JP2010038602A - 磁界測定による部分放電検出方法 - Google Patents

磁界測定による部分放電検出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】部分放電発生により接地線に流れる高周波電流により発生する磁界成分と部分放電発生源から空気中を伝搬してくる電磁波の両方を測定して、部分放電であると判定する。
【解決手段】微小ループアンテナや磁界プローブなどからなる測定センサ11は、接地線5に沿ってその近傍に配置される。測定センサ11は、接地線5に流れるパルス電流6による磁界を捕捉するとともに、変圧器1の内部(図示×印の部位)で発生する電磁波(磁界)7を捕捉する。捕捉された磁界は、ローノイズアンプ、BPFに供給され、ここで不要な周波数成分がカットされる。その後、不要な周波数成分がカットされた磁界信号は、アンプで増幅され、A/D変換器でデジタル変換され、スペクトラムアナライザ等で構成される出力信号検出部、周波数分析部を介して記憶部に供給され処理部に送られて判定部で部分放電が判定される。
【選択図】図1

Description

本発明は、高圧の電気設備や機器から発生する部分放電を検出する方法に係り、特に磁界測定による部分放電検出方法に関するものである。
高圧の電気設備や機器に共通して発生する異常現象としては、製造時の不良や経年劣化の影響による部分放電の発生が挙げられる。一般的にモールド機器などに使用される絶縁材料内部に微小な空隙状欠陥部(ボイド)や剥離部などがあると、運転時にその部分に電界が集中し、部分放電と呼ばれる微弱な放電が発生する。また、モールド絶縁体表面の汚損の影響によっても部分放電が発生することがある。
特に、後者の場合には、汚損を除去すれば、部分放電を防止できるけれども、前者の場合の部分放電は、防止が困難であり、回復性はない。部分放電が発生した状態で運転を継続すると、ボイドや剥離状態を進展させる恐れがあり、最終的には、絶縁破壊に至る危険性がある。
このため、電気機器で発生する部分放電を検出する手段が種々開発されるようになってきた。例えば、電気機器で発生する部分放電測定精度を向上させるために、2つのセンサを用いて行う方法で、1つは、部分放電による電磁波の検出をアンテナセンサで行い、もう一つは、接地線に流れる電流の検出を電流センサで行い、両センサからの信号を別々に設けられたFFT解析部で、FFT解析し、部分放電の有無を判断する方法である(特許文献1参照。)。
また、電気機器からの部分放電により流れる電流を検出するのには、通常、高周波CTが使用されるが、このCTを使用しないで、電気機器の課電導体に磁界プローブを近づけて、課電導体を通流する部分放電の電流を計測し、その計測結果から部分放電を検出する方法がある(特許文献2参照。)。
特開2005−274440号公報 特開2002−323531号公報
電気機器で発生する部分放電の測定精度を向上させるためには、アンテナセンサと電流センサの2つのセンサを電気機器の近傍に配置して使用する必要があるとともに、両センサで検出した信号をそれぞれ別々に設けられた測定系(A/D変換器、FFT解析部)で処理する必要がある。
また、回転機などの電気機器の接地線には、電流センサ(高周波CT)を比較的容易に取り付けや取り外しができる。しかし、例えば、モールド計器用変圧器では、接地線がフレームパイプや盤内柱にラッチバンド等で固定されている。このため、高周波CTの取り付けや取り外しの作業が大変に困難となり、状況によっては停電を発生させて作業を行なわなければならない問題がある。
さらに、磁界プローブを使用して部分放電を検出する場合には、ノイズ分別が難しく測定精度が低下する問題も生じてくる。
本発明の目的は、上記の事情に鑑みてなされたもので、部分放電発生により接地線に流れる高周波電流により発生する磁界と部分放電発生源から空気中を伝搬してくる電磁波(磁界)の両方を測定することにより、部分放電電磁波であると判定することができる磁界測定による部分放電検出方法を提供することにある。
上記の課題を達成するために、請求項1に係る発明は、電気機器(モールド接地型変圧器)からアースに接続される接地線に沿って測定センサを配置し、この測定センサで接地線に流れるパルス電流により発生する磁界Aと、空間を伝搬してくる磁界Bを捕捉し、これら磁界による信号を、ローノイズアンプ、帯域フィルタ、アンプ、A/D変換器、出力信号検出部、周波数分析部および記憶部からなる磁界出力信号検出装置を介して処理する際に、
前記磁界A,Bを前記周波数分析部で分析し、磁界A,Bが異なる周波数帯範囲に現れる面積がともに閾値以上のときに部分放電有りと判断することを特徴とする磁界測定による部分放電検出方法である。
請求項2に係る発明は、電気機器(モールド接地型変圧器)からアースに接続される接地線に沿って測定センサを配置し、この測定センサで接地線に流れるパルス電流により発生する磁界Aと、空間を伝搬してくる磁界Bを捕捉し、これら磁界による信号を、ローノイズアンプ、分配器、異なる帯域周波数X,Yを有する第1、第2の帯域フィルタ、第1、第2のアンプ、第1、第2のA/D変換器、第1、第2の出力信号検出部および記憶部からなる磁界出力信号検出装置を介して処理する際に、
帯域周波数Xを通過した周波数の範囲信号Aと帯域周波数Yを通過した周波数の範囲信号Bを閾値と比較処理し、両信号とも閾値以上なら部分放電信号と判断しカウントした後、一定時間内のカウント数が閾値以上であれば、部分放電有りと判断することを特徴とする磁界測定による部分放電検出方法である。
請求項3に係る発明は、電気機器(モールド接地型変圧器)からアースに接続される接地線に沿って第1測定センサを配置するとともに、接地線から一定の距離を隔てて第2測定センサを配置し、前記第1測定センサで接地線に流れるパルス電流により発生する磁界Aを捕捉し、第1及び第2測定センサで空間を伝搬してくる磁界Bを捕捉するようにし、第1測定センサにより捕捉した信号を、ローノイズアンプ、分配器、異なる帯域周波数X,Yを有する第1、第2の帯域フィルタ、第1、第2のアンプ、第1、第2のA/D変換器、第1、第2の出力信号検出部および記憶部からなる第1磁界出力信号検出装置を介して処理し、第2測定センサにより捕捉した信号を、ローノイズアンプ、帯域周波数Yを有する帯域フィルタ、アンプ、A/D変換器、出力信号検出部および記憶部からなる第2磁界出力信号検出装置を介して処理する際に、
第1測定センサで捕捉された磁界の周波数帯Yの範囲信号Bと第2測定センサで捕捉された磁界の周波数帯Yの範囲信号B’とを、
次式が成立するとき(範囲信号B/範囲信号B’)>閾値kは、信号を抽出処理し、
この処理後の信号と第1測定センサで捕捉された磁界の周波数帯Xの範囲信号Aとを比較し、両者の信号とも閾値k以上の出力が認められれば、部分放電信号と判断してカウントし、その後、一定時間内のカウント数が閾値以上であれば、部分放電有りと判断することを特徴とする磁界測定による部分放電検出方法である。
本発明によれば、1つのセンサで2つの磁界成分を測定することが可能となる。これにより、アンテナセンサと電流センサの2つを設置し測定したのと同様な効果が得られるとともに、測定系も1つで済む利点がある。
また、接地線に電流センサを取り付ける必要がなく、かつセンサが1つで済むために、作業時間の短縮を図ることができるとともに、安全性の向上も図ることができる。
さらに、実施の形態3では、2つのセンサを使用することで3つの信号から部分放電を判断するため、空中を伝搬するノイズを明確に分別することができ、精度の良い判断が可能となる。
さらにまた、接地線に電流が流れることによる信号、空中を伝搬してくる磁界信号およびノイズを周波数で分別するので、電気機器における部分放電が精度よく判定することができる。
以下本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
[実施の形態1]
図1は本発明の実施の形態1を、モールド接地型計器用変圧器などからなる電気機器の部分放電を測定する場合に適用した概略構成図で、図1において、1はモールド接地型計器用変圧器である。この変圧器1の一方のブッシング2には、ライン側導体3が接続され、他方のブッシング4には、接地線5が接続され、接地線5は、図示しないアース端子に接続される。
11は、微小ループアンテナや磁界プローブなどからなる磁界を検出する測定センサで、この測定センサ11は、接地線5に沿う近傍に配置される。特に、測定センサ11の配置位置は、接地線5に流れるパルス電流6(このパルス電流は部分放電により発生する)による磁界が捕捉できる接地線5の近傍及び向きで、かつ、変圧器1の内部(図示×印の部位)で発生する電磁波(磁界成分)7が捕捉される向きに配置する。
次に、測定センサ11で捕捉される磁界について、図2を参照して述べる。モールド接地型計器用変圧器1の内部(図示×印)で部分放電が発生すると以下の2つの磁界が発生する。
(イ)接地線5にパルス電流6が流れると、このパルス電流6により右ねじの向きに磁界Aが発生し、測定センサ11に入る。この磁界Aの大きさは、接地線5から遠ざかるほど小さくなる。
(ロ)空間(モールド樹脂、空気中)を伝搬する電磁波が発生する。電磁波には、電界成分と磁界成分があり、ここでは、測定センサ11に到達する磁界Bを対象とする。この磁界Bの大きさも発生源から遠ざかるほど小さくなりやがて一定となる。従って、測定センサ11は、上記2つの磁界A,Bを測定することになる。
図3は、上記測定センサ11で検出された磁界から部分放電を測定検出するためのブロック構成図で、図3において、測定センサ11で捕捉された磁界は、ローノイズアンプ12で増幅されて、BPF(帯域フィルタ)13に供給され、ここで不要な周波数成分がカットされる。その後、不要な周波数成分がカットされた磁界信号は、アンプ14で増幅されてからA/D変換器15でデジタル変換され、スペクトラムアナライザ等で構成される出力信号検出部16、周波数分析部17、記憶部18に供給される。その後、処理部19に送られ、部分放電判定部20に供給される。
なお、上記において、磁界出力信号検出装置は、ローノイズアンプ12、BPF13、アンプ14、A/D変換器15、出力信号検出部16、周波数分析部17及び記憶部18から構成される。
次に、前記周波数分析部17の実測値の磁界信号スペクトル出力例を図4(a)に示す。図4(a)において、前記磁界Aは、周波数Xの範囲に現れ、磁界Bは、周波数Yの範囲に現れる。周波数分析部17の出力に現れた磁界信号A,Bは、記憶部18に記憶された後に、処理部19に送られて、次のように処理される。
処理部19では、図4(a)に示された周波数帯Xの範囲の面積SAが閾値以上でかつ、周波数帯Yの範囲の面積SBが閾値以上の場合は、判定部20で部分放電が有りと判断される。
以上により1つのセンサで2つの磁界成分を測定することができるので、これにより、アンテナセンサと電流センサの2つのセンサで測定した場合の部分放電の測定結果と同等の効果が得られることから精度の良い部分放電の検出が可能となる。
[実施の形態2]
図5は本発明の実施の形態2を示すブロック構成図で、図5において、測定センサ11で捕捉された磁界は、ローノイズアンプ22で増幅された後、分配器23に供給されて、2つに分配される。
分配された磁界信号は、第1、第2BPF24,34に供給される。ここで、第1BPF24の周波数帯はXとし、第2BPF34の周波数帯はYとする。第1、第2BPF24,34を通過した周波数帯X,Yの磁界信号は、第1、第2アンプ25,35で増幅されて、第1、第2A/D変換器26,36でデジタル変換された後、オシロスコープ等で構成される第1、第2出力信号検出部27,37で検出される。検出された磁界信号は、記憶部28に供給されて記憶され、その後、処理部29に送られて後述のように処理された後、判定部30にて部分放電かどうかが判定される。
次に処理部29における処理方法について、図6に示すフロチャートを参照して述べる。周波数帯Xの範囲信号Aと、周波数帯Yの範囲信号BをステップS1で比較し、A,B両者の信号とも閾値以上の出力が認められれば(Y)、部分放電信号と判断し、ステップS2でカウントする。
その後、ステップS3で一定時間経過したかを判定し、(Y)なら、ステップS4で一定時間内のカウント数が閾値以上であれば(Y)、部分放電ありと判断し、(N)なら部分放電なしと判断する。
なお、ステップS1の判断で(N)ならステップS3に進み、ステップS3の判断で(N)ならステップS1に処理が戻る。また、ここで言う出力は、1波の波形最大値と最小値の差を表している(Vp−p)。
[実施の形態3]
図7は実施の形態2に測定センサ21を追加し、図4(b)に示す磁界B’を測定する本発明の実施の形態3を示す概略構成図であり、その測定ブロック構成図を図8に示す。図8において、図5の実施の形態2と同一部分には、同一符号を付して示す。
図7において、測定センサ21の配置位置の向きは、接地線5から十分に離れかつ、モールド接地型計器用変圧器1の内部で発生する電磁波(磁界成分)7が捕捉される向きに配置される。
測定センサ21で捕捉された磁界は、図8に示すローノイズアンプ42で増幅され、BPF44へ送られる。BPF44の周波数帯は、第2BPF34の周波数帯Yと同じとする。BPF44を通過した磁界信号は、アンプ45で増幅され、A/D変換器46でデジタル変換されてオシロスコープ等で構成される磁界出力信号検出部47、記憶部48に送られる。
次に記憶部48に送られた磁界信号は、処理部49で処理される。以下処理部49での処理方法について述べる。まず、測定センサ11で捕捉された磁界の周波数帯Yの範囲信号Bと測定センサ21で捕捉された磁界の周波数帯Yの範囲信号B’とを、(範囲信号B/範囲信号B’)>閾値kが成立するときは、信号を残し、不成立のときはノイズと判断し信号を削除する。すなわち、両信号の出力比が閾値k以上の信号を抽出処理する。
この処理後の信号と測定センサ11で捕捉された磁界の周波数帯Xの範囲信号Aとを比較し、両者の信号とも閾値k以上の出力が認められれば、部分放電信号と判断し、カウントする。その後、一定時間内のカウント数が閾値以上であれば、判定部50で部分放電有りと判断する。(図6に示すフローチャートと同様に処理される。)
本発明の実施の形態1を示す概略構成図。 測定センサで捕捉される磁界についての説明図。 実施の形態1における部分放電を測定検出するためのブロック構成図。 磁界スペクトル出力例を示す説明図。 本発明の実施の形態2を示すブロック構成図。 処理部における処理方法を示すフロチャート。 本発明の実施の形態3を示す概略構成図。 実施の形態3における部分放電を測定検出するためのブロック構成図。
符号の説明
1…モールド接地型計器用変圧器
5…接地線
6…パルス電流
7…電磁波
11,21…測定センサ
12,22,42…ローノイズアンプ
13,24,34,44…BPF
14,25,35,45…アンプ
15,26,36,46…A/D変換器
16,27,37,47…出力信号検出部
17…周波数分析部
18、28,48…記憶部
19、29、49…処理部
20,30,50…判定部

Claims (3)

  1. 電気機器からアースに接続される接地線に沿って測定センサを配置し、この測定センサで接地線に流れるパルス電流により発生する磁界Aと、空間を伝搬してくる磁界Bを捕捉し、これら磁界による信号を、ローノイズアンプ、帯域フィルタ、アンプ、A/D変換器、出力信号検出部、周波数分析部および記憶部からなる磁界出力信号検出装置を介して処理する際に、
    前記磁界A,Bを前記周波数分析部で分析し、磁界A,Bが異なる周波数帯範囲に現れる面積がともに閾値以上のときに部分放電有りと判断することを特徴とする磁界測定による部分放電検出方法。
  2. 電気機器からアースに接続される接地線に沿って測定センサを配置し、この測定センサで接地線に流れるパルス電流により発生する磁界Aと、空間を伝搬してくる磁界Bを捕捉し、これら磁界による信号を、ローノイズアンプ、分配器、異なる帯域周波数X,Yを有する第1、第2の帯域フィルタ、第1、第2のアンプ、第1、第2のA/D変換器、第1、第2の出力信号検出部および記憶部からなる磁界出力信号検出装置を介して処理する際に、
    帯域周波数Xを通過した周波数の範囲信号Aと帯域周波数Yを通過した周波数の範囲信号Bを閾値と比較処理し、両信号とも閾値以上なら部分放電信号と判断しカウントした後、一定時間内のカウント数が閾値以上であれば、部分放電有りと判断することを特徴とする磁界測定による部分放電検出方法。
  3. 電気機器からアースに接続される接地線に沿って第1測定センサを配置するとともに、接地線から一定の距離を隔てて第2測定センサを配置し、前記第1測定センサで接地線に流れるパルス電流により発生する磁界Aを捕捉し、第1及び第2測定センサで空間を伝搬してくる磁界Bを捕捉するようにし、第1測定センサにより捕捉した信号を、ローノイズアンプ、分配器、異なる帯域周波数X,Yを有する第1、第2の帯域フィルタ、第1、第2のアンプ、第1、第2のA/D変換器、第1、第2の出力信号検出部および記憶部からなる第1磁界出力信号検出装置を介して処理し、第2測定センサにより捕捉した信号を、ローノイズアンプ、帯域周波数Yを有する帯域フィルタ、アンプ、A/D変換器、出力信号検出部および記憶部からなる第2磁界出力信号検出装置を介して処理する際に、
    第1測定センサで捕捉された磁界の周波数帯Yの範囲信号Bと第2測定センサで捕捉された磁界の周波数帯Yの範囲信号B’とを、
    次式が成立するとき(範囲信号B/範囲信号B’)>閾値kは、信号を抽出処理し、
    この処理後の信号と第1測定センサで捕捉された磁界の周波数帯Xの範囲信号Aとを比較し、両者の信号とも閾値k以上の出力が認められれば、部分放電信号と判断してカウントし、その後、一定時間内のカウント数が閾値以上であれば、部分放電有りと判断することを特徴とする磁界測定による部分放電検出方法。
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