JP2010039801A - 自動販売機 - Google Patents

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Abstract

【課題】庫内放熱器を有する収納庫の冷却効率の向上を図ることができる自動販売機を提供する。
【解決手段】本発明の一形態に係る自動販売機10は、庫内放熱器31と第2の庫外放熱器52との間に配置され、第1の収納庫11の冷却時に庫内放熱器31と第2の庫外放熱器52との間の冷媒の連通を遮断する第1の弁装置V11と、圧縮機41と庫内放熱器31との間に配置され、庫内放熱器31から圧縮機41へ向かう冷媒の流れを禁止する第2の弁装置V12とを備える。これにより、庫内放熱器31内に残留している冷媒が圧縮機41の吐出側へ流出することが防止され、当該流出により温められた冷媒が庫内放熱器31へ再流入することにより発生し得る収納庫11の冷却効率の低下を回避することが可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ビン、缶またはペットボトル入り飲料等の商品を冷却または加温して販売する自動販売機に関する。
一般に、缶飲料等の自動販売機は、商品を冷却するためのヒートポンプ回路と、商品を加温するための加温機構とを備えている。加温機構は、ヒータ、ヒートポンプ回路が代表的であるが、それらを組み合わせて加温機構が構成される例もある。そして、自動販売機の内部には、断熱的に区画された複数の商品収納庫が設けられている。これら複数の商品収納庫は、冷却専用室と、冷却と加温が切り替え可能な冷却/加温室の2種類の庫(室)に分けられる場合が多い。
例えば特許文献1には、冷却用の庫内蒸発器と加温用の庫内放熱器をそれぞれ有する第1及び第2の収納部と、冷却用の庫内蒸発器を有する第3の収納部とを備えた自動販売機が記載されている。この自動販売機は、加温設定された第1の収納部の庫内放熱器において放熱した冷媒を庫外に配置された放熱器(庫外放熱器)に流入させ、当該庫外放熱器において放熱した冷媒を、冷却設定された第2及び第3の収納部の各庫内蒸発器に流入させるように構成されている。この構成により、第1の収納部の庫内放熱器及び庫外放熱器において圧縮機から吐出された冷媒を確実に放熱させ、冷却を行う第2及び第3の収納部の各庫内蒸発器における冷却能力不足の解消を図るようにしている。
特開2008−51379号公報
上記特許文献1に記載の自動販売機において、全ての収納部が冷却運転される場合、圧縮機から吐出された冷媒は、庫外放熱器を介して、各収納部の庫内蒸発器に供給される。このとき、圧縮機から吐出された高圧高温の冷媒は、上記庫外の放熱器だけでなく、冷却/加温用の各収納部の庫内放熱器にも流入する。庫内放熱器に流入した冷媒は、冷却運転している当該収納部の庫内蒸発器による冷却作用によって冷却されることで、高圧低温状態で当該庫内放熱器内に貯留する。
上記の状態において、圧縮機の運転が停止すると、圧縮機の吐出側の圧力が低下するため、庫内放熱器に貯留されていた高圧低温の冷媒が圧力差で圧縮機の吐出側に逆流する。逆流した冷媒は、庫内よりも高温の庫外に流出することで温められる。この温められた冷媒は、圧縮機の運転が再開されることで再び庫内放熱器へ再流入し、当該庫内の冷却運転によって冷却される。
したがって、上記特許文献1に記載の自動販売機においては、圧縮機の運転再開時に、庫内放熱器に再流入した冷媒を冷却するエネルギーが必要となる。このため、冷却/加温用の収納部の冷却効率が低下し、電力量の削減が図れないという問題がある。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、庫内放熱器を有する収納庫の冷却効率の向上を図ることができる自動販売機を提供することにある。
本発明の一形態に係る自動販売機は、第1の庫内冷却器と庫内放熱器とを有する第1の収納庫と、第2の庫内冷却器を有する第2の収納庫と、上記収納庫外に設置された第1及び第2の庫外放熱器と、冷媒を吐出する圧縮機と、冷媒経路選択手段と、第1及び第2の弁装置とを具備する。
上記冷媒経路選択手段は、上記圧縮機から吐出された冷媒を上記第1の庫外放熱器、上記各庫内冷却器及び上記圧縮機の順に供給する第1の冷媒循環経路と、上記圧縮機から吐出された冷媒を上記庫内放熱器、上記第2の庫外放熱器、上記第2の庫内冷却器及び上記圧縮機の順に供給する第2の冷媒循環経路とのうち何れかを選択する。上記第1の弁装置は、上記庫内放熱器と上記第2の庫外放熱器との間に配置され、上記第1の冷媒循環経路が選択されたときに上記庫内放熱器と上記第2の庫外放熱器との間の冷媒の連通を遮断する。上記第2の弁装置は、上記圧縮機と上記庫内放熱器との間に配置され、上記庫内放熱器から上記圧縮機へ向かう冷媒の流れを禁止する。
本発明の一実施の形態に係る自動販売機は、第1の庫内冷却器と庫内放熱器とを有する第1の収納庫と、第2の庫内冷却器を有する第2の収納庫と、上記収納庫外に設置された第1及び第2の庫外放熱器と、冷媒を吐出する圧縮機と、冷媒経路選択手段と、第1及び第2の弁装置とを具備する。
上記冷媒経路選択手段は、上記圧縮機から吐出された冷媒を上記第1の庫外放熱器、上記各庫内冷却器及び上記圧縮機の順に供給する第1の冷媒循環経路と、上記圧縮機から吐出された冷媒を上記庫内放熱器、上記第2の庫外放熱器、上記第2の庫内冷却器及び上記圧縮機の順に供給する第2の冷媒循環経路とのうち何れかを選択する。
第1の冷媒循環経路は、第1及び第2の収納庫を冷却する冷却回路に相当する。第2の冷媒循環経路は、第1の収納庫を加温する加温回路に相当する。すなわち、第1の庫外放熱器は冷却用の庫外放熱器として機能し、第2の庫外放熱器は加温用の庫外放熱器として機能する。第1の庫外放熱器の出口側と第2の庫外放熱器の出口側は相互に接続されている。このように冷媒循環経路ごとに庫外放熱器を分割することにより、共通の庫外放熱器で回路を構成する場合に比べて、庫外放熱器の安定した冷媒放熱作用を確保することが可能となる。
上記第1の弁装置は、上記庫内放熱器と上記第2の庫外放熱器との間に配置され、上記第1の冷媒循環経路が選択されたときに上記庫内放熱器と上記第2の庫外放熱器との間の冷媒の連通を遮断する。上記第2の弁装置は、上記圧縮機と上記庫内放熱器との間に配置され、上記庫内放熱器から上記圧縮機へ向かう冷媒の流れを禁止する。
第1の冷媒循環経路が選択されたとき、第1の弁装置によって庫内放熱器と第2の庫外放熱器との間の冷媒の連通が遮断され、第2の弁装置によって庫内放熱器から圧縮機の吐出側へ向かう冷媒の流れが規制される。これにより、庫内放熱器内に残留している冷媒が圧縮機の吐出側へ流出することが防止され、当該流出により温められた冷媒が庫内放熱器へ再流入することにより発生し得る収納庫の冷却効率の低下を回避することが可能となる。
以上のように、上記自動販売機によれば、庫内放熱器から圧縮機の吐出側へ流出する冷媒に起因して発生する庫内冷却効率の低下を防止することができる。これにより、冷却効率を向上させて自動販売機の低消費電力化を図ることができる。
上記第1の弁装置は、第1の開閉弁で構成することができる。上記第2の弁装置は、上記圧縮機から上記庫内放熱器へ向かう冷媒の流れを許容しその逆の流れを禁止する逆止弁で構成することができる。これにより、弁装置の構成の簡素化と低コスト化を図ることができる。
上記の例に限られず、第2の弁装置は、開閉弁で構成してもよい。
上記冷媒経路選択手段は、第2の開閉弁と、第3の開閉弁とを有する構成とすることができる。
上記第2の開閉弁は、上記圧縮機と上記第1の庫外放熱器との間に配置され、上記第2の冷媒循環経路が選択されたときに上記圧縮機と上記第1の庫外放熱器との間の冷媒の連通を遮断する。上記第3の開閉弁は、上記第2の庫外放熱器と上記第1の庫内冷却器との間に配置され、上記第2の冷媒循環経路が選択されたときに上記第2の庫外放熱器と上記第1の庫内冷却器との間の冷媒の連通を遮断する。
これにより、第1の冷媒循環経路と第2の冷媒循環経路との間の切り替えを適切に行うことができる。
上記自動販売機は、上記第1及び第2の庫外放熱器と上記圧縮機との間に、上記第1及び第2の庫内冷却器と並列的に接続された第3の庫内冷却器を有する第3の収納庫をさらに具備してもよい。なお、収納庫の数をさらに増加させることも可能である。
冷媒の種類は特に限定されず、例えば、二酸化炭素、炭化水素系、アンモニア系に代表される自然系冷媒のほか、フロン、代替フロンに代表されるフロン系冷媒を用いることができる。
以下、本発明の一実施の形態を図面に基づき説明する。
<第1の実施の形態>
図1は本発明の第1の実施の形態による自動販売機の冷却加温システムを示す配管構成図である。
本実施の形態の自動販売機10は、その本体の内部に、例えばビン、缶、ペットボトル入りのコールド飲料又はホット飲料をそれぞれ収納可能な3つの収納庫11、12及び13を備えている。
各収納庫11〜13は、それぞれ断熱壁で区画されており、相互に独立した商品収納庫を構成している。本実施の形態では、収納庫11(第1の収納庫)は、冷却及び加温を切り替え可能な冷却/加温室として構成されている。本実施の形態では、第1の収納庫11はヒートポンプ方式の加温機構が採用され、補助的にヒータ加温機構が併用される。一方、収納庫12(第2の収納庫)及び収納庫13(第3の収納庫)はそれぞれ冷却室として構成されている。
第1の収納庫11の内部には、冷却用熱交換器としての庫内蒸発器21(第1の庫内冷却器)と、加温用熱交換器としての庫内放熱器31とがそれぞれ設置されている。
庫内蒸発器21の入口側は、キャピラリーチューブ61、開閉弁V31(第3の開閉弁)及びキャピラリーチューブ60を介して、第1の庫外放熱器51及び第2の庫外放熱器52の各出口側に接続されている。庫内蒸発器21の出口側は、圧縮機41の吸込側に接続されている。庫内放熱器31の入口側は、逆止弁V12(第2の弁装置)を介して圧縮機41の吐出側に接続されている。庫内放熱器31の出口側は、開閉弁V11(第1の弁装置、第1の開閉弁)を介して第2の庫外放熱器52の入口側に接続されている。
第2の収納庫12の内部には、冷却用熱交換器としての庫内蒸発器22(第2の庫内冷却器)が設置されている。庫内蒸発器22の入口側は、キャピラリーチューブ62、開閉弁V32(第3の開閉弁)及びキャピラリーチューブ60を介して、第1の庫外放熱器51及び第2の庫外放熱器52の各出口側に接続されている。庫内蒸発器22の出口側は、圧縮機41の吸込側に接続されている。
第3の収納庫13の内部には、冷却用熱交換器としての庫内蒸発器23(第3の庫内冷却器)が設置されている。庫内蒸発器23の入口側は、キャピラリーチューブ63、開閉弁V33(第3の開閉弁)及びキャピラリーチューブ60を介して第1の庫外放熱器51及び第2の庫外放熱器52の各出口側に接続されている。庫内蒸発器23の出口側は、圧縮機41の吸込側に接続されている。
圧縮機41は、庫内蒸発器21〜23において蒸発された低圧低温の冷媒を吸い込んで高圧高温状態に断熱圧縮する。圧縮機41は、高圧高温の冷媒ガスを第2の庫外放熱器52または庫内放熱器31へ向けて吐出する。
本実施の形態の自動販売機10の冷却加温システムは、第1の冷媒循環経路と、第2の冷媒循環経路とを有する。第1の冷媒循環経路は、圧縮機41から吐出された冷媒を第1の庫外放熱器51、庫内冷却器21〜23及び圧縮機41の順に供給する。第2の冷媒循環経路は、圧縮機41から吐出された冷媒を庫内放熱器31、第2の庫外放熱器52、庫内蒸発器22、23及び圧縮機41の順に供給する。
本実施の形態では、冷媒に二酸化炭素(CO)が用いられ、上記冷却加温システムは超臨界サイクルを構成している。したがって、庫内放熱器31、第1の庫外放熱器51及び第2の庫外放熱器52は、それぞれガスクーラーとして機能する。
圧縮機41の吐出側と第1の庫外放熱器51の入口側との間には、開閉弁V20(第2の開閉弁)が配置されている。開閉弁V20は、第1の冷媒循環経路が選択されたときは圧縮機41と第1の庫外放熱器51との間を連通させ、第2の冷媒循環経路が選択されたときは圧縮機41と第1の庫外放熱器51との間の連通を遮断する。
また、第1及び第2の庫外放熱器51、52の出口側と庫内蒸発器21〜23の入口側との間には、開閉弁V31〜V33(第3の開閉弁)が配置されている。このうち、第1の収納庫11の庫内蒸発器21に連絡する開閉弁V31は、第2の冷媒循環経路が選択されたときに第2の庫外放熱器52と第1の庫内冷却器21との間の冷媒の連通を遮断する。
これら開閉弁V20、V31〜V33は、第1の冷媒循環経路と第2の冷媒循環経路とのうち何れかを選択する冷媒経路選択手段を構成する。すなわち、開閉弁V20、V31〜V33を開放することで、収納庫11〜13を冷却運転するための第1の冷媒循環経路が形成される。このとき、開閉弁V31〜V33を適宜開閉制御することによって、収納庫11〜13に対して個々に冷却制御することが可能となる。
一方、開閉弁V20及びV31を閉じ、他の開閉弁V32及びV33を開放することで、第1の収納庫11に対しては加温運転、他の収納庫12及び13に対しては冷却運転するための第2の冷媒循環経路が形成される。このときも、開閉弁V32、V33を適宜開閉制御することによって、収納庫12、13に対して個々に冷却制御することが可能となる。
開閉弁V11、V20、V31〜V33は、電磁切替弁で構成されており、これらの開閉操作は制御ユニット100によってそれぞれ個別に制御される。制御ユニット100は、これら開閉弁の開閉制御のみならず、圧縮機41の運転も制御する。さらに、制御ユニットは、自動販売機10の動作全体を制御する制御盤としての機能を備えていてもよい。
第1の開閉弁V11(第1の弁装置)は、庫内放熱器31と第2の庫外放熱器52との間に配置され、第1の冷媒循環経路が選択されたときに閉弁する。これにより、庫内放熱器31と第2の庫外放熱器52との間の冷媒の連通が遮断される。第1の開閉弁V11は、第2の冷媒循環経路が選択されたときは開弁し、これにより庫内放熱器31と第2の庫外放熱器52との間を連通させる。
逆止弁V12(第2の弁装置)は、圧縮機41と庫内放熱器31との間に配置され、圧縮機41から庫内放熱器31へ向かう冷媒の流れを許容しその逆の流れを禁止する。なお、逆止弁に代えて電磁切替弁等の開閉弁を用いてもよい。
キャピラリーチューブ60は、冷媒の一次膨張機構としての機能を有し、第1及び第2の庫外放熱器51、52と開閉弁V31〜V33との間に配置されている。キャピラリーチューブ61〜63は、冷媒の二次膨張機構としての機能を有し、開閉弁V31〜V33と庫内蒸発器21〜23の間にそれぞれ配置されている。なお、これら膨張機構は、キャピラリーチューブに代えて、電子膨張弁などの他の膨張機構を採用してもよい。この場合は、二次側キャピラリーチューブを省略することが可能である。また、一次側のキャピラリーチューブ60は、必要に応じて省略することも可能である。
本実施の形態の自動販売機10は、各収納庫11〜13の内部に、空気循環用の庫内ファン81、82、83をそれぞれ備えている。特に、冷却/加温室として構成されている第1の収納庫11においては、庫内放熱器31が庫内蒸発器21の風下側に配置されている。第1の庫外放熱器51及び第2の庫外放熱器52に対しては、庫外ファン101がそれぞれ設置されている。
また、本実施の形態の自動販売機10は、第1の収納庫11の内部に、ヒータ91を備えている。ヒータ91の駆動は、制御ユニット100によって制御される。
図示せずとも、各収納庫11〜13の内部には温度センサが設置されている。これら温度センサの出力は制御ユニット100に供給される。制御ユニット100は、温度センサの出力に基づいて、開閉弁V31〜V33の開閉制御、圧縮機41の運転制御等を行う。
さらに、本実施の形態の自動販売機10は、熱交換ユニット102を備えている。熱交換ユニット102は、庫内蒸発器21〜23の出口側と圧縮機41の吸込側との間を接続する管路C1と、庫外放熱器51、52の出口側とキャピラリーチューブ60の入口側との間を接続する管路C2との間で所定の熱交換を行う。
本実施の形態の自動販売機10は以上のように構成される。次に、この動作の一例について説明する。
最初に、全収納庫11〜13が冷却室として使用される場合について説明する。
全収納庫11〜13が冷却室として運転される場合、制御ユニット100は、第1の開閉弁V11を閉じ、第2の開閉弁V20及び第3の開閉弁V31〜V33を開放することで、第1の冷媒循環経路を形成する。
圧縮機41から吐出された冷媒は、第1の庫外放熱器51で放熱される。第1の庫外放熱器51で放熱された冷媒は、キャピラリーチューブ60、開閉弁V31〜V33及びキャピラリーチューブ61〜63を介して各収納庫11〜13の庫内蒸発器21〜23へ各々供給される。庫内蒸発器21〜23に導入された冷媒の吸熱作用により、庫内は冷却される。庫内を吸熱した冷媒は、管路C1を介して圧縮機41に吸い込まれる。
以上のように、第1の冷媒循環経路における冷媒の循環作用によって、各収納庫11〜13の庫内温度があらかじめ設定された冷却温度(以下「設定冷却温度」という。)に冷却される。設定冷却温度は、例えば3℃〜5℃である。
庫内の温度は図示しない温度センサによってモニタリングされる。制御ユニット100は、設定冷却温度に達した収納庫から対応する開閉弁V31〜V33を順次閉塞し、当該収納庫の冷却運転を停止する。そして、制御ユニット100は、全ての収納庫11〜13が設定冷却温度に達すると、開閉弁V31〜V33を閉塞し、圧縮機41の駆動を停止させる。その後、制御ユニット100は、何れかの収納庫11〜13が設定冷却温度を超えて庫内温度が上昇した場合、圧縮機41の駆動を再開するとともに、対応する開閉弁V31〜V33を開放して、当該収納庫の冷却運転を再開する。
次に、第1の収納庫11が加温室として使用され、第2及び第3の収納庫12、13が冷却室として使用される場合について説明する。
第1の収納庫11が加温室として使用される場合、制御ユニット100は、第1の開閉弁V11を開き、第2の開閉弁V20及び第3の開閉弁V31を閉じることで、第2の冷媒循環経路を形成する。
圧縮機41から吐出された冷媒は、逆止弁V12を介して庫内放熱器31へ供給されて放熱する。この放熱熱により、第1の収納庫11が加温される。庫内放熱器31で放熱された冷媒は、開閉弁V11を介して第2の庫外放熱器52へ供給されて再放熱する。第2の庫外放熱器52で放熱した冷媒は、キャピラリーチューブ60、開閉弁V32、V33及びキャピラリーチューブ62、63を介して第2、第3の収納庫12、13の庫内蒸発器22、23へ各々供給される。庫内蒸発器22、23に導入された冷媒の吸熱作用により、庫内は冷却される。庫内を吸熱した冷媒は、管路C1を介して圧縮機41に吸い込まれる。
以上のように、第2の冷媒循環経路における冷媒の循環作用によって、第1の収納庫11の庫内温度があらかじめ設定された加温温度(以下「設定加温温度」という。)に加温され、第2、第3の収納庫12、13の庫内温度が設定冷却温度に冷却される。設定加温温度は、例えば50℃〜60℃である。なお必要に応じて、制御ユニット100は、ヒータ91を補助的に作動させて収納庫11の加温制御を行う。
本実施の形態においては、庫外放熱器31における冷媒の放熱効果を利用して収納庫11を加温するようにしている。これにより、冷媒の熱エネルギーを効果的に利用した省エネルギー効果の高い加温システムを構築することができる。
収納庫11の庫内温度は図示しない温度センサによってモニタリングされる。制御ユニット100は、収納庫11が設定加温温度に達すると、第1の開閉弁V11を閉塞し、第2の開閉弁V20を開放する。これにより、第2の冷媒循環経路から第1の冷媒循環経路へ切り替えられ、第1の収納庫11に対する加温制御が停止される。その後、制御ユニット100は、収納庫11が設定加温温度よりも庫内温度が低下した場合、第1の冷媒循環経路から第2の冷媒循環経路へ切り替えて、収納庫11の加温運転を再開する。
上述のように、本実施の形態の自動販売機10においては、第1の収納庫11を冷却制御するべく第1の冷媒循環経路に切り替えたときに第1の開閉弁V11を閉塞するように構成されている。これにより、庫内放熱器31の出口側と第2の庫外放熱器52の入口側との間の冷媒の連通が遮断される。また、逆止弁V12によって、庫内放熱器31の入口側側から圧縮機41の吐出側へ向かう冷媒の流れが禁止される。
したがって、本実施の形態によれば、庫内放熱器31内に残留する冷媒が圧縮機41の吐出側へ流出することが防止され、当該流出により温められた冷媒が庫内放熱器へ再流入することにより発生し得る収納庫の冷却効率の低下を回避することが可能となる。これにより、収納庫11の庫内冷却効率を向上させて自動販売機の低消費電力化を図ることができる。また、コスト的に有利な逆止弁(V12)を採用することで、当該自動販売機の冷却加温システムの低コスト化を図ることが可能となる。
また、本実施の形態によれば、第1の冷媒循環経路を構成する第1の庫外放熱器51と、第2の冷媒循環経路を構成する第2の庫外放熱器52とをそれぞれ別個の放熱器で構成し、これらの出口側を相互に接続している。このように冷媒循環経路ごとに庫外放熱器を分割することにより、共通の庫外放熱器で回路を構成する場合に比べて、庫外放熱器の安定した冷媒放熱作用を確保することが可能となる。
<第2の実施の形態>
図2は、本発明の第2の実施の形態による自動販売機の冷却加温システムを示す配管構成図である。なお、図において上述の第1の実施の形態と対応する部分については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
本実施の形態の自動販売機20は、第1の庫外放熱器51の出口側が第2の庫外放熱器52の入口側に接続されている点で、上述の第1の実施の形態と異なっている。したがって、第1の冷媒循環経路によって第1〜第3の収納庫11〜13を冷却運転する場合、圧縮機41から吐出された冷媒は、第1の庫外放熱器51で放熱された後、さらに第2の庫外放熱器52で放熱される。第2の庫外放熱器52で放熱された冷媒は、開閉弁V31〜V33を介して庫内蒸発器21〜23へ供給されることで、収納庫11〜13の冷却作用が行われる。
このとき、庫内放熱器31の出口側と第2の庫外放熱器52の入口側との間に配置された第1の弁装置としての開閉弁V11の遮断機能と、庫内放熱器31の入口側と圧縮機41の吐出側との間に配置された第2の弁装置としての逆止弁V12の逆止機能とによって、庫内放熱器31側から圧縮機41の吐出側への冷媒の流出が規制される。これにより、当該流出により温められた冷媒が庫内放熱器へ再流入することにより発生し得る収納庫11の冷却効率の低下を回避することが可能となる。
したがって、本実施の形態の自動販売機20においても上述の第1の実施の形態と同様に、収納庫11の庫内冷却効率を向上させて自動販売機の低消費電力化を図ることができる。特に本実施の形態においては、第1の冷媒循環経路において第1の庫外放熱器51と第2の庫外放熱器52の両方をガスクーラーとして使用している。これにより、第1の実施の形態と比較して、第1の庫外放熱器51を容量的に小さくすることができ、冷却加温システムの低コスト化を図ることができる。
<第3の実施の形態>
図3は、本発明の第3の実施の形態による自動販売機の冷却加温システムを示す配管構成図である。なお、図において上述の第1の実施の形態と対応する部分については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
本実施の形態の自動販売機30においては、第2の収納庫12は、第1の収納庫11と同様に冷却加温室として構成されている。すなわち、第2の収納庫12の内部には、冷却用熱交換器としての庫内蒸発器22のほか、加温用熱交換器としての庫内放熱器32とがそれぞれ設置されている。
収納庫11の庫内放熱器31(第1の庫内放熱器)と収納庫12の庫内放熱器32(第2の庫内放熱器)は、圧縮機41の吐出側と第2の庫外放熱器52の入口側との間に並列的に接続されている。すなわち、第1、第2の庫内放熱器31、32の入口側は、逆止弁V12を介して圧縮機41の吐出側にそれぞれ接続されている。そして、第1の庫内放熱器31の出口側は、開閉弁V111(第1の開閉弁)を介して第2の庫外放熱器52の入口側に接続され、第2の庫内放熱器32の出口側は、開閉弁V112(第1の開閉弁)を介して第2の庫外放熱器52の入口側に接続される。また必要に応じて、第2の収納庫12には、補助加熱機構としてヒータ92が配置される。
開閉弁V111、V112は、収納庫11〜13を冷却運転するための第1の冷媒循環経路が選択されたときに閉弁し、庫内放熱器31、32と第2の庫外放熱器52との間の冷媒の連通が遮断される。また、第1の開閉弁V111、V112は、収納庫11、12を加温運転するための第2の冷媒循環経路が選択されたときは開弁し、庫内放熱器31、32と第2の庫外放熱器52との間を連通させる。
また、本実施の形態の自動販売機30は、上述の第2の実施の形態の自動販売機20と同様に、第1の庫外放熱器51の出口側が第2の庫外放熱器52の入口側に接続されている。したがって、第1の冷媒循環経路によって第1〜第3の収納庫11〜13を冷却運転する場合、圧縮機41から吐出された冷媒は、第1の庫外放熱器51で放熱された後、さらに第2の庫外放熱器52で放熱される。第2の庫外放熱器52で放熱された冷媒は、開閉弁V31〜V33を介して庫内蒸発器21〜23へ供給されることで、収納庫11〜13の冷却作用が行われる。
このとき、庫内放熱器31、32の出口側と第2の庫外放熱器52の入口側との間に配置された第1の弁装置としての開閉弁V111、V112の遮断機能と、庫内放熱器31、32の入口側と圧縮機41の吐出側との間に配置された第2の弁装置としての逆止弁V12の逆止機能とによって、庫内放熱器31、32側から圧縮機41の吐出側への冷媒の流出が規制される。これにより、当該流出により温められた冷媒が庫内放熱器へ再流入することにより発生し得る収納庫11、12の冷却効率の低下を回避することが可能となる。
第1、第2の収納庫11、12が加温室として使用され、第3の収納庫13が冷却室として使用される場合について説明する。
第1、第2の収納庫11、12が加温室として使用される場合、制御ユニット100は、第1の開閉弁V111、V112を開き、第2の開閉弁V20及び第3の開閉弁V31、V32を閉じることで、第2の冷媒循環経路を形成する。圧縮機41から吐出された冷媒は、逆止弁V12を介して庫内放熱器31、32へ供給されて放熱する。この放熱熱により、第1、第2の収納庫11、12が加温される。庫内放熱器31で放熱された冷媒は、開閉弁V111、V112を介して第2の庫外放熱器52へ供給されて再放熱する。第2の庫外放熱器52で放熱した冷媒は、キャピラリーチューブ60、開閉弁V33及びキャピラリーチューブ63を介して第3の収納庫13の庫内蒸発器23へ供給される。庫内蒸発器23に導入された冷媒の吸熱作用により、第3の収納庫13は冷却される。庫内を吸熱した冷媒は、管路C1を介して圧縮機41に吸い込まれる。
以上のように、第2の冷媒循環経路における冷媒の循環作用によって、第1、第2の収納庫11、12の庫内温度が設定加温温度に加温され、第3の収納庫13の庫内温度が設定冷却温度に冷却される。なお必要に応じて、制御ユニット100は、ヒータ91、92を補助的に作動させて収納庫11、12の加温制御を行う。
収納庫11、12の庫内温度は図示しない温度センサによってモニタリングされる。制御ユニット100は、収納庫11、12が設定加温温度に達すると、第1の開閉弁V111、V112を閉塞し、第2の開閉弁V20を開放する。これにより、第2の冷媒循環経路から第1の冷媒循環経路へ切り替えられ、第1の収納庫11に対する加温制御が停止される。その後、制御ユニット100は、収納庫11、12が設定加温温度よりも庫内温度が低下した場合、第1の冷媒循環経路から第2の冷媒循環経路へ切り替えて、収納庫11、12の加温運転を再開する。
図4は、本実施の形態の比較例として示す自動販売機の冷却加温システムの配管構成図である。
この例では、3つの収納庫のうち1つは冷却/加温室111、残り2つは冷却室112、113とされている。各収納庫111〜113には、庫内蒸発器121、122、123がそれぞれ配置されており、冷却/加温室としての収納庫111には庫内放熱器131が配置されている。圧縮機141の吐出側と庫外放熱器150の入口側との間には、開閉弁V4が配置されている。庫内放熱器131の入口側は、開閉弁V5を介して、圧縮機141の吐出側と開閉弁V5の入口側との間に接続されており、庫内放熱器131の出口側は、開閉弁V4の出口側と庫外放熱器150の入口側との間に接続されている。庫外放熱器150の出口側と庫内蒸発器121〜123の間には、冷媒の供給制御を行うための開閉弁V1〜V3がそれぞれ配置されている。
各収納庫111を冷却運転する場合、開閉弁V4は開放され、開閉弁V5は閉塞される。この状態において、圧縮機141から吐出された冷媒は、開閉弁V4、庫外放熱器150、開閉弁V1〜V3及び庫内蒸発器121〜123の順に供給される。また、収納庫11を加温運転するとともに収納庫12、13を冷却運転する場合は、開閉弁V4は閉塞され、開閉弁V5は開放される。この状態において、圧縮機141から吐出された冷媒は、開閉弁V5、庫内放熱器131、庫外放熱器150、開閉弁V1〜V3及び庫内蒸発器121〜123の順に供給される。
上述した構成の比較例に係る自動販売機の冷却加温システムにおいては、全ての収納部が冷却運転される場合、圧縮機から吐出された冷媒は、庫外放熱器を介して、各収納部の庫内蒸発器に供給される。このとき、圧縮機から吐出された高圧高温の冷媒は、上記庫外の放熱器だけでなく、冷却/加温用の各収納部の庫内放熱器にも流入する。庫内放熱器に流入した冷媒は、冷却運転している当該収納部の庫内蒸発器による冷却作用によって冷却されることで、高圧低温状態で当該庫内放熱器内に貯留する。上記の状態において、圧縮機の運転が停止すると、圧縮機の吐出側の圧力が低下するため、庫内放熱器に貯留されていた高圧低温の冷媒が圧力差で圧縮機の吐出側に逆流する。逆流した冷媒は、庫内温度よりも高い庫外温度に曝されることで温められる。この温められた冷媒は、圧縮機の運転が再開されることで再び庫内放熱器へ再流入し、当該庫内の冷却運転によって冷却される。したがって、図4に示した比較例に係る自動販売機においては、圧縮機の運転再開時に、庫内放熱器に再流入した冷媒を冷却するエネルギーが必要となる。このため、冷却/加温用の収納部の冷却効率が低下し、電力量の削減が図れないという問題がある。
これに対して、図1に示した本実施の形態の自動販売機によれば、上述したように、第1の冷媒循環経路が選択されたとき、開閉弁V11によって庫内放熱器31と第2の庫外放熱器52との間の冷媒の連通が遮断され、逆止弁V12によって庫内放熱器31から圧縮機41の吐出側へ向かう冷媒の流れが規制される。これにより、庫内放熱器31内に残留している冷媒が圧縮機41の吐出側へ流出することが防止され、当該流出により温められた冷媒が庫内放熱器31へ再流入することにより発生し得る収納庫11の冷却効率の低下を回避することが可能となる。
以上のように、本実施の形態の自動販売機10によれば、庫内放熱器31へ流入する冷媒に起因する収納庫11の冷却効率の低下を抑制することができる。これにより、自動販売機10の低消費電力化を図ることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更が可能である。
例えば以上の実施の形態では、第1の収納庫11にヒータ91を設置したが、勿論この構成は任意であり、必要に応じてヒータ91を省略してもよい。
また、以上の実施の形態では、第2の弁装置として逆止弁V12を設置したが、これに代えて電磁切替弁等の開閉弁を用いることも可能である。これにより、第1の冷媒循環経路の選択時に当該第2の弁装置を閉塞することで、圧縮機からの吐出冷媒が庫内放熱器31へ流入することを阻止することが可能となる。
本発明の第1の実施の形態による自動販売機の冷却加温システムの構成を示す配管構成図である。 本発明の第2の実施の形態による自動販売機の冷却加温システムの構成を示す配管構成図である。 本発明の第3の実施の形態による自動販売機の冷却加温システムの構成を示す配管構成図である。 本発明の実施の形態の比較例に係る自動販売機の冷却加温システムの構成を示す配管構成図である。
符号の説明
10…自動販売機
11〜13…収納庫
21〜23…庫内蒸発器(庫内冷却器)
31、32…庫内放熱器
41…圧縮機
51…第1の庫外放熱器
52…第2の庫外放熱器
60、61、62、63…キャピラリーチューブ
V11、V111、V112…第1の開閉弁(第1の弁装置)
V12…逆止弁(第2の弁装置)
V20…第2の開閉弁
V31、V32、V33…第3の開閉弁
100…制御ユニット

Claims (5)

  1. 第1の庫内冷却器と庫内放熱器とを有する第1の収納庫と、
    第2の庫内冷却器を有する第2の収納庫と、
    前記収納庫外に設置された第1及び第2の庫外放熱器と、
    冷媒を吐出する圧縮機と、
    前記圧縮機から吐出された冷媒を前記第1の庫外放熱器、前記各庫内冷却器及び前記圧縮機の順に供給する第1の冷媒循環経路と、前記圧縮機から吐出された冷媒を前記庫内放熱器、前記第2の庫外放熱器、前記第2の庫内冷却器及び前記圧縮機の順に供給する第2の冷媒循環経路とのうち何れかを選択する冷媒経路選択手段と、
    前記庫内放熱器と前記第2の庫外放熱器との間に配置され、前記第1の冷媒循環経路が選択されたときに前記庫内放熱器と前記第2の庫外放熱器との間の冷媒の連通を遮断する第1の弁装置と、
    前記圧縮機と前記庫内放熱器との間に配置され、前記庫内放熱器から前記圧縮機へ向かう冷媒の流れを禁止する第2の弁装置と
    を具備する自動販売機。
  2. 請求項1に記載の自動販売機であって、
    前記第1の弁装置は、第1の開閉弁であり、
    前記第2の弁装置は、前記圧縮機から前記庫内放熱器へ向かう冷媒の流れを許容しその逆の流れを禁止する逆止弁である
    自動販売機。
  3. 請求項2に記載の自動販売機であって、
    前記冷媒経路選択手段は、
    前記圧縮機と前記第1の庫外放熱器との間に配置され、前記第2の冷媒循環経路が選択されたときに前記圧縮機と前記第1の庫外放熱器との間の冷媒の連通を遮断する第2の開閉弁と、
    前記第2の庫外放熱器と前記第1の庫内冷却器との間に配置され、前記第2の冷媒循環経路が選択されたときに前記第2の庫外放熱器と前記第1の庫内冷却器との間の冷媒の連通を遮断する第3の開閉弁とを有する
    自動販売機。
  4. 請求項1に記載の自動販売機であって、
    前記第1及び第2の庫外放熱器と前記圧縮機との間に、前記第1及び第2の庫内冷却器と並列的に接続された第3の庫内冷却器を有する第3の収納庫をさらに具備する
    自動販売機。
  5. 請求項1に記載の自動販売機であって、
    前記冷媒は、二酸化炭素である
    自動販売機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019168836A (ja) * 2018-03-22 2019-10-03 パナソニックIpマネジメント株式会社 商品冷却加温装置および飲料自動販売機

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