JP2010053735A - エンジンのドレン装置 - Google Patents

エンジンのドレン装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010053735A
JP2010053735A JP2008218005A JP2008218005A JP2010053735A JP 2010053735 A JP2010053735 A JP 2010053735A JP 2008218005 A JP2008218005 A JP 2008218005A JP 2008218005 A JP2008218005 A JP 2008218005A JP 2010053735 A JP2010053735 A JP 2010053735A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drain
engine
passage
port
connector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2008218005A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuya Ueno
竜也 上野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Fuso Truck and Bus Corp
Original Assignee
Mitsubishi Fuso Truck and Bus Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Fuso Truck and Bus Corp filed Critical Mitsubishi Fuso Truck and Bus Corp
Priority to JP2008218005A priority Critical patent/JP2010053735A/ja
Publication of JP2010053735A publication Critical patent/JP2010053735A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、コネクタ側での脱着作業、ドレン口部でのドレン作業がそれぞれ単独で行なえるエンジンのドレン装置を提供する。
【解決手段】本発明のドレン装置は、外面部にドレン出口部15に取り付く結合口部23を有し、内部に結合口部と連通する通路26を有した本体部20と、本体部の外面部に形成され通路と連通するドレン口部27と、本体部に設けられドレン口部を開閉するドレン操作部31と、本体部の外面部に通路と連通するように形成されエンジン補機類10からの戻り側通路部材19端と着脱可能に接続されるコネクタ口部42とをもつ構成とした。これにより、コネクタ口部から戻り側通路部材を外すと、エンジン補機類の戻り側通路部材は、ドレン口部を開放させずに外れ、ドレン操作部を開放側へ操作すると、戻り側通路部材と関係なく、ドレン口部だけ開放される。
【選択図】図2

Description

本発明は、エンジン本体から冷却媒体あるいは潤滑媒体を外部へドレンするドレン出口部に取り付けられるエンジンのドレン装置に関する。
車両に搭載されるエンジンの多くは、シリンダヘッドやシリンダブロックに冷却水路を形成して、エンジン本体を冷却水(冷却媒体に相当)で冷却する水冷式の構造が用いられている。
こうした水冷式エンジンでは、シリンダブロックの、冷却水路の最下部となる下側の地点に冷却水用のドレン出口部と当該ドレン出口部を開閉する栓部材を設けて、エンジン整備の際、内部の冷却水を外部へ抜き出せるドレン装置が用いられている。
一方、エンジンは、エンジン性能を高めるエンジン補機類、多くはターボ過給機が組み付けられる。近時では、潤滑性能の確保や吸気性能の向上などのため、冷却水通路をもつ水冷式のターボ過給機が搭載されつつある。
このターボ過給機の冷却には、新鮮な冷却水を水冷式ターボ過給機の冷却水入口部から供給し、冷却を終えた冷却水をターボ過給機の冷却水出口部から導出させてエンジン本体に戻す冷却経路が求められる。このため、エンジン本体の構造が、冷却経路により複雑になる傾向にある。
そこで、冷却経路の簡素化を図るために、ターボ過給機の冷却を終えた冷却水を、エンジンの冷却水用ドレン出口部からエンジン本体へ戻す経路を構築して、ドレン出口部をターボ過給機(補機)の冷却経路の一部として利用することが考えられている。
このドレン出口部へ戻す構造には、対象の媒体は異なるものの、特許文献1に開示されているようにドレン出口部は、内部に通路を有するボルト部材のねじ込みよって塞ぐ構造とし、ターボ過給機から延びる戻りパイプ端(戻り側通路部材端)にはコネクタを設け、このコネクタを、ドレン出口部を塞ぐボルト部材で共締めすることによって、コネクタを介して、ドレン出口部とターボ過給機のパイプ間を連通させた構造が提案されている。
実開平5− 10724号公報
そこで、同構造を適用することが考えられる。ところが、ドレン出口部を塞ぐボルト部材で、エンジン補機から延びるパイプ端を、直接、ドレン出口部に固定する構造は、整備の求めにより、パイプを取り外す場合、ボルト部材をドレン出口部から取りはずさないと、コネクタがドレン出口部から取り外せない。またドレン口部を開放させるためにボルト部材を取り外す場合は、取り外す必要のないパイプ端までもドレン口部から外れてしまい、スムースにドレンが行なえない。このため、エンジンの整備性はあまり良いものではない。
そこで、本発明の目的は、コネクタ側での脱着作業、ドレン口部でのドレン作業がそれぞれ単独で行なえるエンジンのドレン装置を提供することにある。
請求項1に記載の発明は、上記目的を達成するために、エンジン本体のドレン出口部に取り付けられるドレン装置として、外面部にドレン出口部に取り付く結合口部を有し、内部に結合口部と連通する通路を有した本体部と、本体部の外面部に形成され通路と連通するドレン口部と、本体部に設けられドレン口部を開閉するドレン操作部と、本体部の外面部に通路と連通するように形成されエンジン補機類から延びる戻り側通路部材端と着脱可能に接続されるコネクタ口部とを具備した構造を採用した。
同構成により、コネクタ口部から戻り側通路部材端を外すだけで、エンジン補機類の戻り側通路部材端はエンジン本体から外れ、またドレン操作部を開放側へ操作するだけで、エンジン補機類から延びる戻り側通路部材と関係なく、ドレン口部だけが開放される。つまり、コネクタ側の作業、ドレン口部の作業とも、他に影響を与えずにそれぞれ単独で行なえる。
請求項2に記載の発明は、さらに取り扱いやすいドレン装置となるよう、本体部は、一端部に結合口部が形成され、内部に通路が形成された筒状部材から構成し、ドレン口部は、筒状部材の他端側の外周面に下向きの姿勢で配置し、ドレン操作部は、筒状部材の他端部に組み込まれ、外部からの操作でドレン出口部を開閉するコック部材から構成し、コネクタ口部は、筒状部材の中間部の外周面に、ドレン口部から所定間隔をおいて筒状部材の軸心方向に離れ、かつ当該ドレン口部から周方向へ所定の角度ずれた地点に設けた構成とした。
請求項3に記載の発明は、さらにドレン装置を設置性に優れた構造とするよう、結合口部は、本体部に形成されたテーパねじあるいはボルト部材により、エンジン本体に固定される構成とした。
請求項1の発明によれば、ドレン装置は、コネクタ口部とドレン口部とを一体化して、エンジン補機類の戻り側経路として用いるコネクタ機能とドレン機能とを単独使用可能な構造にしているから、他に影響を与えずに、コネクタ側の作業、ドレン口部の作業をそれぞれ単独で行なうことができる。
それ故、エンジンの整備性の向上を図ることができる。しかも、部品点数が抑えられる。
請求項2の発明によれば、さらに、ドレン装置は、エンジン本体から最も外側に配置されるドレン操作部の操作で、同ドレン操作部と直近のドレン口部からドレンが行なえるので、ドレン作業がしやすい。しかも、コネクタ口部は、このドレン口部から所定間隔で離れ、さらに周方向へ所定の角度ずれているので、その周りで脱着のための作業スペースが確保しやすく、エンジン補機類から延びる戻り側通路部材が脱着しやすい。このため、取り扱い性は良好である。特にコネクタ口部は、エンジン本体に搭載されたエンジン補機類の位置に向くように配置すると、最短経路で、エンジン補機類との間を結べる。
請求項3の発明によれば、さらに求められる自由度や支持強度などに応じたドレン装置の固定ができ、ドレン装置の設置性の向上を図ることができる。
以下、本発明を図1〜図5に示す第1の実施形態にもとづいて説明する。
図1はレシプロエンジン(内燃エンジン)、例えば過給機付きディーゼルエンジンを排気側から見た外観を示し、図2は同エンジンに装備されたドレン装置の断面(図1中A−A)を示している。
まず、エンジンについて説明する。図中1は車両に搭載されるエンジン本体である。エンジン本体1は、例えばピストンを収める気筒(いずれも図示しない)および各種冷却水路2などが形成されたシリンダブロック3と、同シリンダブロック3の頭部に搭載された、インテークマニホルド(図示しない)、エキゾーストマニホルド5、動弁機構(図示しない)、ロッカカバー6および各種冷却水路などを有するシリンダヘッド7と、シリンダブロック3の下部に組み付いたオイルパン8(エンジンオイルを貯留する部品)などから構成される。エンジン本体1は、例えば前方側を後方側より下げた傾斜の姿勢で車両に搭載されるものである。
このエンジン本体1には、ターボ過給機10(本願のエンジン補機類に相当)が組み付いている。具体的にはターボ過給機10は、排気ガスのエネルギーで回転するタービン部10aがエキゾーストマニホルド5の出口に直付けされ、タービン部10aで駆動される同軸上のコンプレッサ部10bがインテークマニホルドに至る吸気経路中(図示しない)に組み込まれる。このターボ過給機10には、潤滑性能の確保や吸気性能の向上などのため、例えば主要の各部に冷却ジャケット部11を装備した水冷式のターボ過給機が用いられている。そして、冷却ジャケット部11の冷却水入口部11aが、同地点から延びる供給側のパイプ部材12を介して、新鮮な冷却水が供給される地点、例えばシリンダブロック3に組み込んであるウォータポンプの出口部(いずれも図示せず)に接続され、新鮮な冷却水(冷却媒体)がターボ過給機10へ供給されるようにしている。
一方、シリンダブロック3の側部、詳しくはターボ過給機10が配置されている側部の下側には、図2にも示されるように例えばボス形をなす冷却水用のドレン出口部15が形成されている。このドレン出口部15は、中央に冷却水路2と連通する通孔15aをもつ。この通孔15aの内周面にはめねじ部16が形成してある(図2に図示)。同ドレン出口部15は、シリンダブロック内部の冷却水を外部に排出するときに用いるものである。このため、冷却水用のドレン出口部15は、シリンダブロック3の冷却水路2のうち、エンジンを搭載したとき最も下位に配置される水路部分、ここではエンジン前方で下側に配置される水路部分2aと連なる部分に設けてある。
このドレン出口部15にドレン装置18が取り付けられている。このドレン装置18には、冷却ジャケット部11の冷却水出口11bから延びた戻り側のパイプ部材19(本願の戻り側通路部材に相当)が着脱可能に接続される。つまり、ターボ過給機10の冷却を終えた冷却水は、ドレン出口部15からエンジン本体1へ戻すようにしている。これにより、ドレン出口部15を、ターボ過給機10の冷却経路の一部として活用して、ターボ過給機10の冷却経路を簡素化にしている。
ドレン装置18には、図2や図3に示されるように単独で、それぞれドレンの使用と戻りパイプ部材19の脱着作業を可能とした構造が採用されている。同ドレン装置18の構造を図2および図3を参照して説明すると、図中20は本体部を示す。本体部20は所定長さの筒状部材から構成される。この筒状部材の一端部には、例えばねじ込みにより、シリンダブロック2のドレン出口部15に固定される結合口部23が形成されている。すなわち、結合口部23は、本体部20の一端部をなす筒形部分の外周面に、ドレン出口部15のめねじ部16と螺合可能なテーパおねじ部24(本願のテーパねじに相当)を形成してなる。これで、図1および図2に示されるようにおねじ部24をドレン出口部15内へねじ込むと、本体部20がシリンダブロック3(エンジン本体1)に組み付く。
本体部20の内部には、結合口部23(本体部の一端部)から本体部20の他端側へ延びる通路26が形成されている。また筒状部材の他端部の外周面には、口体として、例えば短筒状の口金部材27aが一体に取着されている。同口金部材27aは、通路26と連通している。この口金部材27aは、本体部20をシリンダブロック2に組み付けるとき、下向きの姿勢に位置決められる。この口金部材27aから、エンジン本体1内の冷却水を外部へドレンさせるドレン口部27を形成している。
また図2に示されるように筒状部材の他端部には、ドレン口部27を開閉操作するコック部31(本願のドレン操作部に相当)が設けられている。ドレン口部27と直近の地点に配置されたコック部31は、ドレン口部27端が臨む通路26の内周面に形成した環状の弁座32と、筒状部材の他端から通路26の内周面に進退可能にねじ込まれる回転式のコック部材34とを組み合わせた構造が用いられる。具体的にはコック部材34は、通路26の内面にねじ込まれるねじ込み部35を有し、このねじ込み部35の先端部に弁座部32と接離する弁部36が形成され、通路26外に配置される後端部に六角形のボルト頭部37が形成された構造となっている。これにより、外部からの操作、すなわちスパナなど工具(図示しない)を用いて、弁部36が弁座32に密接させるまで、ボルト頭部37を回転させると、ドレン口部27が閉じる(図2)。またボルト頭部37を回転させて、弁座32から弁部36を離すと、弁座32の弁孔32a(図3のみ図示)が開き、ドレン口部27が開放するようにしてある(図3)。なお、コック部31は常時は閉じる。
また筒状部材の中間の外周部分には、図2にも示されるように戻り通路接続用のコネクタ口部42が形成されている。コネクタ口部42は、短筒状をなし、中央の通孔部が通路26と連通している。このコネクタ口部42に、ターボ過給機10から延びるパイプ部材19端が着脱可能に接続される。このときの接続具43には、例えばコネクタ口部42の外周面におねじ部44を形成し、パイプ部材19端に、キャップ形のねじ込み具45を組み付ける構造が用いられている。ねじ込み具45は、内面におねじ部44と螺合可能なめねじ部46が形成されていて、図2に示されるようにねじ込み具45をコネクタ口部42にねじ込むことで、パイプ部材19端をコネクタ口部42に着脱可能に固定させている。
またコネクタ口部42は、ターボ過給機10の戻り側のパイプ部材19が、最も短い経路で結ぶ地点に配置されている。ここでは、ドレン出口部15の上方にターボ過給機10が配置されている。そのため、図4に示されるようにコネクタ口部42は、上方を所定位置として配置してある。具体的には、下向きのドレン口体27から180°位相した角度θの地点に配置してある。またコネクタ口部42は、ドレン口体27に対し周方向へ所定の角度ずらしてあるだけでなく、パイプ部材19端を着脱するときの作業スペースを稼ぐために図2に示されるようにドレン口体27から本体部20の軸心方向に対し所定の間隔Lを離した地点に配置してある。つまり、コネクタ口体42は、ドレン口体27から離しつつターボ過給機10側へ向くように配置してあり、これによってパイプ部材19における最短経路と、コネクタ口体42の周りに作業用の十分な開放したスペースとが確保されるようにしている。
このように構成されたドレン装置18は、エンジンの整備のため、エンジン本体1の冷却水路2から冷却水を抜き取るときは、図2に示されるように閉じてあるコック部31のボルト頭部37に、スパナなどの工具を嵌めて、開放側へ回す。すると、図3に示されるようにコック部31の弁部36が弁座32から離れ、弁孔32aが開き、ドレン口部27が開放する。これにより、シリンダブロック3内やシリンダヘッド7内を満たしていた冷却水(冷却媒体)が最下部の冷却水路部分から、通路26を経て、ドレン口部27から外部に排出される。
ドレン口部27を閉じるときは、ボルト頭部37に工具を嵌めて、コック部31の弁部36が弁座32と突き当たるまで、ボルト頭部37を回せばよい。
またエンジンの整備のため、ターボ過給機10から延びる戻り側パイプ部材19端を外すときは、ねじ込み具45に、スパナなどの工具を嵌めて、離脱側へ回す。すると、図5に示されるようにねじ込み具45がコネクタ口部42から外れ、パイプ部材19端が本体部1から外れる。
再び本体部1にパイプ部材19端を接続するときは、工具を用いて、ねじ込み具45をコネクタ口部42にねじ込めばよい。
このようにドレン装置18は、ドレン口部27とコネクタ口部42との一体化により、ターボ過給機10(エンジン補機類)の戻り側経路として用いるコネクタ機能とドレン機能とを単独使用可能な構造にしているので、他に影響を与えず、コネクタ側の作業、ドレン側の作業をそれぞれ単独で行なうことができる。
したがって、コネクタ側の作業、ドレン側の作業は、双方共、効率良く作業が進められる。このため、エンジンの整備性が向上する。しかも、ドレン口部27とコネクタ口部42とは本体部20上で一体化されるから、従来の別々構造に比べ、部品点数は格段に抑えられる。
特にドレン装置18は、筒状部材で構成された本体部20の一端部に結合口部23を形成し、同本体部20の他端側に下向きでドレン口部27を形成し、同他端部にコック部31を組み込み、同中間部の外周面にコネクタ口部42をドレン口部27から所定間隔で離し、さらに周方向へ所定の角度ずらして配置したことで、取り扱いやすくなる。すなわち、最も外側に配置されるコック部34(ドレン操作部)の操作で、同コック部34と直近のドレン口部27からドレンするので、ドレン作業が行いやすい。しかも、コネクタ口部42は、このドレン口部27から所定間隔で前後に離れ、さらに周方向へ所定の角度ずれているので、コネクタ口部42の周りで脱着のための作業スペースが確保しやすく、ターボ過給機10から延びる戻りパイプ部材19の脱着がしやすい。このため、高い取り扱い性をもたらす。特にコネクタ口部42は、ターボ過給機10が有る方向へ向かせると、ターボ過給機10との間を最短経路で結べる。
そのうえ、テーパねじで結合口部23をドレン出口部15に固定する構造は、ドレン出口部15の内面にめねじ部16が形成されてさえいれば、どのような形状でも対応でき、自由度が高い。このため、エンジンの求めに応じて容易にドレン装置18を組み付けることができる。
図6は、本発明の第2の実施形態を示す。
本実施形態は、第1の実施形態のようにコネクタ口部42を、ドレン口部27から180°位相した地点に設けるのではなく、図6中の実線あるいは二点鎖線に示されるようにドレン口部27から90°位相した地点に設けるようにしたものである。このようにしても第1の実施形態と同様の効果を奏する。
図7は、本発明の第3の実施形態を示す。
本実施形態は、結合口部23をテーパねじでなく、ボルト部材50を用いて、シリンダブロック3に固定したものである。具体的には固定構造には、本体部20の一端部に、通孔51aを各部にもつフランジ部51を形成し、ドレン出口部15として、通孔15aの周囲にねじ穴52が形成されたボス部53を用い、ボルト部材50を、通孔51aからねじ穴52へねじ込んで、フランジ部51をボス部53にボルト止めする構造が用いてある。
こうしたボルト止めは、高い支持強度が確保できるので、支持強度が求められる場合、有効である。
但し、図6および図7において、第1の実施形態と同じ部分には同一符号を付してその説明を省略した。
なお、本発明は上述したいずれの実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々可変して実施しても構わない。例えば上述した実施形態では、冷却水(冷却媒体)を対象として、冷却水(冷却媒体)をシリンダブロック3のドレン出口部15からドレンしたり、エンジン補機類の冷却水(冷却媒体)をドレン出口部15からエンジン本体1へ戻したりするドレン装置18に本発明を適用したが、これに限らず、エンジンの潤滑油(潤滑媒体)を対象として、オイルパン内の潤滑油をドレンするドレン出口部に、本発明のドレン装置、すなわちドレン口部とコネクタ口部とを一体化して、潤滑油のドレン機能と、ターボ過給機などエンジン補機類から戻る潤滑油を受けるコネクタ機能とを単独で用いるようにしたドレン装置を適用してもよい。この場合、ドレン装置55は、例えば図1中の二点鎖線に示されるようにオイルパン8の最下部に形成したドレン出口部60に組み付ければよい。また上述した実施形態では、エンジン補機類としてターボ過給機を用いた例を挙げているが、これに限らず、他の冷却媒体や潤滑媒体を用いるエンジン補機類であれば構わない。
本発明の第1の実施形態に係るエンジンに組み付けられたドレン装置の外観を示す斜視図。 図1中A−A線に沿うドレン装置の断面図。 同ドレン装置から冷却水をドレンしている状態を示す断面図。 図2中のB矢視方向の側面図。 ドレン装置からターボ過給機から延びる戻りパイプ部材を外したとき状態を示す断面図。 本発明の第2の実施形態の要部となるコネクタ位置を説明する側面図。 本発明の第3の実施形態の要部となる結合口部の固定構造を説明する断面図。
符号の説明
1 エンジン本体
10 ターボ過給機(エンジン補機類)
15 ドレン出口部
19 パイプ部材(戻り側通路部材)
20 本体部
23 結合口部
26 通路
27 ドレン口部
31 コック部(ドレン操作部)
42 コネクタ口部

Claims (3)

  1. エンジン本体から冷却媒体あるいは潤滑媒体を外部へドレンするドレン出口部に取り付けられるエンジンのドレン装置であって、
    外面部に前記ドレン出口部に取り付く結合口部を有し、内部に前記結合口部と連通する通路を有した本体部と、
    前記本体部の外面部に形成され、前記通路と連通し、外部へ冷却媒体あるいは潤滑媒体をドレンさせるドレン口部と、
    前記本体部に設けられ前記ドレン口部を開閉するドレン操作部と、
    前記本体部の外面部に前記通路と連通するように形成され、エンジン補機類から延びる冷却媒体あるいは潤滑媒体の戻り側通路部材端と着脱可能に接続されるコネクタ口部と
    を具備することを特徴とするエンジンのドレン装置。
  2. 前記本体部は、一端部に前記結合口部が形成され、内部に前記通路が他端側に延びるように形成された筒状部材から構成され、
    前記ドレン口部は、前記筒状部材の他端側の外周面に下向きの姿勢で配置され、
    前記ドレン操作部は、前記筒状部材の他端部に組み込まれ、外部からの操作で前記ドレン出口部を開閉するコック部材から構成され、
    前記コネクタ口部は、前記筒状部材の中間部の外周面に、前記ドレン口部から所定間隔をおいて筒状部材の軸心方向に離れ、かつ当該ドレン口部から周方向へ所定の角度ずれた地点に設けられる
    ことを特徴とする請求項1に記載のエンジンのドレン装置。
  3. 前記結合口部は、本体部に形成されたテーパねじあるいはボルト部材により、前記エンジン本体に固定されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のエンジンのドレン装置。
JP2008218005A 2008-08-27 2008-08-27 エンジンのドレン装置 Withdrawn JP2010053735A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008218005A JP2010053735A (ja) 2008-08-27 2008-08-27 エンジンのドレン装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008218005A JP2010053735A (ja) 2008-08-27 2008-08-27 エンジンのドレン装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010053735A true JP2010053735A (ja) 2010-03-11

Family

ID=42069919

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008218005A Withdrawn JP2010053735A (ja) 2008-08-27 2008-08-27 エンジンのドレン装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010053735A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103485880A (zh) * 2013-09-05 2014-01-01 安徽汇展热交换系统有限公司 一种车用散热器放水阀芯总成
JP2016156354A (ja) * 2015-02-26 2016-09-01 デンヨー株式会社 オイルドレン部

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103485880A (zh) * 2013-09-05 2014-01-01 安徽汇展热交换系统有限公司 一种车用散热器放水阀芯总成
JP2016156354A (ja) * 2015-02-26 2016-09-01 デンヨー株式会社 オイルドレン部

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7784442B2 (en) Turbocharged engine cylinder head internal cooling
US20070068497A1 (en) Multi-cylinder engine
JP6476796B2 (ja) 多気筒エンジンの冷却用オイル通路構造
KR101846459B1 (ko) 배기가스 터보차저
US20030037775A1 (en) Oil tank system for engine
JP2010053735A (ja) エンジンのドレン装置
JP2010159703A (ja) シリンダヘッドの冷却構造
JP2009047110A (ja) 内燃機関
JP2011169272A (ja) 多気筒内燃機関におけるシリンダヘッド構造
JP4216978B2 (ja) エンジン給気系のドレーン抜き装置
JP5055188B2 (ja) 内燃機関のブローバイガス通路構造
US7900442B2 (en) Engine including secondary air supply apparatus
US7455035B2 (en) Cooling water piping attachment structure for small boat
JP4079828B2 (ja) Pcvバルブを備える内燃機関
JPH10212970A (ja) 船外機の排気装置
JP4275293B2 (ja) 小型船舶用エンジンの排気マニホールド取付け構造
US7114478B2 (en) Intake system of outboard motor
JP2006002634A (ja) 水ジェット推進艇
JP4229028B2 (ja) 船外機の排気通路構造
WO2001021940A1 (fr) Moteur vertical
JP5950783B2 (ja) 火花点火式内燃機関の点火プラグ挿入筒抜け止め構造
JP2799982B2 (ja) 小型滑走艇の排気装置
JP4605607B2 (ja) 水冷式エンジンの冷却水通路構造
EP3845755A1 (en) Engine exhaust manifold
JP2566051B2 (ja) 水冷式エンジン

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20111101