JP2010038845A - 組合せ計量装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】計量精度の低下を回避しつつ、稼働率を向上し得る、組合せ計量装置を得る。
【解決手段】組合せ計量装置1は、複数のロードセルRによる計量結果に基づいて各計量ホッパWからの物品の排出を制御する制御装置30を備える。物品の重量値に関して、目標値と、目標値より大きい第1上限値と、目標値より大きく第1上限値より小さい第2上限値とが設定されている。制御装置30は、目標値以上で第1上限値以下の重量値を実現する計量ホッパWの組合せが存在し、かつ、物品を貯留している計量ホッパWの総数が所定個数以上である、という第1条件を満たす場合に、当該組合せに係る計量ホッパWから物品を排出し、第1条件を満たさない場合は、物品を貯留している計量ホッパWの総数に関わらず、目標値以上で第2上限値以下の重量値を実現する計量ホッパWの組合せが存在するという第2条件を満たす場合に、当該組合せに係る計量ホッパWから物品を排出する。
【選択図】図5

Description

本発明は、組合せ計量装置に関する。
一般的な組合せ計量装置においては、物品の目標重量値と上限重量値とによって許容重量範囲が設定されており、物品を貯留している複数の計量ホッパの中から、許容重量範囲内で最も目標重量値に近い合計重量値を実現する計量ホッパの組合せが選択されて、当該組合せに係る計量ホッパから物品が排出される。
その際、計量精度の低下を防止すべく、物品を貯留している計量ホッパの総数が所定個数以上であること、つまり、組合せの候補となる計量ホッパの総数が所定個数以上であることが、追加の条件として設定される場合もある。
なお、下記特許文献1には、組合せの対象となる計量ホッパの個数に許容下限値と許容上限値とを設定し、許容下限値以上かつ許容上限値以下の複数の計量ホッパの中から、物品の合計重量が所定の許容重量範囲内に含まれる計量ホッパの組合せを選択し、所定の端数率又は不良率が大きい場合には許容上限値を上げることにより、組合せの対象となる計量ホッパの個数を増加させる組合せ計量装置が、開示されている。
特許第2925276号公報
上記の追加の条件が設定された場合には、たとえ許容重量範囲内の合計重量値を実現する組合せが存在していたとしても、所定個数以上の計量ホッパに物品が貯留されるまで、装置は待機状態となる。従って、稼働率が低下する。
一方、上記の追加の条件を満たしていても、許容重量範囲内の合計重量値を実現する組合せが存在しない場合には、上限重量値を上げるという運用も考えられる。これにより稼働率は上がるが、計量精度が大幅に低下する。
あるいは、許容重量範囲内の合計重量値を実現する組合せが存在する場合には、上記の追加の条件を無視するという運用も考えられる。これにより稼働率は上がるが、上限重量値に近い組合せばかりが選択される可能性があり、この場合はやはり計量精度が低下する。
本発明はかかる事情に鑑みて成されたものであり、計量精度の低下を回避しつつ、稼働率を向上し得る、組合せ計量装置を得ることを目的とする。
本発明の第1の態様に係る組合せ計量装置は、計量対象である物品を一時的に貯留する複数の計量ホッパと、各前記計量ホッパに貯留されている物品の重量を計量する計量手段と、複数の前記計量手段による計量結果に基づいて各前記計量ホッパからの物品の排出を制御する制御手段とを備え、物品の重量値に関して、目標値と、前記目標値より大きい第1上限値と、前記目標値より大きく前記第1上限値より小さい第2上限値とが設定されており、前記制御手段は、前記目標値以上で前記第1上限値以下の重量値を実現する前記計量ホッパの組合せが存在し、かつ、物品を貯留している前記計量ホッパの総数が所定個数以上である、という第1条件を満たす場合に、当該組合せに係る前記計量ホッパから物品を排出し、前記第1条件を満たさない場合は、物品を貯留している前記計量ホッパの総数に関わらず、前記目標値以上で前記第2上限値以下の重量値を実現する前記計量ホッパの組合せが存在するという第2条件を満たす場合に、当該組合せに係る前記計量ホッパから物品を排出することを特徴とするものである。
第1の態様に係る組合せ計量装置によれば、第1条件を満たさない場合、制御手段は、物品を貯留している計量ホッパの総数に関わらず、目標値以上で第2上限値以下の重量値を実現する計量ホッパの組合せが存在するという第2条件を満たす場合に、当該組合せに係る計量ホッパから物品を排出する。このように、第1条件を満たさない場合には、物品を貯留している計量ホッパの総数に関する条件を外すことにより、稼働率が向上する。また、この場合には第1上限値よりも厳しい第2上限値を用いることにより、計量精度が低下することを回避できる。
本発明の第2の態様に係る組合せ計量装置は、第1の態様に係る組合せ計量装置において特に、前記第2上限値は、前記第1上限値に対する一定割合の値として設定されることを特徴とするものである。
第2の態様に係る組合せ計量装置によれば、第2上限値は、重量値としてではなく、第1上限値に対する一定割合の値として設定される。従って、第1上限値が変更される度にオペレータが第2上限値を再入力する必要はなく、第1上限値の変更に伴って第2上限値を自動更新できるため、オペレータの労力が低減される。
本発明によれば、計量精度の低下を回避しつつ、稼働率を向上することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、異なる図面において同一の符号を付した要素は、同一又は相応する要素を示すものとする。
図1及び図2はそれぞれ、本発明の実施の形態に係る組合せ計量装置1の全体構成を概略的に示す上面図及び正面図である。図1,2に示すように、組合せ計量装置1は、複数個(この例では10個)のヘッドH(H1〜H10)を備えて構成されている。各ヘッドHは、供給トラフM(M1〜M10)、プールホッパP(P1〜P10)、及び計量ホッパW(W1〜W10)をそれぞれ有している。例えばヘッドH1は、供給トラフM1、プールホッパP1、及び計量ホッパW1を有している。
各ヘッドHにおいて、プールホッパPは、供給トラフMの先端部の下方に配置されており、計量ホッパWは、プールホッパPの下方に配置されている。図1,2に示すように、プールホッパP1〜P10は、直線状に並んで配置されている。同様に、図2に示すように、計量ホッパW1〜W10は、直線状に並んで配置されている。つまり、組合せ計量装置1において、複数のヘッドH1〜H10は、複数のプールホッパP1〜P10及び複数の計量ホッパW1〜W10が、それぞれ直線状に並ぶように並列に配置されている。すなわち、組合せ計量装置1は、直線配置タイプ(又は並列配置タイプ)の組合せ計量装置である。
図2に示すように、計量ホッパW1〜W10の下方には、搬送コンベア20が配置されている。搬送コンベア20の一端(図2では右端)の下方には、排出シュート21が配置されている。また、各プールホッパPの底面は、各ゲート駆動装置GP(GP1〜GP10)(図4参照)によって開閉駆動されるゲートによって規定されている。同様に、各計量ホッパWの底面は、各ゲート駆動装置GW(GW1〜GW10)(図4参照)によって開閉駆動されるゲートによって規定されている。
図3は、ヘッドH6の位置に関して、組合せ計量装置1の断面構造を示す断面図である。図1,3に示すように、組合せ計量装置1は、供給トラフMの上流に配置された複数個(この例では5個)の補助供給トラフN(N1〜N5)を備えている。図1に示すように、補助供給トラフN1は供給トラフM1,M2に対応し、補助供給トラフN2は供給トラフM3,M4に対応し、補助供給トラフN3は供給トラフM5,M6に対応し、補助供給トラフN4は供給トラフM7,M8に対応し、補助供給トラフN5は供給トラフM9,M10に対応する。
図3に示すように、補助供給トラフN3は、わずかに前傾した姿勢で配置されている。他の補助供給トラフN1,N2,N4,N5についても同様である。なお、供給トラフMは、補助供給トラフNよりも緩やかに前傾した姿勢で配置されている。
供給トラフM6の底面には、供給トラフM6を振動させるための電磁フィーダX6が取り付けられている。また、補助供給トラフN3の底面には、補助供給トラフN3を振動させるための電磁フィーダY3が取り付けられている。他の供給トラフM1〜M5,M7〜M10及び他の補助供給トラフN1,N2,N4,N5についても同様に、各供給トラフM(M1〜M10)の底面には各電磁フィーダX(X1〜X10)がそれぞれ取り付けられており、各補助供給トラフN(N1〜N5)の底面には各電磁フィーダY(Y1〜Y5)がそれぞれ取り付けられている。
計量ホッパW6には、計量ホッパW6内に貯留されている物品の重量を計量するための、ロードセルR6等の計量手段が連結されている。他の計量ホッパW1〜W5,W7〜W10についても同様に、各計量ホッパW(W1〜W10)には各ロードセルR(R1〜R10)がそれぞれ連結されている。
図4は、組合せ計量装置1の制御系の構成を示すブロック図である。CPU等の制御装置30は、ROM又はRAM等の記憶部31に接続されている。また、制御装置30は、電磁フィーダX1〜X10、電磁フィーダY1〜Y5、ゲート駆動装置GP1〜GP10、ゲート駆動装置GW1〜GW10、ロードセルR1〜R10、及び搬送コンベア20に接続されている。
計量対象である物品の合計重量に関する、目標重量値C0と、第1許容誤差値C1と、第2許容誤差値C2とが予め設定されて、記憶部31に記憶されている。目標重量値C0は、正良品の下限重量値である。物品の合計重量が目標重量値C0未満である製品は、不良品となる。
第1許容誤差値C1は、正良品の上限重量値(第1上限値)を規定するパラメータである。目標重量値C0からの最大許容誤差の重量値が、第1許容誤差値C1として設定される。物品の合計重量が第1上限値C0+C1を超える製品は、不良品となる。なお、第1許容誤差値C1の代わりに、第1上限値C0+C1を記憶部31に記憶することもできる。
第2許容誤差値C2は、目標重量値C0より大きく第1上限値C0+C1より小さい上限重量値(第2上限値)を規定するパラメータである。第2許容誤差値C2は、「第1許容誤差値C1の50%」又は「第1許容誤差値C1の4割」等のように、第1許容誤差値C1に対する所定割合の値として設定される。なお、第2許容誤差値C2の代わりに、第2上限値C0+C2を記憶部31に記憶することもできる。物品の合計重量が目標重量値C0以上かつ第2上限値C0+C2以下である製品は、計量精度の高い製品ということになる。
また、その計量が適切な計量であるか否かを判定するための最少ヘッド数HTが予め設定されて、記憶部31に記憶されている。以下の例では、最少ヘッド数HTが7ヘッドに設定されている場合について説明する。
図5は、組合せ計量装置1の動作の流れを示すフローチャートである。以下、図1〜5を参照して、組合せ計量装置1の動作について説明する。
計量対象である食品等の物品は、補助供給トラフNの上流端部に投入される。物品は、電磁フィーダYによって加振されている補助供給トラフNのトラフ面上を、上流から下流に向けて搬送される。ここで、制御装置30は、電磁フィーダY1〜Y5の全てを同時に駆動することができ、また、電磁フィーダY1〜Y5の中から任意のものを選択して駆動することもできる。
物品は、加振されている補助供給トラフNの下流端部から排出されて、対応する供給トラフMの上流端部に供給される。その後、物品は、電磁フィーダXによって加振されている供給トラフMのトラフ面上を、上流から下流に向けて搬送される。ここで、制御装置30は、電磁フィーダX1〜X10の全てを同時に駆動することができ、また、電磁フィーダX1〜X10の中から任意のものを選択して駆動することもできる。
物品は、加振されている供給トラフMの先端部から排出される。供給トラフMから排出された物品は、対応するプールホッパPに供給され、プールホッパP内で一時的に貯留される。制御装置30の制御によってゲート駆動装置GPがプールホッパPのゲートを開くと、プールホッパP内に貯留されている物品が排出される。プールホッパPから排出された物品は、対応する計量ホッパWに供給され、計量ホッパW内で一時的に貯留される。
図5のステップS1において、物品を貯留している計量ホッパWに関して、対応するロードセルRによって物品の重量が計量される。各ロードセルRによる計量の結果に関する重量データは、制御装置30に入力される。
次にステップS2において、制御装置30は、ロードセルRから入力された重量データに基づいて、組合せ演算を行う。つまり、物品を貯留している計量ホッパWを様々に組み合わせて、各組合せに係る重量データの加算を行う。
次にステップS3において、制御装置30は、適切な組合せが成立するか否かを判定する。つまり、制御装置30は、記憶部31に記憶されている目標重量値C0及び第1許容誤差値C1を参照することにより、物品の合計重量が目標重量値C0以上かつ第1上限値C0+C1以下となるような計量ホッパWの組合せを探索する。
組合せが成立した場合(つまりステップS3における判定の結果が「YES」である場合)は、次にステップS4において、制御装置30は、有効ヘッド数が所定のヘッド数以上であるか否かを判定する。つまり、制御装置30は、記憶部31に記憶されている最少ヘッド数HTを参照し、計量に寄与している計量ホッパWの個数が、最少ヘッド数HTで表されるヘッド数(この例では7ヘッド)以上であるか否かを判定する。ここで、ロードセルRから入力された重量データがゼロでないヘッドHについては、そのヘッドHの計量ホッパWは計量に寄与している。つまり、全ての計量ホッパW1〜W10のうち、物品を貯留している計量ホッパWの個数が7個以上であれば、有効ヘッド数が7ヘッド以上であるということになる。
有効ヘッド数が7ヘッド以上である場合(つまりステップS4における判定の結果が「YES」である場合)は、次にステップS5において、制御装置30は、成立した組合せに係る計量ホッパWに対応するゲート駆動装置GWに、対応する計量ホッパWのゲートを開かせる。これにより、成立した組合せに係る計量ホッパWに貯留されていた物品は、正良品として、計量ホッパWから排出される。なお、成立した組合せが複数存在する場合には、物品の合計重量が最も小さい組合せが選択される。
計量ホッパWから排出された物品は、搬送コンベア20上に供給される。制御装置30は、搬送コンベア20を順回転方向(図2では右回転方向)に駆動する。これにより、搬送コンベア20上の物品は排出シュート21に順次送られ、組合せ計量装置1から排出シュート21を介して包装機等の下流機器に向けて排出される。
次にステップS6において、全ての作業が完了したか否かが判定される。全ての作業が完了した場合(つまりステップS6における判定の結果が「YES」である場合)は、処理を終了する。一方、全ての作業が完了していない場合(つまりステップS6における判定の結果が「NO」である場合)は、ステップS1に戻る。
上記ステップS3において適切な組合せが成立しない場合(つまりステップS3における判定の結果が「NO」である場合)は、次にステップS7において、制御装置30は、物品の追加供給が可能であるか否かを判定する。つまり、物品を貯留していない計量ホッパWが存在しているか否かを判定する。制御装置30は、ロードセルRから入力された重量データがゼロ(又は所定のしきい値以下の極小値)であることにより、そのロードセルRに対応する計量ホッパWは物品を貯留していないと判定する。
物品の追加供給が可能である場合(つまりステップS7における判定の結果が「YES」である場合)は、次にステップS8において、制御装置30は、物品を貯留していない計量ホッパWに物品を供給する。その後、ステップS1に戻る。
一方、物品の追加供給が可能でない場合(つまりステップS7における判定の結果が「NO」である場合)は、次にステップS9において、制御装置30は、全ての計量ホッパW1〜W10から物品を排出させ、不良品として処理する。例えば、搬送コンベア20を逆回転方向(図2では左回転方向)に駆動することにより、搬送コンベア20上の物品を組合せ計量装置1から外部に排出する。その後、ステップS6に移行する。
上記ステップS4において有効ヘッド数が7ヘッド以上でない場合(つまりステップS4における判定の結果が「NO」である場合)は、次にステップS10において、制御装置30は、記憶部31に記憶されている目標重量値C0及び第2許容誤差値C2を参照することにより、成立している組合せに係る物品の合計重量が第2上限値C0+C2以下であるか否かを判定する。なお、成立している組合せが複数存在する場合には、物品の合計重量が最も小さい組合せが選択される。
成立している組合せに係る物品の合計重量が第2上限値C0+C2以下である場合(つまりステップS10における判定の結果が「YES」である場合)は、ステップS5に進み、制御装置30は、その組合せに係る計量ホッパWから物品を排出させ、正良品として処理する。ステップS5以降の動作は上記と同様である。
一方、成立している組合せに係る物品の合計重量が第2上限値C0+C2以下でない場合(つまりステップS10における判定の結果が「NO」である場合)は、ステップS7に進み、制御装置30は、物品の追加供給が可能であるか否かを判定する。ステップS7以降の動作は上記と同様である。なお、ステップS10を経由する場合には、有効ヘッド数は7ヘッド未満であるため、ステップS7における判定結果は必ず「YES」になる。従って、ステップS7を省略して、ステップS10からステップS8に直接進んでも良い。
なお、以上の説明では、直線配置タイプの組合せ計量装置を対象として本発明を適用する例について説明した。但し、これに限らず、分散テーブルの周囲の円周上にプールホッパ及び計量ホッパが配置された、円形配置タイプの組合せ計量装置を対象としても、本発明を適用することは可能である。
本実施の形態に係る組合せ計量装置1によれば、図5のステップS4において有効ヘッド数が7ヘッド以上でない場合、制御装置30は、成立している組合せに係る物品の合計重量が第2上限値C0+C2以下であるか否かを判定する。そして、合計重量が第2上限値C0+C2以下である場合には、物品を貯留している計量ホッパWの総数に関わらず、当該組合せに係る計量ホッパWから物品を正良品として排出する。このように、有効ヘッド数が7ヘッド以上でない場合であっても、合計重量が第2上限値C0+C2以下であるという条件を満たす場合には、物品を正良品として排出することにより、組合せ計量装置1の稼働率が向上する。また、この場合には第1上限値C0+C1よりも厳しい第2上限値C0+C2を用いることにより、計量精度が低下することを回避できる。
また、本実施の形態に係る組合せ計量装置1によれば、第2上限値C0+C2を規定するための第2許容誤差値C2は、重量値としてではなく、第1上限値C0+C1(厳密には第1許容誤差値C1)に対する一定割合の値として設定される。従って、第1上限値C0+C1が変更される度にオペレータが第2上限値C0+C2(厳密には第2許容誤差値C2)を再入力する必要はなく、第1上限値の変更に伴って第2上限値を自動更新できるため、オペレータの労力が低減される。
本発明の実施の形態に係る組合せ計量装置の全体構成を概略的に示す上面図である。 本発明の実施の形態に係る組合せ計量装置の全体構成を概略的に示す正面図である。 組合せ計量装置の断面構造を示す断面図である。 組合せ計量装置の制御系の構成を示すブロック図である。 組合せ計量装置の動作の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
1 組合せ計量装置
30 制御装置
H(H1〜H10) ヘッド
P(P1〜P10) プールホッパ
W(W1〜W10) 計量ホッパ
R(R1〜R10) ロードセル

Claims (2)

  1. 計量対象である物品を一時的に貯留する複数の計量ホッパと、
    各前記計量ホッパに貯留されている物品の重量を計量する計量手段と、
    複数の前記計量手段による計量結果に基づいて各前記計量ホッパからの物品の排出を制御する制御手段と
    を備え、
    物品の重量値に関して、目標値と、前記目標値より大きい第1上限値と、前記目標値より大きく前記第1上限値より小さい第2上限値とが設定されており、
    前記制御手段は、
    前記目標値以上で前記第1上限値以下の重量値を実現する前記計量ホッパの組合せが存在し、かつ、物品を貯留している前記計量ホッパの総数が所定個数以上である、という第1条件を満たす場合に、当該組合せに係る前記計量ホッパから物品を排出し、
    前記第1条件を満たさない場合は、物品を貯留している前記計量ホッパの総数に関わらず、前記目標値以上で前記第2上限値以下の重量値を実現する前記計量ホッパの組合せが存在するという第2条件を満たす場合に、当該組合せに係る前記計量ホッパから物品を排出する、組合せ計量装置。
  2. 前記第2上限値は、前記第1上限値に対する一定割合の値として設定される、請求項1に記載の組合せ計量装置。
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