JP2010043921A - 回転位置検出用プレートおよびこれを用いたクランクシャフトの回転位置検出装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】クランクシャフト5への取付部14を含む本体部13と、クランクシャフトの回転位置を検出するための検出部16とを備え、クランクシャフトに取り付けられてなる回転位置検出用のシグナルプレート11は、本体部13の取付部14および取付部と反対側の面が曲面をもって椀状に形成されている。
【選択図】図4
Description
このシグナルプレートは、外周面の歯部よりも径方向外方に突出する突出部を備え、この突出部を内燃機関組立て時に歯部よりも先に外部にぶつけることにより歯部の変形を防止できるものとしている。
上記したシグナルプレートでは、組立て時の歯部変形による回転位置の検出精度低下は防止できるが、こうしたシグナルプレートの振れによる回転位置の検出精度低下については何ら言及されていない。
なお、シグナルプレートの肉厚を増して曲げ剛性を上げれば良いが、重量が増加してしまうという問題点がある。
本発明の回転位置検出用プレートは、回転体への取付部を含む本体部と、前記回転体の回転位置を検出するための検出部と、を備え、前記回転体に取り付けられてなる回転位置検出用プレートであって、前記本体部は、前記回転体に取り付けられる際に該回転体側となる回転体側面および/または該回転体側面とは反対側の反対側面が曲面をもって椀状に形成されてなることを要旨とする。
こうすれば、本体部を球殻状に形成するだけであるから、剛性が向上する構造を簡易に確保できる。
こうすれば、本体部を円錐殻状に形成するだけであるから、剛性が向上する構造を簡易に確保できる。
こうすれば、複数の歯部を本体部の外周縁部の先端に形成するだけであるから、検出部を簡易に確保できる。また、回転位置検出用プレートの振れにより最も応力が集中する本体部の外周縁部を折り曲げて、その先端に歯部を形成するから、本体部を折り曲げないで外周縁部に歯部を設けるものに比して、強度を確保できる。しかも、本体部を椀状に形成するから、外周縁部の折り曲げ角度を鈍角化でき、折り曲げ部の強度の確保もできる。
こうすれば、回転位置検出用プレートをクランクシャフトに安定して取り付け固定することができる。
内燃機関のシリンダブロック1内には、それぞれボア間壁2,2,2を介して区画されて、前側から後方側に向かって順に1番シリンダボア1a,2番シリンダボア1b,3番シリンダボア1c,4番シリンダボア1dが形成されており、各ボア間壁2の下端側には、それぞれほぼ半円形状の軸受部2bが形成されており、この軸受部2bに軸受部材3を介してクランクシャフト5が回転可能に支承されている。なお、各軸受部2bの下端には、それぞれ下側からベアリングキャップ4が嵌め込まれる。
クランクシャフト5は、ジャーナル7a,7b,7c,7d,7eが軸受部材3を介して前述した軸受部2bとベアリングキャップ4との間に支持されることによりシリンダブロックに対して回転可能に支承されるもので、このジャーナル7a,7b,7c,7d,7eは、クランクシャフト5の中心軸線上に配置される。一方、クランクピン6a,6b,6c,6dは、図示しないコネクティングロッドおよびピストンピンを介して燃焼圧を受けるピストンに連繋されており、クランクシャフト5の中心軸線から偏心して配置されている。また、クランクシャフト5の後端には、図示しないフライホイールが取り付けられるフランジ8が設けられている。
また、クランクシャフト5は、図2に示すように、機関最後尾の4番シリンダボア1dに対応するクランクアーム9およびカウンターウエイト10の機関後方側の側面に、後述するシグナルプレート11を取り付けるための取付座面9a,10aが段部9b,10bにより段差をもって形成されている。ここで、取付座面9a,10aは、後で詳述するシグナルプレート11の取付面14の形状に対応した形状に形成されている。
シグナルプレート11は、図3および図4に示すように、クランクシャフト5の機関最後尾のジャーナル7eおよびフランジ8が貫通,挿通可能な中央孔13aが中央部に貫通形成された円環板状を成す本体部13と、この本対部13の外周部を折り曲げて形成した外周縁部15に間欠的に形成された複数の歯部16で概略構成されており、本体部13のうち歯部16が形成された側の面を取付座面9a,10aに当接させて固定ボルト17によりクランクシャフト5に取付け固定される。
本体部13は、図4に示すように、歯部16が向く側の面、即ち、クランクシャフト5の取付座面9a,10aに対向する側の面が凹状球面となる球殻状に形成されている。なお、本体部13は、クランクシャフト5の取付座面9a,10aに対応した位置が取付面14を構成している。また、本体部13には、固定ボルト17を挿通する3つのボルト孔13bと、軽量化のための複数の軽量孔13cとがそれぞれ貫通形成されている。
外周縁部15は、球殻状に形成された本体部13の外周先端部をクランクシャフト5の中心軸線に対して平行となるように折り曲げ形成されている。従って、外周縁部15の折り曲げ角αは、図5に示すように、鈍角となる。これにより、外周縁部15を折り曲げ形成する際に、折り曲げ部に生ずる応力を緩和することができる。この結果、製造性が向上するとともに強度の向上を図れる。
なお、クランク角センサ12は、上死点基準でクランクシャフト5の回転角を検出するよう設定されており、検出したクランクシャフト5の回転角に基づいて内燃機関の点火タイミングや燃料噴射タイミングが決定される。
また、本体部13を球殻状に形成することにより、外周縁部15の折り曲げ角度を鈍角化できるから、折り曲げ部に生ずる応力を緩和することができる。この結果、製造性が向上するとともに強度の向上を図れる。
この第2実施例のシグナルプレート11は、本体部13が、図6および図7に示すように、歯部16が向く側の面、即ち、クランクシャフト5の取付座面9a,10aに対向する側の面が凹状円錐面となる円錐殻状に形成されている点を除いて実施例1のシグナルプレート11と同様の構成をしている。
なお、取付座面9a,10aは、シグナルプレート1の取付面14に対応して円錐状の曲面をもって形成されている。
また、本体部13を円錐殻状に形成することにより、外周縁部15の折り曲げ角度を鈍角化できるから、折り曲げ部に生ずる応力を緩和することができる。この結果、製造性が向上するとともに強度の向上を図れる。
1a,1b,1c,1d, シリンダボア
2 ボア間壁
2b 軸受部
3 軸受部材
5 クランクシャフト
6a,6b,6c,6d クランクピン
7a,7b,7c,7d,7e ジャーナル
8 フライホイール取付用フランジ
9 クランクアーム
10 カウンターウエイト
9a,10a 取付座面
9b,10b 段部
11 シグナルプレート(回転位置検出用プレート)
12 クランク角センサ(回転角検出装置)
13 本体部
13a 中央孔
13b ボルト孔
13c 軽量孔
14 取付部
15 外周縁部
16 歯部
Claims (5)
- 回転体への取付部を含む本体部と、前記回転体の回転位置を検出するための検出部と、を備え、前記回転体に取り付けられてなる回転位置検出用プレートであって、
前記本体部は、前記回転体に取り付けられる際に該回転体側となる回転体側面および/または該回転体側面とは反対側の反対側面が曲面をもって椀状に形成されてなる
回転位置検出用プレート。 - 前記本体部は、球殻状に形成されてなる請求項1に記載の回転位置検出用プレート。
- 前記本体部は、円錐殻状に形成されてなる請求項1に記載の回転位置検出用プレート。
- 前記本体部は、外周縁部が前記回転体の軸方向に対して平行となるよう折曲されてなり、
前記検出部は、前記本体部の外周縁部の先端に間欠的に形成された複数の歯部である
請求項1乃至3何れかに記載の回転位置検出用プレート。 - 前記回転体としてのクランクシャフトの回転位置を検出するクランクシャフトの回転位置検出装置であって、
前記クランクシャフトは、請求項1乃至請求項4何れかに記載の前記回転位置検出用プレートが取り付けられる取付座面が、該回転位置検出用プレートの前記取付部の形状に対応した形状に形成されてなる
クランクシャフトの回転位置検出装置。
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021001665A (ja) * | 2019-06-21 | 2021-01-07 | 本田技研工業株式会社 | パルサー部材のクランク軸取付け構造 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5775505U (ja) * | 1980-10-29 | 1982-05-10 | ||
| JP2000120465A (ja) * | 1998-10-12 | 2000-04-25 | Isuzu Motors Ltd | クランクシャフトの回転検出用ロータ |
| JP2006153686A (ja) * | 2004-11-30 | 2006-06-15 | Nissan Motor Co Ltd | シグナルプレート |
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2008
- 2008-08-11 JP JP2008207526A patent/JP5662635B2/ja not_active Expired - Fee Related
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