JP2006256580A - 電動パワーステアリング装置を備える不整地走行車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】 車両の左右の重量バランスを向上させるとともに、電動パワーステアリング装置の保護を図る。
【解決手段】 車体フレーム11にアッパアーム111,112を上下スイング自在に取付け、これらのアッパアーム111,112の先端にナックル121,122を連結し、このナックル121,122で前輪18,18を回転自在に支持し、前輪18,18を操舵するステアリングシャフト38の上部にハンドルを設け、ステアリングシャフト38に電動パワーステアリング装置24を備える不整地走行車両において、ステアリングシャフト38の先端にピニオンを設け、このピニオンに噛み合うラック、即ち、このラックを収納したギヤボックス131を車体フレーム11の内側に配置した。
【選択図】 図2

Description

本発明は、電動パワーステアリング装置を備える不整地走行車両の改良に関するものである。
従来の電動パワーステアリング装置を備える不整地走行車両として、ステアリングシャフトの下端部にステアリングアームを介して左右のタイロッドを連結し、これらのタイロッドを左右の前輪側に連結することで操舵する構造としたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2004−231011公報
特許文献1の図3及び図4に示される通り、ステアリングシャフト50の下部を構成する下側シャフト50bは、その下端部にピットマンアーム57が取付けられ、このピットマンアーム57は、左右に延びるタイロッド56,56の一端がそれぞれ連結され、タイロッド56,56のそれぞれの他端が、左右の前輪8,8(特許文献1の図1参照)を回転自在に支持する車輪支持部材(不図示)に連結される。
また、特許文献1の図2及び図3に示される通り、先端で車輪支持部材を支持する上フロントサスアーム部材25が、前クロスパイプ23に設けたサスブラケット30,30に取付けられている。
上記のタイロッド56と上フロントサスアーム部材25のそれぞれの一端部は、同じ車輪支持部材に連結され、タイロッド56の他端部はピットマンアーム57に連結され、上フロントサスアーム部材25の他端部はサスブラケット30に連結されるので、タイロッド56の長さが、上フロントサスアーム部材25の長さよりも大きくなり、更に、タイロッド56とピットマンアーム57との連結部が、上フロントサスアーム部材25とサスブラケット30との連結部から大きく離れている。従って、車両走行中に上フロントサスアーム部材25が上下にスイングした際には、上フロントサスアーム部材25の一端部とタイロッド56の一端部との位置関係が変化し、これらのタイロッド56の一端部及び上フロントサスアーム部材25の一端部に連結した車輪支持部材の向きが変化して、前輪8,8のトー角が変化することがある。このトー角の変化を図5で説明する。
図5(a),(b)は従来のサスペンションのトー角変化を示す作用図(図中の矢印(FRONT)は車両前方を表す。)である。なお、特許文献1に示された構成部材については模式的に記載し、符号は振り直した。
(a)は前輪211が直進状態のサスペンションを示す平面図である。上フロントサスアーム部材212は、車体フレーム側のスイング軸213にほぼ上下スイング自在に取付けられ、この上フロントサスアーム部材212の先端には車輪支持部材214がほぼ水平方向にスイング自在に取付けられる。
タイロッド216は、ステアリングシャフト側のステアリングアームのスイング軸217に一端が取付けられ、他端が車輪支持部材214に備えるアーム部218に取付けられる。なお、221は上フロントサスアーム部材212と車輪支持部材214との連結部、222はタイロッド216と車輪支持部材214のアーム部218との連結部である。
(b)は上フロントサスアーム部材212がほぼ上下にスイングしたときの平面図である。
上フロントサスアーム部材212の長さとタイロッド216の長さが大きく異なるとともに、スイング軸213とスイング軸217との位置も大きく離れているために、上フロントサスアーム部材212がスイングし、これに伴ってタイロッド216がほぼ上下にスイングたときには、例えば、タイロッド216の先端部216aが車両側方(図の右方)に突出して前輪211の前端211a、即ちトーが内側に移動したり、図示しないが、タイロッド216の先端部216aが車両内方に引き込まれて前輪211の前端211aが外側に移動することがある。
この場合には、車輪支持部材214が連結部221を中心にしてほぼ水平方向にスイングし、前後方向に延びる線分225と前輪211の車軸に直交するように延びる中心線226とのなす角度、即ち、トー角がαだけ変化する。このようなトー角変化は、できるだけ小さくする方が走行性能上好ましい。
また、車両に搭載する電動パワーステアリング装置のような重量物は、車両の重量バランス上できるだけ車幅の中央に近い位置に搭載するのが好ましく、これにより、車両の旋回性等の走行性能が向上できる。更に、不整地を走行する車両では、立木、岩等から車両前部に搭載される電動パワーステアリング装置を保護することも重要な課題である。
本発明の目的は、不整地走行車両の電動パワーステアリング装置を改良することで、車両の左右の重量バランスを向上させるとともに、電動パワーステアリング装置の保護を図り、更に、トー角変化を抑えることにある。
請求項1に係る発明は、車体フレームに設けたスイング軸に前輪用サスペンションアームを上下スイング自在に取付け、このサスペンションアームの先端にナックルを連結し、このナックルで前輪を回転自在に支持し、前輪を操舵するステアリングシャフトの上部にハンドルを設け、ステアリングシャフトに電動パワーステアリング装置を備える不整地走行車両において、ステアリングシャフトの先端にピニオンを設け、このピニオンに噛み合うラックを車体フレームの内側に配置したことを特徴とする。
電動パワーステアリング装置のラックを車体フレームの内側に配置することで、重量物であるラックの重心が車幅の中央に寄り、車両の左右の重量バランスが向上する。また、ラックが車体フレームで保護される。
請求項2に係る発明は、ラックの両端部であってナックルに渡したロッドの内側端部と連結するラックエンドを、サスペンションアームのスイング軸の近傍に配置したことを特徴とする。
ラックエンドは前輪用サスペンションアームのスイング軸に近いため、前輪用サスペンションアームとロッドとの長さはほぼ同一となり、前輪用サスペンションアームとロッドとがスイングしたときに、サスペンションアームのナックルとの連結部の移動量と、ロッドのナックルとの連結部の移動量とはほぼ同一となる。
請求項1に係る発明では、電動パワーステアリング装置のラックを車体フレームの内側に配置したので、重量物であるラックを車幅の中央に寄せて車両の左右の重量バランスを向上させることができ、車両の旋回性等の走行性能を向上させることができる。また、車体フレームでラックを立木、岩等から保護することができる。
請求項2に係る発明では、ラックエンドをサスペンションアームのスイング軸の近傍に配置したので、前輪用サスペンションアームとロッドとの長さがほぼ同一となるためにトー角変化を小さくすることができる。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る電動パワーステアリング装置を備える不整地走行車両の側面図であり、不整地走行車両10は、車体フレーム11の中央部にエンジン12及び変速機13からなるパワーユニット14を搭載し、変速機13の後部にリヤプロペラシャフト21を介してリヤ終減速装置22を連結し、このリヤ終減速装置22に図示せぬドライブシャフトを介して左右の後輪23,23を連結し、前輪18,18を操舵する操舵力を軽減する電動パワーステアリング装置24を備えた四輪車である。
車体フレーム11は、前後に延ばした左右一対のアッパメインフレーム31,32(手前側の符号31のみ示す。)と、これらのアッパメインフレーム31,32の前端にそれぞれ連結した正面視逆U字形状のフロントフレーム33と、このフロントフレーム33の下端及びアッパメインフレーム31,32の中間部のそれぞれに連結した左右一対のロアメインフレーム34,36(手前側の符号34のみ示す。)と、上端にハンドル37を取付けたステアリングシャフト38の上部を回転自在に支持するためにフロントフレーム33の上端及びアッパメインフレーム31,32のそれぞれに連結した左右一対のくの字形状のフロントアッパフレーム41,42(手前側の符号41のみ示す。)と、アッパメインフレーム31,32の前端から後下がりにロアメインフレーム34,36に連結した左右一対の傾斜フレーム43,44(手前側の符号43のみ示す。)と、これらの傾斜フレーム43,44の中間部及びフロントフレーム33のそれぞれに渡して連結することで電動パワーステアリング装置24を支持する左右一対のサブ傾斜フレーム46,47(手前側の符号46のみ示す。)とを備える。
ここで、55はフロントキャリア、56は前輪18の上方及び後方を覆うフロントフェンダ、57は燃料タンク、58はシート、61はリヤキャリア、62はエンジン12のシリンダヘッド63の後部側に連結したキャブレタ、66はキャブレタ62にコネクティングチューブ67を介して連結したエアクリーナ、68はシリンダヘッド63の前部から車両後方に延ばした排気管、69は排気管68の後端に接続した消音器、71はロアメインフレーム34,36側に対して後輪23,23をスイング自在に支持するスイングアーム、72,72(手前側の符号72のみ示す。)はスイングアーム71とアッパメインフレーム31,32側とに渡して取付けた左右一対のリヤクッションユニット、73はパワーユニット14の側方に配置したボディサイドカバー、74は後輪23の前方及び上方を覆うリヤフェンダ、75はステップフロア、76は左右のロアメインフレーム34,36の前部下部及びロアメインフレーム34,36の前方を覆うスキッドプレートである。
図中の101は前輪18を支持するアッパアーム(詳細は後述する。)を取付けるためにフロントフレーム33に車幅方向に延びるように取付けたフロントアッパアーム支持部材、102,102(手前側の符号102のみ示す。)は同じく前輪18を支持するアッパアームを取付けるために左右のサブ傾斜フレーム46,47にそれぞれ取付けたリヤアッパアーム支持部材、103は前輪18を支持するロアアーム(詳細は後述する。)を取付けるためにフロントフレーム33の下端部及び左右のロアメインフレーム34,36に渡して取付けたフロントロアアーム支持部材、104は前輪18を支持するロアアームを取付けるために左右のロアメインフレーム34,36に渡して取付けたリヤロアアーム支持部材、106,106(手前側の符号106のみ示す。)は傾斜フレーム43,44とロアメインフレーム34,36とにそれぞれ渡して取付けた左右一対の補強部材である。
図2は図1の2矢視図であり、前輪18,18を懸架するフロントサスペンション110は、フロントアッパアーム支持部材101及びリヤアッパアーム支持部材102,102(図2参照)に上下スイング自在に取付けた左右一対のアッパアーム111,112と、フロントロアアーム支持部材103及びリヤロアアーム支持部材104に上下スイング自在に取付けた左右一対のロアアーム113,114と、フロントフレーム33の上部に取付けたアッパクロス部材116及びアッパアーム111,112のそれぞれに渡した左右一対のフロントクッションユニット117,118とを備えるダブルウィッシュボーン式懸架装置である。なお、121はアッパアーム111とロアアーム113とのそれぞれの先端に取付けたナックル、122はアッパアーム112とロアアーム114とのそれぞれの先端に取付けたナックルである。
電動パワーステアリング装置24は、ステアリングシャフト38と、このステアリングシャフト38の先端に連結したギヤボックス131と、このギヤボックス131から左右に延ばすとともに前輪18,18を回転自在に支持するナックル121,122に連結したロッド134,136と、操舵をアシストするアシスト力を発生させるためにギヤボックス131に取付けた電動モータ137とを備える。なお、141,141はギヤボックス131とロッド134,136との連結部を覆うゴムブーツである。
上記のギヤボックス131内に収納したクラッチ(不図示)・減速機(不図示)と電動モータ137とは、アクチュエータユニット143を構成するものであり、正面視でフロントフレーム33の左右の幅内に位置する。
図3は本発明に係るギヤボックスを示す断面図であり、ギヤボックス131は、筒状のハウジング151(図2参照)と、このハウジング151内に移動自在に挿入したラック152と、このラック152に噛み合うピニオン153とを備え、ステアリングシャフト38を構成するアウトプットシャフト155の回転はラック152の直線運動に変換される。アウトプットシャフト155は、図示せぬウォームホイールを取付けたものであり、このウォームホイールに電動モータ137(図2参照)の回転軸に取付けたウォームギヤ(不図示)を噛み合わせることで、電動モータ137でウォームホイールの回転力をアシストする。
ラック152は、両端部にジョイント部材157,158をねじ結合した部材であり、これらのジョイント部材157,158にそれぞれロッド134,136を連結する。
ジョイント部材157,158は、それぞれ中空部161,161を備え、ロッド134,136は、ジョイント部材157,158に設けた中空部161,161に滑り自在に嵌合するボール部162,162と、ナックル121,122(図2参照)側に設けたボールジョイント(不図示)に結合するおねじ163,163とを形成するとともに、そのボールジョイントとの結合をロックするロックナット164,164を備える部材である。
上記したジョイント部材157,158とボール部162,162とは、それぞれボールジョイント部166,167を構成する部分である。
図2に戻って、アッパアーム111の全長(アッパアーム111を支持するためにフロントアッパアーム支持部材101及びリヤアッパアーム支持部材102(図1参照)に設けたスイング軸171と、アッパアーム111及びナックル121のそれぞれの連結部であるボールジョイント部172との距離)をL1とする。
また、ロッド134の全長(図3に示したラック152側とロッド134との連結部であるボールジョイント部166(ここでは、ボールジョイント部166を黒丸で示す。)と、ロッド134及びナックル121のそれぞれの連結部であるボールジョント部173との距離)をL2とする。
ラック152(図3参照)を収納した重量物であるギヤボックス131は、車体フレーム11の左右のほぼ中央に位置し、例えば、車体フレーム11を構成するフロントアッパアーム支持部材101、フロントロアアーム支持部材103、リヤロアアーム支持部材104のそれぞれの左右端よりも内側に位置し、更には、左右のサブ傾斜フレーム46,47(図1参照)の内側に位置する。即ち、重量物であるラック152は車体フレーム11の内側に配置した部材である。これにより、ギヤボックス131の重心、ラック152の重心は、車両の車幅方向のほぼ中央に位置するため、車両の左右の重量バランスが向上し、車両の旋回性等の走行性能を向上させることができる。また、ギヤボックス131は車体フレーム11内にあるから、ギヤボックス131を車体フレーム11で保護することができる。
図4はステアリング装置の比較例を説明する要部正面図であり、ステアリング装置200は、ステアリングシャフト201と、このステアリングシャフト201の下端に取付けたステアリングアーム202と、このステアリングアーム202に取付けた左右一対のボールジョイント203,203と、これらのボールジョイント203,203に一端を連結して車両側方に延ばすとともに他端をナックル121,122(ナックル122は図2参照)に連結したタイロッド204,204とを備える。
アッパアーム111の全長をL1とし、タイロッド204の全長(ボールジョイント203と、タイロッド204のナックル121への連結部であるボールジョイント部207との距離)をL3とする。
以上の図2及び図4において、本実施形態であるロッド134の全長L2は、アッパアーム111の全長L1とほぼ同一であるとともに、ロッド134のボールジョイント部166は、アッパアーム111のスイング軸171に近接する位置にある。
これに対して、比較例のタイロッド204の全長L3は、アッパアーム111の全長L1よりも長く、更に、タイロッド204のボールジョイント203は、アッパアーム111のスイング軸171から遠い距離に位置する。
以上のことから、アッパアーム111が上下にスイングしたときに、ロッド134側のボールジョイント部173の方が、タイロッド204側のボールジョイント部207よりも車幅方向への移動が少なく、ナックル121を介して前輪18の向きが変化し難くなる、即ち、前輪18のトー角変化を少なくすることができる。
以上の図2及び図3に示したように、本発明第1に、車体フレーム11に設けたスイング軸171に前輪用サスペンションアームとしてのアッパアーム111,112を上下スイング自在に取付け、これらのアッパアーム111,112の先端にナックル121,122を連結し、このナックル121,122で前輪18,18を回転自在に支持し、前輪18,18を操舵するステアリングシャフト38の上部にハンドル37(図1参照)を設け、ステアリングシャフト38に電動パワーステアリング装置24を備える不整地走行車両10において、ステアリングシャフト38の先端にピニオン153を設け、このピニオン153に噛み合うラック152を車体フレーム11の内側に配置したことを特徴とする。
電動パワーステアリング装置24のラック152を車体フレーム11の内側に配置したので、重量物であるラック152、及びラック152を収納したギヤボックス131を車幅の中央に寄せて不整地走行車両10の左右の重量バランスを向上させることができ、不整地走行車両10の旋回性等の走行性能を向上させることができる。また、車体フレーム11でラック152、ギヤボックス131を立木、岩等から保護することができる。
本発明は第2に、ラック152の両端部であってナックル121,122に渡したロッド134,136の内側端部との連結部であるラックエンドとしてのボールジョイント部166,167を、アッパアーム111,112のスイング軸171の近傍に配置したことを特徴とする。
ボールジョイント部166,167をアッパアーム111,112のスイング軸171の近傍に配置したので、アッパアーム111,112とロッド134,136との長さがほぼ同一となるためにトー角変化を小さくすることができる。
尚、本実施形態の電動パワーステアリング装置は、図3で説明したように、電動モータ137でウォームホイール側(即ち、ピニオン153)の回転をアシスト(ピニオンアシスト式)するが、これに限らず、電動モータ137でラック152の直線運動をアシスト(ラックアシスト式)してもよい。
本発明は、電動パワーステアリング装置を備える不整地走行車両に好適である。
本発明に係る電動パワーステアリング装置を備える不整地走行車両の側面図である。 図1の2矢視図である。 本発明に係るギヤボックスを示す断面図である。 ステアリング装置の比較例を説明する要部正面図である。 従来のサスペンションのトー角変化を示す作用図である。
符号の説明
10…不整地走行車両、11…車体フレーム、18…前輪、24…電動パワーステアリング装置、37…ハンドル、38…ステアリングシャフト、111,112…前輪用サスペンションアーム(アッパアーム)、121,122…ナックル、134,136…ロッド、143…アクチュエータユニット、152…ラック、153…ピニオン、166,167…ラックエンド(ボールジョイント部)、171…スイング軸。

Claims (2)

  1. 車体フレームに設けたスイング軸に前輪用サスペンションアームを上下スイング自在に取付け、このサスペンションアームの先端にナックルを連結し、このナックルで前輪を回転自在に支持し、前記前輪を操舵するステアリングシャフトの上部にハンドルを設け、前記ステアリングシャフトに電動パワーステアリング装置を備える不整地走行車両において、
    前記ステアリングシャフトの先端にピニオンを設け、このピニオンに噛み合うラックを前記車体フレームの内側に配置したことを特徴とする電動パワーステアリング装置を備える不整地走行車両。
  2. 前記ラックの両端部であって前記ナックルに渡したロッドの内側端部と連結するラックエンドを、前記サスペンションアームのスイング軸の近傍に配置したことを特徴とする請求項1記載の電動パワーステアリング装置を備える不整地走行車両。
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