JP2010049255A - 光ビームスプリッタ - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の方法及びシステムに付随する欠点や問題の少なくとも一部を実質的に除去または低減する、光ビームスプリッタを提供する。
【解決手段】
一実施形態によると、光ビームスプリッタは、1つの入力導波路、2以上のブランチアーム、2以上のファンアウトアーム、及び2以上の出力導波路を含む。入力導波路は入力光ビームを受け取る。2以上のブランチアームは、分離点において入力導波路に結合し、分離点において入力光ビームを2以上の光ビームに分岐する。各ファンアウトアームは、ブランチアームの1つに結合し、2以上の光ビームの1つを所定の出力ピッチにファンアウトする。各出力導波路は、ファンアウトアームの1つに結合し、2以上の光ビームの1つを光ビームスプリッタから送出する。
【選択図】図2

Description

本開示は光学に関し、特に光ビームスプリッタに関する。
光通信システムにおいて、光ビームの2つ以上の光ビームへの分岐は重要な機能である。光ビームスプリッタにより、レーザ等の光源からの単一光ビームを2つ以上のデバイスに供給できる。結果として、光ビームスプリッタは、スプリッタアレイ、光インターコネクト、変調器など、多くのデバイスで利用されている。
一般的な1×2光スプリッタは、1つの入力導波路と、分離点(separation point)で入力導波路に結合した2つのファンアウトアーム(fan-out arms)と、2つの出力導波路とよりなる。入力光ビームは、光スプリッタに入ると、入力導波路を進み、分離点に至る。光ビームは、分離点において、2つのファンアウトアームに入らされ、2つの光ビームに分岐される。2つの光ビームはファンアウトアームを進み、出力導波路を介して光スプリッタを出る。
光ビームは直進するが、ファンアウトアームは一般的に分離点において大きく曲がっているので、入力光ビームの中心の少量の光はいずれのファンアウトアームにも入らない。このため、入力光ビームの伝搬損失となり、光スプリッタを出る2つの光ビームの強度が減少する。
本開示は、従来の方法及びシステムに付随する欠点や問題の少なくとも一部を実質的に除去または低減する、光ビームスプリッタを提供する。
一実施形態によると、光ビームスプリッタは、1つの入力導波路、2以上のブランチアーム、2以上のファンアウトアーム、及び2以上の出力導波路を含む。入力導波路は入力光ビームを受け取る。2以上のブランチアームは、分離点において入力導波路に結合し、分離点において入力光ビームを2以上の光ビームに分岐する。各ファンアウトアームは、ブランチアームの1つに結合し、2以上の光ビームの1つを所定の出力ピッチにファンアウトする。各出力導波路は、ファンアウトアームの1つに結合し、2以上の光ビームの1つを光ビームスプリッタから送出する。
一部の実施形態の技術的優位性としては、効率的に光ビームを分岐し、伝送損失を低減することがある。他の優位性としては、デバイスサイズの縮小と、その結果として伝送損失と挿入損失が低くなることがある。実施形態によっては、従来の光スプリッタに付随する過剰な光損失を低減し、または除去するなど、一部の非効率性を排除することができる。
他の技術的な有利性は、以下の図面、詳細な説明、及び特許請求の範囲に基づき、当業者には容易に明らかとなるであろう。さらに、具体的な有利性を上記したが、様々な実施形態は上記の有利性のすべてまたは一部を含んでもよいし、全く含まなくてもよい。
本開示及びその有利性をよく理解してもらうため、添付した図面を参照しつつ以下に説明する。
本開示の実施形態を利用できる光学系を示すブロック図である。 本開示の実施形態を利用できる光学系を示すブロック図である。 本開示の一実施形態による光ビームスプリッタを示す図である。 本開示の一実施形態による光ビームスプリッタの幾何学的設計を示す図である。 本開示の一実施形態による光ビームスプリッタの幾何学的設計を示す図である。 本開示の一実施形態による光ビームスプリッタの幾何学的設計を示す図である。 本開示の他の一実施形態による光ビームスプリッタを示す図である。 本開示の一実施形態による光ビーム分岐方法を示す図である。
図1Aと図1Bは、実施形態を利用できる光学系100aと100bをそれぞれ示している。光学系100aは、変調光源110aと、データ源120aと、光スプリッタ130aと、受光デバイス140とを含む。また、光学系100bは、連続波光源110bと、データ源120bと、光スプリッタ130bと、受光デバイス140と、変調器150とを含む。光源110は、一般的には、光ビームを供給するレーザその他のデバイスよりなる。データ源120aは、電気的データリンク160aを介して、変調光源110aと結合している。データ源120bは、電気的データリンク160bを介して、変調器150と結合している。データ源160は、光ビームを変調するデータを供給する。変調器150は、光スプリッタ130bを含み、連続波光源110bから受け取る連続波光ビームをデータ源120bからのデータで変調する。光源110は光リンク170を介して光スプリッタ130に結合している。受光デバイス140も、光リンク170を介して、光スプリッタ130a(光学系100aの場合)に、または変調器150(光学系100bの場合)に結合している。光リンク170には、方形導波路、スラブ導波路(slab waveguides)、光ファイバなどの光導波路が含まれるが、これに限定されない。データ源120と受光デバイス140は集積回路(IC)でもよく、データを送受信する他の適切なデバイスであってもよい。
動作中、データ源120aは、電気的データリンク160aを介して、変調光源110aにデータを出力する。変調光源110aは、このデータを受け取り、データ源120aから受け取ったデータに対応した変調光ビームを発生する。この変調光ビームは、光リンク170aを介して光スプリッタ130aに送られる。光スプリッタ130aは、変調光ビームを受け取り、この信号ビームを2つの変調光ビームに分岐(split)する。光スプリッタ130aは、この2つの変調光ビームをそれぞれ光リンク170cと170dを介して受光デバイス140に送信する。変調光ビームは、受光デバイス140により受光され、解釈(interpret)される。
追加的に、または代替的に、データ源120bは電気データリンク160bを介してデータを変調器150に出力する。変調器150内の光スプリッタ130bは、連続波光源110bからの連続波光ビームを光リンク170bを介して受け取り、この単一ビームを2つの連続波光ビームに分岐する。変調器150は、この2つの光ビームを結合して、データ源120bから受け取ったデータに対応する単一の変調光ビームにする。この変調光ビームは、光リンク170eを介して受光デバイス140に送られ、受光され解釈される。
言うまでもなく、光学系100は光スプリッタの多数の利用例のうちの単なる一部である。また、言うまでもなく、本開示の実施形態は、図1Aと図1Bに示した光学系に限定されない。本開示の実施形態は、光を分岐する必要があるどんな状況でも実施することができる。
図2は、一実施形態による光ビームスプリッタ200を示す。光ビームスプリッタ200は、図1Aと図1Bを参照して説明した光スプリッタ130として利用でき、または光ビームを分岐する他の任意の適切な実施形態で利用できる。光ビームスプリッタ200は、入力導波路210と、ブランチアーム(branching arms)220と、S字状(s-bend)ファンアウトアーム230と、出力導波路240とを含む。入力導波路210は、分離点(separation point)250においてブランチアーム220に結合している。各ブランチアーム220は、接合点(interface)225においてS字状ファンアウトアーム230と結合している。S字状ファンアウトアーム230は、接合点235において、出力導波路240に結合している。
動作中、入力光ビーム260は、入力導波路210を介して、光ビームスプリッタ200に入る。入力光ビーム260は入力導波路210を進み、分離点(separation point)250に到達する。入力光ビーム260は、分離点250において、ブランチアーム220に入らされ、2つの光ビーム270aと270bに分岐する。光ビーム270は、ブランチアーム220を進み、S字状ファンアウトアーム230を通り、出力導波路240aと240bを介して光ビームスプリッタ200から出る。
光ビームスプリッタ200は、ブランチアーム220により、従来の光スプリッタのデザインより大きく改善されている。一般的な光スプリッタでは、2つのS字状ファンアウトアームが入力導波路に直接的に結合している。一般的なS字状ファンアウトアームは、短い距離で必要な出力ピッチ(例えば、125μmまたは250μm)にするため、ある曲げ半径(例えば、10mm)を有する2つの鋭い曲がりを利用している。ファンアウトアームが入力導波路に直接的に結合しているので、ファンアウトアームにより、(i)入来光ビームを2つの光ビームに分岐し、(ii)この2つの光ビームを必要な出力ピッチにファンアウト(fan-out)する。しかし、2つのファンアウトアームのこれらの機能を組み合わせることにより、一般的な光スプリッタでは入来光ビームに対して大きな伝搬ロスが生じる。しかし、光ビームスプリッタ200は、入来光ビームを分岐する機能と、その結果得られる2つの光ビームを必要な出力ピッチにファンアウトする機能とを分離する。結果として、光ビームスプリッタ200は、一般的な光スプリッタに付随する望ましくない伝搬ロスを低減する。
光ビームを分岐する機能とファンアウト(fan-out)する機能とを分離するため、光ビームスプリッタ200は、まずブランチアーム(branching arms)220を利用して、入力光ビーム260を光ビーム270aと270bとに分岐する。ブランチアーム220は、入力導波路210に対して僅かに傾いており、分離点(separation point)250においてスムースな傾斜路になっている。そのため、入力光ビーム260を効率的かつクリーンに分岐して光ビーム270aと270bにすることができる。次に、光ビームスプリッタ200は、2つのS字状ファンアウトアーム230を通りを利用している。これらのS字状ファンアウトアーム230はブランチアーム220に結合し、光ビーム270aと270bをファンアウトする。S字状ファンアウトアーム230は、従来の光スプリッタのファンアウトアームと同様であり、それぞれある曲率半径245を有する曲がりを有し、光ビーム270aと270bを必要な出力ピッチにファンアウトする。しかし、従来の光スプリッタとは異なり、S字状ファンアウトアーム230は、入力光ビームを分岐する機能は行わない。この機能は、入力光ビーム260をクリーンかつ効率的に分岐できるブランチアーム220により行われる。ブランチアーム220の傾き角280は従来の光スプリッタのS字状ファンアウトアームの傾き角より非常に小さいからである。光ビームの分岐とファンアウトという2つの機能を分離することにより、光ビームスプリッタ200による伝送損失は従来のスプリッタデザインの伝送損失よりも非常に小さい。
上記の通り、ブランチアーム220は、スムースな傾斜路となって入力光ビーム260を光ビーム270aと270bにクリーンに分岐するために、入力導波路210に対して僅かに傾いている(小さな傾き角280を有している)。限定ではなく一例として、ブランチアーム220は、長さが0.5mmであってもよく、及び/または入力導波路210に対する傾き角280が0.5度であってもよい。追加的に、または代替的に、ブランチアーム220は様々な適切な形状と大きさを有し、例えば図3Aないし図3Cに示した通りである。ブランチアーム220は、直線状(図3A)でも、凹状(図3B)でも、屈曲(図3C)していてもよく、入力光ビーム260を光ビーム270aと270bにクリーン(cleanly)かつ効率的に分岐するためにスムースな傾斜路(ramps)となるその他の任意のジオメトリデザインであってもよい。
光ビームスプリッタ200は、例えば、写真露光及び/またはフォトリソグラフィなどの任意の一般的な導波路構成方法で構成できる。光ビームスプリッタ200は3つのレイヤよりなるものであってもよい:すなわち、下部クラッドレイヤ(lower cladding layer)、コアレイヤ、及び上部クラッドレイヤ(upper cladding layer)。光は光ビームスプリッタ200のコアレイヤを通る。コアレイヤは、例えば、ポリシロキサン(polysiloxane)その他の光を通す物質よりなる。かかるコアレイヤを、図2ないし図4のいずれかに示した構成を有するように、またはその他の任意の適切な形状及び/または大きさを有するように、加工することができる。また、留意すべき点として、様々な部分を必ずしも分けて形成する必要はなく、加工時に同時に形成できることも多い(すなわち、1つのマスクを用いてスプリッタ全体を加工してもよい)。
図1A、図1B及び図2の実施形態を詳細に説明したが、本技術分野の当業者は多くの変更、代替、変形、改変、修正を考えることができるであろう。例えば、図1A、図1B及び図2では、入力光ビームを2つの光ビームに分岐している。しかし、他の実施形態では、入力光ビームを3つ以上の光ビームに分岐してもよい。同様に、図2には、2つのブランチアーム220、2つのS字状ファンアウトアーム230、及び2つの出力導波路240を示した。他の実施形態では、これらがそれぞれ3つ以上あってもよい。本開示は、添付した特許項の精神と範囲に入る変更、代替、変形、改変、修正をすべて含む。
図4は、他の一実施形態による光ビームスプリッタを示す。光ビームスプリッタ400は、光ビームスプリッタ200と同様であるが、さらに効率を高くし伝搬損失を低くする修正をしてある。上記の通り、ブランチアーム220の形状(geometries)は、図3Aないし図3Cに示したものも含め、いろいろなものがある。ブランチアーム220は、図2及び図3Aに示したように直線状である場合、接合点225においてS字状ファンアウトアーム230と完全にスムースにはつながらないことがある。(図2の接合点225は図示のため誇張していることに留意せよ。)これにより、接合点225を通る光信号に少量の損失が生じることがある。接合点225に付随するいかなる損失も減らす、または無くすように、光ビームスプリッタ400のS字状ファンアウトアーム230を僅かに回転させてある。これは同一接線上で光学的接続を行うためである。図2のS字状ファンアウトアーム230と比較して、図4に示したように、S字状ファンアウトアーム230aは僅かに反時計回りに回転させてあり、S字状ファンアウトアーム230bは僅かに時計回りに回転させてある。これにより、S字状ファンアウトアーム230とブランチアーム220との間の接合点225における接続はスムースになり、この接合点に付随する光信号損失が減少する。
上記の通りS字状ファンアウトアーム230を回転させると、S字状ファンアウトアーム230と出力導波路240の間の接合235が分離してしまう。この接合を補正するために、光ビームスプリッタ400には、S字状ファンアウトアーム230と出力導波路240との間にブリッジセグメント410を設ける。ブリッジセグメント410は、図4に示した形状であり、S字状ファンアウトアーム230と出力導波路240をスムースに結合する。例えば、ブリッジセグメント410は、一端(接合425)ではS字状ファンアウトアーム230と同じ接線上の円弧であり、他端(接合435)では出力導波路240に向けてまっすぐである。その結果、S字状ファンアウトアーム230と出力導波路240との間の接合が分離しなくなる。これにより、S字状ファンアウトアーム230とブランチアーム220との間の接合の改良とあいまって、従来の光スプリッタより光信号損失をさらに低減することができる。
従来の光スプリッタデザインと比較して、光ビームスプリッタ200と400により、光信号伝送損失を大幅に低減することができる。例えば、10mmの曲がりを有するS字状ファンアウトアームを用いた従来のスプリッタでは、一般的に伝送損失は約0.7dBである。しかし、同様のS字状ファンアウトアーム(曲率半径245が10mmのS字状ファンアウトアーム230)を有する光ビームスプリッタ200の伝送損失は、大きく低減され、約0.2dBである。また、光ビームスプリッタ400を用いると、伝送損失はさらに低減され、約0.05dBになる。
また、光ビームスプリッタ200と400は、光信号伝搬損失が同様な従来の光スプリッタと比較して、スペースを大幅に減らすことができる。例えば、曲率半径245が10mmであるS字状ファンアウトアーム230を用いる光ビームスプリッタ200の伝搬損失は、50mmの曲がりを有するS字状ファンアウトアームを用いる(が、ブランチアームは用いていない)従来のスプリッタの伝搬損失と同程度である同様に、曲率半径245が10mmであるS字状ファンアウトアーム230を用いる光ビームスプリッタ400の伝搬損失は、150mmの曲がりを有するS字状ファンアウトアームを用いる(が、ブランチアームやブリッジセグメントは用いていない)従来のスプリッタの伝搬損失と同程度である。概して、光ビームスプリッタ200と400は、S字状ファンアウトアームがもっと大きい従来のスプリッタよりも、小さいスペースで同程度の伝搬損失を達成できる(または、同じスペースで伝送損失を小さくできる、あるいは両者を組み合わせることもできる)。このようにサイズが小さくなる結果として、従来の光スプリッタより伝送損失と挿入損失(insertion loss)が低くなる。
具体的な実施形態を詳細に説明したが、当業者はこの他の変更、追加、変形、置換、修正を考えることができるであろう。本発明は、添付した特許請求の範囲の精神と範囲に入るこうした変更、追加、変形、置換、修正はすべて本発明に含まれる。
ここで図5を参照して、光ビーム分岐方法500を説明する。光ビーム分岐方法500は、ステップ510で始まり、入力光ビームを入力導波路を介して受け取る。入力光ビームはレーザその他の光ビームを発生するデバイスから受け取ることができる。ステップ520において、入力導波路に結合したブランチアームを介して、入力光ビームを2つ以上の光ビームに分岐する。ブランチアームは、入力導波路に対して僅かに傾いており(slightly inclined)、上記のブランチアーム220と同様に、入力光ビームをクリーンに分割(clean division)する。ステップ530において、ステップ520において入力光ビームを分岐して生成した光ビームを、上記のS字状ファンアウトアーム230と同様のファンアウトアームにより、所定ピッチにファンアウト(fan-out)する。ステップ540において、任意的に上記のブリッジセグメント410と同様のブリッジセグメントを実装して、ファンアウトアームを出力導波路にブリッジしてもよい。ステップ550において、出力導波路を実装して、ステップ520における入力光ビームの分岐により生成した光ビームを出力する。
具体的な光ビーム分岐方法500を説明したが、留意すべきことは、必要に応じて、ステップを並び替えても、修正しても、削除してもよい。また、実施形態を詳細に説明したが、当業者はこの他の変更、追加、変形、置換、修正を考えることができるであろう。本発明は、添付した特許請求の範囲の精神と範囲に入るこうした変更、追加、変形、置換、修正はすべて本発明に含まれる。
上記の実施形態に関して以下の付記を記載する。
(付記1) 光ビームスプリッタであって、
入力光ビームを受け取る入力導波路と、
分離点において前記入力光ビームを2以上の光ビームに分岐するように構成された、前記分離点において前記入力導波路に結合した2以上のブランチアームと、
各々が前記2以上の光ビームの1つを所定の出力ピッチにファンアウトするように構成された、前記ブランチアームの1つに結合した2以上のファンアウトアームと、
各々が前記2以上の光ビームの1つを前記光ビームスプリッタから送出するように構成された、前記ファンアウトアームの1つに結合した2以上の出力導波路とを有する光ビームスプリッタ。
(付記2) 前記2以上のブランチアームのジオメトリは直線状である、付記1に記載の光ビームスプリッタ。
(付記3) 前記2以上のブランチアームのジオメトリは凹形状である、付記1に記載の光ビームスプリッタ。
(付記4) 前記2以上のブランチアームのジオメトリは屈曲形状である、付記1に記載の光ビームスプリッタ。
(付記5) 前記2以上のブランチアームの長さは約0.5mmである、付記1に記載の光ビームスプリッタ。
(付記6) 前記2以上のブランチアームの前記入力導波路に対する傾き角は約0.5度である、付記1に記載の光ビームスプリッタ。
(付記7) 光ビームスプリッタであって、
入力光ビームを受け取る入力導波路と、
分離点において前記入力光ビームを2以上の光ビームに分岐するように構成された、前記分離点において前記入力導波路に結合した2以上のブランチアームと、
各々が前記2以上の光ビームの1つを所定の出力ピッチにファンアウトするように構成された、前記ブランチアームの1つに結合した2以上のファンアウトアームと、
各々が前記ファンアウトアームの1つと結合した2以上のブリッジセグメントと、
各々が前記2以上の光ビームの1つを前記光ビームスプリッタから送出するように構成された、前記ブリッジセグメントの1つに結合した2以上の出力導波路とを有する光ビームスプリッタ。
(付記8) 前記2以上のブランチアームのジオメトリは直線状である、付記7に記載の光ビームスプリッタ。
(付記9) 前記2以上のブランチアームのジオメトリは凹形状である、付記7に記載の光ビームスプリッタ。
(付記10) 前記2以上のブランチアームのジオメトリは屈曲形状である、付記7に記載の光ビームスプリッタ。
(付記11) 前記2以上のブランチアームの長さは約0.5mmである、付記7に記載の光ビームスプリッタ。
(付記12) 前記2以上のブランチアームの前記入力導波路に対する傾き角は約0.5度である、付記7に記載の光ビームスプリッタ。
(付記13) 光ビームの分岐方法であって、
入力導波路を用いて入力光ビームを受け取る段階と、
分離点において前記入力に結合した2以上のブランチアームを用いて、前記入力光ビームを2以上の光ビームに分岐する段階と、
2以上のファンアウトアームを用いて前記2以上の光ビームを所定の出力ピッチにファンアウトする段階とを含む方法。
(付記14) ブリッジセグメントを用いて各光ビームを各ファンアウトアームから出力導波路にブリッジする段階をさらに含む、付記13に記載の光ビームの分岐方法。
(付記15) 光ビームスプリッタであって、
入力光ビームを受け取る手段と、
前記入力光ビームを2以上の光ビームに分岐する手段と、
前記2以上の光ビームの各々を所定の出力ピッチにファンアウトする手段とを有する光ビームスプリッタ。
(付記16) 各光ビームを各ファンアウトアームから出力導波路にブリッジする手段をさらに有する、付記15に記載の光ビームスプリッタ。
100a、100b 光学系
110a 変調光源
110b 連続波光源
120a、120b データ源
130a、130b 光スプリッタ
140 受光デバイス
150 変調器
170 光リンク
200 光スプリッタ
210 入力導波路
220 ブランチアーム
225 接合点
230 S字状ファンアウトアーム
235 接合
240 出力導波路
245 曲率半径
250 分離点
260 入力光ビーム
270 光ビーム
400 光ビームスプリッタ
410 ブリッジセグメント
425、435 接合

Claims (10)

  1. 光ビームスプリッタであって、
    入力光ビームを受け取る入力導波路と、
    分離点において前記入力光ビームを2以上の光ビームに分岐するように構成された、前記分離点において前記入力導波路に結合した、ジオメトリが直線状である2以上のブランチアームと、
    各々が前記2以上の光ビームの1つを所定の出力ピッチにファンアウトするように構成された、前記ブランチアームの1つに結合した2以上のファンアウトアームと、
    各々が前記2以上の光ビームの1つを前記光ビームスプリッタから送出するように構成された、前記ファンアウトアームの1つに結合した2以上の出力導波路とを有する光ビームスプリッタ。
  2. 前記2以上のブランチアームの長さは約0.5mmである、請求項1に記載の光ビームスプリッタ。
  3. 前記2以上のブランチアームの前記入力導波路に対する傾き角は約0.5度である、請求項1に記載の光ビームスプリッタ。
  4. 光ビームスプリッタであって、
    入力光ビームを受け取る入力導波路と、
    分離点において前記入力光ビームを2以上の光ビームに分岐するように構成された、前記分離点において前記入力導波路に結合した、ジオメトリが直線状である2以上のブランチアームと、
    各々が前記2以上の光ビームの1つを所定の出力ピッチにファンアウトするように構成された、前記ブランチアームの1つに結合した2以上のファンアウトアームと、
    各々が前記ファンアウトアームの1つと結合した2以上のブリッジセグメントと、
    各々が前記2以上の光ビームの1つを前記光ビームスプリッタから送出するように構成された、前記ブリッジセグメントの1つに結合した2以上の出力導波路とを有する光ビームスプリッタ。
  5. 前記2以上のブランチアームの長さは約0.5mmである、請求項4に記載の光ビームスプリッタ。
  6. 前記2以上のブランチアームの前記入力導波路に対する傾き角は約0.5度である、請求項4に記載の光ビームスプリッタ。
  7. 光ビームの分岐方法であって、
    入力導波路を用いて入力光ビームを受け取る段階と、
    分離点において前記入力に結合した、ジオメトリが直線状である2以上のブランチアームを用いて、前記入力光ビームを2以上の光ビームに分岐する段階と、
    2以上のファンアウトアームを用いて前記2以上の光ビームを所定の出力ピッチにファンアウトする段階とを含む方法。
  8. ブリッジセグメントを用いて各光ビームを各ファンアウトアームから出力導波路にブリッジする段階をさらに含む、請求項7に記載の光ビームの分岐方法。
  9. 光ビームスプリッタであって、
    入力光ビームを受け取る手段と、
    前記入力光ビームを2以上の光ビームに分岐する、ジオメトリが直線状である手段と、
    前記2以上の光ビームの各々を所定の出力ピッチにファンアウトする手段とを有する光ビームスプリッタ。
  10. 各光ビームを前記2以上の光ビームの各々をファンアウトする手段から出力導波路にブリッジする手段をさらに有する、請求項9に記載の光ビームスプリッタ。
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