JP2010047193A - 転舵輪用の懸架装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】低速時の転舵に必要な力を低減できる転舵輪用の懸架装置を提供する。
【解決手段】本発明は、キングピン軸AKの下方向きの延長線と、転舵輪の接地面との交点PCが、前輪のタイヤのトレッド面よりも車両幅方向内側であり、KPオフセットLOffの値が従来よりも大きく設定されている。そして、キングピン軸AKは、ほぼ鉛直方向であることが好ましい。このように前輪の懸架装置30を設定することにより、据え切り等の低速時に操向ハンドルの操作をする場合、前輪はアクスル中心軸AXC周りに転がりながらほぼ鉛直のキングピン軸AKを中心にして転舵されるので、転舵に必要な力が従来よりも小さくなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両の転舵輪用の懸架装置に関する。
従来から、車両の転舵輪である前輪の懸架装置におけるキングピン軸は、非特許文献1に示すように、キングピン軸の上方側が、車両横方向(車両幅方向)に対して内側に傾けられるとともに、車両後方側にも傾けて設定されるのが普通である。
具体的に、図4、図5を参照しながらストラット式の懸架装置の例で説明する。図4は、従来の左前輪のストラット式の懸架装置を後方側から見た概要図である。
ストラット式の懸架装置30Aは、ストラットアセンブリ51とロアアーム53から構成されている。
車軸アセンブリやハブ36を保持するステアリングナックル55の、上部側のダンパ保持部55aが、ストラットアセンブリ51のダンパ51aの下端と固定接合されている。そして、ステアリングナックル55の下部側のナックルロアアーム部55cの端部が、A形のロアアーム53の先端部分とでロアボールジョイント部34を構成し、上下方向、後記するキングピン軸AK周りの方向に回動自在に接合されている。
ロアアーム53の車体側の端部は、サスペンションメンバ37と、ブッシュを用いて上下方向に回動可能に接続されている。サスペンションメンバ37はボディ40に取り付けられている。ちなみに、符号38は前輪1Lのドライブシャフトを示しており、車軸アセンブリやハブ36を介して、アクスル中心軸AXCを回転軸に前輪1Lを駆動する。
ストラットアセンブリ51は、主に前記したダンパ51a、コイルスプリング51b、マウント部51dから構成され、マウント部51dがボディ40に、ボルト固定される。マウント部51dには、ベアリング51cが内蔵されている。
キングピン軸AKは、図4に示すようにベアリング51cの中心と前記ロアボールジョイント部34の中心を結ぶ仮想的な軸であり、前輪の転舵の中心軸といえる。キングピン軸AKの周りに、ストラットアセンブリ51のダンパ51a及びコイルスプリング51bが、ステアリングナックル55とともに一体に、回動可能になっている。
また、その端部にタイロッド9の端部がネジで接続されるステアリングナックルアーム55bは、例えば、ダンパ保持部55aのキングピン軸AK近傍から後方内側に向けて短く延出している。
ちなみに、操向ハンドルが操作されると、例えば、ラックアンドピニオン式の操舵機構の場合、ピニオン軸が回転して、ステアリングギヤボックス内のラック軸を左右方向に移動させ、タイロッド9が、ステアリングナックルアーム55bを介して、ナックルアーム55、ダンパ51a及びコイルスプリング51bを一体に、キングピン軸AK周りに回動させ、前輪1Lを転舵させる。
図4に示すように車両の前後方向から見たときのキングピン軸AKの車両幅方向内側への傾きを「キングピン角」と呼ぶ。従来、キングピン角θKPが所定角度を有し、角度が付いたキングピン軸AKを中心に前輪が転舵されるので、直進状態から操向ハンドルを切ったときに片側の前輪位置が下がる(実際には反力で車体片側が上がる)動きとなる。この片側の車体を持ち上げたときの重みが、前輪を直進状態に戻そうとする復元力になる。
また、図4に示すようにキングピン角θKPは、路面とキングピン軸AKの下方向き延長線との交点(以下、「キングピン軸延長点」と称する)PCと、タイヤのトレッド面の接地面中心(以下、「タイヤ接地点」と称する)PWの差LOffを決定する。この差LOffは、「スクラブ半径」又は「キングピンオフセット」と呼ばれるが、以下では、「KPオフセット」と称する。
キングピン軸延長点PCが、タイヤ接地点PWの内側にある場合を「ポジティブスクラブ」、逆にタイヤ接地点PWの外側にある場合を「ネガティブスクラブ」と言い、タイヤ接地点PWと重なる場合を「ゼロスクラブ」と言う。
ネガティブスクラブでは、抵抗の大きい側の前輪にヨーイングモーメントを打ち消そうとするモーメントが発生するため、車体の向きを保ち易いという特徴がある。
また、操向ハンドルを切ると、キングピン軸延長点PCを中心に前輪が回転するので、タイヤ接地点PWは路面に円弧を描くように回転する。KPオフセットLOffを小さくするとこの円弧の半径が小さくなり、タイヤを引きずる量を少なくでき、特に、据え切り等、低速時の操向ハンドルの操作が軽くなる。
図5は、従来の左前輪のストラット式の懸架装置を左外側からみた概要図である。図5に示すように、キングピン軸AKの後ろ方向への倒れ角を「キャスター角」と言い、キャスター角θCが所定の角度を有すると、タイヤ接地点PWの前方側にキングピン軸延長点PCがあり、その前後距離LTを「トレール」と言う。キングピン軸延長点PCの後方側にタイヤ接地点PWが位置すると、走行中の前輪の転がり抵抗で車輪が後ろに引かれ、自然に車輪の向きが進行方向に向くようになる。
キャスター角θCを大きくとれば直進性が向上するが同時にトレールLTも大きくなる。トレールLTを大きくとると、操舵が重くなったり、路面外乱によるキックバックが強くなったりする。
このように、前輪の懸架装置は、車両の直進安定性、低速時の転舵のし易さ、キックバックタフネス、操向ハンドルの手放し時の戻り方等、総合的に鑑みた上で、サスペンションジオメトリが設定されている。
KPオフセットLOffを決めているキングピン角θKPは、キャスター角θCを保ったままある程度自由に設定できるため、近年の車両は、KPオフセットLOffを比較的小さくとることが多くなっている。
「自動車のメカはどうなっているか シャシー/ボディ系」1992年12月19日初版発行、発行所:株式会社グランプリ出版(49頁〜52頁参照)
しかしながら、KPオフセットLOffをゼロにしても、操向ハンドルで据え切り操作をする場合、タイヤ接地点PWを中心にタイヤを捩じるという動作は変わらないため、例えば、ラックアンドピニオン式の操舵機構のピニオン軸に掛かる力はそれ程低減できない。
本発明は、前記した従来の課題を解決するものであり、低速時の転舵に必要な力を低減できる転舵輪用の懸架装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、ラックアンドピニオン式の操舵機構によって転舵される転舵輪用の懸架装置であって、キングピン軸の下方向きの延長線と、転舵輪の接地面との交点が、転舵輪のタイヤのトレッド面よりも車両幅方向内側であることを特徴とする。
請求項1に記載の発明よれば、キングピン軸の下方向きの延長線と、転舵輪の接地面との交点が、転舵輪のタイヤのトレッド面よりも車両幅方向内側に位置するので、KPオフセットを従来に比較して大きくとることができ、キングピン軸を中心に転舵輪の向きを変えたとき、転舵輪が転がり運動をするので、据え切り等の低速時の転舵に必要な力を大幅に低減できる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明の構成に加えて、キングピン軸は、ほぼ鉛直方向であることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、キングピン角をゼロにして、キャスター角をほぼゼロ近くに、つまり、キングピン軸を、ほぼ鉛直方向にすると、転舵時の片側の車体の持ち上がり量も小さくなるので、更に転舵に必要な力を低減できる。
請求項3に記載の発明は、キングピン軸の下方向きの延長線と、転舵輪の接地面との交点が、転舵輪のタイヤのトレッド面よりも車両幅方向内側であり、キングピン軸が、ほぼ鉛直方向であることを特徴とする。
請求項3に記載の発明よれば、キングピン軸の下方向きの延長線と、転舵輪の接地面との交点が、転舵輪のタイヤのトレッド面よりも車両幅方向内側に位置し、キングピン軸がほぼ鉛直方向なので、KPオフセットを従来に比較して大きくとることができ、キングピン軸を中心に転舵輪の向きを変えたとき、転舵輪が転がり運動をするので、据え切り等の低速時の転舵に必要な力を大幅に低減できるとともに、転舵時の片側の車体の持ち上がり量も小さくなるので、更に転舵に必要な力を低減できる。
本発明によれば、低速時の転舵に必要な力を低減できる転舵輪用の懸架装置を提供することができる。
この結果、例えば、電動パワーステアリング装置の電動機を小型化でき、燃費の向上やコスト低減に寄与することができる。
以下に、本発明の実施形態に係る転舵輪用の懸架装置について図1から図3を参照しながら詳細に説明する。
図1は、左前輪のストラット式の懸架装置を後方側から見た概要図であり、図2は、左前輪のストラット式の懸架装置を左外側から見た概要図である。図3は、左前輪のストラット式の懸架装置の模式図であり、(a)は、後方側から見た模式図であり、(b)は、上方から見た模式図である。
以下では、左側の前輪(転舵輪)1Lの懸架装置30を例に説明するが、右側の前輪(転舵輪)の懸架装置は、左側の前輪1Lの懸架装置30の左右対称に構成される。
ストラット式の懸架装置30は、ストラットアセンブリ31とロアアーム33から構成されている。
車軸アセンブリやハブ36を保持するステアリングナックル35の、上部側のダンパ保持部35aが、ストラットアセンブリ31のダンパ31aの下端と固定接合されている。そして、ステアリングナックル35の下部側のナックルロアアーム部35cは、従来と異なり、前輪1Lの幅よりも更に車両幅方向内側にまで延伸され、その端部がA形のロアアーム33の先端部分とでロアボールジョイント部34を構成し、上下方向、後記するキングピン軸AK回りの方向に回動自在に接合されている。
ロアアーム33の車体側の端部は、サスペンションメンバ37と、ブッシュを用いて上下方向に回動可能に接続されている。サスペンションメンバ37はボディ40に取り付けられている。ちなみに、符号38は前輪1Lのドライブシャフトを示しており、車軸アセンブリやハブ36を介して、アクスル中心軸AXCを回転軸に前輪1Lを駆動する。
ストラットアセンブリ31は、主に前記したダンパ31a、コイルスプリング31b、マウント部31dから構成され、マウント部31dがボディ40に、ボルト固定される。マウント部31dには、ベアリング31cが内蔵されている。ベアリング31cの中心と前記ロアボールジョイント部34の中心を図1に示すように結ぶキングピン軸AK周りに、ストラットアセンブリ31のダンパ31a及びコイルスプリング31bが、ステアリングナックル35とともに一体に、回動可能になっている。
ここで、キングピン軸AKのキングピン角は、ゼロに設定され、図2に示すように、キャスター角もほぼゼロに設定される。つまり、キングピン軸AKは、ほぼ鉛直に設定されている。その結果、ストラット軸とキングピン軸AKがほぼ一致し、ダンパ31aの荷重入力軸もストラット軸とほぼ一致する。
このとき、キングピン軸AKは、前輪1Lの幅よりも車両幅方向内側でほぼ鉛直であり、キングピン軸延長点PCとタイヤ接地点PWとの差(距離)であるKPオフセットLOffは、従来の高々数cm以下のものが、例えば、数十cm程度となり、トレールは図2に示すようにほぼゼロとなる。
なお、図1に示すように、その端部にタイロッド9の端部がネジで接続されるステアリングナックルアーム35bは、例えば、ダンパ保持部35aのキングピン軸AK近傍から後方内側に向けて短く延出している。
操向ハンドルが操作されると、例えば、ラックアンドピニオン式の操舵機構の場合、ピニオン軸が回転して、ステアリングギヤボックス内のラック軸を左右方向に移動させ、タイロッド9が、ステアリングナックルアーム35bを介して、ナックルアーム35、ダンパ31a及びコイルスプリング31bを一体に、キングピン軸AK周りに回動させ(キングピン軸AK周りに公転し)、前輪1Lを転舵させる。
図3の(a),(b)で説明すると、前輪1Lが転舵されるとき、ほぼ鉛直のキングピン軸AKを中心にして前輪1Lが回動される(公転させられる)ことになり、KPオフセットLOffが数十cmと大きいので、前輪1Lがアクスル中心軸AXCを中心に路面上を転がりながら(自転しながら)転舵することになり、従来のように据え切り操舵時に、タイヤ接地点PWを中心にタイヤを捩じるときに生じるような大きな抵抗を生じることなく、極めて小さな抵抗に抑制できる。
また、本実施形態では、キングピン角がゼロ、キャスター角がほぼゼロとしているので前輪を転舵させるときに、車体の片側が持ち上げられる量が極めて少ない。その結果、転舵時に必要な力も小さくなる。
なお、キャスター角がほぼゼロの小さな値でも、車両が走行時には1〜4cm程度のニューマチックトレールがタイヤに生じるので、直進性の復元性はある程度確保される。
また、本実施形態の懸架装置30におけるストラットアセンブリ31では、ストラット軸と荷重入力軸がほぼ一致するため、ストラットアセンブリ31に曲げモーメントがほとんど発生しない。その結果、ダンパ31aの摺動時のコジリが抑制され、フリクションが少なくスムーズに作動し、従来の懸架装置30A(図4、図5参照)よりも乗り心地が良くなる。
ストラットアセンブリ31に掛かる曲げモーメントが少ないので、マウント部31dに掛かる負荷が、従来の懸架装置30Aのストラットアセンブリ51のマウント部51dにおいて掛かる負荷より少なくなる。
従来の懸架装置30Aにおけるストラットアセンブリ51に曲げモーメントが発生することに対する改善策として、コイルスプリング51bをストラット軸とオフセットさせて取り付け、曲げモーメントをキャンセルする手法が用いられているが、このような対策が不要になり、ストラットアセンブリ31の設計が従来よりも単純になり、ストラットアセンブリ31の製造コスト低減に寄与する。
本実施形態によれば、キングピン角がゼロであり、キャスター角がほぼゼロで、キングピン軸AKをほぼ鉛直に設定し、KPオフセットLOffが、従来よりもきわめて大きいので、(1)転舵輪の据え切り等低走行状態での転舵操作時に、前輪の転がりが利用でき、転舵に必要な力を大幅に低減でき、(2)転舵操作時の車体の片側が持ち上げられる量が極めて少ないので、それによっても転舵に必要な力を低減できる。つまり、例えば、ラックアンドピニオン式の操舵機構の場合、操向ハンドル軸につながるラック軸を左右方向に駆動するピニオン軸にかける軸力を低減できる。
その結果、電動パワーステアリング装置の電動機の駆動力も従来に比して小さいもので済むことになり、小型化でき、ひいては、車両の軽量化に寄与し、燃費低減や車両のコスト低減に寄与する。
また、前輪の懸架装置が、ストラット式の懸架装置30の場合、前記したように、ストラットアセンブリ31に曲げモーメントがほとんど掛からないので、コイルスプリング31bをストラット軸とオフセットさせる必要が無く、従来のストラットアセンブリ51より単純なストラットアセンブリ31とすることができ、製造コストが低減でき、乗り心地も良くなる。
本実施形態では、転舵輪用の懸架装置としてストラット式の懸架装置30を例に説明したが、それに限定されるものではなく、ダブルウイッシュボーン式やマルチリンク式の懸架装置にも適用可能である。
また、本実施形態では、転舵輪用の操舵機構としてラックアンドピニオン式を例に説明したが、それに限定されるものではない。例えば、ステアバイワイヤ式のラックアンドピニオン機構を用いない転舵輪用の操舵機構を採用した転舵輪にも適用可能である。
ちなみに、車両を停車させてエンジンを停止し、キーロックし、サイドブレーキを掛けた状態では、後輪だけがロックされ、前輪がロックされていないので、万一サイドブレーキが何かの理由で緩んで、車両が自然に動き出したとき、路面からの反力で前輪が容易に転舵され易くなるが、操向ハンドルもキーロックされる構造であれば、車両が思わぬ方向に動き出すことが防止できる。
左前輪のストラット式の懸架装置を後方側から見た概要図である。 左前輪のストラット式の懸架装置を左外側から見た概要図である。 左前輪のストラット式の懸架装置の模式図であり、(a)は、後方側から見た模式図であり、(b)は、上方から見た模式図である。 従来の左前輪のストラット式の懸架装置を後方側から見た概要図である。 従来の左前輪のストラット式の懸架装置を左外側からみた概要図である。
符号の説明
1L 前輪(転舵輪)
9 タイロッド
30 懸架装置
31 ストラットアセンブリ
31a ダンパ
31b コイルスプリング
31c ベアリング
31d マウント部
33 ロアアーム
34 ロアボールジョイント部
35 ステアリングナックル
35a ダンパ保持部
35b ステアリングナックルアーム
35c ナックルロアアーム部
36 ハブ
37 サスペンションメンバ
38 ドライブシャフト
40 ボディ
K キングピン軸
XC アクスル中心軸
T トレール
Off KPオフセット
W タイヤ接地点
C キングピン軸延長点
θC キャスター角
θKP キングピン角

Claims (3)

  1. ラックアンドピニオン式の操舵機構によって転舵される転舵輪用の懸架装置であって、
    キングピン軸の下方向きの延長線と、前記転舵輪の接地面との交点が、前記転舵輪のタイヤのトレッド面よりも車両幅方向内側であることを特徴とする転舵輪用の懸架装置。
  2. 前記キングピン軸が、ほぼ鉛直方向であることを特徴とする請求項1に記載の転舵輪用の懸架装置。
  3. キングピン軸の下方向きの延長線と、転舵輪の接地面との交点が、前記転舵輪のタイヤのトレッド面よりも車両幅方向内側であり、
    前記キングピン軸が、ほぼ鉛直方向であることを特徴とする転舵輪用の懸架装置。
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