JP2010042084A - 内視鏡用処置具 - Google Patents

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Abstract

【課題】筒体の第1の爪部からスネアワイヤが外れて先端側に突出することを防止し、プレルーピングを容易に行うことが可能な内視鏡用処置具を提供する。
【解決手段】内視鏡の挿入部の先端に装着される筒体5と、筒体の先端周縁から径方向内方に突設された第1の爪部6と、筒体に連通された状態で接続されているチューブ7と、チューブ内に挿入部に沿うように進退可能に挿通された操作ワイヤと、操作ワイヤの先端に設けられたループ状に拡径するスネアワイヤ2と、筒体の内部であって第1の爪部の基端側にスネアワイヤの一部の位置を筒体に対して固定する固定部9と、が備えられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、内視鏡用処置具に関する。
食道や胃の早期癌に対しては、内視鏡のチャンネル内を通して体内に導入される高周波スネアを用いて病変部の粘膜を切断する内視鏡的粘膜切除術(EMR:Endoscopic Mucosal Resection)が適用されている。このような粘膜切除術の中でも、内視鏡の挿入部の先端に装着される略円筒状の透明キャップを有する内視鏡用処置具(EMR−C:EMR using a Cap fitted endoscope)が検討されている(例えば、特許文献1参照)。
通常、この内視鏡用処置具の使用時には、ほぼ円筒形状で透明なフード(筒体)内で、予め、フードの先端部の径方向内側に突出した爪(第1の爪部)に当たるまでスネアワイヤを先端側に繰り出し、スネアシースを押し出すことでスネアワイヤを爪にループ状に掛けるプレルーピングを行う。
その状態で透明なフード内部に粘膜を吸引してポリープ状にし、スネアワイヤでそのポリープ状にした粘膜の基部を引き絞りスネアワイヤに高周波をかけて粘膜の基部を切断するようになっている。
実用新案登録第2585912号公報
しかしながら、上記従来の内視鏡用処置具では、プレルーピングを行う時にスネアワイヤを筒体の第1の爪部に対して内視鏡の筒体の軸線方向に押し当てている。このため、スネアワイヤが第1の爪部に強く当接して第1の爪部よりも径方向内側に移動し、第1の爪部を乗り越えて先端側に突出してしまう恐れがあった。このため、スネアワイヤが筒体の第1の爪部に係止されるまでプレルーピング作業を繰り返す場合があり、手技が煩雑になっていた。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであって、筒体の第1の爪部からスネアワイヤが外れて先端側に突出することを防止し、プレルーピングを容易に行うことが可能な内視鏡用処置具を提供するものである。
上記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
本発明の内視鏡用処置具は、内視鏡の挿入部の先端に装着される筒体と、前記筒体の先端周縁から径方向内方に突設された第1の爪部と、前記筒体に連通された状態で接続されているチューブと、前記チューブ内に前記挿入部に沿うように進退可能に挿通された操作ワイヤと、前記操作ワイヤの先端に設けられたループ状に拡径するスネアワイヤと、前記筒体の内部であって前記第1の爪部の基端側に前記スネアワイヤの一部の位置を前記筒体に対して固定する固定部と、が備えられていることを特徴としている。
この発明によれば、固定部により、スネアワイヤの一部の位置が筒体の内部であって第1の爪部の基端側に固定されている。この状態から、操作ワイヤを挿入部に沿うように進出させることで、固定部とチューブの先端部との間に押込められたスネアワイヤを筒体の軸線に交差する方向にループ状に拡径させることができる。ここで、スネアワイヤが拡径する時に、スネアワイヤが第1の爪部を乗り越えるような筒体の軸線に沿った力が第1の爪部に作用することを抑えることができるので、スネアワイヤが第1の爪部から先端側に外れることを防止し、プレルーピングを容易に行うことができる。
また、上記の内視鏡用処置具において、前記固定部は前記第1の爪部の基端側の面に配設されていることがより好ましい。
この発明によれば、スネアワイヤを筒体の内部において筒体のより先端側で拡径させることが可能となる。従って、拡径したスネアワイヤで、例えばより大きな粘膜を筒体の内部に取込み、その粘膜の基部をスネアワイヤで緊縛することが可能になる。
また、上記の内視鏡用処置具において、前記筒体は、前記内視鏡の前記挿入部の先端に装着される第1の筒部と、該第1の筒部の先端側で着脱可能に構成され、前記第1の爪部及び前記固定部を有し内部で前記スネアワイヤが突出しループ状に拡径する第2の筒部と、を備え、前記第1の筒部には前記チューブが進退可能に挿通される管状のガイドシースが固定されるとともに、前記チューブの先端側は前記第2の筒部に固定されることがより好ましい。
この発明によれば、第2の筒部内で固定部により、スネアワイヤの一部の位置が筒体の内部であって第1の爪部の基端側に固定されている。そして、第1の筒部と第2の筒部とが結合された状態から操作ワイヤを挿入部に沿うように進出させることで、固定部とチューブの先端部との間に押込められたスネアワイヤを第2の筒体内でループ状に拡径させることができる。
続いて、例えば粘膜を第2の筒体の内部に取込み、その粘膜の基部をスネアワイヤで緊縛した後で、ガイドシースに対してチューブを相対的に進退させ、第1の筒部に対して第2の筒部を移動させることにより、スネアワイヤで緊縛された粘膜の揺れを内視鏡で観察することができる。この観察により、スネアワイヤで適切な部位が緊縛されたかを確認することが可能となる。
また、上記の内視鏡用処置具において、前記筒体には、前記スネアワイヤが前記筒体の内部で拡径する位置より基端側に、前記筒体の内面から径方向内方に突設し前記第1の爪部との間でループ状に拡径する前記スネアワイヤを案内する第2の爪部が形成されることがより好ましい。
この発明によれば、筒体の軸線に交差する方向に拡径するスネアワイヤを第1の爪部と第2の爪部との間に案内し、スネアワイヤを筒体の内部のより先端側で拡径させることが可能となる。
また、上記の内視鏡用処置具において、前記スネアワイヤは、前記第2の爪部に形成された案内部を通って先端側に延びるように配置されていることがより好ましい。
この発明によれば、スネアワイヤが第2の爪部と交差する時に第2の爪部から筒体の径方向内方に突出し、例えば粘膜が筒体の内部に取込まれる際に支障となることを抑えることができる。
また、上記の内視鏡用処置具において、前記固定部の先端側に配設された前記第1の爪部の先端部には、前記筒体の基端側にさらに突出した補助爪部を備えられていることがより好ましい。
この発明によれば、筒体内でループ状に拡径するスネアワイヤが第1の爪部より先端側に突出しないように補助爪部で押さえることができる。
本発明の内視鏡用処置具によれば、筒体の爪部からスネアワイヤが外れて先端側に突出することを防止し、プレルーピングを容易に行うことができる。
(第1実施形態)
以下、本発明に係る内視鏡用処置具の第1実施形態を、図1から図13を参照しながら説明する。
図1及び図2に示すように、本実施形態の内視鏡用処置具1は、内視鏡E1の挿入部E2の先端に装着されて用いられる処置具である。この内視鏡用処置具1を装着した内視鏡E1によれば、操作部E3を操作して挿入部E2を体内に挿入し、内視鏡用処置具1の内部でスネアワイヤ2を拡径するプレルーピングを行い、拡径したスネアワイヤ2内に取込んだ粘膜等を緊縛して焼き切ることができる。
内視鏡用処置具1は、透明な材料で形成され挿入部E2の先端に装着される略筒状の筒体5と、筒体5の先端周縁から径方向内方に突設された第1の爪部6と、筒体5に連通された状態で接続されている管状で軟性のガイドシース(チューブ)7と、ガイドシース7内に挿通されたスネア8と、スネア8が有するスネアワイヤ2の一部2aの位置を筒体5の内部であって第1の爪部6の基端側D1において筒体5に対して固定する固定部9と、を備えている。
なお、ここで言う基端側D1とは、内視鏡E1において挿入部E2に対する操作部E3側のことを意味する。
本実施形態において筒体5の最も先端側D2(基端側D1の反対方向)の面である先端面5cは筒体5の軸線C1に直交するように形成されている。
筒体5の基端側D1には、先端側D2から基端側D1に向かうに従って軸線C1に接近するとともに軸線C1回りに湾曲した形状の傾斜部5dが形成されている。傾斜部5dの基端側D1には、内視鏡用処置具1を挿入部E2の先端に着脱可能に固定させるための円筒状の装着部12が軸線C1と同軸に形成され、筒体5と装着部12との間には挿入部E2の先端が筒体5内に入るのを防止するリング状の突起部13が形成されている。
固定部9は、第1の爪部6の一部から筒体5の軸線C1を含む平面上を基端側D1に延びる板状の支持部材14と、支持部材14の側面14aから側面14aに直交する方向に延びる棒状の固定部材15と、を有する。そして、固定部9の先端側D2に配設された第1の爪部6が筒体5の径方向内方に突設する先端部には、筒体5の基端側D1にさらに突出した板状の補助爪部16を備えられている。この補助爪部16の基端側D1への長さを調節することにより、後述するように筒体5内でループ状に拡径するスネアワイヤ2が第1の爪部6より先端側D2に突出しないように押さえることが可能となっている。なお、補助爪部16は、第1の爪部6と一体に形成しても、後から第1の爪部6に接続しても構わない。
定部材15は、筒体5、第1の爪部6及び補助爪部16のそれぞれからわずかに離間した位置に、これら筒体5、第1の爪部6及び補助爪部16に囲まれるように配置されている。
筒体5の傾斜部5dにおいて、固定部材15の基端側D1に対応する位置には、開口5aが形成され、この開口5aにガイドシース7の先端部が接続されている。
図1及び図3に示すように、本実施形態のスネア8は、管状で軟性のスネアシース19と、スネアシース19内に挿入部E2に沿うように挿入部E2及び基端側D1に進退可能に挿通された操作ワイヤ20と、自身の一端が操作ワイヤ20の先端に取付け部材18により固定されたスネアワイヤ2と、を有している。なお、この取付け部材18は、ロウ付けにおけるロウ材や、かしめにおける線材が用いられる。
スネアワイヤ2の一部2aは、先端側D2でC字状に折返されるように形成され、固定部材15の外周面を囲うように取付けられている。このため、スネアワイヤ2の一部2aは固定部材15を中心として回転可能となっている。なお、スネアワイヤ2の一部2aが固定部材15から外れるのを防止するため、固定部材15には不図示の規制部材が取付けられている。
スネアワイヤ2はこの一部2aから基端側D1の2方に延びるが、その一方に延びたスネアワイヤ2の端部2bには円柱状のワイヤ側係止部21が取付けられている。ワイヤ側係止部21の外径はスネアシース19の内径よりわずかに小さくなるように構成されていて、ワイヤ側係止部21には、スネアワイヤ2の一部2aからもう一方に延びたスネアワイヤ2が挿通される貫通孔21aが形成されている。
スネアシース19の先端から一定長さ基端側D1に寄った位置の内周面には、筒状のシース側係止部22が取付けられている。このシース側係止部22の内径は、ワイヤ側係止部21の外径より大きくなるように設定されている。
図2及び図4に示すように、挿入部E2の内部には、挿入部E2を貫通する孔であるチャンネルE6が形成されていて、チャンネルE6の先端側D2は挿入部E2の先端面まで、基端側D1は鉗子口E10にまで延びている。挿入部E2の先端面には、前方に照明光を照射する照明手段E7と、前方を観察する図示しないCCD等の撮像素子を有する観察手段E8が取付けられている。
ガイドシース7は、絶縁性の材料で形成され挿入部E2と略同一の長さを有している。ガイドシース7はチャンネル固定部材Hにより挿入部E2の外周面に数カ所で巻きつけられて固定されている。そして、ガイドシース7の基端側D1の端部には、図1及び図2に示すように、内視鏡E1の鉗子口E10に懸架されて固定される取付部25が接続されている。
この取付部25には、鉗子口E10が挿入可能な引掛孔25aが形成されている。そして、取付部25にはスネアシース19が挿入される気密弁26が設けられている。
スネアシース19の基端には、操作部本体27が接続され、操作ワイヤ20の基端には、操作部本体27に対して進退可能に配されたスライダ28が接続されている。この操作部本体27には、操作ワイヤ20に接続され図示しない高周波電源と接続される電極端子27aが設けられている。
操作部E3は、挿入部E2の先端を図示しないアングルワイヤを介して湾曲操作できるように構成されている。
次に、以上のように構成された内視鏡用処置具1が装着された内視鏡E1を用いて、体内の標的粘膜を切除する手順について説明する。
なお、図5に示すように、本実施形態において挿入部E2を体内に挿入する前には、スネアワイヤ2は基端側D1に牽引された状態となっている。
まず、図6に示すように、照明手段E7で挿入部E2の前方を照射し観察手段E8で前方を確認しながら、操作部E3で挿入部E2の先端を湾曲操作させ、挿入部E2の先端側D2を体内に挿入していく。そして挿入部E2の先端が標的粘膜Mに達したことを確認すると、挿入部E2の先端の位置を固定し、内視鏡E1の処置具である局注針NをチャンネルE6に挿通して挿入部E2の先端側D2から突出させる。
次に、図7に示すように、標的粘膜Mの粘膜下層に生理食塩水W等を局所的に注入し、標的粘膜M周辺を膨隆させた後で、チャンネルE6から局注針Nを取外す。
続いて、内視鏡用処置具1の第1の爪部6にループ状のスネアワイヤ2を掛けるプレルーピングを行う。
まず、操作部本体27に対してスライダ28を押込むと、図8に示すように、操作ワイヤ20と、操作ワイヤ20の先端に固定されたスネアワイヤ2の一端は先端側D2に移動する。スネアワイヤ2の一部2aは、筒体5、第1の爪部6及び補助爪部16の間で係止されるので、スネアワイヤ2の一部2a位置は固定部材15からほとんど移動することなく、固定部材15とスネアシース19の先端部との間に押込められたスネアワイヤ2は筒体の軸線C1に交差する方向にループ状に拡径する。
そして、図9及び図10に示すように、形成されるループ状のスネアワイヤ2の径が大きくなるにつれてスネアワイヤ2は筒体5の内周面5bに沿うように拡径し、図10に示すように筒体5の内周面5bの全周にわたって広がることとなる。
こうして、図11に示すように、内視鏡用処置具1の第1の爪部6にループ状のスネアワイヤ2を掛けるプレルーピングが完了する。
次に、図12に示すように、内視鏡用処置具1の先端を標的粘膜Mに押当て、チャンネルE6の基端から図示しない吸引装置でチャンネルE6内の空気を吸込むことにより、標的粘膜Mの下方に配された筋肉層Lを取込むことなく標的粘膜Mを筒体5の中に吸引する。
次に、操作部本体27に対してスライダ28を牽引し、図13に示すように、筒体5の第1の爪部6からループ状のスネアワイヤ2を取外して標的粘膜Mの根元を緊縛する。そして、図示しない高周波電源によりスネアワイヤ2に高周波電流を流し、標的粘膜Mの根元を焼き切ることにより切除する。
こうして、本発明の実施形態の内視鏡用処置具1によれば、固定部9により、スネアワイヤ2の一部2aの位置が筒体5の内部であって第1の爪部6の基端側D1に固定されている。この状態から、操作ワイヤ20を先端側D2に進出させることで、固定部9とチューブの先端部との間に押込められたスネアワイヤ2を筒体5の軸線C1に交差する方向にループ状に拡径させることができる。ここで、スネアワイヤ2が拡径する時に、スネアワイヤ2が第1の爪部6を乗り越えるような筒体5の軸線C1に沿った力が第1の爪部6に作用することを抑えることができるので、スネアワイヤ2が第1の爪部6から先端側D2に外れることを防止し、プレルーピングを容易に行うことができる。
また、補助爪部16により、筒体5内でループ状に拡径するスネアワイヤ2が第1の爪部6より先端側D2に突出しないように押さえることができる。
また、操作部本体27に対してスライダ28を進退させることにより、スネアワイヤ2で内視鏡用処置具1の第1の爪部6に繰り返してプレルーピングを行うことができる。このプレルーピングは、粘膜に押当てる等して粘膜を利用することなく、筒体5を浮かせた状態で行うことが可能となっている。
次に、本実施形態の変形例について説明する。
上記実施形態では、筒体5の先端面5cが筒体5の軸線C1に直交するように形成した。しかし、図14に示すように、筒体5の先端面5eが、先端側D2から基端側D1に向かうに従って筒体5の軸線C1に接近するような曲面になるように形成してもよい。筒体5の先端面5eをこのような曲面とすることで、標的粘膜Mを筒体5内に取込みやすくすることができる。
また、図15に示すように、スネア8の代わりに、略直線状に形成されたスネアワイヤ35の基端が操作ワイヤ20の先端に固定されたスネア36を備えてもよい。この場合には、スネアワイヤ35の先端の一部35aは固定部材15に接着剤等で固定される。そして、操作部本体27に対してスライダ28を押込むと、スネアワイヤ35は図中に2点鎖線で示したように、固定部材15スネアシース19の先端部との間から筒体の軸線C1に交差する方向にループ状に拡径することとなる。
また、図16に示すように、固定部9の代わりに固定部30を備えてもよい。この固定部30が固定部9と異なる点は、支持部材14が設けられないことと、棒状の固定部材31が第1の爪部6の基端側D1の面に配設され基端側D1に延びていることである。この場合は、スネアワイヤ2の一部2aは固定部材31の外周面を囲うように配置される。
内視鏡用処置具1をこのように構成することで、スネアワイヤ2を筒体5の内部において筒体2のより先端側D2で拡径させることが可能となる。従って、拡径したスネアワイヤ2で、より大きな標的粘膜Mを筒体2の内部に取込み、その標的粘膜Mの基部をスネアワイヤ2で緊縛することが可能になる。
また、上記実施形態及び各変形例では、ガイドシース7内にスネアを挿通した。しかし、スネアのスネアシース19を設けずに、ガイドシース7内にスネアワイヤ2を設けた操作ワイヤ20を直接挿通してもよい。
(第2実施形態)
次に、本発明に係る第2実施形態について説明するが、前記実施形態と同一の部位には同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
図17及び図18に示すように、本実施形態の内視鏡用処置具41の筒体5には、図中に2点鎖線で示すスネアワイヤ2が筒体5の内部で拡径する位置より基端側D1に、筒体5の内面から径方向内方に突設し第1の爪部6との間でループ状に拡径するスネアワイヤ2を案内する第2の爪部42が形成される。そして、スネアワイヤ2は、第2の爪部42に形成され軸線C1に沿って延びる貫通孔である案内部42aを通って先端側D2に延びるように配置されている。本実施形態では、補助爪部16は設けられていない。
このような、本発明の実施形態の内視鏡用処置具41によれば、筒体5の軸線C1に交差する方向に拡径するスネアワイヤ2を第1の爪部6と第2の爪部42との間に案内し、スネアワイヤ2を筒体5の内部のより先端側D2で拡径させることが可能となる。
また、第2の爪部42に案内部42aが形成されているので、スネアワイヤ2が第2の爪部42と交差する時に第2の爪部42から筒体5の径方向内方に突出し、標的粘膜Mが筒体5の内部に取込まれる際に支障となることを抑えることができる。
なお、上記実施形態では案内部42aを貫通孔としたが、第2の爪部42の内周面から径方向外側に延びる切欠きであってもよい。
(第3実施形態)
次に、本発明に係る第3実施形態について説明するが、前記実施形態と同一の部位には同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
図19に示すように、本実施形態の筒体は、先端側D2から基端側D1に向かうに従って一つの軸線C2に接近するとともに軸線C2回りに湾曲した形状で内視鏡E1の挿入部E2の先端に装着される第1の筒部53と、第1の筒部53の先端側D2で着脱可能に構成される筒状の第2の筒部54と、を備えている。
第1の筒部53の基端側D1には円筒状の装着部12が第1の筒部53と同軸に形成され、第1の筒部53と装着部12との間には挿入部E2の先端が第1の筒部53内に入るのを防止するリング状の突起部13が形成されている。そして、第1の筒部53において、先端には外周側が先端側D2に突出した段部53aが、側面には開口53bがそれぞれ形成されている。
図19は、第1の筒部53に第2の筒部54を組付けた状態を示している。第2の筒部54の基端には内周側が基端側D1に突出し第1の筒部53の段部53aに係合する段部54aが形成されている。そして、第2の筒部54の基端側D1の内周面は、第1の筒部53に第2の筒部54を組付けた時に開口53bに連通する筒状の支持部54bと、第1の爪部6の基端側D1の面であって支持部54bの先端側D2には固定部9が形成されている。
ガイドシース7の先端は第1の筒部53の開口53bに固定されていて、管状のガイドシース7に進退可能に挿通されるスネア55の軟性のスネアシース19の先端には、硬性の支持パイプ56がその基端がスネアシース19と同軸になるように設けられている。この支持パイプ56は、後述するように支持パイプ56が進退した時に支持パイプ56の基端側D1が第1の筒部53の開口53b内に留まって第2の筒部54を支持するように構成されている。操作ワイヤ20とその先端に固定されたスネアワイヤ2は、スネアシース19と支持パイプ56の中を挿通し、支持パイプ56の先端から先端側D2に突出している。そして、支持パイプ56は筒体の軸線C1に沿って配置され、自身の中央部を第2の筒部54の支持部54b内で固定される。
次に、以上のように構成された内視鏡用処置具51が装着された内視鏡E1を用いて、標的粘膜を切除する手順について説明する。
本実施形態において、標的粘膜Mを切除する手順は、上記第1実施形態と同様になるが、図20に示すように、標的粘膜Mを第2の筒体54の内部に取込みその標的粘膜Mの基部をスネアワイヤ2で緊縛した後で、ガイドシース7に対してスネアシース19及び支持パイプ56を相対的に進退させ、第1の筒部53に対して第2の筒部54を移動させることにより、スネアワイヤ2で緊縛された標的粘膜Mの揺れを内視鏡E1で観察することができる。
スネアワイヤ2で標的粘膜Mとともに筋肉層Lを緊縛した場合には、第2の筒部54を移動させて標的粘膜Mを揺らした時に筋肉層Lの重量により標的粘膜Mの振動が早く減衰するようになる。このようにして、標的粘膜Mの揺れを観察することにより、スネアワイヤ2で標的粘膜Mだけを緊縛したのか確認することが可能となる。
(第4実施形態)
次に、本発明に係る第4実施形態について説明するが、前記第3実施形態と同一の部位には同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
図21に示すように、本変形例の筒体は、挿入部E2の先端に装着される略筒状の筒体63と、第1の筒部63の先端側D2で着脱可能に構成される筒状の第2の筒部65と、を備えている。
第1の筒部63の基端側D1には、先端側D2から基端側D1に向かうに従って第1の筒部63の軸線C3に接近するとともに軸線C3回りに湾曲した形状の傾斜部64が形成されている。
そして、第1の筒部63の先端には外周側が先端側D2に突出した段部63aが形成されている。
第2の筒部65において、基端側D1には内周側が基端側D1に突出し第1の筒部63の段部63aに係合する段部65aが、側面には開口65bが形成されている。
第2の筒部65の外周面には、直方体状の補助部材66が取付けられている。補助部材66には、その内部から第2の筒部65の開口65bに連通する開口66aと、基端側D1に端部まで延びる補助孔66bと、が形成され、開口66aと補助孔66bとは連通している。補助孔66bの先端側D2には軸線C3に沿う方向に直交する方向に延びる棒状の固定部材67が備えられている。
ガイドシース7の先端部は第1の筒部63の外周面に固定されていて、支持パイプ56の先端部は、補助孔66b内に挿通されその先端側D2で固定されている。スネアワイヤ2の一部2aは、固定部材67の外周面を囲うように取付けられている。
このような、本発明の実施形態の内視鏡用処置具61によれば、図22に示すように、標的粘膜Mを第2の筒体65の内部に取込みその標的粘膜Mの基部をスネアワイヤ2で緊縛した後で、ガイドシース7に対してスネアシース19及び支持パイプ56を相対的に進退させ、第1の筒部63に対して第2の筒部65を移動させることにより、スネアワイヤ2で緊縛された標的粘膜Mの揺れを内視鏡E1で観察することができる。
これにより、上記第3実施形態と同様の効果を奏することができる。
以上、本発明の第1実施形態から第4実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の構成の変更等も含まれる。
例えば、上記第1実施形態及び第2実施形態では、ガイドシース7内にスネア8を挿通した。しかし、スネア8のスネアシース19を設けずに、ガイドシース7内にスネアワイヤ2を設けた操作ワイヤを直接挿通してもよい。
また、上記実施形態では、取付け部材18により操作ワイヤ20の先端にスネアワイヤ2を固定したが、操作ワイヤ20とスネアワイヤ2とを一体にして構成してもよい。
また、上記実施形態では、スネアワイヤ2の一部2aが固定部材15を中心として回転可能となるように構成したが、スネアワイヤ2の一部2aは固定部材15に接着剤等で固定されていてもよい。上記第3実施形態、第4実施形態でも同様の構成とすることができる。
また、上記第2実施形態で第2の爪部42を設けたが、上記第3実施形態及び第4実施形態の第2の筒部の第1の爪部6の基端側D1に、第1の爪部6との間でループ状に拡径するスネアワイヤ2を案内する第2の爪部を設けてもよい。
また、上記実施形態では、スネアワイヤ2の一部2aから基端側D1に延びるスネアワイヤ2の一方だけが筒体内でループ状に拡径するスネアを用いた。しかし、スネアワイヤ2の一部2aから基端側D1に延びるスネアワイヤ2の両方が筒体内でループ状に拡径するスネアを用いてもよい。
本発明の第1実施形態の内視鏡用処置具を示す概要図である。 本発明の第1実施形態の内視鏡用処置具を内視鏡に装着した状態を示す概要図である。 本発明の第1実施形態の内視鏡用処置具のスネアの要部断面図である。 図1におけるA方向矢視図である。 本発明の第1実施形態の内視鏡用処置具を装着した内視鏡が体内に挿入される前の状態を示した要部断面図である。 本発明の第1実施形態の内視鏡用処置具を装着した内視鏡が体内の標的粘膜に達した状態を示す説明図である。 本発明の第1実施形態の内視鏡用処置具を装着した内視鏡から突出させた局注針により標的粘膜を膨隆させた状態を示す説明図である。 本発明の第1実施形態の内視鏡用処置具のスネアワイヤがループ状に拡径した時のスネアの構成を示す要部断面図である。 本発明の第1実施形態の内視鏡用処置具のスネアワイヤがループ状になった時の状態を観察手段で観察した画像である。 本発明の第1実施形態の内視鏡用処置具のスネアワイヤが筒体の内周面の全周にわたりループ状になった時の状態を観察手段で観察した画像である。 本発明の第1実施形態の内視鏡用処置具の第1の爪部の全周にわたりループ状のスネアワイヤが係止された状態を示す説明図である。 本発明の第1実施形態の筒体内に標的粘膜が吸引された状態を示す説明図である。 本発明の第1実施形態の内視鏡用処置具が装着された内視鏡で標的粘膜の根元を緊縛した状態を示す説明図である。 本発明の第1実施形態の第1変形例の内視鏡用処置具を装着した内視鏡が体内に挿入される前の状態を示した要部断面図である。 本発明の第1実施形態の第2変形例の内視鏡用処置具を装着した内視鏡が体内に挿入される前の状態を示した要部断面図である。 本発明の第1実施形態の第3変形例の内視鏡用処置具を装着した内視鏡が体内に挿入される前の状態を示した要部断面図である。 本発明の第2実施形態の内視鏡用処置具を装着した内視鏡が体内に挿入される前の状態を示した要部断面図である。 図17中の、切断線X−Xの断面図である。 本発明の第3実施形態の内視鏡用処置具を装着した内視鏡が体内に挿入される前の状態を示した要部断面図である。 本発明の第3実施形態の内視鏡用処置具を装着した内視鏡が標的粘膜を揺らす時の要部断面図である。 本発明の第4実施形態の内視鏡用処置具を装着した内視鏡が体内に挿入される前の状態を示した要部断面図である。 本発明の第4実施形態の内視鏡用処置具を装着した内視鏡が標的粘膜を揺らす時の要部断面図である。
符号の説明
1、51、61 内視鏡用処置具
2、35 スネアワイヤ
5 筒体
6、53 第1の爪部
7 ガイドシース(チューブ)
9、30 固定部
16 補助爪部
20 操作ワイヤ
42 第2の爪部
53、63 第1の筒部
54、65 第2の筒部
D1 基端側
D2 先端側
E1 内視鏡
E2 挿入部

Claims (6)

  1. 内視鏡の挿入部の先端に装着される筒体と、
    前記筒体の先端周縁から径方向内方に突設された第1の爪部と、
    前記筒体に連通された状態で接続されているチューブと、
    前記チューブ内に前記挿入部に沿うように進退可能に挿通された操作ワイヤと、
    前記操作ワイヤの先端に設けられたループ状に拡径するスネアワイヤと、
    前記筒体の内部であって前記第1の爪部の基端側に前記スネアワイヤの一部の位置を前記筒体に対して固定する固定部と、
    が備えられていることを特徴とする内視鏡用処置具。
  2. 請求項1に記載の内視鏡用処置具において、
    前記固定部は前記第1の爪部の基端側の面に配設されていることを特徴とする内視鏡用処置具。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の内視鏡用処置具において、
    前記筒体は、前記内視鏡の前記挿入部の先端に装着される第1の筒部と、該第1の筒部の先端側で着脱可能に構成され、前記第1の爪部及び前記固定部を有し内部で前記スネアワイヤが突出しループ状に拡径する第2の筒部と、を備え、
    前記第1の筒部には前記チューブが進退可能に挿通される管状のガイドシースが固定されるとともに、前記チューブの先端側は前記第2の筒部に固定されることを特徴とする内視鏡用処置具。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の内視鏡用処置具において、
    前記筒体には、前記スネアワイヤが前記筒体の内部で拡径する位置より基端側に、前記筒体の内面から径方向内方に突設し前記第1の爪部との間でループ状に拡径する前記スネアワイヤを案内する第2の爪部が形成されることを特徴とする内視鏡用処置具。
  5. 請求項4に記載の内視鏡用処置具において、
    前記スネアワイヤは、前記第2の爪部に形成された案内部を通って先端側に延びるように配置されていることを特徴とする内視鏡用処置具。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載の内視鏡用処置具において、
    前記固定部の先端側に配設された前記第1の爪部の先端部には、前記筒体の基端側にさらに突出した補助爪部を備えられていることを特徴とする内視鏡用処置具。
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