感光体ドラム11Y,11M,11C,11BK表面は、それぞれ、クリーニング部15との対向位置に達する。そして、クリーニング部15で、感光体ドラム11Y,11M,11C,11BK上に残存する未転写トナーが回収される(クリーニング工程)。
その後、感光体ドラム11Y,11M,11C,11BK表面は、不図示の除電部を通過して、感光体ドラム11Y,11M,11C,11BKにおける一連の作像プロセスが終了する。
他方、感光体ドラム11Y,11M,11C,11BK上の各色のトナーが重ねて転写(担持)された中間転写ベルト17は、図中の時計方向に走行して、2次転写バイアスローラ18との対向位置に達する。そして、2次転写バイアスローラ18との対向位置で、記録媒体P上に中間転写ベルト17上に担持されたカラーのトナー像が転写される(2次転写工程)。
その後、中間転写ベルト17表面は、中間転写ベルトクリーニング部16の位置に達する。そして、中間転写ベルト17上に付着した未転写トナーが中間転写ベルトクリーニング部16に回収されて、中間転写ベルト17における一連の転写プロセスが終了する。
ここで、中間転写ベルト17と2次転写バイアスローラ18との間(2次転写ニップ)に搬送される記録媒体Pは、給紙部7からレジストローラ9等を経由して搬送されたものである。
詳しくは、記録媒体Pを収納する給紙部7から、給紙ローラ8により給送された記録媒体Pが、搬送ガイドを通過した後に、レジストローラ9に導かれる。レジストローラ9に達した記録媒体Pは、タイミングを合わせて、2次転写ニップに向けて搬送される。
そして、フルカラー画像が転写された記録媒体Pは、搬送ベルトによって定着装置20に導かれる。定着装置20では、定着部材としての定着ローラと加圧部材としての加圧ローラとのニップにて、カラー画像(トナー)が記録媒体P上に定着される。
そして、定着工程後の記録媒体Pは、排紙ローラによって、装置本体1外に出力画像として排出されて、一連の画像形成プロセスが完了する。
1 画像形成装置
2 書込み部
3 原稿搬送部
4 原稿読込部
5 コンタクトガラス
7 給紙部
8 給紙ローラ
9 レジストローラ
11Y,11M,11C,11BK 感光体ドラム
12 帯電部
13 現像部
14 転写バイアスローラ(1次転写バイアスローラ)
15 クリーニング部
16 中間転写ベルトクリーニング部
17 中間転写ベルト
18 2次転写バイアスローラ
20 定着装置
21 加熱ローラ
22 定着ベルト
23 定着ローラ
24 トナー像
25 記録媒体
26 入口ガイド板
27 加圧ローラ
28 搬送ベルト
29 オイル塗布手段
30 オイル塗布ローラ
31 クリーニングウェブユニット
32 クリーニングウェブ
33 押圧ローラ
34 接離機構部
35 クリーニングウェブ供給ローラ
36 クリーニングウェブ巻取りローラ
37,38 ヒータ
特開2002−318482号公報 特開2006−251722号公報 特開平5−297763号公報

Claims (8)

  1. 加熱手段により加熱される定着部材と、
    該定着部材の少なくとも一部を押圧可能に配置され、前記定着部材との間にニップ部を形成する加圧部材と、を備え、
    前記ニップ部に未定着トナー像を担持した記録媒体を搬送して、該未定着トナー像を記録媒体に定着する定着装置であって、
    前記定着部材または加圧部材の少なくとも一方に押し当てられてオイルを塗布するオイル塗布手段を備え、
    前記オイル塗布手段は、オイルが塗布される被塗布部材に対して接離可能であり、前記記録媒体の紙厚と、透明トナーおよび白色トナーから選ばれる少なくとも一つを有する特色トナーの使用有無と、に応じて、前記被塗布部材への接離がなされることを特徴とする定着装置。
  2. 前記オイル塗布手段は、前記記録媒体が薄紙である時に、前記被塗布部材に接触することを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記オイル塗布手段は、前記特色トナーが使用された時に、前記被塗布部材に接触することを特徴とする請求項1または2に記載の定着装置。
  4. 前記オイル塗布手段は、前記記録媒体の紙種に応じて、前記被塗布部材への接離がなされることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の定着装置。
  5. 前記オイル塗布手段が、オイル塗布ローラを有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の定着装置。
  6. 前記オイル塗布手段は、クリーニング部材と、該クリーニング部材を前記被塗布部材に押し付ける押圧部材を有し、
    前記押圧部材の押圧を制御することで前記クリーニング部材が前記被塗布部材への接離がなされることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の定着装置。
  7. 前記クリーニング部材が、長尺シート状のクリーニングウェブであることを特徴とする請求項6に記載の定着装置。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載の定着装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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