JP2010048358A - ホース類保護案内装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ピンギヤスプロケットによりスムーズに往復運動させることができ、内装したホース類の摩耗が少なく、部品点数が少なく、構成が簡単で製造工数が少なく製造コストが安価なホース類保護案内装置を提供する。
【解決手段】左右に離間配置された一対のリンクプレート112とリンクプレート112の屈曲外周側及び屈曲内周側にそれぞれ横架された連結板114、116とによって構成されているリンク枠体110がホース類Hを内装した状態で長手方向に屈曲自在に多数連結されており、リンクプレート112の少なくとも一方の外側にピンギヤスプロケットの歯と噛み合う突起部118が突設されていることにより、上記の課題を解決する。
【選択図】図1

Description

本発明は、移動端と固定端との間において水や圧縮空気などを送るホース類の移動軌道を案内するとともに、このホース類が捻れたり絡まったりして破損すること防止してホース類を保護するホース類保護案内装置に関し、特に好ましくは、ロータリスクリーン捺染機に用いられるホース類保護案内装置に関するものである。
部分染色、すなわち捺染を行う捺染機としては、現在、ロータリスクリーン捺染機が主流である。このロータリスクリーン捺染機を用いた捺染では、捺染柄の変更や捺染配色の変更の都度、ロータリスクリーンを洗浄する必要がある。
従来、典型的なロータリスクリーン捺染機では、ロータリスクリーンの洗浄時に、捺染機からロータリスクリーンを取り外す必要があり、洗浄後、乾燥したロータリスクリーンを捺染機に再び装着する必要がある。そのため、捺染柄の変更や捺染配色の変更の都度、ロータリスクリーンの洗浄に多大の労力と時間とを費やしている。このため、生産性が大幅に低下し、特に、小ロット、多色、多品種の捺染を行う場合、大きな問題となっている。また、洗浄に先立ち、ロータリスクリーンを捺染機から取り外す際に、ロータリスクリーンに捺染糊が付着した状態で取り外し作業を行わなければならないので、ロータリスクリーンから捺染糊が滴って、作業環境を汚染する原因ともなっている。
このような問題を解消したロータリスクリーン捺染機として、ロータリスクリーン、被染布搬送エンドレスベルト、捺染テーブルなどを、ベルト幅方向に対して傾斜する態勢、すなわちロータリスクリーンの長さ方向の一端側から他端側へ傾斜する態勢に設置することで、ロータリスクリーン内に洗浄水を高位端側から注水して、その洗浄排水を、ロータリスクリーンの傾斜に従って低位端側より排水し、この排水を捕集樋によって回収するという洗浄方法を採用することによって、洗浄するロータリスクリーンを捺染機から外す必要がない傾斜型ロータリスクリーン捺染機が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
近年、傾斜型ロータリスクリーン捺染機のロータリスクリーンの洗浄を効果的に行えるようにし、洗浄時間の短縮を図り、また、洗浄を省力化し、捺染機の生産性を高めるものとして、一端側から他端側へ低く傾斜する態勢とされたロータリスクリーンの内空に、ロータリスクリーンの長さ方向に全長に亘って往復運動を行う洗浄水噴射器が配置され、この洗浄水噴射器のノズルがロータリスクリーンの内壁面に指向されているものが知られている(例えば、特許文献2参照。)。
このような傾斜型ロータリスクリーン捺染機においては、捺染機本体から洗浄水噴射器へ洗浄水や水切りのための圧縮空気を送るため、図8乃至図10に示すように、ホース類Hの移動軌道を案内するとともに、ホース類Hが捻れたり絡まったりして破損することを防止してホース類Hを保護するホース類保護案内装置600を用いることが提案されている。
ここで、図8は、ホース類保護案内装置600の使用例を示した側面図であり、図9は、図8のIX−IX線における断面図であり、図10は、図8の矢視X方向から見たときの背面図である。
従来のホース類保護案内装置600は、左右に離間配置された一対のリンクプレート612と、この一対のリンクプレート612の屈曲外周側及び屈曲内周側にそれぞれ横架された連結板614、616とによって構成されているリンク枠体610がホース類Hを内装した状態で長手方向に屈曲自在に多数連結されている。
そして、屈曲内周側の連結板616に沿うように、連結板616より幅の広いステンレス製のガイドプレート620が配設されている。このガイドプレート620は、図9に示すように、リンク枠体610の幅よりも幅広でリンク枠体610の幅方向の片側に突き出るように取り付けられ、その突き出た部分にピンギヤスプロケットSの歯tと係合する挿通孔622が、図10に示すように、ガイドプレート620の長手方向に一直線上にピンギヤスプロケットSのピッチ間隔で穿孔されている。そして、ピンギヤスプロケットSの歯tと挿通孔622を係合させてピンギヤスプロケットSを正逆回転させることによって、ホース類保護案内装置600を前進後退させることが出来る。その結果、ホース類保護案内装置600の一端に取り付けられた洗浄水噴射器をロータリスクリーンの長さ方向に全長に亘って往復運動させることを可能にしている。
このようなホース類保護案内装置600は、ガイドプレート620を屈曲内周側の連結板616にボルト630で取り付けているが、図8に示すように、ホース類保護案内装置600が屈曲した際に、リンク枠体610とガイドプレート620との間に内外周差が発生する。すなわち、リンク枠体610の屈曲半径Rがガイドプレート620の屈曲半径Rinより大きくなる。そのため、このような屈曲した際に生じる内外周差を吸収するために、図10に示すように、ボルト630をガイドプレート620に長手方向に開口させたスリット624に挿通させて屈曲内周側の連結板616に螺設させることによって、リンク枠体610とガイドプレート620とがスライドするスライド機構を構成している。
特開平8−276564号公報 特開平10−250044号公報
ところが、前述したような従来のホース類保護案内装置600は、屈曲時にリンク枠体610が多角形軌道を描くのに対して、ガイドプレート620が曲線軌道を描く。そのため、スライド機構を有しているにもかかわらず、リンク枠体610とガイドプレート620とがスムーズにスライドせず、リンク枠体610に許容値を超える大きな力が加わり、最悪の場合、ホース類保護案内装置600が破損するという課題があった。
また、従来のホース類保護案内装置600は、屈曲時におけるガイドプレート620の屈曲半径Rinとホース類保護案内装置600に内装したホース類Hの屈曲半径(ほぼ、リンク枠体610の屈曲半径Rに等しい)とが異なるため、ホース類保護案内装置600を屈曲させた状態で前進後退を繰り返すとホース類Hがリンク枠体610の内周面と摩擦し、ホース類Hが摩耗するという課題があった。
さらに、従来のホース類保護案内装置600は、リンク枠体610、ガイドプレート620、ボルト630というような多くの部品を要し、さらにガイドプレート620に多くの穴開け加工を要するなど構成が複雑で製造工数が多いため製造コストが掛かるという課題があった。
そこで、本発明が解決しようとする技術的課題、すなわち、本発明の目的は、スライド機構を無くし、ピンギヤスプロケットによりスムーズに往復運動させることができ、内装したホース類の摩耗が少なく、部品点数が少なく、構成が簡単で製造工数が少なく製造コストが安価なホース類保護案内装置を提供することである。
さらに、本発明のさらなる目的は、ロータリスクリーン捺染機のメンテナンス作業負担を軽減し、洗浄水噴射器の走行時の安定性を高めるホース類保護案内装置を提供することである。
まず、本請求項1に係る発明は、左右に離間配置された一対のリンクプレートと該リンクプレートの屈曲外周側及び屈曲内周側にそれぞれ横架された連結板とによって構成されているリンク枠体がホース類を内装した状態で長手方向に屈曲自在に多数連結されているホース類保護案内装置において、前記リンクプレートの少なくとも一方の外側にピンギヤスプロケットの歯と噛み合う突起部が突設されていることにより、前記課題を解決したものである。
そして、本請求項2に係る発明は、請求項1に係るホース類保護案内装置において、前記突起部が、リンク枠体を連結する連結ピンと同軸上に突設されていることにより、前記課題をさらに解決したものである。
また、本請求項3に係る発明は、請求項1又は請求項2に係るホース類保護案内装置において、前記リンク枠体の屈曲内周側に左右一対のガイド壁が前記一対のリンクプレートから延設されているとともに、前記左右一対のガイド壁の対向する内側端部がテーパー状に形成されていることにより、前記課題をさらに解決したものである。
また、本請求項4に係る発明は、請求項1乃至請求項3のいずれかに係るホース類保護案内装置において、前記リンク枠体が、合成樹脂により一体成形されていることにより、前記課題をさらに解決したものである。
また、本請求項5に係る発明は、請求項1乃至請求項4のいずれか記載のホース類保護案内装置において、一端側から他端側へ低く傾斜する態勢とされたロータリスクリーンの内空に、前記ロータリスクリーンの長さ方向に全長に亘って往復運動を行う洗浄水噴射器が配置され該洗浄水噴射器のノズルがロータリスクリーンの内壁面に指向されているロータリスクリーン捺染機の前記洗浄水噴射器に洗浄水及び圧縮空気を送るホース類を保護案内することにより、前記課題を解決したものである。
本請求項1に係るホース類保護案内装置によれば、左右に離間配置された一対のリンクプレートとこれらのリンクプレートの屈曲外周側及び屈曲内周側にそれぞれ横架された連結板とによって構成されているリンク枠体がホース類を内装した状態で長手方向に屈曲自在に多数連結されており、リンクプレートの少なくとも一方の外側にピンギヤスプロケットの歯と噛み合う突起部が突設されていることにより、ピンギヤスプロケットの正逆回転によるスムーズな往復運動を極めて簡単な構成で、少ない部品点数で、少ない製造工数で実現することが出来る。その結果、製造コストの大幅な削減が実現できる。
そして、本請求項2に係るホース類保護案内装置によれば、請求項1に係るホース類保護案内装置において、突起部が、リンク枠体を連結する連結ピンと同軸上に突設されていることにより、屈曲時におけるホース類保護案内装置の屈曲半径とホース類保護案内装置に内装したホース類の屈曲半径とがほぼ等しくなり、ホース類保護案内装置を屈曲させた状態で前進後退を繰り返した場合に生じがちなホース類の摩耗が抑制されるため、ホース類の長寿命化が図られ、メンテナンス作業負担の軽減が実現できる。
また、本請求項3に係るホース類保護案内装置によれば、請求項1又は請求項2に係るホース類保護案内装置において、リンク枠体の屈曲内周側に左右一対のガイド壁が一対のリンクプレートから延設されているとともに、これらの左右一対のガイド壁の対向する内側端部がテーパー状に形成されていることにより、ホース類保護案内装置を断面テーパー状のガイドローラ又はガイドレールに係合させて、その移動軌道をガイドすることができるため、ホース類保護案内装置の走行時の安定性向上が実現できる。
また、本請求項4に係るホース類保護案内装置によれば、請求項1乃至請求項3のいずれかに係るホース類保護案内装置において、リンク枠体が、合成樹脂により一体成形されていることにより、部品点数の削減、製造工数の削減、組立作業負担の軽減が実現でき、大幅な製造コストの削減が実現できる。
また、本請求項5に係るホース類保護案内装置によれば、請求項1乃至請求項4のいずれかに係るホース類保護案内装置において、一端側から他端側へ低く傾斜する態勢とされたロータリスクリーンの内空に、ロータリスクリーンの長さ方向に全長に亘って往復運動を行う洗浄水噴射器が配置され、この洗浄水噴射器のノズルがロータリスクリーンの内壁面に指向されているロータリスクリーン捺染機の洗浄水噴射器に洗浄水及び圧縮空気を送るホース類を保護案内することにより、洗浄水噴射器の走行安定性が向上するとともに、洗浄水噴射器の往復運動時に生じがちなホース類の摩耗が抑制されるため、ロータリスクリーン捺染機の信頼性の向上及びメンテナンス作業負担の軽減が実現できる。
本発明のホース類保護案内装置は、左右に離間配置された一対のリンクプレートとこれらのリンクプレートの屈曲外周側及び屈曲内周側にそれぞれ横架された連結板とによって構成されているリンク枠体がホース類を内装した状態で長手方向に屈曲自在に多数連結されており、リンクプレートの少なくとも一方の外側にピンギヤスプロケットの歯と噛み合う突起部が突設されているという構成を備えていることにより、ピンギヤスプロケットによるスムーズな往復運動を実現し、内装したホース類の摩耗防止、部品点数の削減、構成の簡略化、製造工数の削減、製造コストの削減を実現するものであれば、その具体的な実施の態様は、如何なるものであっても何ら構わない。
例えば、本発明のホース類保護案内装置における「ホース類」とは、主として、水や空気などを送る可撓性のホースを意味しているが、産業用機械などにおける固定部と可動部との間で駆動用の電力を給電する電力ケーブルや制御用の信号を伝送する信号ケーブルであっても前述したピンギヤスプロケットによるスムーズな往復運動に何ら支障はない。
また、本発明のホース類保護案内装置を構成するリンク枠体は、合成樹脂により一体成形されているものであっても、左右に離間配置された一対のリンクプレートの屈曲外周側に横架された連結板が取り外し可能なものであっても、あるいは、連結板がヒンジ機構により開閉可能なものであっても構わない。
本発明の一実施形態である実施例1について、図1乃至図3に基づいて説明する。
ここで、図1は、実施例1のホース類保護案内装置100の一部を示す斜視図であり、図2は、図1の矢視II方向から見たときの正面図であり、図3は、図2のIII−III線におけるリンク枠体110の断面図であり、図4は、実施例1のホース類保護案内装置100とピンギヤスプロケットSとの関係を示す側面図である。
まず、本実施例であるホース類保護案内装置100は、図1に示すように、左右に離間配置された一対のリンクプレート112と、この一対のリンクプレート112の屈曲外周側及び屈曲内周側にそれぞれ横架された連結板114、116とによって構成されているリンク枠体110が、ホース類Hを内装した状態で長手方向に屈曲自在に多数連結されていることによって、ホース類Hを保護案内するものである。
リンクプレート112は、図2及び図3に示すように、内片112aと外片112bとからなり、リンク枠体110の中間部において内片112aの外面と外片112bの内面とが一体となっており、いわゆるオフセット型のリンク枠体110を構成している。このリンクプレート112には、ピッチ間隔Pを隔てて外片112bに連結ピン挿通孔117が穿孔され、一方、内片112aに連結ピン圧入孔115が穿孔されている。そして、1つのリンク枠体110の内片112aの外面と隣接する別のリンク枠体110の外片112bの内面とが摺接するように配設され、外片112bの外側からステンレス製の連結ピン119が連結ピン挿通孔117を挿通して、連結ピン圧入孔115に圧入されていることによって、多数のリンク枠体110が長手方向に屈曲自在に連結されている。
また、リンクプレート112の一方の外片112bにピンギヤスプロケットの歯と噛み合う突起部118が外側に向けて突設されている。この突起部118は、円筒形状をしており、連結ピン挿通孔117と同心上に形成されている。そして、突起部118は、内径が連結ピン挿通孔117の内径よりも若干長く、かつ、連結ピン119の頭部の直径dにほぼ等しくなっており、突起部118の円筒形状壁の内部に連結ピン119が収まるように形成されている。
さらに、図2に示すように、リンク枠体110の屈曲内周側に左右一対のガイド壁113が、左右一対のリンクプレート112から延設されている。そして、このガイド壁113の対向する内側端部がテーパー状に形成されている。本実施例の場合、各ガイド壁113の内側端部が45°のテーパー状に形成されており、したがって、一対のガイド壁113に形成されたテーパー面113aが断面正方形状のガイドレールに係合するようになっている。また、ガイド壁113は、空洞部113bを有する中空構造にしてある。この空洞部113bの主目的は形状を保つため(ヒケ、すなわち、成形品の肉厚の表面に凹みができる外観不良の現象の防止)で、射出成形では一般的に行われている。また、製品の軽量化と材料の削減という副次的な効果も期待される。
そして、本実施例のホース類保護案内装置100は、図4に示すように、ピンギヤスプロケットSの歯tと各リンク枠体110のリンクプレート112の外側に形成された突起部118とを噛み合わせることによって、ピンギヤスプロケットSの正逆回転に対応して、ピッチ方向に進退移動することができるようになっている。
本実施例においてリンク枠体110の構成する素材については、屈曲動作時に発生しがちな屈曲歪みに耐えてホース類保持形態の優れた寸法安定性を発揮するポリアミド6、ポリアミド12、ポリアミド46、ポリアミド66、ポリブチレンテレフタレート、アクリル、ポリアセタールなどのエンジニアリングプラスチック樹脂と称される合成樹脂を使用することが好ましいが、特に、ポリアミド系樹脂又はポリブチレンテレフタレート樹脂にエラストマー又はゴム成分を配合させた耐疲労性樹脂材料を用いて成形されている場合には、ポリアミド系樹脂又はポリブチレンテレフタレート樹脂に配合されたエラストマー又はゴム成分が衝撃に強い柔軟性を付加するため、繰り返し屈曲に対する優れた耐衝撃性及び耐疲労性をより一層発揮するので、より好ましい。
そして、本実施例においては、このリンク枠体110が、前述の合成樹脂により射出成形機を用いて一体成形されている。そのため、リンク枠体110が単一の部材から構成されるため部品点数の削減、構成の簡略化、製造工数の削減、製造コストの低減を実現することができる。
以上のように、本発明の実施例1であるホース類保護案内装置100は、リンクプレート112の少なくとも一方の外側にピンギヤスプロケットの歯と噛み合う突起部118が突設されていることにより、ピンギヤスプロケットによるスムーズな往復運動を極めて簡単な構成で、少ない部品点数で、少ない製造工数で実現することが出来る。その結果、製造コストの大幅な削減が実現でき、しかも、屈曲時におけるホース類保護案内装置100の屈曲半径とホース類保護案内装置100に内装したホース類の屈曲半径とがほぼ等しくなり、ホース類保護案内装置100を屈曲させた状態で前進後退を繰り返した場合に生じがちなホース類の摩耗が抑制されるため、ホース類の長寿命化が図られ、メンテナンス作業負担の軽減が実現できる。
加えて、本発明の実施例1のホース類保護案内装置100は、リンク枠体110の屈曲内周側に左右一対のガイド壁113が一対のリンクプレート112から延設されているとともに、これらの左右一対のガイド壁113の対向する内側端部がテーパー状に形成されていることにより、ホース類保護案内装置100を断面テーパー状のガイドローラ又はガイドレールに係合させて、その移動軌道をガイドすることができるため、ホース類保護案内装置100の走行時の安定性が向上するなど、その効果は甚大である。
つぎに、本発明の別の実施形態である実施例2について、図5に基づき説明する。
ここで、図5は、実施例2のホース類保護案内装置を構成するリンク枠体210をピッチ線に沿って切断したときの断面図である。
実施例2のホース類保護案内装置は、前述した実施例1のホース類保護案内装置100と基本的な装置構成は全く同一であるから、同一部材に付した符号の100番台を200番台に書き換えることにより、その説明を省略する。
実施例2のホース類保護案内装置は、リンク枠体210の形状のみが前述した実施例1のホース類保護案内装置100と異なっているため、このリンク枠体210のみを以下に説明する。
すなわち、実施例2のホース類保護案内装置を構成するリンク枠体210は、左右に離間配置された一対のリンクプレート212の両方の外片212bにピンギヤスプロケットの歯と噛み合う突起部218が外側に向けて突設されている。この突起部218は、実施例1と同様に、円筒形状をしており、連結ピン挿通孔217と同心上に形成されている。そして、突起部218は、内径が連結ピン挿通孔217の内径よりも若干長く、かつ、連結ピンの頭部の直径にほぼ等しくなっており、突起部218の円筒形状壁の内部に連結ピンが収まるように形成されている。
実施例2のホース類保護案内装置は、このホース類保護案内装置を挟むように1本の回転軸上に離間して固着された一対のピンギヤスプロケットの歯とリンク枠体210の両外側に突設された突起部218とを噛み合わせることによって、ピンギヤスプロケットの正逆回転に対応して、ピッチ方向に進退移動することができるようになっている。
以上のように得られた実施例2のホース類保護案内装置は、ピンギヤスプロケットによる駆動力がホース類保護案内装置の幅方向に対して左右均等に加わるため、ホース類保護案内装置の走行軌道の直線性が向上し、安定した往復運動が実現できる。また、負荷が2つの突起部218に分散されるため、ホース類保護案内装置の耐負荷性が向上する。
つぎに、本発明のさらに別の実施形態である実施例3について、図6及び図7に基づき説明する。
ここで、図6は、実施例3のホース類保護案内装置300をロータリスクリーン捺染機500に適用した状態を捺染機の染布搬送エンドレスベルト540のベルト走行方向から見た正面図であり、図7は、図6に示したロータリスクリーン捺染機500に搭載されているホース類保護案内装置300を前進後退運動させる駆動機構部400のVII−VII線における断面図である。
実施例3のホース類保護案内装置300は、前述した本発明の実施例1のホース類保護案内装置100と基本的な装置構成は全く同一であるから、同一部材に付した符号の100番台を300番台に書き換えることにより、その説明を省略する。
実施例3のホース類保護案内装置300は、図6に示すように、一端側から他端側へ低く傾斜する態勢とされたロータリスクリーン510の内空に、ロータリスクリーン510の長さ方向に全長に亘って往復運動を行う洗浄水噴射器520が配置され、この洗浄水噴射器520のノズルがロータリスクリーン510の内壁面に指向されているロータリスクリーン捺染機500において、ロータリスクリーン捺染機500本体から、洗浄水噴射器520に洗浄水及び圧縮空気を送るホースを保護案内するために用いられる。
ホース類保護案内装置300は、図7に示すように、突設部318をギヤードモータ410の回転軸415にボス部425を介して固設したピンギヤスプロケット420の歯に噛み合わせている。そして、ホース類保護案内装置300とピンギヤスプロケット420との噛み合わせ状態を保持するために、リンクプレート312から屈曲内周側に延設された左右一対のガイド壁313の対向する内側端部のテーパー面313aに摺接するように、両側面にテーパー面430aを有するガイドローラ430が軸支されている。
そして、ギヤードモータ410を正逆回転させることにより、ホース類保護案内装置300の移動端に取り付けた洗浄水噴射器520をロータリスクリーン510の長さ方向に全長に亘って往復運動させることが出来る。ロータリスクリーン510の内空には、ホース類保護案内装置300の往復運動をガイドする断面正方形状のガイドレール530が断面の対角線が垂直に向くように配設され、このガイドレール530の上部の直角部とホース類保護案内装置300のリンクプレート312から屈曲内周側に延設された左右一対のガイド壁313の対向する内側端部のテーパー面313aとが摺接することによって、ホース類保護案内装置300が、ロータリスクリーン510の内空を長さ方向に全長に亘って安定して往復運動出来るようになっている。したがって、ロータリスクリーン510が高速で回転してもホースが捻れたり絡まったりすることがなく、また、ロータリスクリーン510の内周面とホースが摩擦することもないので、ホースの長寿命化が図られる。
以上のように、実施例3のホース類保護案内装置300は、ロータリスクリーン捺染機の高速化、信頼性の向上、メンテナンス作業負担の軽減に多大な貢献をもたらすものである。
通常、ホース類保護案内装置は、駆動機構を有する可動部と固定部とを結ぶホース類を囲繞して保護し、可動部の移動に伴いホース類が描く軌跡を受動的に案内するものであるが、本発明のホース類保護案内装置は、ピンギヤスプロケットの正逆回転に対応して、ホース類保護案内装置自体を前進後退移動させることが出来、すなわち、可動部に駆動機構を設ける必要がないため、その応用分野はロータリスクリーン捺染機に限られず、下水道管の洗浄ロボットや工作機械など、産業上の利用可能性はきわめて高い。
実施例1のホース類保護案内装置の一部を示す斜視図。 図1の矢視II方向から見たときの正面図。 図2のIII−III線におけるリンク枠体の断面図。 実施例1のホース類保護案内装置とピンギヤスプロケットとの関係を示す側面図。 実施例2のホース類保護案内装置のリンク枠体のピッチ線に沿った断面図。 実施例3のホース類保護案内装置をロータリスクリーン捺染機に適用した状態を染布搬送エンドレスベルトのベルト走行方向から見た正面図。 図6のVII−VII線における断面図。 従来のホース類保護案内装置の使用例を示した側面図。 図8のIX−IX線における断面図。 図8の矢視X方向から見たときの背面図。
符号の説明
100、300 ・・・ ホース類保護案内装置
110、210 ・・・ リンク枠体
112、212、312 ・・・ リンクプレート
112a、212a、312a ・・・ (リンクプレートの)内片
112b、212b、312b ・・・ (リンクプレートの)内片
113、313 ・・・ ガイド壁
113a、313a ・・・ (ガイド壁の)テーパー面
113b、313b ・・・ (ガイド壁の)空洞部
114、314 ・・・ (屈曲外周側の)連結板
115、215 ・・・ 連結ピン圧入孔
116、316 ・・・ (屈曲外周側の)連結板
117、217 ・・・ 連結ピン挿通孔
118、218、318 ・・・ 突起部
119 ・・・ 連結ピン
400 ・・・ 駆動機構部
410 ・・・ ギヤードモータ
415 ・・・ (ギヤードモータの)回転軸
420 ・・・ ピンギヤスプロケット
425 ・・・ ボス部
430 ・・・ ガイドローラ
430a ・・・ (ガイドローラの)テーパー面
500 ・・・ ロータリスクリーン捺染機
510 ・・・ ロータリスクリーン
520 ・・・ 洗浄水噴射器
530 ・・・ ガイドレール
540 ・・・ 染布搬送エンドレスベルト
600 ・・・ (従来の)ホース類保護案内装置
610 ・・・ リンク枠体
612 ・・・ リンクプレート
614 ・・・ (屈曲外周側の)連結板
616 ・・・ (屈曲外周側の)連結板
620 ・・・ ガイドプレート
622 ・・・ 挿通孔
624 ・・・ スリット
630 ・・・ ボルト
H ・・・ ホース類
S ・・・ ピンギヤスプロケット
t ・・・ (ピンギヤスプロケットの)歯

Claims (5)

  1. 左右に離間配置された一対のリンクプレートと該リンクプレートの屈曲外周側及び屈曲内周側にそれぞれ横架された連結板とによって構成されているリンク枠体がホース類を内装した状態で長手方向に屈曲自在に多数連結されているホース類保護案内装置において、
    前記リンクプレートの少なくとも一方の外側にピンギヤスプロケットの歯と噛み合う突起部が突設されていることを特徴とするホース類保護案内装置。
  2. 前記突起部が、リンク枠体を連結する連結ピンと同軸上に突設されていることを特徴とする請求項1記載のホース類保護案内装置。
  3. 前記リンク枠体の屈曲内周側に左右一対のガイド壁が前記一対のリンクプレートから延設されているとともに、前記左右一対のガイド壁の対向する内側端部がテーパー状に形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のホース類保護案内装置。
  4. 前記リンク枠体が、合成樹脂により一体成形されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか記載のホース類保護案内装置。
  5. 一端側から他端側へ低く傾斜する態勢とされたロータリスクリーンの内空に、前記ロータリスクリーンの長さ方向に全長に亘って往復運動を行う洗浄水噴射器が配置され該洗浄水噴射器のノズルがロータリスクリーンの内壁面に指向されているロータリスクリーン捺染機の前記洗浄水噴射器に洗浄水及び圧縮空気を送るホース類を保護案内することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか記載のホース類保護案内装置。
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