JP2010048243A - ノズルボディ、ノズルボディを組み込んだ燃料噴射弁、及びノズルボディの形成方法 - Google Patents

ノズルボディ、ノズルボディを組み込んだ燃料噴射弁、及びノズルボディの形成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】噴射燃料の噴霧を微粒化するとともに、高貫徹力の噴霧を形成する燃料噴射弁のノズルボディを提供することを課題とする。
【解決手段】ノズルボディ1は、ノズルボディ1の外周側に、ノズルボディ1の内側から外側へ向かって断面積が縮小する凹部4が形成されるとともに、この凹部4よりもノズルボディ1の内側に、ノズルボディ1の内側の空洞部3と凹部4とを連通する2本の噴孔5が形成されており、この噴孔5から噴射される燃料の噴霧方向が凹部4の壁面4aと交差することを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、筒内へ燃料を噴射する燃料噴射弁のノズルボディに関する。
燃料を筒内へ直接噴射する直噴式エンジンにおいて、インジェクタから噴射される燃料の噴霧特性により、混合気の状態が変化する。例えば、噴射燃料の貫徹力を強化する場合や、噴霧角を拡張する場合には、燃焼室内の広範囲に亘って燃料粒子を拡散でき、空気利用率を向上することができる。また、噴射燃料の微粒化が促進すると、燃料が気化しやすくなり混合気の生成が容易に行なわれる。
このような噴霧特性は、インジェクタの噴孔の構造を変更することにより変化させることができる。例えば、特許文献1に開示されているインジェクタは、噴孔を燃料噴射弁の先端部に設けた凹所の底部に収容する構造であり、燃料噴霧の貫徹力を小にするものである。
また、特許文献2に開示されているインジェクタは、燃料の噴射方向に対して傾斜させてノズルボディの外部に配置したプレートに対し、噴射後の燃料を衝突させ、噴霧形状の安定化と燃料の微粒化を図っている。
また、インジェクタの噴孔の形成方法が、特許文献3に開示されている。特許文献2におけるインジェクタの噴孔の加工方法は、穿設した噴孔に噴孔よりも小径のピンを挿入した状態で、流体研磨を行うものであり、ピンと加工部の隙間の大きさに応じて研磨量が調整される。
特開2005−98160号公報 特開平9−88767号公報 特開2007−182814号公報
特許文献1のインジェクタでは、凹部の底に噴孔を設けたことにより低貫徹力の噴霧を形成することができるが、噴霧の微粒化を図ることは行なわれていない。一方、特許文献2のインジェクタでは、噴射後の燃料がプレートに衝突することにより、噴霧が微粒化されるが、噴霧の貫徹力が低下し、高貫徹力を維持することができない。また、プレートをノズルボディの外部に設けるため、多孔噴霧用のインジェクタには適用が困難である。
そこで、本発明は、噴射燃料の噴霧を微粒化するとともに、高貫徹力の噴霧を形成する燃料噴射弁のノズルボディを提供することを課題とする。
かかる課題を解決する本発明のノズルボディは、内部に空洞部を有する筒状体の外周側に、当該筒状体の内側から外側へ向かって断面積が縮小する凹部が形成されるとともに、当該凹部よりも前記筒状体の内側に、前記空洞部と前記凹部とを連通する噴孔が複数形成され、当該噴孔から噴射される燃料の噴霧方向が前記凹部の壁面と交差することを特徴とする。このような構成とすることにより、噴孔から噴射される燃料の微粒化が促進されるとともに、高貫徹力を維持することができる。ノズルボディの内側から噴孔を通過して噴射される燃料が凹部の壁面に衝突するため、燃料の微粒化が促進される。さらに、凹部の断面積がノズルボディの内側から外側へ向かって縮小しているため、複数の噴孔から噴射された燃料が合流し、凹部から噴出される噴霧の貫徹力が強化される。
このようなノズルボディは、筒状体の内部に設けられた空洞部と前記筒状体の外側とを連通する噴孔を設ける工程と、前記噴孔の途中まで棒部材を挿入する工程と、レーザ光により、前記挿入した棒部材を前記筒状体に接合するとともに、前記筒状体の外周側に当該筒状体の内側から外側へ向かって断面積が縮小する凹部を形成し、前記噴孔により前記空洞部と前記凹部とを連通させる工程と、
を含む形成方法により形成することができる。ここで、噴孔へ挿入する棒部材は、レーザ光の熱により溶解し筒状体と接合され、噴射燃料が衝突しても脱落しない部材を選択する。特に、筒状体の材質と同じものを選択することができる。この棒部材及び筒状体は、例えば、クロム・モリブデン鋼やマルテンサイト系ステンレスなどを選択することができる。
また、上記ノズルボディの形成方法において、筒状体の内部に設けられた空洞部と前記筒状体の外側とを連通する噴孔を設ける工程の次に、前記筒状体を回動すること又はレーザ光を前記筒状体に対して相対的に回動することにより、前記噴孔の前記空洞部側の開口部の面取りをレーザ加工により形成する工程を行い、当該工程の後に、前記噴孔の途中まで棒部材を挿入する工程を行うことができる。このような形成方法とすることにより、レーザ加工により噴孔の形成から面取り加工まで行うため、従来、噴孔形成後、流体研磨により面取り加工をしていた場合と比較して、工程を省略できる。これにより製造コストを低減することができる。また、流体研磨による面取り加工では、ノズルボディの全ての噴孔を同時に研磨するが、噴孔ごとに研磨剤の供給量にばらつきが見られ、噴孔ごとの加工のばらつきが生じていた。これに対し、本発明は、レーザ加工により噴孔ごとのばらつきを低減することができる。
本発明のノズルボディの噴孔構造により、このノズルボディを組み込んだ燃料噴射弁から噴射される燃料は、噴霧が微粒化されるとともに、高貫徹力の噴霧が形成される。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面と共に詳細に説明する。
本発明の実施例について図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明の燃料噴射弁10の先端部を断面にして示した説明図である。図1は、燃料噴射弁10の軸を通るように断面とした説明図である。燃料噴射弁10は、ノズルボディ1とニードル6を備えている。ニードル6は、制御装置によってコントロールされるアクチュエータ(いずれも図示しない)に駆動され、ノズルボディ1の軸方向に移動する構成となっている。図1のように、ニードル6が先端側に移動すると燃料の噴射が停止する。一方、ニードル6が基端側に移動すると、後述する噴孔5、凹部4を通り燃料がノズルボディ1の外部へ噴射される。
ノズルボディ1は、空洞部3が設けられた筒状体1aである。空洞部3は燃料が溜まる部屋である。また、ノズルボディ1は、凹部4と噴孔5とを備えている。凹部4は、筒状体1aの外周側に形成されている。凹部4は、その断面積が筒状体1aの内側から外側へ向かって縮小するように形成されている。噴孔5は、凹部4よりも筒状体1aの内側に形成され、空洞部3と凹部4とを連通している。
図2は、凹部4と噴孔5との関係を詳細に示した説明図である。図2(a)は、図1中の矢示Aの方向から見た凹部4と噴孔5との関係を示しており、図2(b)は、図1中のB−B断面図を示している。図2に示すように、1つの凹部4に2本の噴孔5が形成されている。凹部4の断面形状は円形であり、凹部4の中心軸に対称となるように2本の噴孔5が形成されている。さらに、この噴孔5は、この噴孔5から噴射される燃料の噴霧方向が凹部4の壁面4aと交差するように形成されている。
次に、噴孔5、凹部4を通過する燃料の状態を詳細に説明する。図3は、噴孔5及び凹部4を通過する燃料の様子を示した説明図である。図3は、図1、図2のB−B断面図である。図3中の矢示は燃料及びその噴霧の進行方向を示している。図3に示すように、噴孔5から噴射される燃料は、凹部4の壁面4aに衝突する。このような衝突により、燃料の粒子は微粒化され空気との混合が容易になる。このような燃料は、壁面4aで進行方向を変えて出口側へ向かうこととなるが、凹部4は、ノズルボディ1の内側から外側へ向かって断面積が縮小する、すなわち、出口側へ向かって細くなる形状であるため、噴霧の流出速度が増加する。さらに、このような凹部には噴孔が2本開口しているため、燃料の噴霧が合流し、貫徹力が向上する。これにより、噴霧到達距離が延び、燃焼室の空気利用率が向上する。
また、このような噴孔5から噴射される燃料が凹部4の壁面4aに衝突する角度が大きくなるほど、すなわち、衝突角度が直角に近づくほど、燃料の微粒化は促進されることとなるが、噴霧の貫徹力が低下することとなる。このため、要求される噴霧の貫徹力に応じて、噴孔5と凹部4の壁面4aの傾斜角度を決定することができる。
次に、凹部4、噴孔5を備えるノズルボディ1の形成方法について説明する。図4は、ノズルボディ1の凹部4、噴孔5の形成工程を示した説明図である。図4(a)は、噴孔5を形成する工程を示し、図4(b)は、噴孔5へ棒部材7を挿入する工程を示し、図4(c)は、凹部4を形成する工程を示した説明図である。
ノズルボディ1の形成では、まず、図4(a)に示すように、筒状体1aの内側の空洞部3と筒状体1aの外側とを連通する噴孔5が設けられる工程を行われる。筒状体1aはクロム・モリブデン鋼である。この工程では、レーザ発振装置20により発振されるレーザ光により加工が行われる。次に、図4(b)に示すように、前工程において形成された噴孔5の途中まで噴孔5よりも僅かに小径である棒部材7を挿入する工程を行う。ここで棒部材7は、筒状体1aと同じクロム・モリデブン鋼を用いることができる。棒部材7の挿入が完了すると、棒部材7の噴孔5から突出する部分を切断する。
棒部材7の挿入の工程が終了すると、次に、図4(c)に示すように、レーザ光により、凹部4を形成する工程を行う。このとき、前工程で挿入された棒部材は、レーザ光の熱により一部が溶解し、噴孔5の一部を塞ぐように接合される。また、これとともに、レーザ加工により、ノズルボディ1の外周側にノズルボディ1の内側から外側へ向かって断面積が縮小する凹部4が形成される。このとき、噴孔5により、空洞部3と凹部4とが連通するようにレーザ光の照射量が調整される。
このような工程を順に行うことにより、凹部4、噴孔5を備えるノズルボディ1を形成することができる。
また、上記図4(a)の筒状体1aの内側の空洞部3とノズルボディ1の外側とを連通する噴孔5を設ける工程の次に、噴孔5の空洞部3側の開口部の面取りをレーザ加工により形成する工程を行っても良い。
以下、レーザ加工による噴孔の面取りの工程を説明する。図5は、レーザ光によるノズルボディに設けた噴孔の面取り加工について示した説明図である。図5(a)は、面取り前の噴孔の状態を示し、図5(b)は、比較例として示す研磨剤入り流体による噴孔の面取りを示している。また、図5(c)は、レーザ光を筒状体1aに対して相対的に回動させて行うレーザ加工による噴孔の面取りを示し、図5(d)は、筒状体1aを回動させて行うレーザ加工による噴孔の面取りを示している。図5(c)、図5(d)に示す噴孔の面取り加工では、噴孔をレーザ光により穿設した後に同じレーザ光を用いて面取り加工を行うことができる。この点で、比較例の研磨剤入り流体による面取りの場合に行われる流体研磨の工程を省略することができるため、生産コストが低減できる。また、流体研磨では、噴孔に供給される研磨剤の量にばらつきが生じることにより、噴孔ごとの面取りにばらつきが生じることがあった。一方、レーザ光による加工では個別に調整が可能となるため、噴孔ごとのばらつきを抑制することができる。
また、このように噴孔を形成した後に、噴孔の面取りをレーザ光により行う工程は、本発明のノズルボディ1の形成に限らず、一般的な噴孔の形成に利用することができる。
図6は、噴孔5の面取り加工を行う場合のノズルボディ1の凹部4、噴孔5の形成工程を示した説明図である。図6(a)は、噴孔5を形成する工程を示し、図6(b)は、噴孔5の面取り加工を行う工程を示し、図6(c)は、噴孔5へ棒部材7を挿入する工程を示し、図6(d)は、凹部4を形成する工程を示した説明図である。本発明の、凹部4、噴孔5を備えるノズルボディ1の形成において、レーザ光による面取り加工の工程の後に、噴孔の途中まで棒部材7を挿入する工程を行う。
次に、本発明の実施例2について説明する。本実施例のノズルボディ21は、実施例1のノズルボディ1とほぼ同様の構成をしている。但し、ノズルボディ21は、凹部24及び噴孔25の形状が実施例1のノズルボディ1の凹部4及び噴孔5の形状と異なる。図7は、凹部24と噴孔25との詳細な説明図である。図7は、実施例1の図2に対応する説明図である。なお、ノズルボディ21の軸に沿った断面は、図1におけるノズルボディ1と同様である。図7(a)は、ノズルボディ21について、図1における矢示Aの方向に相当する位置から見た凹部24と噴孔25との構成を示しており、図7(b)は、図1におけるB−B断面に相当する断面図を示している。図7に示すように、1つの凹部24に2本の噴孔25が形成されている。図7(a)に示すように、凹部24の断面形状はノズルボディ21の軸と直交する方向に長軸を配した楕円形である。また、凹部24の中心軸に対称となるように2本の噴孔25が形成されている。さらに、この噴孔25は、この噴孔25から噴射される燃料の噴霧方向が凹部24の壁面24aと交差するように形成されている。なお、その他の構成は実施例1と同一であるため、実施例1と同一の構成要素については、図面中、同一の参照番号を付し、その詳細な説明は省略する。また、このような噴孔25、凹部24を備えるノズルボディ21は、実施例1のノズルボディ1と同様に、ニードル、アクチュエータ、制御装置とともに組み込まれて燃料噴射弁を構成する。
図8は、本実施例のノズルボディ21を備えた燃料噴射弁による燃料の噴霧31と実施例1の燃料噴射弁10による燃料の噴霧32とを示した説明図である。本実施例のノズルボディ21の凹部24の断面形状が楕円形であるため、ノズルボディ21を備えた燃料噴射弁による燃料の噴霧31は、実施例1の燃料噴射弁10による燃料の噴霧32と比較してピストン33の移動方向につぶれ、シリンダ34の円周方向に広がった噴霧が形成される。このため、噴霧のスキッシュエリア35への侵入が抑制され、排気性能の悪化が抑制される。
次に、本発明の実施例3について説明する。本実施例のノズルボディ41は、実施例2のノズルボディ21とほぼ同様の構成をしている。但し、ノズルボディ41は、噴孔25が4本形成されている点で実施例2のノズルボディ21と相違している。図9は、ノズルボディ41の凹部24と噴孔25との詳細な説明図である。図9は、実施例1の図2に対応する説明図である。図9(a)は、ノズルボディ21について、図1における矢示Aの方向に相当する位置から見た凹部24と噴孔25との構成を示しており、図9(b)は、図1におけるB−B断面に相当する断面図を示している。図9に示すように、1つの凹部24に4本の噴孔25が形成されている。図9(a)に示すように、凹部24の断面形状はノズルボディ21の軸と直交する方向に長軸を配した楕円形である。また、凹部24の中心軸に対称となるように2本の噴孔25が形成され、その間に等分配されるようにさらに2本の噴孔25が形成されている。これらの噴孔25は、噴孔25から噴射される燃料の噴霧方向が凹部24の壁面24aと交差するように形成されている。なお、その他の構成は実施例1と同一であるため、実施例1と同一の構成要素については、図面中、同一の参照番号を付し、その詳細な説明は省略する。また、このような噴孔25、凹部24を備えるノズルボディ41は、実施例1のノズルボディ1と同様に、ニードル、アクチュエータ、制御装置とともに組み込まれて燃料噴射弁を構成する。
上記実施例は本発明を実施するための例にすぎず、本発明はこれらに限定されるものではなく、これらの実施例を種々変形することは本発明の範囲内であり、さらに本発明の範囲内において、他の様々な実施例が可能であることは上記記載から自明である。
実施例1のノズルボディを組み込んだ燃料噴射弁の先端部の断面図である。 ノズルボディの凹部と噴孔との詳細な説明図であって、(a)は、図1中の矢示Aの方向から見た凹部と噴孔との構成を示しており、(b)は、図1中のB−B断面図を示した説明図である。 噴孔及び凹部を通過する燃料の様子を示した説明図である。 ノズルボディの凹部、噴孔の形成工程を示した説明図であって、(a)は、噴孔を形成する工程を示し、(b)は、噴孔へ棒部材を挿入する工程を示し、(c)は、凹部を形成する工程を示した説明図である。 レーザ光によるノズルボディに設けた噴孔の面取り加工について示した説明図であって、(a)は、面取り前の噴孔の状態を示し、(b)は、比較例として示す研磨剤入り流体による噴孔の面取りを示し、(c)は、レーザ光をノズルボディに対して相対的に回動させるレーザ光による噴孔の面取りを示し、(d)は、ノズルボディを回動させるレーザ光による噴孔の面取りを示した説明図である。 噴孔の面取り加工を行う場合のノズルボディの凹部、噴孔の形成工程を示した説明図であって、(a)は、噴孔を形成する工程を示し、(b)は、噴孔の面取り加工を行う工程を示し、(c)は、噴孔へ棒部材を挿入する工程を示し、(d)は、凹部を形成する工程を示した説明図である。 実施例2のノズルボディの凹部と噴孔との詳細な説明図であって、(a)は、図1における矢示Aの方向に相当する位置から見た凹部と噴孔との構成を示しており、(b)は、図1におけるB−B断面に相当する断面で切断した断面図を示している。 実施例2の燃料噴射弁による燃料の噴霧と実施例1の燃料噴射弁による燃料の噴霧とを示した説明図である。 実施例3のノズルボディの凹部と噴孔との詳細な説明図であって、(a)は、図1における矢示Aの方向に相当する位置から見た凹部と噴孔との構成を示しており、(b)は、図1におけるB−B断面に相当する断面で切断した断面図を示している。
符号の説明
1 ノズルボディ
3 空洞部
4、24 凹部
4a、24a 壁面
5、25 噴孔
6 ニードル
7 棒部材
10 燃料噴射弁
20 レーザ発振装置

Claims (6)

  1. 内部に空洞部を有する筒状体の外周側に、当該筒状体の内側から外側へ向かって断面積が縮小する凹部が形成されるとともに、当該凹部よりも前記筒状体の内側に、前記空洞部と前記凹部とを連通する噴孔が複数形成され、当該噴孔から噴射される燃料の噴霧方向が前記凹部の壁面と交差することを特徴としたノズルボディ。
  2. 請求項1記載のノズルボディにおいて、
    前記凹部の断面形状は、円であることを特徴とするノズルボディ。
  3. 請求項1記載のノズルボディにおいて、
    前記凹部の断面形状は、楕円であることを特徴とするノズルボディ。
  4. 請求項1乃至3記載のノズルボディを組み込んだ燃料噴射弁。
  5. 筒状体の内部に設けられた空洞部と前記筒状体の外側とを連通する噴孔を設ける工程と、
    前記噴孔の途中まで棒部材を挿入する工程と、
    レーザ光により、前記挿入した棒部材を前記筒状体に接合するとともに、前記筒状体の外周側に当該筒状体の内側から外側へ向かって断面積が縮小する凹部を形成し、前記噴孔により前記空洞部と前記凹部とを連通させる工程と、
    を含んだことを特徴とするノズルボディの形成方法。
  6. 請求項5記載のノズルボディの形成方法において、
    筒状体の内部に設けられた空洞部と前記筒状体の外側とを連通する噴孔を設ける工程の次に、前記筒状体を回動すること又はレーザ光を前記筒状体に対して相対的に回動することにより、前記噴孔の前記空洞部側の開口部の面取りをレーザ加工により形成する工程を行い、当該工程の後に、前記噴孔の途中まで棒部材を挿入する工程を行うことを特徴とするノズルボディの形成方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE102013220917A1 (de) * 2013-10-15 2015-04-16 Continental Automotive Gmbh Einspritzdüse
DE102015007231A1 (de) * 2015-06-03 2016-12-08 L'orange Gmbh Kraftstoffinjektor

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