JP2010039341A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】用紙のカールやジャム詰まりが起きにくく、画像品質に優れ、かつ安全性の高い画像形成装置を提供する。
【解決手段】用紙乾燥装置20は、定着装置16より上流で定着装置16の近傍の用紙搬送路に配設され、マグネトロン22と、マグネトロン22に連結した用紙乾燥管24とを有する用紙乾燥手段を含む。画像形成装置本体1の給紙カセット12の近傍の筐体には、用紙乾燥手段の制御手段として、給紙カセット12の湿度を検知する湿度センサ40と用紙Pの含水率を検知する含水率センサ42とが設けられる。湿度センサ40,含水率センサ42からの検出信号に基づいてマグネトロン22の発振出力が制御される。用紙乾燥管24は、一対の対向する面に用紙の搬入口26と排出口とを備え、マグネトロン22により、用紙乾燥管24内を通過する用紙Pの全面が均一に誘導加熱される。
【選択図】図1
【解決手段】用紙乾燥装置20は、定着装置16より上流で定着装置16の近傍の用紙搬送路に配設され、マグネトロン22と、マグネトロン22に連結した用紙乾燥管24とを有する用紙乾燥手段を含む。画像形成装置本体1の給紙カセット12の近傍の筐体には、用紙乾燥手段の制御手段として、給紙カセット12の湿度を検知する湿度センサ40と用紙Pの含水率を検知する含水率センサ42とが設けられる。湿度センサ40,含水率センサ42からの検出信号に基づいてマグネトロン22の発振出力が制御される。用紙乾燥管24は、一対の対向する面に用紙の搬入口26と排出口とを備え、マグネトロン22により、用紙乾燥管24内を通過する用紙Pの全面が均一に誘導加熱される。
【選択図】図1
Description
本発明は、複写機やプリンタ、ファクシミリなどの画像形成装置に関する。
電子写真記録方式の画像形成装置においては、用紙に転写された未定着トナー像を用紙に定着する定着部で用紙にカールが発生することがある。ここに、カールの種類として、用紙の表裏の水分量差による用紙の表裏の伸縮差により生じるヒートカールや、定着部の一対の定着ローラの挟持部(ニップ部)で用紙に熱および圧力が加えられることによって生じるニップカールなどがある。用紙にカールが発生すると、用紙が搬送ローラなどに巻き付いてジャム詰まりが起き易くなるという問題がある。
従来、これらの問題の対策として、たとえば定着後にデカーラなどを用いて物理的に(機械的に)カールを矯正して修正する手法が用いられる。さらに、ヒートカール対策としては、給紙カセットに収容された用紙に、ヒータによって加熱されたエアーを吹き付けて用紙を乾燥させ、定着前の用紙の含水率を下げることでヒートカールの量を少なくする手法が用いられる。
しかしながら、電子写真記録方式の画像形成装置において、定着部で発生した用紙のカールをデカーラで修正する手法を用いた場合、トナー画像が形成された用紙に物理的な力を加えることになり、トナー画像自体に傷や汚れが発生するという問題があった。また、ヒータなどの加熱装置を用いた場合、常時ON状態で使用されたときは火災の心配があり、周囲の部材に耐熱性の材料を選ばなければならないという制約があった。
それゆえに、本発明の主たる目的は、用紙のカールやジャム詰まりが起きにくく、画像品質に優れ、かつ安全性の高い画像形成装置を提供することである。
請求項1に係る発明は、マグネトロンからなる高周波加熱器と高周波加熱器に連結した用紙乾燥管とを有した用紙乾燥手段と、用紙乾燥手段を制御して用紙の含水率をコントロールする制御手段と、を備え、用紙乾燥管には一対の対向する面にそれぞれ用紙の搬入口と排出口とが設けられ、高周波加熱器が用紙乾燥管内を通過する用紙の全面を均一に誘導加熱すること、を特徴とする、画像形成装置である。
請求項1の発明では、用紙乾燥手段として、マグネトロンからなる高周波加熱器を用いているため、駆動電圧印加後すぐにマイクロ波が発生し、瞬時に用紙の水分を蒸発させて含水率を下げることができる。このため、ヒータ加熱の場合に必要であった予熱のための時間や電力が不要となる。また、高周波加熱の場合には火災の心配がなく、周囲の部材に耐熱性の材料を選択しなければならないという制約がなくなる。
請求項2に係る発明は、用紙を収納する給紙部と、像担持体表面に形成されたトナー像を用紙に転写する転写部と、用紙に転写された未定着トナー像を用紙に定着する定着部と、給紙部に収納されている用紙を、転写部を通って定着部に搬送する用紙搬送路と、を備えた画像形成装置であって、マグネトロンからなる高周波加熱器を有した用紙乾燥手段と、用紙乾燥手段を制御して用紙の含水率をコントロールする制御手段と、を備え、用紙乾燥手段は用紙搬送方向において定着部より上流に配設されていることを特徴とする、画像形成装置である。
請求項2の発明では、電子写真記録方式の画像形成装置において、高周波加熱器が用紙搬送方向において定着部より上流に配設されているため、用紙が定着部に搬送されてくる前に、高周波加熱器によって用紙の水分を蒸発させて含水率を下げることができ、定着部でのカールが抑えられる。そして、高周波(マイクロ波)による誘導加熱で、用紙に直接触れることなく用紙を乾燥することができるため、トナー画像自体に傷や汚れが発生しない。
請求項3に係る発明は、請求項2に係る発明に従属する発明であって、用紙乾燥手段が用紙搬送路に配設されていることを特徴とする、画像形成装置である。
請求項3の発明では、定着部近傍の用紙搬送路に高周波加熱器を配設することができる。これにより、定着直前の用紙の水分を蒸発させて含水率を下げることができ、定着部でのカールが容易に抑えられる。
請求項4に係る発明は、請求項2に係る発明に従属する発明であって、用紙乾燥手段が給紙部に配設されていることを特徴とする、画像形成装置である。
請求項4の発明では、給紙部が比較的余裕のあるスペースを確保できるため、高周波加熱器の設置位置の自由度が高い。
請求項5に係る発明は、請求項2〜請求項4のいずれかに係る発明に従属する発明であって、給紙部の湿度を検知する湿度検知手段と、用紙の含水率を検知する含水率検知手段と、を備え、制御手段が湿度検知手段および含水率検知手段からの検出信号に基づいて、マグネトロンの発振出力を制御して用紙の含水率をコントロールすることを特徴とする、画像形成装置である。
請求項5の発明では、湿度検知手段および含水率検知手段からの検出信号に基づいてマグネトロンの発振出力を制御することにより、正確に用紙の含水率をコントロールできる。
本発明によれば、用紙乾燥手段として、マグネトロンからなる高周波加熱器を用いているので、用紙に直接触れることなく、瞬時に用紙の水分を蒸発させて含水率を下げることができる。また、火災の心配がなく、周囲の部材に耐熱性の材料を選択しなければならないという制約もない。この結果、用紙のカールやジャム詰まりが起きにくく、画像品質に優れ、かつ安全性の高い画像形成装置を得ることができる。
本発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明を実施するための最良の形態の説明から一層明らかとなろう。
(第1の実施形態)
図1は本発明に係る画像形成装置の一例を示す概略構成図である。画像形成装置は、画像形成装置本体1と、この画像形成装置本体1の上部に取り付けられた画像読取装置2とを備えている。
図1は本発明に係る画像形成装置の一例を示す概略構成図である。画像形成装置は、画像形成装置本体1と、この画像形成装置本体1の上部に取り付けられた画像読取装置2とを備えている。
画像形成装置本体1の中央部に配設されている感光体ドラム3は、駆動手段によって図示矢印の時計回り方向に所定速度で駆動される。感光体ドラム3の外周近傍には、帯電器5、現像装置4、クリーニング部材7が設けられている。感光体ドラム3は帯電器5にて表面が帯電される。感光体ドラム3の回転方向における帯電器5の下流側には、レーザースキャニングユニット6が配置されている。レーザースキャニングユニット6から放射されたレーザ光Lは、感光体ドラム3上に照射され、静電潜像が形成される。
レーザースキャニングユニット6の下流側には、現像装置4が配置されている。現像装置4は、ブラックのトナーを感光体ドラム3に付与するためのものである。現像装置4の下流側には、感光体ドラム3に残ったトナーを除去するためのクリーニング部材7が配置されている。
一方、給紙ローラ14はトナー像と同期して、給紙カセット12から被記録媒体としての用紙Pを引き出して給紙する。用紙Pは、搬送ローラ15によって転写ローラ10に送り込まれる。感光体ドラム3上に形成されたトナー画像は用紙P上に転写される。トナー画像を転写された用紙Pは、定着装置16に搬送され、そこで定着され、印刷物として排出ローラ17によって機外に排出されて排紙トレイ18上に積載される。なお、搬送路30は用紙Pの両面に画像形成する際に利用される。
次に、用紙Pの含水率をコントロールする用紙乾燥装置20について説明する。用紙乾燥装置20は、用紙搬送方向において定着装置16より上流に配設されている。本実施形態では、定着装置16の近傍の用紙搬送路に配設されている。図2に示すように、用紙乾燥装置20はマグネトロン22と、このマグネトロン22に連結した用紙乾燥管(導波管)24とを有している。
用紙乾燥管24は、マグネトロン22から放射された高周波(マイクロ波)を導波して、マイクロ波によって用紙乾燥管24内を通過する用紙Pの全面を均一に誘導加熱する。用紙乾燥管24には、一対の対向する面にそれぞれ用紙Pの搬入口26と搬出口(図示せず)とが設けられている。さらに、マグネトロン22の搭載面には所定の開口部28が設けられている。これにより、用紙Pを乾燥した際に発生する蒸発水分を開口部28を通して効率良く放出することができる。
図3に示すように、マグネトロン22は、電子放出部を有する冷陰極30と、空洞共振器を形成する分割陽極32と、冷陰極30と分割陽極32との間の電界に直交する磁界を与えるマグネット34と、を有している。電子放出手段として冷陰極30を使用するため、従来の熱陰極のように熱する必要がなく、消費電力を低減することができる。さらに、ウォームアップ時間が不要であるため、冷陰極30に駆動電圧を印加後、即時に高周波加熱動作が可能となる。また、得られる電流密度が非常に大きいため、マグネトロン22の形状を小さくできる。
画像形成装置本体1の給紙カセット12の近傍の筐体には、湿度センサ40と含水率センサ42とが設けられている。そして、湿度センサ40および含水率センサ42からの検出信号に基づいてマグネトロン22の発振出力を制御している。図4はそのブロック構成図である。
湿度センサ40は給紙カセット12内の湿度を検知し、その検出出力を制御回路に出力する。同様に、含水率センサ42は給紙カセット12内の用紙Pの含水率を検知し、その検出出力を制御回路に出力する。制御回路は湿度センサ40および含水率センサ42からの検出信号に基づいてマグネトロン22の発振出力値を決定し、その決定結果を信号として電源回路に送り、マグネトロン22の発振出力を上下する。これにより、正確に用紙Pの含水率をコントロールできる。
また、マグネトロン22の分割陽極32に温度を検知する温度センサを設け、その温度が所定の温度以上になると、マグネトロン22の発振を中止するようにしている。図5はそのブロック構成図である。
温度センサ44でマグネトロン22の分割陽極32の温度を検知すると、その検出出力を制御回路に出力する。制御回路は温度センサ44からの検出信号に基づいてマグネトロン22の発振を中止するか否かを決定する。その決定結果を信号として電源回路に送り、通電を中止する場合はマグネトロン22の電源をOFFにする。これにより、何かの不具合によって異常にマグネトロン22の温度が上昇したときに、マグネトロン22の損傷を防止できる。
次に、この用紙乾燥装置20の作用効果について説明する。給紙ローラ14は給紙カセット12から用紙Pを引き出して給紙する。このとき、湿度センサ40は給紙カセット12内の湿度を検知し、含水率センサ42は給紙カセット12内の用紙Pの含水率を検知する。そして、その検出出力を制御回路に出力する。制御回路は湿度センサ40および含水率センサ42からの検出信号に基づいて用紙乾燥装置20のマグネトロン22の発振出力値を決定し、その決定結果を信号として電源回路に送り、マグネトロン22の発振出力を上下する。
一方、給紙カセット12から給紙された用紙Pは、搬送ローラ15によって転写ローラ10に送り込まれる。感光体ドラム3上に形成されたトナー画像は用紙P上に転写される。トナー画像を転写された用紙Pは、用紙乾燥装置20に入る。用紙乾燥装置20では、高周波(マイクロ波)による誘導加熱で、用紙Pに直接触れることなく用紙Pを乾燥することができるため、トナー画像自体に傷や汚れが発生しない。
このように、用紙乾燥装置20が用紙搬送方向において定着装置16より上流に配設されているため、用紙Pが定着装置16に搬送されてくる前に、マグネトロン22によって用紙Pの水分を蒸発させて含水率を下げることができるので、定着装置16での用紙Pのカールの発生を抑えることができる。
以上のように、用紙乾燥手段としてマグネトロン22を用いているので、駆動電圧印加後すぐにマイクロ波が発生し、瞬時に用紙Pの水分を蒸発させて含水率を下げることができる。また、高周波加熱の場合には火災の心配がなく、周囲の部材に耐熱性の材料を選択しなければならないという制約もない。
なお、用紙乾燥装置20は、図1において点線で表示するように、画像形成装置本体1の給紙カセット12の近傍の筐体に設けてもよい。給紙カセット12の近傍は比較的スペースの余裕があり、用紙乾燥装置20の設置位置の自由度が高くなる。
(第2の実施形態)
第2実施形態は、画像形成装置の後処理装置に用紙乾燥手段を設けた例である。図6に示すように、画像形成装置は、画像形成装置本体と、この画像形成装置本体の側部に取り付けられた用紙排出装置50とを備えている。
第2実施形態は、画像形成装置の後処理装置に用紙乾燥手段を設けた例である。図6に示すように、画像形成装置は、画像形成装置本体と、この画像形成装置本体の側部に取り付けられた用紙排出装置50とを備えている。
画像形成装置本体の内部には、図示しない画像形成手段が設けられており、この画像形成手段によって用紙に所望の画像を形成する。画像が形成された用紙は、画像形成装置本体の排出ローラによって排出部から排出され、用紙排出装置50に送り込まれる。
用紙排出装置50は、用紙にパンチ穴を形成するパンチ穴形成装置58と、処理トレイ51上に積載された用紙束の端部を揃えてステイプル処理を行う端綴じユニットSUとを備えている。
パンチ穴形成装置58は用紙排出装置50の上部にあって、搬入ローラ53と排出ローラ73の間に配設されている。画像形成装置本体において画像が形成された用紙は、用紙排出装置50の右上方に設けられた用紙搬入口52から給紙される。給紙された用紙は用紙乾燥装置20を通って乾燥された後、用紙搬送路60を左方向へ進み、パンチ穴形成装置58を通過する。このとき、パンチ穴形成が指示されている場合は搬入ローラ53によりレジストレーション補正された後、用紙の所定位置にパンチ穴が形成され、パンチ穴形成が指示されていない場合はそのままパンチ穴形成装置58を通過し、分岐部72に搬送される。
ステイプル処理を行わない場合には用紙は分岐部72を上方向に進み、排出ローラ73より装置外部に排出されてサブトレイ74上に積載される。
一方、ステイプル処理を行う場合には用紙は分岐部72を下方向に進み、後述する端綴じユニットSUに搬送される。パンチ穴形成装置58の下方に配置される端綴じユニットSUは、処理トレイ51及び束先端揃えフック59、処理トレイ51に用紙を搬入する第1搬入部62、第2搬入部63、端綴じ用ステイプル装置55等から構成されている。所定サイズ(ここではA4サイズ)以下の用紙は第1搬入部62より処理トレイ51に積載され、所定サイズよりも大サイズの用紙は第2搬入部63より処理トレイ51に積載される。
処理トレイ51には、処理トレイ51に沿って上下に移動可能な束先端揃えフック59が設けられている。束先端揃えフック59は、用紙の搬入時には処理トレイ51の下端に待機しており、搬入ローラ53から処理トレイ51上に順次搬入された用紙の搬送方向の一端が束先端揃えフック59で支持される。
束先端揃えフック59の待機位置近傍には、端綴じ用ステイプル装置55が設けられている。端綴じ用ステイプル装置55は、束先端揃えフック59によって搬送方向端部が整合された一組の用紙についてステイプル処理を行う。処理トレイ51上に積載された用紙束は、束先端揃えフック59により整合され、端綴じ用ステイプル装置55に移動して下端を綴じられた後、再び処理トレイ51に沿って上方に移動し、束排出ローラ82を介して積載トレイ(メイントレイ)84に排出される。
ここで、用紙乾燥装置20は、用紙搬送方向において画像形成部より下流で、かつ、分岐部72より上流の用紙搬送路60に配設されている。用紙乾燥装置20はマグネトロン22と用紙乾燥管(導波管)24とを有しており、その詳細については既に前記第1の実施形態で説明しているため、省略する。
また、図示していないが、画像形成装置本体内の画像形成部より下流で、かつ、用紙乾燥装置20より上流の用紙搬送路には、含水率センサ46が設けられている。そして、含水率センサ46からの検出信号に基づいてマグネトロン22の発振出力を制御している。図7はそのブロック構成図である。
含水率センサ46は、用紙の含水率を検知し、その検出出力を制御回路に出力する。制御回路は含水率センサ46からの検出信号に基づいてマグネトロン22の発振出力値を決定し、その決定結果を信号として電源回路に送り、マグネトロン22の発振出力を上下する。これにより、正確に用紙の含水率をコントロールできる。
このように、用紙乾燥装置20は用紙搬送方向において画像形成部より下流の用紙搬送路60に配設されている。従って、用紙が乾燥し切れていない状態で画像形成装置本体から排出されても、用紙はサブトレイ74やメイントレイ84上に積載される前に、マグネトロン22によって用紙Pの水分を蒸発させて含水率を下げることができる。この結果、画像が形成された用紙は完全に乾燥した状態でサブトレイ74やメイントレイ84上に積載され、裏面汚れや先端汚れを防止することができる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で種々に変形される。
1 画像形成装置本体
3 感光体ドラム
4 現像装置
12 給紙カセット
16 定着装置
20 用紙乾燥装置
22 マグネトロン
24 用紙乾燥管
40 湿度センサ
42,46 含水率センサ
44 温度センサ
3 感光体ドラム
4 現像装置
12 給紙カセット
16 定着装置
20 用紙乾燥装置
22 マグネトロン
24 用紙乾燥管
40 湿度センサ
42,46 含水率センサ
44 温度センサ
Claims (5)
- マグネトロンからなる高周波加熱器と前記高周波加熱器に連結した用紙乾燥管とを有した用紙乾燥手段と、
前記用紙乾燥手段を制御して用紙の含水率をコントロールする制御手段と、を備え、
前記用紙乾燥管には一対の対向する面にそれぞれ用紙の搬入口と排出口とが設けられ、前記高周波加熱器が前記用紙乾燥管内を通過する用紙の全面を均一に誘導加熱すること、
を特徴とする、画像形成装置。 - 用紙を収納する給紙部と、像担持体表面に形成されたトナー像を用紙に転写する転写部と、用紙に転写された未定着トナー像を用紙に定着する定着部と、前記給紙部に収納されている用紙を、前記転写部を通って前記定着部に搬送する用紙搬送路と、を備えた画像形成装置であって、
マグネトロンからなる高周波加熱器を有した用紙乾燥手段と、
前記用紙乾燥手段を制御して用紙の含水率をコントロールする制御手段と、を備え、
前記用紙乾燥手段は用紙搬送方向において前記定着部より上流に配設されていること、
を特徴とする、画像形成装置。 - 前記用紙乾燥手段は前記用紙搬送路に配設されていることを特徴とする、請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記用紙乾燥手段は前記給紙部に配設されていることを特徴とする、請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記給紙部の湿度を検知する湿度検知手段と、用紙の含水率を検知する含水率検知手段と、を備え、前記制御手段が前記湿度検知手段および前記含水率検知手段からの検出信号に基づいて、前記マグネトロンの発振出力を制御して用紙の含水率をコントロールすることを特徴とする、請求項2〜請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008204037A JP2010039341A (ja) | 2008-08-07 | 2008-08-07 | 画像形成装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102014013593A1 (de) | 2013-09-24 | 2015-03-26 | Murata Machinery, Ltd. | Abbildungsvorrichtung |
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2008
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