JP2010043312A - 耐爪飛び性に優れたほうろう用鋼板 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】C:0.0005〜0.0030%、Si:0.05%以下、Mn:0.01〜0.2%、P:0.02%以下、S:0.006%以下、Al:0.005%以下、N:0.001〜0.003%、O:0.015〜0.05%、酸不溶Nb:0.025%以上酸可溶Nb:93/12×(%C)+93/14×(%N)以上であり、かつ、93/12×(%C)+93/14×(%N)+0.040以下、残部がFeおよび不可避的不純物からなる鋼板であり、この鋼板中に、MnNb2O6の結晶構造を有する長径1μm以上の介在物が存在する耐爪飛び性に優れたほうろう用鋼板。
【選択図】なし
Description
(1)質量%で、
C:0.0005〜0.0030%、
Si:0.05%以下、
Mn:0.01〜0.2%、
P:0.02%以下、
S:0.006%以下、
Al:0.005%以下、
N:0.001〜0.003%以下、
O:0.015〜0.05%、
酸不溶Nb:0.025%以上
酸可溶Nb:93/12×(%C)+93/14×(%N)以上であり、かつ、93/12×(%C)+93/14×(%N)+0.040以下、
残部がFeおよび不可避的不純物からなる鋼板であり、
この鋼板中に、MnNb2O6の結晶構造を有する長径1μm以上の介在物を存在させたことを特徴とする、耐爪飛び性に優れたほうろう用鋼板。
(2)酸不溶Nbと固溶Nbの合計であるtotal−NbとMnの質量比が、(%Mn)/(%total−Nb)≦1.2を満たすことを特徴とする、上記(1)に記載されたほうろう用鋼板。
(3)前記MnNb2O6の結晶構造を有する介在物の平均組成が、(%MnO)+(%Nb2O5)≧85を満たすことを特徴とする、上記(2)に記載されたほうろう用鋼板。
ちなみに、長径が1μm以上の介在物の内、MnNb2O6を質量比で50%以上含有する介在物が、個数比率で50%以上であると、T値が17以上に安定しやすくなり、鋼板の部位による変動が小さくなるため好ましい。
C:0.0005〜0.0030%
Cは、鋼板の強度を確保するために必要な元素である。C含有量の上限は、0.0030%とする。これより高いと、プレス加工に必要な延性が得られないためである。一方、下限は現実的な操業時間内で脱炭できる濃度である0.0005%とする。
Siは、脱酸あるいは強度向上に有用な元素であるが、その酸化物は、MnNb2O6系介在物中に多量に含有されると、介在物が低融点化する結果、圧延時に延伸し易くなるので、介在物の空隙形成能が低下する。また、Si濃度が高くなると、鋼板が硬くなり加工性が低下する。これらの理由から、Si含有量の上限は0.05%とする。下限は特に規定せず、0%を含む。
Mnは、MnNb2O6を形成するために本発明では必須の成分であり、適正量を含有しなければならない。後述する濃度範囲のNbと反応してMnNb2O6を形成するために、最低限必要な濃度として、下限を0.01%とする。一方、0.2%を超えて添加しても、水素トラップ能は向上せず飽和してしまう。これは、粗大なMnNb2O6が生成しやすくなるためと推定される。このほか、Mnが過剰に含有されると鋼板の硬度が増して加工性が低下する。以上の理由により、上限を0.2%とする。
Pは固溶して強度を上昇させる効果はあるが、過剰に含まれると鋼板の延性を劣化させるため好ましくない。このため本発明では、P含有量の上限を0.02%とする。下限は0%を含む。
Sは、低融点のMnSを形成し、熱間圧延時に延伸するため、含有量の増加に伴い鋼板の延性を劣化させる。また、MnNb2O6系介在物の周囲にMnSが多量に生成した場合、圧延時に介在物と地鉄間の界面に本来形成されるはずの水素トラップサイトとしての空隙を埋めてしまう。さらに、多量のSがMnをMnSとして固定した場合、MnNb2O6を形成するために必要なMn量が低減する結果、MnNb2O6の生成量が低減する。このため、S含有量の許容可能な上限を0.006%とする。下限には0%を含む。
Alは強力な脱酸元素であり、多量に添加するとAl2O3が優先して生成し溶鋼中の酸素が消費される結果、溶鋼中でMnNb2O6が十分に形成されなくなり、また、MnNb2O6系介在物が形成されても、介在物中のAl2O3濃度が高くなると介在物が粗大化して浮上し易くなる。このため、凝固開始までの溶鋼中に残存する介在物個数が著しく低減する。さらに、Al添加後の溶存酸素濃度が低いので、凝固中の介在物生成量も低減する。この様に、Al含有量が過剰な場合、MnNb2O6系介在物が十分に形成されないため水素トラップ能が大幅に低下するので、Al含有量の許容可能な上限を0.005%とする。この場合のAl量は、酸可溶Alと酸不溶Alの合計であるtotal−Al量である。下限値は特に規定せず、0%を含む。なお、Al添加前の溶鋼中の溶存酸素濃度に応じて、Al添加量を調節すれば、鋳片ひいては鋼板のAl含有量を0.005%以下とすることは可能であるため、本発明において、Alを予備脱酸剤として使用することは可能である。
Nは強度向上に作用するが、含有量の増加に伴い延性が低下するため、上限を0.003%とする。一方、現実の操業では0.001%未満まで脱窒することは困難なため、0.001%を下限とする。
Oは、含有量が高いほど介在物量が多いことを示す、介在物量の指標である。現状以上に耐爪飛び性を向上させるためには、0.015%以上が必要であるため、下限を0.015%とする。一方、O含有量が0.05%を超えると、粗大な介在物が延性の低下を引き起こすため、上限を0.05%とする。
鋼板中に含有されるNbは、酸不溶Nbと酸可溶Nbに分けることができる。両者はNb酸化物が酸に不溶である(ただし、フッ酸と硫酸は除く)性質を利用して、分離して分析することができる。このうち、酸不溶Nbは、本発明で水素トラップ能発現に寄与する最も重要な元素であり、鋼板中で主としてMnNb2O6として存在する。発明者らの実験結果によれば、酸不溶Nbが0.025%未満では、従来のT値である15を超えて大きくすることができない。そして、鋼板から電解抽出した介在物にX線を照射して結晶構造をX線回折法で調査しても、MnNb2O6の回折パターンが明確に検出できず、MnNb2O6の生成を検証することが困難である。したがって、酸不溶Nbの含有量を0.025%以上とする。酸不溶Nbが多いほど水素トラップ能は向上する点では好ましいが、0.2%を超えると介在物が粗大となり加工性が低下するため、0.2%以下であることが望ましい。
酸化物を形成していない酸可溶Nbは、鋼板中に固溶している固溶Nbと、炭窒化物を形成しているNbに分けられる。良好な加工性と、非時効性を確保するためには、CおよびNを固定する必要がある。このため、酸可溶Nb量は、93/12×(%C)+93/14×(%N)以上とする。一方、CおよびNを固定する以上の過剰なNbは、再結晶温度が上昇し、同一温度で加熱すると再結晶率が低下する結果、延性が低下する。このため、過剰Nbの許容可能な上限を0.040%とした。したがって、CおよびNの固定に必要なNbと過剰Nbを合わせた酸可溶Nbの上限は、93/12×(%C)+93/14×(%N)+0.040以下とする。
回折パターンだけからはMnNb2O6含有量の定量評価は困難であるが、試料から得られた回折パターンの中で、MnNb2O6の回折線ピークが高く明瞭であるほど好ましい。
なお、介在物組成は、電子顕微鏡に設置されているEPMA装置を用いれば、定量的な分析が可能である。
酸化物構成元素として、主にMn、Nb、Al、Si、Oが検出されるが、一部、耐火物などから混入したと考えられる他成分が検出される場合もあった。Sが検出された場合はMnSであると見なした。上記元素の定量分析結果を酸化物組成として、MnO、Nb2O5、Al2O3、SiO2などに換算し、MnSを除いて酸化物系介在物組成を算出した。加工性は引張試験をJIS5号試験片を用いて行った。評価基準は、延び量が50%以上を合格とした。最後に、鋼板に釉薬を塗り、850℃で焼成し、爪飛びの発生状況を評価した。
Claims (3)
- 質量%で、
C:0.0005〜0.0030%、
Si:0.05%以下、
Mn:0.01〜0.2%、
P:0.02%以下、
S:0.006%以下、
Al:0.005%以下、
N:0.001〜0.003%、
O:0.015〜0.05%、
酸不溶Nb:0.025%以上
酸可溶Nb:93/12×(%C)+93/14×(%N)以上であり、かつ、93/12×(%C)+93/14×(%N)+0.040以下、
残部がFeおよび不可避的不純物からなる鋼板であり、
この鋼板中に、MnNb2O6の結晶構造を有する長径1μm以上の介在物を存在させたことを特徴とする、耐爪飛び性に優れたほうろう用鋼板。 - 酸不溶Nbと固溶Nbの合計であるtotal−NbとMnの質量比が、(%Mn)/(%total−Nb)≦1.2を満たすことを特徴とする、請求項1に記載のほうろう用鋼板。
- 前記MnNb2O6の結晶構造を有する介在物の平均組成が、(%MnO)+(%Nb2O5)≧85を満たすことを特徴とする、請求項2に記載のほうろう用鋼板。
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