JP2010037801A - 塀材及び塀の構築方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】施工のための労力、時間、経費を抑えることができると共に、高さの自由度が高い塀材を提供する。
【解決手段】塀材1aは、一対の平行な縦枠板11及び縦枠板にそれぞれ直交する上枠板12と下枠板13により形成された枠体、及び枠体の両開口をそれぞれ閉塞する一対のパネル材14を備え、内部に中空空間Sが形成されている木材製の塀材本体と、一対のパネル材を中空空間内で連結する一以上の連結桟材18と、塀材本体の外表面を被覆する防水剤層とを具備し、塀材本体は、高さ150cm〜250cm、幅30cm〜120cm、厚さ10cm〜30cmに形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、塀材、及び、該塀材を用いた塀の構築方法に関するものである。
隣接する住宅の境界、住宅と道路との境界などに設けられ、他者の出入りを防止すると共に視野を遮蔽する塀としては、従来、コンクリートブロック塀や、現場でコンクリートを打設する湿式コンクリート塀が多用されている。また、近年では、プレキャストコンクリートパネルを工場で製造し、現場に輸送して施工する乾式コンクリート塀も用いられている。
上記の従来技術は公然に実施されているものであり、この従来技術が記載された文献を、出願人は本願出願時においては知見していない。
しかしながら、コンクリートブロック塀は、鉄筋を縦横に配設し、モルタルを充填しながらブロックを積み上げて構築するため、現場での作業に多大な手間と時間を要するものであった。また、湿式コンクリート塀の場合も、縦横に鉄筋を組み上げた上で鉄筋を挟むように型枠を設置して型枠内にコンクリートを流し込み、コンクリートが硬化・乾燥してから型枠を取り外すという現場での作業に、多大な手間と時間を要するものであった。そして、長期にわたる現場での作業に伴う騒音や粉塵の飛散により、近隣の住民が迷惑を被るという問題もあった。
一方、乾式コンクリート塀の場合は、現場でコンクリートを硬化・乾燥させる時間を省き、施工期間を短縮することはできるものの、重量物であるプレキャストコンクリートパネルを輸送して現場で施工するために、大型の輸送車やクレーンを必要とすると共に、多人数の作業者を要するという問題があった。加えて、道路幅の狭い住宅地など、大型の輸送車やクレーンが進入できない場所には、プレキャストコンクリートパネルによる塀は施工できないという問題があった。
また、コンクリートブロック塀やコンクリート塀の場合は、倒壊を防止すべく所定の強度を保つために、鉄筋の間隔が法律や設計基準で定められているところ、近年では地震による大きな被害が相次いだことを受けて、耐震性をより高めることに対する社会的要請がある。そのため、より高密度の配筋が求められ、より多くの労力、時間、及びコストがかかるようになって来ているという問題があった。
加えて、コンクリートブロック塀やコンクリート塀では、法律や設計基準で高さが制限されているところ、地震による被害に対するおそれにより、高さを更に低く抑えたいと考える施工業者も多い。そのため、一般的なコンクリートブロック塀やコンクリート塀の高さは150cm程度までに留められているのが現状であり、視野を遮蔽する作用効果が不十分であるという問題もあった。
そこで、本発明は、上記の実情に鑑み、施工のための労力、時間、経費を抑えることができると共に、高さの自由度が高い塀材、及び、該塀材を用いた塀の構築方法の提供を課題とするものである。
上記の課題を解決するため、本発明にかかる塀材は、「一対の平行な縦枠板及び該縦枠板にそれぞれ直交する上枠板と下枠板により形成された枠体、及び該枠体の両開口をそれぞれ閉塞している一対のパネル材を備え、内部に中空空間が形成されている木材製の塀材本体と、一対の前記パネル材を前記中空空間内で連結している一以上の連結桟材と、前記塀材本体の外表面を被覆する防水剤層とを具備し、前記塀材本体は、高さ150cm〜250cm、幅30cm〜120cm、厚さ10cm〜30cmに形成されている」ものである。
「塀材本体」は木材製であるため、「縦枠板」、「上枠板」、「下枠板」及び「パネル材」には木材製の板材が用いられるが、木材の種類は特に限定されない。また、「連結桟材」の材質は特に限定されるものではないが、例えば、木材製の板材または角材、あるいは、中空または中実の金属棒、金属製のアングル材等を使用することができる。なお、「連結桟材」は一対のパネル材を中空空間内で連結しているものであるが、一対のパネル材を連結していると同時に一対の縦枠板を連結している構成、一対のパネル材を連結していると同時に連結桟材と縦枠板とを連結している構成、一対のパネル材を連結していると同時に連結桟材どうしを連結している構成、あるいは、一対のパネル材を連結していると同時に連結桟材と上枠板を連結している構成等とすることもできる。
上記構成の本発明の塀材は、一対の縦枠板、上枠板、下枠板、及び一対のパネル材が一体化された六面構造であるため、各方向から働く応力に対する強度が高い。また、本発明は連結桟材を具備しているため、更に強度が補強され、上記の六面構造が剛性の高い堅固な構造となっている。そして、本発明の塀材は、一対の縦枠板、上枠板、下枠板、一対のパネル材による一体構造であるため、積み上げたブロックが崩壊するおそれを回避し得ないコンクリートブロック塀や、コンクリートに亀裂や割れが生じて崩壊するおそれを回避し得ないコンクリート塀とは異なり、塀材の一部が崩壊するおそれがない。
そして、本発明の塀材は、高強度で部分的に崩壊するおそれがないことに加えて、主に木材製で中空構造であるため、コンクリートブロック塀やコンクリート塀に比べて非常に軽い。そのため、コンクリートブロック塀やコンクリート塀に比べて、高さを大きな値に設定しても、塀材として必要とされる強度を実現することができる。そのため、本発明の塀材は、高さの自由度が高い。
本発明の塀材は、木材製の中空構造で軽いことに加えて、塀材本体が高さ150cm〜250cm、幅30cm〜120cm、厚さ10cm〜30cmのサイズとされているため、輸送のために大型車を必要としないと共に、クレーン等の重機を使用しなくても一〜二名の作業者の人力で扱うことが可能である。そのため、予め塀材を工場で製造し、小型の輸送車で現場に移送して少人数の作業者で塀を容易に構築することができる。これにより、現場での作業期間を短縮し、労力及び経費を低減して塀を構築することが可能となる。また、従来の乾式コンクリート塀の場合では、工場で製造した塀を施工する現場が、大型の輸送車やクレーンが進入できる場所に限定されていたところ、本発明の塀材によれば施工場所を問わず塀を施工することができる。
加えて、本発明の塀材は、塀材本体の外表面が防水剤層で被覆されているため、塀材本体内部への雨水の浸入が防止されていると共に、木材製の塀材本体の腐食が抑制され、塀材の耐用期間が長いものとなっている。
また、本発明の塀材は中空構造であるが、外観からは中空構造であることは分からないため、木材製の単なる板塀に比べて厚みがある分、重厚感を与える塀を構築することができる。更に、塀は住宅の周囲に設けられることが多いが、木材製の単なる板塀の場合は意匠的に釣り合う住宅の様式が和風建築に限定される傾向がある。これに対し、本発明の塀材の場合は、防水剤層の上から仕上げ塗装を施し、あるいは、煉瓦やタイル材等の仕上げ材を施すことにより、木材製の塀でありながら煉瓦塀、石造り塀、コンクリート塀のような外観を呈するものとすることができる。これにより、本発明の塀材によれば、住宅の様式を問わず、洋風建築にも和風建築にもマッチする塀を構築することができる。
本発明にかかる塀材は、「一対の前記パネル材はそれぞれ貫通する開口部を備え、一方の前記パネル材の前記開口部の外周辺及び他方の前記パネル材の前記開口部の外周辺が木材製の前記連結桟材によって連結されていることにより、前記塀材本体の厚さ方向に貫通する孔部が形成されている」ものとすることができる。
コンクリートブロック塀やコンクリート塀は、縦横に鉄筋を配する必要があるため、厚さ方向に貫通する孔部を設けることはできない。なお、コンクリートブロックには、透かしブロックと称される穴開きのものもあるが、ブロックに部分的に設けられる穴の大きさは、小さいものに限定されている。加えて、塀の強度の低下を招くため、透かしブロックが連続して配置されるようにブロックを積み上げることはできない。
これに対し、本発明の塀材は、塀材としての強度を発揮するために鉄筋を配することを必要とせず、内部は中空空間であるため、塀材本体の厚さ方向に貫通する孔部を備える構成とすることが可能である。また、本発明の塀材は上記のように六面構造で強度が高いことに加え、塀材本体の厚さ方向に貫通する孔部は、対向するパネル材の開口部の外周辺どうしが連結桟材で連結されることによって形成されるものであり、この連結桟材は上述のように塀材の剛性や強度を高める作用を奏する構成である。そのため、穴を設けることによって強度が低下してしまうコンクリートブロックとは異なり、本発明では塀材としての強度を低下させることなく、厚さ方向に貫通する孔部を設けることができる。例えば、本発明では、塀材として必要とされる強度を損なうことなく、塀材本体の高さの1/2〜2/3という長い孔部を設けることが可能である。
また、木材製のパネル材に貫通する開口部を設ける作業は容易であるため、種々の形状の開口部を形成することができる。例えば、開口部の形状を、正方形、長方形、菱形、台形、平行四辺形とすることができる。このように、本発明によれば、種々の形状及び大きさの貫通する孔部を窓のように設けることができるため、塀材の意匠性を高めことができると共に、塀材のデザインを多様化することができる。
本発明にかかる塀材は、「前記塀材本体の厚さ方向の中心線は曲線である」ものとすることができる。
コンクリートブロック塀では、塀面が曲面となるようにブロックを積み上げることはできない。一方、コンクリート塀には塀面が曲面のものもあるが、このようなコンクリート塀を構築するためには、側面が曲面状の型枠を予め用意する必要があった。
これに対し、本発明では、塀材を構成する木材製のパネル材自体を湾曲させて、曲面を有する塀材本体を形成することができるため、型枠を用意する労力、時間、及び経費を低減して、曲面を有する塀を構築することが可能となる。そして、曲面を有する塀材を用いることにより、構築される塀の意匠性を高めることができると共に、塀のデザインを更に多様化することができる。
次に、本発明の塀の構築方法は、「前記塀材本体の高さ、幅、及び厚さが規格化された上記の塀材を予め製造し、高さ及び厚さが同一である複数の前記塀材を幅方向に連設する」ものである。
「前記塀材本体の高さ、幅、及び厚さが規格化された上記の塀材」は、高さ、幅、及び厚さが統一されていれば他の要素は異なっていても良く、塀材本体の厚さ方向に貫通する孔部を備える塀材、塀材本体の厚さ方向に貫通する孔部を備えない塀材、塀材本体の横断面が矩形の塀材、塀材本体の厚さ方向の中心線が曲線である塀材など、種々の塀材とすることができる。
上記構成の本発明によれば、塀材本体の高さ、幅、及び厚さを規格化することにより、塀の構築単位となる塀材が工場での大量生産に適したものとなる。そして、本発明では、上述のように、大型の輸送車やクレーンを要することなく少人数の作業者で扱えるサイズの範囲内で、高さ、幅、及び厚さが規格化されるため、工場で製造した塀材を現場に容易に移送し、現場で連設することにより、現場での作業期間、労力、及び経費を低減して塀を構築することができる。
このとき、例えば、高さが大きい値に設定された規格品を使用すれば、視野の遮蔽効果の高い塀を構築することができ、高さが小さい値に設定された規格品を使用すれば、圧迫感を与えることなく敷地を区画する塀を構築することができる。また、塀の長さは、塀材の個数や幅の異なる塀材の組み合わせによって調整することができる。更に、塀材本体の厚さ方向に貫通する孔部を備える塀材や、塀材本体の厚さ方向の中心線が曲線である塀材を、このような構成を有しない塀材と同じサイズ規格で予め製造しておくことにより、これらの塀材を自由に組み合わせて、種々の塀を構築することができる。これにより、工場での大量生産に適した規格品を用いながら、好みや用途に応じて多様な塀を構築することができる。
以上のように、本発明の効果として、施工のための労力、時間、経費を抑えることができると共に、高さの自由度が高い塀材、及び、該塀材を用いた塀の構築方法を提供することができる。
以下、本発明の最良の一実施形態である塀材について、図1乃至図9に基づいて説明する。ここで、図1は本実施形態の基本型塀材1aの構成を示す(a)平面図、(b)正面図、(c)右側面図、(d)a−a線断面図、(e)A−A線断面図であり、図2は本実施形態の窓付き塀材1bの構成を示す(a)平面図、(b)正面図、(c)右側面図、(d)b−b線断面図、(e)B−B線断面図であり、図3は窓付き塀材の種類の説明図であり、図4は本実施形態のアール型塀材1fの構成を示す(a)平面図、(b)正面図、(c)D−D線断面図、(d)右側面図、(e)背面図、(f)d−d線断面図であり、図5はアール型塀材の種類の説明図であり、図6は第一支持部の連結桟材への固定を説明する(a)側面図、(b)平面図であり、図7は支持部材の一体化を説明する説明図であり、図8は本実施形態の塀材を用いて構築された塀を例示する斜視図であり、図9は本実施形態の塀材を用いて構築された塀を例示する平面図である。
本実施形態の塀材は、塀材本体の高さ、幅、及び厚さについて複数の規格が定められており、塀材本体の高さ、幅、及び厚さが統一された複数種類の塀材により構成された塀材シリーズが複数設けられている。以下では、塀材本体の高さ180cm、幅45cm、厚さ10cmに統一された塀材シリーズについて例示する。
本実施形態の塀材シリーズは、基本型塀材1a、塀材本体の厚さ方向に貫通した孔部を備える点で基本型塀材1aと相違する窓付き塀材1b,1c,1d,1e、及び、塀材本体の厚さ方向の中心線が曲線である点で基本型塀材1a及び窓付き塀材1b等と相違するアール型塀材1f,1g,1hによって構成されている。
まず、塀材1a〜1hに共通する基本的な構成を、基本型塀材1aを例にとり図1を用いて説明する。塀材1aは、一対の平行な縦枠板11及び縦枠板11にそれぞれ直交する上枠板12と下枠板13により形成された枠体、及び枠体の両開口をそれぞれ閉塞している一対のパネル材14を備え、内部に中空空間Sが形成されている木材製の塀材本体と、一対のパネル材14を中空空間S内で連結している一以上の連結桟材18と、塀材本体の外表面を被覆する防水剤層とを具備している。また、塀材1a塀材本体の横断面の外形は矩形である。
なお、防水剤層の図示は省略しているが、塀材本体の外表面に防水剤が塗布されていることにより、縦枠板11と上枠板12、及び縦枠板11と下枠板13の継ぎ目は、塀材本体の外表面にはあらわれていない。
塀材1aの構成をより詳細に説明すると、本実施形態では、縦枠板11、上枠板12、下枠板13、及び連結桟材18として、パネル工法のために規格化された木材製の板材を使用している。また、パネル材14としては、日本農林規格で定められた構造用合板を使用している。更に、塀材1aにおける連結桟材18は、一対の縦枠板11及び一対のパネル材14を共に連結する構成であり、本実施形態では五枚が設けられているが、連結桟材18の数及び間隔は、塀材に必要とされる強度に応じ、構造計算に基づいて決定することができる。
また、塀材1aは、少なくとも一つの連結桟材18及び下枠板13に対して固定されていると共に、下枠板13より下方に突出している長尺棒状の支持部材30を具備している(図7参照)。更に、この支持部材30は、連結桟材18に対して固定されている第一支持部31と、第一支持部31の他端が固着されていると共に下枠板13に固定されているジョイント部33と、ジョイント部33に対して着脱可能に連結される第二支持部32とを具備している。
ここで、本実施形態の第一支持部31及び第二支持部32は金属製のパイプによって構成されている。そして、第一支持部31は中空空間S内で四枚の連結桟材18に対して固定されている。具体的には、連結桟材18にはそれぞれ第一支持部31の外径より若干大きい直径の円孔が穿設されており、第一支持部31はこれらの円孔を挿通した上で、固定金具40によって連結桟材18に固定されている。
この固定金具40は、図6に示すように、断面L字形に形成された固定板41と、第一支持部31を巻き締める略U字状の締め付け金具42で構成されている。L字形の固定板41の一面41aは、他の一面41bが第一支持部31の外周面に接する状態で立設するように、連結桟材18に螺子51で留め付けられている。そして、固定板41の立設する面41bには、締め付け金具42の外径より若干大きな直径の小孔41hが二つ穿設されている。一方、締め付け金具42の両端には螺子部42bが設けられている。かかる構成により、略U字状の締め付け金具42を第一支持部31の外周面を囲むように取り付け、締め付け金具42の両端を小孔41hに通した上で螺子部42bをナット52で留め付けることにより、締め付け金具42が第一支持部31を巻き締めた状態で固定板41に固定される。これにより、締め付け金具42及び固定板41を介して、第一支持部31を連結桟材18に対して堅固に固定することができる。
一方、第二支持部32は、螺合によってジョイント部33と着脱可能な構成となっている。本実施形態では、図7(a)に示すように、円筒状のジョイント部33の内周面に螺子溝38が形成されており、第二支持部32の端部には螺子溝38と螺合可能な螺子部37が形成されている。なお、図7(a)では、第二支持部32を一部を切欠いた断面図として図示している。このような構成により、第二支持部32の螺子部37をジョイント部33の螺子溝38と螺合させることにより、図7(b)に示すように、ジョイント部33を介して第一支持部31と第二支持部32を一体化することができる。なお、第二支持部32のパイプ内周面に螺子溝が形成され、ジョイント部33の螺子部と螺合させる構成とすることもできる。
次に、本実施形態の塀材シリーズにおける窓付き塀材1b,1c,1d,1eの基本的な構成について、塀材1bを例にとり図2を用いて説明する。なお、以下では、基本型塀材1aと同様の構成については同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
塀材1bの一対のパネル材14はそれぞれ開口部を備えており、一方のパネル材14の開口部の外周辺、及び他方のパネル材14の開口部の外周辺が連結桟材18によって連結されていることにより、一方のパネル材14の開口部と他方のパネル材14の開口部とが連通すると共に、両パネル材14の開口部間で中空空間Sが連結桟材18によって閉塞され、塀材本体の厚さ方向に貫通する孔部20が形成されている。なお、孔部20の内周面にも防水剤が塗布され、防水剤層が形成されていることにより、連結桟材18とパネル材14との継ぎ目は孔部20の内周面にあらわれていない。
ここで、塀材1bの孔部20は正面視長方形であり、その長さは塀材本体の長さの1/2以上というかなり長いものである。本実施形態では、孔部20を形成するために対向するパネル材14間に配された連結桟材18によって、塀材本体の強度が補強されているため、このように長い孔部20を設けても塀材として必要な強度が損なわれることがない。
なお、本実施形態では、両パネル材14の開口部の外周辺を連結する連結桟材18に加えて、対向するパネル材14を連結すると同時に連結桟材18と縦枠板11とを連結する連結桟材18が設けられており、塀材本体の強度がより高められている。
本実施形態の塀材シリーズは、図3に示すように、長い孔部20を一つ備える上記の塀材1bの他、複数の種類の窓付き塀材1c,1d,1eを備えている。ここで、図3(a)は塀材1b,1c,1d,1eに共通する平面図であり、図3(b)〜図3(e)はそれぞれ塀材1b,1c,1d,1eの正面図であり、図3(f)は塀材1eのC−C線断面図である。ここで、塀材1cは塀材1bと同様に孔部20がかなり長いことに加えて、この孔部20が横方向に二つ設けられている。また、塀材1dは小さめの孔部20が縦方向に複数設けられたタイプである。また、塀材1eは、一方のパネル材14の開口部と他方のパネル材14の開口部の位置が横方向にずれており、図3(f)に示すC−C線断面図から明らかなように、孔部20を介して塀の内部が外部から見え難い効果を奏する塀材である。
次に、アール型塀材1f,1g,1hについて説明する。まず、アール型塀材の基本的な構成を、塀材1fを例として図4を用いて説明する。本実施形態の塀材1fでは、塀材本体の厚さ方向の中心線は、図4(a)に一点鎖線で示すように曲線である。加えて、本実施形態の塀材1fでは、一対のパネル材14’は半径約300mmの円弧状であり、塀材本体の横断面の外形は扇形となっている。
そして、図5に示すように、本実施形態の塀材シリーズはアール型塀材として、孔部20のないタイプである上記の塀材1fの他、長い孔部20を一つ備える塀材1g、及び、小さめの孔部20が縦方向に複数設けられた塀材1hを備えている。ここで、図5(a)は塀材1f,1g,1hに共通する平面図であり、図5(b)〜図5(d)はそれぞれ塀材1f,1g,1hの正面図であり、図5(e)は塀材1gのE−E線断面及び塀材1hのF−F線断面に同一にあらわれる断面図である。
上記構成の塀材1a〜1hは予め工場で製造してから現場に移送し、これらを用いて塀を構築することができる。現場での施工に際しては、まず、第二支持部32をジョイント部33と螺合させることにより、ジョイント部33を介して第二支持部32を第一支持部31と一体化する。そして、第二支持部32を地表に設けられた基礎部に埋設することにより、塀材を立設させることができる。ここで、第二支持部32の基礎部への埋設は、予め縦孔を基礎部に設けておき、第二支持部32を縦孔に挿通した上で縦孔にモルタルを充填することにより行うことができる。あるいは、第二支持部32より若干大径のスリーブ材を予め基礎部に埋設しておき、このスリーブ材に第二支持部32を挿通することによっても、第二支持部32を基礎部に埋設することができる。なお、第二支持部32の基礎部への埋設に加えて、塀材本体の底部を基礎部に埋設することもできる。
塀の構築にあたっては、塀材本体の高さ、幅、及び厚さが規格化された複数の塀材シリーズの中から、高さ及び幅が同一の塀材の複数を選択し、これらを幅方向に連設することにより、高さ及び厚さの揃った塀を構築することができる。例えば、図8に例示するように、複数の基本型塀材1aが連設され、その途中に窓付き塀材1cが配されると共に、塀端にアール型塀材1hが配されるように、それぞれの塀材1a,1c,1hの第二支持部を基礎部Gに埋設して塀100を構築することができる。
アール型塀材は、塀端に配置することにより、例えば図9(a)に平面視で示すように、住宅の入口において門塀として使用することができる。あるいは、図9(b)に示すように、塀の直交する角部にアール型塀材を配置することにより、柔らかな印象を与える塀を構築することができる。また、あるいは、図9(c)に示すように、塀の直線部の途中にアール型塀材を配置することにより、樹木の植栽等を行うことが可能なスペースが設けられた独創的な塀を構築することができる。なお、図9では、孔部20を備えないタイプの塀材1a及び塀材1fを用いて塀を構築する場合を例示しているが、もちろん、孔部20を備える塀材を用いて平面視が同一の塀を構築することもできる。
なお、連設された複数の塀材間は、化粧目地によってシーリングすることができる。また、現場で塀材を連設する前あるいは後に、防水剤層の上から、塀材本体に仕上げ塗装を施し、あるいは、煉瓦やタイル等の化粧材を施すことができる。
上記のように、本実施形態の塀材1a〜1hは、木材製の板材である一対の縦枠板11、上枠板12、下枠板13、一対のパネル材14,14’が一体化された六面構造であるため、各方向から働く応力に対する強度が高いことに加え、連結桟材18を複数具備することにより六面構造が補強されて、剛性の高い堅固な構造となっている。加えて、本実施形態の塀材1a〜1hは、縦枠板11、上枠板12、下枠板13、パネル材14,14’、及び、連結桟材18の全てが木材製であり、しかも中空構造であるために非常に軽い。そのため、180cmという高さであっても、塀材として必要な強度を発揮することができる。
そして、本実施形態の塀材で構築された塀材は、上下方向において一体構造であるため、コンクリートブロック塀とは異なり崩壊するおそれがない。そのため、コンクリートブロック塀やコンクリート塀では実現が難しい180cmの高さの塀を構築することができる。
また、本実施形態の塀材シリーズは、塀材本体の高さ180cm、幅45cm、厚さ10cmという、一〜二名の作業者の人力で扱うことが可能なサイズに統一されている。そのため、予め工場で製造した塀材1a〜1hを、容易に現場に移送し、少人数の作業者により労力及び経費を低減して塀を構築することができる。また、大型の輸送車やクレーンが不要であるため、施工場所を問わず塀を構築することができる。
更に、本実施形態の塀材1a〜1hは、塀材本体の外表面が防水剤層で被覆されているため、塀材本体内部への雨水の浸入が防止されていると共に、木材製の塀材本体の腐食が抑制され、塀材の耐用期間が長いものとなっている。
また、本実施形態の塀材は鉄筋を配する必要がないため、塀材本体の厚さ方向に貫通する孔部20を備える塀材1b〜1e,1g,1hとすることができる。加えて、孔部20を形成するために配される連結桟材18は塀材本体の強度を補強する作用を奏するため、孔部20を設けることによって塀材の強度が低下するおそれがなく、長い孔部20が設けられた塀材1b、1c、1e、1gや、複数の孔部20が形成された塀材1c、1d、1hとすることができる。特に、塀材1b,1c,1e,1gの孔部20の長さは塀材本体の高さの1/2以上であり、従来のコンクリートブロック塀やコンクリート塀では到底実現できない長さの孔部20となっている。これにより、本実施形態の塀材1a〜1hによれば、従来では不可能であったデザインの塀を実現できると共に、塀のデザインを極めて多様なものとすることができる。
また、本実施形態の塀材シリーズは、横断面の外形が矩形である塀材1a,1b,1c,1d,1eに加えて、横断面の外形が扇形である塀材1f,1g,1hをそれぞれ複数種類備えているため、構築される塀の意匠性をより高めることができると共に、塀材のデザインを更に多様化することができる。
そして、本実施形態の各塀材は、塀材本体の高さ、幅、及び厚さが規格化されていることにより、工場での大量生産に適したものとなっている。特に、本実施形態では、パネル工法のために規格化された板材や構造用合板を使用して塀材本体を形成しているため、サイズが規格化された塀材を製造し易く、工場での大量生産により適したものとなっている。
また、本実施形態ではパネル材14として構造用合板を使用しているため、経時的にパネル材に歪み、反り、収縮が生じ難い。そのため、塀材本体の経時的な変形が抑制されていると共に、防水剤層の上から塀材本体に仕上げ塗装やタイル等の仕上げ材を施しても、パネル材14の反り等に起因して仕上げ塗装に亀裂が生じたり、仕上げ材が剥離したりするおそれが有効に低減されている。
加えて、本実施形態の塀材は、孔部20の有無、孔部20の形状、孔部20の数、塀材本体の横断面の外形について複数の種類を有しているため、これらを組み合わせることにより、規格品を用いながら多様な塀を構築することができる。
また、本実施形態の塀材1a〜1hは長尺棒状の支持部材30を有している。そして、支持部材30において下枠材の下方から突出させる第二支持部32が基礎部に埋設される構成であり、第二支持部32は中空空間S内で連結桟材18に固定されている第一支持部31とジョイント部33を介して一体化されているため、支持部材30を介して塀材1a〜1hを基礎部に安定的に支持させることができる。これにより、本実施形態の塀材1a〜1hは180cmと高いのであるが、塀材1a〜1hが倒れることが防止され、耐震性の高い塀を構築することができる。また、長尺棒状の支持部材30という極めて簡易な構成で、塀材1a〜1hを基礎部に対して安定的に支持させることができる。
更に、本実施形態では、ジョイント部33を介して第二支持部32が着脱可能な構成であるため、輸送の際には第二支持部32を塀材本体から取り外しておくことができ、第二支持部32が塀材本体から突出して輸送の邪魔になることを防止することができる。また、第二支持部32が塀材本体から分離可能であるため、輸送の際に塀材本体を容易に梱包することができる。
以上、本発明について好適な実施形態を挙げて説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、以下に示すように、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改良及び設計の変更が可能である。
例えば、上記では、塀材本体のサイズが高さ180cm、幅45cm、及び厚さ10cmに統一された塀材を例示したが、これに限定されず、高さ150cm〜250cm、幅30cm〜120cm、厚さ10cm〜30cmの範囲で塀材本体のサイズが設定された、複数種類の規格品シリーズを設けることができる。特に、上記の実施形態では高さが180cmの塀材を例示しているが、本発明の塀材は、塀材として必要な強度を維持しつつ、高さを250cmまで高めることが可能である。
また、上記では、一つの塀材が一本の支持部材を備える場合を例示したが、これに限定されず、一つの塀材に複数本の支持部材が設けられる構成とすることができる。
更に、支持部材が固定金具で連結桟材に固定される場合を例示したが、これに限定されず、例えば、連結桟材に固定された金属製の金具と金属製の支持部材とが溶接される構成とすることもできる。
加えて、アール型塀材として塀材本体の外形が扇形である場合を例示したが、これに限定されず、塀材本体の外形を略半円形や波形とすることもできる。
本実施形態の基本型塀材1aの構成を示す(a)平面図、(b)正面図、(c)右側面図、(d)a−a線断面図、(e)A−A線断面図である。 本実施形態の窓付き塀材1bの構成を示す(a)平面図、(b)正面図、(c)右側面図、(d)b−b線断面図、(e)B−B線断面図である。 窓付き塀材の種類の説明図である。 本実施形態のアール型塀材1fの構成を示す(a)平面図、(b)正面図、(c)D−D線断面図、(d)右側面図、(e)背面図、(f)d−d線断面図である。 アール型塀材の種類の説明図である。 第一支持部の連結桟材への固定を説明する(a)側面図、(b)平面図である。 支持部材の一体化を説明する説明図である。 本実施形態の塀材を用いて構築された塀を例示する斜視図である。 本実施形態の塀材を用いて構築された塀を例示する平面図である。
符号の説明
1a,1b,1c,1d,1e,1f,1g,1h 塀材
11 縦枠板
12 上枠板
13 下枠板
14 パネル材
18 連結桟材
20 孔部
S 中空空間

Claims (4)

  1. 一対の平行な縦枠板及び該縦枠板にそれぞれ直交する上枠板と下枠板により形成された枠体、及び該枠体の両開口をそれぞれ閉塞している一対のパネル材を備え、内部に中空空間が形成されている木材製の塀材本体と、
    一対の前記パネル材を前記中空空間内で連結している一以上の連結桟材と、
    前記塀材本体の外表面を被覆する防水剤層とを具備し、
    前記塀材本体は、高さ150cm〜250cm、幅30cm〜120cm、厚さ10cm〜30cmに形成されている
    ことを特徴とする塀材。
  2. 一対の前記パネル材はそれぞれ貫通する開口部を備え、一方の前記パネル材の前記開口部の外周辺及び他方の前記パネル材の前記開口部の外周辺が木材製の前記連結桟材によって連結されていることにより、前記塀材本体の厚さ方向に貫通する孔部が形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の塀材。
  3. 前記塀材本体の厚さ方向の中心線は曲線であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の塀材。
  4. 前記塀材本体の高さ、幅、及び厚さが規格化された請求項1に記載の塀材を予め製造し、高さ及び厚さが同一である複数の前記塀材を幅方向に連設することを特徴とする塀の構築方法。
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