JP2010042796A - キャビテーション減少のねじれた、特に均衡された舵から成る高速船舶の舵配列装置 - Google Patents

キャビテーション減少のねじれた、特に均衡された舵から成る高速船舶の舵配列装置 Download PDF

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Abstract

【課題】高速船舶に使用されるときにキャビテーションを生じにくく、船体にねじれモーメントを伝えることなく曲げ応力のみを生じる舵配列装置を提供する。
【解決手段】細長い輪郭を有し且つ低い輪郭厚さを有し、舵パイプ120に位置された舵ポスト140を備えていて舵ブレード100に面するプロペラ115と舵ブレードの上領域に位置した舵パイプとから成るねじれた均衡舵ブレード100から成り、この舵ブレード100は異なった高さを有する二つの重なった舵ブレード部分10、20から成り、プロペラに面する前先端縁11、21は、一方の先端縁11が左舷或いは右舷に片寄っていて、他方の先端縁21が右舷或いは左舷に片寄っており、舵ブレード100の二つの側壁面がプロペラから離れて面する端縁に収斂し、異なった円弧輪郭を有する。
【選択図】図1

Description

この発明は、特許請求項1の上位概念によるキャビテーションを減少させるねじれた、特に均衡された舵から成る高速船舶の舵配列装置に関する。
連結したフィンを備えるか、或いは備えない均衡された舵或いは均衡された輪郭舵のような船舶の舵は種々の実施例において知られている。さらに、二つの重なった舵ブレード部分から成るねじれた舵ブレードを有する船舶の舵が知られていて、プロペラに面する先端縁は、一方の先端縁が左舷に片寄っていて、他方の先端縁が右舷に片寄っているように、横方向に片寄っている。
それ故に、特開昭58−30896号公報(特許文献1)は上下部品から成るねじれた舵ブレードを有する船舶の舵を記載し、両部品はプロペラに面するそれらの方向に且つ特に先端縁に関連する二つの部品のみが横方向に片寄っていて、二つの部品の端縁にまで延びている領域が同じ横断面輪郭と同じ横断面寸法を有する。
英国特許第332082号明細書(特許文献2)は同様に、プロペラに面する輪郭領域、即ち右舷と左舷に対する先端縁が横方向に裾広がりにされ、先端縁が先端へ先細になるように構成されるねじれた舵ブレードを有する船舶の舵を開示する。二つの舵ブレード部分の横断面輪郭は左舷と右舷側に位置した二つの舵ブレード部分の側壁面が横方向に彎曲された先端縁まで端縁の間に屈曲と直線状に自由に延びているように形成されているので、側壁面が異なった半径の曲率を有する外方に彎曲されない領域を有する。さらに、舵ブレードの輪郭構成は、一方が他方の上に位置した二つの舵ブレード面の二つの横断面が同じ寸法であり、舵ブレードの全高さにわたり延びているようになっている。頂点まで先細になる先端縁により、鋭い縁刻み目が形成されていて、キャビテーションや破壊に晒されている。出力の改良がこの舵の輪郭構成により達成されることを要求している。
最近の船舶の速度は常に更に上昇している。より高速と関連した速い流速の結果として、プロペラや舵における負荷が増加している。公知の舵ブレードの輪郭の対称はキャビテーションとそれによる腐食をまねく舵面における負圧地域をまねく。キャビテーションは流れが極端に加速される舵ブレードのキャビテーション点で生じる。この場合には、プロペラの強い回転流が高速で舵ブレード面に衝突する。この強い加速の結果として、静圧が水の蒸気圧以下に降下して、突然に内破する蒸気気泡の形成を生じる。これら内破は舵ブレード面の破壊をまねき、費用のかかる修理を生じ、頻繁に新たな舵ブレードが使用されなければならない。
特開昭58−30896号公報 英国特許第332082号明細書
この発明の課題は、特に均衡した舵ブレードがねじれた舵先縁を有し、腐食がキャビテーション形成による舵ブレードに生じ、特に高い負荷を受けたプロペラを有する高速船舶に使用されるときに回避され得て、舵ポスト据付けが設けられて、舵ブレードに引き込まれた舵パイプが底に一体化されたカラー軸受を介して船舶船体に直接に舵力をまねき、片持ち梁としての力の導入が任意のねじれモーメントなしに純粋な曲げ応力として生じる大きい寸法や非常に大きい寸法を有する舵配列装置を提供することである。さらに、非常な高流速度を有するプロペラ流により発生された下領域の舵ブレードに作用する力が阻止されるべきであり、舵ブレードが舵ポストの軸受に損傷を生じることなく均衡されている。
この課題は、請求項1に特定された特徴事項を有する特殊な舵ポスト据付け部とねじれた均衡舵ブレードとの機能的共働作用の結果として最初に記載されたタイプによる舵配列装置によって達成される。
これによると、この発明の舵配列装置は、次のことを特徴とする;
a)小さい輪郭厚さをもつ細長い輪郭を有する均衡舵ブレードから成り、その舵ブレードが同じ或いは異なった高さを有する二つの重なった舵ブレード部分から成り、好ましくは上舵ブレード部分の高さと比較して低い高さを有する下舵ブレード部分から成り且つおよそ半円形輪郭を有するプロペラに面する先端縁から成り、先端縁は一方の先端縁が左舷BB或いは右舷SBに片寄っていて、他方の先端縁が舵ブレードの長手方向中央線LMLに関して右舷SB或いは左舷BBに横方向に片寄っているような形式に位置されていて、二つの舵ブレード部分の側壁面がプロペラから離れて面する端縁へ収斂し、
a1)二つの先端縁と端縁とが舵ブレードの上領域OBから下領域UBまでの横断面領域の減少により伴った円錐状に先細になる形式に下方に進行していて、
a2)或いは端縁が直線状に且つ舵ポストと平行に進行していて、二つの先端縁が上領域OBから下領域UBまでの横断面領域の減少により伴った円錐状に先細になる形式に下方に進行していて、
a3)舵ブレードの端縁と最大輪郭厚さPDの間の領域の上舵ブレード部分と下舵ブレード部分の横断面部分が長さLを有し、その長さが舵ブレードの最大輪郭厚さPDと先端縁の間の上舵ブレード部分と下舵ブレード部分の横断面部分の長さL1の少なくとも1.5倍に一致し、
a4)左舷側BBの上舵ブレード部分と右舷側SBの下舵ブレード部分がそれぞれに平らなアーチ形形式に進行して且つ先端縁から端縁の方向に延びている側壁部分から成り、その側壁部分が長さL’2の少なくとも1/3に一致する長さL”2に加えて出来るだけ最大輪郭厚さPDに遠く先端縁から側壁部分の長さL’2にわたり延びている長さL2を有し、平らなアーチ形形式に進行する側壁部分が端縁に外へ進行する直線状進行側壁部分と結合されていて、
a5)左舷側BBの上舵ブレード部分と右舷側SBの下舵ブレード部分がそれぞれにアーチ形形式に進行して且つ先端縁から端縁の方向に延びているかなり彎曲された側壁部分から成り、その側壁部分が長さL’3の少なくとも1/3に一致する長さL”3に加えて出来るだけ最大輪郭厚さPDに遠く先端縁から側壁部分の長さL’3にわたり延びている長さL3を有し、アーチ形形式に進行するかなり彎曲された側壁部分が端縁に延びる直線状延びる側壁部分により結合されていて、
a6)二つの直線状に進行する側壁部分が対で同じ長さを有し、二つの側壁部分間に位置した横断面部分が同じ寸法であって対称的に構成され、
a7)長手方向中央線LMLから平らなアーチ形形式に進行する側壁部分間の間隔が長手方向中央線LMLからかなりアーチ形に進行する側壁部分間の間隔より大きく、長手方向中央線LMLの両側に平らなアーチ形形式に進行する側壁部分間に位置された横断面部分が非対称的に構成され、
b)少なくとも一つの軸受を有する舵ブレードと機能的に共働作用する舵ポストから成り、
b1)特に鍛造鋼或いは他の適切な材料から形成された舵ポストが、特に鍛造鋼或いは他の適切な材料から形成されて前記ポストを受ける舵パイプと一緒に、最大輪郭厚さPDの領域に、或いはこの領域と上舵ブレード部分の先端縁の間に配列されて、上舵ブレード部分の全高さにわたり端締付け装置と共に延びていて、
b2)片持ち梁として上舵ブレード部分に深く引き込まれている舵ポストの舵パイプが舵ポストを受ける中央長手方向孔を備えていて、
b3)舵パイプ横断面が薄壁として設計されていて、舵パイプが好ましくは舵ポストを据付ける自由端の領域に内壁側のカラー軸受を有し、
b4)端領域には舵ポストがあり、この部分の端は上舵ブレード部分に連結されている。
驚くほどに次のことが見出されていて、舵ブレードの上舵ブレード部分において小さい輪郭厚さと最大輪郭厚さの領域に舵ポストの据付けを有するこの発明による均衡舵としてのねじれた舵ブレードの構成として、下舵ブレード部分が狭い輪郭を得るので、舵ブレードに衝突するプロペラ流の高速にもかかわらずに、この舵ブレードが最大寸法を有するときさえ、力の追加的消費なしに舵ブレードの均衡が可能であり、それは、舵ブレード据付けとねじれた舵ブレードとの機能的共働作用の結果として得られるが、しかし他の舵ブレード構成や舵ポスト据付けによっては達成され得ない。
この発明は舵配列装置、即ち二つの成分、即ちねじれた舵ブレードとそれと機能的に共働作用する特殊に据付けられた舵ポストとから成るシステムを提供する。この舵配列装置は大きい均衡舵ブレードや極端に大きい均衡舵ブレードを建造するために驚くほど見出されていた技術的回答である。舵ブレードの上舵ブレード部分に深く引き込まれた舵ポストが上舵ブレード部分の下領域に一体化されたカラー軸受によって船舶の船体に直接に舵力を案内する。力は片持ち梁として、即ち純粋曲げ応力としてねじれモーメントなしに導入される。結果として、舵ポスト横断面が比較的に薄壁に設計されている。舵ポストの下部分が舵ブレード、即ち上舵ブレード部分に収納されているので、この薄壁性質が非常に重要であり、それで舵ブレードの輪郭厚さに直接影響を有する。舵輪郭が厚いければ厚いほど、更なる抵抗がプロペラ水の加速流に発生されるので、細長い舵輪郭、即ち小さい輪郭厚さがエネルギー効率の良い舵ブレードを建造することができる。
舵ポストの据付けとねじれた舵ブレードとの組合せの舵配列装置の他の利点はより高い品質材料の使用である。高強度鍛造鋼はこの発明による上舵ブレード部分への舵ポストの据付けの結果としてのみ使用され得るので、重量の実質的減少が可能であり、また、同じ性能を有する従来の舵の50%まで達成される。
舵ポストの据付けとの組合せの舵配列装置の他の実質的利点は、舵ブレードに、即ち上舵ブレード部分におけるこのタイプの一体化据付けの結果として均衡舵或いはスペード舵の設計が初めて可能であり、これがほとんど限定されない寸法である。従来の舵は舵ホーン或いは舵支持体を備える半均衡舵である。そのような複数な機械的構造は固定舵ホーンとその周りに回転する舵ブレードが自由に形成できないので、先端に稀にねじられ得る。これら半均衡舵に生じる舵ブレード内部力とモーメントがこの発明による舵ポストの据付けを有する均衡舵におけるより大きく不均一である。プロペラに面する舵ブレードの先縁の十分な捩じれが著しく構造的に不経済な措置、即ち厚い輪郭を備える。
他の利点は、舵ポストの据付けにより構造的形状としての均衡舵が初めて可能であり、隙間が前に必要とされた舵ホーンや舵ブレードの間にもはや存在しないことを意味することである。結果として、これら隙間を通る横方向流れが回避され、横方向流れに適する厳しいキャビテーション腐食も回避される。
さらに、この発明による舵配列装置の実施例では、好ましくは鍛造鋼から成る舵パイプが舵ブレード、即ち上舵ブレード部分に延びていて、しかし一方の下カラー軸受を備える。同様に、ハブとしての鍛造片を備える舵ポストが舵に動的中心に接近して連結されていて、結果として曲げモーメントによる小さい負荷のみが達成される。重なった振動がこの構成により取り除かれ得る。
それ故に、細長い舵輪郭の結果として、舵ブレードの小さい輪郭厚さにより、舵パイプの軸受の特別な応力なしに、非常に高速に下舵ブレード部分に衝突するプロペラ流の高圧力に関して舵ブレードを均衡させることができる。
舵ブレードにてキャビテーションを取り除くために、この舵ブレードは上下半部に分割されるこの発明による輪郭を有し、舵ブレード先端縁或いは先縁がある角度にねじられる。プロペラ航跡流れと中間船舶線に対する流れの角度がねじられる。この新たな輪郭態様の結果として、プロペラ渦巻流が舵ブレードに沿ってよりよく流れ、キャビテーションを増進させる圧力頂点が舵ブレードの輪郭面に形成されない。舵の周りの改良された流れが燃料の相当の節約や改良された機動性を導く。
この発明の有益な実施例は従属請求項の主題である。
それ故に、この発明は、固定板が上舵ブレード部分と下舵ブレード部分の間に配列されて舵ブレード部分にしっかりと連結されるような舵ブレード配列装置を提供し、締付け板が長手方向中央線LMLの両側に対称的横断面部分、輪郭と寸法により上舵ブレード部分のベース板と下舵ブレード部分のカバー板とを包囲する表面輪郭と寸法を有する。
この発明の他の実施例は、上舵ブレード部分の先端縁と下舵ブレード部分の先端縁は、横方向に片寄った先端縁部分を通って引かれた中央線M2が少なくとも3°ー10°の角度αに、しかしリブの横断面領域の長手方向中央線LMLに対してより高く、好ましくは8°に進行するように、長手方向中央線LMLに関して左舷BBと右舷SBに横方向に片寄っていることを提供する。
さらに、この発明による実施例は、左舷側BBと右舷側SBに位置された上下舵ブレード部分の平らに彎曲されたアーチ形側壁部分が右舷側SBと左舷側BBと右舷側SBに位置された上下舵ブレード部分のかなり彎曲されたアーチ形側壁部分の長さL5と比較されてより短い長さL4を有することにある。
この発明は、さらに、上下舵ブレード部分のかなり彎曲されたアーチ形側壁部分の円弧長さBL1が上下舵ブレード部分の平らに彎曲されたアーチ形側壁部分の円弧長さBLよりかなり大きいので、端縁へ直線状に進行する側壁部分に対する上下舵ブレード部分のかなり彎曲されたアーチ形側壁部分の遷移地帯UB1と端縁へ直線状に進行する側壁部分に対する上下舵ブレード部分の平らに彎曲されたアーチ形側壁部分の遷移地帯UBとが端縁の方向において片寄っている。
上下舵ブレード部分を有するねじれた均衡舵ブレードから成り且つ上舵ブレード部分に据付けられた舵ポストから成る舵配列装置の側面図を示す。 舵配列装置のねじれた舵ブレードの概略図を示す。 取り除かれた外皮と二つの舵ブレードの多数の板形状フレームとを備えるねじれた舵ブレードの概略骨格線図を示す。 図3による舵ブレードの上舵ブレード部分の板形状フレームを示す。 舵ブレードの上舵ブレード部分の他の板形状フレームを示す。 舵ブレードの上舵ブレード部分の別の板形状フレームを示す。 舵ブレードの上舵ブレード部分の更に他の板形状フレームを示す。 図3による舵ブレードの下舵ブレード部分の板形状フレームの拡大図を示す。 図3による舵ブレードの下舵ブレード部分の板形状フレームを示す。 図4によるの板形状フレームの拡大生産図を示す。 図4によるの板形状フレームの拡大生産図を示し、フレームの長手方向中央線から横方向縁領域の距離情報を備える。 上舵ブレード部分と下舵ブレード部分に配列された複数の板形状フレームから成るねじれた均衡舵ブレードの他の実施例の骨格線図を示す。 舵ポストの舵パイプを受ける隙間を備える図7による舵ブレードの上舵ブレード部分の板形状フレームを示す。 舵ポストの舵パイプを受ける隙間を備える図7による舵ブレードの上舵ブレード部分の他の板形状フレームを示す。 舵ポストの舵パイプを受ける隙間を備える図7による舵ブレードの上舵ブレード部分の別の板形状フレームを示す。 舵ポストの舵パイプを受ける隙間を備える図7による舵ブレードの上舵ブレード部分の更に他の板形状フレームを示す。 図7による舵ブレードの下舵ブレード部分の板形状フレームを示す。 図7による舵ブレードの下舵ブレード部分の他の板形状フレームを示す。 図7による舵ブレードの下舵ブレード部分の別の板形状フレームを示す。 舵ポストの舵パイプを受ける隙間を備える図7による舵ブレードの上舵ブレード部分のカバー板の上からの拡大図を示す。 図7による舵配列装置のねじれた舵ブレードの下からの拡大図を示す。 上舵ブレード部分のベース板と下舵ブレード部分のカバー板の輪郭と寸法を包含する輪郭と寸法を有する図7による舵配列装置の上舵ブレード部分と下舵ブレード部分の間に配列された締付け板の上からの拡大図を示す。 ねじれた舵ブレードの前面図を示す。 プロペラ側に斜めに進行する舵ブレード縁を備える舵ブレードの側面図を示す。 他の実施例の上舵ブレードのフレームの横断面輪郭の上からの図を示す。 上舵ブレード部分に配列された舵ポストの舵パイプを備える舵ポスト据付けの垂直部分を示す。
この発明は例示実施例について図面を参照しながら説明される。
この発明による舵配列装置200はこの発明の目的を達成する二つの機能的に共働作用する成分から成り、即ち好ましい均衡舵がねじれた舵ブレード100とその領域に据付けられた舵ポスト140とを有する(図1、2、3、7と14)。
図1に示された舵配列装置200には、110が船舶の船体を示し、120が舵ポスト140を受ける舵パイプを示し、100が舵ブレードを示す。プロペラ115が舵ブレード100に選定されている。プロペラ軸線がPAにより示されている。
図1、2、3と7による舵ブレード100は二つの重なった舵ブレード部分10、20から成り、プロペラ115に面する先端縁11、21は、上舵ブレード部分10の先端縁11が左舷BBに片寄っていて、下舵ブレード部分20の先端縁21が舵ブレード100の長手方向中央線LMLに対して横方向右舷SBに片寄っている(図4,4A,4B,4C,4D,4Eと13)ように片寄っている。先端縁11、21の横方向片寄りは達成され得て、上舵ブレード部分10の先端縁11が右舷SBに片寄っていて、下舵ブレード部分20の先端縁21が左舷BBに片寄っている。上舵ブレード部分10の二つの側壁面12、13と下舵ブレード部分20の先端縁21、23とがプロペラ115から離れて面する端縁15の方向においてアーチ形に先端縁11、21から進行して直線状進行側壁部分16、17と26、27が端縁15へ解放する。二つの舵ブレード部分10、20は共通端縁15を有し、各舵ブレード部分10、20が先端縁11と21を有し、それによりねじれが横方向変位の結果として達成される。
これがねじれた舵ブレードを取り付けるのに適するならば、異なって構成された舵が使用され得るけれども、舵配列装置200は好ましくは均衡舵から成り、この発明による舵ブレード構成の利点が達成される。二つの重なった舵ブレード部分10、20が同じ長さ或いは異なった長さを有する。下舵ブレード部分20が好ましくは上舵ブレード部分の高さと比較されて低い高さを有し、上舵ブレード部分10の高さが下舵ブレード部分20の高さの少なくとも1.5倍に一致する。二つの舵ブレード部分10、20の先端縁11と21が半円円弧形状として構成される。
舵ブレード100は円錐状に下方に進行する先端縁11、21を有し、端縁15が直線であり、舵ポスト140と平行に進行する(図1、2と3)。二つの舵ブレード部分10、20の先端縁11、21の円錐状輪郭は、上舵ブレード部分10の同じ輪郭構成と下舵ブレード部分20の同じ輪郭構成の二つの舵ブレード部分10、20の横断面30の寸法が舵ブレード100の上領域OBから下領域UBまで減少するので、横断面30の減少により二つの舵ブレード部分10、20の側壁面12、13と22、23の輪郭により決定される小さい輪郭厚さを有する下方に延びる先細輪郭が得られるようになっている。舵ブレード100の小さい輪郭厚さがこの発明の本質的特徴事項である。
図13に示されるように、プロペラ115に面する舵ブレード100の縁或いは先端縁11、21が少なくとも5°、好ましくは10°の角度βにプロペラから離れて面する縁或いは端縁15に傾斜して進行する。
最大輪郭厚さPDの両側の両舵ブレード部分10、20の横断面部分31、32の長さL、L1が異なって構成される。舵ブレード100の端縁15と最大輪郭厚さPDの間の領域における上舵ブレード部分10と下舵ブレード部分20の横断面部分31が舵ブレード100の最大輪郭厚さPDと先端縁11、21の間に上舵ブレード部分10と下舵ブレード部分20の横断面部分32の長さL1と比較されてより大きい長さLを有する。この場合には、長さ比が好ましくは長さL1と比較されて長さLの好ましくは1.5倍である(図5)。
舵ブレードの構成は、左舷BBの上舵ブレード部分10と右舷SBの下舵ブレード部分20がそれぞれに平らなアーチ形形式に進行して且つ端縁15の方向において先端縁11、21から延びている側壁部分18、28から成り、その側壁部分は長さL’2の少なくとも1/3に一致する長さL”2に加えて出来るだけ最大輪郭厚さPDに関して先端縁11、21から側壁部分18の長さL’2にわたり延びる長さL2を有し、平らなアーチ形形式に進行する側壁部分2が端縁15で終了する直線状進行側壁部分16と結合されている(図5)。
さらに、左舷BBの上舵ブレード部分10と右舷SBの下舵ブレード部分20がそれぞれにアーチ形形式に進行して且つ端縁15の方向において先端縁11、21から延びているかなり彎曲された側壁部分19、29から成り、その側壁部分は長さL’3の少なくとも1/3に一致する長さL”3に加えて出来るだけ最大輪郭厚さPDに遠く先端縁11、21から側壁部分19の長さL’3にわたり延びる長さL3を有する。アーチ形式に進行するかなり彎曲された側壁部分19、29が端縁15で終了する直線状進行側壁部分17、27と結合されている(図5、4D)。
二つの舵ブレード部分10、20のこの構成の結果として、両側の側壁部分が最大輪郭厚さPDの方向において先端縁11、21から且つ端縁15から下降輪郭を有する。
上舵ブレード部分10の先端縁11と下舵ブレード部分20の先端縁21とは、横方向に片寄った先端縁を通して引かれた中央線M2が少なくとも3°ー10°の角度に、しかしリブの横断面領域の長手方向中央線LMLに対して好ましくは8°に延びているように、長手方向中央線LMLに関して左舷BBと右舷SBに横方向に片寄っている。
舵配列装置200はさらに、舵ブレード100と機能的に共働作用する鍛造鋼或いは他の適切な材料から形成された舵ポスト140から成り、舵ブレードが少なくとも一つの軸受150によって鍛造鋼或いは他の適切な材料から形成された舵パイプ120に据付けられている。舵ポスト140は上舵ブレード部分10の最大輪郭厚さPDの領域に単にその中に(図1、2、3と15)、即ち最大輪郭厚さPDを表す線と長手方向中央線LMLとの交差点(図5)に配列されている。舵ポスト140は舵ブレード100の上舵ブレード部分10の全高さにわたり固定装置145と一緒に延びている。構造理由のために、舵ポスト140を備える舵パイプ120が最大輪郭厚さPDと先端縁11、21の間の上舵ブレード部分10に配列され得る。
片持ち梁として上舵ブレード部分10に深く引かれている舵パイプ120が舵ポスト140を受ける内穴125を備えていている。舵パイプ120は舵パイプの外径による上舵ブレード部分10のフレーム40の隙間105に舵パイプ120を挿入することにより配列されている(図3、8、8A,8B,8C)。
片持ち梁としての舵パイプ120が舵ブレード100の舵ポスト140を受ける中央内部長手方向穴125を備えていている。さらに、舵ポスト端に連結された舵ブレード100に関する舵パイプ120が上舵ブレード部分10へ延びているように構成されている。その穴125には、舵パイプ120が舵ポスト140を据付ける軸受150を有し、この軸受150が好ましくは舵パイプ120の下端領域120bに配列されている。舵ポスト140の端140bが部分145を備える舵パイプ120から案内されている。舵ポスト140のこの長くなった部分145の自由下端が170で上舵ブレード部分10にしっかりと連結されていて、しかしながら、ここで連結が備えていて、例えばプロペラ軸が交換される必要があるならば、舵ポスト140から舵ブレード100を解放させることができる。この場合には、ねじれた舵ブレード100と領域170の舵ポスト140との連結がプロペラ軸線PA上に位置するので、プロペラ軸を分解するために、舵ブレード100のみが舵ポスト140から取り除かれる必要であるので、舵パイプの自由下端120bと舵ポスト140の自由下端の両方がプロペラ軸の中間上にあるから、プロペラ軸を交換するために舵パイプ120から舵ポスト140を引き出す必要がない。図15に示された実施例では、単一内部軸受150が舵パイプ120に舵ポスト140を据付けるために設けられて;舵パイプ120の外壁の舵ブレード100の他の軸受が省略され得る。
舵ブレード100がパイプ120の自由下端120bを受けるために160で示された引っ込めること或いはくぼみを備えている。
舵パイプ120の横断面は舵ポスト140を据付けるために自由端の領域にて内壁側の少なくとも一つのカラー軸受130を有する薄壁として設計されている。舵ポストの追加的軸受が舵パイプ120の他の位置に設けられ得る。端領域140bには、舵ポスト140が部分140aにより舵パイプ120の外へ案内されて、この部分140aの端が上舵ブレード部分10に連結されている(図14)。
図3と7によると、上舵ブレード部分10と下舵ブレード部分20とが側壁と水平ウエブ板或いはフレーム40、50と垂直ウエブ板或いはフレームを形成する舵メッキから成り、これら水平ウエブ板と垂直ウエブ板が二つの舵ブレードの内部補強を形成する。ウエブ板は軽量化兼あか水路穴を備えていている。
図3、4、4A、4B、4Cと8、8A、8B、8Cに示されるように、舵ブレード100の上舵ブレード部分10が同じ形状、同じ側壁案内兼適合先端縁11と端縁15を有し、フレームの長さがそれぞれに最高フレームから最低フレームまで減少し、それで、フレームの横断面の寸法が頂点から底まで減少するので、先端縁11が舵ブレード100のベースへ斜めに進行する。
下舵ブレード部分20のすべてのフレーム50が同じ形状、同じ側壁案内兼適合先端縁11と端縁15を有し、フレーム50の長さがそれぞれに最高フレームから最低フレームまで減少し、それで、フレームの横断面の寸法が頂点から底まで減少するので、先端縁11が舵ブレード20のベースへ斜めに進行する。
この構成の結果として、上舵ブレード部分10と下舵ブレード部分20の先端縁11、21が下方に斜めに進行し、端縁15が図1に示される如く、直線状に且つ舵ポスト140の長手方向軸線と平行に進行する。
二つの舵ブレード部分10、20は互いに直接に連結されている。図7と11では、二つの舵ブレード部分10、20が固定板45によって互いに連結されている。この固定板45は長手方向中央線LMLの両側に対称的横断面部分46、47と、上舵ブレード部分10のベース板42と下舵ブレード部分20のカバー板41を包囲する面輪郭と寸法を有するので、上舵ブレード部分10が一方が他方の頂部に固定板45に置かれて、下舵ブレード部分20が下から固定板45に置かれ、この固定板が一方が他方の上に置かれた舵ブレード部分10、20から非常に小さい縁領域により横方向突き出す(図10と11)。固定板45が中央長手方向線LMLに横たわりプロペラに面する半円縁丸み11’と、プロペラから離れて面する縁15’とを有し、二つの舵ブレード部分10、20の端縁15を越える。固定板45の側壁面45a,45bが適合円弧輪郭を有する。
図3と10に示される如く、下舵ブレード部分20が下領域の固定板45を結合し、そのフレーム50が横断面構成と形状を有し、フレーム40の横断面構成と形状と一致するが、しかしフレーム40がその中央長手方向線LMLを中心に90°にわたり旋回される(図4D、4E、8D、8E、8F)。
図7、8、8A、8Bと8Cによると、部分A、B、CとDのフレーム40が輪郭に関して同じだが、個々のフレーム40の横断面が頂点から底まで減少するので、先端縁11が斜めに進行する。部分Cが部分Dと結合されて固定板45を備える。下舵ブレード部分20の部分E,FとGのフレーム50がフレーム40の輪郭と同じ輪郭を有し、しかしフレーム50のかなり彎曲された側壁部分29を備える側壁が左舷側BBに横たわり(図8D,8Eと8F)、図7の例示実施例では、かなり彎曲されたアーチ形側壁部分19を備えるフレーム40の側壁が右舷側SBに横たわる(図8,8A,8Bと8C)。下舵ブレード部分20のフレーム50の横断面が頂点から底までその長さに関して減少するので、下舵ブレード部分20の先端縁21が斜めに進行する(図7)。
図9は舵パイプ120を導入する隙間105を備えている上舵ブレード部分の上カバー板43を示す。図10は二つの舵ブレード部分10、20とフレーム40と50を備える舵ブレード100の下から見た図を示す。
舵ポスト140の舵パイプ120を受ける上舵ブレード部分10の隙間105即ち穴の直径が舵ブレード部分10の最大輪郭厚さPDより僅かに小さい。この構成の結果として、非常に細長い舵ブレード輪郭が形成される。
二つの舵ブレード部分10、20を備える舵ブレード100の構成と横断輪郭は、上下舵ブレード部分10、20の平らに彎曲されたアーチ形側壁部分18、28が上下舵ブレード部分10、20のかなり彎曲された側壁部分19、29の長さL3と比較された短い長さL2、L’2を有する(図5と6)。長手方向中央線LMLに対する上舵ブレード部分10の側壁部分18の距離αと側壁部分19の距離α1とは同じである。端縁15に関して距離α、α1がいつも同じであるが、しかしそれらが端縁15の方向において減少する。次の距離関係は先端縁11の方向において得られる:
α2<α3
α4<α5
α6<α7
最大輪郭厚さPDが追従する。次の距離関係は先端縁11の方向において得られる。
α8>α9
α10>α11
α12>α13
α14>α15
α16>α17
α18>α19
距離α16ーα17の比が約2:1である。図6は互いに対する距離の比を明白に示し、即ち距離α9、α11、α13、α15、α17、α19が先端縁11の方向において距離α8、α10、α12、α14、α16、α18に関して実質的に減少する。上舵ブレード部分10のすべての横断面が同じ形状を有するので、示された距離を備える横断面輪郭が上舵ブレード部分10のすべての横断面を通して且つ下舵ブレード部分のすべての横断面を通して延びていて、この横断面輪郭が下舵ブレード部分20の横断面に加えて、特に舵ブレード100の横断面或いは横断フレームがその長さに関して且つ先端縁に面する領域に関して頂点から底まで先細になる事実を考慮されている(図10)。
図14による他の実施例によると、上下舵ブレード部分10、20のかなり彎曲された側壁部分19、29の円弧長さBL1が上下舵ブレード部分10、20の平らに彎曲されたアーチ形側壁部分18、28の円弧長さBLより大きいので、上下舵ブレード部分10、20のかなり彎曲された側壁部分19、29の側壁部分17、27への遷移地帯UB1 が端縁15まで直線状に進行し、上下舵ブレード部分10、20の平らに彎曲されたアーチ形側壁部分18、28の側壁部分16、26への遷移地帯UBが端縁15まで直線状に進行し、それら遷移地帯UB1 とUBは、遷移地帯UBに関しての遷移地帯UB1 が端縁に面するように端縁15の方向において片寄っている。この場合には、側壁部分18、19と28、29の長さが次の如くである:
L3≧L2
L’2<L’3
L4>L’4
(図4)。
端縁15に収斂する上舵ブレード部分10と下舵ブレード部分20の直線状側壁部分16、17、26、27の脚は、好ましくは同じ長さを有するが、しかし不等の長さ構成が可能である。
この発明は、ねじれた舵ブレード100が二つの舵ブレード部分10、20にわたり延びているフィンを備えていている舵配列装置を包含する。
この発明による舵配列装置は、請求項に特定された特徴事項により、明細書に呈示された実施例により、図面の図に示された例示実施例により特徴付けられている。
10.....上舵ブレード部分
20.....下舵ブレード部分
11、21...先端縁
15.....端縁
30.....横断面領域
100....舵ブレード
115....プロペラ
120....舵パイプ
140....舵ポスト

Claims (7)

  1. 駆動可能なプロペラ軸線(PA)に配列されて舵ブレードと連動されるプロペラ(115)と舵ブレード(100)に連結された舵ポスト(140)とを備える舵ブレードから成り、キャビテーションを減少させるねじれた、特に均衡した舵から成るより高速を有する船舶の舵配列装置において、この舵配列装置(200)は、
    a)好ましくは小さい輪郭厚さをもつ細長い輪郭を有する均衡舵ブレード(100)から成り、その舵ブレードが同じ或いは異なった高さを有する二つの重なった舵ブレード部分(10、20)から成り、好ましくは上舵ブレード部分(10)の高さと比較して低い高さを有する下舵ブレード部分(20)から成り且つおよそ半円形輪郭を有するプロペラ(115)に面する先端縁(11、21)から成り、先端縁は一方の先端縁(11)が左舷(BB)或いは右舷(SB)に片寄っていて、他方の先端縁(21)が舵ブレード(100)の長手方向中央線(LML)に関して右舷(SB)或いは左舷(BB)に横方向に片寄っているような形式に位置されていて、二つの舵ブレード部分(10、20)の側壁面(12,13;22,23)がプロペラ(115)から離れて面する端縁(15)へ収斂し、
    a1)二つの先端縁(11、21)と端縁(15)とが舵ブレード(100)の上領域(OB)から下領域(UB)までの横断面領域(30)の減少により伴った円錐状に先細になる形式に下方に進行していて、
    a2)或いは端縁(15)が直線状に且つ舵ポスト(140)と平行に進行していて、二つの先端縁(11、21)が上領域(OB)から下領域(UB)までの横断面領域(30)の減少により伴った円錐状に先細になる形式に下方に進行していて、
    a3)舵ブレードの端縁(15)と最大輪郭厚さ(PD)の間の領域の上舵ブレード部分(10)と下舵ブレード部分(20)の横断面部分(31)が長さ(L)を有し、その長さが舵ブレード(100)の最大輪郭厚さ(PD)と先端縁(11、21)の間の上舵ブレード部分(10)と下舵ブレード部分(20)の横断面部分(32)の長さ(L1)の少なくとも1.5倍に一致し、
    a4)左舷側(BB)の上舵ブレード部分(10)と右舷側(SB)の下舵ブレード部分(20)がそれぞれに平らなアーチ形形式に進行して且つ先端縁(11、21)から端縁(15)の方向に延びている側壁部分(18、28)から成り、その側壁部分が長さ(L’2)の少なくとも1/3に一致する長さ(L”2)に加えて出来るだけ最大輪郭厚さ(PD)に関する先端縁(11、21)から側壁部分(18)の長さ(L’2)にわたり延びている長さ(L2)を有し、平らなアーチ形形式に進行する側壁部分(18、28)が端縁(15)に外へ進行する直線状進行側壁部分(16、26)と結合されていて、
    a5)左舷側(BB)の上舵ブレード部分(10)と右舷側(SB)の下舵ブレード部分(20)がそれぞれにアーチ形形式に進行して且つ先端縁(11、21)から端縁(15)の方向に延びているかなり彎曲された側壁部分(19、29)から成り、その側壁部分が長さ(L’3)の少なくとも1/3に一致する長さ(L”3)に加えて出来るだけ最大輪郭厚さ(PD)に関して先端縁(11、21)から側壁部分(19)の長さ(L’3)にわたり延びている長さ(L3)を有し、アーチ形形式に進行するかなり彎曲された側壁部分(19、29)が端縁(15)の外に延びる直線状進行側壁部分(17、27)により結合されていて、
    a6)二つの直線状に進行する側壁部分(16、17;26、27)が対で同じ長さを有し、二つの側壁部分(16、17;26、27)間に位置した横断面部分が同じ寸法であって対称的に構成され、
    a7)長手方向中央線(LML)から平らなアーチ形形式に進行する側壁部分(18;28)間の間隔が長手方向中央線(LML)からかなりアーチ形に進行する側壁部分(19;29)間の間隔より大きく、長手方向中央線(LML)の両側に平らなアーチ形形式に進行する側壁部分(18;28)間に位置された横断面部分が非対称的に構成され、
    b)少なくとも一つの軸受を有する舵ブレード(100)と機能的に共働作用する舵ポスト(140)から成り、
    b1)特に鍛造鋼或いは他の適切な材料から形成された舵ポスト(140)が、特に鍛造鋼或いは他の適切な材料から形成されて前記ポストを受ける舵パイプ(120)と一緒に、最大輪郭厚さ(PD)の領域に、或いはこの領域と上舵ブレード部分(10)の先端縁の間に配列されて、上舵ブレード部分(10)の全高さにわたり端固定装置(145)と共に延びていて、
    b2)片持ち梁として上舵ブレード部分(10)に深く引き込まれている舵ポスト(140)の舵パイプ(120)が舵ポスト(140)を受ける中央長手方向孔(125)を備えていて、
    b3)舵パイプ横断面が薄壁として設計されていて、舵パイプ(120)が好ましくは舵ポスト(140)を据付ける自由端の領域に内壁側のカラー軸受(130)を有し、
    b4)端領域(140b)には舵ポスト(140)が部分(140a)を備えて舵パイプ(120)から外へ案内されて、この部分(140a)の端は上舵ブレード部分(10)に連結されていることを特徴とする舵配列装置。
  2. 固定板(45)が上舵ブレード部分(10)と下舵ブレード部分(20)の間に配列されて舵ブレード部分(10、20)にしっかりと連結されていて、固定板(45)が長手方向中央線(LML)の両側に対称的横断面部分(46、47)と表面輪郭と寸法を有し、上舵ブレード部分(10)のベース板(42)と下舵ブレード部分(20)のカバー板(41)とを表面輪郭と寸法により閉鎖することを特徴とする請求項1に記載の舵配列装置。
  3. 上舵ブレード部分(10)の先端縁(11)と下舵ブレード部分(20)の先端縁(21)は、横方向に片寄った先端縁部分を通って引かれた中央線(M2)が少なくとも3°ー10°の角度αに、しかしリブの横断面領域の長手方向中央線(LML)に対してより高く、好ましくは8°に進行するように、長手方向中央線(LML)に関して左舷(BB)と右舷(SB)に横方向に片寄っていることを特徴とする請求項1或いは2に記載の舵配列装置。
  4. 左舷側(BB)と右舷側(SB)に位置された上下舵ブレード部分(10、20)の平らに彎曲されたアーチ形側壁部分(18、28)が右舷側(SB)と左舷側(BB)に位置された上下舵ブレード部分(10、20)のかなり彎曲されたアーチ形側壁部分(19、29)の長さ(L5)と比較されてより短い長さ(L4)を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の舵配列装置。
  5. 上下舵ブレード部分(10、20)のかなり彎曲されたアーチ形側壁部分(19、29)の円弧長さ(BL1)が上下舵ブレード部分(10、20)の平らに彎曲されたアーチ形側壁部分(18、28)の円弧長さ(BL)よりかなり大きいので、端縁(15)へ直線状に進行する側壁部分(17、27)に対する上下舵ブレード部分(10、20)のかなり彎曲されたアーチ形側壁部分(19、29)の遷移地帯(UB1) と端縁(15)へ直線状に進行する側壁部分(16、26)に対する上下舵ブレード部分(10、20)の平らに彎曲されたアーチ形側壁部分(18、28)の遷移地帯(UB)とが端縁の方向において片寄っていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の舵配列装置。
  6. 舵パイプ(120)を受ける上舵ブレード部分(10)の隙間(105)即ち穴の直径が舵ブレード部分(10)の最大輪郭厚さ(PD)と比較されて僅かに小さいことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の舵配列装置。
  7. プロペラ(115)に面する舵ブレード(100)の縁即ち先端縁(11、21)が少なくとも5°、好ましくは10°の角度βにプロペラ(115)から離れて面する縁即ち端縁(15)に斜めに進行することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の舵配列装置。
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