JP2010041740A - 自動車用の電気接続箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】自動車のエンジンルームに搭載される電気接続箱の周壁に横方向から吹き付ける水の電気接続箱内への浸入を防止する。
【解決手段】電気接続箱10は、アッパーカバー12と、ケース本体11と、ロアカバー13とからなり、アッパーカバー12とケース本体11、あるいは/およびロアカバー13とケース本体11との嵌合部分に対向して外面側にカバー部材30が取り付けられることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、自動車用の電気接続箱に関し、特に、高圧洗車時等において電気接続箱が横方向から被水した場合における該電気接続箱内への水の浸入防止を図るものである。
従来、自動車のエンジンルームに搭載される電接続箱は、図12に示す電接続箱1のように、回路体(図示せず)を収容したケース本体2の上面側にアッパーカバー3を、下面側にロアカバー4を被せてロック結合することにより、雨水や走行中にはね上げた水の電気接続箱1内への浸入を防止し、回路ショート等の不具合発生の防止を図っている。
また、図13に示すジャンクションブロックからなる電気接続箱5のように、該電気接続箱5の上面5aに被せる防水カバー6を回動自在に取り付け、ワイヤハーネス7の端末に接続したコネクタ8をコネクタ収容部9に嵌合接続した後、前記防水カバー6を回動して電気接続箱5の上面5aに被せるようにした例もある(特開2003−47126号(特許文献1)参照)。
しかしながら、これらの防水構造はいずれも、電気接続箱の上方から被水する雨水や、下方から被水するはね上げ水に対して講じられたものであるため、例えば、高圧洗車時の洗浄水のように横方向からの被水に対しては止水性が十分でない点に課題がある。
特に、エンジンルーム内のレイアウトの問題から、電気接続箱とその周囲の部品との間に空間があると、この空間がある側の周壁は高圧洗浄水が吹き付けられやすくなり、この周壁に、例えば、図11に示す電気接続箱1のように、アッパーカバー3とケース本体2との嵌合部や、ロアカバー4とケース本体2との嵌合部のように隙間が僅かでもあると、この隙間から洗浄水が内部に浸入して不具合を発生しやすくなる。
特開2003−47126号公報
本発明は前記問題に鑑みてなされたもので、特に、高圧洗車時における洗浄水のように、電気接続箱の周壁に横方向から水が吹き付けられる場合でも電気接続箱内への水の浸入を防止できる防水構造を備えた自動車用の電気接続箱の提供を課題としている。
前記課題を解決するために、本発明は、自動車のエンジンルームに搭載される電気接続箱であって、
前記電気接続箱は、アッパーカバーと、ケース本体と、ロアカバーとからなり、
前記アッパーカバーとケース本体、あるいは/およびロアカバーとケース本体との嵌合部分に対向して外面側にカバー部材が取り付けられることを特徴とする自動車用の電気接続箱を提供している。
前記カバー部材は、前記電気接続箱の被水面に対向して配置される。
前記構成の電気接続箱は、高圧洗車時の洗浄水のように電気接続箱に対して横方向から水が吹き付けられる場合でも、前記カバー部材の取り付けによって電気接続箱の外面が直接被水することを防止できるため、電気接続箱を構成する前記ケース本体とアッパーカバーとの嵌合部分やケース本体とロアカバーとの嵌合部分の僅かな隙間から内部に水が浸入することを確実に防止できる。
前記カバー部材は、垂直板部と水平板部とからなり、前記垂直板部は、前記被水面に対向して配置される。
前記被水面が一面である場合は、前記カバー部材の垂直板部は平板形状とし、被水面が屈曲した2面の場合は垂直板部は断面L形状の屈曲板とすることが好ましい。
電気接続箱の前記被水面側は周辺部品との間にある程度の空間があることから被水面となる。このように、前記カバー部材を電気接続箱の周壁のうち水が横方向から吹き付けられる被水面にのみ取り付ける構成とすることにより、前記空間をカバー部材の取付スペースとして利用することができ、限られた車両空間を有効利用できる。
また、被水面が屈曲した2面である場合に、別体からなる2枚の垂直板部を各面に取り付けるのではなく、該2面を覆う屈曲板からなる垂直板部を取り付けることにより、被水面を隙間なく覆うことができ、電気接続箱の外面が直接被水することを確実に防止できる。
同様の理由から、被水面が屈曲した3面である場合は、垂直板部を該3面を覆う断面コ字形状の屈曲板とすることが好ましい。
前記水平板部は、前記垂直板部の一端側より前記電気接続箱側へ向けて延在した第一水平板部からなり、該第一水平板部に前記アッパーカバーの外周壁より突出する取付用突起に挿入される取付穴を設けている。
前記取付用突起の形状は円柱、円錐、角柱、角錐等の特に限定されず、該取付用突起を挿入する取付穴の形状は対応する形状としている。
あるいは、前記水平板部は、互いに対向配置される第一水平板部と第二水平板部とからなり、
前記第一水平板部は、前記垂直板部の一端側より前記電気接続箱側へ向けて延在すると共に、前記アッパーカバーの外周壁より突出する取付用突起に挿入される取付穴を有し、
前記第二水平板部は、前記垂直板部の他端側より前記電気接続箱側へ向けて延在し、先端を電気接続箱の前記被水面に近接させている。
前記第二水平板部は、垂直板部に水が吹き付けられたときにクッション材として機能し、水の圧力を緩和することができる。
前記第一水平板部は、垂直板部の一端を全幅にわたって電気接続箱側へ延在して形成してもよい。また、垂直板部1面につき、その一端の両端部を電気接続箱側へ延在して左右一対設けてもよい。さらに、垂直板部1面につき、その一端の中央部のみを電気接続箱側へ延在し、前記取付穴を垂直板部1面につき1つとしてもよい。
前記第二水平板部は、前記ロアカバーとケース本体との嵌合部分よりも下方に位置することが好ましい。
これにより、第二水平板部は水圧を緩和するのみでなく、下方から跳ね上がった水がロアカバーとケース本体との嵌合部分に直接かかって浸入することも防止できる。
前記被水は、高圧で、かつ、前記垂直板部の少なくとも一部に対して略垂直方向から吹き付けられる。
上述したように、本発明に係る自動車用の電気接続箱は、前記カバー部材を取り付けることにより、高圧洗車時等において、ケース本体とアッパーカバーの嵌合部分、あるいはケース本体とロアカバーとの嵌合部分が直接的に被水することを防止できるため、これら嵌合部分の僅かな隙間から水が内部に侵入することを確実に防止することができる。
さらに、前記カバー部材を、電気接続箱の被水面に対して取り付ける構成とすることにより、レイアウト上もともと存在する電気接続箱と周辺部品との間の空間をカバー部材の取付スペースとして利用することができるため、車両内の空間を有効利用することができる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図3に、本発明の第一実施形態に係る自動車用の電気接続箱10を示す。
電気接続箱10は、図1に示すように、自動車50のエンジンルーム51内に搭載されている。該電気接続箱10の周辺は、ヘッドライト52のほか、部品53、54、55によって囲まれており、ヘッドライト52および部品53、54と電気接続箱10との間の隙間は殆どない、電気接続箱10と部品55との間にはレイアウト上ある程度の空間Sが存在している。高圧洗車時における電気接続箱10に対する洗浄水の吹き付け方向は、前記部品55側からのX1方向としている。
前記電気接続箱10は、図2(A)および図3に示すように、ケース本体11と、該ケース本体11の上部に被せるアッパーカバー12と、ケース本体11の下部に被せるロアカバー13とを備えている。
図3に示すように、アッパーカバー12の外周壁14は、内側壁15と最外周壁16との二重壁構造とし、この内側壁15と最外周壁16との間にケース本体11の外周壁17の上部を嵌合して、該ケース本体11の外周壁17の外面にアッパーカバー12の最外周壁16を外嵌させる。その後、図2(A)に示すように、アッパーカバー12の最外周壁16の下端より突設したロック爪21aを、ケース本体11の外周壁17の外面より突設したロック枠部21bに挿入係止して、ケース本体11とアッパーカバー12とをロック結合している。
ロアカバー13の外周壁18も、図3に示すように、内側壁19と最外周壁20との二重壁構造とし、この内側壁19と最外周壁20との間にケース本体11の外周壁17の下部を嵌合して、該ケース本体11の外周壁17の外面にロアカバー13の最外周壁20を外嵌させる。その後、図2(A)に示すように、ロアカバー13の外周壁20の上端より突設したロック爪22aを、ケース本体11の最外周壁17の外面より突設したロック枠部22bに挿入係止して、ケース本体11とロアカバー13とをロック結合している。
前記電気接続箱10は、図1および図2(A)に示すように、前記アッパーカバー12の最外周壁16とケース本体11の外周壁17とロアカバー13の最外周壁20とからなる4面の最外周壁A〜Dを有している。前記部品55と対向する最外周壁Aは、上下に連続するアッパーカバー12の最外周壁16aとケース本体11の外周壁17aとロアカバー13の最外周壁20aで構成され、その外面は高圧洗車時における洗浄水の被水面となっている。
前記最外周壁Aを構成するアッパーカバー12の最外周壁16aの上端には、後述するカバー部材30を取り付ける左右一対の取付用突起25を所要間隔をあけて上方に突設している。該突起25は、上部を外方に屈曲させて爪部25aを形成したフック形状としている。
前記取付用突起25に取り付けられるカバー部材30は、剛性を有する樹脂板からなり、前記最外周壁Aの略全面を覆う四角形状の平板からなる垂直板部31と、該垂直板部31の上端を電気接続箱10側へ向けて垂直に屈曲させて突設した左右一対の第一水平板部32とを一体成形してなる。前記左右一対の第一水平板部32には、前記取付用突起25を挿入する取付穴33を1つずつ設けている。
前記カバー部材30の取り付けに際しては、図2(A)に示すように、カバー部材30を電気接続箱10の上方から挿入し、垂直板部31を電気接続箱10と部品55との間の空間Sに配置すると共に、第一水平板部32の前記取付穴33にアッパーカバー12の前記取付用突起20を挿入係止して電気接続箱10に固定する。これにより、図2(B)および図3に示すように、カバー部材30の垂直板部31は、互いにロック結合されたアッパーカバー12とケース本体11とロアカバー13の最外周壁Aのロック部21、22よりも外面側を覆うように配置される。
前記構成の電気接続箱10は、高圧洗車時に洗浄水が吹き付けられる最外周壁Aの外面側に前記垂直板部31が配置されるように前記カバー部材30を取り付けることにより、該最外周壁Aに洗浄水が直接吹き付けられることを防止できる。よって、最外周壁Aを構成するアッカーカバー12とケース本体11とロアカバー13の各嵌合部の隙間から高圧洗浄水が浸入することを確実に防止できる。
また、カバー部材30の取付作業は、該カバー部材30の取付穴33をアッパーカバー12の前記取付用突起25に上方から挿入するだけで完了するため、容易に取り付けることができる。
さらに、取付用突起20を前記フック形状とすることにより、図3に示すように、第二水平板部32を取付用突起20の爪部20aとアッパーカバー12の上面12aとの間に挟み込んで固定することができるため、高圧洗浄水の吹き付けによるカバー部材30の上方への浮き上がりを押さえることができ、洗車中にカバー部材30が電気接続箱10から外れることを防止できる。
また、カバー部材30は、エンジンルーム51内のレイアウト上、電気接続箱10と部品55との間にそもそも存在する空間Sを利用して取り付けられ、このような空間が存在しない部品52〜54と電気接続箱10との間は、洗浄水が横方向から吹き付けるスペースもないため、これら部品52〜54と対向する最外周壁B〜Dにはカバー部材30を取り付ける必要がない。従って、カバー部材30を、電気接続箱10の被水面である最外周壁Aにのみ取り付ける構成とすることにより、該カバー部材30の取付スペースを別途特別に設けることなく、車両内空間を有効利用して必要な防水性を備えることができる。
図4(A)(B)(C)に、前記第一実施形態の変形例1、2、3を示す。
図4(A)に示す変形例1では、カバー部材30の第一水平板部32は、垂直板部31の上端31aからではなく、上端31aの近傍から突設している。
また、図4(B)に示す変形例2では、垂直板部31の上端を全福にわたって屈曲させて1枚の第一水平部32を突設し、該第一水平部32の両端に左右一対の取付穴33を形成している。
該構成とすると、図中一点鎖線の矢印で示す左右長さ方向のモーメントを、左右一対の取付穴33と左右一対の取付用突起25を一対のセットで抑制することできる。
図4(C)に示す変形例3では、垂直板部31の上端の中央部のみを屈曲させて1枚の第一水平板部32を突設し、該第一水平板部32に1つの長円または楕円の取付穴33を形成し、該取付穴33に、アッパーカバー12に突設した1本の取付用突起25を挿入して取り付ける構成としてもよい。このように取付穴を1個として1本の取付用突起を挿入して支持する場合、変形例2と同様に左右方向に回転しやすくなるが、取付穴を長円または楕円とし、取付用突起25は長円形状または楕円形状の円柱としているため、左右方向の回転を抑制できる。
図5(A)(B)に、前記第一実施形態の変形例4、5を示す。
前記取付用突起25は、図5(A)に示す変形例4のように、先端側に大径部からなる押さえ部25bを形成し、該押さえ部25bとアッパーカバー12の上面12aとで第一水平板部32を上下から挟み込む構成としてもよい。
このように、取付用突起25とアッパーカバー12との間に挟み込むと、上下の動きを抑制でき、取付用突起25を一対配置したり、長さを大きくすることで、左右方向のモーメントを抑制できる。
あるいは、図5(B)に示す変形例5のように、取付用突起25の先端側に大径部からなる押さえ部25bを、基端側に大径部からなる支持部25cを形成し、これら押さえ部25bと支持部25cとの間に、第一水平板部32の取付穴33を貫通する小径の貫通部25dを形成し、第一水平板部32を前記押さえ部25bと支持部25cとで上下から挟み込む構成としてもよい。
図6(A)(B)に本発明の第二実施形態を示す。
第二実施形態では、最外周壁Aを構成するロアカバー13の最外周壁20aの左右両端に断面L形状のフック23を突設し、上方から挿入する前記カバー部材30の垂直板部31の下部を左右両側から前記フック23で押さえる構成としている。
図7(A)(B)に本発明の第三実施形態を示す。
第三実施形態では、最外周壁Aを構成するロアカバー13の最外周壁20aの外面に、該外面より略水平に突設した底板24aと該底板の先端を垂直上方に屈曲させた押さえ板24bとからなり、上面開口の溝部24cを形成した断面L形状の受け部24を突設し、上方から挿入する前記カバー部材30の垂直板部31の下端部を前記受け部24の溝部24cに挿入して押さえる構成としている。
図8に、本発明の第四実施形態を示す。
第四実施形態では、前記カバー部材30の垂直板部31の下端から電気接続箱10側へ向けて第二水平板部34を突設している。
前記第二水平板部34は、カバー部材30の電気接続箱10への取付状態において、ケース本体11とロアカバー13との嵌合部分よりも下方に位置し、その先端34aをロアカバー13の最外周壁20aに近接させている。
前記第二水平板部34を設けることにより、垂直板部31に洗浄水が吹き付けられた際に該第二水平板部34の先端34aがロアカバー13の最外周壁20aに当接してクッション材として機能し、カバー材30が受ける水圧を緩和することができる。
また、この第二水平板部34がロアカバー13とケース本体11との嵌合部分よりも下方に位置し、垂直板部31の下端部とロアカバー13の最外周壁20aとの間の隙間を塞ぐため、前記嵌合部分が、下から跳ね上がる高圧水を直接的に被水することを防止できる。
図9に前記第四実施形態の変形例1を示す。
この変形例1では、第二水平板部34は、垂直板部31の下端31bからではなく、該下端31bの近傍から水平方向に突設している。
図10(A)(B)に、本発明の第五実施形態を示す。
第五実施形態においては、電気接続箱10に対する高圧洗浄水の吹き付け方向X2が、電気接続箱10の最外周壁A、Bが連続する角部に対して略垂直方向であり、最外周壁A、Bが被水面となっている。
電気接続箱10のアッパーカバー12には、前記最外周壁Aを構成する最外周壁16aの上端より左右一対の取付用突起25を上方に突設し、前記最外周壁Bを構成する最外周壁16bの上端にも左右一対の取付用突起25を上方に突設している。
前記カバー部材30の垂直板部31は、前記最外周壁A、Bの外面側に配置される断面L形状の1枚の屈曲板からなり、該垂直板部31の上端を全幅にわたって電気接続箱10側へ向けて屈曲し、平面視L形状の第一水平板部32を突設している。該第一水平板部32には、前記4個の取付用突起25に対応する4個の取付穴33を設けている。
本実施形態においては、最外周壁A、Bが被水面であり、この連続する2面の被水面を1枚の屈曲板からなる垂直板部31で覆うことにより、前記X2方向に吹き付けられる高圧洗浄水を遮断でき、電気接続箱10の外面が洗浄水を直接的に被水することを確実に防止できる。
図11(A)(B)に、本発明の第六実施形態を示す。
第六実施形態においては、四角形状の電気接続箱10の全最外周壁のいずれの面にもカバー部材を取り付けられるようにしている。これにより、電気接続箱の車体への取付方向が変わり、いずれかの一面あるいは二面は被水される空間に対向する位置となる場合、該面にカバー部材を取り付けることができる。
図11(A)では、アッパーカバー12の4角形の4隅に取付用突起25A〜25Dを設けている。これにより、カバー部材の両端に設けた一対の取付穴を前記取付用突起25A〜25Dのいずれか隣接する2個の取付用突起に取り付けることにより、被水する任意の辺の最外周面にカバー部材を取り付けることができる。
図11(B)では、アッパーカバー12の四辺の最外周壁の略中央位置にそれぞれ1つの取付用突起25A〜25Dを設けている。これら取付用突起はカバー部材を取り付けた時に左右方向の回転モーメントがかからないように、前記取付用突起25A〜25Dはいずれも左右方向に長軸を有する長円形状の突起としている。
なお、本発明は前記実施形態に限定されず、本発明の要旨を越えない範囲の実施形態が含まれる、例えば、取付用突起25は、アッパーカバー12の最外周壁16よりも内側の上面12aより上方に突設してもよい。
また、カバー部材は電気接続箱に取り付けた状態のままとしているが、必要に応じて取り付け、不要となると取り外すことができるように着脱自在としてもよい。
本発明の第一実施形態に係る電気接続箱が搭載されるエンジンルーム内のレイアウトを示す概略平面図である。 第一実施形態に係る電気接続箱を示し、(A)はカバー部材取付前 の斜視図、(B)はカバー部材取付後の斜視図である。 図2(B)のIII−III線要部断面図である。 (A)は第一実施形態の変形例1を示す要部断面図、(B)(C)は第一実施形態の変形例2、3を示す斜視図である。 (A)(B)は第一実施形態の変形例4、5を示す要部断面図である。 第二実施形態に係る電気接続箱を示し、(A)はカバー部材取付前の斜視図、(B)はカバー部材取付後の斜視図である。 第三実施形態に係る電気接続箱を示し、(A)はカバー部材取付前の斜視図、(B)はカバー部材取付後の斜視図である。 第四実施形態に係る電気接続箱の要部を示す断面図である。 第四実施形態の変形例1を示す要部断面図である。 第五実施形態に係る電気接続箱を示し、(A)はカバー部材取付前の斜視図、(B)はカバー部材取付後の斜視図である。 (A)(B)はだ第六実施形態を衣雌アッパーカバーの平面図である。 従来例を示す概略断面図である。 他の従来例を示す図である。
符号の説明
10 電気接続箱
11 ケース本体
12 アッパーカバー
13 ロアカバー
16、16a (アッパーカバーの)最外周壁
17、17a (ケース本体の)外周壁
20、20a (ロアカバーの)最外周壁
25 取付用突起
30 カバー部材
31 垂直板部
32 第一水平板部
33 取付穴
34 第二水平板部
A〜D (電気接続箱の)最外周壁

Claims (7)

  1. 自動車のエンジンルームに搭載される電気接続箱であって、
    前記電気接続箱は、アッパーカバーと、ケース本体と、ロアカバーとからなり、
    前記アッパーカバーとケース本体、あるいは/およびロアカバーとケース本体との嵌合部分に対向して外面側にカバー部材が取り付けられることを特徴とする自動車用の電気接続箱。
  2. 前記カバー部材は、前記電気接続箱の被水面に対向して配置される請求項1に記載の自動車用の電気接続箱。
  3. 前記カバー部材は、垂直板部と水平板部とからなり、前記垂直板部は、前記被水面に対向して配置される請求項2に記載の自動車用の電気接続箱。
  4. 前記水平板部は、前記垂直板部の一端側より前記電気接続箱側へ向けて延在した第一水平板部からなり、該第一水平板部に前記アッパーカバーの外周壁より突出する取付用突起に挿入される取付穴を設けている請求項3に記載の自動車用の電気接続箱。
  5. 前記水平板部は、互いに対向配置される第一水平板部と第二水平板部とからなり、
    前記第一水平板部は、前記垂直板部の一端側より前記電気接続箱側へ向けて延在すると共に、前記アッパーカバーの外周壁より突出する取付用突起に挿入される取付穴を有し、
    前記第二水平板部は、前記垂直板部の他端側より前記電気接続箱側へ向けて延在し、先端を電気接続箱の前記被水面に近接させている請求項3に記載の自動車用の電気接続箱。
  6. 前記第二水平板部は、前記ロアカバーとケース本体との嵌合部分よりも下方に位置する請求項5に記載の自動車用の電気接続箱。
  7. 前記被水は、高圧で、かつ、前記垂直板部の少なくとも一部に対して略垂直方向から吹き付けられる請求項3乃至請求項6のいずれか1項に記載の自動車用の電気接続箱。
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